JP2010107294A - タイヤの検査方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保可能なタイヤの検査方法及びその装置を提供する。
【解決手段】未加硫タイヤT0の外観検査、加硫タイヤTのユニフォーミティ検査、一次外観検査及び二次外観検査を行い、各検査結果を貼付型表示部材LAの識別情報と対応させて各端末4,8,10,11,12,13やサーバー100に記憶させ、各検査結果がそれぞれ基準を満足した場合にその識別情報の貼付型表示部材LAが貼付されている加硫タイヤTが出荷用の保管場所に向かって移動することから、出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保可能であり、出荷後に発見されるタイヤの不具合を低減する上で極めて有利である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車用空気入りタイヤや航空機用空気入りタイヤの製造工程において行われるタイヤの検査方法及びその装置に関するものである。
一般に、この種のタイヤの検査方法としては、タイヤ1つ1つを識別するための識別情報を有する貼付型表示部材を未加硫タイヤに貼付し、未加硫タイヤの検査結果や加硫タイヤの検査結果等を識別情報と対応させて記憶装置に記憶させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−307865号公報
ところで、前記検査方法では、未加硫タイヤや加硫タイヤに貼付型表示部材が貼付され、記憶装置に未加硫タイヤや加硫タイヤの検査結果が識別情報と対応するように記憶されるので、例えば自動車メーカー等において出荷後のタイヤに不具合が発見された場合に、そのタイヤの製造時の検査結果を容易に調査することができる。
しかしながら、出荷後にタイヤの不具合が発見されることは望ましいことではなく、出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保し、出荷後に発見されるタイヤの不具合を低減することが望まれている。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保可能なタイヤの検査方法及びその装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、タイヤ1つ1つを識別するための識別情報を有する貼付型表示部材が貼付された未加硫タイヤを加硫成形して成る加硫タイヤの検査方法であって、前記未加硫タイヤに関する検査を行うとともに、その検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶手段に記憶させる工程と、加硫タイヤのユニフォーミティ検査を行うとともに、その検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶手段に記憶させる工程と、ユニフォーミティ検査の後に加硫タイヤの外観検査を行うとともに、その検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶手段に記憶させる工程と、識別情報に対応する前記未加硫タイヤに関する検査の結果、前記ユニフォーミティ検査の結果及び前記外観検査の結果が各検査の基準を満足した場合に、その識別情報の貼付型表示部材が貼付されている加硫タイヤを出荷用の保管場所に向かって搬送する工程とを含むようにしている。
また、本発明は、タイヤ1つ1つを識別するための識別情報を有する貼付型表示部材が貼付された未加硫タイヤを加硫成形して成る加硫タイヤの検査装置であって、前記未加硫タイヤに関する検査結果、加硫タイヤのユニフォーミティ検査結果及びユニフォーミティ検査の後の加硫タイヤの外観検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶可能な記憶手段と、識別情報に対応するように記憶手段に記憶される前記未加硫タイヤに関する検査の結果、前記ユニフォーミティ検査の結果及び前記外観検査の結果が各検査の基準を満足した場合に、その識別情報の貼付型表示部材が貼付されている加硫タイヤを出荷用の保管場所に向かって搬送する搬送手段とを備えている。
