JP2010103654A - フレームレート変換方法、フレームレート変換装置、フレームレート変換プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

フレームレート変換方法、フレームレート変換装置、フレームレート変換プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、高フレームレート映像信号のフレームをフィルタリングに基づくダウンサンプリングすることで得られた低フレームレート映像信号を符号化する場合に、符号量を低く抑えることができるようにするフレームレート変換技術の提供を目的とする。
【解決手段】ダウンサンプリング後の先頭フレームを生成して処理に入ると、ダウンサンプリング後のフレームを生成する度に、等長間隔のダウンサンプリングにより規定される次のフレーム位置を特定して、その近傍に位置する複数フレームに対してのフィルタリングにより生成される低フレームレート映像信号の符号化効率を示す値が最適なものとなるフィルタ係数を算出し、その複数フレームを算出したフィルタ係数を使ってフィルタリングすることを全てのダウンサンプリング位置について繰り返すことで、高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号への変換を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高フレームレート映像信号の複数フレームを1つのフレームに置き換えるフィルタリングを実行することで、高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号への変換を実行するフレームレート変換方法およびその装置と、そのフレームレート変換方法の実現に用いられるフレームレート変換プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とに関する。
近年、臨場感あふれる大画面のスポーツ映像やデジタルシネマに代表される超高画質映像への期待が高まっている。これを受けて、映像の高画質化に関する研究が精力的に行われている。
超高画質映像の実現には次の四要素が必要である。すなわち、空間解像度、画素値深度、色再現性、時間解像度である。これを受けて、前者の三要素については、デジタルシネマ等の応用およびナチュラルビジョンプロジェクトにおいて検討が進められている。また、被写体の自然な動きを表現するために不可欠な時間解像度の向上、すなわち、映像の高フレームレート化についても検討がなされている。
映像の入力・出力システムのフレームレートの上限は非対称である。現在、撮像系としては、1000[frame/sec] を超える高フレームレート映像を取得可能な高速度カメラが利用可能である。ただし、こうした高速度カメラで撮影された映像はスロー再生用途で用いられている。
一方、現行のディスプレイの上限は120[fps] 程度である。したがって、高速度カメラで撮影された映像ソースは、実時間再生を目的とした表示形態ではフレームレートを間引く必要がある。
このようなことを背景にして、従来技術では、図6に示すように、ダウンサンプリング後のフレーム時間間隔が等間隔になるような間引きによるダウンサンプリングが検討されてきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−201165号公報
しかしながら、従来技術のような単純なフレーム間引き処理では、時間方向のエイリアシングに起因する画質劣化が問題となる。こうした問題を回避するためには、時間軸方向の帯域制限フィルタリングが必要である。
一方、動き補償フレーム間予測を用いた符号化器の場合、時間方向のエイリアシングの低減は、予測誤差の低減とは直接的には結びつかない。つまり、時間方向のダウンサンプリングフィルタに関して、符号化効率の観点から最適化の余地があることになる。
しかるに、従来の30fps,60fpsのフレームレートの映像の場合、フィルタリングのための十分なサンプル(すなわちフレーム)が確保できないため、フィルタの特性を高精度に近似することが困難であった。例えば、60fpsの映像信号をフィルタリングして30fpsの映像信号を生成する場合、フィルタリングの対象フレームに重複を許さない条件下では、フィルタリングの対象となるフレームは2フレームに限定される。
一方、高フレームレート映像の場合、フィルタ設計の自由度は拡張される。例えば、1000fpsの映像信号をフィルタリングして62.5fpsの映像信号を生成する場合、フィルタリングの対象フレームに重複を許さない条件下であっても、16フレームをフィルタリングの対象とすることができる。
したがって、高フレームレート映像を入力してフィルタリングにより低フレームレート映像を得る場合、フィルタリング設計の自由度が高まるので、低フレームレート映像の符号化効率の観点から最適化の余地がある。
しかしながら、従来技術では、この点について一切検討を行っておらず、これから、高フレームレート映像に対してのフィルタリングにより得られた低フレームレート映像を符号化する場合に、フレーム間予測誤差の低減に改善の余地が残されていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、高フレームレート映像信号に対してのフィルタリングに基づくダウンサンプリングにより得られた低フレームレート映像信号を入力とする映像符号化処理において、ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号化効率を考慮した形で、低フレームレート映像信号を決定する効率的なフレームレート変換のためのフィルタリング技術を確立することを目的とする。
フレームレートの変換対象となる高フレームレート映像信号について、フレーム間隔をδt として、時刻t=jδt (j=0, 1, ..... )のフレームにおける位置xの画素値をf(x,t)(x=0, 1, .... ,X−1)と表す。
この画素信号f(x,t)を、ダウンサンプリングによりフレーム数を1/Mに変換する場合を考える。ダウンサンプリング前後のフレームレートの比Mをダウンサンプリング比と呼ぶ。つまり、この変換は、フレームレートを、“1/δt ”から“1/Mδt ”へ変換することを想定している。
なお、以下では、簡単のために一次元信号を例にとり説明するが、同様の議論は、容易に二次元信号にも拡張可能である。
フレームレートの変換方法としては、フレーム間引き、単純平均の方法がある。フレーム間引きでは、下記の式(1)で表されるフレームをダウンサンプリング後のフレームとする。
Figure 2010103654
また、単純平均では、下記の式(2)で表されるフレームをダウンサンプリング後のフレームとする。
Figure 2010103654
〔1〕本発明の基本的な考え方
