JP2010101270A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、内燃機関の動弁装置に関し、バルブの開弁特性の制御状態を保持する際の消費電力を好適に減らしつつ、バルブの開弁特性を切換可能とすることを目的とする。
【解決手段】カム14、16とバルブ18との間に配置された第1ロッカーアーム32および第2ロッカーアーム34と、これらのロッカーアーム32、34の連結/分離を切り換えるための切換機構24を備える。ロッカーアーム32、34の分離状態を保持するためのソレノイド68を備える。当該分離状態の保持動作時に、第1ロッカーアーム32が揺動動作を行っていない期間中(非ロストモーション期間中)の制御デューティ比を、第1ロッカーアーム32が揺動動作を行っている期間中(ロストモーション期間中)の制御デューティ比よりも低くする。
【選択図】図13

Description

この発明は、内燃機関の動弁装置に係り、特に、バルブの開弁特性を変更可能な内燃機関の動弁装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、内燃機関の運転状態に応じてバルブの開弁特性を切り換える内燃機関の弁作動状態切換装置が開示されている。より具体的には、この従来の装置は、2種類のカム(低速用カムと高速用カム)と、それぞれのカムにより押圧される2種類のロッカーアーム(高速用カムにより押圧される中央のロッカーアームと、低速用カムにより押圧され、バルブに高速用カムまたは低速用カムの作用力を伝達する左右のロッカーアーム)と、当該2種類のロッカーアームの連結状態および分離状態を切り換えるための切換ピン(ピストン)とを備えている。
また、上記従来の装置は、上記2種類のロッカーアームが分離状態となる方向に切換ピンを付勢する第1コイルばねと、上記2種類のロッカーアームが連結状態となる方向に切換ピンを付勢するばねであって上記第1コイルばねよりも低いばね定数を有する第2コイルばねとを備えている。更に、上記従来の装置は、上記第2コイルばねを縮ませる方向に駆動するソレノイドを備えている。
以上のような構成を有する上記従来の装置では、ソレノイドを非通電状態とした場合に、上記2種類のロッカーアームが分離状態となるように設定されている。そして、ソレノイドを通電状態とした場合に、切換ピンが移動し、上記2種類のロッカーアームが連結状態となるように設定されている。つまり、上記従来の装置では、ソレノイドへの通電を継続することによって、上記連結状態を保持できるように構成されている。
特開平01−285611号公報
上記従来の装置の構成では、上記2種類のロッカーアームが連結された状態が長くなると、ソレノイドに通電する時間が長くなる。その結果、ソレノイドの消費電力が大きくなり、燃費が悪化してしまうという問題がある。しかしながら、上記従来の装置では、上記連結状態を保持する際のソレノイドの消費電力の低減に対して、何らの配慮もなされていない。この点において、上記従来の装置は、未だ改善の余地を残すものであった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、バルブの開弁特性の制御状態を保持する際の消費電力を好適に減らしつつ、バルブの開弁特性を切換可能とする内燃機関の動弁装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、内燃機関の動弁装置であって、
カムとバルブとの間に介在し、前記カムと同期して揺動する第1揺動部材と、
前記カムと前記バルブとの間に介在し、前記カムと同期して揺動する場合に前記カムの作用力を前記バルブに伝達する第2揺動部材と、
前記第1揺動部材および前記第2揺動部材のうちの一方の揺動部材に対して、前記第1揺動部材および前記第2揺動部材のうちの他方の揺動部材に進退自在に配置され、前記他方の揺動部材内に進出することで前記第1揺動部材と前記第2揺動部材とを連結状態とし、前記一方の揺動部材内に退出することで前記第1揺動部材と前記第2揺動部材とを分離状態とするための切換ピンと、
前記切換ピンをその進出方向に付勢する付勢手段と、
前記切換ピンをその退出方向に駆動する駆動手段と、
前記駆動手段によって形成された前記分離状態を保持すべく電気的に駆動される保持手段と、
前記分離状態の成立時に、前記第1揺動部材の揺動位置に応じて前記保持手段に供給する電力を変更する保持電力可変手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記保持電力可変手段は、前記第1揺動部材が非揺動中である時に前記保持手段に供給する電力を、前記第1揺動部材が揺動中である時に前記保持手段に供給する電力よりも小さくしたことを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記駆動手段は、
前記切換ピンの進退動作に連動して変位可能であって前記切換ピンを介して前記付勢手段が発する付勢力を受ける変位部材と、
前記カムと連動して回転する回転体の外周面に形成され、前記退出方向への前記変位部材の変位を案内する螺旋状溝と、
前記変位部材に設けられ、前記螺旋状溝に挿脱自在な突起部と、を含み、
前記保持手段は、内燃機関の静止部材に固定された固定部と前記変位部材に当接自在な当接部とを有し、前記当接部を前記変位部材に当接させることによって前記突起部を前記螺旋状溝に挿入させる挿入制御手段を含み、
前記変位部材が前記退出方向の変位端に達した場合に、電気的に駆動された状態にある前記当接部と前記変位部材との係合部が、前記切換ピンから前記変位部材に伝達される前記付勢手段の付勢力を受け止めるように構成されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、第1揺動部材の揺動位置の変化に伴って保持手段に作用する上記付勢力に基づく力が変化することを利用して、第1揺動部材と第2揺動部材との分離状態を保持する際に、保持手段が消費する電力を好適に低減させることが可能となる。このように、本発明によれば、バルブの開弁特性の制御状態を保持する際の消費電力を好適に減らしつつ、バルブの開弁特性を良好に切り換えることが可能となる。
第2の発明によれば、上記第1揺動部材が非揺動中である時に上記保持手段に供給する電力を、上記第1揺動部材が揺動中である時に上記保持手段に供給する電力よりも小さくしたことで、上記分離状態を保持する際に、上記保持手段が消費する電力を好適に低減させることができる。
第3の発明によれば、上記変位部材と、上記螺旋状溝と、上記突起部とを含む駆動手段を備えるとともに、上記固定部と上記当接部とを有し、当該当接部を上記変位部材に当接させることによって上記突起部を前記螺旋状溝に挿入させる挿入制御手段を備え、上記変位部材が切換ピンの退出方向の変位端に達した場合に、電気的に駆動された状態にある上記当接部と上記変位部材との係合部が、上記切換ピンから上記変位部材に伝達される上記付勢手段の付勢力を受け止めるように構成された動弁装置において、上記分離状態を保持する際に、上記保持手段が消費する電力を好適に低減させることができる。
実施の形態1.