これにより、未加硫タイヤに関する検査、加硫タイヤのユニフォーミティ検査及び加硫タイヤの外観検査を行い、各検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶手段に記憶させ、各検査結果がそれぞれ基準を満足した場合にその識別情報の貼付型表示部材が貼付されている加硫タイヤが出荷用の保管場所に向かって移動することから、出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保可能である。
本発明によれば、出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保可能であり、出荷後に発見されるタイヤの不具合を低減する上で極めて有利である。
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示すもので、図1は空気入りタイヤの製造工程の概略図、図2は二次外観検査工程及び搬送保管工程の概略図、図3は貼付型表示部材の概略図、図4は各端末とサーバーとの接続状態を示す概略図、図5は表示装置の正面図、図6及び図7はデータテーブルの例である。
このタイヤの検査装置は、例えば図1の概略図に示されているような空気入りタイヤの製造工程に備えられている。図1の空気入りタイヤの製造工程は、ゴム材料、補強コード、ワイヤー等の原料を受入れて検査する原料受入工程P1と、インナーライナー部材B1、サイドウォール部材B2、カーカス部材B3、ベルト部材B4、トレッド部材B5、ビード部材B6等のタイヤを構成する部材を成形するとともに検査する部材成形工程P2と、タイヤを構成する複数の部材を用いて未加硫タイヤT0を成形するとともに、成形された未加硫タイヤT0に貼付型表示部材LAを貼付する未加硫タイヤ成形工程P3と、貼付型表示部材LAが貼付された未加硫タイヤT0の外観を検査する未加硫タイヤ外観検査工程P4と、未加硫タイヤ外観検査工程P4を通過した未加硫タイヤT0を加硫する加硫工程P5と、加硫タイヤTの外観検査を行う一次外観検査工程P6と、一次外観検査工程P6を通過した加硫タイヤTの仕上げを行う仕上げ工程P7と、仕上げ工程P7を通過した加硫タイヤTのユニフォーミティの検査を行うユニフォーミティ検査工程P8と、ユニフォーミティ検査工程P8を通過した加硫タイヤTの外観検査を行う二次外観検査工程P9と、二次外観検査工程P9の後に各検査に合格した加硫タイヤTを出荷用の保管場所に向かって搬送するとともに出荷用の保管場所に保管する搬送保管工程P10とを含む。この空気入りタイヤは、トラック、バス、工事用車両等を含む自動車用のタイヤや航空機用のタイヤである。
原料受入工程P1には周知のコンピュータから成る第1端末1が設けられ、受入れた各原料の検査結果が例えば原料の製造ロット番号に対応するように第1端末1に入力されるようになっている。
部材成形工程P2には周知のコンピュータから成る第2端末2が設けられ、各部材の検査結果が例えば部材の製造ロット番号に対応するように第2端末2に入力されるようになっている。
未加硫タイヤ成形工程P3には周知のコンピュータから成る第3端末3が設けられ、第3端末3は第1成形ドラム21及び第2成形ドラム22を制御するようになっている。例えば、第1成形ドラム21において、ベルト部材B4及びトレッド部材B5から外側未加硫タイヤGT1が成形され、第2成形ドラム22において、インナーライナー部材B1、サイドウォール部材B2及びカーカス部材B3から内側未加硫タイヤGT2が成形され、続いて、ビード部材B6が装着された内側未加硫タイヤGT2と外側未加硫タイヤGT1とが積層され、未加硫タイヤT0が成形されるようになっている。
また、未加硫タイヤ成形工程P3では、作業者またはラベル貼付機等によって成形された未加硫タイヤT0の幅方向一方の例えばビード部に貼付型表示部材LAが貼付されるようになっている。貼付型表示部材LAの表面には、図3に示すように、その貼付型表示部材LAが貼付されるタイヤのタイヤ種別の情報を有するとともに各タイヤにそれぞれ付与されるシリアル番号の情報を有するQRコードQが2つ表示されている。ここで、シリアル番号はタイヤ1つ1つにそれぞれ付与される識別情報である。QRコードQは周知の二次元コードから成り、貼付型表示部材LAの表面には前記タイヤ種別及びシリアル番号が印字されている。
また、第3端末3にはQRコードリーダー3aが接続されている。未加硫タイヤT0が成形されて貼付型表示部材LAが貼付されると、成形された未加硫タイヤT0のタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー3aによって読取られて第3端末3に記憶され、その未加硫タイヤT0の成形に用いた成形機のシリアル番号、成形条件、成形日時及びその未加硫タイヤT0の成形に用いた各部材の製造ロット番号も第3端末3に記憶される。ここでは、QRコードリーダー3aによる貼付型表示部材LAの読取りは自動または手動で行われる。
