JP2010103364A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス周期を延長し、メンテナンス性を向上させることができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、基板を積層載置して収容する処理室と、前記基板の積層方向に沿って立設され、前記処理室内に処理ガスを供給するガスノズルと、前記処理室内の雰囲気を排気する排気手段と、を備える基板処理装置であって、前記ガスノズルは、前記処理室内に処理ガスを導入する複数のガス供給口を有する第1のノズル部と、前記第1のノズル部より外径が細い第2のノズル部とを有し、第1のノズル部及び前記第2のノズル部はノズル接合部にて、前記第1のノズル部が処理ガスの流れの下流側となるよう互いに接合され、前記第2のノズル部の外周に前記ノズル接合部を補強する補強部材を設けることを特徴とする基板処理装置が提供される。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板処理装置に関し、特に、複数の基板を互いにそれぞれ間隔をあけて積層した状態で複数の基板に成膜等の処理を行う縦型基板処理炉を備える基板処理装置に関するものである。
従来、この種の縦型基板処理炉においては、処理室内に複数の基板が積層されて設けられ、複数の基板の積層方向に延在し、基板の積層方向に複数のガス噴出口を有するガスノズルを備えている。ガスノズルは、原料ガス供給管の先端部に連結され、処理室内に配置されている。また、ガスを均一に供給するため、ガスノズルのうち少なくともガス噴出口を有する部分は太いガスノズルである上部ガスノズルを用い、ガス噴出口を有さない反応室下部の部分には細いガスノズルである下部ガスノズルを用い、各ガスノズルはノズル接合部にて接合されている。
しかし、上部ガスノズルが下部ガスノズルより太く、ノズル接合部に負担がかかり破損しやすいため、定期的にガスノズルを交換する必要がある。また、ガスノズルの取り付け時にノズル接合部にて破損の恐れがあるため、メンテナンス時に注意が必要となる。
したがって、本発明の主な目的は、メンテナンス周期を延長し、メンテナンス性を向上させることができる基板処理装置を提供することにある。
本発明の一態様によれば、基板を積層載置して収容する処理室と、前記基板の積層方向に沿って立設され、前記処理室内に処理ガスを供給するガスノズルと、前記処理室内の雰囲気を排気する排気手段と、を備える基板処理装置であって、前記ガスノズルは、前記処理室内に処理ガスを導入する複数のガス供給口を有する第1のノズル部と、前記第1のノズル部より外径が細い第2のノズル部とを有し、第1のノズル部及び前記第2のノズル部はノズル接合部にて、前記第1のノズル部が処理ガスの流れの下流側となるよう互いに接合され、前記第2のノズル部の外周に前記ノズル接合部を補強する補強部材を設けることを特徴とする基板処理装置が提供される。
本発明によれば、ノズル接合部に補強部材を設けることにより、メンテナンス周期を延長することができる。また、強度が向上するためにメンテナンスを容易に行うことができ、メンテナンス性を向上させることが出来る。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例について説明する。
本実施例に係る基板処理装置は、半導体装置(IC(Integrated Circuits))の製造に使用される半導体製造装置の一例として構成されているものである。
下記の説明では、基板処理装置の一例として、基板に対し酸化、拡散処理やCVD処理等を行う縦型の装置を使用した場合について述べる。特にSiO膜の成膜処理に関して述べるが、本発明はSiO膜に限定されるものではなく、他の膜種の成膜処理についても適用可能である。
図1には、本発明の実施形態に係る成膜方法に用いられる基板処理装置1が示されている。基板処理装置1は、半導体製造装置として構成されていて、筐体101を有する。
筐体101の前面側には、図示しない外部搬送装置との間で、基板収納容器として用いられるカセット100の授受を行う保持具授受部材として用いられるカセットステージ105が設けられている。カセットステージ105の後側には昇降手段としてのカセットエレベータ115が設けられ、該カセットエレベータ115には搬送手段としてのカセット移載機114が取り付けられている。また、カセットエレベータ115の後側には、カセット100の載置手段として用いられるカセット棚109が設けられるとともに、カセットステージ105の上方にも、予備カセット棚110が設けられている。予備カセット棚110の上方にはクリーンユニット118が設けられ、クリーンエアを前記筐体101の内部に流通させるように構成されている。
