JP2010107993A - 鍵盤楽器 - Google Patents
鍵盤楽器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010107993A JP2010107993A JP2009280463A JP2009280463A JP2010107993A JP 2010107993 A JP2010107993 A JP 2010107993A JP 2009280463 A JP2009280463 A JP 2009280463A JP 2009280463 A JP2009280463 A JP 2009280463A JP 2010107993 A JP2010107993 A JP 2010107993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- sound
- keys
- adjacent
- difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10C—PIANOS, HARPSICHORDS, SPINETS OR SIMILAR STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS WITH ONE OR MORE KEYBOARDS
- G10C3/00—Details or accessories
- G10C3/12—Keyboards; Keys
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10D—STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10D13/00—Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
- G10D13/01—General design of percussion musical instruments
- G10D13/08—Multi-toned musical instruments with sonorous bars, blocks, forks, gongs, plates, rods or teeth
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
【解決手段】鍵部30は、鍵32を4オクターブ分の95本備える。鍵32には、第一鍵32a、第二鍵32b、第三鍵32cがあり、鍵部30は、28本の第一鍵32a、47本の第二鍵32bおよび20本の第三鍵32cを前方からその順に種別ごとに横方向に並べて配設した構成を有している。また、第一鍵32aと第二鍵32bとの間には段差が形成されるとともに、第二鍵32bと第三鍵32cとの間にも段差が形成され、各鍵32の高さは、第一鍵32a、第二鍵32b、第三鍵32cの順に高くなっている。
【選択図】図3
Description
なお、このような問題は、鍵盤を備える楽器においては同様に生じ得る。例えば、パイプ・オルガン、チェンバロ、ピアノ、アコーディオンなどの鍵盤楽器や、マリンバ、シロフォン、ビブラフォンなどの鍵盤打楽器などである。また、ピアノとしては、グランドピアノやアップライトピアノといったアコースティックピアノ、電子ピアノ(電子鍵盤楽器)などが挙げられる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項2に係る鍵盤楽器は、演奏者に対向して左右方向に並ぶ鍵が前後方向に回動可能に支持され、押鍵時に上方に回動する前記鍵の後端部を検知することで音を発生する鍵盤楽器において、前記鍵には、第一鍵、第二鍵、第三鍵があり、前記第一鍵、前記第二鍵および前記第三鍵を前方からその順に種別ごとに横方向に並べて配設した構成の鍵部が上下方向に複数段に形成され、さらに、前記各鍵部は、互いの音高差が全音である二つの第一鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに二つの第二鍵が配設され、これら隣接する二つの第二鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに第三鍵が一つ配置され、互いの音高差が半音である二つの第一鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに一つの第二鍵が配設され、隣接する第一鍵と第二鍵との間の音高差および隣接する第二鍵と第三鍵との間の音高差がそれぞれ四分音となるよう設定されることを特徴とする。
また、上記課題を解決するためになされた請求項3に係る鍵盤楽器は、演奏者に対向して左右方向に並ぶ音板を叩くことで音を発生し、前記音板の下方に懸吊されるパイプが発生した音に共鳴して振動することにより音の音量を増大させる鍵盤楽器において、前記音板は、それぞれ複数本からなる前列側の幹音音板と後列側の派生音音板とからなり、前後に複数段に配設され、前記幹音音板は、第一音板を横方向に並べて配設した構成を有し、前記派生音音板は、第二音板、第三音板および第四音板を横方向に並べて配設した構成を有し、互いの音高差が全音である二つの第一音板間には第二音板が配設され、互いの音高差が半音である第一音板と第二音板との間には第三音板がそれぞれ配設され、互いの音高差が半音である二つの第一音板間には第四音板が配設され、隣接する第一音板と第二音板との間の音高差、隣接する第二音板と第三音板との間の音高差、隣接する第一音板と第三音板との間の音高差および隣接する第一音板と第四音板との間の音高差がそれぞれ四分音となることを特徴とする。
[第一実施形態]
図1はグランドピアノ1の外観図であり、図2はグランドピアノ1の前部の側断面であり、図3は鍵部30および鍵115の詳細図である。なお、図1では、アクション装置3,5の鍵部30およびアクション装置3,5の上方を覆うための蓋の図示が省略されている。
