JP2010101386A - 流体圧カプラー、軸連結装置およびトルクリミッタ - Google Patents

流体圧カプラー、軸連結装置およびトルクリミッタ Download PDF

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Abstract

【課題】スペーサが、流体の注入を一切妨げることがなく、かつ、製造の歩留まり率が高い流体圧カプラーおよびその流体圧カプラーを備える軸連結装置を提供すること。
【解決手段】雌カプラー61の上接続部71の環状凹部199に配置された第1スペーサ76と、雌カプラー61の下接続部72の環状凹部189に配置された第2スペーサ77との間に、環状の波形の座金89を配置する。この座金89によって、第1スペーサ76と第2スペーサ77との距離が大きくなる方向に、第1スペーサ76および第2スペーサ77を付勢する。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体圧カプラー、軸連結装置およびトルクリミッタに関する。
従来、軸連結装置としては、実開平6−18733号公報(特許文献1)に記載されているものがある。
この軸連結装置は、軸部材と、この軸部材の外周面に摩擦係合する内周面を有するフランジ部材とを備え、上記フランジ部材は、環状の油圧拡張室を有する。上記油圧拡張室は、上記内周面を取り囲むように存在している。
この軸連結装置は、上記油圧拡張室に油を充填して、その油の油圧で油圧拡張室を径方向に拡張して、上記フランジ部材の内周面を、縮径することにより、上記フランジ部材の内周面と、上記軸部材の外周面とを摩擦係合して、上記軸部材と、上記フランジ部材とを連結している。
このような背景において、上記軸連結装置の上記油圧拡張室に油を充填するための流体圧カプラーとしては、図3および図4に示すものがある。
図3に示すように、この流体圧カプラー200は、雄カプラー260と、雌カプラー261とを備え、雌カプラー261は、カプラー接続部材290の受け口構造291に取り付けられる一方、雄カプラー260は、雌カプラー261に挿入されるようになっている。
上記受け口構造291は、有底の穴293と、この穴293の周面に開口する油封入通路263とを有し、上記カプラー接続部材290は、図示しない油圧拡張室を有している。上記受け口構造291の油封入通路263は、上記油圧拡張室に開口している。
上記雌カプラー261に接続された雄カプラー260から、油圧拡張用の油262が、油封入通路263を介して、カプラー接続部材290内の油圧拡張室(図示せず)に封入されるようになっている。
図4に示すように、上記雌カップラー261は、上接続部271、下接続部272、第1バックアップリング274、第2バックアップリング275、第1スペーサ276、第2スペーサ277、第1オーリング278および第2オーリング279を有する。
上記上接続部271および下接続部272は、上記油圧拡張室を有するカプラー接続部材290の受け口構造291の穴293内に配置されている。この穴293は、円筒穴部およびねじ穴部を有し、上記円筒穴部の内径は、ねじ穴部の内径よりも小さくなっている。上記ねじ穴部は、上記円筒穴部よりも穴の開口側に位置している。上記ねじ穴部は、上記円筒穴部に段部283を介して連通している。上記下接続部272は、カップ状の形状を有している。上記下接続部272は、カップの開口側を穴の開口側に向けた状態で、上記円筒穴部に配置されている。上記下接続部272の底部は、穴293の底部に接触している。一方、上記上接続部271は、筒状の部材であって、その外周面に雄ねじを有している。上記上接続部271は、上記ねじ穴部に配置されている。上記上接続部271は、上記ねじ穴に螺合により固定されている。上記上接続部271の下接続部272側の端面は、上記段部283に接触している。
上記上接続部271が、段部283に接触し、下接続部272が、上記円筒穴部の底面に接触している状態で、上接続部271の一方の開口は、下接続部272の開口に対向している。また、この状態で、上記上接続部271の中心軸は、略下接続部272の中心軸に一致している。また、この状態で、上接続部271は、下接続部272に対して上接続部271の軸方向に間隔をおいて位置している。
上記上接続部271の穴は、下接続部272側に開口する環状凹部を有する。詳しくは、上記上接続部271の穴は、第1円筒内周面および第2円筒内周面を有する。上記第1円筒内周面は、径方向に延在する段部を介して第2円筒内周面に連なっている。上記第1円筒内周面の内径は、第2円筒内周面の内径よりも小さくなっている。
