JP2010108329A - 来訪者管理システム - Google Patents

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隆司 太田
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Abstract

【課題】複数のサービス窓口を備えた窓口業務を有する施設において、該施設への来訪者を来訪目的に応じたサービス窓口へ効果的に案内する来訪者管理システムを提供する。
【解決手段】撮像手段4が来訪者の入場を撮像すると、情報処理装置2はその情報を受信し、人物と検知すると、同来訪者にID番号を付与し、来訪者の追尾を開始させ、受付手段5は、前記来訪者のID番号と来訪目的及び生体情報から成る来訪者情報を情報処理装置へ送信し、同情報処理装置2は前記来訪者情報を関連付けて記録し、該当するサービス窓口の窓口業務手段7へ来訪者情報を送信し、案内表示手段6は、撮像手段の来訪者の追尾情報に対応して適切なサービス窓口への案内表示を順次行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のサービス窓口を備えた窓口業務を有する施設への来訪者を、来訪目的に応じたサービス窓口へ効果的に案内する来訪者管理システムに関する。
従来から、複数のサービス窓口を備えた窓口業務を有する、たとえば銀行や役所、病院等の施設の来訪者管理システムとしては、来訪者に受付端末を操作させて来訪目的や来訪者情報を入力させると、同来訪者へ来訪順に受付番号を付与し、前記付与した受付番号を番号表示器に表示して、前記来訪者を目的とするサービス窓口へ呼び出すことが広く実用に供されている。
そうした発明として例えば下記の特許文献1には、予め来訪者情報を登録し記録したICタグを来訪者へ付与し、来訪者が施設内へ入場すると前記ICタグの来訪者情報を読み取り、来訪者の人物特定を行う事で、適切な案内をいち早く行うシステムが開示されている。特に、来訪者をサービス窓口へ案内するシステムとしては、前記ICタグを所持する特定の来訪者の位置を、ICタグリーダーで所定の間隔毎に読み取り、その位置を追尾することで、どの場所に待機しているかを認識する。そして、係員は前記来訪者が待機している事を目視し、音声による呼出手段で該当するサービス窓口又は窓口端末へ呼び出すことが記載されている。
特開2006−18614号公報
上記特許文献1の発明は、ICタグを付与した特定の来訪者のみに適用されるシステムであり、ICタグを持たない一般の来訪者には全く適用できないものであるが、ICタグを随時読み取ることで特定の来訪者の位置を把握している点は認められる。しかし、ICタグによる位置把握の後、係員によって前記来訪者の位置を目視により確認し、音声により該当サービス窓口又は窓口端末へ呼び出すことには、以下のような問題点がある。
先ず、これらの案内システムが実施される役所や病院などの施設は、非常に大きく広い。したがって、来訪者が目視できない場所にいる場合、係員は走り回って探さなければならない面倒さがある。また、ICタグの読み取りは、低周波によるものであるため、読み取りができなかったり、他のICタグとの誤認を引き起こすこともあり、正確に追尾し位置を把握する点に不安材料がある。
更に、上記の施設においては、広いだけでなく来訪目的も多岐にわたり、処理するサービス窓口の数や、各サービス窓口に設置されている窓口処理端末も非常に多い。したがって、来訪者は例えば「3階6番窓口へお越しください」と音声により呼び出されると、施設内にある施設全体図から現在位置と目的とするサービス窓口の位置を見つけ出し、道順を頭に入れた上で、施設内を移動しながら複数あるサービス窓口の中から探し出す必要がある。つまり、目的とするサービス窓口の場所を来訪者自身が認識し把握し行動しなければならず、来訪者が該当するサービス窓口にたどり着くまでには無駄な時間を要することになる。更に、迷ったりする場合には相当な時間のロスが生じる。この点は、ICタグ等を有する特定の来訪者と、持たない一般の来訪者に関係なく共通に生じる問題点である。
したがって、サービス窓口での待ち時間が相対的に増しスムーズな窓口業務に支障をきたす要因となっている。
近年、高齢化社会となっており年配の来訪者が増してきていることから、誰でも容易に目的とするサービス窓口へたどり着くようなシステムが要望されている。