筐体101の後部上方には、処理炉202が設けられ、処理炉202の下方には基板として用いられるウエハ200を水平姿勢で多段に保持する基板保持手段としてのボート217を処理炉202に昇降させる昇降手段として用いられるボートエレベータ121が設けられている。ボートエレベータ121に取り付けられた昇降部材122の先端部には、蓋体としてのシールキャップ219が取り付けられ、ボート217を垂直に支持している。ボートエレベータ121とカセット棚109との間には、昇降手段として用いられる移載エレベータ113が設けられ、移載エレベータ113には基板搬送手段として用いられるウエハ移載機112が取り付けられている。また、ボートエレベータ121の横には、開閉機構を持ち前記処理炉202の下面を塞ぐ遮蔽部材として用いられる炉口シャッタ116が設けられている。
ウエハ200が装填されたカセット100は、図示しない外部搬送装置からカセットステージ105にウエハ200が上向きの姿勢で搬入され、ウエハ200が水平の姿勢になるようカセットステージ105で90°回転させられる。さらに、カセット100は、カセットエレベータ115の昇降動作、横行動作及びカセット移載機114の進退動作、回転動作の協働により前記カセットステージ105からカセット棚109又は予備カセット棚110に搬送される。
カセット棚109にはウエハ移載機112の搬送対象となるカセット100が収納される移載棚123があり、ウエハ200が移載に供されるカセット100はカセットエレベータ115、カセット移載機114により移載棚123に移載される。
カセット100が移載棚123に移載されると、ウエハ移載機112の進退動作、回転動作及び移載エレベータ113の昇降動作の協働により移載棚123から降下状態のボート217にウエハ200を移載する。
ボート217に所定枚数のウエハ200が移載されると、ボートエレベータ121によりボート217が処理炉202に挿入され、シールキャップ219により処理炉202が気密に閉塞される。気密に閉塞された処理炉202内では、ウエハ200が加熱されるとともに処理ガスが処理炉202に供給され、ウエハ200に処理がなされる。
ウエハ200への処理が完了すると、ウエハ200は上述した動作と逆の手順により、ボート217から移載棚123のカセット100に移載され、カセット100はカセット移載機114により移載棚123からカセットステージ105に移載され、図示しない外部搬送装置により筐体101の外部に搬出される。なお、炉口シャッタ116は、ボート217が降下状態の際に処理炉202の下面を塞ぎ、外気が処理炉202内に巻き込まれるのを防止している。
カセット移載機114等の搬送動作は、制御手段として用いられるコントローラ280により制御される。
図2には、処理炉202が示されている。
処理炉202の周辺には、加熱装置(加熱手段)として用いられるヒータ207が設けられ、ヒータ207の内側に、ウエハ200を処理する反応容器として用いられる反応管203が設けられ、反応管203の下端開口は蓋体として用いられるシールキャップ219により、気密部材として用いられるOリング220を介して気密に閉塞され、少なくとも、反応管203、及びシールキャップ219により、ウエハ200を収納する処理室201を形成している。
シールキャップ219にはボート支持台218を介してボート217が立設され、ボート支持台218はボート217を保持する保持体となっている。ボート217にはバッチ処理される複数のウエハ200が水平姿勢で管軸方向に多段に積載される。ヒータ207は処理室201に挿入されたウエハ200を所定の温度に加熱する。
処理室201には、処理室201内のガスを排出する排出部として用いられるガス排気管231が設けられている。ガス排気管231には、第8の開閉装置(開閉手段)として用いられる第8のバルブ243hと、排気装置(排気手段)として用いられる真空ポンプ246が取り付けられていて、真空ポンプ246によって、処理室201内が真空排気されるようになっている。バルブ243hは、内部に有する弁の開閉により、処理室201内の真空排気を行わせ、また真空排気を停止させるために用いられる。また、バルブ243h内の開閉弁の弁開度を調整することによって処理室201内の圧力調整をすることが可能であり、第8のバルブ243hは、処理室201内の圧力を調整する圧力調整手段としても用いられている。