本実施形態のグランドピアノ1は、図1に示すように、鍵を押鍵して弦を打弦する二つのアクション装置3,5を備えている。
以下に、アクション装置3の構成について説明する。
鍵部30は、鍵32と筬34とからなり棚板12上に設置される。鍵部30は、鍵32を4オクターブ分の95本備え、各鍵32は筬34上に並列に設置される。筬34は、鍵32の配列方向(左右方向)に長尺な板材であり、その幅方向中程には鍵32に配列方向に沿って長尺な中筬36が設けられている。鍵32は、この中筬36を支点に揺動するよう筬34上に載置される。
また、第一鍵32aと第二鍵32bとの間には段差が形成されるとともに、第二鍵32bと第三鍵32cとの間にも段差が形成され、各鍵32の高さは、第一鍵32a、第二鍵32b、第三鍵32cの順に高くなっている。
そして、鍵部30は、図3に示すように、互いの音高差が全音である二つの第一鍵32a間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに二つの第二鍵32bが配設され、これら隣接する二つの第二鍵32b間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに第三鍵32cが一つ配置され、互いの音高差が半音である二つの第一鍵32a間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに一つの第二鍵32bが配設されている。
アクション装置5は、上述のように、アクション装置3の上方の斜め後方に配設されている。より具体的には、アクション装置5は、アクション装置3の上方に配設されるピアノ本体10の中棚板13上に設置され、鍵部30と伝達部40とからなる。なお、アクション装置5の鍵部30および伝達部40は、アクション装置3の鍵部30および伝達部40と同様の構成であるので、ここではその詳細な説明は省略する。
なお、グランドピアノ1のその他の構成については公知技術に従っているのでここではその詳細な説明は省略する。
このように本実施形態のグランドピアノ1によれば、アクション装置3の鍵部30およびアクション装置5の鍵部30それぞれが、鍵32を4オクターブ分の95本備え、鍵32には、第一鍵32a、第二鍵32b、第三鍵32cがあり、各鍵部30は、28本の第一鍵32a、47本の第二鍵32bおよび20本の第三鍵32cを前方からその順に種別ごとに横方向に直線状に並べて配設した構成を有している。また、第一鍵32aと第二鍵32bとの間には段差が形成されるとともに、第二鍵32bと第三鍵32cとの間にも段差が形成され、各鍵32の高さは、第一鍵32a、第二鍵32b、第三鍵32cの順に高くなっている。さらに、各弦2が、その音高が、隣接する第一鍵32aと第二鍵32bとの間の音高差および隣接する第二鍵32bと第三鍵32cとの間の音高差がそれぞれ四分音となるよう張設され、グランドピアノ1が発生可能な音が四分音刻みとなる。また、アクション装置3,5が上下方向に複数段(本実施形態では二段)に配設されるので、グランドピアノ1が発生可能な音が四分音刻みとなり且つグランドピアノ1が発音可能な音の音域を広くするために鍵32の数量が多くなっても、グランドピアノ1の前に着座して演奏する演奏者の手が十分に届く範囲にすべての鍵32が配設される。また、鍵32の数量を増やしても各鍵32の大きさを小さくしなくてもよいので、演奏時の運指に支障が生じにくい。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
[第二実施形態]
図4は電子鍵盤楽器101の外観図であり、図5は電子鍵盤楽器101の回路構成のブロック図であり、図6は電子鍵盤楽器101の側断面である。なお、図4では、鍵盤装置120の鍵115の図示および二つの鍵盤装置120の上方を覆うための蓋の図示が一部省略されている。
本実施形態の電子鍵盤楽器101は、図5に示すように、複数の鍵115と、その押鍵を検出する鍵スイッチ160とを含む鍵盤装置120、鍵スイッチ160で検出された押鍵情報から楽音信号を生成する発音制御回路175、および発音制御回路175で生成された楽音信号を楽音に変える発音部185を備えている。
鍵盤装置120aは、棚板110a上に設けられた鍵盤シャーシ111aと、鍵盤シャーシ111aのバランスピン113に揺動可能に支持された複数の鍵115と、棚板110a上に立設されたアクションシャーシ112と、このアクションシャーシ112に取り付けられた複数のハンマー機構155および鍵スイッチ160と、を備えている。
また、第一鍵115aと第二鍵115bとの間には段差が形成されるとともに、第二鍵115bと第三鍵115cとの間にも段差が形成され、各鍵115の高さは、第一鍵115a、第二鍵115b、第三鍵115cの順に高くなっている。
そして、鍵盤装置120aにおいては、図3に示すように、互いの音高差が全音である二つの第一鍵115a間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに二つの第二鍵115bが配設され、これら隣接する二つの第二鍵115b間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに第三鍵115cが一つ配置され、互いの音高差が半音である二つの第一鍵115a間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに一つの第二鍵115bが配設されている。
アクションシャーシ112は棚板110に立設されており、複数の鍵115の後端部14a側で全ての鍵115にわたるように左右方向に延び複数のハンマー機構155を支持するハンマー支持部116と、複数の鍵115の後端部114a側で全ての鍵115にわたるように左右方向に延び複数の鍵スイッチ160が取り付けられるスイッチ取付部117と、ハンマー支持部116の下方に設けられた鍵載置部122とを一体に備えている。スイッチ取付部117の先端部の下面には、左右方向に延びた帯状のハンマストッパ118が、すべてのハンマー機構155にわたって配置されている。鍵載置部122は鍵盤シャーシ111の後端部に載置されている。
