JP2011096049A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが実際に使用頻度の高い機能項目の組み合わせを把握した上で,所望の機能項目の組み合わせを通常の設定作業の流れの中で容易に登録することのできる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】複数の機能項目についての設定が行われる際に,その設定される機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出しておき,その複数の機能項目についての設定が行われた後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせを,その使用頻度の高い順で表示させる。そして,その表示された機能項目の組み合わせのいずれかを所定の操作入力に応じて選択し,該選択された前記機能項目の組み合わせを登録するように構成される。
【選択図】図5
【解決手段】複数の機能項目についての設定が行われる際に,その設定される機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出しておき,その複数の機能項目についての設定が行われた後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせを,その使用頻度の高い順で表示させる。そして,その表示された機能項目の組み合わせのいずれかを所定の操作入力に応じて選択し,該選択された前記機能項目の組み合わせを登録するように構成される。
【選択図】図5
Description
本発明は,ユーザ操作によって行われる各種の機能項目についての設定に従って各種動作を実行する情報処理装置に関し,特に,その機能項目の設定に要するユーザ操作の手間を軽減するための技術に関するものである。
一般に,複合機など(情報処理装置の一例)において,原稿の複写処理や原稿から読み取った画像データの送信処理などの各種動作を実行する際には,その動作に関する複数の機能項目についての設定がユーザ操作によって行われる。例えば,複合機において原稿の複写処理を行う場合には,「拡大・縮小」,「濃度調節」,「給紙カセット」,「集約」,「両面」,「ステープラー」,「印刷枚数」などの各種の機能項目についての設定が行われる。
このとき,ユーザが日常的に同じような機能項目の組み合わせについて設定を行う頻度が高い場合でも,該機能項目各々について個別に選択して順に設定する必要があるとすると,その設定操作がユーザにとって煩わしいものとなる。
そこで,例えば特許文献1には,ユーザが設定する機能項目の組み合わせを予め登録しておくことのできる画像処理装置が開示されている。前記特許文献1に係る発明によれば,ユーザは,予め登録された順に表示される機能項目について設定作業を行えばよいため,該機能項目各々を個別に選択して設定する場合に比べて設定操作の手間が軽減される。
このとき,ユーザが日常的に同じような機能項目の組み合わせについて設定を行う頻度が高い場合でも,該機能項目各々について個別に選択して順に設定する必要があるとすると,その設定操作がユーザにとって煩わしいものとなる。
そこで,例えば特許文献1には,ユーザが設定する機能項目の組み合わせを予め登録しておくことのできる画像処理装置が開示されている。前記特許文献1に係る発明によれば,ユーザは,予め登録された順に表示される機能項目について設定作業を行えばよいため,該機能項目各々を個別に選択して設定する場合に比べて設定操作の手間が軽減される。
しかしながら,前記特許文献1に係る発明では,通常使用時とは異なる手順で,予め機能項目の組み合わせを登録するための登録作業を行っておく必要があり,その特別な登録作業がユーザに手間をかけるという問題点がある。また,ユーザは,登録する機能項目の組み合わせを,使用頻度が高いであろうという自己の感覚で決めると考えられるが,その判断が間違っていることも考えられる。そのため,登録した機能項目の組み合わせの使用頻度が思ったよりも低い場合もあり,実際に使用頻度が高い機能項目の組み合わせとなるまでに,ユーザが登録作業を何度も繰り返すことになるおそれがある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,ユーザが実際に使用頻度の高い機能項目の組み合わせを把握した上で,所望の機能項目の組み合わせを通常の設定作業の流れの中で容易に登録することのできる情報処理装置を提供することにある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,ユーザが実際に使用頻度の高い機能項目の組み合わせを把握した上で,所望の機能項目の組み合わせを通常の設定作業の流れの中で容易に登録することのできる情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,当該情報処理装置の動作に関する複数の機能項目についての設定を所定の操作入力に応じて行う第一の動作設定手段と,予め登録された前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目各々についての設定を所定の操作入力に応じて行う第二の動作設定手段とを備えてなる情報処理装置に適用されるものであって,前記第一の動作設定手段によって設定される前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出する使用頻度算出手段と,前記第一の動作設定手段によって複数の前記機能項目についての設定が行われた後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせを,前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度の高い順で表示する使用頻度順表示手段と,前記使用頻度順表示手段によって表示された前記機能項目の組み合わせのいずれかを所定の操作入力に応じて選択し,該選択された前記機能項目の組み合わせを,前記第二の動作設定手段で設定される前記機能項目の組み合わせとして登録するプログラム機能項目登録手段とを備えてなることを特徴とする情報処理装置として構成される。具体的に,前記情報処理装置は,前記動作として画像形成処理,画像読取処理,画像送信処理のいずれか一つ又は複数を実行する画像処理装置であることが考えられる。
