JP2010103824A - インタフェース回路およびクロック/データ供給方法 - Google Patents

インタフェース回路およびクロック/データ供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 処理回路部での消費電力を低減すること。
【解決手段】インタフェース回路(20)は、入力データ(DIN)を所定の時間保持し、この所定の時間(T)経過後に保持したデータを処理用データ(D)として出力する一時保管メモリ部(22)と、転送クロック信号(CK)と入力データ(DIN)とを受け、転送クロック信号(CK)に基づいて入力データ(DIN)の変化速度を監視して、監視結果(SSL)を出力するデータ変化速度監視部(24)と、監視結果(SSL)に基づいて、処理回路部(10)が処理用データ(D)を処理するのに最適で、かつ転送クロック信号(CK)をn分周してなる分周クロック信号を決定して、この決定した分周クロック信号を処理クロック信号(CK)として処理回路部(10)へ供給するクロック決定部(26)と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、転送クロック信号により入力データの計算等をする処理回路部の前段に設けられるインタフェース回路に関する。
従来、計算回路等の処理回路部は、転送クロック信号と同じクロック周波数を持つ処理クロック信号に同期して動作している。したがって、転送クロック信号と同期して送られてくる転送データ(入力データ)に変化が少ない場合でも、処理回路部は処理クロック信号に同期して動作する。その結果、処理回路部では多くの電力を消費するという問題がある。
本発明に関連する先行技術文献が種々知られている。
例えば、特開2001−168853号公報(特許文献1)は、データ転送速度が大きく変化した場合でも、確実にデータを受信することができ、しかも消費電力を少なくできる「調歩同期式シリアルデータ転送装置のデータ受信回路」を開示している。特許文献1は、スタートビット等のキャラクタからなる一連のシリアルデータの受信回路を開示しており、スタートビットの幅を検出して、受信クロックのカウント値からサンプルクロックを生成している。
特開2002−82830号公報(特許文献2)は、クロック信号に同期して出力される転送データを高速で取り込むインターフェイス回路を開示している。この特許文献2に開示されたインターフェイス回路では、転送データの変化点を検出して有効データウィンドウを抽出し、抽出した有効ウィンドウに従ってデータのストローブタイミングとストローブクロックを生成している。
特開昭56−85146号公報(特許文献3)は、接点等の状態信号からデータを計算機に入力するデータ入力回路を開示している。この特許文献3に開示されたデータ入力回路では、入力データを一定のサンプリング速度で走査してバッファに一時記憶させた後、計算機に転送している。入力データに変化があった場合、状態変化データとして、バッファ・レジスタの内容を、一定の周期で計算機に読み込んでいる。
特開平8−213977号公報(特許文献4)は、通信装置の受信バーストデータ信号とクロック信号との位相同期を行う受信位相同期回路を開示している。この特許文献4に開示された受信位相同期回路では、受信バーストデータ信号は一定の受信周波数(基準クロック信号の基準クロック周波数に同期した周波数)を持っている。したがって、受信バーストデータ信号のデータ幅は変動しない。この受信位相同期回路は、入力の受信データを、受信周波数(基準クロック周波数)のN倍(Nは整数)の周波数のクロックで位相シフトするシフトレジスタと、異なる位相を持つ位相シフトしたデータから特定の位相位置にあるデータを選択するセレクタと、上記位相シフトしたデータから受信データの変化点(位相)を調べ、調べた変化点の基準クロックに対する位相位置に対応して予め設定した位相位置を選択するように選択信号をセレクタに与える制御手段とを備える。
特開2001−168853号公報(図1、段落0070−0075) 特開2002−82830号公報(図2、段落0056) 特開昭56−85146号公報 特開平8−213977号公報(段落0027−0029)
特許文献1では、受信回路に入力されるデータが、スタートビット等のキャラクタからなる一連のシリアルデータに限定される。
特許文献2では、転送データがクロック信号に同期して出力されるので、転送データは、クロック信号のクロック周期に等しいデータ幅を持っている。
特許文献3では、計算機に転送するデータの状態変化を検出すると共に、その転送するデータを状態変化データにまで加工している。
特許文献4では、受信バーストデータ信号のデータ幅は一定であって、受信バーストデータ信号の位相をシフトして、異なる位相を持つ位相シフトしたデータから特定の位相位置にあるデータを選択している。
したがって、本発明の課題は、処理回路部での消費電力を低減することができる、インタフェース回路およびクロック/データ供給方法を提供することにある。
