JP2010103766A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】前のユーザーが設定した画像形成条件で誤って画像形成が実行されることを防止すると共に、同じ画像形成条件の画像形成を容易に続けることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1では、操作部5は、入力キーとスタートキーと復元キーとを有する。保持部6は、入力キーによって入力された画像形成条件を保持する。第1処理部8aは、スタートキーが押されると、保持部6に保持された画像形成条件に従って画像形成を実行させる。第2処理部8bは、スタートキーが押されることによって画像形成が実行されると、保持部6に保持された画像形成条件を初期設定にリセットする。記憶部7は、入力キーによって入力された画像形成条件を記憶する。第3処理部8cは、復元キーが押されると、記憶部に記憶された画像形成条件を保持部6に復元させる。
【選択図】図2
【解決手段】画像形成装置1では、操作部5は、入力キーとスタートキーと復元キーとを有する。保持部6は、入力キーによって入力された画像形成条件を保持する。第1処理部8aは、スタートキーが押されると、保持部6に保持された画像形成条件に従って画像形成を実行させる。第2処理部8bは、スタートキーが押されることによって画像形成が実行されると、保持部6に保持された画像形成条件を初期設定にリセットする。記憶部7は、入力キーによって入力された画像形成条件を記憶する。第3処理部8cは、復元キーが押されると、記憶部に記憶された画像形成条件を保持部6に復元させる。
【選択図】図2
Description
本発明は画像形成装置に関する。
画像形成装置には、画像形成条件を入力するための入力キーが備えられている。ユーザーは入力キーを操作することによって、所望の画像形成条件を入力することができる。また、あるユーザー(以下、「第1のユーザー」)が画像形成装置を使用した後に、他のユーザー(以下、「第2のユーザー」)が画像形成装置を使用する際、第1のユーザーが設定した画像形成条件が残っていると、第2のユーザーが意図しない条件で画像形成が行われてしまうことがある。例えば、第1のユーザーが印刷部数を10部に設定して複写を行ったとする。その後に、第2のユーザーが1部だけ複写するつもりでスタートキーを押したところ、10部の複写物が出力されてしまうことがある。このため、従来の画像形成装置では、所定時間、操作が行われなかった場合に、設定された画像形成条件をリセットする機能(オートクリア機能)が備えられている(特許文献1参照)。
特開2005−074691号公報
しかし、実際には、オートクリア機能が実行される前に、第2のユーザーが画像形成装置を使用することがある。この場合、オートクリア機能が有効に機能せず、第2のユーザーが意図しない画像形成条件で画像形成が行われてしまう。
本発明の課題は、前のユーザーが設定した画像形成条件で誤って画像形成が実行されることを防止すると共に、同じ画像形成条件の画像形成を容易に続けることができる画像形成装置を提供することにある。
第1発明に係る画像形成装置は、操作部と、保持部と、第1処理部と、第2処理部と、記憶部と、第3処理部とを備える。操作部は、画像形成条件を入力するための入力キーと、画像形成を実行させるためのスタートキーと、入力された画像形成条件を呼び出すための復元キーとを有する。保持部は、入力キーによって入力された画像形成条件を保持する。第1処理部は、スタートキーが押されると、保持部に保持された画像形成条件に従って画像形成を実行させる。第2処理部は、スタートキーが押されることによって画像形成が実行されると、保持部に保持された画像形成条件を初期設定にリセットする。記憶部は、入力キーによって入力された画像形成条件を記憶する。第3処理部は、復元キーが押されると、記憶部に記憶された画像形成条件を保持部に復元させる。
この画像形成装置では、あるユーザー(以下、「第1のユーザー」)が、入力キーによって所望の画像形成条件を設定した後に、スタートキーを押して画像形成の実行を指示すると、設定された画像形成条件に従って画像形成が行われる。また、スタートキーが押されたことによって画像形成が実行されると、第1のユーザーによって設定された画像形成条件は保持部において初期設定にリセットされる。その後、他のユーザー(以下、「第2のユーザー」)が、スタートキーを押して画像形成の実行を指示すると、初期設定に従って画像形成が行われる。このため、第2のユーザーが、誤って第1のユーザーの画像形成条件で画像形成を実行させてしまうことを防止することができる。