なお,前記第二の動作設定手段は,前記機能項目各々を順に表示させ,所定の操作入力に応じて該機能項目各々についての設定を順に行う一連の動作設定処理を行うものであることが考えられる。
本発明によれば,ユーザは,前記第一の動作設定手段によって複数の前記機能項目についての設定を行った後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせが,前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度の高い順で表示された状態で,前記機能項目の組み合わせを選択することにより,所望の前記機能項目の組み合わせを容易に登録することができる。
なお,前記第二の動作設定手段は,前記機能項目各々を順に表示させ,所定の操作入力に応じて該機能項目各々についての設定を順に行う一連の動作設定処理を行うものであることが考えられる。
本発明によれば,ユーザは,前記第一の動作設定手段によって複数の前記機能項目についての設定を行った後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせが,前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度の高い順で表示された状態で,前記機能項目の組み合わせを選択することにより,所望の前記機能項目の組み合わせを容易に登録することができる。
また,前記プログラム機能項目登録手段は,所定の選択操作に基づいて,前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目のうち一又は複数の機能項目については前記第一の動作設定手段による設定内容を保持し,他の一又は複数の機能項目については前記第一の動作設定手段による設定内容を保持しないものであることが考えられる。そして,前記第二の動作設定手段は,前記機能項目のうち前記設定内容保持手段により設定内容が保持された機能項目については該設定内容に自動設定し,前記設定内容保持手段により設定内容が保持されていない機能項目については所定の操作入力に応じて設定を行うものであることが考えられる。
このような構成によれば,ユーザは前記機能項目の組み合わせに含まれた機能項目のうち基本的に変更が不要なものについてはその設定操作を省略し,変更することが多いものについてのみ任意に設定操作を行うことができ,利便性が向上する。
このような構成によれば,ユーザは前記機能項目の組み合わせに含まれた機能項目のうち基本的に変更が不要なものについてはその設定操作を省略し,変更することが多いものについてのみ任意に設定操作を行うことができ,利便性が向上する。
ところで,前記使用頻度算出手段は,前記情報処理装置全体における使用頻度を算出するものであってもよいが,該情報処理装置を複数のユーザによって使用する場合には,そのユーザ毎に前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度は異なると考えられる。
そこで,当該情報処理装置を使用するユーザを認証するユーザ認証手段を更に備えてなる構成では,前記使用頻度算出手段が,前記第一の動作設定手段によって設定される前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を前記ユーザ毎について算出するものであることが考えられる。この場合,前記使用頻度順表示手段は,前記第一の動作設定手段によって複数の前記機能項目についての設定が行われた後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせを,現在ログイン中の前記ユーザについて前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度の高い順で表示するものであることが考えられる。これにより,ユーザは,自己に適した前記機能項目の組み合わせを容易に把握した上で,登録する前記機能項目の組み合わせを選択することができる。
そこで,当該情報処理装置を使用するユーザを認証するユーザ認証手段を更に備えてなる構成では,前記使用頻度算出手段が,前記第一の動作設定手段によって設定される前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を前記ユーザ毎について算出するものであることが考えられる。この場合,前記使用頻度順表示手段は,前記第一の動作設定手段によって複数の前記機能項目についての設定が行われた後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせを,現在ログイン中の前記ユーザについて前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度の高い順で表示するものであることが考えられる。これにより,ユーザは,自己に適した前記機能項目の組み合わせを容易に把握した上で,登録する前記機能項目の組み合わせを選択することができる。
本発明によれば,ユーザは,実際に使用頻度の高い機能項目の組み合わせを把握した上で,所望の前記機能項目の組み合わせを前記第一の動作設定手段による通常の設定作業の流れの中で容易に登録することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本発明の実施の形態に係る複合機Xは,画像形成処理,画像読取処理,画像送信処理のいずれか一つ又は複数を実行する画像処理装置の一例であって,本発明に係る情報処理装置に該当する。
なお,本発明は,その他,画像形成処理を実行する複写機やプリンタ装置(画像形成装置),画像読取処理を実行するスキャナ装置(画像読取装置),画像送信処理を実行するファクシミリ装置(画像送信装置),電子メールを送信するパソコンなどの情報処理装置にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る複合機Xは,画像形成処理,画像読取処理,画像送信処理のいずれか一つ又は複数を実行する画像処理装置の一例であって,本発明に係る情報処理装置に該当する。
なお,本発明は,その他,画像形成処理を実行する複写機やプリンタ装置(画像形成装置),画像読取処理を実行するスキャナ装置(画像読取装置),画像送信処理を実行するファクシミリ装置(画像送信装置),電子メールを送信するパソコンなどの情報処理装置にも適用可能である。