本発明のインタフェース回路は、所定の転送クロック周波数で所定の転送クロック周期を持つ転送クロック信号と、転送クロック周期以上でかつ変動するデータビット幅を持つパラレルデータである入力データとを受け、処理クロック信号と処理用データとを処理回路部へ供給するインタフェース回路であって、入力データを所定の時間保持し、この所定の時間経過後に保持したデータを処理用データとして出力する一時保持手段と、転送クロック信号と入力データとを受け、転送クロック信号に基づいて入力データの変化速度を監視して、監視結果を出力するデータ変化速度監視部と、監視結果に基づいて、処理回路部が処理用データを処理するのに最適で、かつ転送クロック信号をn(nは1以上の整数からなる変数)分周してなる分周クロック信号を決定して、この決定した分周クロック信号を処理クロック信号として処理回路部へ供給するクロック決定部と、を備える。
本発明のクロック/データ供給方法は、所定の転送クロック周波数で所定の転送クロック周期を持つ転送クロック信号と、転送クロック周期以上でかつ変動するデータビット幅を持つパラレルデータである入力データとを受け、処理クロック信号と処理用データとを処理回路部へ供給するクロック/データ供給方法であって、入力データを所定の時間保持し、この所定の時間経過後に保持したデータを処理用データとして出力する一時保持ステップと、転送クロック信号と入力データとを受け、転送クロック信号に基づいて入力データの変化速度を監視して、監視結果を出力するデータ変化速度監視ステップと、監視結果に基づいて、処理回路部が処理用データを処理するのに最適で、かつ転送クロック信号をn(nは1以上の整数からなる変数)分周してなる分周クロック信号を決定して、この決定した分周クロック信号を処理クロック信号として処理回路部へ供給するクロック決定ステップと、を含む。
入力する転送クロック信号の転送クロック周波数以下の周波数を持つ処理クロック信号を生成して、処理回路部へ供給しているので、処理回路部での消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るインタフェース回路20について説明する。図示のインタフェース回路20は、処理回路部10の前段に設けられる回路であって、クロック/データ入力回路とも呼ばれる。
インタフェース回路20は、pビット(pは2以上の整数)からなるパラレルデータである入力データDINと、転送クロック信号CKとを受ける。転送クロック信号CKは、所定の転送クロック周波数fCTで、所定の転送クロック周期PCTを持つ。入力データDINは、転送クロック周期PCT以上でかつ変動するデータビット幅を持つ。インタフェース回路20は、処理クロック信号CKと処理用データDとを処理回路部10へ供給する。
インタフェース回路20は、一時保管メモリ部22と、データ変化速度監視部24と、クロック決定部26とを有する。
一時保管メモリ部22は、入力データDINを所定の時間(図示の例では、T時間)保管(保持)し、所定の時間(T時間)経過後に保管(保持)したデータを処理用データDとして出力する一時保持手段として働く。すなわち、一時保管メモリ部22は、入力データDINをT時間だけ遅延したデータを、処理用データDとして出力する遅延手段として動作する。
このような一時保管メモリ部22は、入力データDINを転送クロック信号CKに同期してシフトする、FIFO(first-in first-out)バッファから構成されて良い。所定の時間(T時間)は、転送クロック周期PCTの整数倍に等しい。後述するように、所定の時間(T時間)は、転送クロック周期PCTの、転送クロック信号CKを分周する最大の分周数倍以上の長さがあることが好ましい。FIFOバッファとしては種々の構成のものを採用できる。例えば、FIFOバッファは、シフト・レジスタから構成されて良い。この場合、シフト・レジスタは、上記所定の時間(T時間)に相当する長さを持つ。
その代わりに、FIFOバッファは、メモリと、転送クロック信号CKに同期して書込みアドレスを当該メモリに供給して、当該メモリの書込みアドレスに入力データDINを保持したデータとして書き込ませる書込みアドレス・カウンタと、転送クロック信号CKに同期して読出しアドレスを当該メモリに供給して、当該メモリの読出しアドレスから上記保持したデータを処理用データDとして読み出させる読出しアドレス・カウンタとから構成されて良い。この場合、書込みアドレス・カウンタから出力される書込みアドレスと、読出しアドレス・カウンタから出力される読出しアドレスとは、上記所定の時間(T時間)に対応するアドレス差分だけ互いにシフトしている。このような構成のFIFOバッファは、書込み/読出し型メモリと呼ばれる。
図2は、図1に示した一時保管メモリ部22の動作を説明するためのタイムチャートである。図2において、(A)は入力データDINを示し、(B)は一時保管メモリ部22に保持される(書き込まれる)データを示し、(C)は一時保管メモリ部22に保持された(書き込まれた)データを読み出した処理用データDを示す。
