JP2010103312A - 基板の導通構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工が容易な材料から簡単に基板と筐体とをアース接続できる基板の導通構造体を提供することを目的とする。
【解決手段】配線基板11にアースパターンと所定の形状の開口部13とを形成する。そしてジャンパー線12を、アースパターンと電気的に接続して、開口部13に延出する。この開口部13にシャーシ21に形成された突起部を挿入する。ジャンパー線12は、押圧されて開口部13に挿入した突起部と接触し、シャーシ21と配線基板11との間を導通するとともに、前記シャーシ21と配線基板11との間に介在して両者を弾性的に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板に形成されたアースパターンと該基板を取り囲む筐体とをアース接続する基板の導通構造体に関する。
従来、この種の導通構造としては、例えば、図10に示すように、配線基板31上にはんだ付けされたフィンガ金具32の上面と筐体33とを圧接することで、配線基板31と筐体33を弾性的に接続するとともに、配線基板31と筐体33との間を導通する構造が知られている。また、特許文献1には、シャーシ、メイン基板、及びサブ基板に接続することができるアース金具が記載されている。このアース金具を使用することで、製造コストの低減を図ることができると記載されている。
特開2001−244032号公報
ところが、上述した金具類は、所望の形状や寸法のものを得るために特別に注文する場合が多く高コストとなりやすいばかりでなく、製作上の制約を受けやすく基板の高密化を妨げる要因となっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、加工が容易な材料から簡単に基板と筐体とをアース接続できる基板の導通構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る基板の導通構造体は、アースパターンと所定形状の開口とが形成されたプリント基板と、前記アースパターンと電気的に接続し、前記開口に延出した金属線と、前記プリント基板を周囲の電磁波から防護し、前記開口に挿入可能な突起部が形成されたシャーシと、を備え、前記金属線は、前記開口に挿入された前記突起部に押圧され、該突起部に接触して前記シャーシと前記プリント基板との間を導通するとともに、前記シャーシと前記プリント基板との間に介在して両者を弾性的に接続することを特徴とする。
前記突起部には、前記金属線を捕捉するための切欠きが形成されてもよい。
前記切欠きを形成する前記突起部の切断面には、表面処理が施されていなくてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る基板の導通構造体は、アースパターンと所定形状の開口とが形成されたプリント基板と、前記アースパターンと電気的に接続し、前記開口に延出した金属線と、前記プリント基板を周囲の電磁波から防護し、所定の凹部が形成されたシャーシと、前記開口を挿通して前記凹部と嵌合する凸部が形成された絶縁板と、を備え、前記凹部と前記凸部が嵌合する際に、前記金属線は、前記凸部により前記凹部内に押し込まれることで該凹部と接触して、前記シャーシと前記プリント基板との間を導通するとともに、前記シャーシと前記プリント基板との間に介在して両者を弾性的に接続することを特徴とする。
本発明によれば、入手容易な材料から簡単に基板と筐体とをアース接続できる基板の導通構造体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る基板の導通構造体について添付図面を参照して説明する。先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1(a)に示すように、本発明の第1の実施形態に係る基板の導通構造体1は、配線基板11と、ジャンパー線12と、シャーシ21とから構成されている。
配線基板11には、図示しないアースパターンが形成されている。配線基板11はこのアースパターンの近傍に、後述する導体部22を挿通可能な寸法であけられた四角形状の開口部13を備えている。
ジャンパー線12はコの字状に形成されており、コの字状の一辺が開口部13の中央付近を横切るように、ジャンパー線12の両端部はアースパターン上にはんだ付けされている。
シャーシ21は、配線基板11とその近傍に配される図示しない内蔵装置(例えば、光ディスクの再生装置等)との間に配される。シャーシ21は、図示しない内蔵装置から放出される電磁波から配線基板11を防護する。シャーシ21は、例えば板金製で、縁部に直角に折り曲げられて形成された導体部22を備えている。導体部22には、ハの字状にカットされた切欠き23が形成されており、これにより導体部22を開口部13に挿入した際、切欠き23がジャンパー線12を捕捉する。
本発明の第1の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、まず、シャーシ21に形成された導体部22を、図1(a)に示すように、開口部13を横切るジャンパー線12に直交させて開口部13の位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように図中下側に移動して、導体部22を開口部13に挿入する。これによりジャンパー線12は、図1(b)に示すように、切欠き23に捕捉されるとともに導体部22から力を受けて、略M字状に変形する。このように略M字状に変形したジャンパー線12は、導体部22と接触して、配線基板11とシャーシ21とを導通させる。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
上述した本実施形態に係る基板の導通構造体1によれば、次に示す効果を奏する。
(1)導通材料に安価で入手容易な線材(ジャンパー線12)を用いることで、製造コストを低減した基板の導通構造体1を実現することができる。
(2)また、ジャンパー線12は加工(曲げ、切断等)が容易である。そのため、上記で説明した基板の導通構造体1は様々な寸法や構成の基板に対応させることができる。そのため、配線基板11の設計に自由度が増す。