しかしながら、フレーム間引きと単純平均のいずれの方法も、動き補償を伴う動画像符号化を想定した手法ではなく、ダウンサンプリング後の映像信号の符号化効率の観点からは最適な手法とはいえない。
そこで、本発明では、下記の式(3)で表されるように、フィルタ係数Wi (iはダウンサンプリング位置を示す変数)
i ={ωi 〔−Δ〕, .... ,ωi 〔Δ−1〕}
を用いたフィルタリングにより、ダウンサンプリング後のフレームを得ることとする。
Figure 2010103654
ここで、Σωi 〔j〕=1を満たすものとする。ただし、Σはj=−Δi 〜Δi −1について総和である。また、Δi は各フレーム毎に外部から与えられるパラメータ(iに依存しないこともある)である。
そして、本発明では、ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号化効率を考慮した形で、このフィルタ係数Wi を決定するようにする。
次に、本発明に特徴的な処理であるフィルタ係数Wi の決定方法について説明する。
〔i〕フィルタ係数Wi の決定
信号^f(x,iMδt ,Wi )をサイズSの区間B〔k〕(k=0,1, .... ,K−1)に分割し、各区間B〔k〕(k=0,1, .... ,K−1)を単位として動き補償(推定変移量di =(di 〔0〕, .... ,di 〔K−1〕))を行った場合、その区間内の動き補償後の予測誤差電力は下記の式(4)のように表現できる。なお、「^X」(Xは文字)における記号^は、「X」の上に付く記号を示している。
Figure 2010103654
ここで、式(4)では、1つ前のフィルタリングにより生成されたフレーム(参照フレームとなるフレーム)との間で動き補償後の予測誤差電力を求めるようにしている。
ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号量を削減するためには、式(4)で表される動き補償予測誤差電力を小さくする必要があり、これから、動き補償予測誤差電力を最小化するようにフィルタ係数Wi を決定する必要がある。
しかるに、式(4)ではフィルタ係数Wi と動きベクトルdi 〔k〕とが変数となるが、この2つの間には、動き補償予測誤差電力を小さくすべくフィルタ係数Wi を変化させると、それによりダウンサンプリング後のフレームが変化し、それに伴って動きベクトルも変化してしまうことで動き補償予測誤差電力が影響を受けるというように、互いに影響を与え合う関係がある。
そこで、本発明では、この式(4)に従い、繰り返し処理によりフィルタ係数Wi を算出するようにする。このとき、フィルタ係数Wi の初期値Wi (0) は外部から与えられる。例えば、Wi (0) =(1/2Δ, .... ,1/2Δ)とする。なお、参照フレームのフィルタ係数Wi-1 については既に確定しているものとし、起点となるダウンサンプリング後の先頭フレームについては、高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングにより生成したり、高フレームレート映像信号のフレーム(例えば、先頭フレーム)を選択することで生成する。
この繰り返し処理では、
(イ)まず、動き補償予測誤差電力σi 2 (Wi (0) ,di )を最小化するように、変移量d〔k〕(k=0,1, .... ,K−1)を算出する。この算出方法については、別途、外部から与えられる動き推定方法を用いる。例えば、フルサーチを用いる。ここで求めた変移量をd〔k〕(0) (k=0,1, .... ,K−1)とする。
(ロ)次に、d〔k〕(0) (k=0,1, .... ,K−1)を用いた場合の予測誤差電力σi 2 (Wi ,di (0) )を最小化するフィルタ係数Wi を求める。具体的には、下記の式(5)の連立方程式をWi について解く。
Figure 2010103654
(ハ)このときに解として求めたフィルタ係数をWi (1) として、上記の変移量の算出処理(イ)およびフィルタ係数Wi の算出処理(ロ)を終了条件を満たすまで繰り返し行い、終了条件を満たしたときに得たフィルタ係数Wi を、最終的なフィルタ係数Wi として決定する。
〔ii〕終了条件
このときに用いる終了条件としては、以下のようなものがある。
〔イ〕終了条件1
繰り返し回数の上限を定める。この場合、繰り返し回数をnとして、nが予め定めた閾値Nより大きくなった時点に繰り返し処理を終了とする。
〔ロ〕終了条件2
繰り返し処理によるフィルタ係数の変化量で判定する。n回目のフィルタ係数の算出結果とn−1回目のフィルタ係数の算出結果との差が、予め設定した閾値εw 以下となる場合に繰り返し処理を終了とする。すなわち、下記の式(6)が成立する場合に繰り返し処理を終了とする。
Figure 2010103654
〔ハ〕終了条件3
繰り返し処理による予測誤差電力の変化量で判定する。n回目の予測誤差電力とn−1回目の予測誤差電力との差が、予め設定した閾値εe 以下となる場合に繰り返し処理を終了とする。すなわち、下記の式(7)が成立する場合に繰り返し処理を終了とする。
Figure 2010103654
次に、本発明の構成について説明する。
〔2〕本発明の構成
本発明のフレームレート変換装置は、高フレームレート映像信号の複数フレームをフィルタ係数を使って重み付け加算することで1つのフレームに置き換えるフィルタリングを実行することで、高フレームレート映像信号のフレームをダウンサンプリングして低フレームレート映像信号に変換することを実現するために、(1)ダウンサンプリング比を入力する入力手段と、(2)高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成したり、高フレームレート映像信号のフレームの中からダウンサンプリング後の先頭フレームとなるフレームを選択することでダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する先頭フレーム生成手段と、(3)先頭フレーム生成手段や後述するフレーム生成手段によりダウンサンプリング後のフレームを生成した場合に、入力手段の入力したダウンサンプリング比と高フレームレート映像信号のフレーム間隔とに基づく等長間隔のダウンサンプリングにより規定される次のフレーム位置(ダウンサンプリング位置)を特定する特定手段と、(4)特定手段の特定したフレーム位置を含む所定の範囲内にある複数フレームに対してのフィルタリングにより生成される低フレームレート映像信号の符号化効率を示す値が最適なものとなるフィルタ係数を算出する算出手段と、(5)特定手段の特定したフレーム位置を含む所定の範囲内にある複数フレームを算出手段の算出したフィルタ係数を使ってフィルタリングすることで、特定手段の特定したフレーム位置のフレームに置き換えるダウンサンプリング後のフレームを生成するフレーム生成手段とを備えるように構成する。