したがって、本発明は、上記問題点を鑑み、来訪者の移動に対応して適切な案内を随時行い、特定の来訪者でなくても誰でも容易に、且つ確実に所望のサービス窓口までスムーズにたどり着けて、サービス窓口では待ち時間を最小限にして効率の良いサービスを受けられる来訪者管理システムを提供することにある。
上述した従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る来訪者管理システムは、
複数のサービス窓口を備えた窓口業務を有する施設への来訪者を、来訪目的に応じたサービス窓口へ効果的に案内する来訪者管理システム1であって、
前記来訪者管理システム1は、受付管理サーバー群20を有し、来訪者の行動情報を一連に管理する情報処理装置2と、該情報処理装置2と通信ネットワーク3を介して接続し、来訪者の入場を検知し、施設内の移動、退場までを追尾する撮像手段4と、同来訪者に来訪目的を入力させると共に来訪者の生体情報を取得し、来訪者に前記入力に対応するサービス窓口の受付番号等を付与する受付手段5と、同来訪者を前記受付手段の入力に対応するサービス窓口へ順次案内表示する案内表示手段6と、来訪者の受付番号の表示、呼出しを行い窓口業務を処理する窓口業務手段7とを備え、
前記撮像手段4が来訪者の入場を撮像すると、情報処理装置2はその情報を受信し、来訪者と検知すると、同来訪者にID番号を付与し、来訪者の追尾を開始させること、
前記受付手段5は、前記来訪者のID番号と来訪目的及び生体情報から成る来訪者情報を情報処理装置2へ送信し、同情報処理装置2は前記来訪者情報を関連付けて記録し、該当するサービス窓口の窓口業務手段7へ前記来訪者情報を送信すること、
前記案内表示手段6は、上記撮像手段の来訪者の追尾情報に対応して適切なサービス窓口への案内表示を順次行うこと、
を特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した来訪者管理システムにおいて、
情報処理装置2は、来訪者が来訪目的に適切な区域に侵入したことを検知すると、該当する案内表示手段6に適切な案内を表示させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載した来訪者管理システムにおいて、
受付手段5には、来訪者の顔画像を生体情報として取得する撮影部50を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1に記載した来訪者管理システムにおいて、
窓口業務手段7は、来訪者に付与した受付番号を表示し呼出す受付番号表示器71と、来訪者情報を基に窓口業務を処理する窓口処理端末70とから成ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2に記載した来訪者管理システムにおいて、
情報処理装置2は、来訪者が来訪目的に適切な区域を出ると退場したと判断し、追尾を終了し、来訪者管理システム1が来訪者情報のうち個人を特定する情報を削除させることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1に記載した来訪者管理システムにおいて、
来訪者管理システム1は、来訪者が受付手段を操作せずに移動していること、又は立ち入り禁止区域内に進入したことを撮像手段4により検知すると、警告手段8へ警告信号又は誘導信号を発信して注意を喚起することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1に記載した来訪者管理システムにおいて、
情報処理装置2は、火災報知器、地震報知器等の災害報知手段と通信ネットワーク3を介して接続されており、前記災害報知手段9からの災害信号を受け取ると、避難口へ案内する表示を案内表示手段6へ表示させることを特徴とする。
請求項1〜5に記載した発明に係る来訪者管理システム1の情報処理装置2は、撮像手段4が来訪者の入場を撮像すると、同来訪者情報にID番号を付与し、受付手段5により取得した来訪目的と生体情報を、前記ID番号と関連付けて記録格納し、前記案内表示手段6に上記撮像手段4からの来訪者の撮像情報に対応して来訪者の目的とするサービス窓口への案内表示を順次行わせるので、特定の来訪者でなくても誰でも容易に、且つ確実に目的とするサービス窓口までスムーズに辿り着くことができ効率良くサービスが受けられる。また、情報処理装置2は、来訪者が予め定めた区域に進入したことを検知すると、案内表示手段6に適切な案内表示を表示させるので来訪者の移動に対応した案内を随時行え、来訪者は案内人に案内されるが如くに安心して移動することができる。