[動弁装置の全体構成]
図1は、本発明の実施の形態1の内燃機関1の動弁装置10の全体構成を概略的に示す図である。
ここでは、内燃機関1は、4つの気筒(#1〜#4)を有し、#1→#3→#4→#2の順で爆発行程が行われる直列4気筒型エンジンであるものとする。また、内燃機関1の個々の気筒には、2つの吸気バルブと2つの排気バルブとが備わっているものとする。そして、図1に示す構成は、各気筒に配設された2つの吸気バルブ、或いは2つの排気バルブを駆動する機構として機能するものとする。
本実施形態の動弁装置10は、カムシャフト12を備えている。カムシャフト12は、図示省略するクランクシャフトに対してタイミングチェーンまたはタイミングベルトによって連結され、クランクシャフトの1/2の速度で回転するように構成されている。カムシャフト12には、1気筒当たり1つの主カム14と2つの副カム16とが形成されている。主カム14は、2つの副カム16の間に配置されている。
主カム14は、カムシャフト12と同軸の円弧状のベース円部14a(図3参照)と、当該ベース円の一部を半径方向外側に向かって膨らませるように形成されたノーズ部14b(図3参照)とを備えている。また、本実施形態では、副カム16は、ベース円部のみを有するカム(ゼロリフトカム)として構成されている(図4参照)。
各気筒のカム14、16とバルブ18との間には、可変機構20が介在している。すなわち、カム14、16の作用力は、可変機構20を介して2つのバルブ18へ伝達されるようになっている。バルブ18は、カム14、16の作用力とバルブスプリング22の付勢力とを利用して開閉されるようになっている。尚、図1に示す状態は、#1気筒のバルブ18が主カム14の作用力を受けて開弁した状態を表している。
可変機構20は、主カム14の作用力をバルブ18へ伝達する状態と副カム16の作用力をバルブ18へ伝達する状態とを切り換えることにより、バルブ18の開弁特性を変更する機構である。尚、本実施形態においては、副カム16はゼロリフトカムであるため、副カム16の作用力がバルブ18へ伝達される状態とは、バルブ18が開閉しない状態(バルブ休止状態)を意味するものとする。
また、本実施形態の動弁装置10は、各可変機構20を駆動して、バルブの開弁特性を切り換えるための切換機構24を気筒毎に備えている。切換機構24は、ECU(Electronic Control Unit)26からの駆動信号に従って駆動されるようになっている。ECU26は、内燃機関1の運転状態を制御するための電子制御ユニットであり、クランクポジションセンサ28等の出力信号に基づいて切換機構24を制御する。クランクポジションセンサ28は、内燃機関1の出力軸(クランクシャフト)の回転速度を検出するセンサである。また、ECU26には、カムシャフト12の回転角度を検出するカム角センサ29が接続されている。
[可変機構の構成]
次に、図2乃至図4を参照して、可変機構20の詳細な構成を説明する。
図2は、図1に示す可変機構20を、バルブ18の基端部側から見下ろした図である。
可変機構20は、カムシャフト12と平行に配置されたロッカーシャフト30を備えている。図2に示すように、ロッカーシャフト30には、1つの第1ロッカーアーム32と、一対の第2ロッカーアーム34R、34Lとが回転自在に取り付けられている。第1ロッカーアーム32は、2つの第2ロッカーアーム34R、34Lの間に配置されている。尚、本明細書では、左右の第2ロッカーアーム34R、34Lを特に区別しないときには、単に第2ロッカーアーム34と表記する場合がある。
図3は、第1ロッカーアーム32をロッカーシャフト30の軸方向(図2中の矢視Aの方向)から見た図であり、図4は、第2ロッカーアーム34を図3と同じくロッカーシャフト30の軸方向(矢視Aの方向)から見た図である。
図3に示すように、第1ロッカーアーム32におけるロッカーシャフト30の反対側の端部には、主カム14と接することができる位置に、第1ローラ36が回転可能に取り付けられている。第1ロッカーアーム32は、ロッカーシャフト30に取り付けられたコイルスプリング38によって、第1ローラ36が主カム14と常に当接するように付勢されている。上記のように構成された第1ロッカーアーム32は、主カム14の作用力とコイルスプリング38の付勢力との協働により、ロッカーシャフト30を支点として揺動するようになる。
一方、図4に示すように、第2ロッカーアーム34におけるロッカーシャフト30の反対側の端部には、バルブ18の基端部(詳細には、バルブステムの基端部)が当接している。また、第2ロッカーアーム34の中央部位には、第2ローラ40が回転可能に取り付けられている。尚、第2ローラ40の外径は、第1ローラ36の外径と同等である。
また、第2ロッカーアーム34の他端においては、ロッカーシャフト30がラッシュアジャスタ42を介して内燃機関1の静止部材であるカムキャリア(或いはシリンダヘッド等)に支持されているものとする。このため、第2ロッカーアーム34は、ラッシュアジャスタ42から押し上げ力を受けることによって、副カム16に向けて付勢されている。尚、副カムが本実施形態のゼロリフトカムと異なりノーズ部を備えるリフトカムである場合には、第2ロッカーアーム34は、副カムがバルブ18をリフトさせている時は、バルブスプリング22によって副カムに押し付けられることになる。
また、第1ローラ36に対する第2ローラ40の位置は、第1ローラ36が主カム14のベース円部14aと当接(図3参照)し、かつ、第2ローラ40が副カム16のベース円部と当接(図4参照)している時に、第2ローラ40の軸心と第1ローラ36の軸心とが図2に示すように、同一直線L上に位置するように定められている。
[切換機構の構成]
次に、図5乃至図7を参照して、切換機構24の詳細な構成を説明する。
切換機構24は、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34との連結/分離を切り換えるための機構であり、これにより、主カム14の作用力が第2ロッカーアーム34に伝達される状態と、当該作用力が第2ロッカーアーム34に伝達されない状態とを切り換えて、バルブ18の開弁特性を切り換えることができるようになっている。
図5は、図1に示す切換機構24の詳細な構成を説明するための図である。尚、図5においては、ローラ36、40の軸心位置で切断した断面を用いて可変機構20を表している。また、説明を分かり易くする観点から、可変機構20の搭載位置に対するカムシャフト12の搭載位置を、カムシャフト12の軸方向位置を除き実際の搭載位置と異ならせた状態で表している。
図5に示すように、第1ローラの支軸44の内部には、その軸方向に貫通するように第1ピン孔46が形成されており、第1ピン孔46の両端は、第1ロッカーアーム32の両側面に開口している。第1ピン孔46には、円柱状の第1切換ピン48が摺動自在に挿入されている。第1切換ピン48の外径は、第1ピン孔46の内径と略同等であり、第1切換ピン48の軸方向の長さは、第1ピン孔46の長さと略同等である。