また、第1のユーザーは、スタートキーによって画像形成を実行させた後に、復元キーを押すことによって、自身が設定した画像形成条件を保持部に復元させることができる。そして、第1のユーザーは、スタートキーを押すことによって、自身が設定した画像形成条件に従う画像形成を実行させることができる。これにより、第1のユーザーは、同じ画像形成条件の画像形成を容易に続けることができる。
第2発明に係る画像形成装置は、第1発明の画像形成装置であって、記憶部は、前回のリセット時から次にスタートキーが押されるまでに入力された画像形成条件をまとめて設定データとして記憶する。そして、第3処理部は、復元キーが押されると、記憶部に記憶された設定データに含まれる画像形成条件を保持部に復元させる。
この画像形成装置では、第1のユーザーが複数の画像形成条件を入力した場合であっても、復元キーを押すことによって、これらの画像形成条件をまとめて復元させることができる。このため、簡易な操作で複数の画像形成条件を復元させることができる。
第3発明に係る画像形成装置は、操作部と、保持部と、第1処理部と、第2処理部と、記憶部と、第3処理部とを備える。操作部は、画像形成条件を入力するための入力キーと、画像形成を実行させるための第1スタートキーおよび第2スタートキーを有する。保持部は、入力キーによって入力された画像形成条件を保持する。第1処理部は、第1スタートキーが押されると、保持部に保持された画像形成条件に従って画像形成を実行させる。第2処理部は、第1スタートキーが押されることによって画像形成が実行されると、保持部に保持された画像形成条件を初期設定にリセットする。記憶部は、入力キーによって入力された画像形成条件を記憶する。第3処理部は、第2スタートキーが押されると、憶部に記憶された画像形成条件に従って画像形成を実行させる。
この画像形成装置では、あるユーザー(以下、「第1のユーザー」)が、入力キーによって所望の画像形成条件を設定した後に、第1スタートキーを押して画像形成の実行を指示すると、設定された画像形成条件に従って画像形成が行われる。また、第1スタートキーが押されたことによって画像形成が実行されると、第1のユーザーによって設定された画像形成条件は保持部において初期設定にリセットされる。その後、他のユーザー(以下、「第2のユーザー」)が、第1スタートキーを押して画像形成の実行を指示すると、初期設定に従って画像形成が行われる。このため、第2のユーザーが、誤って第1のユーザーの画像形成条件で画像形成を実行させてしまうことを防止することができる。
また、第1のユーザーは、第1スタートキーによって画像形成を実行させた後に、第2スタートキーを押すことによって、自身が設定した画像形成条件に従う画像形成を実行させることができる。これにより、第1のユーザーは、同じ画像形成条件の画像形成を容易に続けることができる。
本発明では、前のユーザーが設定した画像形成条件で誤って画像形成が実行されることを防止すると共に、同じ画像形成条件の画像形成を容易に続けることができる。
〔第1実施形態〕
図1及び図2に、本発明の第1実施形態による画像形成装置1を示す。
図1及び図2に、本発明の第1実施形態による画像形成装置1を示す。
この画像形成装置1は、複写機、プリンター、スキャナー、FAXなどの複数の機能を有する、いわゆる複合機である。画像形成装置1は、原稿読取部2と、通信部3と、画像形成部4と、操作部5と、保持部6と、記憶部7と、制御部8と、を備えている。
原稿読取部2は、載置台(図示せず)に載置された原稿上の情報を読み取る。
通信部3は、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部接続機器との間で画像形成に関する情報の送受信を行う部分である。
画像形成部4は、原稿読取部2又は通信部3から送られる情報に基づいて用紙上に画像形成を行う。画像形成部4は、具体的には、図示しない感光体ドラム、主帯電装置、現像装置、転写装置、定着装置、給紙装置などを有している。感光体ドラムは、表面に静電潜像が形成されるものである。主帯電装置は、感光体ドラム表面を帯電させるための装置である。現像装置は、静電潜像が形成された感光体ドラム表面にトナーを供給してトナー像を形成する装置である。転写装置は、感光体ドラムのトナー像を用紙に転写するための装置である。定着装置は、転写されたトナー像を用紙に定着させるための装置である。給紙装置は、給紙カセット10(図1参照)に収納された用紙を転写装置や定着装置に搬送するための装置である。