図2(A)に示されるように、入力データDINが一時保管メモリ部22に供給されると、一時保管メモリ部22は、図2(B)に示されるように、入力データDINを書き込む。図2(B)の例では、一時保管メモリ部22は、保持したデータとして、データA、データB、データC、データDをその順番に書き込んでいる。データA〜データDの各々の長さは、一定時間(T時間)に相当する。一時保管メモリ部22に書き込まれた(保持された)データは、図2(C)に示されるように、一定時間(T時間)後に一時保管メモリ部22から読み出され、処理用データDとして処理回路部10に渡される。一時保管メモリ部22は、この動作を繰り返す。
データ変化速度監視部24は、転送クロック信号CKと入力データDINとを受け、転送クロック信号CKに基づいて入力データDINを監視して、監視結果を出力する。クロック決定部26は、監視結果に基づいて、処理回路部10が処理用データDを処理するのに最適で、かつ転送クロック信号CKをn(nは1以上の整数からなる変数)分周してなる分周クロック信号を決定して、その決定した分周クロック信号を処理クロック信号CKとして処理回路部10へ供給する。
図示の例では、データ変化速度監視部24は、監視結果として、入力データDINの最速スピードに対応する選択信号SSLを出力するように構成されている。データ変化速度監視部24は、現在の入力データと過去の入力データを比較する回路を一組持ち、それらデータが不一致となるまでのクロック数をカウントすることにより、データ変化速度を監視している。そして、それらデータが不一致となった時、現在の入力データを過去の入力データとしてラッチして、次の入力データと比較している。
図3はデータ変化速度監視部24の構成を示すブロック図である。データ変化速度監視部24は、現在データラッチ回路42と、過去データラッチ回路44と、比較器46と、カウンタ48と、速度監視部50とから構成されている。
現在データラッチ回路42は、転送クロック信号CKに同期して入力データDINをラッチして、現在データを出力する。過去データラッチ回路44は、後述する不一致信号を受けると、転送クロック信号CKに応答して現在データをラッチして過去データを出力する。一方、不一致信号を受けないと、過去データラッチ回路44は、自身が出力する過去データを転送クロック信号CKに同期してラッチし続ける。比較器46は、現在データと過去データとを比較し、比較結果を表す比較結果信号を出力する。ここで、比較結果が一致であれば、比較器46は比較結果信号として一致信号を出力する。一方、比較結果が不一致であれば、比較器46は比較結果信号として上記不一致信号を出力する。カウンタ48は、比較結果信号が一致信号である間、転送クロック信号CKのクロック数をカウントする。一方、比較結果信号が不一致信号であると、カウンタ48はそのカウント値を0にリセットする。カウンタ48は、カウント値を速度監視部50へ送出する。速度監視部50は、カウント値に基づいて、選択信号SSLを出力する。
図1に戻って、クロック決定部26は、転送クロック信号CKを、互いに異なる複数の分周数(1以上の整数)で分周して、複数の分周クロック信号を出力するクロック分周部32と、選択信号SSLに基づいて、複数の分周クロック信号の1つを選択し、選択した分周クロック信号を上記処理クロック信号CKとして出力するクロック選択部34とから構成されている。
詳述すると、図示のクロック分周部32は、転送クロック信号CKを、2から2N−1(Nは2以上の整数)までのN個の分周数で分周して、それぞれ、転送クロック周波数fCTの(1/2)倍から(1/2N−1)倍の第1乃至第Nの分周周波数fD(1)〜fD(N)を持つ第1乃至第Nの分周クロック信号CKD(1)〜CKD(N)を出力する。クロック選択部34は、選択信号SSLに基づいて、第1乃至第Nの分周クロック信号CKD(1)〜CKD(N)の1つを選択し、選択した分周クロック信号を処理クロック信号CKとして出力する。
図示の実施の形態では、クロック分周部32での最大の分周数は2N−1であるので、一時保管メモリ部32の上記所定の時間(T時間)は、転送クロック周期PCTの2N−1倍以上である。
図4及び図5は、図1のデータ変化速度監視部24とクロック決定部26の動作を説明するためのタイムチャートである。図4は入力データDINの最速スピードが転送クロック周波数fCTの(1/4)倍に等しい場合の例を示し、図5は入力データDINの最速スピードが転送クロック周波数fCTに等しい場合の例を示している。
最初に、図4を参照して、入力データDINの最速スピードが転送クロック周波数fCTの(1/4)倍に等しい場合における、データ変化速度監視部24とクロック決定部26の動作について説明する。図4において、(A)は入力データDINを示し、(B)は転送クロック信号CKを示し、(C)は転送クロック信号CKで入力データDINをサンプリングしたデータ(サンプリングデータ)を示す。また、図4において、(D)は転送クロック周波数fCTの(1/2)倍の第2の分周周波数fD(2)を持つ第2の分周クロック信号CKD(2)とその第2の分周クロック信号CKD(2)でサンプリングデータを再現したデータを示し、(E)は転送クロック周波数fCTの(1/4)倍の第3の分周周波数fD(3)を持つ第3の分周クロック信号CKD(3)とその第3の分周クロック信号CKD(3)でサンプリングデータを再現したデータを示し、(F)は転送クロック周波数fCTの(1/8)倍の第4の分周周波数fD(4)を持つ第4の分周クロック信号CKD(4)とその第4の分周クロック信号CKD(4)でサンプリングデータを再現したデータを示す。