一方、第2ロッカーアーム34L側の第2ローラ40の支軸50Lの内部には、第1ロッカーアーム32と反対側の端部が閉塞され、かつ、第1ロッカーアーム32側の端部が開口された第2ピン孔52Lが形成されている。また、第2ロッカーアーム34R側の第2ローラ40の支軸50Rの内部には、その軸方向に貫通するように第2ピン孔52Rが形成されており、第2ピン孔52Rの両端は、第2ロッカーアーム34Rの両側面に開口している。第2ピン孔52R、52Lの内径は、第1ピン孔46の内径と同等である。
第2ピン孔52Lには、円柱状の第2切換ピン54Lが摺動自在に挿入されている。また、第2ピン孔52Lの内部には、第2切換ピン54Lを第1ロッカーアーム32方向(以下、「切換ピンの進出方向」と称する)に向けて付勢するリターンスプリング56が配置されている。第2切換ピン54Lの外径は、第2ピン孔52Lの内径と略同等である。また、第2切換ピン54Lの軸方向の長さは、第2ピン孔52Lより短くされており、第2切換ピン54Lが第2ピン孔52L内に向けて押された状態で、第2切換ピン54Lの先端が第2ロッカーアーム34Lの側面から僅かに突出するように調整されている。また、リターンスプリング56は、実装された状態において、第1ロッカーアーム32に向けて第2切換ピン54Lを常時付勢するように構成されているものとする。
第2ピン孔52Rには、円柱状の第2切換ピン54Rが摺動自在に挿入されている。第2切換ピン54Rの外径は、第2ピン孔52Rの内径と略同等であり、第2切換ピン54Rの軸方向の長さは、第2ピン孔52Rの長さと略同等である。
以上の3つのピン孔46、52L、52Rの相対位置は、第1ローラ36が主カム14のベース円部14aと当接(図3参照)し、かつ、第2ローラ40が副カム16のベース円部と当接(図4参照)している時に、3つのピン孔46、52L、52Rの軸心が同一直線上に位置するように決定されている。
ここで、上記図5とともに新たに図6を参照して、切換機構24の説明を継続する。
図6は、切換機構24をカムシャフト12の軸方向(図5中の矢視Bの方向)から見た図である。尚、図6以降の図においては、ロックピン70とソレノイド68との関係を簡略化して図示する場合がある。
切換機構24は、カムの回転力を利用して、切換ピン48、54L、54Rを第2ロッカーアーム34L側に向けて(切換ピンの退出方向に)変位させるためのスライドピン58を備えている。スライドピン58は、図5に示すように、第2切換ピン54Rの端面と当接する端面を有する円柱部58aを備えている。円柱部58aは、カムキャリアに固定された支持部材60によって、軸方向に進退自在であって、周方向に回転自在に支持されている。
第2切換ピン54Lの先端は、リターンスプリング56の付勢力(反力)によって第1切換ピン48の一端に押し付けられることになる。それに応じて、上記3つのピン孔46、52L、52Rの軸心が同一直線上に位置している状況下では、第1切換ピン48の他端が第2切換ピン54Rの一端に押し付けられることになる。そして、更に、第2切換ピン54Rの他端がスライドピン58の円柱部58aの端面に押し付けられるようになる。このように、上記特定の状況下では、スライドピン58には、リターンスプリング56の付勢力が作用するようになっている。尚、第2ロッカーアーム34Rが主カム14からの作用力を受けて揺動する際に、第2切換ピン54Rと円柱部58aとの当接が途切れないように各構成要素の形状や寸法が設定されている。
また、円柱部58aにおける第2切換ピン54Rと反対側の端部には、当該円柱部58aの半径方向外側に向けて突出するように、棒状のアーム部58bが設けられている。すなわち、当該アーム部58bは、当該円柱部58aの軸心を中心として回転自在に構成されている。アーム部58bの先端部は、図6に示すように、カムシャフト12の周面と対向する位置まで延びるように構成されている。また、アーム部58bの先端部には、カムシャフト12の周面に向けて突出するように突起部58cが設けられている。
カムシャフト12における突起部58cと対向する外周面には、当該カムシャフト12よりも大きな外径を有する大径部62が形成されている。大径部62の周面には、周方向に延びる螺旋状溝64が形成されている。螺旋状溝64の幅は、突起部58cの外径より若干大きく形成されている。
また、切換機構24は、突起部58cを螺旋状溝64に挿入させるためのアクチュエータ66を備えている。より具体的には、アクチュエータ66は、ECU26からの指令に基づいてデューティ制御されるソレノイド68と、当該ソレノイド68の駆動軸68aと当接するロックピン70とを備えている。ロックピン70は、円筒状に形成されている。
ロックピン70には、ソレノイド68の推力に抗する付勢力を発するスプリング72の一端が掛け留められており、当該スプリング72の他端は、静止部材であるカムキャリアに固定された支持部材74に掛け留められている。このような構成によれば、ECU26からの指令に基づくソレノイド68の駆動時には、ソレノイド68の推力がスプリング72の付勢力に打ち勝つことで、ロックピン70を進出させることができ、一方、ソレノイド68の駆動が停止されると、スプリング72の付勢力によってロックピン70および駆動軸68aを速やかに所定位置に退出させられるようになる。また、ロックピン70は、支持部材74によってその半径方向への移動が拘束されている。このため、ロックピン70がその半径方向から力を受けることがあっても、ロックピン70が当該方向に移動しないようにすることができる。
また、ソレノイド68は、ロックピン70がスライドピン58のアーム部58bの先端部の押圧面(突起部58cが設けられた面と反対側の面)58dを螺旋状溝64に向けて押圧可能な位置において、カムキャリア等の静止部材に固定されているものとする。言い換えれば、押圧面58dは、ロックピン70によって突起部58cが螺旋状溝64に向けて押されることができるような形状および位置に設けられている。
スライドピン58のアーム部58bは、カムシャフト12側の大径部62とストッパー76とによって拘束された範囲内で、円柱部58aの軸心を中心として回転可能に設定されている。そして、アーム部58bが当該範囲内にあり、かつ、スライドピン58の軸方向位置が後述する変位端Pmax1にある場合には、ソレノイド68により駆動されるロックピン70がアーム部58bの押圧面58dに確実に当接できるように、各構成要素の位置関係が設定されている。また、アーム部58bには、当該アーム部58bをストッパー76に向けて付勢するスプリング78が取り付けられている。尚、このようなスプリング78は、ソレノイド68の非駆動時にスライドピン58の自重によってアーム部58bが螺旋状溝64に嵌まり込むことが想定されない場合等には、必ずしも備えていなくてもよい。