操作部5は、図3に示すように、複数のハードキー11〜13と、表示パネル20とを有する。複数のハードキーには、スタートキー11、ストップ/クリアキー12、数字キー13が含まれる。表示パネル20は、画像形成に関する様々な情報を表示する部分である。また、表示パネル20はタッチパネルであり、各種のソフトキー14〜17を表示することができる。これらのハードキー11〜13やソフトキー14〜17の一部は画像形成条件を入力するための入力キーを構成しており、ユーザーは、これらのキーを操作することによって、画像形成条件を入力することができる。画像形成条件とは、例えば、印刷部数、用紙サイズ、倍率、片面印刷または両面印刷の指定、印刷の濃淡などであり、ここでは特に複写時の印刷条件を意味する。例えば、数字キー13によって印刷部数が入力される。ソフトキー14によって用紙サイズが入力される。ソフトキー15によって倍率が入力される。ソフトキー16によって片面印刷又は両面印刷の指定が入力される。これらの入力キー13〜16によって入力された画像形成条件は、保持部6に保持される。なお、ソフトキー17は、復元キーである。復元キー17については後述する。保持部6に保持されている画像形成条件は、表示パネル20上に表示される。また、入力キー13〜16によって入力された画像形成条件は、記憶部7に記憶される。
図2に示す制御部8は、上述した画像形成部4等の装置の動作を制御するためのものであって、具体的には、CPUで構成される。制御部8は、上述した画像形成部4等の装置、保持部6、記憶部7、操作部5に接続されている。制御部8は、第1処理部8a、第2処理部8b、第3処理部8cを有する。
第1処理部8aは、スタートキー11が押されると、保持部6に保持された画像形成条件に従って画像形成を実行させる。従って、保持部6にユーザーが入力した画像形成条件が保持されている場合には、第1処理部8aは、ユーザーが入力した画像形成条件に従って画像形成を実行させる。また、保持部6の画像形成条件が初期設定である場合には、第1処理部8aは、初期設定に従って画像形成を実行させる。初期設定は、例えばROMなどの記憶装置に記憶されている。
第2処理部8bは、スタートキー11が押されたことによって画像形成が実行されると、保持部6に保持された画像形成条件を初期設定にリセットする。なお、ストップ/クリアキー12が押されることによっても、保持部6に保持された画像形成条件がリセットされる。
第3処理部8cは、復元キー17が押されると、記憶部7に記憶された画像形成条件を保持部6に復元させる。このとき、複数の画像形成条件がまとめて設定データとして、記憶部7に記憶されている場合には、設定データに含まれる複数の画像形成条件がまとめて保持部6に復元させる。
保持部6および記憶部7は、書き換え可能な記憶装置であり、例えば、それぞれRAM内に形成された記憶領域である。保持部6は、入力キー13〜16によって入力された画像形成条件を保持する。記憶部7は、入力キー13〜16によって入力された画像形成条件を記憶する。特に、記憶部7は、保持部6における前回のリセット時から次に第1スタートキー11が押されるまでに入力された画像形成条件をまとめて設定データとして記憶する。従って、保持部6における前回のリセット時から次に第1スタートキー11が押されるまでに、複数の画像形成条件が入力された場合には、設定データは複数の画像形成条件を含む。また、上記の「保持部6における前回のリセット時」とは、スタートキー11が押されることによってリセットが行われたとき、及び、ストップ/クリアキー12が押されることによってリセットが行われたときの両方を含む。
次に、図4に基づいて、制御部8によって実行される画像形成時の制御フローについて説明する。なお、図4のフローでは、「画像形成条件」を「条件」と短縮して記載している。
まず、ステップS1において、画像形成条件の入力の有無が判定される。ここでは、入力キー13〜16による画像形成条件の入力が行われたか否かが判定される。画像形成条件の入力が有った場合はステップS2に進む。画像形成条件の入力が無かった場合は、ステップS3に進む。
ステップS2では、保持部6に画像形成条件が保持される。ここでは、入力キー13〜16によって入力された画像形成条件が保持部6に保存される。
ステップS3では、スタートキー11が押されたか否かが判定される。スタートキー11が押された場合にはステップS4に進む。スタートキー11が押されていない場合にはステップS7に進む。