次に、鍵盤装置120bの構成について説明する。
図5に示すように、上記発音制御回路175は鍵スキャン回路176、CPU177、ROM178、RAM179、波形メモリ181および音源LSI182などを備えている。このうち、鍵スキャン回路176は、鍵スイッチ160の第1接点および第2接点のオンオフ信号に基づき鍵115の押鍵状態を検出する。CPU177は電子鍵盤楽器101全体の動作を制御するもので、特に鍵スイッチ160の検出信号に基づく鍵115の押鍵の有無の判別、押鍵速度の演算、押鍵された鍵115に対応する楽音信号を生成するための音源LSI182の制御、などを行う。ROM178はCPU177で実行される制御プログラムなどを記憶し、RAM179は発音制御回路175の制御に用いるデータを一時的に記憶し、波形メモリ181は楽音信号を生成するための波形データを記憶している。
以上のように構成された電子鍵盤楽器101においては、鍵115の前方側を押鍵すると、鍵115がバランスピン113を支点に揺動し、鍵115の後端部114aがハンマー機構155を突き上げて鍵スイッチ160を押す。すると、発音制御回路175が、鍵スイッチ160で検出された押鍵情報から楽音信号を生成し、発音部185が、発音制御回路175で生成された楽音信号を楽音に変えて出力する。一方、鍵115の操作を中止すると、鍵115の後方側が下がって元の位置に戻り、発音部185からの楽音の出力も停止する。
[2.第二実施形態の効果]
このように本実施形態の電子鍵盤楽器101によれば、隣接する第一鍵115aと第二鍵115bとの間の音高差および隣接する第二鍵115bと第三鍵115cとの間の音高差がそれぞれ四分音となるよう設定されるので、電子鍵盤楽器101が発生可能な音が四分音刻みとなる。また、鍵盤装置120が上下方向に複数段(本実施形態では二段)に配設されるので、電子鍵盤楽器101が発生可能な音が四分音刻みとなり且つ電子鍵盤楽器101が発音可能な音の音域を広くするために鍵115の数量が多くなっても、電子鍵盤楽器101の前に着座して演奏する演奏者の手が十分に届く範囲にすべての鍵115が配設される。また、鍵115の数量を増やしても各鍵115の大きさを小さくしなくてもよいので、演奏時の運指に支障が生じにくい。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
[第三実施形態]
図8はアップライトピアノ201の外観図であり、図9はアップライトピアノ201の前部の側断面であり、図3は鍵部230の詳細図である。なお、図8では、アクション装置203,205の鍵部230およびアクション装置203,205の上方を覆うための蓋の図示が省略されている。
本実施形態のアップライトピアノ201は、図8に示すように、鍵を押鍵して弦を打弦する二つのアクション装置203,205と、伝達部240と、を備えている。
以下に、アクション装置203の構成について説明する。
アクション装置203の鍵部230は、鍵232と筬234とからなり棚板212上に設置される。鍵部230は、鍵232を4オクターブ分の95本備え、各鍵232は筬234上に並列に設置される。筬234は、鍵232の配列方向(左右方向)に長尺な板材であり、その幅方向中程には鍵232に配列方向に沿って長尺な中筬236が設けられている。鍵232は、この中筬236を支点に揺動するよう筬234上に載置される。
また、第一鍵232aと第二鍵232bとの間には段差が形成されるとともに、第二鍵232bと第三鍵232cとの間にも段差が形成され、各鍵232の高さは、第一鍵232a、第二鍵232b、第三鍵232cの順に高くなっている。
そして、鍵部230は、図3に示すように、互いの音高差が全音である二つの第一鍵232a間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに二つの第二鍵232bが配設され、これら隣接する二つの第二鍵232b間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに第三鍵232cが一つ配置され、互いの音高差が半音である二つの第一鍵232a間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに一つの第二鍵232bが配設されている。
伝達部240は、ハンマー242と、アクション244とからなる。なお、ハンマー242およびアクション244は190個あり、アクション装置203の鍵部230を構成する鍵232およびアクション装置205の鍵部230とを構成する鍵232に対応してピアノ本体210内に横方向に並べて配設される。一方、アクション244は、ハンマー242と鍵232との間の位置であって、鍵232が押鍵されたときにハンマー242を揺動自在な位置に設置される。なお、このアクション244は、アップライトピアノ201に備えられた一般的な構成のものなので、その詳細な説明については省略する。
[2.第三実施形態の効果]
このように本実施形態のアップライトピアノ201によれば、アクション装置203の鍵部230およびアクション装置205の鍵部230それぞれが、鍵232を4オクターブ分の95本備え、鍵232には、第一鍵232a、第二鍵232b、第三鍵232cがあり、各鍵部230は、28本の第一鍵232a、47本の第二鍵232bおよび20本の第三鍵232cを前方からその順に種別ごとに横方向に直線状に並べて配設した構成を有している。また、第一鍵232aと第二鍵232bとの間には段差が形成されるとともに、第二鍵232bと第三鍵232cとの間にも段差が形成され、各鍵232の高さは、第一鍵232a、第二鍵232b、第三鍵232cの順に高くなっている。さらに、各弦202が、その音高が、隣接する第一鍵232aと第二鍵232bとの間の音高差および隣接する第二鍵232bと第三鍵232cとの間の音高差がそれぞれ四分音となるよう張設され、アップライトピアノ201が発生可能な音が四分音刻みとなる。また、アクション装置203,205が上下方向に複数段(本実施形態では二段)に配設されるので、アップライトピアノ201が発生可能な音が四分音刻みとなり且つアップライトピアノ201が発音可能な音の音域を広くするために鍵232の数量が多くなっても、アップライトピアノ201の前に着座して演奏する演奏者の手が十分に届く範囲にすべての鍵232が配設される。また、鍵232の数量を増やしても各鍵232の大きさを小さくしなくてもよいので、演奏時の運指に支障が生じにくい。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