図4(A)に示されるように、入力データDINとして、データビット幅が異なるIN−1、IN−2、IN−3、IN−3、IN−4、IN−5、IN−6、IN−7、およびIN−8がその順番にインタフェース回路20に入力されている。これら入力データIN−1〜IN−8の中で、入力データIN−4とIN−5とが最も短いデータビット幅(転送クロック周期PCTの4倍に等しい)を持っていることが分かる。すなわち、入力データDINの最速スピードは、転送クロック周波数fCTの(1/4)倍に等しい。
このような状況では、図4(D)および(E)に示されるように、サンプリングデータを第2の分周クロック信号CKD(2)および第3の分周クロック信号CKD(3)を使用してサンプリングしても、サンプリングデータ(入力データDIN)を再現することができることが分かる。しかしながら、図4(F)に示されるように、サンプリングデータを第4の分周クロック信号CKD(4)を使用してサンプリングすると、入力データDINのサンプリングデータ(IN−4)を再現できないことが分かる。
したがって、データ変化速度監視部24は、入力データDINの最速スピードが転送クロック周波数fCTの(1/4)倍に等しいと判断して、監視結果(選択信号)SSLとして、第3の分周クロック信号CKD(3)を選択することを指示する信号をクロック選択部34へ供給する。この選択信号SSLに基づいて、クロック選択部34は、第1乃至第Nの分周クロック信号CKD(1)〜CKD(N)の中から第3の分周クロック信号CKD(3)を選択し、この選択した第3の分周クロック信号CKD(3)を処理クロック信号CKとして出力する。
すなわち、図4(A)に示されるような入力データDINが供給された場合、インタフェース回路20の後段の処理回路部10へ渡す処理クロック信号CKとして、転送クロック信号CKをその転送クロック周波数fCTの(1/4)倍の第3の分周周波数fD(3)を持つ第3の分周クロック信号CKD(3)まで減速しても、処理用データDを再現(処理回路部10で処理)できることを示している。
次に、図5を参照して、入力データDINの最速スピードが転送クロック周波数fCTに等しい場合における、データ変化速度監視部24とクロック決定部26の動作について説明する。図5において、(A)は入力データDINを示し、(B)は転送クロック信号CKを示し、(C)は転送クロック信号CKで入力データDINをサンプリングしたデータ(サンプリングデータ)を示す。また、図5において、(D)は転送クロック周波数fCTと等倍の第1の分周周波数fD(1)を持つ第1の分周クロック信号CKD(1)とその第1の分周クロック信号CKD(1)でサンプリングデータを再現したデータを示し、(E)は転送クロック周波数fCTの(1/2)倍の第2の分周周波数fD(2)を持つ第2の分周クロック信号CKD(2)とその第2の分周クロック信号CKD(2)でサンプリングデータを再現したデータを示す。
図5(A)に示されるように、入力データDINとして、データビット幅が異なるIN−1、IN−2、IN−3、IN−3、IN−4、IN−5、IN−6、IN−7、およびIN−8がその順番にインタフェース回路20に入力されている。これら入力データIN−1〜IN−8の中で、入力データIN−4が最も短いデータビット幅(転送クロック周期PCTに等しい)を持っていることが分かる。すなわち、入力データDINの最速スピードは転送クロック周波数fCTに等しい。
このような状況では、図5(D)に示されるように、サンプリングデータを第1の分周クロック信号CKD(1)を使用してサンプリングして、サンプリングデータ(入力データDIN)を再現することができることが分かる。しかしながら、図5(E)に示されるように、サンプリングデータを第2の分周クロック信号CKD(2)を使用してサンプリングすると、入力データDINのサンプリングデータ(IN−4)を再現できないことが分かる。
したがって、データ変化速度監視部24は、入力データDINの最速スピードが転送クロック周波数fCTに等しいと判断して、監視結果(選択信号)SSLとして、第1の分周クロック信号CKD(1)を選択することを指示する信号をクロック選択部34へ供給する。この選択信号SSLに基づいて、クロック選択部34は、第1乃至第Nの分周クロック信号CKD(1)〜CKD(N)の中から第1の分周クロック信号CKD(1)を選択し、この選択した第1の分周クロック信号CKD(1)を処理クロック信号CKとして出力する。
すなわち、図5(A)に示されるような入力データDINが供給された場合、インタフェース回路20の後段の処理回路部10へ渡す処理クロック信号CKとしては、転送クロック信号CKをその転送クロック周波数fCTと等倍(1倍)の第1の分周周波数fD(1)を持つ第1の分周クロック信号CKD(1)を使用することを示している。