図4に示すように、上記第1バックアップリング274、第1オーリング278および第1スペーサ276は、上記環状凹部に配置されている。詳しくは、上記第1バックアップリング274、第1オーリング278および第1スペーサ276は、上接続部271の第2円筒内周面に、圧入により内嵌されて固定されている。
上記第1オーリング278は、第1バックアップリング274および第1スペーサ276で挟持されている。上記第1バックアップリング274は、上記段部に当接している。上記第1スペーサ276は、第1オーリング278よりも下接続部272側に位置している。
また、上記下接続部272の有底の穴は、上接続部271側に開口する環状凹部を有する。詳しくは、上記下接続部272の有底の穴は、第1円筒内周面および第2円筒内周面を有する。上記第1円筒内周面は、径方向に延在する段部を介して第2円筒内周面に連なっている。上記第1円筒内周面の内径は、第2円筒内周面の内径よりも小さくなっている。
図4に示すように、上記第2バックアップリング275、第2オーリング279および第2スペーサ277は、上記環状凹部に配置されている。詳しくは、上記第2バックアップリング275、第2オーリング279および第2スペーサ277は、下接続部272の第2円筒内周面に、圧入により内嵌されて固定されている。上記第2オーリング279は、第2バックアップリング275および第2スペーサ277で挟持されている。上記第2バックアップリング275は、下接続部272の上記段部に当接している。上記第2スペーサ277は、第2オーリング279よりも上接続部271側に位置している。
上記第1スペーサ276は、第2スペーサ277に対して第1スペーサ276の軸方向に間隔をおいて位置している。
上述のように、上記油封入通路263が、流体圧カプラー接続部材290の穴293の側面に開口している。
上記従来の流体圧カプラーでは、油封入通路263が、流体圧カプラー接続部材290の穴293の側面に開口しているから、油封入通路が流体圧カプラー接続部材の受け口構造の有底の穴の底に開口している場合と比較して、雄カプラー260(図3参照)が、注入した油からの反力を受けにくくて、雄カプラー260が、給油中に雌カプラー261から外れにくいという利点がある。
実開平6−18733号公報
図3および4に記載の流体圧カプラーは、雄カプラー260が、給油中に雌カプラー261から外れにくいという利点を有する一方、雄カプラー260が挿入された際に、第1スペーサ276が、雄カプラー260に引きずられて、油封入通路263の開口の方に位置ずれを起こして、油の流動ルートを塞いで、油の注入を妨げることがある。また、注油の終了後に、雄カプラー260を引き抜く際に、第2スペーサ277が、油封入通路263の開口の方に位置ずれを起こして、油の流動ルートを塞いで、次の油の注入の際に、雄カプラー260が挿入しにくくなったり、油の注入を妨げることがある。そして、このことにより、油圧拡張室の油の予圧が、所望の油圧になりにくく、予圧が十分に入らないことがある。
ここで、この問題を回避しようとして、バックアップリング274,275、第1オーリング278,279およびスペーサ276,277の寸法管理をシビアに行うと、流体圧カプラーの歩留まりが低下して、製造コストが増大する。
そこで、本発明の課題は、スペーサが、流体の注入を一切妨げることがなく、かつ、製造の歩留まり率が高い流体圧カプラーを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の流体圧カプラーは、
雄カプラーと、
雌カプラーと
を備え、
上記雌カプラーは、
有底の穴と、この穴の内周面に開口する流体通路とを備え、上記穴が、小径穴部と、この小径穴部よりも大径でかつ上記穴の開口側に位置するねじ穴部とを有する流体圧カプラー接続部材の受け口構造の上記小径穴部に、開口を上記ねじ穴部側に向けた状態で移動可能に配置されるカップ状の下接続部と、
上記ねじ穴に螺合する雄ねじを有する外周面を有する筒状の上接続部と
を有し、
上記上接続部の貫通穴は、上記下接続部側に開口する環状凹部を有して、この環状凹部には、第1オーリングが配置されると共に、この第1オーリングを挟み込むように、環状の第1スペーサおよび環状の第1バックアップリングが配置され、
上記下接続部の有底の穴は、上記上接続部側に開口する環状凹部を有して、この環状凹部には、第2オーリングが配置されると共に、この第2オーリングを挟み込むように、環状の第2スペーサおよび環状の第2バックアップリングが配置され、