請求項6及び7記載の発明によれば、来訪者管理システム1は、来訪者が受付手段5を操作せずにサービス窓口へ移動していること、又は立ち入り禁止区域5内に侵入したことを検知すると、警告手段8へ誘導信号・警告信号を発信して注意を喚起するので、係員又は案内表示手段6により来訪者を適切な順路へ迅速に誘導できると共に、不審者又は侵入者をいち早く発見し事件を未然に防止することができる。したがって、セキュリティーの向上という効果を奏する。
また、情報処理装置2は、火災報知器、地震報知器等の災害報知手段と接続され、前記災害報知手段9から災害信号を受け取ると、避難口等へ適切に案内する案内表示を案内表示手段6へ表示させる構成であるため、災害時に来訪者を安全に避難させることができる。因みに、撮像手段4により施設内の来訪者の位置を正確に把握しているため、逃げ遅れ等がないかを確実に確認しながら案内表示ができる。したがって災害安全システムとしても高い機能を発揮できる。
本発明は、複数のサービス窓口を備えた窓口業務を有する施設への来訪者を、来訪目的に応じたサービス窓口へ効果的に案内する来訪者管理システムである。
前記来訪者管理システム1は、受付管理サーバー群20を有し、来訪者の行動情報を一連に管理する情報処理装置2と、該情報処理装置と通信ネットワークを介して接続し、来訪者の入場から退場までを撮像する撮像手段4と、同来訪者に来訪目的を入力させると共に来訪者の生体情報を取得し、来訪者に前記入力に対応するサービス窓口の受付番号等を付与する受付手段5と、同来訪者を前記受付手段の入力に対応するサービス窓口へ順次案内表示する案内表示手段6と、来訪者の受付番号の表示、呼出しを行い窓口業務を処理する窓口業務手段7とを備えている。
前記撮像手段4は、来訪者の入場を撮像すると、情報処理装置はその情報を受信し、人物と検知すると、同来訪者にID番号を付与し、来訪者の追尾を開始させる。
前記受付手段5は、前記来訪者のID番号と来訪目的及び生体情報から成る来訪者情報を情報処理装置2へ送信し、同情報処理装置2は前記来訪者情報を関連付けて記録し、該当するサービス窓口の窓口業務手段7へ前記来訪者情報を送信する。
前記案内表示手段6は、上記撮像手段からの来訪者の追尾情報に対応して適切なサービス窓口への案内表示を順次行う。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1、図2は、本発明の実施例に係る来訪者管理システム1の概略構成例を説明するための図であって、図1は通信ネットワークにおける構成を示し、図2は関連機器の配置位置を模式的に示した平面図である。
前記来訪者管理システム1は、受付管理サーバー群20を有し、来訪者を検知しその行動を一連に追尾し、後記する各手段へ適切な指示を行う情報処理装置2(以下、単にホストコンピュータ2ということもある。)と、同情報処理装置2と通信ネットワーク3(LAN)を介して接続されている、来訪者の入場から退場までを撮像する撮像手段4と、同来訪者に来訪目的を入力させると共に来訪者の生体情報を取得し、来訪者に前記入力に対応する受付番号等を付与する受付手段5と、来訪者を前記受付手段5の入力に対応するサービス窓口へ順次案内表示する案内表示手段6と、来訪者の受付番号の表示、呼出しを行い窓口業務を処理する窓口業務手段7とから構成されている。上記LANに代えて、例えば当該会社のエクストラネット、イントラネットその他の電気通信回線によって実施することもできる。
上記構成の来訪者管理システム1を更に具体的に説明する。
上記情報処理装置2は、来訪者管理システム1の作業流れを総括するCPU(中央演算処理装置)を有するホストコンピュータであり、受付管理サーバー群20を有している。この受付管理サーバー群20は、来訪者のID番号、受付番号、生体情報、来訪目的等からなる来訪者情報を関連付けて記録格納し、来訪者の入場人数の情報、各サービス窓口での待ち時間、待ち人数情報などをそれぞれ記録格納するデータベースサーバ21と、前記撮像手段4が出入口Eにおいて来訪情報を撮像すると、人物の上下の歪みから、頭と足の3点を認識して人物と検知し、その来訪者へID番号を付与して人物特定する来訪者特定サーバー22と、ID番号を付与された来訪者の行動の動線を追尾し、その情報を一連に記録し、来訪者が来訪目的に適切な区域(1〜4)に進入すると、該当する案内表示手段6に適切な案内表示を表示させる行動追跡サーバー23とから構成されている。
前記撮像手段4は、いわゆるカメラであり特に広角撮影に供される魚眼レンズを備えたカメラを使用している。