次に、図1に示したインタフェース回路20の動作について説明する。入力データDINと転送クロック信号CKとがインタフェース回路(データ入力回路)20に供給されると、一時保管メモリ部22は、転送クロック信号CKに同期して一定時間(T時間)、入力データDINを保管する。と同時に、データ変化速度監視部24は、入力データDINを転送クロック信号CKでサンプリングしながら、一定時間(T時間)内に入力データDINが変化した最速スピードを調査(監視)する。この場合、周波数の関係では、次の式が成立する。
転送クロック周波数(fCT)≧入力データ(DIN)が変化した最速スピード
一時保管メモリ部22で保管(保持)された入力データDINは、一定時間(T時間)経過後に、転送クロック信号CKに同期して読み出され、処理用データDとして処理回路部10へ渡される。
処理用データDは、入力データDINが変化した最速スピード以上のクロック信号であれば、入力データDINを再現することができる。そこで、転送クロック信号CKをクロック分周部32で2から2N−1までのN個の分周数で分周した第1乃至第Nの分周クロック信号CKD(1)〜CKD(N)の中から、入力データDINが変化した最速スピード以上の最も遅いn分周クロック信号をクロック選択部34で選択し、その選択したn分周クロック信号を処理クロック信号CKとして処理回路部10に供給する。本実施の形態において、nは2〜2N−1のN個の数字から選択された変数である。
このような構成のインタフェース回路20によれば、大規模な計算等をする処理回路部10において、消費電力を低減できるという効果がある。その理由は、入力される転送クロック信号CKの転送クロック周波数fCT以下の処理クロック周波数を持つ処理クロック信号CKを生成して、処理回路部10に供給するからである。
なお、図1に示したインタフェース回路20では、データ変化速度監視部24は、入力データDINと転送クロック信号CKとを受け、入力データDINのみに基づいて転送クロック信号CKに同期して入力データDINの変化速度を監視しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、一時保管メモリ部22がシフト・レジスタで構成されている場合、データ変化速度監視部24は、入力データDIN、転送クロック信号CK、および一時保管メモリ部22に保持されたデータを受け、入力データDINと保持されたデータとに基づいて転送クロック信号CKに同期して入力データDINの変化速度を監視してもよい。
図6を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るインタフェース回路20Aについて説明する。図示のインタフェース回路20Aは、クロック決定部が図1に示したものと相違している点を除いて、図1に示したインタフェース回路20と同様の構成を有し、動作をする。したがって、クロック決定部に26Aの参照符号を付してある。図1に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、説明を簡略化するために以下では相違点についてのみ説明する。
クロック決定部26Aは、クロック分周部が図1に示したものと相違している点を除いて、図1に示したクロック決定部26と同様の構成を有し、動作をする。したがって、クロック分周部に32Aの参照符号を付してある。
クロック分周部32Aは、転送クロック信号CKを、1からN(Nは2以上の整数)までのN個の分周数で分周して、それぞれ、転送クロック周波数fCTの1倍から(1/N)倍の第1乃至第Nの分周周波数fD(1)〜fD(N)を持つ第1乃至第Nの分周クロック信号CKD(1)〜CKD(N)を出力する。クロック選択部34は、データ変化速度監視部24から供給される選択信号SSLに基づいて、第1乃至第Nの分周クロック信号CKD(1)〜CKD(N)の1つを選択し、選択した分周クロック信号を処理クロック信号CKとして出力する。
図示の実施の形態では、クロック分周部32Aでの最大の分周数はNであるので、一時保管メモリ部32の上記所定の時間(T時間)は、転送クロック周期PCTのN倍以上である。また、本実施の形態においては、上記nは1〜NのN個の数字から選択された変数である。
図1に図示したインタフェース回路20と図6に図示したインタフェース回路20Aとは、クロック分周部での分周数が異なるだけで、同様の構成を有し、動作をする。したがって、図6に示したインタフェース回路20Aの詳細な動作説明については省略する。
図6に示したインタフェース回路20Aは、図1に示したインタフェース回路20と同様に、大規模な計算等をする処理回路部10における消費電力を低減することができるという効果を奏する。その理由は、入力される転送クロック信号CKの転送クロック周波数fCT以下の処理クロック周波数を持つ処理クロック信号CKを生成して、処理回路部10に供給するからである。
図7を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るインタフェース回路20Bについて説明する。図示のインタフェース回路20Bは、データ変化速度監視部が図1に示したものから後述するように変更され、かつクロック停止部28を更に備えている点を除いて、図1に示したインタフェース回路20と同様の構成を有し、動作をする。したがって、データ変化速度監視部に24Aの参照符号を付してある。図1に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、説明を簡略化するために以下では相違点についてのみ説明する。