ステップS4では、画像形成が実行される。ここでは、保持部6に保持された画像形成条件に従って画像形成が実行される。このとき、ステップS2を経てステップS4に進んだ場合には、入力キー13〜16によって入力された画像形成条件が保持部6に保持されている。このため、入力キー13〜16によって入力された画像形成条件に従って画像形成が行われる。また、ステップS2を経ずにステップS4に進んだ場合には、保持部6の画像形成条件は初期設定のままである。このため、初期設定の画像形成条件に従って画像形成が行われる。
ステップS5では、画像形成条件が記憶部7に記録される。ここでは、入力キー13〜16によって入力されて保持部6に保持されていた画像形成条件が記憶部7に記憶される。
ステップS6では、保持部6の画像形成条件が初期設定にリセットされる。その後、ステップS1に戻る。
上記のステップS3において、スタートキー11が押されていない場合には、ステップS7に進む。ステップ7では、記憶部7に画像形成条件が記憶されているか否かが判定される。記憶部7に画像形成条件が記憶されている場合には、ステップS8に進む。記憶部7に画像形成条件が記憶されていない場合にはステップS1に戻る。
ステップS8では、復元キー17が押されたか否かが判定される。復元キー17が押された場合にはステップS9に進む。復元キー17が押されていない場合にはステップS1に戻る
ステップS9では、保持部6に画像形成条件が復元される。ここでは、記憶部7に記憶されている画像形成条件が保持部6に復元される。また、復元された画像形成条件は、表示パネル20上に表示される。
ステップS9では、保持部6に画像形成条件が復元される。ここでは、記憶部7に記憶されている画像形成条件が保持部6に復元される。また、復元された画像形成条件は、表示パネル20上に表示される。
次に、上記のようなフローに従って、第1のユーザーが画像形成条件を設定して画像形成を実行させる場合の処理について説明する。
まず、第1のユーザーが画像形成条件を入力すると、ステップS1からステップS2に進み、第1のユーザーが入力した画像形成条件が、保持部6に保持される。そして、第1のユーザーがスタートキー11を押すと、ステップS3からステップS4に進み、第1のユーザーが入力した画像形成条件に従って画像形成が行われる。そして、ステップS5において、第1のユーザーの画像形成条件が記憶部7に記憶される。また、ステップS6において、保持部6に保持されていた第1のユーザーの画像形成条件がリセットされて初期設定に戻される。
次に、上記のような第1のユーザーの使用後に、第2のユーザーが画像形成条件を設定せずに画像形成を実行させる場合の処理について説明する。
第2のユーザーが画像形成条件を入力せずにスタートキー11を押すと、ステップS1からステップS3を経てステップS4に進む。そして、保持部6に保持されている画像形成条件に従って画像形成が行われる。このとき、保持部6の画像形成条件は、第1のユーザーが画像形成を実行させた際に初期設定にリセットされた状態であるので、初期設定の画像形成条件に従って画像形成が行われる。なお、保持部6は初期設定のままであるので、ステップS5において記憶部7への画像形成条件の記録は行われない。そして、ステップS6を経てステップS1へと戻る。
次に、上記のような第1のユーザーの使用後に、第2のユーザーが使用するのではなく、第1のユーザーが同じ画像形成条件で続けて画像形成を実行させる場合の処理について説明する。
第1のユーザーが画像形成条件を入力せず、且つ、スタートキー11を押さずに、復元キー17を押すと、ステップS1、ステップS3、ステップS7、及びステップS8を経てステップS9に進む。そして、記憶部7に記憶されている第1ユーザーの画像形成条件が保持部6に復元される。次に、第1のユーザーがスタートキー11を押すと、ステップS1、ステップS3を経てステップS4に進む。そして、復元された画像形成条件、すなわち、第1のユーザー自身が入力した画像形成条件に従って、画像形成が行われる。その後、ステップS5およびステップS6を経てステップS1に戻る。
以上のように、この画像形成装置1では、第1のユーザーの使用後に第2のユーザーが画像形成装置1を使用する際に、第2のユーザーが、誤って第1のユーザーの画像形成条件で画像形成を実行させてしまうことを防止することができる。また、第1のユーザーが、同じ画像形成条件の画像形成を続けて実行させることが容易である。特に、第1のユーザーが入力した画像形成条件の履歴が設定データとしてまとめて保存されるため、複数の画像形成条件を一括して呼び出すことができ、操作が容易である。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態による画像形成装置について説明する。