(3)また、シャーシ21を弾性支持するジャンパー線12のばね特性も、ジャンパー線12の長さや太さを変えることにより自由に設定することができる。
(4)さらに、表面処理が施されたシャーシ21に切欠き23を形成することで、ジャンパー線12と切欠き23とを表面処理層を介さず直に接触させることができる。これにより、シャーシ21に施される表面処理層の有無により、配線基板11とシャーシ21との導通性が影響を受けることがない。
上述した実施形態では、コの字状に形成したジャンパー線12を用いた基板の導通構造体について説明したが、本発明は上記実施形態に限られず様々な変形が可能である。以下、本発明の他の実施形態について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、本発明の第1の実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
図2(a)に示すように、ジャンパー線12はS字状に形成されている。そして、ジャンパー線12が開口部13の中央付近を横切るように、ジャンパー線12の両端部は図示しないアースパターン上にはんだ付けされている。
シャーシ21は、例えば板金製で、縁部に直角に折り曲げられて形成された導体部22を備えている。また導体部22には、ハの字状にカットされた切欠き23が形成されている。
本発明の第2の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、図2(a)に示すように、まず、シャーシ21に形成された導体部22の長手方向をジャンパー線12のS字状の高さ方向に沿わせて、導体部22を開口部13の位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように図中下側に移動して、導体部22を開口部13に挿入する。これにより、図2(b)に示すように、ジャンパー線12は導体部22から力を受けて変形し、導体部22にからみつく。なお、図2(b)の実線は変形前のジャンパー線12、破線は変形後のジャンパー線12´を示している。このように、導体部22に絡みついたジャンパー線12は、導体部22と接触して配線基板11とシャーシ21とを導通させる。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、上述した実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
図3(a)に示すように、直線状に形成された2本のジャンパー線12は、その両端部で図示しないアースパターン上にはんだ付けされて平行に配設されている。2本のジャンパー線12の間隔は、導体部22の先端幅よりも広く、また、導体部22の先端から拡幅した部分の幅よりも狭く設定されている。
シャーシ21は、例えば板金製で、縁部に直角に折り曲げられて形成された導体部22を備えている。また導体部22は、先端に向けてその幅が狭くなるようにテーパ加工が施されている。
本発明の第3の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、図3(a)に示すように、まず、シャーシ21に形成された導体部22の長手方向をジャンパー線12と直角にして、導体部22を開口部13の位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように下側に移動して、導体部22をジャンパー線12間に挿入する。これにより、図3(b)に示すように、ジャンパー線12は導体部22から力を受けて強制的に押し広げられる。なお、図3(b)の実線は変形前のジャンパー線12、破線は変形後のジャンパー線12´を示している。このように、導体部22に押し広げられたジャンパー線12は、導体部22と接触して、配線基板11とシャーシ21とを導通する。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
図4は、本発明の第4の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、上述した実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
図4(a)に示すように、U字状に加工されたジャンパー線12は、対向する2辺が開口部13を跨ぐように、Uの字の下方部ではんだ付けされている。ジャンパー線12の対向する2辺の間隔は、導体部22の先端幅よりも広く、また、導体部22の先端から拡幅した部分の幅よりも狭く設定されている。
シャーシ21は、例えば板金製で、縁部に直角に折り曲げられて形成された導体部22を備えている。また導体部22は、先端に向けてその幅が狭くなるようにテーパ加工が施されている。
本発明の第4の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、図4(a)に示すように、まず、シャーシ21に形成された導体部22の長手方向を開口部13を跨ぐジャンパー線12と直角にして、導体部22を開口部13の位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように下側に移動して、導体部22の先端を開口部13を跨ぐジャンパー線12間に挿入する。これにより図4(b)に示すように、ジャンパー線12は、導体部22から力を受けて強制的に押し広げられる。このように、導体部22に押し広げられたジャンパー線12は、導体部22と接触して、配線基板11とシャーシ21とを導通する。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
図5は、本発明の第5の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、上述した実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
図5(a)に示すように、U字状に加工されたジャンパー線12は、Uの字の下方部が開口部13に張り出すように、その両端部で図示しないアースパターン上にはんだ付けされている。ジャンパー線12の張り出し量は、導体部22の先端幅より広く、また、導体部22の先端から拡幅した部分の幅よりも狭く設定されている。