ボート217は、処理室201の略中央部に配置されている。また、ボート217には、図示を省略するボートエレベータ機構が取り付けられていて、このボートエレベータによって、ボート217は反応管203内出入りすることができるようになっている。また、ボート217には、ボート217を回転させる回転装置(回転手段)として用いられるボート回転機構267が取り付けられている。ボート回転機構267を用いてボート217を回転させることで、ボート217に支持されたウエハ200が処理室201内で回転し、ウエハ200の処理が均一なものとなる。
処理室201へは複数種類、ここでは2種類の処理ガスが供給される。処理室201へ供給される2種類の処理ガスは、第1の元素であるO(酸素)を含む第1のガスであるO3(オゾンガス)と、第2の元素であるSi(珪素)を含む第2のガスとして用いられるTDMAS( ((SiH(N(CH3)2)3、トリスジメチルアミノシラン)ガスである。O3は、反応管203内に設けられた第1のノズル249によって処理室201内に供給され、TDMASは、反応管203内に設けられた第2のノズル250によって処理室201内に供給される。
第1のノズル249は、反応管203の下部より上部にわたりウエハ200の積載方向にそって配置されており、第1の処理ガスを供給する複数の供給孔249aが形成されている。また、第1のノズル249には、第1の処理ガス供給管300が接続されている。
第2のノズル250は、例えば第1のノズル249と隣接するように、反応管203の下部より上部にわたりウエハ200に積載方向にそって配置されており、第2の処理ガスを供給する複数の供給孔250aが形成されている。第2のノズル250には、第2のガス供給管302が接続されている。
第1の処理ガス供給管300には、上流側から順に、オゾン発生装置(オゾン発生手段)として用いられるオゾナイザ290と、第1の流量制御装置(第1の流量制御手段)として用いられる第1のマスフローコントローラ241aと、第1の開閉装置(第1の開閉手段)として用いられる第1のバルブ243aとが設けられていて、オゾナイザ290で発生したO3が、第1のマスフローコントローラ241a、及び第1のバルブ243aを介して、第1のノズル249に供給される。また、第1の処理ガス供給管300の、第1のバルブ243aと処理室201との間の位置には、第1のキャリアガス供給管306が接続されている。
第1のキャリアガス供給管306には、上流側から順に第2の流量制御装置(第2の流量制御手段)として用いられる第2のマスフローコントローラ241bと、第2の開閉装置(第2の開閉手段)として用いられる第2のバルブ243bとが設けられていて、第2のマスフローコントローラ241bと第2のバルブ243bとを介して、処理室201内に、例えば、パージガスとして用いられるN2(窒素)ガスが供給される。
第2の処理ガス供給管302には、上流側から順に第3の流量制御装置(流量制御装置)として用いられる第3のマスフローコントローラ241cと、第3の開閉装置(第3の開閉手段)として用いられる第3のバルブ243cと、第4の開閉装置(第4の開閉手段)として用いられる第4のバルブ243cとが設けられている。また、第3のバルブ243cを覆うように、液体を気化させる気化手段として用いられる気化器294が設けられていて、液体のTDMASが、第3のマスフローコントローラ241cを介して気化器294に供給され、気化器294で気化され、第4のバルブ243dを介して第2のノズル250に供給される。
また、第2の処理ガス供給管302の第3のバルブ243cと第4のバルブ243dとの間の位置には、第2のキャリアガス供給管308が接続されている。第2のキャリアガス供給管308には、上流側から順に第4の流量制御装置(流量制御手段)として用いられる第4のマスフローコントローラ241dと、第5の開閉装置(開閉手段)として用いられる第5のバルブ243eとが設けられていて、N2ガスが、第4のマスフローコントローラ241dと第5のバルブ243eとを介して第2の処理ガス供給管302に供給される。