未加硫タイヤ外観検査工程P4には周知のコンピュータから成る第4端末4が設けられ、第4端末4にはQRコードリーダー4aが接続されている。また、未加硫タイヤ外観検査工程P4の所定の位置には合格二次元コード4b及び不合格二次元コード4cが表示されている。本実施形態の未加硫タイヤ外観検査工程P4では、例えば、検査員IPが未加硫タイヤT0の外観を検査するようになっている。また、検査を行った未加硫タイヤT0のタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー4aによって読取られた後に、合格二次元コード4bがQRコードリーダー4aによって読取られると、その未加硫タイヤT0の外観検査結果は合格であるとして第4端末4に記憶され、検査を行った未加硫タイヤT0のタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー4aによって読取られた後に、不合格二次元コード4cがQRコードリーダー4aによって読取られると、その未加硫タイヤT0の外観検査結果は不合格であるとして第4端末4に記憶されるようになっている。ここでは、QRコードリーダー4aによる貼付型表示部材LAの読取りは自動または手動で行われ、QRコードリーダー4aによる二次元コード4b,4cの読取りは手動で行われる。
加硫工程P5には複数台(本実施形態では3台)の加硫機30が設けられ、各加硫機30にはそれぞれ周知のコンピュータから成る第5端末5、第6端末6及び第7端末7が接続されている。各加硫機30はそれぞれ各端末5,6,7によって制御されるようになっており、各端末5,6,7には各加硫機30に装着されている加硫用金型のシリアル番号が入力されるようになっている。また、各端末5,6,7にはそれぞれQRコードリーダー5a,6a,7aが接続され、各QRコードリーダー5a,6a,7aは、各加硫機30の加硫用金型内に未加硫タイヤT0が挿入される前に、その未加硫タイヤT0に貼付されている貼付型表示部材LAからタイヤ種別及びシリアル番号の情報を読取るように構成されている。さらに、加硫が終了すると、その加硫タイヤTの加硫条件、使用した加硫機のシリアル番号、加硫日時及び加硫用金型のシリアル番号がその加硫タイヤTのタイヤ種別及びシリアル番号と対応するように各端末5,6,7に記憶されるようになっている。
一次外観検査工程P6には周知のコンピュータから成る第8端末8が設けられ、第8端末8にはQRコードリーダー8aが接続されている。また、一次外観検査工程P6の所定の位置には合格二次元コード8b及び不合格二次元コード8cが表示されている。本実施形態の一次外観検査工程P6では、例えば、検査員IPが加硫タイヤTの外観を検査するようになっている。また、検査を行った加硫タイヤTのタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー8aによって読取られた後に、合格二次元コード8bがQRコードリーダー8aによって読取られると、その加硫タイヤTの一次外観検査結果は合格であるとして第8端末8に記憶され、検査を行った加硫タイヤTのタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー8aによって読取られた後に、不合格二次元コード8cがQRコードリーダー8aによって読取られると、その加硫タイヤTの一次外観検査結果は不合格であるとして第8端末8に記憶されるようになっている。ここでは、QRコードリーダー8aによる貼付型表示部材LAの読取りは自動または手動で行われ、QRコードリーダー8aによる二次元コード8b,8cの読取りは手動で行われる。
仕上げ工程P7には、周知のコンピュータから成る第9端末9と、作業者OPがゴムバリ除去作業を行うための仕上げ台40とが設けられ、第9端末9にはQRコードリーダー9aが接続されている。また、作業者OPや第9端末9は、仕上げを行った加硫タイヤTのタイヤ種別及びシリアル番号の情報をQRコードリーダー9aによって読取り、仕上げ工程P7の結果等を第9端末9に入力するようになっている。これにより、その加硫タイヤTの仕上げ工程P7の結果等が第9端末9に記憶されるようになっている。