まず,図1のブロック図を用いて,前記複合機Xの概略構成について説明する。
図1に示すように,前記複合機Xは,操作表示部1,画像読取部2,画像メモリ3,画像処理部4,画像形成部5,及びこれらを統括的に制御する制御部6などを備えて概略構成されている。
前記制御部6は,CPUやROM,RAM等を有しており,該ROMに格納された制御プログラムに従った処理がCPUで実行されることにより当該複合機Xを統括的に制御するものである。
具体的に,前記制御部6は,前記操作表示部1に対するユーザの操作入力により該操作表示部1から入力される操作信号に従って,当該複合機Xにおける複写処理などの各種動作を実行する。また,前記制御部6は,後述する動作設定処理(図3のフローチャート参照)を実行する。
図1に示すように,前記複合機Xは,操作表示部1,画像読取部2,画像メモリ3,画像処理部4,画像形成部5,及びこれらを統括的に制御する制御部6などを備えて概略構成されている。
前記制御部6は,CPUやROM,RAM等を有しており,該ROMに格納された制御プログラムに従った処理がCPUで実行されることにより当該複合機Xを統括的に制御するものである。
具体的に,前記制御部6は,前記操作表示部1に対するユーザの操作入力により該操作表示部1から入力される操作信号に従って,当該複合機Xにおける複写処理などの各種動作を実行する。また,前記制御部6は,後述する動作設定処理(図3のフローチャート参照)を実行する。
前記画像読取部2は,不図示の原稿台にセットされた原稿の画像情報を読み取るものであって,CCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor)等のイメージセンサを備えている。前記画像読取部2は,原稿台にセットされた原稿を走査することにより,前記原稿の画像をライン毎に読み取り,画像データとしてデジタルデータ化して前記画像メモリ3に記憶させる。
前記画像メモリ3は,EEPROMなどの読み書き可能な不揮発性半導体メモリである。なお,前記複合機XがLAN等のネットワークを介してパソコン等の情報処理装置と接続可能なものである場合は,その情報処理装置から転送された画像データも前記画像メモリ3に格納される。
前記画像処理部4は,前記画像メモリ3に記憶された画像データに対して各種の画像処理を施すことにより,前記画像形成部5の印刷形式に対応した画像データに変換し,該画像形成部5に出力する。
前記画像形成部5は,前記画像処理部4から入力された画像データに応じた可視像(例えばトナー像)を記録紙に転写させて定着させる画像形成処理を実行するものである。具体的に,前記画像形成部5には,感光体ドラム,該感光体ドラムの表面を所定電位に一様に帯電させる帯電装置,前記感光体ドラムの表面を露光走査して静電潜像を形成するLSU,前記静電潜像にトナーを付着させて現像する現像装置,現像されたトナー画像を記録紙に転写する転写装置,転写されたトナー像を記録紙に定着させる定着装置など,電子写真方式の画像形成装置が備える周知の各種装置が設けられている。
前記画像メモリ3は,EEPROMなどの読み書き可能な不揮発性半導体メモリである。なお,前記複合機XがLAN等のネットワークを介してパソコン等の情報処理装置と接続可能なものである場合は,その情報処理装置から転送された画像データも前記画像メモリ3に格納される。
前記画像処理部4は,前記画像メモリ3に記憶された画像データに対して各種の画像処理を施すことにより,前記画像形成部5の印刷形式に対応した画像データに変換し,該画像形成部5に出力する。
前記画像形成部5は,前記画像処理部4から入力された画像データに応じた可視像(例えばトナー像)を記録紙に転写させて定着させる画像形成処理を実行するものである。具体的に,前記画像形成部5には,感光体ドラム,該感光体ドラムの表面を所定電位に一様に帯電させる帯電装置,前記感光体ドラムの表面を露光走査して静電潜像を形成するLSU,前記静電潜像にトナーを付着させて現像する現像装置,現像されたトナー画像を記録紙に転写する転写装置,転写されたトナー像を記録紙に定着させる定着装置など,電子写真方式の画像形成装置が備える周知の各種装置が設けられている。
前記操作表示部1は,タッチパネル11,テンキー12,スタートキー13,プログラムキー14などの各種操作部を有している。前記タッチパネル11,前記テンキー12,前記スタートキー13,前記プログラムキー14各々は,ユーザによって操作されることによりその操作に対応する信号を前記制御部6に入力する。
前記タッチパネル11は,前記複合機Xの各種操作に対応するタッチキーの画像を表示する表示パネルや該表示パネルの表示画面における前記タッチキーの操作を検知する検知パネルを有している。なお,前記テンキー12や前記スタートキー13,前記プログラムキー14は,前記タッチパネル11と別に設けられるハードウェアキーに限らず,前記タッチパネル11上にタッチキーとして設けられたものであってもよい。
前記テンキー12は,複写枚数などの数字入力時に用いられ,前記スタートキー13は,前記複合機Xにおける複写処理やスキャン処理などの各種動作の開始時に用いられる。
また,前記プログラムキー14は,前記複合機Xの動作に関する複数の機能項目のうち予め登録された複数の機能項目からなる組み合わせについて,その組み合わせに含まれた機能項目についての設定を一連の動作設定処理で行うために用いられる。なお,前記プログラムキー14は複数設けられていてもよく,その場合には該プログラムキー14ごとに異なる機能項目の組み合わせを登録しておくことが可能である。
前記タッチパネル11は,前記複合機Xの各種操作に対応するタッチキーの画像を表示する表示パネルや該表示パネルの表示画面における前記タッチキーの操作を検知する検知パネルを有している。なお,前記テンキー12や前記スタートキー13,前記プログラムキー14は,前記タッチパネル11と別に設けられるハードウェアキーに限らず,前記タッチパネル11上にタッチキーとして設けられたものであってもよい。
前記テンキー12は,複写枚数などの数字入力時に用いられ,前記スタートキー13は,前記複合機Xにおける複写処理やスキャン処理などの各種動作の開始時に用いられる。