データ変化速度監視部24Aは、入力データDINにT時間の間変化が無く、かつ、入力データDINと処理用データDとが同じ値の場合、停止信号SSTを出力する。
クロック停止部28は、クロック決定部26と処理回路部10との間に挿入されている。クロック停止部28は、停止信号SSTに応答して、決定した分周クロック信号の処理回路部10への供給を停止する。
図8はデータ変化速度監視部24Aの構成を示すブロック図である。データ変化速度監視部24Aは、速度監視部が後述するように図3に示したものから変更されていると共に処理用データラッチ回路52と別の比較器54とを更に備えている点を除いて、図3に示したデータ変化速度監視部24と同様の構成を有し、動作をする。したがって、速度監視部に50Aの参照符号を付してある。図3に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、説明の簡略化のために以下では相違点についてのみ説明する。
ここでは、比較器46を第1の比較器と呼び、別の比較器54を第2の比較器と呼ぶことにする。したがって、第1の比較器46は、現在データと過去データとを比較して、第1の比較結果を表す第1の比較結果信号を出力する。
処理用データラッチ回路52は、転送クロック信号CKに同期して、処理用データDをラッチし、ラッチした処理用データを出力する。第2の比較器54は、ラッチした処理用データと現在データラッチ回路42にラッチされている現在データとを比較し、第2の比較結果を表す第2の比較結果信号を出力する。第2の比較結果が一致を示しているとき、第2の比較器54は第2の比較結果信号として一致信号を出力する。第2の比較結果が不一致を示しているとき、第2の比較器54は、第2の比較結果信号として不一致信号を出力する。第2の比較結果信号は速度監視部50Aに供給される。
速度監視部50Aは、カウンタ48のカウント値がT時間に相当する時間以上を示しており、かつ第2の比較結果信号が一致信号であるとき、停止信号SSTをクロック停止部28へ送出する。速度監視部50Aの他の動作は、図3に示した速度監視部50と同様である。速度監視部50は、T時間が経過する度に、動作を行う。したがって、停止信号SSTが送出される期間は、T時間単位である。
図9を参照して、図7に示したインタフェース回路20Bの動作について説明する。図9において、(A)は入力データDINを示し、(B)は一時保管メモリ部22に保持される(書き込まれる)データを示し、(C)は一時保管メモリ部22に保持された(書き込まれた)データを読み出した処理用データDを示し、(D)は、インタフェース回路20Bから処理回路部10へ供給される処理クロック信号CKを示す。
図9(A)に示されるように、入力データDINが一時保管メモリ部22に供給されると、一時保管メモリ部22は、図9(B)に示されるように、入力データDINを書き込む。図9(B)の例では、一時保管メモリ部22は、保持したデータとして、データA、データB、データなし、データCをその順番に書き込んでいる。データA〜データCの各々の長さは、一定時間(T時間)に相当する。一時保管メモリ部22に書き込まれた(保持された)データは、図9(C)に示されるように、一定時間(T時間)後に一時保管メモリ部22から読み出され、処理用データDとして処理回路部10に渡される。一時保管メモリ部22は、この動作を繰り返す。
一方、入力データDINとして、一定時間(T時間)以上変化しないデータが供給された場合、データ変化速度監視部24Aは停止信号SSTをクロック停止部28へ送出するので、図9(D)に示されるように、クロック停止部28は、処理回路部10へのクロック供給をT時間単位に停止する。一方、T時間内に1回でも入力データDINに変化があった場合には、インタフェース回路20Bは最適な処理クロック信号CKを処理回路部10へ供給する。
このように、本実施の形態に係るインタフェース回路20Bでは、入力データDINに変化がない時間が一定時間(T時間)以上続いた場合、処理回路部10へのクロック供給を停止することができるため、処理回路部10でのさらなる消費電力を低下させることができるという効果がある。
図10を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るインタフェース回路20Cについて説明する。図示のインタフェース回路20Cは、クロック決定部として図6に示されたものを採用した点を除いて、図7に示したインタフェース回路20と同様の構成を有し、動作をする。図7に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、説明を簡略化するために以下では相違点についてのみ説明する。
図7に図示したインタフェース回路20Bと図10に図示したインタフェース回路20Cとは、クロック分周部での分周数が異なるだけで、同様の構成を有し、動作をする。したがって、図10に示したインタフェース回路20Cの詳細な動作説明については省略する。