上記の撮像手段4は、二箇所の出入口E、Eの上方に設置され入退場区域1又は2を撮影する出入口カメラ40a、40bと、施設内に設置され窓口区域4を撮影する施設内カメラ40Cとから構成されている。図示例では、図面の大きさの関係から施設内カメラ40Cは一箇所にしか設置されていないが、この限りではなく、施設の大きさに伴い、来訪者が移動する施設内の全範囲を撮影可能な数が設置される。
前記受付手段5は、銀行や役所等で一般的に使用されている受付端末のことである。この受付手段5は、来訪者が受付手段5の前に立ったときに来訪者の生態情報として顔を撮影する撮影部50と、来訪者の来訪目的を選択入力できるタッチパネル表示器などの来訪目的入力部51と、前記来訪目的の入力に対応した受付番号を発行し、同受付番号とサービス窓口名とを印字などして発券する発行部52とから構成されている。因みに、前記撮影部50で撮像される画像としては、転送による画像の劣化が少ないJPEG2000形式(登録商標)であることが好ましい。
前記案内表示手段6は、液晶表示器等であり、誰でも見やすいユニバーサルデザインとして推奨されている白画面で表示することが好適実施される。
この案内表示手段6は、上記撮像手段4が撮像した来訪者の撮像情報に対応して行動追跡サーバー23から案内表示信号を受信し、適切な案内表示を表示する構成である。
この案内表示手段6は、入退場区域1、2内に設置され出入口E、Eを通過する利用者に向けて表示される出入口案内表示板60a、60bと、窓口区域4内に設置され施設内を移動する来訪者へ案内表示する施設内案内表示板61aと、サービス窓口付近にいる来訪者に向けて案内表示する施設内案内表示板61bと、やはり窓口区域4内に設置されサービス窓口に到着し待合席Mで待っている来訪者へ向けて案内表示する窓口案内表示板62とから成る。
これらの案内表示板の表示形態としては、前記出入口案内表示板60a、60bは、図3A、Bに示すように「受付はこちらです→」や「出口はこちらです→」などが表示される。前記施設内案内表示板61a、61bは、図3C、Dに示す表示形態であり、特に同案内表示板61aは、受付手段5の操作をした直後の来訪者への案内が目的であり、「番号カードをお取りの方、待合席はこちらです→」などの表示や、併せて該当するサービス窓口の位置を示す施設全体図が表示される。対して同案内表示板61bは、サービス窓口の近くに来た来訪者を待合席Mへ案内することが目的であり、例えば「○○課です。番号が呼ばれるまで待合席でお待ち下さい」などの表示がなされる。
前記窓口案内表示板62は、待合席Mにおり窓口業務手段7から呼び出された来訪者の該当する窓口処理端末70(後記する)へ適切に案内することが目的であり、例えば「1番の方○○課はこの角を右に行って下さい」などの表示がなされる。
前記窓口業務手段7は、来訪者に付与した前記受付番号を表示して呼出す受付番号表示器71と、来訪者情報を基に窓口業務を処理する窓口処理端末70とから成る。
前記受付番号表示器71は、常に例えば9人分(一画面を3×3に区分けする)の受付番号が表示されており、処理状況が分かるようにされていると共に、該当する来訪者の受付番号を呼出す際には、同受付番号のみが大きく表示され、且つ内蔵されたスピーカーから音声による呼出を同時に行う。窓口処理端末70は、表示画面上に来訪者の受付番号と顔画像等の来訪者情報が表示されており、本人確認を基に窓口業務を処理する。また、窓口業務が終了した際には、その情報を情報処理装置2へ送信しデーターベースサーバー21へ記録格納させる。
上述した来訪者管理システム1は、この限りではなく施設の業種及び作業量に適した配置又は表示に適宜変更して実施することが好ましい。
次に、上記構成とした来訪者管理システム1の作業流れを図4のフローチャートから説明する。
先ず、ステップ10(以下、単にSTと省略する)で、出入口カメラ40a、40bが出入口E、Eから来訪者の入場を撮像すると、情報処理装置2はその情報を受信し、頭と足の3点の動きから人物(来訪者)と検知すると(YES)、同情報処理装置2の来訪者特定サーバー22が同来訪者にID番号が付与されているかをデーターベースサーバー21を照合して行う(ST11)。
ID番号が付与されていない(NO)場合には、来訪者特定サーバー22は来訪者の入場を認識し、直ちにID番号を付与する(ST12)と共に、施設内の入場人数を加算しデーターベースサーバー21へ記録格納する(ST13)。すると、行動追尾サーバー23は来訪者のマーキングを行ってその動線の追尾を開始し、同来訪者の動線の追尾を逐一記録し監視する(ST14)。同時に、前記出入口案内表示板60a又は60bに、受付手段5へ案内する表示をさせる(ST15)(図3A参照)。