また,前記プログラムキー14は,前記複合機Xの動作に関する複数の機能項目のうち予め登録された複数の機能項目からなる組み合わせについて,その組み合わせに含まれた機能項目についての設定を一連の動作設定処理で行うために用いられる。なお,前記プログラムキー14は複数設けられていてもよく,その場合には該プログラムキー14ごとに異なる機能項目の組み合わせを登録しておくことが可能である。
ここに,図2は,前記タッチパネル11の表示例を示す図である。
図2に示すように,前記タッチパネル11には,前記複合機Xの動作に関する複数の機能項目に対応するタッチキー(以下「機能項目キー」と称する)K1〜K6などが具現されている。前記機能項目キーK1〜K6は,「拡大・縮小」,「濃度調節」,「給紙カセット」,「集約」,「両面」,「ステープラー」の各機能項目に対応している。
なお,これらは単なる例示に過ぎず,前記複合機Xでは,「カラー/モノクロ」や「部数」,「用紙サイズ」その他一般に複合機が有する各種の機能項目の設定が可能である。例えば,前記複合機Xにおけるファクシミリ処理については,「宛先」や「解像度」などであること,スキャナ処理については,「ファイル形式」や「解像度」などであることが考えられる。
図2に示すように,前記タッチパネル11には,前記複合機Xの動作に関する複数の機能項目に対応するタッチキー(以下「機能項目キー」と称する)K1〜K6などが具現されている。前記機能項目キーK1〜K6は,「拡大・縮小」,「濃度調節」,「給紙カセット」,「集約」,「両面」,「ステープラー」の各機能項目に対応している。
なお,これらは単なる例示に過ぎず,前記複合機Xでは,「カラー/モノクロ」や「部数」,「用紙サイズ」その他一般に複合機が有する各種の機能項目の設定が可能である。例えば,前記複合機Xにおけるファクシミリ処理については,「宛先」や「解像度」などであること,スキャナ処理については,「ファイル形式」や「解像度」などであることが考えられる。
そして,ユーザにより前記機能項目キーK1〜K6が操作されると,その操作信号が前記制御部6に入力され,該制御部6は,その機能項目キーK1〜K6に対応する機能項目についての詳細な設定画面を前記操作表示部1に表示させる。
その後,前記制御部6は,ユーザによる前記操作表示部1の操作に応じてその機能項目についての設定を行い,前記スタートキー13の操作に応じて複写処理やスキャン処理などの各種動作を実行する。このように,当該複合機Xの動作に関する複数の機能項目についての設定をユーザによる前記操作表示部1への所定の操作入力に応じて行うときの前記制御部6が第一の動作設定手段に相当する。
その後,前記制御部6は,ユーザによる前記操作表示部1の操作に応じてその機能項目についての設定を行い,前記スタートキー13の操作に応じて複写処理やスキャン処理などの各種動作を実行する。このように,当該複合機Xの動作に関する複数の機能項目についての設定をユーザによる前記操作表示部1への所定の操作入力に応じて行うときの前記制御部6が第一の動作設定手段に相当する。
一方,前記制御部6は,前記プログラムキー14が操作されると,該プログラムキー14に対応して予め登録された機能項目の組み合わせに含まれた機能項目各々についての設定を,ユーザによる前記操作表示部1への所定の操作入力に応じて行う。ここに,係る設定処理を実行するときの前記制御部6が第二の動作設定手段に相当する。
前記複合機Xは,前記制御部6によって実行される後述の動作設定処理(図3のフローチャート参照)において,前記プログラムキー14に対応する機能項目の組み合わせを登録する手法に特徴を有している。
前記複合機Xは,前記制御部6によって実行される後述の動作設定処理(図3のフローチャート参照)において,前記プログラムキー14に対応する機能項目の組み合わせを登録する手法に特徴を有している。
以下,図3のフローチャートに従って,前記複合機Xにおいて前記制御部6によって実行される動作設定処理の手順の一例について説明する。なお,図中のS10,S20,…は処理手順(ステップ)の番号を表している。
(ステップS10,S20,S40)
ステップS10,S20,S40において,前記制御部6は,前記プログラムキー14,前記機能項目キーK1〜K6,前記スタートキー13の操作を待ち受ける(S10,S20,S40各々のNo側)。
ここで,前記プログラムキー14が操作されたと判断されると(S10のYes側),処理はステップS11に移行し,前記機能項目キーK1〜K6が操作されたと判断されると(S20のYes側),処理はステップS30に移行する。
また,前記スタートキー13が操作されたと判断されると(S40のYes側),処理はステップS50に移行する。なお,前記ステップS40の処理は,前記複合機Xの動作に関する動作設定の完了/未完了を判断するものであり,例えば前記スタートキー13とは別に動作設定を確定させるための確定キーを設けておき,該確定キーの操作の有無を判断するものであってもよい。
(ステップS10,S20,S40)
ステップS10,S20,S40において,前記制御部6は,前記プログラムキー14,前記機能項目キーK1〜K6,前記スタートキー13の操作を待ち受ける(S10,S20,S40各々のNo側)。
ここで,前記プログラムキー14が操作されたと判断されると(S10のYes側),処理はステップS11に移行し,前記機能項目キーK1〜K6が操作されたと判断されると(S20のYes側),処理はステップS30に移行する。
また,前記スタートキー13が操作されたと判断されると(S40のYes側),処理はステップS50に移行する。なお,前記ステップS40の処理は,前記複合機Xの動作に関する動作設定の完了/未完了を判断するものであり,例えば前記スタートキー13とは別に動作設定を確定させるための確定キーを設けておき,該確定キーの操作の有無を判断するものであってもよい。
(ステップS30)
前記機能項目キーK1〜K6が操作されると(S20のYes側),続くステップS30において,前記制御部6は,前記ステップS2で選択された前記機能項目キーK1〜K6に対応する機能項目についての設定画面を前記操作表示部1に表示させ,前記操作表示部1のタッチパネル11やテンキー12に対するユーザ操作に従ってその内容を設定する。このとき,前記制御部6は,前記複合機Xにおける前回の複写処理やスキャン処理などの動作の実行後,次に前記スタートキー13が操作されて動作が行われるまでの間の設定事項,即ち今回の動作について設定された機能項目及びその設定内容を内部メモリなどに記憶する。