カムシャフト12の螺旋状溝64における螺旋の向きは、その内部に突起部58cが挿入された状態でカムシャフト12が図6に示す所定の回転方向に回転する場合に、スライドピン58がリターンスプリング56の付勢力に抗して切換ピン48、54L、54Rをその退出方向に押し退けてロッカーアーム32、34に近づく方向に変位するように、設定されている。
ここで、リターンスプリング56の付勢力によって、第2切換ピン54Lが第2ピン孔52Lおよび第1ピン孔46の双方に挿入された状態となり、かつ、第1切換ピン48が第1ピン孔46および第2ピン孔52Rの双方に挿入された状態となっている時のスライドピン58の位置を、「変位端Pmax1」と称する。この変位端Pmax1にスライドピン58が位置している時には、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34R、34Lとがすべて連結された状態となる。そして、切換ピン48等がスライドピン58からの力を受けることによって、第2切換ピン54L、第1切換ピン48、および第2切換ピン54Rがそれぞれ第2ピン孔52L、第1ピン孔46、および第2ピン孔52Rのみに挿入された状態となっている時のスライドピン58の位置を、「変位端Pmax2」と称する。すなわち、この変位端Pmax2にスライドピン58が位置している時には、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34R、34Lとがすべて分離された状態となる。
本実施形態では、カムシャフト12の軸方向における螺旋状溝64の基端64aの位置は、スライドピン58が上記変位端Pmax1に位置する時の突起部58cの位置と一致するように設定されている。そして、カムシャフト12の軸方向における螺旋状溝64の終端64bの位置は、スライドピン58が上記変位端Pmax2に位置する時の突起部58cの位置と一致するように設定されている。つまり、本実施形態では、螺旋状溝64によって突起部58cが案内される範囲内で、スライドピン58が変位端Pmax1からPmax2の間で変位可能となるように構成されている。
更に、本実施形態の螺旋状溝64には、図6に示すように、スライドピン58が変位端Pmax2に達した後における終端64b側の所定区間として、カムシャフト12の回転に伴って螺旋状溝64が徐々に浅くなる浅溝部64cが設けられている。尚、螺旋状溝64における浅溝部64c以外の部位の深さは一定である。
また、本実施形態のアーム部58bには、押圧面58dの一部を切り欠いて凹状に形成された切欠部58eが設けられている。押圧面58dは、スライドピン58が変位端Pmax1からPmax2に変位する間、ロックピン70と当接した状態が維持されるように設けられている。そして、切欠部58eは、スライドピン58が上記変位端Pmax2に位置している状態において、上記浅溝部64cの作用によって突起部58cが大径部62の表面に取り出された時に、ロックピン70と係合可能な部位に設けられている。
また、切欠部58eは、突起部58cが螺旋状溝64に挿入される方向にアーム部58bが回転するのを規制可能であって、スライドピン58が切換ピンの進出方向に移動するのを規制可能な態様で、ロックピン70と係合するように形成されている。より具体的には、切欠部58eには、ロックピン70が当該切欠部58e内に入り込んでいくにつれ、スライドピン58が大径部62から離れるように案内する案内面58fが備えられている。
[本実施形態の動弁装置の動作]
次に、図7乃至図11を参照して、動弁装置10の動作について説明する。
(通常のリフト動作時)
図7は、通常のリフト動作時の制御状態を示す図である。
この場合には、図7(B)に示すように、ソレノイド68の駆動がOFFとされており、これにより、スライドピン58は、カムシャフト12から離れた状態で、リターンスプリング56の付勢力を受けて、変位端Pmax1に位置している。この状態では、図7(A)に示すように、第1ロッカーアーム32と2つの第2ロッカーアーム34とが切換ピン48、54Lを介して連結されている。その結果、主カム14の作用力が第1ロッカーアーム32から左右の第2ロッカーアーム34R、34Lを介して双方のバルブ18に伝達されるようになる。このため、主カム14のプロフィールに従って、通常のバルブ18のリフト動作が行われるようになる。
(弁停止動作開始時(スライド動作の開始時))
図8は、弁停止動作の開始時の制御状態を示す図である。
弁停止動作は、例えば、内燃機関1のフューエルカット要求等の所定の弁停止動作の実行要求がECU26によって検知された際に行われる。このような弁停止動作は、カムシャフト12の回転力を利用してスライドピン58によって切換ピン48、54L、54Rをその退出方向に変位させる動作であるため、これらの切換ピン48、54L、54Rの軸心が同一直線状に位置する時、すなわち、第1ロッカーアーム32が揺動していない時に行われる必要がある。
本実施形態では、切換ピンの退出方向にスライドピン58がスライド動作を行う区間が主カム14のベース円区間内と対応するように、螺旋状溝64が設定されている。このため、ECU26が所定の弁停止動作の実行要求を検知した場合において、最初にベース円区間が到来する気筒から順にソレノイド68を駆動することによって、図8(B)に示すように、突起部58cが螺旋状溝64に挿入され、各気筒の弁停止動作が順に開始するようになる。そして、螺旋状溝64に挿入された突起部58cが当該螺旋状溝64によって案内されることで、カムシャフト12の回転力を利用して、図8(A)に示すように、変位端Pmax2側に向けて、スライドピン58のスライド動作が開始するようになる。
(スライド動作の完了時)
図9は、スライド動作の完了時の制御状態を示す図である。
スライド動作の実行中には、螺旋状溝64の側面に突起部58cが当接することによって、リターンスプリング56の付勢力が受け止められた状態で、スライドピン58が変位端Pmax2に向けて移動していく。図9(A)は、スライドピン58が変位端Pmax2に到達して弁停止要求時のスライド動作が完了したタイミング、すなわち、第1切換ピン48および第2切換ピン54Lがそれぞれ第1ピン孔46および第2ピン孔52L内に収まるようになったことで、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34R、34Lとの連結が解除されたタイミングを示している。また、このタイミングでは、図9(B)に示すように、螺旋状溝64内における突起部58cの位置は、未だ浅溝部64cに達していない。
上記のようにスライド動作が完了し、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34R、34Lとが分離された状態になると、主カム14の回転に伴って、コイルスプリング38によって主カム14に向けて付勢された第1ロッカーアーム32が単独で揺動することになる。このため、2つの第2ロッカーアーム34には、主カム14の作用力が伝達されなくなる。また、第2ロッカーアーム34が当接する副カム16は、ゼロリフトカムであるため、主カム14の作用力が伝達されなくなった第2ロッカーアーム34には、バルブ18を駆動するための力が与えられなくなる。その結果、主カム14の回転に関係なく、第2ロッカーアーム34が静止状態となるので、バルブ18のリフト動作が休止状態となる。