上記ST11で、ID番号が既に付与された来訪者である場合には(YES)、追尾を続け、来訪目的に適切な区域即ち入退場区域1又は2から出た場合には退場したと判断する(ST16)。すると、来訪者管理システム1は前記来訪者のID番号、顔画像、来訪目的等の来訪者情報のうち個人を特定する情報であるID番号、顔画像をデーターベースサーバー21及び窓口処理端末70などシステム上に記録されたすべての同情報を削除し(ST17)、入場人数を減算する(ST18)。したがって、来訪者情報は来訪者が退場した時点で消去されるため、個人情報などの漏えいや流失などのプライバシー問題の発生を止めることができる。但し、個人の特定には及ばない受付に係る情報、例えば前記受付番号、来訪目的、所要時間等の情報は、施設の窓口処理情報の算出に利用される。
来訪者が前記出入口案内表示板60a又は60bに表示された受付手段5への案内表示を見て、ST19で受付手段5の操作を開始すると(YES)、撮影部50が来訪者の顔画像を生体情報として撮影する(ST20)。そして、来訪者が来訪目的入力部51を操作して来訪目的を入力すると(YES)(ST21)、受付手段5は受付番号を付与し(ST22)同受付番号と顔画像を情報処理装置2へ送信する。すると、情報処理装置2は前記ID番号、顔画像、受付番号、来訪目的(該当窓口名)を関連付けて来訪者情報としてデーターベースサーバー21へ記録格納する(ST23)。その後、情報処理装置2は、上記関連付けた来訪者情報を上記入力された来訪目的に対応する窓口業務手段7へ送信し(ST24)、来訪者へ受付番号を印字した紙を発行する。そして、ST25で来訪者が受付番号の紙を取り、受付手段5から離れると、施設内案内表示板61aへ該当するサービス窓口までの案内が表示され、来訪者がサービス窓口に到着すると、施設内案内表示板61bには待合席Mへの案内が表示される。それぞれの表示は、来訪者の追尾情報に対応して表示される(図3C、D参照)。表示手法としては、来訪者が施設内案内表示板61a及び61bに近づく、又は、施設内カメラ40cの撮影範囲である窓口区域4内に予め定めたラインを超えると、同表示板61a及び61bに表示させる手法が好適に実施される。
前記ST25で、情報処理装置2が施設内案内表示板61bに待合席Mへの案内を表示させると、ST26で窓口業務手段7による窓口処理が開始され、来訪者の処理順が近づくと受付番号表示器71にこの来訪者の受付番号が表示される。但し、本実施例では一画面上に表示できる人数は9人である。
ST27で前記来訪者の処理順になると受付番号表示器71は、その番号を大きく表示し、且つ音声案内を行って来訪者を呼び出す。すると、連動して上記行動追跡サーバー23は窓口案内表示板62に該当するサービス窓口のどの窓口処理端末70へ行けばよいかの案内を表示させる(ST28)(図3E参照)。
この来訪者が該当する窓口処理端末70へ到着すると、窓口処理端末70の画面上には来訪者の顔画像、受付番号等の来訪者情報が表示される(ST29)、すると、窓口処理担当員が来訪者本人の顔と画面上の顔画像とを比較して本人かを認証する(ST30)。本人ではない場合には(NO)、ST27へ飛んで、再度、受付番号を表示して来訪者の呼出と案内表示を行う。本人である場合には(YES)、ST31で窓口業務処理を実行し、窓口業務を終了させる。
前記来訪者が窓口業務を終了し、ST32で該当するサービス窓口を離れると、窓口区域4内の移動を追尾し、その移動に対応して施設内案内表示板61a、60bに出入口Eへの案内を表示させる(ST33)。
来訪者が出入口Eへ向かって前記区域4を離れ、入退場区域1又は2へ進入すると情報処理装置2が来訪者と検知し(ST10)、上述したST11でID番号有りと認識され、出入口案内表示板60a、60bに出入口Eへの案内が表示される(図3B参照)と共に、上記ST16〜ST18のステップが順次実施される。
上記のような一連のステップを実施することで、来訪者は入場から目的とするサービス窓口まで、迷うことなくスムーズに辿り着くことができ、退場まで案内するので、まるで案内人が案内しているが如くに安心して施設を利用することができる。特に高齢者の人には有益なシステムである。
本実施例1では、来訪者の追尾と案内が理解しやすいように、来訪者が目的とする窓口業務を一つと仮定して説明したが、複数ある場合も同様に実施される。