その後,前記機能項目についての設定が終了すると,前記制御部6は,前記操作表示部1のタッチパネル11の表示を前記機能項目の選択前の画面に戻し,処理を前記ステップS40に移行させる。これにより,前記スタートキー13が操作されるまでの間は,前記ステップS20〜S30において各種の機能項目についての設定が行われる。例えば,図4(a)〜(d)には,その設定される機能項目の組み合わせの一例が示されている。
前記機能項目キーK1〜K6が操作されると(S20のYes側),続くステップS30において,前記制御部6は,前記ステップS2で選択された前記機能項目キーK1〜K6に対応する機能項目についての設定画面を前記操作表示部1に表示させ,前記操作表示部1のタッチパネル11やテンキー12に対するユーザ操作に従ってその内容を設定する。このとき,前記制御部6は,前記複合機Xにおける前回の複写処理やスキャン処理などの動作の実行後,次に前記スタートキー13が操作されて動作が行われるまでの間の設定事項,即ち今回の動作について設定された機能項目及びその設定内容を内部メモリなどに記憶する。
その後,前記機能項目についての設定が終了すると,前記制御部6は,前記操作表示部1のタッチパネル11の表示を前記機能項目の選択前の画面に戻し,処理を前記ステップS40に移行させる。これにより,前記スタートキー13が操作されるまでの間は,前記ステップS20〜S30において各種の機能項目についての設定が行われる。例えば,図4(a)〜(d)には,その設定される機能項目の組み合わせの一例が示されている。
(ステップS50)
そして,前記スタートキー13が操作されると(S40のYes側),前記制御部6は,ステップS50において,これまでに前記複合機Xにおいて設定された前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出し,内部メモリなどに記憶する。ここに,係る使用頻度の算出処理を実行するときの前記制御部6が使用頻度算出手段に相当する。
例えば,前記制御部6は,前記複合機Xにおいて行われる各種動作ごとに,過去に行われた動作回数の合計及びその動作の際に設定された前記機能項目の組み合わせに関する情報を蓄積して記憶しており,該動作回数の合計に対する前記機能項目の組み合わせ毎の比率を前記使用頻度として算出することが考えられる。これにより,例えば複写処理,スキャン処理,ファクシミリ処理などの各動作ごとに過去に設定された前記機能項目の組み合わせの使用頻度が算出される。
そして,前記スタートキー13が操作されると(S40のYes側),前記制御部6は,ステップS50において,これまでに前記複合機Xにおいて設定された前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出し,内部メモリなどに記憶する。ここに,係る使用頻度の算出処理を実行するときの前記制御部6が使用頻度算出手段に相当する。
例えば,前記制御部6は,前記複合機Xにおいて行われる各種動作ごとに,過去に行われた動作回数の合計及びその動作の際に設定された前記機能項目の組み合わせに関する情報を蓄積して記憶しており,該動作回数の合計に対する前記機能項目の組み合わせ毎の比率を前記使用頻度として算出することが考えられる。これにより,例えば複写処理,スキャン処理,ファクシミリ処理などの各動作ごとに過去に設定された前記機能項目の組み合わせの使用頻度が算出される。
(ステップS60〜S70)
その後,ステップS60において,前記制御部6は,今回の設定内容を前記プログラムキー14に対応する前記機能項目の組み合わせとして登録するか否かの問い合わせを前記操作表示部1に表示させる。
そして,ステップS70において,前記制御部6は,前記操作表示部1に対するユーザ操作により,前記機能項目の組み合わせを登録することが必要であることが選択されたか否かを判断する。
ここで,登録を行うことが選択された場合には(S70のYes側),処理はステップS80に移行する。なお,前記プログラムキー14が複数設けられる場合には,その中から登録の対象となる前記プログラムキー14を選択するための処理も実行される。他方,登録を行わないことが選択された場合には(S70のNo側),処理は後述のステップS120に移行する。
その後,ステップS60において,前記制御部6は,今回の設定内容を前記プログラムキー14に対応する前記機能項目の組み合わせとして登録するか否かの問い合わせを前記操作表示部1に表示させる。
そして,ステップS70において,前記制御部6は,前記操作表示部1に対するユーザ操作により,前記機能項目の組み合わせを登録することが必要であることが選択されたか否かを判断する。
ここで,登録を行うことが選択された場合には(S70のYes側),処理はステップS80に移行する。なお,前記プログラムキー14が複数設けられる場合には,その中から登録の対象となる前記プログラムキー14を選択するための処理も実行される。他方,登録を行わないことが選択された場合には(S70のNo側),処理は後述のステップS120に移行する。
(ステップS80〜S90)
ステップS80では,前記制御部6は,今回の動作について設定された前記機能項目の組み合わせのうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせ各々を,前記ステップS50で算出された使用頻度の高い順で,前記操作表示部1に表示させる。ここに,係る表示処理を実行するときの前記制御部6が使用頻度順表示手段に相当する。例えば,図4(a)に示したように,「拡大・縮小」,「濃度調節」,「給紙カセット」,「集約」の4つの機能項目についての設定が行われていた場合には,図5に示すように,これらの機能項目のうちの二以上により構成される合計11通りの組み合わせ各々に対応するタッチキーK11,K12,…が,その使用頻度が高い順に表示されることとなる。
次に,前記制御部6は,ステップS90において,前記操作表示部1のユーザ操作により前記ステップS80で表示された組み合わせに対応する前記タッチキーK11,K12…のいずれかが選択されるまで待ち受ける(S90のNo側)。そして,ユーザ操作により前記組み合わせのいずれかが選択されると(S90のYes側),処理はステップS100に移行する。