この構成を採るときに、算出手段は、所定のフィルタ係数初期値を起点にして処理に入って、その時点のフィルタ係数を用いたダウンサンプリングにより生成されるフレームを予測対象フレームとし、生成済みのフレームを参照フレームとする動き補償で算出される符号化効率を示す値を最適化する動きベクトルを算出し、続いて、その算出した動きベクトルを用い、ダウンサンプリングにより生成されるフレームを予測対象フレームとし、生成済みのフレームを参照フレームとする動き補償で算出される符号化効率を示す値を最適化する次の時点のフィルタ係数を算出することを繰り返すことで、最適なフィルタ係数を算出するように処理することがある。
また、算出手段は、符号化効率を示す値として、特定手段の特定したフレーム位置を含む所定の範囲内にある複数フレームをダウンサンプリングすることで生成されるフレームと生成済みのフレームとに基づいて算出される、動き補償予測誤差電力や符号化コスト(特定の符号化器による符号化を行うことで算出される符号化歪みと符号量の加重和のラグランジェコスト)を算出することがある。
以上の各処理手段が動作することで実現される本発明のフレームレート変換方法はコンピュータプログラムでも実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、適当なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供され、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
このように構成される本発明のフレームレート変換装置では、高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成したり、高フレームレート映像信号の先頭フレームを選択することによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成することで処理に入って、図1に示すように、ダウンサンプリング後のフレームを生成する度に、等長間隔のダウンサンプリングにより規定される次のフレーム位置を特定して、その特定したフレーム位置の近傍にある複数フレームに対してのフィルタリングにより生成される低フレームレート映像信号の符号化効率を示す値(例えば、動き補償予測誤差電力や符号化コスト)が最適なものとなるフィルタ係数を算出し、その複数フレームをその算出したフィルタ係数を使ってフィルタリングすることで、その特定したフレーム位置のフレームに置き換えるダウンサンプリング後のフレームを生成するようにして、その一連の処理を全てのダウンサンプリング位置について繰り返すことで、高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換処理を実行する。
このようにして、本発明のフレームレート変換装置は、フィルタリングにより高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのダウンサンプリングを実行するときに、ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号化効率を考慮した形で、そのダウンサンプリングを実行するように処理するのである。
本発明では、フィルタリングにより高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのダウンサンプリングを実行するときに、ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号化効率を考慮した形で、そのダウンサンプリングを実行する。
これから、本発明によれば、高フレームレート映像信号に対してのダウンサンプリングにより得られた所望のフレームレートの映像信号を符号化する場合に、均等フレーム間隔の間引きや単純平均のフィルタリングにより得られた映像信号よりも符号量を低く抑えることができるようになる。
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
図2に、本発明のフレームレート変換装置1の装置構成の一例を図示する。
この図に示すように、本発明のフレームレート変換装置1は、フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像信号を格納する高フレームレート映像ファイル10と、フレームレート変換処理された低フレームレート映像信号を格納する低フレームレート映像ファイル11と、フィルタ係数を使ったダウンサンプリングのためのフィルタリング処理を実行することで、高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換処理を実行するフレームレートダウンサンプリング部12とを備える。
このフレームレートダウンサンプリング部12は、予測対象フレームと参照フレームとの間の動き補償予測誤差電力を最小化する動きベクトルを推定する動き推定部1200を備えて、式(4)で表される動き補償予測誤差電力を算出する動き補償予測誤差算出部120と、動き補償予測誤差算出部120の算出する動きベクトルや動き補償予測誤差電力を使って、高フレームレート映像信号のフレームをフィルタリングすることでダウンサンプリング処理を実行するダウンサンプリング実行部121と、ダウンサンプリング実行部121の作業用データを記憶する作業用メモリ122(フィルタ係数記憶域1220や生成フレーム記憶域1221を備える)とを備える。
このダウンサンプリング実行部121は、
(1)フレーム数J、フレーム間隔δt 、ダウンサンプリング比M、フィルタ係数初期値Wi (0) 、フィルタリングの対象となるフレーム数を指定する値Δi 、フィルタ係数の終了条件の判定用閾値を読み込む入力部1210と、
(2)高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成したり、高フレームレート映像信号のフレームの中からダウンサンプリング後の先頭フレームとなるフレームを選択することでダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する先頭フレーム生成部1211と、
(3)先頭フレーム生成部1211や後述するフレーム生成部1217がダウンサンプリング後のフレームを生成した場合に、入力部1210の入力したダウンサンプリング比Mと高フレームレート映像信号のフレーム間隔δt とに基づく等長間隔のダウンサンプリングにより規定される次のフレーム位置を特定する次フレーム位置特定部1212と、
(4)次フレーム位置特定部1212の特定したフレーム位置の近傍に位置する複数のフレームに対して、その時点のフィルタ係数を使ったフィルタリング処理を実行するフィルタリング実行部1213と、
(5)フィルタリング実行部1213が今回生成したフレーム(予測対象フレーム)と後述するフレーム生成部1217が前回生成したフレーム(参照フレーム)とを指定して、動き補償予測誤差算出部120に対して動き補償予測誤差電力を最小化する動きベクトルの算出を指示することで、その動きベクトルを得る動きベクトル算出部1214と、