図10に示したインタフェース回路20Cは、図7に示したインタフェース回路20Aと同様に、処理回路部10でのさらなる消費電力を低下させることができるという効果を奏する。その理由は、入力データDINに変化がない時間が一定時間(T時間)以上続いた場合、処理回路部10へのクロック供給を停止するからである。
以上、本発明について好ましい実施の形態について説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の趣旨(主題)を逸脱しない範囲内で種々の変形・変更が可能なのは勿論である。例えば、上述した実施の形態では、クロック決定部がクロック分周部とクロック選択部との組み合わせから構成されているが、このような構成に限定されないのは勿論である。
本発明の第1の実施の形態によるインタフェース回路の構成を示すブロック図である。 図1に示したインタフェース回路中の一時保管メモリ部の動作を説明するためのタイムチャートである。 図1に示したインタフェース回路に用いられるデータ変化速度監視部の構成を示すブロック図である。 図1に示したインタフェース回路中のデータ変化速度監視部とクロック決定部との動作を説明するためのタイムチャートである。 図1に示したインタフェース回路中のデータ変化速度監視部とクロック決定部との動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるインタフェース回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態によるインタフェース回路の構成を示すブロック図である。 図7に示したインタフェース回路に用いられるデータ変化速度監視部の構成を示すブロック図である。 図7に示したインタフェース回路の動作を説明するための対チャートである。 本発明の第4の実施の形態によるインタフェース回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 処理回路部
20、20A、20B、20C インタフェース回路(クロック/データ入力回路)
22 一時保管メモリ部
24、24A データ変化速度監視部
26、26A クロック決定部
28 クロック停止部
32、32A クロック分周部
34 クロック選択部
42 現在データラッチ回路
44 過去データラッチ回路
46 比較器
48 カウンタ
50、50A 速度監視部
52 処理用データラッチ回路
54 比較器
IN 入力データ
CK 転送クロック信号
処理用データ
CK 処理クロック信号
CKD(1)〜CKD(N) 分周クロック信号
SL 選択信号
ST 停止信号
IN−1〜IN−8 入力データ

Claims (16)

  1. 所定の転送クロック周波数で所定の転送クロック周期を持つ転送クロック信号と、前記転送クロック周期以上でかつ変動するデータビット幅を持つパラレルデータである入力データとを受け、処理クロック信号と処理用データとを処理回路部へ供給するインタフェース回路であって、
    前記入力データを所定の時間保持し、該所定の時間経過後に保持したデータを前記処理用データとして出力する一時保持手段と、
    前記転送クロック信号と前記入力データとを受け、前記転送クロック信号に基づいて前記入力データの変化速度を監視して、監視結果を出力するデータ変化速度監視部と、
    前記監視結果に基づいて、前記処理回路部が前記処理用データを処理するのに最適で、かつ前記転送クロック信号をn(nは1以上の整数からなる変数)分周してなる分周クロック信号を決定して、該決定した分周クロック信号を前記処理クロック信号として前記処理回路部へ供給するクロック決定部と、
    を備えたインタフェース回路。
  2. 前記一時保持手段は、前記入力データを前記転送クロック信号に同期してシフトする、FIFOバッファから構成され、
    前記所定の時間は、前記転送クロック周期の整数倍に等しい、請求項1に記載のインタフェース回路。
  3. 前記データ変化速度監視部は、前記監視結果として、前記入力データの最速スピードに対応する選択信号を出力するように構成されており、
    前記クロック決定部は、
    前記転送クロック信号を、互いに異なる複数の分周数(1以上の整数)で分周して、複数の分周クロック信号を出力するクロック分周部と、
    前記選択信号に基づいて、前記複数の分周クロック信号の1つを選択し、選択した分周クロック信号を前記処理クロック信号として出力するクロック選択部と、
    から構成される、請求項2に記載のインタフェース回路。
  4. 前記クロック分周部は、前記転送クロック信号を、2から2N−1(Nは2以上の整数)までのN個の分周数で分周して、それぞれ、前記転送クロック周波数の(1/2)倍から(1/2N−1)倍の第1乃至第Nの分周周波数を持つ第1乃至第Nの分周クロック信号を出力し、
    前記クロック選択部は、前記選択信号に基づいて、前記第1乃至第Nの分周クロック信号の1つを選択し、該選択した分周クロック信号を前記処理クロック信号として出力する、
    請求項3に記載のインタフェース回路。
