JP2010105546A - 車両用内装照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】厳密な位置調整を実施することなく導光ロッドを天井部に取り付けることが可能で、さらに、導光ロッドの位置ずれ調整も不要な車両用内装照明装置を提供する。
【解決手段】内部に空間部12を有するとともに一側面にスリット14が形成されたレール部材11が車両の天井部に設置され、レール部材11の空間部12内に、光源に接続された導光ロッド13が配設され、導光ロッド13は空間部12内に設けられた傾斜壁11D,11Dで保持されて、前記光源から導光ロッド13に導かれた光がスリット14を通して車室内を照明する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の天井部等に取り付けられ、車室内を照明する車両用内装照明装置に関する。
車室の天井部に複数の導光ロッドを配設し各導光ロッドの一側端面を車室内に向けて固定するとともに、各導光ロッドの他側端面を光源に接続することにより、光源からの光を導光ロッド内に導き、さらに導光ロッドの一側端面から車室内を照明する車両用の内装照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−120647号公報
ところで、上記従来の技術においては、導光ロッドの一側端面を発泡層表面に一致させることが、車室内を効率よく照明する上で非常に重要なことである。
しかしながら、上記従来の技術では、天井部の発泡層に導光ロッドが直接埋め込まれているので、導光ロッドの一側端面を発泡層表面に一致させることが難しいという問題がある。すなわち、天井部の発泡層は一定の厚みを有しており、導光ロッドが標準位置よりも上部に埋め込まれていると、導光ロッドの一側端面が発泡層の中に埋もれてしまい、導光ロッドが標準位置よりも下部に埋め込まれていると、導光ロッドの一側端面が発泡層から飛び出てしまい、導光ロッドの一側端面を発泡層表面に一致させるのは非常に難しい。
また、長年の使用により導光ロッドの一側端面の位置がずれたときは、導光ロッドの位置を調整しなければならないが、この場合、導光ロッドが発泡層内に埋め込まれた構成では、発泡層を切り開かない限り、導光ロッドの一側端面の位置調整ができず、メンテナンス性が非常に悪いという問題もある。
本発明の目的は、厳密な位置調整を実施することなく導光ロッドを天井部に取り付けることが可能で、さらに、導光ロッドの位置ずれ調整も不要な車両用内装照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、開口部を有するレール部材の内部に導光ロッドを配設し、導光ロッド内に導かれてきた光を前記開口部を介して車室内に照明する構成とした点に特徴がある。すなわち、本発明の車両用内装照明装置は、内部に空間部を有するとともに一側面に開口部が形成されたレール部材が車室内の壁面部に設置され、前記レール部材の空間部内に、光源に接続された導光ロッドが配設され、前記導光ロッドは前記空間部内に設けられた保持部で保持されて、前記光源から前記導光ロッドに導かれた光が前記開口部を通して車室内を照明することを特徴としている。
本発明によれば、導光ロッドを車室内の壁面部に配設する場合は、壁面部の発泡層に溝状空間部隙間(発泡層が存在しない部分)を形成しておくことにより、その溝状空間部に、内部に導光ロッドを有するレール部材を直接取り付けることができる。その結果、厳密な位置調整を実施することなく、導光ロッドを車室内の壁面部に取り付けることが可能となる。
また、導光ロッドがレール部材に保持されているので、長年使用しても導光ロッドの位置がずれることはなく、導光ロッドの位置ずれ調整も不要となる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1及び図2は本発明に係る車両内装照明装置を示しており、図1は当該車両内装照明装置が車室内の壁面部である天井部に取り付けられた様子を示す図、図2は図1のSA−SA線に沿った断面図である。
本発明に係る車両内装照明装置は、図1及び図2に示すように、車両の天井部10に設置された直線状のレール部材11と、レール部材11の内部空間12に、レール部材11の軸方向に沿って配設された導光ロッド13とを備えている。
レール部材11は、その中心軸に関して左右略対称に形成されている。レール部材11は板材の折り曲げ加工により形成され、その縦断面は上部が略コの字型に折り曲げられている。すなわち、レール部材11は、上部壁11Aと、上部壁11Aの左右に設けられ上部壁11Aに対して略直角に折り曲げられた側部壁11B,11Bとを有している。
側部壁11B,11Bの下部は、一旦車幅方向外側へ向かって折り曲げられた後、逆方向に折り曲げられて、当該部分に底部壁11C,11Cが形成されている。底部壁11C,11Cの先端部はレール部材11の中心軸付近まで達している。そして、底部壁11C,11Cの先端部にはヘム加工が施され、当該先端部には互いに離れる方向に傾斜した、保持部としての傾斜壁11D,11Dが形成されている。
上記ヘム加工が施された箇所(傾斜壁11D,11Dの下部付近)には開口部としての隙間Sが形成されている。隙間Sはレール部材11の軸方向に沿って形成されており(図1参照)、この隙間Sはスリット14を構成している。スリット14は、レール部材11の一側面(つまり車室内側)に形成されている。なお、図2においては、下部が車室内側である。
導光ロッド13は縦断面が円形を成し、ガラス又はプラスチックで形成されている。導光ロッド13はレール部材11の中心軸上に配置され、3箇所でレール部材11で挟み込まれ、レール部材11に支持されている。すなわち、導光ロッド13の側面は、ポイントP1でレール部材11の上部壁11Aの背面内側部分に線接触し、ポイントP2及びP3で傾斜壁11D,11Dの内面部分にそれぞれ線接触しており、導光ロッド13は3箇所でレール部材11に挟み込まれ強固に支持されている。
図示してないが、導光ロッド13の一端側は光源に接続され、当該光源からの光が導光ロッド13内に導かれるようになっている。導光ロッド13は、上記したように、レール部材11の中心軸上に配置されており、スリット14に対向配置されている。したがって、導光ロッド13に導かれた、前記光源からの光はスリット14を通して車室内を照明することができる。