(6)動きベクトル算出部1214の得た動きベクトルを使って式(5)の連立方程式を生成して、それを解くことでフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新部1215と、
(7)フィルタ係数更新部1215によるフィルタ係数の更新を終了する条件が成立したのか否かを判定して、更新終了条件が成立しないことを判定するときには、フィルタリング実行部1213に対して、更新したフィルタ係数を使ってフィルタリング処理を実行することを指示するフィルタ係数更新終了判定部1216と、
(8)フィルタ係数更新終了判定部1216がフィルタ係数の更新終了条件が成立したことを判定するときに、更新終了条件が成立したときのフィルタ係数を使ったフィルタリング処理を実行することで、次フレーム位置特定部1212の特定したフレーム位置にあるフレームに置き換えるダウンサンプリング後のフレームを生成するフレーム生成部1217と、
(9)フレーム生成部1217がフレームを生成したときに、フィルタリングの対象となる全てのフレーム位置に対しての処理を終了したのか否かを判定して、処理を終了していないことを判定するときには、次のフレーム位置に対しての処理を実行すべく次フレーム位置特定部1212を起動する全フレーム位置終了判定部1218とを
備える。
次に、このように構成されるダウンサンプリング実行部121により実行されるフレームレートダウンサンプリング処理について説明する。
まず最初に、前述した“終了条件1”を用いてフレームレートダウンサンプリング処理を実行する“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)”について説明する。
〔1〕フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)
1.撮影された映像信号(フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像 信号)、そのフレーム数J、そのフレームレート(フレーム間隔δt を算出するた めに用いる)を読み込む
2.ダウンサンプリング比Mを読み込む
3.繰り返し回数の閾値Nを読み込む
4.ダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する
5.i=1, .... ,J/M−1について以下の処理を行う
6. フィルタ係数の初期値Wi (0) を読み込む
7. Δi の値として、予め設定された値を読み込む
8. n=0
9. n=n+1
10. 予め設定された方法に基づき、フィルタ係数をWi (n-1) とした場合の式(4 )で表される動き補償予測誤差電力に対して、その予測誤差電力を最小化する 動きベクトルを算出し、レジスタd〔k〕(n) (k=0,1, .... ,K−1) に格納する
11. 動きベクトルをd〔k〕(n) (k=0,1, .... ,K−1)とした場合の式( 4)で表される動き補償予測誤差電力に対して、その予測誤差電力を最小化す るフィルタ係数を算出し、レジスタWi (n) に格納する。具体的な算出方法は 、下記の式(8)に示す連立方程式をWi について解き、その解を求めるフィ ルタ係数とすることで行う
Figure 2010103654
12. n<Nならば、“9.”に戻り、そうでなければ、次のステップに進む
13. Wi (n) を第iフレームに対するフィルタ係数Wi として、式(3)に従いダウ ンサンプリング後のフレームを出力する。
このようにして、ダウンサンプリング実行部121は、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)”を実行する場合には、前述した“終了条件1”の規定する繰り返し回数に従って、式(4)で表される動き補償予測誤差電力を最小化するフィルタ係数を算出するように処理するのである。
この構成に従って、ダウンサンプリング実行部121は、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)”を実行する場合には、高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成したり、高フレームレート映像信号の先頭フレームなどをダウンサンプリング後の先頭フレームとして生成することで処理に入って、図1に示すように、ダウンサンプリング後のフレームを生成する度に、等長間隔のダウンサンプリングにより規定される次のフレーム位置を特定して、その特定したフレーム位置の近傍にある複数フレームに対してのフィルタリングにより生成される低フレームレート映像信号が示す動き補償予測誤差電力を最小化するフィルタ係数を算出し、その複数フレームをその算出したフィルタ係数を使ってフィルタリングすることで、特定したフレーム位置のフレームに置き換えるダウンサンプリング後のフレームを生成するようにして、その一連の処理を全てのダウンサンプリング位置について繰り返すことで、高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換処理を実行するように処理するのである。
このようにして、本発明では、フィルタリングにより高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換を実行するときに、ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号化効率を考慮した形で、そのフレームレート変換処理を実行することから、その低フレームレート映像信号を符号化する場合に、均等フレーム間隔の間引きや単純平均のフィルタリングにより得られた映像信号よりも符号量を低く抑えることができるようになる。
次に、前述した“終了条件2”を用いてフレームレートダウンサンプリング処理を実行する“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その2)”について説明する。
〔2〕フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その2)
1.撮影された映像信号(フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像 信号)、そのフレーム数J、そのフレームレート(フレーム間隔δt を算出するた めに用いる)を読み込む
2.ダウンサンプリング比Mを読み込む
3.フィルタ係数の類似度に関する閾値εw を読み込む
4.ダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する
5.i=1, .... ,J/M−1について以下の処理を行う
6. フィルタ係数の初期値Wi (0) を読み込む