尚、第1ロッカーアーム32のみが揺動する場合には、第1切換ピン48と第2切換ピン54L、54Rとの軸心がずれることになる。第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34との円滑な動作を確保するためには、そのようなずれが生ずる際に、第1切換ピン48の端面の一部と第2切換ピン54L、54Rの端面の一部とが互いに当接している必要がある。このため、本実施形態では、第1切換ピン48および第2切換ピン54L、54Rの端面の形状や寸法は、上記条件を満たすように定められている。
(変位部材の保持動作時)
図10および図11は、スライドピン58をロックピン70によって保持する保持動作時の制御状態を示す図である。より具体的には、図10は、第1ロッカーアーム32が揺動動作(リフト動作)を行っていない場合の状態を示しており、図11は、当該第1ロッカーアーム32が揺動動作(リフト動作)を行っている場合の状態を示している。
上記図9に示すスライド動作完了時から更にカムシャフト12が回転すると、突起部58cは、溝が徐々に浅くなる浅溝部64cに差し掛かる。その結果、浅溝部64cの作用によって、スライドピン58がカムシャフト12から離れる方向に回転させられるようになる。そして、浅溝部64cによって溝が浅くなるにつれ、ロックピン70がその退出方向に少し変位する。その後、ソレノイド68によって駆動され続けているロックピン70が切欠部58eに一致するようになるまでスライドピン58が更に回転すると、ロックピン70と当接するスライドピン58側の部位が押圧面58dから切欠部58eへと切り替わる。
その結果、ロックピン70が切欠部58eに係合するようになる。これにより、図10(B)および図11(B)に示すように、スライドピン58は、突起部58cがカムシャフト12から離れた状態で、かつ、ロックピン70によってリターンスプリング56の付勢力を受け止める状態で保持されるようになる。このため、この保持動作中において、図10(A)および図11(A)に示すように、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34とが分離された状態、すなわち、弁停止状態が維持されるようになる。
図10に示す状態と図11に示す状態とは、上述したように、第1ロッカーアーム32の揺動位置が異なっている。本実施形態の制御では、そのような第1ロッカーアーム32の揺動位置に応じて、スライドピン58の保持動作時に供給されるソレノイド68の電力を変化させるようにしている。このような制御は、本実施形態の特徴部分であるので、図12乃至図14を参照して、後で詳述するものとする。
(弁復帰動作時)
弁停止状態から通常のリフト動作が行われる状態に戻すための弁復帰動作は、例えば、フューエルカットからの復帰要求等の所定の弁復帰動作の実行要求がECU26によって検知された際に行われる。このような弁復帰動作は、図10、11に示す制御状態において、ECU26が所定のタイミング(切換ピン48等が移動可能となるベース円区間の開始タイミングよりもソレノイド68の動作に要する所定時間分だけ早いタイミング)でソレノイド68への通電をOFFとすることが開始される。ソレノイド68への通電がOFFとされると、スライドピン58の切欠部58eとロックピン70との係合が解かれることになる。その結果、リターンスプリング56の付勢力に抗して第1切換ピン48および第2切換ピン54Lをそれぞれ第1ピン孔46および第2ピン孔52Lに留めておく力が消滅することになる。
このため、切換ピン48、54L、54Rの位置が一致するベース円区間が到来すると、リターンスプリング56の付勢力によって、切換ピン48、54Lが進出方向に移動し、第1ロッカーアーム32と2つの第2ロッカーアーム34とが切換ピン48、54Lを介して連結された状態、すなわち、主カム14の作用力によってバルブ18のリフト動作が可能な状態に復帰することになる。また、リターンスプリング56の付勢力によって切換ピン48、54Lが進出方向に移動するのに伴って、第2切換ピン54Rを介して、スライドピン58が変位端Pmax2から変位端Pmax1に戻されるようになる。
(まとめ)
以上のように構成された本実施形態の動弁装置10によれば、ソレノイド68の通電のON、OFFとカムシャフト12の回転力とリターンスプリング56の付勢力とを利用して、スライドピン58の軸方向位置を変位端Pmax1からPmax2の間で移動させることで、通常のリフト動作状態と弁停止状態との間でバルブ18の開弁特性を切り換えることが可能となる。
より具体的には、弁停止要求が出された際に、ソレノイド68の通電をONとして突起部58cを螺旋状溝64に挿入することで、カムシャフト12の回転力を利用するスライドピン58によって、切換ピン48等を切換ピンの退出方向に移動させることができる。その結果、一度のベース円区間中に、第1ロッカーアーム32と2つの第2ロッカーアーム34とを連結状態から分離状態に速やかに切り換えることが可能となる。これにより、バルブ18のリフト動作を停止させることができる。また、弁復帰要求が出された際に、ソレノイドの通電をOFFとしてスライドピン58とロックピン70との係合を解除することで、リターンスプリング56の付勢力を利用して、切換ピン48等やスライドピン58を切換ピンの進出方向に移動させることができる。その結果、一度のベース円区間中に、第1ロッカーアーム32と2つの第2ロッカーアーム34とを分離状態から連結状態に速やかに切り換えることが可能となるとともに、弁停止動作を開始させられる元の位置(Pmax1)にスライドピン58を戻すことができる。これにより、バルブ18のリフト動作を復帰させることができる。
また、上記動弁装置10によれば、スライドピン58のスライド動作が完了する変位端Pmax2にスライドピン58が達した後に、ロックピン70を切欠部58eと係合させることにより、リターンスプリング56の付勢力によって変位端Pmax2から変位端Pmax1側に向けて変位しないようにスライドピン58を保持する機能を、突起部58cと係合する螺旋状溝64の側面から切欠部58eと係合するロックピン70に移し変えることができるようになる。ロックピン70と切欠部58eとが係合することでスライドピン58が保持された状態では、既述したように、突起部58cがカムシャフト12から離れた状態となるように設定されている。これにより、弁停止動作の完了後にスライドピン58の保持が軸方向に関して静止状態にあるロックピン70に変更されることにより、回転するカムシャフト12との摺動に伴うフリクションや摩耗の発生を回避することができる。より具体的には、フリクションが無くなることで、内燃機関1の燃費を向上させることができ、また、スライドピン58の摩耗が無くなることで、切換ピン48等の制御位置が安定するので、バルブ18の開弁特性の良好な切換性を確保することができるようになる。更に付け加えると、本実施形態の動弁装置10の構成によれば、突起部58cの挿入を行うために備えられているソレノイド68と一体的に動作するロックピン70と、切換ピン48等を移動させる目的で備えられているスライドピン58に設けられた切欠部58eとの間で、上記保持機能が実現される。このため、部品点数の増加を招くことなく、簡素化された構成を用いてバルブ18の開弁特性を良好に切り換えることのできる動弁装置10を得ることができる。