シャーシ21は、例えば板金製で、縁部に直角に折り曲げられて形成された導体部22を備えている。また導体部22は、先端に向けてその幅が狭くなるようにテーパ加工が施されている。
本発明の第5の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、図5(a)に示すように、まず、シャーシ21に形成された導体部22が、ジャンパー線12と開口部13とで囲まれた範囲内にくるように位置を合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように下側に移動して、導体部22の先端をジャンパー線12と開口部13とで囲まれた範囲に挿入する。これにより、図5(b)に示すように、ジャンパー線12のU字状の下方部は、シャーシ21から力を受けて強制的に図中下方に押し曲げられる。このように、導体部22に押し曲げられたジャンパー線12は、導体部22と接触して、配線基板11とシャーシ21とを導通する。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
なお、図5(c)に示す切欠き23が形成された導体部22により、ジャンパー線12を切欠き23に捕捉して下方に変形させるようにしてもよい。
図6は、本発明の第6の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、上述した実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
図6(a)に示すように、Uの字の下方が円形状に形成された円形部12aを有するジャンパー線12は、該円形部12aを開口部13に張り出すように、その両端部で図示しないアースパターン上にはんだ付けされている。円形部12aの径は、導体部22の先端幅よりも広く、また、導体部22の先端から拡幅した部分の幅よりも狭く設定されている。
シャーシ21は、例えば板金製で、縁部に直角に折り曲げられて形成された導体部22を備えている。また導体部22は、先端に向かってその幅が狭くなうようにテーパ加工が施されている。
本発明の第6の実施形態に係る基板の導通構造体を形成するに当たっては、図6(a)に示すように、まず、シャーシ21に形成された導体部22を、ジャンパー線12を形成する円形部12aの位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように下側に移動して、導体部22の先端をジャンパー線12の円形部12aに挿入する。これにより、図6(b)に示すように、ジャンパー線12の円形部12aは、導体部22から力を受けて強制的に押し広げられて楕円形状をなす。このように、導体部22に押し曲げられたジャンパー線12は、導体部22と接触して、配線基板11とシャーシ21とを導通させる。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
図7は、本発明の第7の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、上述した実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
図7に示すように、波形状に加工されたジャンパー線12は、配線基板11の開口部13を跨いで、その両端で図示しないアースパターン上にはんだ付けされている。
シャーシ21は、例えば板金製で、縁部に直角に折り曲げられて形成された導体部22を備えている。また導体部22には、先端に向けてその幅が狭くなるようにテーパ加工が施されている。
本発明の第7の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、図7(a)に示すように、まず、シャーシ21に形成された導体部22を、配線基板11に形成された開口部13の位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように下側に移動して、導体部22の先端をジャンパー線12と開口部13との隙間に挿入する。これにより、図7(b)に示すように、ジャンパー線12は導体部22から力を受けて下方に変形する。このように、導体部22に押されて図中下方に変形したジャンパー線12は、導体部22と接触して、配線基板11とシャーシ21との間を導通する。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
図8は、本発明の第8の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、上述した実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
図8に示すように、S字状に形成されたジャンパー線12は、配線基板11に形成された開口部13を跨いで、その両端で図示しないアースパターン上にはんだ付けされている。なお、配線基板11の開口部13は、上述した実施形態と異なり円形状に形成されている。
シャーシ21は、例えば板金製で、図中下面に円筒形に成形された導体部22が取り付けられている。この導体部22の断面の径は、配線基板11に形成された開口部13と比べて若干小さな径に設定されている。
本発明の第8の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、図8(a)に示すように、まず、シャーシ21に形成された導体部22を、配線基板11に形成された開口部13の位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように下側に移動して、導体部22を開口部13に挿入する。これにより、図8(b)に示すように、ジャンパー線12は導体部22から力を受けて開口部13で図中下方に変形する。このように、導体部22に押されて図中下方に変形したジャンパー線12は、導体部22と接触して、配線基板11とシャーシ21とを導通させる。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