7. Δi の値として、予め設定された値を読み込む
8. n=0
9. n=n+1
10. 予め設定された方法に基づき、フィルタ係数をWi (n-1) とした場合の式(4 )で表される動き補償予測誤差電力に対して、その予測誤差電力を最小化する 動きベクトルを算出し、レジスタd〔k〕(n) (k=0,1, .... ,K−1) に格納する
11. 動きベクトルをd〔k〕(n) (k=0,1, .... ,K−1)とした場合の式( 4)で表される動き補償予測誤差電力に対して、その予測誤差電力を最小化す るフィルタ係数を算出し、レジスタWi (n) に格納する。具体的な算出方法は 、式(8)に示す連立方程式をWi について解き、その解を求めるフィルタ係 数とすることで行う
12. 式(6)に従ってWi (n) とWi (n-1) との間の類似度を評価して、その類似 度が閾値εw よりも大きければ、“9.”に戻り、そうでなければ、次のステ ップに進む
13. Wi (n) を第iフレームに対するフィルタ係数Wi として、式(3)に従いダウ ンサンプリング後のフレームを出力する。
このようにして、ダウンサンプリング実行部121は、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その2)”を実行する場合には、前述した“終了条件2”の規定する繰り返し回数に従って、式(4)で表される動き補償予測誤差電力を最小化するフィルタ係数を算出するように処理するのである。
この構成に従って、ダウンサンプリング実行部121は、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その2)”を実行する場合には、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)”を実行する場合と同様の処理を実行することで、フィルタリングにより高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換を実行するときに、ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号化効率を考慮した形で、そのフレームレート変換処理を実行することから、その低フレームレート映像信号を符号化する場合に、均等フレーム間隔の間引きや単純平均のフィルタリングにより得られた映像信号よりも符号量を低く抑えることができるようになる。
次に、前述した“終了条件3”を用いてフレームレートダウンサンプリング処理を実行する“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その3)”について説明する。
〔3〕フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その3)
1.撮影された映像信号(フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像 信号)、そのフレーム数J、そのフレームレート(フレーム間隔δt を算出するた めに用いる)を読み込む
2.ダウンサンプリング比Mを読み込む
3.予測誤差に関する閾値εe を読み込む
4.ダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する
5.i=1, .... ,J/M−1について以下の処理を行う
6. フィルタ係数の初期値Wi (0) を読み込む
7. Δi の値として、予め設定された値を読み込む
8. n=0
9. n=n+1
10. 予め設定された方法に基づき、フィルタ係数をWi (n-1) とした場合の式(4 )で表される動き補償予測誤差電力に対して、その予測誤差電力を最小化する 動きベクトルを算出し、レジスタd〔k〕(n) (k=0,1, .... ,K−1) に格納する
11. 動きベクトルをd〔k〕(n) (k=0,1, .... ,K−1)とした場合の式( 4)で表される動き補償予測誤差電力に対して、その予測誤差電力を最小化す るフィルタ係数を算出し、レジスタWi (n) に格納する。具体的な算出方法は 、式(8)に示す連立方程式をWi について解き、その解を求めるフィルタ係 数とすることで行う
12. Wi (n) ,d〔k〕(n) を用いた場合の動き補償予測誤差電力をレジスタE(n ) に格納する
13. |E(n) −E(n-1) |<εe ならば、“9.”に戻り、そうでなければ、次の ステップに進む
14. Wi (n) を第iフレームに対するフィルタ係数Wi として、式(3)に従いダウ ンサンプリング後のフレームを出力する。
このようにして、ダウンサンプリング実行部121は、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その3)”を実行する場合には、前述した“終了条件3”の規定する繰り返し回数に従って、式(4)で表される動き補償予測誤差電力を最小化するフィルタ係数を算出するように処理するのである。
この構成に従って、ダウンサンプリング実行部121は、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その3)”を実行する場合には、“フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)”を実行する場合と同様の処理を実行することで、フィルタリングにより高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換を実行するときに、ダウンサンプリング後の低フレームレート映像信号の符号化効率を考慮した形で、そのフレームレート変換処理を実行することから、その低フレームレート映像信号を符号化する場合に、均等フレーム間隔の間引きや単純平均のフィルタリングにより得られた映像信号よりも符号量を低く抑えることができるようになる。
次に、実施例に従って本発明を詳細に説明する。
〔1〕第1の実施例
図3に、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行する場合に、ダウンサンプリング実行部121が実行するフローチャートを図示する。
次に、このフローチャートに従って、ダウンサンプリング実行部121が実行するフレームレートのダウンサンプリング処理について詳細に説明する。
ダウンサンプリング実行部121は、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行する場合には、図3のフローチャートに示すように、まず最初に、ステップS101で、フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像信号と、そのフレーム数Jと、そのフレーム間隔δt と、ダウンサンプリング比Mと、繰り返し回数の閾値Nとを読み込む。