[実施の形態1における特徴的な制御]
上述したように、本実施形態は、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34とを分離状態に維持するためのスライドピン58の保持動作時の制御に特徴を有している。第1ロッカーアーム32が揺動していない状態(すなわち、主カム14のベース円部14aと第1ローラ36とが当接している状態)にある保持動作時には、上記図10(A)に示すように、リターンスプリング56の付勢力(反力)が切換ピン54L、48、54Rを介してスライドピン58に作用する。スライドピン58に作用した上記反力は、切欠部58eとロックピン70との係合部によって受け止められることになる。このように、スライドピン58の保持動作中のロックピン70には、リターンスプリング56の反力に基づく横力が作用することになる。
また、スライドピン58の保持動作時には、図10(A)に示すように、ソレノイド68が、スプリング72の反力に抗しながら推力を発生させることにより、ロックピン70が切欠部58eに係合する状態が維持されている。このようなスライドピン58の保持動作時にロックピン70に作用する上記横力が大きくなると、ロックピン70と切欠部58eとの間に作用する摩擦力が大きくなる。その結果、そのような摩擦力が作用していない場合に比して、ロックピン70と切欠部58eとの係合状態を保持するために必要なソレノイド68の推力が少さくて済むようになる。
図10に示す第1ロッカーアーム32の非揺動動作状態にある保持動作時には、図11に示す第1ロッカーアーム32の揺動動作状態(すなわち、主カム14のノーズ部14bと第1ローラ36とが当接している状態)にある保持動作時と比較して、以下のような理由で上記横力が大きくなる。
図12は、ロックピン70に作用する上記横力が第1ロッカーアーム32の揺動位置に応じて変化する理由を説明するために用いる図である。上記横力が変化する理由としては、次の2つが考えられる。
先ず、1つ目の理由を説明する。図12(A)に示すように、第1ロッカーアーム32が揺動する際には、第1ロッカーアーム32の第1ピン孔46内にある第1切換ピン48に慣性力が作用する。より具体的には、図12(A)に示す動作方向に第1切換ピン48が動作する場合であって第1ロッカーアーム32の加速時には、第1ピン孔46における上記動作方向と反対側の内周面(図12(A)における上側の内周面)に、第1切換ピン48の慣性力に起因する当該第1切換ピン48の荷重が作用することになる。また、上記動作方向に第1切換ピン48が動作する場合であって第1ロッカーアーム32の減速時には、第1ピン孔46における上記動作方向と同方向側の内周面(図12(A)における下側の内周面)に、上記慣性力に起因する第1切換ピン48の荷重が作用することになる。更に、第1ローラ36に対する主カム14の接触部がノーズ部14bの先端を越えた後には、第1ロッカーアーム32の揺動方向が逆転するので、第1切換ピン48の動作方向は、図12(A)に示す動作方向と逆方向となるが、当該逆方向への第1切換ピン48の動作中の第1ロッカーアーム32の加速時/減速時にも、上記と同様に、第1ピン孔46の内周面には、上記慣性力に起因する第1切換ピン48の荷重が作用することになる。以上のような第1切換ピン48の荷重によって、第1ロッカーアーム32の揺動動作時には、第1切換ピン48の外周面と第1ピン孔46の内周面との間には、摩擦力が作用することとなる。その結果、第1ロッカーアーム32が揺動する際には、当該摩擦力によって、ロックピン70に伝達されるリターンスプリング56の反力が弱められるようになり、上記横力が減少することになる。
次に、2つ目の理由を説明する。図12(B)に示すように、第1ロッカーアーム32が揺動する際には、図12(B)に示す動作方向に第1切換ピン48が移動するのに伴って、第1切換ピン48の端面と第2切換ピン54Rと端面との滑りに起因する偶力が発生する。このような偶力が生ずると、第2ピン孔52Rに対して第2切換ピン54Rが傾くこととなり、その結果、図12(B)に丸印で示すように、対角線上の部位において、第2切換ピン54Rと第2ピン孔52Rとの間に摩擦力が集中的に作用することとなる。また、更に、第1ローラ36に対する主カム14の接触部がノーズ部14bの先端を越えた後には、第1ロッカーアーム32の揺動方向が逆転するので、第1切換ピン48の動作方向は、図12(B)に示す動作方向と逆方向となるが、当該逆方向への動作時には、上記と逆方向の偶力が同様に作用することになり、第2切換ピン54Rと第2ピン孔52Rとの間に同様の摩擦力が作用することとなる。以上のような摩擦力によっても、ロックピン70に伝達されるリターンスプリング56の反力が弱められるようになり、上記横力が減少することになる。
以上説明した理由によって、図10に示す状態では、図11に示す状態に比して、ロックピン70と切欠部58eとの係合状態(すなわち、第1ロッカーアーム32と第2ロッカーアーム34との分離状態)を保持するために必要なソレノイド68の推力が小さくて済むようになる。
そこで、本実施形態では、第1ロッカーアーム32の揺動位置に応じて、スライドピン58の保持動作時(すなわち、ロッカーアーム32、34の分離状態の保持動作時)に供給されるソレノイド68の電力を変化させるようにした。以下、図13を参照して、当該制御の詳細について説明する。
図13は、本発明の実施の形態1における特徴的なソレノイド68の通電手法を説明するための図である。より具体的には、図13(A)中に実線で示す波形は、主カム14の作用力を受けてバルブ18がリフト動作を行う際のリフトカーブであり、一方、破線で示す波形は、バルブ18のリフト動作が実際には休止されることになる弁停止時のリフトカーブのタイミングを示すための波形である。また、図13(B)は、ソレノイド68の制御デューティ比を表した図である。