ユニフォーミティ検査工程P8には複数台(本実施形態では3台)のユニフォーミティ検査機50が設けられ、各ユニフォーミティ検査機50にはそれぞれ周知のコンピュータから成る第10端末10、第11端末11及び第12端末12が接続されている。また、各ユニフォーミティ検査機50は加硫タイヤTのユニフォーミティ(図6、図7のRFV、LFV等)及びダイナミックバランス(図6、図7のDB)を検査可能であり、各ユニフォーミティ検査機50はそれぞれ各端末10,11,12によって制御されるようになっている。また、各端末10,11,12にはそれぞれQRコードリーダー10a,11a,12aが接続され、各QRコードリーダー10a,11a,12aは、各ユニフォーミティ検査機50に加硫タイヤTが装着された際に、その加硫タイヤTに貼付されている貼付型表示部材LAからタイヤ種別及びシリアル番号の情報を読取るようになっている。さらに、ユニフォーミティ検査が終了すると、検査を行ったユニフォーミティ検査機50のシリアル番号及びユニフォーミティ検査の検査結果がその加硫タイヤTのタイヤ種別及びシリアル番号と対応するように各端末10,11,12に自動的に記憶されるようになっている。
各端末1〜12は周知のコンピュータから成るサーバー100に接続され、各端末1〜12の情報がサーバー100においてまとめられるようになっている。具体的には、サーバー100では図6に示すように、各検査結果及び条件を各タイヤのシリアル番号に対応させたデータテーブルが形成され、そのデータテーブルを表示可能になっている。尚、図6では、インナーライナー部材B1等の各部材B1〜B6の製造ロット番号のみが表示されており、各部材B1〜B6の検査結果が示されていないが、各部材B1〜B6の検査結果を表示することも可能である。また、各部材B1〜B6の原料の検査結果を表示することも可能である。
二次外観検査工程P9及び搬送保管工程P10には周知のコンピュータから成る第13端末13及び第14端末14が設けられ、各端末13,14にはそれぞれQRコードリーダー13a,14aが接続されている。また、二次外観検査工程P9の所定の位置には合格二次元コード13b及び不合格二次元コード13cが表示されている。また、第13端末13及び第14端末14はサーバー100に接続され、サーバー100で形成された図6のデータテーブルの情報が第13端末13に送られる。
また、二次外観検査工程P9及び搬送保管工程P10には、ユニフォーミティ検査工程P8を通過した加硫タイヤTを検査員IPの方に搬送するコンベヤ13dと、検査員IPが加硫タイヤTの検査を行う検査台13eと、検査台13e上の加硫タイヤTを容易に載置可能な位置に配置され、加硫タイヤTを出荷用の保管場所に向かって搬送可能な出荷コンベヤ14bと、検査台13e上の加硫タイヤTを容易に載置可能な位置に配置され、加硫タイヤTを出荷用の保管場所以外の場所(例えば再検査用の保管場所)に向かって搬送可能な再検査コンベヤ14cとが設けられている。また、検査台13eから出荷コンベヤ14bへの加硫タイヤTの載置を規制可能な開閉可能な第1ゲートG1と、検査台13eから再検査コンベヤ14cへの加硫タイヤTの載置を規制可能な第2ゲートG2とが設けられている。
また、本実施形態の二次外観検査工程P9では、例えば、検査員IPが加硫タイヤTの外観を検査するようになっている。また、検査を行った加硫タイヤTのタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー13aによって読取られた後に、合格二次元コード13bがQRコードリーダー13aによって読取られると、その加硫タイヤTの二次外観検査結果は合格であるとして第13端末13に記憶され、検査を行った加硫タイヤTのタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー13aによって読取られた後に、不合格二次元コード13cがQRコードリーダー13aによって読取られると、その加硫タイヤTの二次外観検査結果は不合格であるとして第13端末13に記憶されるようになっている。ここでは、QRコードリーダー13aによる貼付型表示部材LAの読取りは自動または手動で行われ、QRコードリーダー13aによる二次元コード13b,13cの読取りは手動で行われる。