また、第2の処理ガス供給管302の第3のバルブ243cと第4のバルブ243dとの間の位置であって、第2のキャリアガス供給管308が接続された位置よりも下流側位置には、ベント管312が接続されている。ベント管312には、第6の開閉装置(開閉手段)として用いられる第6のバルブ243fが設けられていて、第6のバルブ243fが設けられた位置よりも下流側が、ガス排気管231に接続されている。ベント管312は、例えば気化器294の動作開始直後の気化される量が安定していないTDMASガスの排気に用いられる。
また、第2の処理ガス供給管302の第4のバルブ243dが設けられた位置よりも下流側には、第3のキャリアガス供給管310が接続されている。第3のキャリアガス供給管310には、上流側から順に第5の流量制御装置(流量制御手段)として用いられる第5のマスフローコントローラ241eと、第7の開閉装置(開閉手段)として用いられる第7のバルブ243gとが設けられていて、N2ガスが第5のマスフローコントローラ241eと第7のバルブ243gとを介して第2の処理ガス供給管302に供給される。
基板処理装置1では、第1〜第5のマスフローコントローラ241a、241b、241c、242d、242e、第1〜8のバルブ243a、243b、243c、243d、243e、243f、243g、243h、ヒータ207、真空ポンプ246、ボート回転機構267、図中省略のボート昇降機構は、コントローラ280に接続されていて、第1〜第5のマスフローコントローラ241a、241b、241c、242d、242eの流量調整、第1〜8のバルブ243a、243b、243c、243d、243e、243f、243g、243hの開閉及び圧力調整動作、ヒータ207温度調節、真空ポンプ246の起動・停止、ボート回転機構267の回転速度調節、及びボート昇降機構の昇降動作制御がコントローラ280によって行われる。
ここで、第1のノズル249の構造について説明する。図3は従来の構造である。外径の太いノズル401を外径の細いノズル402の先端にノズル接合部501で接合している。外径の太いノズル401に第1の処理ガスを供給する複数の供給孔249aが形成されているため、処理室201へ第1の処理ガスを均一に供給することが出来る。
図4、図5は、それぞれ本発明に係る第1のノズル249の側面図、正面図の一例である。本発明では、外径の細いノズル402に補強部材411を設けることにより、ノズルの強度を向上させる。
また、図6は本発明に係る第1のノズル249の別の形態の正面図の一例である。本発明では、補強部材411の代わりに外径の細いノズル402に三角補強部材421を設ける。
尚、第2のノズル250についても第1のノズル250と同様の構造なので、詳細な説明は省く。
補強部材411、三角補強部材421は絶縁体から構成され、例えば、石英からなる。
以上のように構成された基板処理装置1では、ALD法による成膜がなされ、半導体デバイスの製造工程の一つとして、第1の処理ガスとして用いられるO3と、第2の処理ガスとして用いられるTDMASとで、SiO2(二酸化珪素)膜の成膜がなされる。ここで、ALD(Atomic Layer Deposition)法とは、ある成膜条件(温度、時間等)の下で、成膜に用いる2種類(またはそれ以上)の原料となる処理ガスを1種類ずつ交互に基板上に供給し、1原子層単位で吸着させ、表面反応を利用して成膜を行う手法である。
ALD法ではTDMASと、O3とを用いて300〜600℃の低温で高品質の成膜が可能である。また、膜厚制御は、処理ガス供給のサイクル数で制御し、例えば、成膜速度が1Å/サイクルとすると、20Åの膜を形成する場合、処理を20サイクル行う。
成膜に先立ち、まず成膜しようとするウエハ200をボート217に装填し、処理室201に搬入する。そして、搬入後、次の6つのステップを順次実行する。
(ステップ1)
最初のステップであるステップ1は6秒間なされ、TDMASの流量が1(g/min)に安定するまでの間、TDMASは処理室201内へは供給されず、ベント管312とガス排気管231と介して、基板処理装置1外に排出される。また、処理室201内が、第1のキャリアガス供給管306を介して供給されるN2ガスと、第2のキャリアガス供給管308とを介して供給されるN2ガスとによってパージされる。このステップ1では、コントローラ280は、第2のバルブ243b、第3のバルブ243c、第5のバルブ243e、第6のバルブ243f、第7のバルブ243g、及び第8のバルブ243hを、開いた状態となるように制御する。
(ステップ2)
次のステップ2は1秒間なされ、コントローラ280によって第8のバルブ243hが閉じられる。この際、第2のバルブ243b、第3のバルブ243c、第5のバルブ243e、第6のバルブ243f、及び第7のバルブ243gは、開かれた状態が保たれる。