図13(B)中に「制御ON」と示すタイミングは、弁停止動作の実行開始タイミングを表している。ロッカーアーム32、34が連結された状態でバルブ18が通常のリフト動作を行っている際に、当該制御ONタイミングが到来すると、高い応答性をもってソレノイド68を駆動すべく、制御デューティ比が100%に設定される。その結果、ロックピン70によってスライドピン58の突起部58cが螺旋状溝64に挿入され、ベース円区間において、上記スライド動作が開始される(図8参照)。その後、スライド動作が完了(図9参照)した後に、リフト区間(第1ロッカーアーム32が揺動している区間)において、ロックピン70と切欠部58eとが係合し(保持持替え)、スライドピン58がロックピン70によって保持される(図10、11参照)。
本実施形態では、図13(B)に示すように、スライドピン58の保持動作時に、第1ロッカーアーム32が揺動動作を行っていない期間中(非ロストモーション期間中)の制御デューティ比(例えば、50%)を、第1ロッカーアーム32が揺動動作を行っている期間中(ロストモーション期間中)の制御デューティ比(例えば、50%)よりも低くしている。
図14は、上記のソレノイド68の通電制御を実現するために、ECU26が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、例えば、内燃機関1のフューエルカット要求等の所定の弁停止動作の実行要求がECU26によって検知された後に起動されるものとする。
図14に示すルーチンでは、先ず、ソレノイド68への通電が開始される(ステップ100)。具体的には、この場合には、速やかに弁停止動作を開始させるべく、制御デューティ比が100%に設定される。次いで、制御デューティ比が100%とされた状態が所定時間に渡って保持される(ステップ102)。ここでは、当該所定時間は、通電開始時にソレノイド68が動き始めるまでに要する時間(例えば、20ms)と、カムシャフト12が1回転(720°CA)するのに要する時間とを足し合わせた時間に設定されている。このような所定時間が経過した後には、上記スライド動作が確実に完了し、スライドピン58がロックピン70によって保持されている状態となる。
次に、第1ロッカーアーム32が揺動動作を行っている期間中(ロストモーション期間中)であるか否かが、カム角センサ29の検出信号に基づいて判別される(ステップ104)。その結果、当該判定が不成立である場合、つまり、第1ロッカーアーム32が揺動動作を行っていない期間中(非ロストモーション期間中)であると判定された場合には、制御デューティ比(保持デューティ比)が50%に設定される(ステップ108)。
一方、上記ステップ104における判定が成立する場合、つまり、第1ロッカーアーム32が揺動動作を行っている期間中(ロストモーション期間中)であると判定された場合には、制御デューティ比(保持デューティ比)が上記非ロストモーション期間中よりも低い30%に設定される(ステップ108)。
次に、上記保持が継続される状況であるか否か、すなわち、弁停止要求が継続されている状況であるか否かが、内燃機関1が備える各種センサの情報に従って判別される(ステップ110)。その結果、保持継続中であると判定された場合には、上記ステップ104以降の処理が繰り返し実行され、一方、弁復帰要求が検知された場合には、保持継続中でないと判断できるので、既述した所定のタイミングでソレノイド68への通電がOFFとされる(ステップ112)。これにより、弁復帰動作が実行される。
以上説明した図14に示すルーチンによれば、第1ロッカーアーム32の揺動位置に応じて、スライドピン58の保持動作時に供給されるソレノイド68の電力が変更されるようになる。より具体的には、非ロストモーション期間中にソレノイド68に供給される電力が、ロストモーション期間中にソレノイド68に供給される電力よりも小さくされるようになる。このような制御によれば、第1ロッカーアーム32の揺動位置の変化に伴ってロックピン70に作用する上記横力が変化することを利用して、スライドピン58の保持動作時(すなわち、ロッカーアーム32、34の分離状態の保持動作時)にソレノイド68が消費する電力を好適に低減させることが可能となる。これにより、内燃機関1の燃費悪化を抑制することができ、また、ソレノイド68の発熱を低く抑えることもできる。
ところで、上述した実施の形態1においては、スライドピン58の保持動作時には、非ロストモーション期間中の方がロストモーション期間中よりも、ソレノイド68の制御デューティ比が低く設定されている。しかしながら、本発明における保持電力可変手段が保持手段に供給する電力の調整手法は、制御デューティ比の調整による通電時間の制御に限られるものではなく、例えば、電流値自体の調整や電圧の調整によるものであってもよい。
また、上述した実施の形態1においては、カムシャフト12の回転力を利用してスライドピン58を軸方向に駆動することにより本発明の駆動手段を実現し、スライドピン58の切欠部58eとロックピン70との係合を保持すべく駆動されるソレノイド68が本発明の保持手段に相当している。しかしながら、本発明における駆動手段および保持手段は、同一の構成要素によって実現されていてもよい。すなわち、例えば、切換ピン48、54L、54Rをその退出方向に駆動できる位置にソレノイドを配置することとし、当該ソレノイドへの通電によって、第1揺動部材と第2揺動部材との分離状態を保持するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、上記のように、スライドピン58の切欠部58eとロックピン70との係合を保持すべく駆動されるソレノイド68が本発明の保持手段に相当している。しかしながら、本発明の保持手段は、このようなソレノイドを使用するものに限定されず、例えば、デューティ制御されるオイルコントロールバルブ(OCV)によって制御される油圧により上記分離状態を保持するように構成された油圧駆動式のロックピンであってもよい。
また、上述した実施の形態1においては、スライドピン58に切欠部58eが設けられており、当該切欠部58eとロックピン70との係合部によって、スライドピン58がカムシャフト12から離れた位置において、リターンスプリング56の付勢力を受け止めるように構成されている。しかしながら、本発明において、付勢手段が発する付勢力を受け止める係合部は、このような態様に限定されるものではない。すなわち、例えば、スライドピン58がカムシャフト12から離れた位置において、スライドピン58のアーム部58bとの間でリターンスプリング56の付勢力を受け止められるように、ロックピン70の廻り止め等の配慮をしたうえでロックピン70側に、切欠部58eと同様の切欠部を設けてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、中央に配置される第1ロッカーアーム32の左右に2つの第2ロッカーアーム34を備え、気筒当たりの吸気バルブまたは排気バルブの本数が2本とされた構成を例に挙げて説明を行ったが、第1ロッカーアームおよび第2ロッカーアームのそれぞれを少なくとも1つ備える構成であれば、本発明を適用することができる。
また、上述した実施の形態1においては、副カム16がゼロリフトカムとして構成されている例について説明を行ったが、本発明における副カムは、ゼロリフトカムに限らず、第2ロッカーアーム34に作用力を伝達するノーズ部を備えるカムであってもよい。