さらに、第13端末13は液晶画面等の表示装置13fを備えており、QRコードリーダー13aによって加硫タイヤTの貼付型表示部材LAが読取られると、その加硫タイヤTのシリアル番号に対応する未加硫タイヤ外観検査結果、一次外観検査結果、ユニフォーミティ検査結果及び二次外観検査結果の検査結果が表示装置13fに表示されるようになっている。
また、その加硫タイヤTのシリアル番号に対応する二次外観検査結果の検査結果が入力されていない段階では、各ゲートG1,G2が閉鎖状態となり、その加硫タイヤTのシリアル番号に対応する加硫タイヤ外観検査結果、一次外観検査結果、ユニフォーミティ検査結果及び二次外観検査結果の検査結果が全て基準を満足している場合は、表示装置13fの総合判定に「COMPLETE」と表示され、各ゲートG1,G2のうち第1ゲートG1のみが開放状態となり、その加硫タイヤTのシリアル番号に対応する加硫タイヤ外観検査結果、一次外観検査結果、ユニフォーミティ検査結果及び二次外観検査結果の検査結果のうち何れか1つでも基準を満たさない場合は、表示装置13fの総合判定に「NG」と表示され、各ゲートG1,G2のうち第2ゲートG2のみが開放状態となるように構成されている。各ゲートG1,G2の開閉は例えば第13端末13によって制御される。これにより、その加硫タイヤTのシリアル番号に対応する未加硫タイヤ外観検査結果、一次外観検査結果、ユニフォーミティ検査結果及び二次外観検査結果の検査結果が全て基準を満足している場合(本実施形態では全て合格である場合)にのみ、その加硫タイヤTが出荷用の保管場所に向かって搬送される。即ち、出荷コンベヤ14b及び第1ゲートG1は加硫タイヤTを出荷用の保管場所に向かって搬送する搬送手段として機能する。
また、二次外観検査結果及び総合判定がサーバー100に送信され、図7に示すようなデータテーブルが作成される。
第14端末14では、出入庫する加硫タイヤTの貼付型表示部材LAを読取ることにより、加硫タイヤTの出入庫を管理するようになっている。
このように、本実施形態によれば、未加硫タイヤT0の外観検査、加硫タイヤTのユニフォーミティ検査、一次外観検査及び二次外観検査を行い、各検査結果を貼付型表示部材LAの識別情報と対応させて各端末4,8,10,11,12,13やサーバー100に記憶させ、各検査結果がそれぞれ基準を満足した場合にその識別情報の貼付型表示部材LAが貼付されている加硫タイヤTが出荷用の保管場所に向かって移動することから、出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保可能であり、出荷後に発見されるタイヤの不具合を低減する上で極めて有利である。
また、各検査結果がそれぞれ基準を満足した場合にのみ、第1ゲートG1が開放状態となり、二次外観検査工程P9の検査台13e上のタイヤTを出荷コンベヤ14bに載置可能であることから、各検査結果のうち何れか1つでも基準を満たさない場合は、二次外観検査工程P9の検査台13eを出荷用の保管場所に搬送することができず、出荷するタイヤの品質を一定レベル以上とする上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、未加硫タイヤT0の外観検査、加硫タイヤTのユニフォーミティ検査、一次外観検査及び二次外観検査を行い、各検査結果がそれぞれ基準を満足した場合に、その識別情報の貼付型表示部材LAが貼付されている加硫タイヤTが出荷用の保管場所に向かって移動するように構成している。これに対し、未加硫タイヤT0の外観検査、加硫タイヤTのユニフォーミティ検査及び二次外観検査を行い、各検査結果がそれぞれ基準を満足した場合にその識別情報の貼付型表示部材LAが貼付されている加硫タイヤTが出荷用の保管場所に向かって移動するように構成することも可能である。この場合でも出荷するタイヤの品質が一定レベル以上であることを確保可能であり、前述と同様の作用効果を達成することができる。
また、未加硫タイヤT0の外観検査、加硫タイヤTのユニフォーミティ検査、加硫タイヤTのダイナミックバランス、一次外観検査及び二次外観検査の結果が全て基準を満足した場合に、その識別情報の貼付型表示部材LAが貼付されている加硫タイヤTが出荷用の保管場所に向かって移動するように構成することも可能である。
尚、本実施形態では、未加硫タイヤT0の外観検査、加硫タイヤTのユニフォーミティ検査、一次外観検査及び二次外観検査を行い、各検査結果がそれぞれ基準を満足した場合に、その識別情報の貼付型表示部材LAが貼付されている加硫タイヤTが出荷用の保管場所に向かって移動するように構成しており、基準として合格であるか不合格であるかという基準を用いているが、基準として具体的な数値を用いることも可能である。