図9は、本発明の第9の実施形態に係る基板の導通構造体を示している。以下、上述した実施形態の説明と異なる点を中心に説明する。
配線基板11には、図示しないアースパターンが形成されている。配線基板11は、このアースパターンの近傍に所定形状の開口部13を備えている。
ジャンパー線12は直線状に形成されており、開口部13を跨いでその両端部で図示しないアースパターン上にはんだ付けされている。なお、配線基板11に形成された開口部13の形状は、特に限定されるものではなく、円形や四角形状等のものが適宜形成される。また、ジャンパー線12の形状も、上述した他の実施形態に示すように、さまざまな形状に加工されたものを使用することができる。
シャーシ21は、例えば板金製で、配線基板11側からみて所定位置に凹状に形成された凹部21aが形成されている。
絶縁板24は、例えばベークライトから形成され、図9(a)に示すように、シャーシ21の凹部21aと対応する位置に該凹部21aと嵌合する凸部24aが形成されている。
本発明の第9の実施形態に係る基板の導通構造体1を形成するに当たっては、まず、シャーシ21を配線基板11の図中上方に配して凹部21aを開口部13の位置に合わせるとともに、絶縁板24を配線基板11の図中下方に配して凸部24aを開口部13の位置に合わせる。次に、シャーシ21を図中矢印に示すように下側に移動するとともに、絶縁板24を図中矢印に示すように上側に移動して、凹部21aと凸部24aとを嵌合する。ジャンパー線12は、シャーシ21と絶縁板24とで挟みこまれ、絶縁板24の凸部24aにより突き上げられて変形するとともに、このように変形したジャンパー線12はシャーシ21の凹部21aに押し込められる。このように、導体部22に押し込められたジャンパー線12は、配線基板11とシャーシ21との間を導通する。またジャンパー線12は、自身の変形性状によってシャーシ21を弾性支持する。そのため、配線基板11の耐震性を高めることができる。
このように、上記実施形態で説明したように、ジャンパー線12、導体部22及び配線基板11に形成された開口部13の形状を自由に設定することが可能である。また、本発明は上述した実施形態に限られず、様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態ではジャンパー線12を使用した例について説明したが、電気を通すことができ、加工が容易な他の材料を用いても本発明の効果を享受することができる。
本発明の第1の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)〜(b)は製作順序図である。 本発明の第2の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)は制作状況を示した斜視図、(b)は(a)中の矢視IIb−IIbで示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)は制作状況を示した斜視図、(b)は(a)中の矢視IIIb−IIIbで示した断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)〜(b)は製作順序図である。 本発明の第5の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)〜(b)は製作順序図、(c)は他の導体部の形状の例を示した図である。 本発明の第6の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)〜(b)は製作順序図である。 本発明の第7の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)は制作状況を示した斜視図、(b)は(a)中の矢視VIIb−VIIbで示した断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)は制作状況を示した斜視図、(b)は(a)中の矢視VIIb−VIIbで示した断面図である。 本発明の第9の実施形態に係る基板の導通構造体を示す図で、(a)〜(b)は製作順序図である。 従来用いられてきたアース金具の一例を示した斜視図である。
符号の説明
1 導通構造体
11 配線基板
12 ジャンパー線
13 開口部
21 シャーシ
22 導体部
23 切欠き
24 絶縁板

Claims (4)

  1. アースパターンと所定の形状の開口とが形成されたプリント基板と、
    前記アースパターンと電気的に接続し、前記開口に延出した金属線と、
    前記プリント基板を周囲の電磁波から防護し、前記開口に挿入可能な突起部が形成されたシャーシと、を備え、
    前記金属線は、前記開口に挿入された前記突起部に押圧され、該突起部に接触して前記シャーシと前記プリント基板との間を導通するとともに、前記シャーシと前記プリント基板との間に介在して両者を弾性的に接続する、
    ことを特徴とする基板の導通構造体。
  2. 前記突起部には、前記金属線を捕捉するための切欠きが形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板の導通構造体。
  3. 前記切欠きを形成する前記突起部の切断面には、表面処理が施されていない、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板の導通構造体。
  4. アースパターンと所定の形状の開口とが形成されたプリント基板と、
    前記アースパターンと電気的に接続し、前記開口に延出した金属線と、
    前記プリント基板を周囲の電磁波から防護し、所定の凹部が形成されたシャーシと、
    前記開口を挿通して前記凹部と嵌合する凸部が形成された絶縁板と、を備え、
    前記凹部と前記凸部が嵌合する際に、前記金属線は、前記凸部により前記凹部内に押し込まれることで該凹部と接触して、前記シャーシと前記プリント基板との間を導通するとともに、前記シャーシと前記プリント基板との間に介在して両者を弾性的に接続する、
    ことを特徴とする基板の導通構造体。
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