その場合、ST21で来訪者が複数の窓口業務を入力すると、情報処理装置2はデーターベースサーバー21に格納されている、各サービス窓口での待ち時間、待ち人数とマッチメイクし、空いているサービス窓口順を算出し、ST24で同窓口順情報を盛り込んだ来訪者情報をそれぞれの窓口業務手段7へ送信すると共に、来訪者に来訪する窓口順と受付番号を印字した紙を発行する。そして、一つの窓口業務が終了すると、案内表示手段6の施設内案内表示板61a及び61bに次のサービス窓口までの案内表示を行わせることが好適実施される。
次に、請求項5に記載した発明に係る来訪者管理システムを実施例2として図面に基づいて説明する。
本実施例2は、実施例1と略同様の技術的思想に基づいており、以下、その相違点を中心に説明する。実施例2は、特に来訪者を適切な順路へ迅速に誘導できると共に、不審者又は侵入者をいち早く発見し事件を未然に防止することを特長としている。
したがって、実施例2の来訪者管理システム1は、来訪者が受付手段5を操作せずにサービス窓口へ移動していること、又は立ち入り禁止区域5内へ進入したことを検知すると、警告手段8へ誘導信号・警告信号を発信する構成を具備している(図1参照)。
以下に、実施例2の特長を示す図5のフローチャートから作業流れを説明する。図面上に記載された、案内表示手段6の案内表示の説明は、実施例1と同じであるため詳しい説明は排除する。また、一連の流れは実施例1と同様であり、具体的な流れは省略する。
先ず、サブステップ101(以下単にSBと略す。)で、来訪者が図2に示す入退場区域1又は2に進入したことを出入口カメラ40aと40bが撮像し、情報処理装置2が来訪者であると検知すると、出入口案内表示板60a又は60bに受付手段5へ移動する案内表示をさせる(SB102)。
来訪者が前記案内通りに受付手段5が設置されている受付区域3へ進入していない場合(NO)、情報処理装置2は、SB104で前記警告手段8へ誘導信号を発信し、係員に来訪者を受付手段5へ向かうように誘導させる。前記警告手段8は、係員が駐在する場所に設置されているセキュリティーシステムに組み込んだ物でも良いし、係員が携帯できる程度の大きさの受信機であってもよい。
更に、立ち入り禁止区域5へ侵入していないか行動追跡サーバー23で確認し(SB105)、侵入している場合(YES)、警告信号を警告手段8又は既設の警告装置(図示省略)へそれぞれ発信し、係員には適切な防衛処置を促し、来訪者には避難を促す(SB106)。
SB103で来訪者が受付区域3へ進入した場合(YES)は、実施例1と同様に施設内案内表示板61aに窓口業務手段7(サービス窓口)へ案内表示がなされる。
次に、SB108で前記案内表示通りに来訪者が窓口区域4内へ進入していない場合は(NO)、上記SB104〜SB106までの誘導・警告ステップを繰り返す。
前記窓口区域4内へ進入している場合には(YES)、受付番号表示器71に来訪者の受付番号を表示し、窓口案内表示板62で該当する窓口処理端末70への案内表示を行う(SB109)。SB110で来訪者が窓口業務処理を終了すると(YES)、前記区域4、1又は2へ進入したかの追尾を行う。前記全ての区域に進入し(SB111)(YES)、更に、入退場区域1又は2の外に出た場合(SB112)、来訪者は退場したと判断し、全ステップを終了する。前記入退場区域1又は2を出ていない場合(NO)、SB113で設定時間内か、つまり施設の業務終了時間内であるかどうかをチェックし、設定時間内であれば(YES)、SB111で進入したかの追尾を続ける。設定時間内を超えている(閉館時)場合(NO)には、上記SB106へ飛び係員に警告信号が発信される。
上記ステップにより、来訪者を正しい順路へ即座に案内し、待ち時間のロスを最小限にとどめるだけでなく、立ち入り禁止区域5内へ入る不審者や侵入者をいち早く確認して、事件を未然に防ぐというセキュリティーシステムの向上という効果がある。
本発明の実施例は上記の限りではなく、災害安全システムとして高い機能を具備させることができる。
つまり、実施例3の来訪者管理システムは、上記情報処理装置2に、火災報知器、地震報知器等の災害報知手段9を通信ネットワーク3を介して接続し、前記災害報知手段9から災害信号を受け取ると、避難口等へ適切に案内する案内表示を案内表示手段6へ表示させる構成とした。