次に、本発明の第2実施形態による画像形成装置について説明する。
第2実施形態による画像形成装置では、図5に示すように、操作部5は、第1スタートキー31と第2スタートキー32とを有する。第1スタートキー31は、第1実施形態のスタートキー11と同様のものである。第2スタートキー32は、表示パネル20上に表示されるソフトキーであり、画像形成を実行させるためのキーである。
他の構成については第1実施形態による画像形成装置1と同様であるが、図2に示す第3処理部8cによる処理が異なっている。第2実施形態による画像形成装置では、第3処理部8cは、第2スタートキー32が押されると、記憶部7に記憶された画像形成条件に従って画像形成を実行させる。このため、第2実施形態に係る画像形成装置1では、図6に示す制御フローのように画像形成処理の制御が行われる。
図6では、図4に示す第1実施形態による画像形成装置1の制御フローと同じ処理には同じ符号を付している。すなわち、図6のステップS1〜ステップS7では、図4のステップS1〜ステップS7と同様の処理が実行される。
図6のステップS7において、記憶部7に画像形成条件が記憶されていると判断された場合は、ステップS10に進む。ステップS10では、第2スタートキー32が押されたか否かが判定される。第2スタートキー32が押された場合には、ステップS11に進み、記憶部7に記憶されている画像形成条件に従って画像形成が実行される。ステップS10で第2スタートキー32が押されていない場合にはステップS1に戻る。
図6の制御フローにおいて、第1のユーザーが画像形成条件を設定した後に、第2のユーザーが画像形成条件を設定せずに画像形成を実行させる場合の処理は、図4の制御フローによる処理と同様であるため、説明を省略する。
以下、図6の制御フローにおいて、第1のユーザーが画像形成条件を設定して画像形成を実行させた後、第1のユーザーが同じ画像形成条件で画像形成を続けて実行させる場合の処理について説明する。
まず、第1のユーザーが画像形成条件を入力すると、ステップS1からステップS2に進み、入力された画像形成条件が保持部6に保持される。そして、第1のユーザーが第1スタートキー31を押すと、ステップS3からステップS4に進み、第1のユーザーが入力した画像形成条件に従って画像形成が行われる。そして、ステップS5において、第1のユーザーが入力した画像形成条件が記憶部7に記憶される。また、ステップS6において、保持部6に保持されていた第1のユーザーが入力した画像形成条件がリセットされて初期設定に戻される。
次に、第1のユーザーが画像形成条件を入力せず、且つ、第1スタートキー31を押さずに、第2スタートキー32を押すと、ステップS1、ステップS3、ステップS7、及びステップS10を経てステップS11に進む。そして、記憶部7に記憶されている第1ユーザーの画像形成条件に従って、画像形成が行われる。その後、ステップS1に戻る。
以上のように、第2実施形態による画像形成装置では、第1のユーザーの使用後に第2のユーザーが画像形成装置を使用する際に、誤って第1のユーザーの画像形成条件で画像形成を実行させてしまうことを防止することができる。また、第1のユーザーが、同じ画像形成条件の画像形成を続けて実行させることが容易である。
〔他の実施形態〕
上記の実施形態では、各種のキーがハードキー又はソフトキーによって構成されているが、各キーの構成はこれに限られない。上記の実施形態において、ハードキーによって構成されているキーがソフトキーによって構成されてもよく、ソフトキーによって構成されているキーがハードキーによって構成されてもよい。或いは、全てのキーがハードキー又はソフトキーによって構成されてもよい。
上記の実施形態では、各種のキーがハードキー又はソフトキーによって構成されているが、各キーの構成はこれに限られない。上記の実施形態において、ハードキーによって構成されているキーがソフトキーによって構成されてもよく、ソフトキーによって構成されているキーがハードキーによって構成されてもよい。或いは、全てのキーがハードキー又はソフトキーによって構成されてもよい。
上記の実施形態では、画像形成装置1は複合機であるが、少なくとも複写機の機能を有するものであればよい。