[第四実施形態]
図10はマリンバ301の外観図である。また、図11はマリンバ301の音板305の詳細図である。
本実施形態のマリンバ301は、図10に示すように、それぞれ複数本からなる音板305およびパイプ307と、これらの音板305とパイプ307が取付けられた楽器用スタンド309とで構成されている。
このように本実施形態のマリンバ301によれば、互いの音高差が全音である二つの第一音板306a間には第二音板306bが配設され、互いの音高差が半音である第一音板306aと第二音板306bとの間および第二音板306bと第一音板306aとの間には第三音板306cがそれぞれ配設され、互いの音高差が半音である二つの第一音板306a間には第四音板306dが配設され、隣接する第一音板306aと第二音板306bとの間の音高差、隣接する第二音板306bと第三音板306cとの間の音高差、隣接する第一音板306aと第三音板306cとの間の音高差および隣接する第一音板306aと第四音板306dとの間の音高差がそれぞれ四分音となっている。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
Claims (3)
- 演奏者に対向して左右方向に並ぶ鍵が前後方向に回動可能に支持され、押鍵時に上方に回動する前記鍵の後端部が対応するハンマーを回動動作させ、回動動作するハンマーの先端部が、両端部がチューニングピンとフレームピンに係止されることで所定の張力をもって張設される弦を叩くことで音を発生する鍵盤楽器において、
前記鍵には、第一鍵、第二鍵、第三鍵があり、
前記第一鍵、前記第二鍵および前記第三鍵を前方からその順に種別ごとに横方向に並べて配設した構成の鍵部が上下方向に複数段に形成され、
さらに、前記各鍵部は、
互いの音高差が全音である二つの第一鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに二つの第二鍵が配設され、これら隣接する二つの第二鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに第三鍵が一つ配置され、
互いの音高差が半音である二つの第一鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに一つの第二鍵が配設され、
前記鍵それぞれに対応して前記ハンマーおよび前記弦が配設され、
前記各弦は、その音高が、隣接する第一鍵と第二鍵との間の音高差および隣接する第二鍵と第三鍵との間の音高差がそれぞれ四分音となるよう張設されること
を特徴とする鍵盤楽器。 - 演奏者に対向して左右方向に並ぶ鍵が前後方向に回動可能に支持され、押鍵時に上方に回動する前記鍵の後端部を検知することで音を発生する鍵盤楽器において、
前記鍵には、第一鍵、第二鍵、第三鍵があり、
前記第一鍵、前記第二鍵および前記第三鍵を前方からその順に種別ごとに横方向に並べて配設した構成の鍵部が上下方向に複数段に形成され、
さらに、前記各鍵部は、
互いの音高差が全音である二つの第一鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに二つの第二鍵が配設され、これら隣接する二つの第二鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに第三鍵が一つ配置され、
互いの音高差が半音である二つの第一鍵間においては、双方の対向部分に切り欠きがそれぞれ形成されてそこに一つの第二鍵が配設され、
隣接する第一鍵と第二鍵との間の音高差および隣接する第二鍵と第三鍵との間の音高差がそれぞれ四分音となるよう設定されること
を特徴とする鍵盤楽器。 - 演奏者に対向して左右方向に並ぶ音板を叩くことで音を発生し、前記音板の下方に懸吊されるパイプが発生した音に共鳴して振動することにより音の音量を増大させる鍵盤楽器において、
前記音板は、それぞれ複数本からなる前列側の幹音音板と後列側の派生音音板とからなり、前後に複数段に配設され、
前記幹音音板は、第一音板を横方向に並べて配設した構成を有し、
前記派生音音板は、第二音板、第三音板および第四音板を横方向に並べて配設した構成を有し、
互いの音高差が全音である二つの第一音板間には第二音板が配設され、互いの音高差が半音である第一音板と第二音板との間には第三音板がそれぞれ配設され、互いの音高差が半音である二つの第一音板間には第四音板が配設され、
隣接する第一音板と第二音板との間の音高差、隣接する第二音板と第三音板との間の音高差、隣接する第一音板と第三音板との間の音高差および隣接する第一音板と第四音板との間の音高差がそれぞれ四分音となること
を特徴とする鍵盤楽器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009280463A JP4699553B2 (ja) | 2009-12-10 | 2009-12-10 | 鍵盤楽器、音板を有する楽器 |
PCT/JP2010/051193 WO2011070797A1 (ja) | 2009-12-10 | 2010-01-29 | 鍵盤楽器 |
EP10835720A EP2511902A1 (en) | 2009-12-10 | 2010-01-29 | Keyboard instrument |