したがって、災害時に来訪者を安全に避難させることができるし、撮像手段4により施設内の来訪者の位置を正確に把握しているため、逃げ遅れ等がないかを確実に確認しながら適切な案内表示ができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は、実施例の内容に何ら限定されるものではない、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、いわゆる当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。来訪者情報を取得する方法として受付番号カード、ICタグ付きカード、市民カード、住民登録カードなどを用いて実施することもできる。
本発明に係る来訪者管理システムの概略構成を示したブロック図である。 本発明に係る来訪者管理システムの施設内における配置の一例を示す平面図である。 A〜Eは案内表示手段のそれぞれの表示形態を示す参考図である。 実施例1に記載した来訪者管理システムの作業流れを示すフローチャートである。 実施例2に記載した来訪者管理システムの作業流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 来訪者管理システム
2 情報処理装置(ホストコンピュータ)
3 通信ネットワーク
4 撮像手段
40a、40b 出入口カメラ
41c 施設内カメラ
5 受付手段
50 撮影部
51 来訪目的入力部
52 発行部
6 案内表示手段
60a、60b 出入口案内表示板
61a、61b 施設内案内表示板
62 窓口案内表示板
7 窓口業務手段
70 窓口処理端末
71 受付番号表示器

Claims (7)

  1. 複数のサービス窓口を備えた窓口業務を有する施設への来訪者を、来訪目的に応じたサービス窓口へ案内する来訪者管理システムであって、
    前記来訪者管理システムは、受付管理サーバー群を有し、来訪者の行動情報を一連に管理する情報処理装置と、該情報処理装置と通信ネットワークを介して接続し、来訪者の入場から退場までを撮像する撮像手段と、同来訪者に来訪目的を入力させると共に来訪者の生体情報を取得し、来訪者に、前記入力に対応するサービス窓口の受付番号等を付与する受付手段と、同来訪者を前記受付手段の入力に対応するサービス窓口へ順次案内表示する案内表示手段と、来訪者の受付番号の表示、呼出しを行い窓口業務を処理する窓口業務手段とを備え、
    前記撮像手段が来訪者の入場を撮像すると、情報処理装置はその情報を受信し、人物と検知すると、同来訪者にID番号を付与し、来訪者の追尾を開始させること、
    前記受付手段は、前記来訪者のID番号と来訪目的及び生体情報から成る来訪者情報を情報処理装置へ送信し、同情報処理装置は前記来訪者情報を関連付けて記録し、該当するサービス窓口の窓口業務手段へ前記来訪者情報を送信すること、
    前記案内表示手段は、上記撮像手段の来訪者の追尾情報に対応して適切なサービス窓口への案内表示を順次行うこと、
    を特徴とする、来訪者管理システム。
  2. 情報処理装置は、来訪者が来訪目的に適切な区域に進入したことを検知すると、該当する案内表示手段に適切な案内を表示させることを特徴とする、請求項1に記載した来訪者管理システム。
  3. 受付手段には、来訪者の顔画像を生体情報として取得する撮影部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載した来訪者管理システム。
  4. 窓口業務手段は、来訪者に付与した受付番号を表示し呼出す受付番号表示器と、来訪者情報を基に窓口業務を処理する窓口処理端末とから成ることを特徴とする、請求項1に記載した来訪者管理システム。
  5. 情報処理装置は、来訪者が来訪目的に適切な区域を出ると退場したと判断し、追尾を終了し、来訪者管理システムが来訪者情報のうち個人を特定する情報を削除させることを特徴とする、請求項1又は2に記載した来訪者管理システム。
  6. 来訪者管理システムは、来訪者が受付手段を操作せずに移動していること、又は立ち入り禁止区域内に侵入したことを撮像手段により検知すると、警告手段へ警告信号又は誘導信号を発信して注意を喚起することを特徴とする、請求項1に記載した来訪者管理システム。
  7. 情報処理装置は、火災報知器、地震報知器等の災害報知手段と通信ネットワークを介して接続されており、前記災害報知手段からの災害信号を受け取ると、避難口へ案内する表示を案内表示手段へ表示させることを特徴とする、請求項1に記載した来訪者管理システム。
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