上記第1スペーサは、上記第1オーリングよりも上記下接続部側に位置すると共に、上記第2スペーサは、上記第2オーリングよりも上記上接続部側に位置し、
上記雌カプラーは、上記第1スペーサと上記第2スペーサとの間に位置すると共に、上記第1スペーサおよび上記第2スペーサを、第1スペーサと上記第2スペーサとの距離が大きくなる方向に付勢するばね部材を有することを特徴としている。
本発明によれば、上記雌カプラーが、第1スペーサと第2スペーサとの間に、第1スペーサおよび第2スペーサを、第1スペーサと第2スペーサとの距離が大きくなる方向に付勢するばね部材を有するから、上接続部の環状凹部内の第1スペーサが、雄カプラーの挿入によって、第2スペーサの側に移動しようとしても、上記ばね部材によって、受け口構造の穴の開口側に付勢されるから、第1スペーサが、上接続部の環状凹部から抜けでることがない。したがって、第1スペーサが、流体圧カプラー接続部材の受け口構造の流体通路を塞ぐことがない。
また、同様に、下接続部の環状凹部内の第2スペーサが、第1スペーサの側に移動しようとしても、上記ばね部材によって、受け口構造の穴の底面側に付勢されるから、第2スペーサが、下接続部の環状凹部から抜けでることがない。したがって、第2スペーサが、流体圧カプラー接続部材の受け口構造の流体通路を塞ぐことがない。したがって、第1および第2スペーサが、流体の注入を一切妨げることがないから、流体圧拡張室に所望の量の流体を導入できて、流体圧拡張室に所望の予圧を入れることができる。
また、上記雌カプラーが、第1スペーサおよび第2スペーサを、それらの距離が大きくなる方向に押し広げるばね部材が存在して、第1スペーサが上接続部の環状凹部から抜け出ることがないと共に、第2スペーサが下接続部の環状凹部から抜け出ることがないから、バックアップリング、オーリングおよびスペーサの寸法をシビアに管理する必要がない。したがって、流体圧カプラーの製造の歩留まりを大きく向上できて、流体圧カプラーの製造コストを低減できる。
また、本発明の軸連結装置は、
周面を有する流体圧カプラー接続部材と、
周面を有する連結部材と
を備え、
上記流体圧カプラー接続部材は、
流体圧拡張室と、
有底の穴と、この穴の内周面と上記流体圧拡張室とを連通する流体通路とを有して、上記穴が、小径穴部と、この小径穴部よりも大径であると共に、上記小径穴部よりも上記穴の開口側に位置するねじ穴部とを有する受け口構造と
を有し、
上記受け口構造に接続される本発明の流体圧カプラーを備え、
上記流体圧カプラーを介して上記流体圧拡張通路内に封入された流体によって、上記流体圧拡張室を拡張することによって、上記流体圧カプラー接続部材の上記周面を、上記連結部材の上記周面に押し付けることによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材とを摩擦結合することを特徴としている。
本発明によれば、本発明の流体圧カプラーを備えるから、流体圧拡張室の予圧を所望の予圧に調整し易くて、上記摩擦係合の摩擦力を所望の大きさに、簡易かつ正確に調整できる。
また、本発明のトルクリミッタは、
上記流体圧拡張室内の上記流体で、上記流体圧拡張室を拡張して、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材とを摩擦結合することによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材との間でトルクの伝達を行う一方、上記流体圧拡張室内から流体が抜けることによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材との摩擦結合を解除することによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材との間のトルクの伝達を解除することを特徴とする。
本発明によれば、本発明の流体圧カプラーを備えるから、流体圧拡張室の予圧を所望の予圧に調整し易くて、上記摩擦係合の摩擦力を所望の大きさに、簡易かつ正確に調整できる。
本発明の流体圧カプラーによれば、流体が注入する流体通路が、第1および第2スペーサによって、さまたげられることがない。したがって、流体圧拡張室に所望の量の流体を導入できて、流体圧拡張室内の予圧を所望の予圧にすることができる。