US13/514,927 US20120240748A1 (en) | 2009-12-10 | 2010-01-29 | Keyboard instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009280463A JP4699553B2 (ja) | 2009-12-10 | 2009-12-10 | 鍵盤楽器、音板を有する楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010107993A true JP2010107993A (ja) | 2010-05-13 |
JP4699553B2 JP4699553B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=42297428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009280463A Expired - Fee Related JP4699553B2 (ja) | 2009-12-10 | 2009-12-10 | 鍵盤楽器、音板を有する楽器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20120240748A1 (ja) |
EP (1) | EP2511902A1 (ja) |
JP (1) | JP4699553B2 (ja) |
WO (1) | WO2011070797A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD760832S1 (en) * | 2014-11-04 | 2016-07-05 | Timothy M. Dayonot | Piano |
TWD171082S (zh) * | 2014-11-20 | 2015-10-11 | 臻格風有限公司 | 鋼琴 |
USD809057S1 (en) | 2015-05-22 | 2018-01-30 | Steinway, Inc. | Grand piano |
US10847126B2 (en) * | 2017-03-23 | 2020-11-24 | Indiana University Research And Technology Corporation | Hands-free vibraphone modulator |
US10937405B1 (en) | 2020-05-11 | 2021-03-02 | Lindley Frahm | Foldable piano keyboard |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE406301C (de) * | 1923-11-07 | 1924-11-21 | Grotrian | Viertelton-Tasteninstrument |
DE497317C (de) * | 1930-05-06 | Leo Buetow | Klaviatur fuer vierteltoenige Tasteninstrumente | |
JPS473282Y1 (ja) * | 1966-02-15 | 1972-02-04 | ||
JPS4857024U (ja) * | 1971-11-02 | 1973-07-20 | ||
US4628792A (en) * | 1985-05-24 | 1986-12-16 | Keast Lawrence J | Modified musical instrument keyboard |
JPH06214561A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-05 | Terunori Hachisuga | 新音律体系による楽器 |
JPH08202351A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-08-09 | Yamaha Corp | 音板打楽器用音板 |
GB2383891A (en) * | 2001-09-15 | 2003-07-09 | Willi Roi | Musical instrument keyboard arranged to play 24 notes in an octave |
JP2006195265A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970006172B1 (ko) * | 1992-08-10 | 1997-04-24 | 야마하 가부시키가이샤 | 전자악기용 건반장치 |
US6002078A (en) * | 1992-08-10 | 1999-12-14 | Yamaha Corporation | Keyboard assembly for electronic musical instrument |
JP3341438B2 (ja) | 1994-01-27 | 2002-11-05 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器 |
-
2009
- 2009-12-10 JP JP2009280463A patent/JP4699553B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-01-29 WO PCT/JP2010/051193 patent/WO2011070797A1/ja active Application Filing
- 2010-01-29 US US13/514,927 patent/US20120240748A1/en not_active Abandoned