本発明は、前のユーザーが設定した画像形成条件で誤って画像形成が実行されることを防止すると共に、同じ画像形成条件の画像形成を容易に続けることができる効果を有し、画像形成装置1として有用である。
1 画像形成装置
5 操作部
6 保持部
7 記憶部
8a 第1処理部
8b 第2処理部
8c 第3処理部
11 スタートキー
13〜16 入力キー
17 復元キー
31 第1スタートキー
32 第2スタートキー
5 操作部
6 保持部
7 記憶部
8a 第1処理部
8b 第2処理部
8c 第3処理部
11 スタートキー
13〜16 入力キー
17 復元キー
31 第1スタートキー
32 第2スタートキー
Claims (3)
- 画像形成条件を入力するための入力キーと、画像形成を実行させるためのスタートキーと、入力された画像形成条件を呼び出すための復元キーとを有する操作部と、
前記入力キーによって入力された画像形成条件を保持する保持部と、
前記スタートキーが押されると、前記保持部に保持された画像形成条件に従って画像形成を実行させる第1処理部と、
前記スタートキーが押されることによって画像形成が実行されると、前記保持部に保持された画像形成条件を初期設定にリセットする第2処理部と、
前記入力キーによって入力された画像形成条件を記憶する記憶部と、
前記復元キーが押されると、前記記憶部に記憶された画像形成条件を前記保持部に復元させる第3処理部と、
を備える画像形成装置。 - 前記記憶部は、前回のリセット時から次に前記スタートキーが押されるまでに入力された前記画像形成条件をまとめて設定データとして記憶し、
前記第3処理部は、前記復元キーが押されると、前記記憶部に記憶された前記設定データに含まれる前記画像形成条件を前記保持部に復元させる、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 画像形成条件を入力するための入力キーと、画像形成を実行させるための第1スタートキーおよび第2スタートキーを有する操作部と、
前記入力キーによって入力された画像形成条件を保持する保持部と、
前記第1スタートキーが押されると、前記保持部に保持された画像形成条件に従って画像形成を実行させる第1処理部と、
前記第1スタートキーが押されることによって画像形成が実行されると、前記保持部に保持された画像形成条件を初期設定にリセットする第2処理部と、
前記入力キーによって入力された画像形成条件を記憶する記憶部と、
前記第2スタートキーが押されると、前記記憶部に記憶された画像形成条件に従って画像形成を実行させる第3処理部と、
を備える画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008273373A JP2010103766A (ja) | 2008-10-23 | 2008-10-23 | 画像形成装置 |
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JP2008273373A JP2010103766A (ja) | 2008-10-23 | 2008-10-23 | 画像形成装置 |
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JP2008273373A Pending JP2010103766A (ja) | 2008-10-23 | 2008-10-23 | 画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011242828A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Sharp Corp | 操作装置、操作装置を備える電子機器及び画像処理装置、並びに、その操作装置における情報表示方法 |
-
2008
- 2008-10-23 JP JP2008273373A patent/JP2010103766A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011242828A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Sharp Corp | 操作装置、操作装置を備える電子機器及び画像処理装置、並びに、その操作装置における情報表示方法 |
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