また、本発明の流体圧カプラーによれば、第1スペーサおよび第2スペーサを、それらの距離が大きくなる方向に押し広げるばね部材が存在しているから、第1スペーサが上接続部の環状凹部から抜け出ることがないと共に、第2スペーサが下接続部の環状凹部から抜け出ることがない。したがって、バックアップリング、オーリングおよびスペーサの寸法をシビアに管理する必要がなくて、流体圧カプラーの製造の歩留まりを大きく向上できて、流体圧カプラーの製造コストを低減できる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のトルクリミッタの軸方向の模式断面図である。
このトルクリミッタは、連結部材の一例としての軸部材1と、流体圧カプラー接続部材の一例としての筒部材2と、シャーバルブ6と、玉軸受17および玉軸受18とを有する。
上記軸部材1は、略円筒状の外周面20を有する本体部8と、本体部8の外面から突出する断面略L字形状の係止部9とを有する。上記軸部材1の外周面20は、一つの螺旋形状の油封止防止用の溝35を有している。この螺旋形状の溝35は、軸部材1の軸方向の両側に開口している。また、上記螺旋形状の溝35のピッチは、軸部材1の軸径(外径)の1/5以下になっている。
上記筒部材2は、第1の筒部材10と、第2の筒部材11とからなっている。上記第1の筒部材10は、軸部材1の外周面20に当接する略円筒状の内周面21を有している。上記軸部材1の外周面20と、第1の筒部材10の内周面21との間には、焼付き防止用の潤滑油を塗布している。上記第2の筒部材11は、第1の筒部材10の略円筒状の外周面23に当接する略円筒状の内周面24を有している。また、上記第2の筒部材11は、シャーバルブ取付穴30と、第2の筒部材11の内周面24の軸方向の略全長に亘って略軸部材1の軸方向に延在する油圧拡張室26を有している。上記油圧拡張室26は、流体圧拡張室を構成している。
上記シャーバルブ6は、シャーバルブ取付穴30に嵌入されている。上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態で、シャーバルブ6の一端部は、第2の筒部材11の外周面よりも径方向の外方に突出している。また、上記断面略L字形状の係止部9は、径方向延在部および軸方向延在部を有し、上記径方向延在部は、略径方向に延びると共に、第2の筒部材11の端面に軸方向に対向している。また、上記軸方向延在部は、上記径方向延在部につながっていると共に、第2の筒部材11の外周面に沿って軸方向に延在している。上記シャーバルブ6の上記一端部は、係止部9の軸方向延在部によって、すきまを有して係止されている。
また、上記シャーバルブ6は、一端のみが開口したチューブ27を有している。このチューブ27は、シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態で、略軸部材1の径方向に延在している。また、シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態でチューブ27の閉鎖側の一端部は、第2の筒部材11の外周面よりも径方向の外方に突出している。また、上記チューブ27の閉鎖側とは反対側の開口は、油圧拡張室26の一端に連通している。上記油圧拡張室26のシャーバルブ6側は、密封空間になっている。
図1に示すように、第2の筒部材11は、流体圧カプラーの受け口構造33を有している。この受け口構造33は、穴31および流体通路としての油封入通路32を有し、上記油封入通路32の一端は、穴31の側面に開口している。後に詳細に説明するが、この受け口構造33には、流体圧カプラーの雌カプラー(図1では、図示せず)が配置されるようになっている。
上記油圧拡張室26に、流体の一例としての油を封入する際、上記油封入通路の他端は、上記油圧拡張室26に連通するようになっている。このトルクリミッタは、流体圧カプラーを備え、その流体圧カプラーは、図3に260で示す雄カプラーと同一の雄カプラーと、雌カプラー(図2で詳述)とを有し、雌カプラーは、受け口構造33に固定されている。このトルクリミッタは、油圧拡張室26に、油を封入する際には、受け口構造に固定された雌カプラーに、雄カプラーを挿入して、雄カプラーから雌カプラーおよび油封入通路32を介して、油圧拡張室26に油を封入するようになっている。
上記玉軸受17は、軸部材1の外面に外嵌固定された内輪40と、第2の筒部材11の内面に内嵌固定された外輪41と、内輪40の軌道面と外輪41の軌道面と間に配置された玉42とを有している。また、上記玉軸受18は、軸部材1の外面に外嵌固定された内輪44と、第1の筒部材10の内面に内嵌固定された外輪45と、内輪44の軌道面と外輪45の軌道面と間に配置された玉46とを有している。上記玉軸受17および18は、軸部材1が筒部材2に対して相対回転しているとき、軸部材1を筒部材2に対して回転自在に支持するようになっている。