尚、上述した実施の形態1においては、主カム14が前記第1の発明における「カム」に、第1ロッカーアーム32が前記第1の発明における「第1揺動部材」に、第2ロッカーアーム34が前記第1の発明における「第2揺動部材」に、第1切換ピン48、第2切換ピン54Lが前記第1の発明における「切換ピン」に、リターンスプリング56が前記第1の発明における「付勢手段」に、ECU26、スライドピン58、支持部材60、おおよび大径部62の螺旋状溝64が前記第1の発明における「駆動手段」に、そして、ECU26およびアクチュエータ66(ソレノイド68、ロックピン70、スプリング72、および支持部材74)が前記第1の発明における「保持手段」に、それぞれ相当している。また、ECU26が上記ステップ104〜108の処理を実行することにより前記第1の発明における「保持電力可変手段」が実現されている。
また、上述した実施の形態3においては、スライドピン58が前記第3の発明における「変位部材」に、ソレノイド68と内燃機関1の静止部材(カムキャリア)との固定部が前記第3の発明における「固定部」に、ロックピン70が前記第3の発明における「当接部」に、そして、ECU26およびアクチュエータ66(ソレノイド68、ロックピン70、スプリング72、および支持部材74)が前記第3の発明における「挿入制御手段」に、それぞれ相当している。
本発明の実施の形態1の内燃機関1の動弁装置の全体構成を概略的に示す図である。 図1に示す可変機構を、バルブの基端部側から見下ろした図である。 第1ロッカーアームをロッカーシャフトの軸方向(図2中の矢視Aの方向)から見た図である。 第2ロッカーアームを図3と同じくロッカーシャフトの軸方向(矢視Aの方向)から見た図である。 図1に示す切換機構の詳細な構成を説明するための図である。 切換機構をカムシャフトの軸方向(図5中の矢視Bの方向)から見た図である。 通常のリフト動作時の制御状態を示す図である。 弁停止動作の開始時の制御状態を示す図である。 スライド動作の完了時の制御状態を示す図である。 スライドピンをロックピンによって保持する保持動作時の制御状態を示す図である。 スライドピンをロックピンによって保持する保持動作時の制御状態を示す図である。 ロックピンに作用する上記横力が第1ロッカーアームの揺動位置に応じて変化する理由を説明するために用いる図である。 本発明の実施の形態1における特徴的なソレノイドの通電手法を説明するための図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
10 動弁装置
12 カムシャフト
14 主カム
14a ベース円部
14b ノーズ部
16 副カム
18 バルブ
20 可変機構
22 バルブスプリング
24 切換機構
26 ECU(Electronic Control Unit)
28 クランクポジションセンサ
29 カム角センサ
30 ロッカーシャフト
32 第1ロッカーアーム
34L、34R 第2ロッカーアーム
36 第1ローラ
38 コイルスプリング
40 第2ローラ
42 ラッシュアジャスタ
44 第1支軸
46 第1ピン孔
48 第1切換ピン
50L、50R 第2支軸
52L、52R 第2ピン孔
54L、54R 第2切換ピン
56 リターンスプリング
58 スライドピン
58a 円柱部
58b アーム部
58c 突起部
58d 押圧面
58e 切欠部
58f 案内面
60 支持部材
62 大径部
64 螺旋状溝
64a 基端
64b 終端
64c 浅溝部
66 アクチュエータ
68 ソレノイド
68a 駆動軸
70 ロックピン
72 スプリング
74 支持部材
76 ストッパー
78 スプリング
Pmax1 変位端
Pmax2 変位端

Claims (3)

  1. カムとバルブとの間に介在し、前記カムと同期して揺動する第1揺動部材と、
    前記カムと前記バルブとの間に介在し、前記カムと同期して揺動する場合に前記カムの作用力を前記バルブに伝達する第2揺動部材と、
    前記第1揺動部材および前記第2揺動部材のうちの一方の揺動部材に対して、前記第1揺動部材および前記第2揺動部材のうちの他方の揺動部材に進退自在に配置され、前記他方の揺動部材内に進出することで前記第1揺動部材と前記第2揺動部材とを連結状態とし、前記一方の揺動部材内に退出することで前記第1揺動部材と前記第2揺動部材とを分離状態とするための切換ピンと、
    前記切換ピンをその進出方向に付勢する付勢手段と、
    前記切換ピンをその退出方向に駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段によって形成された前記分離状態を保持すべく電気的に駆動される保持手段と、
    前記分離状態の成立時に、前記第1揺動部材の揺動位置に応じて前記保持手段に供給する電力を変更する保持電力可変手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. 前記保持電力可変手段は、前記第1揺動部材が非揺動中である時に前記保持手段に供給する電力を、前記第1揺動部材が揺動中である時に前記保持手段に供給する電力よりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の動弁装置。
  3. 前記駆動手段は、
    前記切換ピンの進退動作に連動して変位可能であって前記切換ピンを介して前記付勢手段が発する付勢力を受ける変位部材と、
    前記カムと連動して回転する回転体の外周面に形成され、前記退出方向への前記変位部材の変位を案内する螺旋状溝と、
    前記変位部材に設けられ、前記螺旋状溝に挿脱自在な突起部と、を含み、
    前記保持手段は、内燃機関の静止部材に固定された固定部と前記変位部材に当接自在な当接部とを有し、前記当接部を前記変位部材に当接させることによって前記突起部を前記螺旋状溝に挿入させる挿入制御手段を含み、
    前記変位部材が前記退出方向の変位端に達した場合に、電気的に駆動された状態にある前記当接部と前記変位部材との係合部が、前記切換ピンから前記変位部材に伝達される前記付勢手段の付勢力を受け止めるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の動弁装置。
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JP2012036765A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁装置
JP2013213408A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の可変動弁機構

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