  5. 前記所定の時間は、前記転送クロック周期の2N−1倍以上である、請求項4に記載のインタフェース回路。
  6. 前記クロック分周部は、前記転送クロック信号を、1からN(Nは2以上の整数)までのN個の分周数で分周して、それぞれ、前記転送クロック周波数の1倍から(1/N)倍の第1乃至第Nの分周周波数を持つ第1乃至第Nの分周クロック信号を出力し、
    前記クロック選択部は、前記選択信号に基づいて、前記第1乃至第Nの分周クロック信号の1つを選択し、該選択した分周クロック信号を前記処理クロック信号として出力する、
    請求項3に記載のインタフェース回路。
  7. 前記所定の時間は、前記転送クロック周期のN倍以上である、請求項6に記載のインタフェース回路。
  8. 前記データ変化速度監視部は、前記処理用データをも受け、前記入力データと前記処理用データとに基づいて、前記入力データが前記所定の時間を越えて変化しない場合に、停止信号を出力し、
    前記インタフェース回路は、
    前記クロック決定部と前記処理回路部との間に挿入され、前記停止信号に応答して、前記処理クロック信号の前記処理回路部への供給を停止するクロック停止部
    を更に有する請求項1乃至7のいずれか1つに記載のインタフェース回路。
  9. 所定の転送クロック周波数で所定の転送クロック周期を持つ転送クロック信号と、前記転送クロック周期以上でかつ変動するデータビット幅を持つパラレルデータである入力データとを受け、処理クロック信号と処理用データとを処理回路部へ供給するクロック/データ供給方法であって、
    前記入力データを所定の時間保持し、該所定の時間経過後に保持したデータを前記処理用データとして出力する一時保持ステップと、
    前記転送クロック信号と前記入力データとを受け、前記転送クロック信号に基づいて前記入力データの変化速度を監視して、監視結果を出力するデータ変化速度監視ステップと、
    前記監視結果に基づいて、前記処理回路部が前記処理用データを処理するのに最適で、かつ前記転送クロック信号をn(nは1以上の整数からなる変数)分周してなる分周クロック信号を決定して、該決定した分周クロック信号を前記処理クロック信号として前記処理回路部へ供給するクロック決定ステップと、
    を含むクロック/データ供給方法。
  10. 前記一時保持ステップは、前記入力データを前記転送クロック信号に同期してシフトする、FIFOバッファを用いて実現され、
    前記所定の時間は、前記転送クロック周期の整数倍に等しい、請求項9に記載のクロック/データ供給方法。
  11. 前記データ変化速度監視ステップは、前記監視結果として、前記入力データの最速スピードに対応する選択信号を出力し、
    前記クロック決定ステップは、
    前記転送クロック信号を、互いに異なる複数の分周数(1以上の整数)で分周して、複数の分周クロック信号を出力するクロック分周ステップと、
    前記選択信号に基づいて、前記複数の分周クロック信号の1つを選択し、選択した分周クロック信号を前記処理クロック信号として出力するクロック選択ステップと、
    を含む、請求項10に記載のクロック/データ供給方法。
  12. 前記クロック分周ステップは、前記転送クロック信号を、2から2N−1(Nは2以上の整数)までのN個の分周数で分周して、それぞれ、前記転送クロック周波数の(1/2)倍から(1/2N−1)倍の第1乃至第Nの分周周波数を持つ第1乃至第Nの分周クロック信号を出力し、
    前記クロック選択ステップは、前記選択信号に基づいて、前記第1乃至第Nの分周クロック信号の1つを選択し、該選択した分周クロック信号を前記処理クロック信号として出力する、
    請求項11に記載のクロック/データ供給方法。
  13. 前記所定の時間は、前記転送クロック周期の2N−1倍以上である、請求項12に記載のクロック/データ供給方法。
  14. 前記クロック分周ステップは、前記転送クロック信号を、1からN(Nは2以上の整数)までのN個の分周数で分周して、それぞれ、前記転送クロック周波数の1倍から(1/N)倍の第1乃至第Nの分周周波数を持つ第1乃至第Nの分周クロック信号を出力し、
    前記クロック選択ステップは、前記選択信号に基づいて、前記第1乃至第Nの分周クロック信号の1つを選択し、該選択した分周クロック信号を前記処理クロック信号として出力する、
    請求項11に記載のクロック/データ供給方法。
  15. 前記所定の時間は、前記転送クロック周期のN倍以上である、請求項14に記載のクロック/データ供給方法。
  16. 前記データ変化速度監視ステップは、前記処理用データをも受け、前記入力データと前記処理用データとに基づいて、前記入力データが前記所定の時間を越えて変化しない場合に、停止信号を出力し、
    前記クロック決定ステップの後に、前記停止信号に応答して、前記処理クロック信号の前記処理回路部への供給を停止するクロック停止ステップ
    を更に含む請求項9乃至15のいずれか1つに記載のクロック/データ供給方法。
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