図2は、上記受け口構造33に配置された雌カプラー61を示す図である。
図2に示すように、雌カプラー61は、上接続部71、下接続部72、第1バックアップリング74、第2バックアップリング75、第1スペーサ76、第2スペーサ77、第1オーリング78、第2オーリング79およびばね部材の一例としての波形の環状の座金83を有する。
上記上接続部71および下接続部72は、上記油圧拡張室26(図1参照)を有する筒部材2の受け口構造33の穴31内に配置されている。この穴31は、小径穴部としての円筒穴部98と、ねじ穴部99とを有し、上記円筒穴部98の内径は、ねじ穴部99の内径よりも小さくなっている。上記ねじ穴部99は、円筒穴部98よりも穴31の開口側に位置している。上記ねじ穴部99は、円筒穴部98に段部83を介して連通している。
上記下接続部72は、カップ状の形状を有している。上記下接続部72は、カップの開口側を穴31の開口側に向けた状態で、円筒穴部98に配置されている。上記下接続部72の底部は、穴31の底部に接触している。一方、上記上接続部71は、筒状の部材であって、その外周面に雄ねじを有している。上記上接続部71は、ねじ穴部99に配置されている。上記上接続部71は、ねじ穴部99に螺合により固定されている。上記上接続部71の下接続部72側の端面は、上記段部83に接触している。
上記上接続部71が、段部83に接触し、下接続部72が、円筒穴部98の底面に接触している状態で、上接続部71の一方の開口は、下接続部72の開口に対向している。また、この状態で、上記上接続部71の中心軸は、略下接続部72の中心軸に一致している。また、この状態で、上記上接続部71は、下接続部72に対して上接続部71の軸方向に間隔をおいて位置している。
上記上接続部71の貫通穴は、下接続部72側に開口する環状凹部199を有する。詳しくは、上記上接続部71の貫通穴は、第1円筒内周面100および第2円筒内周面101を有する。上記第1円筒内周面100は、径方向に延在する段部103を介して第2円筒内周面101に連なっている。上記第1円筒内周面100の内径は、第2円筒内周面101の内径よりも小さくなっている。
図2に示すように、上記第1バックアップリング74、第1オーリング78および第1スペーサ76は、上記環状凹部199に配置されている。詳しくは、上記第1バックアップリング74、第1オーリング78および第1スペーサ76は、上接続部71の第2円筒内周面101に、圧入により内嵌されて固定されている。
上記第1オーリング78は、第1バックアップリング74および第1スペーサ76で挟持されている。上記第1バックアップリング74は、上記段部103に当接している。上記第1スペーサ76は、第1オーリング78よりも下接続部72側に位置している。
また、上記下接続部72の有底の穴は、上接続部71側に開口する環状凹部189を有する。詳しくは、上記下接続部72の有底の穴は、第1円筒内周面110および第2円筒内周面111を有する。上記第1円筒内周面110は、径方向に延在する段部113を介して第2円筒内周面111に連なっている。上記第1円筒内周面110の内径は、第2円筒内周面111の内径よりも小さくなっている。
図2に示すように、上記第2バックアップリング75、第2オーリング79および第2スペーサ77は、上記環状凹部189に配置されている。詳しくは、上記第2バックアップリング75、第2オーリング79および第2スペーサ77は、下接続部72の第2円筒内周面111に、圧入により内嵌されて固定されている。上記第2オーリング79は、第2バックアップリング75および第2スペーサ77で挟持されている。上記第2バックアップリング75は、下接続部72の上記段部113に当接している。上記第2スペーサ77は、第2オーリング79よりも上接続部71側に位置している。
上記第1スペーサ76は、第2スペーサ77に対して第1スペーサ76の軸方向に間隔をおいて位置している。上述のように、上記油封入通路32が、流体圧カプラー接続部材である筒部材2の穴31の側面に開口している。
上記波形の環状の座金83は、第1スペーサ76と第2スペーサ77とに挟まれるように、第1スペーサ76と第2スペーサ77との間に配置されている。上記座金83は、第1スペーサ76と第2スペーサ77との距離が大きくなる方向に、第1スペーサ76および第2スペーサ77を付勢している。上記環状の座金83の全体は、第1スペーサ76に、穴31の軸方向に重なり、また、上記環状の座金83の全体は、第2スペーサ77に、穴31の軸方向に重なっている。