また、図2に示すように、レール部材11は、その上部壁11Aにリテーナ15が取り付けられている。このリテーナ15は、ルーフパネル(図示省略)等に固定される。
また、天井部10には発泡層16が設けられ、レール部材11は発泡層16に形成された溝状空間部16Aに配置されている。なお、発泡層16の車室側表面には、発泡層16を覆う外表皮17が設けられている。
ここで、レール部材11の上部壁11Aにリテーナ15を取り付ける方法について説明する。
図3は、上部壁11Aが導光ロッド13に接触する点(ポイントP1)を挟んで車幅方向左右を固定する方法である。この方法においては、レール部材11の上部壁11A及びリテーナ15に対してポイントP1の左右に外側から凹み18,18を予め付けておき、当該凹み18,18にビス(タッピングスクリュー)19,19をねじ込んで、レール部材11の上部壁11Aにリテーナ15を固定する。
図4は、ポイントP1の所を固定する方法である。この方法においては、レール部材11の上部壁11A及びリテーナ15に対してポイントP1の所に内側から凹み20を付けておくとともに、導光ロッド13に貫通孔13Aを予め設けておく。そして、スリット14を介して、導光ロッド13の貫通孔13A内にビス(タッピングスクリュー)21を通し、さらに、ビス(タッピングスクリュー)21を凹み20にねじ込んで、レール部材11の上部壁11Aにリテーナ15を固定する。
なお、ビス21による固定箇所は導光ロッド13の軸方向(紙面垂直方向)に沿って数カ所設けられているだけであり、ビス21があっても、導光ロッド13が車室内を照明するのには支障はない。
上記の図3や図4のように、ビス19,21を用いれば、レール部材11の上部壁11Aにリテーナ15を容易に固定することができるとともに、レール部材11の上部壁11Aからリテーナ15を取り外すのも容易となり、照明装置に対するメンテナンス性を向上させることができる。
次に、本実施例における車両内装照明装置の作用について説明する。
図示してない光源からの光は導光ロッド13内に導かれる。そして、導光ロッド13に導かれた光は、レール部材11の一側面に形成されたスリット14を介して車室内を照明する。
上記したように、本実施例では、導光ロッド13を天井部10に配設する場合、天井部10の発泡層16に溝状空間部16Aを形成しておくことにより、その溝状空間部16Aに、導光ロッド13を有するレール部材11を直接取り付けることができる。その結果、厳密な位置調整を実施することなく、導光ロッド13を天井部10に簡単に取り付けることが可能となる。また、導光ロッド13が、レール部材11の上部壁11A及び傾斜壁11D,11Dの3箇所で挟み込まれて保持されているので、長年使用しても導光ロッド13の位置がずれることはなく、導光ロッド13の位置ずれ調整も不要となるとともに、導光ロッド13を安定して支持できる。
また、本実施例によれば、レール部材11の底部壁11C,11Cの先端部にヘム加工を施すようにしたので、傾斜壁11D,11Dの作り込みが容易である。
また、本実施例によれば、レール部材11が、上部壁11A、側部壁11B,11B、底部壁11C,11C及び傾斜壁11D,11Dからなり、スリット14の部分を除けば、縦断面形状が略閉断面であるから、導光ロッド13内の光がスリット14以外の箇所から漏れるのを防ぐことができる。
また、本実施例によれば、レール部材11はその背面が天井部10のリテーナ15に取り付けられており、レール部材11は天井部10の補強材としての役割も成している。
さらに、本実施例では、レール部材11は直線状であったが、これに限らず、レール部材11は曲線状であってもよい。この場合は、レール部材11の一側面に形成されたスリット14も曲線状を成し、さらに、導光ロッド13もスリット14の形状に合わせて曲線状に配置される。このようにすれば、照明装置の形状についての設計自由度が高くなる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施例では照明装置を天井部10に設置した例であったが、本発明の照明装置は、例えばドア等の車両内装部側面に設置することもできる。
本発明に係る車両内装照明装置を示しており、当該車両内装照明装置が車両の天井部に取り付けられた様子を示す図である。 図1のSA−SA線に沿った断面図である。 レール部材の上部壁にリテーナを取り付けるための一例を示す図である。 レール部材の上部壁にリテーナを取り付けるための他の例を示す図である。
符号の説明
10 天井部
11 レール部材
11A 上部壁
11B 側部壁
11C 底部壁
11D 傾斜壁(保持部)
12 内部空間(内部の空間部)
13 導光ロッド
14 スリット
15 リテーナ
16 発泡層
18,20 凹み
19,21 ビス

Claims (5)

  1. 内部に空間部を有するとともに一側面に開口部が形成されたレール部材が車室内の壁面部に設置され、
    前記レール部材の空間部内に、光源に接続された導光ロッドが配設され、
    前記導光ロッドは前記空間部内に設けられた保持部で保持されて、前記光源から前記導光ロッドに導かれた光が前記開口部を通して車室内を照明することを特徴とする車両用内装照明装置。
  2. 前記保持部は、前記開口部の両側部分に設けられ、前記開口部と対向する位置にある前記レール部材の背面内側部分とで前記導光ロッドを挟み込んで保持していることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装照明装置。
  3. 前記保持部は、前記開口部の両側部分をヘム加工によって成形されたものであることを特徴とする請求項2に記載の車両用内装照明装置。
  4. 前記レール部材は、前記開口部が形成された部分以外では、縦断面が閉断面形状を成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用内装照明装置。
  5. 前記レール部材の背面にはリテーナが配設され、当該リテーナに前記レール部材はビスによって取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用内装照明装置。
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