続いて、ステップS102で、高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成したり、高フレームレート映像信号のフレームの中からダウンサンプリング後の先頭フレームとなるフレームを選択することでダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する。
続いて、ステップS103で、ダウンサンプリング比Mとフレーム間隔δt とに基づく等長間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置(ダウンサンプリング位置)を指定する変数iに1をセットする。すなわち、先頭フレームの次のダウンサンプリング位置を指定する値である1をセットするのである。
続いて、ステップS104で、フィルタ係数の初期値Wi (0) と、フィルタリングの対象となるフレーム数(=2Δi )を指定する値Δi とを読み込む。
続いて、ステップS105で、繰り返し回数をカウントする変数nに0をセットし、続くステップS106で、変数nの値を1つインクリメントする。
続いて、ステップS107で、設定されているフィルタ係数を使い式(3)に基づいて、変数iの指すフレーム位置の近傍に位置する2Δi 枚のフレームに対してのフィルタリングを実行することで、動きベクトル算出用のフレームを生成する。
続いて、ステップS108で、生成した動きベクトル算出用のフレームを予測対象フレームとし、後述するステップS111の処理に従って前回生成したフレーム(処理開始時は先頭フレーム)を参照フレームとする動き補償で算出される予測誤差電力を最小化する動きベクトルを算出する。
続いて、ステップS109で、算出した動きベクトルを用いる式(5)の連立方程式を作成し、それを解くことでフィルタ係数を更新する。
続いて、ステップS110で、変数nの値が繰り返し回数の閾値Nを超えていないのか否かを判断して、繰り返し回数の閾値Nを超えていないことを判断するときには、ステップS106の処理に戻って、フィルタ係数の更新処理を継続する。
一方、ステップS110の判断処理に従って、変数nの値が繰り返し回数の閾値Nを超えたことを判断するときには、ステップS111に進んで、更新の終了したフィルタ係数を使い式(3)に基づいて、変数iの指すフレーム位置の近傍に位置する2Δi 枚のフレームに対してのフィルタリングを実行することで、ダウンサンプリング後のフレームを生成する。
続いて、ステップS112で、変数iの値を1つインクリメントし、続くステップS113で、変数iの値が最大値であるJ/M−1を超えたのか否かを判断して、J/M−1を超えていないことを判断するときには、変数iの指す次のダウンサンプリング位置についてステップS104〜ステップS112の処理を実行すべく、ステップS104の処理に戻る。
一方、ステップS113の判断処理により、変数iの値がJ/M−1を超えたことを判断するときには、全てのダウンサンプリング位置についての処理を終了したことを判断して、処理を終了する。
このようにして、ダウンサンプリング実行部121は、図3のフローチャートを実行することで、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その1)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行するのである。
〔2〕第2の実施例
図4に、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その2)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行する場合に、ダウンサンプリング実行部121が実行するフローチャートを図示する。
次に、このフローチャートに従って、ダウンサンプリング実行部121が実行するフレームレートのダウンサンプリング処理について詳細に説明する。
ダウンサンプリング実行部121は、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その2)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行する場合には、図4のフローチャートに示すように、まず最初に、ステップS201で、フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像信号と、そのフレーム数Jと、そのフレーム間隔δt と、ダウンサンプリング比Mと、フィルタ係数の類似度に関する閾値εw とを読み込む。
続いて、ステップS202で、高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成したり、高フレームレート映像信号のフレームの中からダウンサンプリング後の先頭フレームとなるフレームを選択することでダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する。
続いて、ステップS203で、ダウンサンプリング比Mとフレーム間隔δt とに基づく等長間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置(ダウンサンプリング位置)を指定する変数iに1をセットする。すなわち、先頭フレームの次のダウンサンプリング位置を指定する値である1をセットするのである。
続いて、ステップS204で、フィルタ係数の初期値Wi (0) と、フィルタリングの対象となるフレーム数(=2Δi )を指定する値Δi とを読み込む。
続いて、ステップS205で、繰り返し回数をカウントとする変数nに0をセットし、続くステップS206で、変数nの値を1つインクリメントする。
続いて、ステップS207で、設定されているフィルタ係数を使い式(3)に基づいて、変数iの指すフレーム位置の近傍に位置する2Δi 枚のフレームに対してのフィルタリングを実行することで、動きベクトル算出用のフレームを生成する。
続いて、ステップS208で、生成した動きベクトル算出用のフレームを予測対象フレームとし、後述するステップS213の処理に従って前回生成したフレーム(処理開始時は先頭フレーム)を参照フレームとする動き補償で算出される予測誤差電力を最小化する動きベクトルを算出する。
続いて、ステップS209で、算出した動きベクトルを用いる式(5)の連立方程式を作成し、それを解くことでフィルタ係数を更新する。
続いて、ステップS210で、式(6)に従って、更新後のフィルタ係数とレジスタに格納される更新前のフィルタ係数との差分値の二乗和を算出する。
続いて、ステップS211で、レジスタに格納されるフィルタ係数(更新前のフィルタ係数)を更新後のフィルタ係数に書き換える。
続いて、ステップS212で、ステップS210で算出したフィルタ係数差分値の二乗和の値がステップS201で読み込んだ閾値εw より小さくなったのか否かを判断して、閾値εw よりも小さくなっていないことを判断するときには、ステップS206の処理に戻って、フィルタ係数の更新処理を継続する。