図1を参照して、上記構成において、軸部材1または筒部材2に所定値以下の負荷(トルクの伝達を行う範囲の負荷)がかかっている場合には、雄カプラー(図示せず)を雌カプラー61に挿入して、雄カプラーから雌カプラー61を介して油圧拡張室26に注入された油圧拡張用の油で、第1の筒部材10の内周面21を縮径して内周面21を軸部材1の外周面20に押し付けて、軸部材1と筒部材2とを摩擦結合して軸部材1と筒部材2との間でトルクを伝達するようになっている。
一方、軸部材1または筒部材2に所定値以上の負荷(トルクの伝達を行う範囲よりも大きな負荷)がかかって、軸部材1の外周面20が、第1の筒部材10の内周面に対してスリップして、軸部材1と筒部材2の軸回りの位置が変化した場合、係止部9がシャーバルブ6の上記一端部を切断して、油圧拡張室26内の油圧拡張用の油を、一端部が切断されたシャーバルブ6を介して外部に排出するようになっている。このようにして、第1の筒部材10の内周面21の軸部材1の外周面20に対する押圧力をなくして、軸部材1と筒部材2の摩擦結合を解いてトルクの伝達を遮断するようになっている。このようにして、軸部材1または筒部材2に過負荷が生じた場合において、トルクの伝達を遮断して、トルクリミッタ装置に連結されている高価な機械を保護するようになっている。
上記実施形態の流体圧カプラーによれば、雌カプラー61が、上記第1スペーサ76と第2スペーサ77との間に、第1スペーサ76および第2スペーサ77を、第1スペーサ76と第2スペーサ77との距離が大きくなる方向に付勢する波形の環状の座金83を有するから、上接続部71の環状凹部199内の第1スペーサ76が、雄カプラー(図示せず)の挿入によって、第2スペーサ77の側に移動しようとしても、上記ばね部材としての座金83によって、受け口構造33の穴31の開口側に付勢されるから、第1スペーサ76が、上接続部71の環状凹部199から抜けでることがない。したがって、上記第1スペーサ76が、受け口構造33の油封入通路(横穴)32を塞ぐことがない。
また、同様に、上記下接続部72の環状凹部189内の第2スペーサ77が、第1スペーサ76の側に移動しようとしても、ばね部材としての座金89によって、受け口構造33の穴31の底面側に付勢されるから、第2スペーサ77が、下接続部72の環状凹部189から抜けでることがない。したがって、上記第2スペーサ77が、筒部材2の受け口構造33の油封入通路32を塞ぐことがない。したがって、上記第1および第2スペーサ76,77が、油の注入を一切妨げることがないから、流体圧拡張室26(図1参照)に所望の量の油を導入できて、流体圧拡張室26の予圧が、所望の予圧よりも小さくなることがない。
また、上記第1スペーサ76および第2スペーサ77を、それらの距離が大きくなる方向に押し広げるばね部材としての座金89が存在して、第1スペーサ76が上接続部71の環状凹部199から抜け出ることがないと共に、第2スペーサ77が下接続部72の環状凹部189から抜け出ることがないから、バックアップリング74,75、オーリング78,79およびスペーサ76,77の寸法をシビアに管理する必要がない。したがって、流体圧カプラーの製造の歩留まりを大きく向上できて、流体圧カプラーの製造コストを低減できる。
尚、上記実施形態の流体圧カプラーでは、ばね部材が、環状の波形の座金89であったが、この発明では、ばね部材は、コイルばねや、弦巻ばね等の付勢部材であっても良く、第1スペーサと第2スペーサとの距離を押し広げるように、第1スペーサおよび第2スペーサを付勢できることが可能な部材であれば、如何なる部材であっても良い。
また、上記実施形態の流体圧カプラーでは、トルクリミッタの軸方向において、シャーバルブ6と、受け口構造33とが互いに異なる位置に存在していたが、この発明では、トルクリミッタの軸方向において、シャーバルブと、受け口構造とが略同じ位置に存在すると共に、トルクリミッタの周方向において、異なる位置に存在していても良い。
また、上記実施形態の流体圧カプラーでは、油圧拡張室26および受け口構造33が、筒部材1に存在していたが、この発明では、油圧拡張室および受け口構造が、軸部材に存在していても良い。この場合、例えば、図1において、145で示す、軸部材の外周面において、外部に露出している部分に、受け口構造を形成することで、軸部材に、油圧拡張室および受け口構造を有するトルクリミッタを実現することができる。