ステップS80では,前記制御部6は,今回の動作について設定された前記機能項目の組み合わせのうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせ各々を,前記ステップS50で算出された使用頻度の高い順で,前記操作表示部1に表示させる。ここに,係る表示処理を実行するときの前記制御部6が使用頻度順表示手段に相当する。例えば,図4(a)に示したように,「拡大・縮小」,「濃度調節」,「給紙カセット」,「集約」の4つの機能項目についての設定が行われていた場合には,図5に示すように,これらの機能項目のうちの二以上により構成される合計11通りの組み合わせ各々に対応するタッチキーK11,K12,…が,その使用頻度が高い順に表示されることとなる。
次に,前記制御部6は,ステップS90において,前記操作表示部1のユーザ操作により前記ステップS80で表示された組み合わせに対応する前記タッチキーK11,K12…のいずれかが選択されるまで待ち受ける(S90のNo側)。そして,ユーザ操作により前記組み合わせのいずれかが選択されると(S90のYes側),処理はステップS100に移行する。
(ステップS100)
ステップS100では,前記制御部6は,前記ステップS80で表示された前記機能項目の組み合わせのいずれかを前記ステップS90におけるユーザによる前記タッチキーK11,K12,…の操作に応じて選択し,該選択された前記機能項目の組み合わせを,前記プログラムキー14が操作された場合に実行される一連の動作設定処理(後述のS11〜S13)で設定すべき前記機能項目の組み合わせとして登録する。ここに,係る登録処理を実行するときの前記制御部6がプログラム機能項目登録手段に相当する。
ステップS100では,前記制御部6は,前記ステップS80で表示された前記機能項目の組み合わせのいずれかを前記ステップS90におけるユーザによる前記タッチキーK11,K12,…の操作に応じて選択し,該選択された前記機能項目の組み合わせを,前記プログラムキー14が操作された場合に実行される一連の動作設定処理(後述のS11〜S13)で設定すべき前記機能項目の組み合わせとして登録する。ここに,係る登録処理を実行するときの前記制御部6がプログラム機能項目登録手段に相当する。
(ステップS110)
続いて,ステップS110において,前記制御部6は,前記ステップS100で登録された組み合わせに含まれた前記機能項目各々について,今回の動作について前記ステップS30で設定された設定内容を保持するか否かを登録するための処理を実行する。
具体的に,前記制御部6は,前記ステップS100で登録された前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目各々について,前記ステップS30で設定された設定内容を保持するもの又は保持しないものを選択させるための選択画面を前記操作表示部1のタッチパネル11に表示させる。そして,前記制御部6は,前記操作表示部1のタッチパネル11のユーザ操作に基づいて,前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目のうち前記設定内容を保持するものとして選択された一又は複数の前記機能項目についてはその設定内容を保持し,他の一又は複数の前記機能項目についてはその設定内容を保持しないように処理を実行する。なお,当該ステップS110の処理を省略し,全ての機能項目についての設定内容を保持すること,或いは全ての機能項目についての設定内容を保持しないことも他の実施例として考えられる。
続いて,ステップS110において,前記制御部6は,前記ステップS100で登録された組み合わせに含まれた前記機能項目各々について,今回の動作について前記ステップS30で設定された設定内容を保持するか否かを登録するための処理を実行する。
具体的に,前記制御部6は,前記ステップS100で登録された前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目各々について,前記ステップS30で設定された設定内容を保持するもの又は保持しないものを選択させるための選択画面を前記操作表示部1のタッチパネル11に表示させる。そして,前記制御部6は,前記操作表示部1のタッチパネル11のユーザ操作に基づいて,前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目のうち前記設定内容を保持するものとして選択された一又は複数の前記機能項目についてはその設定内容を保持し,他の一又は複数の前記機能項目についてはその設定内容を保持しないように処理を実行する。なお,当該ステップS110の処理を省略し,全ての機能項目についての設定内容を保持すること,或いは全ての機能項目についての設定内容を保持しないことも他の実施例として考えられる。
(ステップS120)
そして,前記制御部6は,ステップS120において,今回の動作について前記ステップS30や後述のステップS12で設定された各種機能項目の設定内容に従って複写動作などの各種動作を実行する。
なお,前記ステップS120の処理は前記ステップS40や後述のステップS13において動作設定が完了したと判断された時点で実行されるものであってもよい。この場合,前記制御部6は,前記ステップS120で開始される動作と前記ステップS50〜S110における登録処理とを並行して実行することが考えられる。
そして,前記制御部6は,ステップS120において,今回の動作について前記ステップS30や後述のステップS12で設定された各種機能項目の設定内容に従って複写動作などの各種動作を実行する。
なお,前記ステップS120の処理は前記ステップS40や後述のステップS13において動作設定が完了したと判断された時点で実行されるものであってもよい。この場合,前記制御部6は,前記ステップS120で開始される動作と前記ステップS50〜S110における登録処理とを並行して実行することが考えられる。
(ステップS11〜S13)
続いて,前記ステップS10において前記プログラムキー14が操作された場合(S10のYes側)に実行されるステップS11〜S13について説明する。
前記プログラムキー14が操作されると(S10のYes側),前記制御部6は,続くステップS11において,該プログラムキー14に対応して予め登録された前記機能項目の組み合わせを順次表示させ,ステップS12において,前記操作表示部1に対するユーザ操作に応じてその表示中の機能項目についての設定を行う一連の動作設定処理を実行する。
例えば,前記制御部6は,前記ステップS11において,前記ステップS110で既定の設定内容を保持するものとして登録された一又は複数の機能項目についてはその既定の設定内容に自動設定し,前記ステップS110で既定の設定内容を保持しないものとして登録された一又は複数の機能項目については,その設定内容を入力するための操作画面を表示させ,ユーザによる前記操作表示部1の操作に応じてその設定を行う。これにより,ユーザは,その操作画面に従って前記機能項目各々についての設定を容易に行うことができる。なお,前記機能項目の設定順序は,前記機能項目の組み合わせを設定した時に行われた設定順序と同様であることが考えられる。もちろん,既定の設定内容を保持するものとして登録された一又は複数の機能項目について,その既定の設定内容に設定することについてユーザによる確認操作を要するものであってもよい。
なお,前記ステップS11〜S12における設定手法は,前記機能項目各々の設定画面を順次自動的に表示させる一連の動作設定処理によるものに限らず,前記操作表示部1の表示画面に予め登録された組み合わせに含まれた機能項目のみを一覧表示させることにより任意に設定を行うことが可能なものであってもよい。
続いて,前記ステップS10において前記プログラムキー14が操作された場合(S10のYes側)に実行されるステップS11〜S13について説明する。
前記プログラムキー14が操作されると(S10のYes側),前記制御部6は,続くステップS11において,該プログラムキー14に対応して予め登録された前記機能項目の組み合わせを順次表示させ,ステップS12において,前記操作表示部1に対するユーザ操作に応じてその表示中の機能項目についての設定を行う一連の動作設定処理を実行する。
例えば,前記制御部6は,前記ステップS11において,前記ステップS110で既定の設定内容を保持するものとして登録された一又は複数の機能項目についてはその既定の設定内容に自動設定し,前記ステップS110で既定の設定内容を保持しないものとして登録された一又は複数の機能項目については,その設定内容を入力するための操作画面を表示させ,ユーザによる前記操作表示部1の操作に応じてその設定を行う。これにより,ユーザは,その操作画面に従って前記機能項目各々についての設定を容易に行うことができる。なお,前記機能項目の設定順序は,前記機能項目の組み合わせを設定した時に行われた設定順序と同様であることが考えられる。もちろん,既定の設定内容を保持するものとして登録された一又は複数の機能項目について,その既定の設定内容に設定することについてユーザによる確認操作を要するものであってもよい。
なお,前記ステップS11〜S12における設定手法は,前記機能項目各々の設定画面を順次自動的に表示させる一連の動作設定処理によるものに限らず,前記操作表示部1の表示画面に予め登録された組み合わせに含まれた機能項目のみを一覧表示させることにより任意に設定を行うことが可能なものであってもよい。
その後,前記制御部6は,ステップS13において,前記プログラムキー14に対応するものとして予め登録された組み合わせに含まれた全ての前記機能項目についての設定が完了したか否かを判断する。例えば,前記制御部6は,順番が最後の機能項目の設定が終了したことや,動作設定の完了時に操作される確定操作用のキーの操作に応じて動作設定の完了と判断する。
そして,予め登録された全ての前記機能項目についての設定が完了したと判断すると,処理は前記ステップS120に移行し,該機能項目各々の設定内容に従って複写処理などの各種動作が実行される。
そして,予め登録された全ての前記機能項目についての設定が完了したと判断すると,処理は前記ステップS120に移行し,該機能項目各々の設定内容に従って複写処理などの各種動作が実行される。
以上説明したように,前記複合機Xでは,ユーザは,前記タッチパネル11や前記テンキー12などを用いて複数の前記機能項目についての設定を行った後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせが,その使用頻度の高い順で表示された状態で,前記機能項目の組み合わせを選択することにより,前記プログラムキー14に対応する前記機能項目の組み合わせを登録することができる。従って,ユーザは,前記複合機Xを通常に使用する際の設定作業の流れの中で,実際に使用頻度の高い機能項目の組み合わせを把握しつつ,所望の前記機能項目の組み合わせを容易に登録することができる。
ところで,前記実施の形態で説明した前記動作設定処理において,前記ステップS50で実行される使用頻度の算出処理は,前記複合機Xにおける全体の使用頻度を算出するものであってもよいが,これに限らない。
具体的には,前記複合機Xが,複数のユーザにより使用されるものであって,その使用するユーザを認証するユーザ認証機能(ユーザ認証手段)を備える構成では,前記ステップS50において,そのユーザ毎に前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出することが望ましい。なお,前記ユーザ認証機能は,例えばユーザID及びパスワードによる認証やカードリーダによる認証など従来周知の認証技術を用いたものであってよい。
この場合,前記ステップS80では,今回の動作について設定された複数の機能項目の組み合わせのうち二以上の機能項目からなる組み合わせ各々を,現在ログイン中のユーザによる使用頻度が高い順に表示させることが可能である。即ち,前記複合機Xでは,ユーザ毎に前記プログラムキー14の操作時に行われる一連の動作設定処理(S11〜S13)で設定される機能項目が異なることとなる。
これにより,ユーザは自己による使用頻度の高い前記機能項目の組み合わせを容易に把握した上で,前記プログラムキー14に対応する前記機能項目の組み合わせを登録することができる。
具体的には,前記複合機Xが,複数のユーザにより使用されるものであって,その使用するユーザを認証するユーザ認証機能(ユーザ認証手段)を備える構成では,前記ステップS50において,そのユーザ毎に前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出することが望ましい。なお,前記ユーザ認証機能は,例えばユーザID及びパスワードによる認証やカードリーダによる認証など従来周知の認証技術を用いたものであってよい。