一方、ステップS212の判断処理に従って、フィルタ係数差分値の二乗和の値が閾値εw より小さくなったことを判断するときには、ステップS213に進んで、更新の終了したフィルタ係数を使い式(3)に基づいて、変数iの指すフレーム位置の近傍に位置する2Δi 枚のフレームに対してのフィルタリングを実行することで、ダウンサンプリング後のフレームを生成する。
続いて、ステップS214で、変数iの値を1つインクリメントし、続くステップS215で、変数iの値が最大値であるJ/M−1を超えたのか否かを判断して、J/M−1を超えていないことを判断するときには、変数iの指す次のダウンサンプリング位置についてステップS204〜ステップS214の処理を実行すべく、ステップS204の処理に戻る。
一方、ステップS215の判断処理により、変数iの値がJ/M−1を超えたことを判断するときには、全てのダウンサンプリング位置についての処理を終了したことを判断して、処理を終了する。
このようにして、ダウンサンプリング実行部121は、図4のフローチャートを実行することで、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その2)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行するのである。
〔3〕第3の実施例
図5に、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その3)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行する場合に、ダウンサンプリング実行部121が実行するフローチャートを図示する。
次に、このフローチャートに従って、ダウンサンプリング実行部121が実行するフレームレートのダウンサンプリング処理について詳細に説明する。
ダウンサンプリング実行部121は、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その3)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行する場合には、図5のフローチャートに示すように、まず最初に、ステップS301で、フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像信号と、そのフレーム数Jと、そのフレーム間隔δt と、ダウンサンプリング比Mと、予測誤差に関する閾値εe とを読み込む。
続いて、ステップS302で、高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングによりダウンサンプリング後の先頭フレームを生成したり、高フレームレート映像信号のフレームの中からダウンサンプリング後の先頭フレームとなるフレームを選択することでダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する。
続いて、ステップS303で、ダウンサンプリング比Mとフレーム間隔δt とに基づく等長間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置(ダウンサンプリング位置)を指定する変数iに1をセットする。すなわち、先頭フレームの次のダウンサンプリング位置を指定する値である1をセットするのである。
続いて、ステップS304で、フィルタ係数の初期値Wi (0) と、フィルタリングの対象となるフレーム数(=2Δi )を指定する値Δi とを読み込む。
続いて、ステップS305で、繰り返し回数をカウントとする変数nに0をセットし、続くステップS306で、変数nの値を1つインクリメントする。
続いて、ステップS307で、設定されているフィルタ係数を使い式(3)に基づいて、変数iの指すフレーム位置の近傍に位置する2Δi 枚のフレームに対してのフィルタリングを実行することで、動きベクトル算出用のフレームを生成する。
続いて、ステップS308で、生成した動きベクトル算出用のフレームを予測対象フレームとし、後述するステップS313の処理に従って前回生成したフレーム(処理開始時は先頭フレーム)を参照フレームとする動き補償で算出される予測誤差電力を最小化する動きベクトルを算出する。
続いて、ステップS309で、算出した動きベクトルを用いる式(5)の連立方程式を作成し、それを解くことでフィルタ係数を更新する。
続いて、ステップS310で、ステップS309で更新したフィルタ係数とステップS308で算出した動きベクトルとを用いる場合の動き補償の予測誤差電力を算出して、それとレジスタに格納される前回算出した予測誤差電力との差分値を算出する。
続いて、ステップS311で、レジスタに格納される前回算出した動き補償の予測誤差電力を今回算出したものに書き換える。
続いて、ステップS312で、ステップS310で算出した動き補償予測誤差電力の差分値の絶対値を算出して、その算出した絶対値がステップS301で読み込んだ閾値εe より小さくなったのか否かを判断して、閾値εe よりも小さくなっていないことを判断するときには、ステップS306の処理に戻って、フィルタ係数の更新処理を継続する。
一方、ステップS312の判断処理に従って、動き補償予測誤差電力の差分値の絶対値が閾値εe より小さくなったことを判断するときには、ステップS313に進んで、更新の終了したフィルタ係数を使い式(3)に基づいて、変数iの指すフレーム位置の近傍に位置する2Δi 枚のフレームに対してのフィルタリングを実行することで、ダウンサンプリング後のフレームを生成する。
続いて、ステップS314で、変数iの値を1つインクリメントし、続くステップS315で、変数iの値が最大値であるJ/M−1を超えたのか否かを判断して、J/M−1を超えていないことを判断するときには、変数iの指す次のダウンサンプリング位置についてステップS304〜ステップS314の処理を実行すべく、ステップS304の処理に戻る。
一方、ステップS315の判断処理により、変数iの値がJ/M−1を超えたことを判断するときには、全てのダウンサンプリング位置についての処理を終了したことを判断して、処理を終了する。
このようにして、ダウンサンプリング実行部121は、図5のフローチャートを実行することで、フレームレートダウンサンプリング処理の流れ(その3)に従ってフレームレートのダウンサンプリング処理を実行するのである。
図示実施例に従って本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施例では、式(4)に従って、1つ前に選択したフレームとの間で動き補償予測誤差を算出するようにしているが、選択済みの複数のフレームとの間で動き補償予測誤差を算出するようにしてもよい。
本発明は、フィルタリングにより高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換を実行するときに適用できるものであり、本発明を適用することで、高フレームレート映像信号に対してのダウンサンプリングにより得られた所望のフレームレートの映像信号を符号化する場合に、均等フレーム間隔の間引きや単純平均のフィルタリングにより得られた映像信号よりも符号量を低く抑えることができるようになる。
本発明によるフレームレートダウンサンプリング処理の説明図である。 本発明のフレームレート変換装置の装置構成図である。 ダウンサンプリング実行部の実行するフローチャートである。 ダウンサンプリング実行部の実行するフローチャートである。 ダウンサンプリング実行部の実行するフローチャートである。 従来技術によるフレームレートダウンサンプリング処理の説明図である。
符号の説明
1 フレームレート変換装置
10 高フレームレート映像ファイル
11 低フレームレート映像ファイル
12 フレームレートダウンサンプリング部
120 動き補償予測誤差算出部
121 ダウンサンプリング実行部
122 作業用メモリ122
1200 動き推定部
1210 入力部
1211 先頭フレーム生成部
1212 次フレーム位置特定部
1213 フィルタリング実行部
1214 動きベクトル算出部
1215 フィルタ係数更新部
1216 フィルタ係数更新終了判定部
1217 フレーム生成部
1218 全フレーム位置終了判定部
1220 フィルタ係数記憶域
1221 生成フレーム記憶域

Claims (9)

  1. 高フレームレート映像信号の複数フレームをフィルタ係数を使って重み付け加算することで1つのフレームに置き換えるフィルタリングを実行することで、高フレームレート映像信号のフレームをダウンサンプリングして低フレームレート映像信号に変換するフレームレート変換方法であって、
    ダウンサンプリング比を入力する過程と、
    ダウンサンプリング後のフレームを生成した場合に、前記ダウンサンプリング比と高フレームレート映像信号のフレーム間隔とに基づく等長間隔のダウンサンプリングにより規定される次のフレーム位置を特定する過程と、
    前記フレーム位置を含む所定の範囲内にある複数フレームに対してのフィルタリングにより生成される低フレームレート映像信号の符号化効率を示す値が最適なものとなる前記フィルタ係数を算出する過程と、
    前記所定の範囲内にある複数フレームを前記算出したフィルタ係数を使ってフィルタリングすることで、前記フレーム位置のフレームに置き換えるダウンサンプリング後のフレームを生成する過程とを備えることを、
    特徴とするフレームレート変換方法。
  2. 請求項1に記載のフレームレート変換方法において、
    前記算出する過程では、所定のフィルタ係数初期値を起点にして処理に入って、その時点のフィルタ係数を用いたダウンサンプリングにより生成されるフレームを予測対象フレームとし、生成済みのフレームを参照フレームとする動き補償で算出される前記符号化効率を示す値を最適化する動きベクトルを算出し、続いて、その算出した動きベクトルを用い、ダウンサンプリングにより生成されるフレームを予測対象フレームとし、生成済みのフレームを参照フレームとする動き補償で算出される前記符号化効率を示す値を最適化する次の時点のフィルタ係数を算出することを繰り返すことで、前記最適なものとなるフィルタ係数を算出することを、
    特徴とするフレームレート変換方法。
  3. 請求項1または2に記載のフレームレート変換方法において、
    前記算出する過程では、前記符号化効率を示す値として、前記所定の範囲内にある複数フレームをダウンサンプリングすることで生成されるフレームと生成済みのフレームとに基づいて算出される動き補償予測誤差電力を算出することを、
    特徴とするフレームレート変換方法。
  4. 請求項1または2に記載のフレームレート変換方法において、
    前記算出する過程では、前記符号化効率を示す値として、前記所定の範囲内にある複数フレームをダウンサンプリングすることで生成されるフレームと生成済みのフレームとに基づいて算出される符号化コストを算出することを、
    特徴とするフレームレート変換方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のフレームレート変換方法において、
    高フレームレート映像信号の先頭フレームを含む所定の範囲内にある複数フレームに対しての予め設定されたフィルタ係数を用いたフィルタリングにより、ダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する過程を備えることを、
    特徴とするフレームレート変換方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のフレームレート変換方法において、
    高フレームレート映像信号のフレームの中からダウンサンプリング後の先頭フレームとなるフレームを選択することで、ダウンサンプリング後の先頭フレームを生成する過程を備えることを、
    特徴とするフレームレート変換方法。
  7. 高フレームレート映像信号の複数フレームをフィルタ係数を使って重み付け加算することで1つのフレームに置き換えるフィルタリングを実行することで、高フレームレート映像信号のフレームをダウンサンプリングして低フレームレート映像信号に変換するフレームレート変換装置であって、
    ダウンサンプリング比を入力する手段と、
    ダウンサンプリング後のフレームを生成した場合に、前記ダウンサンプリング比と高フレームレート映像信号のフレーム間隔とに基づく等長間隔のダウンサンプリングにより規定される次のフレーム位置を特定する手段と、
    前記フレーム位置を含む所定の範囲内にある複数フレームに対してのフィルタリングにより生成される低フレームレート映像信号の符号化効率を示す値が最適なものとなる前記フィルタ係数を算出する手段と、
    前記所定の範囲内にある複数フレームを前記算出したフィルタ係数を使ってフィルタリングすることで、前記フレーム位置のフレームに置き換えるダウンサンプリング後のフレームを生成する手段とを備えることを、
    特徴とするフレームレート変換装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のフレームレート変換方法をコンピュータに実行させるためのフレームレート変換プログラム。
  9. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のフレームレート変換方法をコンピュータに実行させるためのフレームレート変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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