また、上記実施形態の流体圧カプラーでは、流体が、油であったが、この発明では、流体が、油以外の流動性を有する物質であっても良いことは、言うまでもない。
また、上記実施形態では、流体圧カプラーが、トルクリミッタの一部を構成していた。しかしながら、この発明では、流体圧カプラーは、トルクのリリース構造がない軸連結装置の一部を構成していても良い。例えば、この発明の流体圧カプラーを、実開平6−18733号公報のフランジ構造を有する軸連結装置等、トルクリミッタでない軸連結装置に適用しても良い。
本発明の一実施形態のトルクリミッタの軸方向の模式断面図である。 受け口構造に配置された雌カプラーを示す図である。 従来の流体圧カプラーを示す図である。 上記従来の流体圧カプラーの雌カプラーを示す図である。
符号の説明
1 軸部材
2 筒部材
26 油圧拡張室
31 受け口構造の穴
32 受け口構造の油封入通路
33 受け口構造
61 雌カプラー
71 上接続部
72 下接続部
74 第1バックアップリング
75 第2バックアップリング
76 第1スペーサ
77 第2スペーサ
78 第1オーリング
79 第2オーリング
83 座金
98 円筒穴部
99 ねじ穴部
189 下接続部の環状凹部
199 上接続部の環状凹部

Claims (3)

  1. 雄カプラーと、
    雌カプラーと
    を備え、
    上記雌カプラーは、
    有底の穴と、この穴の内周面に開口する流体通路とを備え、上記穴が、小径穴部と、この小径穴部よりも大径でかつ上記穴の開口側に位置するねじ穴部とを有する流体圧カプラー接続部材の受け口構造の上記小径穴部に、開口を上記ねじ穴部側に向けた状態で移動可能に配置されるカップ状の下接続部と、
    上記ねじ穴に螺合する雄ねじを有する外周面を有する筒状の上接続部と
    を有し、
    上記上接続部の貫通穴は、上記下接続部側に開口する環状凹部を有して、この環状凹部には、第1オーリングが配置されると共に、この第1オーリングを挟み込むように、環状の第1スペーサおよび環状の第1バックアップリングが配置され、
    上記下接続部の有底の穴は、上記上接続部側に開口する環状凹部を有して、この環状凹部には、第2オーリングが配置されると共に、この第2オーリングを挟み込むように、環状の第2スペーサおよび環状の第2バックアップリングが配置され、
    上記第1スペーサは、上記第1オーリングよりも上記下接続部側に位置すると共に、上記第2スペーサは、上記第2オーリングよりも上記上接続部側に位置し、
    上記雌カプラーは、上記第1スペーサと上記第2スペーサとの間に位置すると共に、上記第1スペーサおよび上記第2スペーサを、第1スペーサと上記第2スペーサとの距離が大きくなる方向に付勢するばね部材を有することを特徴とする流体圧カプラー。
  2. 周面を有する流体圧カプラー接続部材と、
    周面を有する連結部材と
    を備え、
    上記流体圧カプラー接続部材は、
    流体圧拡張室と、
    有底の穴と、この穴の内周面と上記流体圧拡張室とを連通する流体通路とを有して、上記穴が、小径穴部と、この小径穴部よりも大径であると共に、上記小径穴部よりも上記穴の開口側に位置するねじ穴部とを有する受け口構造と
    を有し、
    上記受け口構造に接続される請求項1の流体圧カプラーを備え、
    上記流体圧カプラーを介して上記流体圧拡張通路内に封入された流体によって、上記流体圧拡張室を拡張することによって、上記流体圧カプラー接続部材の上記周面を、上記連結部材の上記周面に押し付けることによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材とを摩擦結合することを特徴とする軸連結装置。
  3. 請求項2に記載の軸連結装置を備え、
    上記流体圧拡張室内の上記流体で、上記流体圧拡張室を拡張して、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材とを摩擦結合することによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材との間でトルクの伝達を行う一方、上記流体圧拡張室内から流体が抜けることによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材との摩擦結合を解除することによって、上記流体圧カプラー接続部材と上記連結部材との間のトルクの伝達を解除することを特徴とするトルクリミッタ。
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