- 2010-01-29 EP EP10835720A patent/EP2511902A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE497317C (de) * | 1930-05-06 | Leo Buetow | Klaviatur fuer vierteltoenige Tasteninstrumente | |
DE406301C (de) * | 1923-11-07 | 1924-11-21 | Grotrian | Viertelton-Tasteninstrument |
JPS473282Y1 (ja) * | 1966-02-15 | 1972-02-04 | ||
JPS4857024U (ja) * | 1971-11-02 | 1973-07-20 | ||
US4628792A (en) * | 1985-05-24 | 1986-12-16 | Keast Lawrence J | Modified musical instrument keyboard |
JPH06214561A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-05 | Terunori Hachisuga | 新音律体系による楽器 |
JPH08202351A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-08-09 | Yamaha Corp | 音板打楽器用音板 |
GB2383891A (en) * | 2001-09-15 | 2003-07-09 | Willi Roi | Musical instrument keyboard arranged to play 24 notes in an octave |
JP2006195265A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20120240748A1 (en) | 2012-09-27 |
WO2011070797A1 (ja) | 2011-06-16 |
EP2511902A1 (en) | 2012-10-17 |
JP4699553B2 (ja) | 2011-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3799592B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
US9035164B2 (en) | Keyboard musical instrument | |
US8003873B2 (en) | Percussion assembly, as well as drumsticks and input means for use in said percussion assembly | |
JP4699553B2 (ja) | 鍵盤楽器、音板を有する楽器 | |
JP6149354B2 (ja) | 電子鍵盤楽器、方法及びプログラム | |
US8664497B2 (en) | Double keyboard piano system | |
US7528311B2 (en) | Keyboard-type percussion instrument | |
US9245509B2 (en) | Recording and reproduction of waveform based on sound board vibrations | |
JP5070844B2 (ja) | 鍵盤式打楽器 | |
JPH05158467A (ja) | 鍵盤楽器 | |
JP3893772B2 (ja) | アップライトピアノおよびグランドピアノ | |
JP2008241760A (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP5320786B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP5842799B2 (ja) | ピアノ | |
JPH0580750A (ja) | 鍵盤楽器 | |
Burred | The acoustics of the Piano | |
JP6394737B2 (ja) | 電子鍵盤楽器、方法及びプログラム | |
JP4046226B2 (ja) | 電子ピアノ | |
US2928307A (en) | Piano action | |
Mendez | Plegaria Muda II | |
JP2012208381A (ja) | ピアノの音量制御装置 | |
Fletcher et al. | The Piano | |
Hu | A Brief History of the Keyboard | |
JP2001175261A (ja) | アコースティック楽器および電子楽器 | |
Cristofori | Lua error in Module: Details flatline 30: attempt to call field'_formatLink'(a nil value). |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20100316 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100319 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20100319 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20100524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101227 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110302 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |