JP2010103747A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に使用が許可されていない電気機器に対する電源供給を遮断することができる電源装置を提供する。
【解決手段】コンセント認証処理管理部35が、各コンセントユニット34A〜34Cの制御部344との通信により複数の制御部344の何れか1つが識別情報を受信している状態と判定した場合に認証許可を出さず、複数の制御部344の何れも識別情報を受信していない状態と判定した場合に認証許可を出す。制御部344は、プラグ挿入検出部346により電気機器2が接続されていると判定された場合に、コンセント認証処理管理部35により認証許可されない間はリレー342オフ制御し、コンセント認証処理管理部35により認証許可されるのを待ってリレー342をオン制御して電気機器2から送信される識別情報の受信を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に関するものである。
近年の携帯電話の普及やパソコンの小型化に伴い、電子機器を持ち歩く人が増えた。この結果、講堂やホール、会議室などの壁にあるコンセントを利用して、個人所有のモバイル機器を稼動したり、充電する人が現れた。コンセントは、本来は掃除機やプロジェクタをつなぐなどコンセントが設置された建物の所有者が使うものであり、コンセントを無断で使用(盗電)した結果、窃盗犯として罰せられた人もいる。
そこで、盗電を防止するために例えば特許文献1に記載されたコンセントが知られている。特許文献1に記載されたコンセントは、電気機器が接続されたと判断すると、電気機器に対して識別情報の送信を要求する。コンセントに接続された電気機器は、識別情報送信要求を受信すると、これに応じて識別情報を送信する。コンセントは、電気機器から受信した識別情報を照合し、不正使用の場合は電気機器に対する電力の供給を遮断する。なお、コンセントと電気機器との識別情報の送受信は、電気機器に対する電源を供給するための電力線を通じて行う電力線通信を用いて行っている。
しかしながら、上述した従来の電源装置では下記に示すような問題があった。一般的に建物に設けられた電源装置は、図6に示すような構成となっている(例えば特許文献2)。同図に示すように、電源装置3は、屋内に引き込まれた電力線としての屋内配線31と、この屋内配線31を分岐する分電盤32と、この分電盤32により分岐された複数の分岐配線33と、分岐配線33上に設けられた複数のコンセント341と、から構成されている。図6に示すような電源装置3に電力線通信を用いると、図中点線矢印で示すように、分岐配線33や分電盤32を通して、コンセント341と電気機器2との間の通信が、他のコンセント341や電気機器2に伝わる。
よって、例えば、図7に示すように、同じ分岐配線33上に2つのコンセント341X、341Yが設けられ、2つのコンセント341X、341Yは互いに同じ識別情報Aの電気機器2の使用が認められているとする。このような電源装置3において、コンセント341Xに識別情報Aを持った使用が許可された電気機器2aをつなぐと、コンセント341Xから送信要求が出される。電気機器2aはこの送信要求に応じて識別情報Aを送信する。
このとき、コンセント341Yに識別情報Aを持たない使用が許可されていない電気機器2bをつなぐと、コンセント341Yから送信要求が出される。コンセント341Yから送信要求が送信されても電気機器2bは識別情報Aを送信しないため、本来ならばコンセント341Yから電気機器2bに対する電源供給は遮断される。しかしながら、電気機器2a、2bをそれぞれほぼ同時にコンセント341X、341Yにつなぐと、分岐配線33を通じて電気機器2aから送信された識別情報Aがコンセント341Yに届いてしまう。
この結果、使用が許可されていない電気機器2bに対しても電源が供給されてしまい、確実に使用が許可されていない電気機器2bに対する電源を遮断することができない、という問題が生じる。講堂やホール、会議室など規模の大きい建物では、コンセントの数も多いので、使用が許可された電気機器と使用が許可されていない電気機器とが同時にコンセントにつながる可能性が高い。
ここでは例としてコンセントと電気機器との通信に電力線通信を用いていたが、例えば、無線通信を用いても漏れ電波などの混信により同様のことが起こる。また、ここでは例として同じ分岐配線上に設けられたコンセントに使用が許可されていない電気機器と使用が許可されている電気機器とを同時に接続した場合について説明したが、例えば、別の分岐配線に設けられたコンセントに使用が許可されていない電気機器と使用が許可されている電気機器とを同時に接続しても同様のことが起こる。
特開2006−19788号公報 特開2006−295692号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、確実に使用が許可されていない電気機器に対する電源供給を遮断することができる電源装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、電力線から分岐された複数の分岐配線と、前記分岐配線上に設けられた電気機器が接続される複数のコンセントと、前記分岐配線から前記コンセントに接続された電気機器に対する電源の供給をオンオフする前記コンセント毎に設けられた複数のスイッチ手段と、前記コンセントに接続された電気機器から識別情報を受信する前記複数のコンセント毎に設けられた複数の受信手段と、使用が許可されている電気機器の識別情報が記憶された記憶手段と、前記コンセントに前記電気機器が接続されているか否かを判定する前記コンセント毎に設けられた複数の第1判定手段と、前記第1判定手段により前記電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する受信手段が前記記憶手段に記憶された識別情報と一致する識別情報を受信しなかった場合に当該電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する前記スイッチ手段をオフ制御して前記分岐配線から前記コンセントに接続された前記電気機器に対する電源の供給を遮断するスイッチ制御手段と、を備えた電源装置において、前記複数の受信手段の何れか1つが識別情報を受信している状態か前記複数の受信手段の何れも識別情報を受信していない状態かを判定する第2判定手段をさらに備え、前記スイッチ制御手段が、前記第1判定手段により前記電気機器が接続されていると判定された場合に、前記第2判定手段により前記複数の受信手段の何れか1つが識別情報を受信している状態であると判定されている間は当該電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する前記スイッチ手段をオフ制御し、前記第2判定手段により前記複数の受信手段の何れも識別情報を受信していないと判定されるのを待って当該電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する前記スイッチ手段をオン制御して前記受信手段による識別情報の受信を開始することを特徴とする電源装置に存する。
請求項2記載の発明は、前記スイッチ制御手段が、前記コンセント毎に設けられ、前記第2判定手段と、前記複数のスイッチ制御手段及び前記受信手段の各々と、を接続する通信ラインが設けられ、前記第2判定手段が、前記通信ラインを介しての前記受信手段との通信に基いて前記判定を行い、その判定結果を前記複数のスイッチ制御手段に対してそれぞれ送信することを特徴とする請求項1に記載の電源装置に存する。
請求項3記載の発明は、前記第2判定手段が、前記分岐配線を流れる高周波信号の有無に基づいて前記判定を行っていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置に存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、スイッチ制御手段が、コンセントに電気機器が接続されると、複数の受信手段の何れも識別情報を受信していない状態になるのを待ってそのコンセントに対応するスイッチ手段をオン制御して電気機器が接続されたコンセントに対応する受信手段による識別情報の受信を開始するので、コンセントに接続された電気機器から送信された識別情報が別のコンセントに届くことがなく、確実に使用が許可されていない電気機器に対する電源供給を遮断することができる。
請求項2記載の発明によれば、第2判定手段と複数のスイッチ制御手段との間で行われる判定結果の送受信、第2判定手段と複数の受信手段との間で行われる通信により、第2判定手段が正確に複数の受信手段の何れも識別情報を受信していない状態か、複数の受信手段の1つでも識別情報を受信している状態であるかを判定することができる。
請求項3記載の発明によれば、2判定手段が分岐配線を流れる高周波信号の有無に基づいて判定を行っているので、複数の受信手段と第2判定手段との間に通信ラインを設けることなく、複数の受信手段の何れも識別情報を受信していない状態か、複数の受信手段の1つでも識別情報を受信している状態であるかを判定することができ、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、電源認証システム1は、電気機器2と、電源装置3と、を有している。上記電気機器2は、電源装置3からの電源供給を受けて動作する機器である。電気機器2は、プラグ21と、電気機器本体22と、を有している。プラグ21は、後述する電源装置3のコンセント341に差し込まれて、電気機器2と電源装置3とを接続する。
電気機器本体22は、動作部221と、識別情報記憶部222と、変調部223と、制御部224と、有している。動作部221は、電源装置3からの電源供給を受けて動作する電気機器2の主要部である。識別情報記憶部222は、使用が許可された電子機器2に与えられる識別情報Xが記憶されたメモリである。変調部223は、後述する制御部224の制御によって動作し、識別情報記憶部222に記憶された識別情報Xを高周波信号に変調して、動作部221とプラグ21との間を接続する電力線L1に送信するものである。制御部224は、例えばCPUなどから構成されていて、電源供給の開始に応じて識別情報記憶部222に記憶された識別情報Xを変調部223に変調させて電力線L1に送信する処理を行う。
上記電源装置3は、電力線としての屋内配線31と、分電盤32と、複数の分岐配線33と、複数のコンセントユニット34A〜34Cと、コンセント認証処理監視部35と、を有している。上記屋内配線31は、屋内に取り込まれた電力線である。分電盤32は、屋内配線31を分岐する装置である。分岐配線33は、上記分電盤32により屋内配線31を複数に分岐した配線である。
コンセントユニット34A〜34Cは、上述した分岐配線33をさらに分岐した分岐配線33A〜33Cにそれぞれ設けられている。上記コンセントユニット34A〜34Cは各々、コンセント341と、スイッチとしてのリレー342と、復調部343と、制御部344と、記憶手段としての識別情報記憶部345と、第1判定手段としてのプラグ挿入検出部346と、を備えている。コンセント341は、電気機器2のプラグ21が挿入されると、電気機器2と電源装置3とを接続する。リレー342は、分岐配線33A〜33C上にそれぞれ設けられている。リレー342は、分岐配線33A〜33Cからコンセン341に接続された電気機器2に対する電源の供給をオンオフするスイッチである。
復調部343は各々、分岐配線33A〜33Cを通じて伝送される識別情報を復調するものである。制御部344は、リレー342のオンオフ制御、復調部343の制御を司るもので、CPUなどから構成されている。識別情報記憶部345は、使用が許可されている電気機器2の識別情報Xを記憶するメモリであり、例えばROMからなる。プラグ挿入検出部346は、コンセント341にプラグ21が挿入されているか否かを検出するものである。プラグ挿入検出部346は、例えばコンセント341に接続されている分岐配線33A〜33Cに流れる電流を検知し、電流が流れた場合にプラグ21が挿入されていることを検出する。コンセント認証処理監視部35は、例えばCPUなどから構成されていて、通信ラインとしての認証開始申告ラインL21及び認証許可ラインL22を介して各コンセントユニット34A〜34Cの制御部344に接続されている。
次に、上述した電源認証システム1の動作について図2のフローチャートを参照して説明する。なお、本実施形態では、説明を簡単にするためにコンセントユニット34Aの制御部344の動作を代表して説明する。コンセントユニット34Aの制御部344は、リレー342をオフ制御する(ステップS1)。コンセントユニット34Aのコンセント341に電気機器2のプラグ21を差し込むと、コンセントユニット34Aのプラグ挿入検出部346がプラグ挿入を検出してその旨を制御部344に対して供給する。制御部344は、プラグ挿入検出部346からプラグ挿入を検出した旨が供給されると(ステップS2でY)、認証開始申告ラインL21をHIレベルにする(ステップS3)。
コンセントユニット34Aの認証開始申告ラインL21がLOレベルからHIレベルになると(ステップS21でY)、コンセント認証処理監視部35は、他のコンセントユニット34B、34Cの認証開始申告ラインL21がHIレベルか否かを判断する(ステップS22)。コンセント認証処理監視部35は、他のコンセントユニット34B、34Cの認証開始申告ラインL21がHIレベルであれば(ステップS22でY)、コンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れか1つが電気機器2から識別情報を受信する受信動作を行っている状態であり混信の恐れがあると判断して、再びステップS22に戻り、認証許可ラインL22のLOレベルを維持する。
これに対して、コンセント認証処理監視部35は、他のコンセントユニット34B、34Cの認証開始申告ラインL21がLOレベルである場合は(ステップS22でN)、コンセントユニット34A〜34Cの何れも受信動作を行っていない状態であり混信の恐れがないと判断して、コンセントユニット34Aの認証許可ラインL22をHIレベルにする(ステップS23)。
コンセント認証処理監視部35によりコンセントユニット34Aの認証許可ラインL22がHIレベルになると(ステップS4でY)、コンセントユニット34Aの制御部344はリレー342をオン制御した後(ステップS5)、受信手段として働き、電気機器2からの識別情報を受信する受信動作を開始する(ステップS6)。上記リレー342がオンすると、コンセントユニット34Aのコンセント341に接続された電機機器2に電源が供給される。この電源供給に応じて電気機器2の制御部224は、動作を開始して識別情報記憶部222に格納された識別情報Xを変調部223により高周波信号に変調して電力線L1に対して送信した後(ステップS41)、動作を終了する。
識別情報Xは、電力線L1、プラグ21、コンセント341、分岐配線33Aの順に伝送される。コンセントユニット34Aの制御部344は、復調部343を介して分岐配線33Aに伝送された識別情報Xを受信すると(ステップS7でY)、上記受信動作を終了する(ステップS8)。その後、コンセントユニット34Aは、ステップS7で受信した識別情報と識別情報記憶部345内に記憶されている識別情報Xとが一致するか否かを判定する認証処理を行う(ステップS9)。ステップS7で受信した識別情報と識別情報記憶部345に記憶されている識別情報Xとが一致していれば(ステップS9でY)、コンセントユニット34Aの制御部344は、使用が許可された電気機器2がコンセント341に接続されていると判定して(ステップS10)、直ちにステップS15に進んで、リレー342のオンを維持して電気機器2に対する電源供給を維持する。
これに対して、ステップS7で受信した識別情報と識別情報記憶部345に記憶されている識別情報Xとが一致していなければ(ステップS9でN)、コンセントユニット34Aの制御部344は、使用が許可されていない電気機器2がコンセント341に接続されていると判定して(ステップS13)、リレー342をオフして(ステップS14)、コンセント341に接続されている電気機器2に対する電源供給を遮断した後に、ステップ15に進む。また、リレー342をオンしてから所定時間経過しても識別情報が受信されなかった場合(ステップS11でY)、コンセントユニット34Aの制御部344は、受信動作を終了した後に(ステップS12)、上記ステップS13に進む。
上述したステップS15において、コンセントユニット34Aの制御部344は、認証開始申告ラインL21をLOレベルにして識別情報の受信動作を終了した旨をコンセント認証処理監視部35に対して送信する。その後、プラグ挿入検出部346によりプラグ21の抜き取りが検出されるのを待って(ステップS16でY)、コンセントユニット34Aの制御部344は、ステップS1に戻り、リレー342を再びオフする。認証開始申告ラインL21がHIレベルからLOレベルになると(ステップS24でY)、コンセント認証処理監視部35は、コンセントユニット34Aの認証許可ラインL22をオフにして(ステップS25)、ステップS21に戻る。
上述した実施形態によれば、コンセント認証処理監視部35が、第2判定手段として働き、認証開始申告ラインL21の状況に基いて複数のコンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れか1つが受信動作を行っている状態か、複数のコンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れも受信動作を行っていない状態か、を判定している(以下この判定を受信状態判定と略記する)。また、コンセントユニット34A〜34Cの制御部344は、スイッチ制御手段として働き、コンセント341に電気機器2が接続された場合に、認証許可ラインL22がLOレベルでありコンセント認証処理監視部35により複数のコンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れか1つが受信動作を行っている状態であると判定されている間はリレー342をオフ制御し、認証許可ラインL22がHIレベルとなってコンセント認証処理監視部35により複数のコンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れも受信動作を行っていない状態であると判定されるのを待ってリレー342をオン制御して受信動作を開始させている。これにより、コンセント341に接続された電気機器2から送信された識別情報が別のコンセント341に届くことがなく、確実に使用が許可されていない電気機器2に対する電源供給を遮断することができる。
また、上述した実施形態によれば、コンセント認証処理監視部35と、コンセントユニット34A〜34Cの制御部344と、の間に認証開始申告ラインL21、認証許可ラインL22が設けられている。そして、コンセント認証処理監視部35が、認証開始申告ラインL21の状況に基いて上記受信状態判定を行い、その判定結果を認証許可ラインL22から制御部344に対してそれぞれ送信している。よって、コンセント認証処理監視部35とコンセントユニット34A〜34Cの制御部344との間で行われる通信により、コンセント認証処理監視部35が正確に受信状態判定を行うことができる。
また上述した実施形態によれば、電気機器2が識別情報を送信するタイミングをコンセントユニット34A〜34Cが送信する送信要求の受信ではなく、電源の供給開始に応じて識別信号を送信している。これにより、電気機器2が分岐配線33、33A〜33Cや分電盤32を伝わって漏れた他のコンセントユニット34A〜34Cの送信要求を受信し、識別情報を送信することを防ぐことができる。また、コンセントユニット34A〜34C側に送信要求を送信するための送信機能と、電気機器2側に送信要求を受信するための受信機能とが必要なくなり、システム構成が簡素化する。
第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態と第2実施形態と異なる点は、コンセント認証処理監視部35とコンセントユニット34A〜34Cの制御部344とを接続する通信ラインである。第1実施形態ではコンセント認証処理監視部35とコンセントユニット34A〜34Cの制御部344のそれぞれとをつなぐ手段を認証開始申告ラインL21と認証許可ラインL22との2本を用いていた。しかしながら、第2実施形態のコンセント認証システム35では、図3に示すように、コンセント認証処理監視部35とコンセントユニット34A〜34Cの制御部344とを有線LANL3でつなぐことも考えられる。このとき、コンセントユニット34A〜34Cの識別情報記憶部345には、個々のコンセントID「A」、[B]、「C」も記憶されている。
上述した構成の電源認証システム1の動作について図4のフローチャートを参照して以下説明する。なお、図2について既に説明したフローチャートと同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。コンセントユニット34A〜34Cの制御部344は、まず図2と同様にステップS1及びS2を行う。その後、コンセントユニット34A〜34Cの制御部344は、ステップS2でYと判定されると、コンセント認証処理監視部35宛のコンセンIDを有線LANL3に送信する(ステップS17)。
コンセント認証処理監視部35は、コンセントIDを受信すると(ステップS26でY)、受信したコンセントIDがIDメモリの1番目に既に格納されているか否かを判定する(ステップS27)。1番目のIDメモリに格納されていなければ(ステップS27でN)、コンセント認証処理監視部35は、ステップS26で受信したコンセントIDをIDメモリの最後尾に格納する(ステップS28)。
このとき、最後尾がIDメモリの1番目であると(ステップS29でY)、コンセント認証処理監視部35は、コンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れも受信動作を行っていないと判定して1番目のIDメモリに格納されたコンセントIDを宛先にした認証許可信号を送信する(ステップS30)。また、最後尾がIDメモリの1番目でなければ(ステップS29でN)、コンセント認証処理監視部35は、コンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れか1つが受信動作を行っていると判定して認証許可信号を送信することなく、ステップS26に戻る。
コンセントユニット34A〜34Cの制御部344は、有線LANL3を介して自己のコンセントIDが宛先となった認証許可信号を受信すると(ステップS18)、図2と同様にステップS5〜S14の動作を行う。ステップS5〜S14の動作を終了するとコンセントユニット34A〜34Cの制御部344は、受信動作が終了した旨を伝えるために再びコンセント認証処理監視部35宛のコンセントIDを有線LANL3に送信する(ステップ19)。
一方、コンセント認証処理監視部35は、受信したコンセントIDが1番目のIDメモリに既に格納されていれば(ステップ27でY)、コンセントIDに対応するコンセントユニット34A〜34Bの制御部344による受信動作が終了したと判断して、1番目のコンセントIDを消去してその他のコンセントIDを1つずつ繰り上げる(ステップS31)。その後、1番目のIDメモリにコンセントIDが格納されていれば(ステップ32でY)、コンセント認証処理監視部35は、1番目のIDメモリを宛先とした認証許可信号を送信した後に(ステップS30)、ステップS26に戻る。1番目のIDメモリにコンセントIDが格納されていなければ(ステップS32でN)、コンセント認証処理監視部35は、受信動作の許可待ちをしているコンセントユニット34A〜34Cがないと判断して直ちにステップS26に戻る。
以上の動作によれば、例えば、コンセントユニット34A〜34Cの何れにも電気機器2が接続していない状態でコンセントユニット34Aに電気機器2が接続されると、コンセント認証処理監視部35は、IDメモリの1番目にコンセントユニット34AのコンセントID「A」を格納して、コンセントID「A」宛の認証許可信号を送信する。このとき、コンセントユニット34Bに電気機器2が接続されると、コンセント認証処理監視部35は、IDメモリの2番目にコンセントユニット34BのコンセントID「B」を格納するだけで、コンセントID「B」宛の認証許可信号は送信しない。
その後、コンセントユニット34AのステップS6〜S14の認証処理が終わって再びコンセントID「A」を受信すると、コンセント認証処理監視部35は、1番目のIDメモリに既に格納されたコンセントID「A」を消去し、2番目のIDメモリに格納されたコンセントID「B」を1番目のIDメモリに繰り上げて、コンセントID「B」宛の認証許可信号を送信する。よって、コンセント認証処理管理部35とコンセントユニット34A〜34Cの制御部344との間を有線LANL3で接続しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した第1及び第2実施形態では、個々のコンセントユニット34A〜34Cとコンセント認証処理監視部35とを有線で接続していたが、本発明はこれに限ったものではない。無線LANなどの電波を利用した無線通信を用いてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態では、1つのコンセント認証処理監視部35にコンセントユニット34A〜34Cの制御部344をそれぞれ接続して、上述した受信状態判定を行っていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図5に示すように、コンセント認証処理監視部35をコンセントユニット34A〜34Cにそれぞれ設ける。そして、分岐配線33に高周波信号が流れているかを検出して、高周波信号が流れていればコンセントユニット34A〜34Cの制御部344の1つでも受信動作を行っていると判定し、高周波信号が流れていなければコンセントユニット34A〜34Cの制御部344の何れも受信動作を行っていないと判定して、その旨を制御部344に対して出力するようにしてもよい。
これは、各コンセント341が分岐配線33A〜33C、33や分電盤32でつながっていること、電気機器2が識別情報を高周波に変調していること、制御部344が受信動作を行っている間だけ高周波信号が流れることを利用したものである。このようにすれば、コンセント認証処理監視部35が分岐配線33を流れる高周波信号の有無に基づいて判定を行っているので、第1及び第2実施形態のように、コンセント認証処理管理35を複数の制御部344のそれぞれと接続しなくても、上述した受信状態判定を行うことができ、コストダウンを図ることができる。
また、上述した第1及び第2実施形態によれば、制御部344は、ステップS6〜S14の認証処理を終了した後に認証開始申告ラインL22をLOレベルにしていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、ステップS8やステップS12の受信動作が終了した後に認証開始申告ラインL22をLOレベルにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
第1実施形態における本発明の電源装置を組み込んだ電源認証システムの一実施形態を示すブロック図である。 図1に示すコンセント認証処理監視部、電源装置の制御部、及び、電気機器の制御部、の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における本発明の電源装置を組み込んだ電源認証システムの一実施形態を示すブロック図である。 図3に示すコンセント認証処理監視部、電源装置の制御部、及び、電気機器の制御部、の処理手順を示すフローチャートである。 他の実施形態における本発明の電源装置を組み込んだ電源認証システムの一実施形態を示すブロック図である。 従来の電源装置の一例を示すブロック図である。 従来の電源装置の一例を示すブロック図である。
符号の説明
2 電気機器
3 電源装置
31 屋内配線(電力線)
33 分岐配線
33A〜33C 分岐配線
35 コンセント認証処理監視部(第2判定手段)
341 コンセント
342 リレー(スイッチ)
344 制御部(受信手段、スイッチ制御手段)
345 識別情報記憶部(記憶手段)
346 プラグ挿入検出部(第1判定手段)
L21 認証開始申告ライン(通信ライン)
L22 認証許可ライン(通信ライン)

Claims (3)

  1. 電力線から分岐された複数の分岐配線と、前記分岐配線上に設けられた電気機器が接続される複数のコンセントと、前記分岐配線から前記コンセントに接続された電気機器に対する電源の供給をオンオフする前記コンセント毎に設けられた複数のスイッチ手段と、前記コンセントに接続された電気機器から識別情報を受信する前記複数のコンセント毎に設けられた複数の受信手段と、使用が許可されている電気機器の識別情報が記憶された記憶手段と、前記コンセントに前記電気機器が接続されているか否かを判定する前記コンセント毎に設けられた複数の第1判定手段と、前記第1判定手段により前記電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する受信手段が前記記憶手段に記憶された識別情報と一致する識別情報を受信しなかった場合に当該電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する前記スイッチ手段をオフ制御して前記分岐配線から前記コンセントに接続された前記電気機器に対する電源の供給を遮断するスイッチ制御手段と、を備えた電源装置において、
    前記複数の受信手段の何れか1つが識別情報を受信している状態か前記複数の受信手段の何れも識別情報を受信していない状態かを判定する第2判定手段をさらに備え、
    前記スイッチ制御手段が、前記第1判定手段により前記電気機器が接続されていると判定された場合に、前記第2判定手段により前記複数の受信手段の何れか1つが識別情報を受信している状態であると判定されている間は当該電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する前記スイッチ手段をオフ制御し、前記第2判定手段により前記複数の受信手段の何れも識別情報を受信していないと判定されるのを待って当該電気機器が接続されていると判定されたコンセントに対応する前記スイッチ手段をオン制御して前記受信手段による識別情報の受信を開始する
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記スイッチ制御手段が、前記コンセント毎に設けられ、
    前記第2判定手段と、前記複数のスイッチ制御手段及び前記受信手段の各々と、を接続する通信ラインが設けられ、
    前記第2判定手段が、前記通信ラインを介しての前記受信手段との通信に基いて前記判定を行い、その判定結果を前記複数のスイッチ制御手段に対してそれぞれ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第2判定手段が、前記分岐配線を流れる高周波信号の有無に基づいて前記判定を行っている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4763851B1 (ja) * 2010-12-21 2011-08-31 福西電機株式会社 電力供給制御装置、及び、電力供給制御システム
JP2017523758A (ja) * 2014-08-06 2017-08-17 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 配電システム

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