また、本実施形態では、未加硫タイヤT0に関する検査結果として未加硫タイヤT0の外観検査結果を用いて総合判定を行うものを示したが、その他の未加硫タイヤT0に関する検査結果を用いて総合判定を行うことも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成可能である。
また、本実施形態では、各検査結果や条件等をサーバー100に送信し、サーバー100において図6,7に示すようなデータテーブルを作成するものを示したが、サーバー100の機能を第13端末13に持たせることも可能であり、他の端末1〜12に持たせることも可能である。
尚、本実施形態では、例えば未加硫タイヤ外観検査工程P4において、未加硫タイヤT0のタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー4aによって読取られた後に、合格二次元コード4bがQRコードリーダー4aによって読取られると、その未加硫タイヤT0の外観検査結果は合格であるとして第4端末4に記憶されるものを示した。これに対し、合格二次元コード4bがQRコードリーダー4aによって読取られた後に、未加硫タイヤT0のタイヤ種別及びシリアル番号の情報がQRコードリーダー4aによって読取られると、その未加硫タイヤT0の外観検査結果は合格であるとして第4端末4に記憶されるように構成することも可能であり、一次外観検査工程P6、二次外観検査工程P9でも同様である。
本発明における一実施形態を示す空気入りタイヤの製造工程の概略図 二次外観検査工程及び搬送保管工程の概略図 貼付型表示部材の概略図 各端末とサーバーとの接続状態を示す概略図 表示装置の正面図 データテーブルの例 データテーブルの例
符号の説明
1〜14…端末、13e検査台、14b…出荷コンベヤ、14c…再検査コンベヤ、21…第1成形ドラム、22…第2成形ドラム、30…加硫機、40…仕上台、50…ユニフォーミティ検査機、100…サーバー、T0…未加硫タイヤ、T…加硫タイヤ、P1…原料受入工程、P2…部材成形工程、P3…未加硫タイヤ成形工程、P4…未加硫タイヤ外観検査工程、P5…加硫工程、P6…一次外観検査工程、P7…仕上げ工程、P8…ユニフォーミティ検査工程、P9…二次外観検査工程、P10…搬送保管工程、G1…第1ゲート、G2…第2ゲート。

Claims (2)

  1. タイヤ1つ1つを識別するための識別情報を有する貼付型表示部材が貼付された未加硫タイヤを加硫成形して成る加硫タイヤの検査方法であって、
    前記未加硫タイヤに関する検査を行うとともに、その検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶手段に記憶させる工程と、
    加硫タイヤのユニフォーミティ検査を行うとともに、その検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶手段に記憶させる工程と、
    ユニフォーミティ検査の後に加硫タイヤの外観検査を行うとともに、その検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶手段に記憶させる工程と、
    識別情報に対応する前記未加硫タイヤに関する検査の結果、前記ユニフォーミティ検査の結果及び前記外観検査の結果が各検査の基準を満足した場合に、その識別情報の貼付型表示部材が貼付されている加硫タイヤを出荷用の保管場所に向かって搬送する工程とを含む
    ことを特徴とするタイヤの検査方法。
  2. タイヤ1つ1つを識別するための識別情報を有する貼付型表示部材が貼付された未加硫タイヤを加硫成形して成る加硫タイヤの検査装置であって、
    前記未加硫タイヤに関する検査結果、加硫タイヤのユニフォーミティ検査結果及びユニフォーミティ検査の後の加硫タイヤの外観検査結果を貼付型表示部材の識別情報と対応させて記憶可能な記憶手段と、
    識別情報に対応するように記憶手段に記憶される前記未加硫タイヤに関する検査の結果、前記ユニフォーミティ検査の結果及び前記外観検査の結果が各検査の基準を満足した場合に、その識別情報の貼付型表示部材が貼付されている加硫タイヤを出荷用の保管場所に向かって搬送する搬送手段とを備えた
    ことを特徴とするタイヤの検査装置。
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