この場合,前記ステップS80では,今回の動作について設定された複数の機能項目の組み合わせのうち二以上の機能項目からなる組み合わせ各々を,現在ログイン中のユーザによる使用頻度が高い順に表示させることが可能である。即ち,前記複合機Xでは,ユーザ毎に前記プログラムキー14の操作時に行われる一連の動作設定処理(S11〜S13)で設定される機能項目が異なることとなる。
これにより,ユーザは自己による使用頻度の高い前記機能項目の組み合わせを容易に把握した上で,前記プログラムキー14に対応する前記機能項目の組み合わせを登録することができる。
1:操作表示部
11:タッチパネル
12:テンキー
13:スタートキー
14:プログラムキー
2:画像読取部
3:画像メモリ
4:画像処理部
5:画像形成部
6:制御部
K1〜K6…タッチキー
K11〜K15…タッチキー
S10,S20,…S120:処理手順(ステップ)番号
11:タッチパネル
12:テンキー
13:スタートキー
14:プログラムキー
2:画像読取部
3:画像メモリ
4:画像処理部
5:画像形成部
6:制御部
K1〜K6…タッチキー
K11〜K15…タッチキー
S10,S20,…S120:処理手順(ステップ)番号
Claims (5)
- 当該情報処理装置の動作に関する複数の機能項目についての設定を所定の操作入力に応じて行う第一の動作設定手段と,予め登録された前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目各々についての設定を所定の操作入力に応じて行う第二の動作設定手段とを備えてなる情報処理装置であって,
前記第一の動作設定手段によって設定される前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を算出する使用頻度算出手段と,
前記第一の動作設定手段によって複数の前記機能項目についての設定が行われた後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせを,前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度の高い順で表示する使用頻度順表示手段と,
前記使用頻度順表示手段によって表示された前記機能項目の組み合わせのいずれかを所定の操作入力に応じて選択し,該選択された前記機能項目の組み合わせを,前記第二の動作設定手段で設定される前記機能項目の組み合わせとして登録するプログラム機能項目登録手段と,
を備えてなることを特徴とする情報処理装置。 - 前記プログラム機能項目登録手段が,所定の選択操作に基づいて,前記機能項目の組み合わせに含まれた前記機能項目のうち一又は複数の機能項目については前記第一の動作設定手段による設定内容を保持し,他の一又は複数の機能項目については前記第一の動作設定手段による設定内容を保持しないものであって,
前記第二の動作設定手段が,前記機能項目のうち前記設定内容保持手段により設定内容が保持された機能項目については該設定内容に自動設定し,前記設定内容保持手段により設定内容が保持されていない機能項目については所定の操作入力に応じて設定を行うものである請求項1に記載の情報処理装置。 - 当該情報処理装置を使用するユーザを認証するユーザ認証手段を更に備えてなり,
前記使用頻度算出手段が,前記第一の動作設定手段によって設定される前記機能項目の組み合わせ毎の使用頻度を前記ユーザ毎について算出するものであり,
前記使用頻度順表示手段が,前記第一の動作設定手段によって複数の前記機能項目についての設定が行われた後,該機能項目のうちの少なくとも二以上により構成される組み合わせを,現在ログイン中の前記ユーザについて前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度の高い順で表示するものである請求項1又は2のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記第二の動作設定手段が,前記機能項目各々を順に表示させ,所定の操作入力に応じて該機能項目各々についての設定を順に行う一連の動作設定処理を行うものである請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置が,前記動作として画像形成処理,画像読取処理,画像送信処理のいずれか一つ又は複数を実行する画像処理装置である請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009250178A JP2011096049A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009250178A JP2011096049A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | 情報処理装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015114947A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | シャープ株式会社 | ユーザインターフェース関連情報学習装置、ユーザインターフェース関連情報学習装置の学習方法及び学習用プログラム |
US9910627B2 (en) | 2015-07-13 | 2018-03-06 | Kyocera Document Solutions Inc. | Remote maintenance system and remote maintenance method |
-
2009
- 2009-10-30 JP JP2009250178A patent/JP2011096049A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015114947A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | シャープ株式会社 | ユーザインターフェース関連情報学習装置、ユーザインターフェース関連情報学習装置の学習方法及び学習用プログラム |
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