(ステップ3)
次のステップ3は8秒間なされ、処理室201内に1(g/min)のTDMASが第2の処理ガス供給管302から供給される。この際、処理室201内の圧力は、3Torrに制御される。このステップ3においては、TDMASガスが逆流することを防止するために、第1のキャリアガス供給管306から、第1の処理ガス供給管300を介して、処理室201内へとN2ガスを流すことが望ましい。このステップ3では、コントローラ280は、第2のバルブ243b、第3のバルブ243c、第4のバルブ243d、第5のバルブ243e、及び第7のバルブ243gを開いた状態となるように制御する。
(ステップ4)
次のステップ4は7秒間なされ、第2の処理ガス供給管302から処理室201内へのTDMASガスの供給が停止されるとともに、処理室201と第2の処理ガス供給管302内とに残留したTDMASガスが、第1のキャリアガス供給管306から供給されるN2ガスと、第2のキャリアガス供給管308とによって供給されるN2ガスとによってパージされる。このステップ4では、コントローラ280は、第2のバルブ243b、第5のバルブ243e、第6のバルブ243f、第7のバルブ243g、及び第8のバルブ243hを開いた状態となるように制御する。
(ステップ5)
次のステップ5は30秒間なされ、第1の処理ガス供給管300から処理室201内に6.5(slm)でO3が供給される。この際、O3が第2の処理ガス供給管302内に逆流することを防止するため、第3のキャリアガス供給管310からのN2ガスを、第2の処理ガス供給管302に供給することが望ましい。この第5のステップでは、コントローラ280は、第1のバルブ243a、第5のバルブ243e、第6のバルブ243f、第7のバルブ243g、及び第8のバルブ243hを開いた状態となるように制御する。
(ステップ6)
次のステップ6は3秒間なされ、第1の処理ガス供給管300からのO3ガスの供給が停止され、処理室201内に残留したO3ガスと、第1の処理ガス供給管300内に残留したO3ガスとが、第1のキャリアガス供給管306から供給されたN2ガスによってパージされる。この第6のステップでは、コントローラ280は、第2のバルブ243b、第5のバルブ243e、第6のバルブ243f、第7のバルブ243g、及び第8にバルブ243hを開いた状態となるように制御する。
以上で説明をしたステップ1〜6を1サイクルとし、このサイクルを複数回繰り返すことによりウエハ上に所定膜厚のSiO2膜を成膜する。
以上のように、本発明は、例えば、複数の基板を互いにそれぞれ間隔をあけて積層した状態で複数の基板に成膜等の処理を行う縦型基板処理炉を備える基板処理装置等に利用することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置の概略を示す斜視図である。 本発明の実施形態に用いられる処理炉を示す概略断面図である。 従来のガスノズルを示す図である。 本発明の実施形態に係るガスノズルの一例を示す側面図である。 図4の正面図である。 本発明の実施形態に係るガスノズルの別の一例を示す正面図である。
符号の説明

1 基板処理装置
200 ウエハ
201 処理室
231 ガス排気管
241 マスフローコントローラ
243 バルブ
246 真空ポンプ
249 第1のノズル
250 第2のノズル
300 第1の処理ガス供給管
302 第2の処理ガス供給管
401 外径の太いノズル
402 外径の細いノズル
411 補強部材
421 三角補強部材
501 ノズル接合部





Claims (1)

  1. 基板を積層載置して収容する処理室と、
    前記基板の積層方向に沿って立設され、前記処理室内に処理ガスを供給するガスノズルと、
    前記処理室内の雰囲気を排気する排気手段と、
    を備える基板処理装置であって、
    前記ガスノズルは、前記処理室内に処理ガスを導入する複数のガス供給口を有する第1のノズル部と、前記第1のノズル部より外径が細い第2のノズル部とを有し、
    第1のノズル部及び前記第2のノズル部はノズル接合部にて、前記第1のノズル部が処理ガスの流れの下流側となるよう互いに接合され、
    前記第2のノズル部の外周に前記ノズル接合部を補強する補強部材を設けることを特徴とする基板処理装置。


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