JP2010101134A - 開閉体制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開閉体又は開閉体周辺の構造部材に設置され、利用者による開閉体又は構造部材への叩き操作により生じる振動を検出する振動検出センサ1と、振動検出センサ1のセンサ出力信号から複数の帯域に対応する所定の周波数帯域の信号を取り出すフィルタ部3と、フィルタ部3を通過した振動検出センサ1のセンサ出力信号が叩き特徴を有するか否かを判定する叩き特徴判定部4と、叩き特徴判定部4の判定結果に基づいて、開閉体又は構造部材への叩き操作の有無及び叩き操作を加えられた場所を判定する叩き操作判定部6とを備える。
【選択図】図5
Description
開閉体又は開閉体周辺の構造部材に設置され、利用者による当該開閉体又は当該構造部材への叩き操作により生じる振動を検出する振動検出センサと、
前記振動検出センサのセンサ出力信号から複数の帯域に対応する所定の周波数帯域の信号を取り出すフィルタ部と、
前記フィルタ部を通過した前記センサ出力信号が叩き特徴を有するか否かを、前記複数の帯域ごとに判定する叩き特徴判定部と、
前記叩き特徴判定部の判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材への叩き操作の有無及び叩き操作を加えられた場所を判定する叩き操作判定部と、を備える点にある。
前記叩き操作判定部は、前記叩き特徴判定部と前記共振判定部との判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材への叩き操作の有無及び叩き操作を加えられた場所を判定すると好適である。
前記周波数判定部が、
叩き操作により生じる振動の周波数に対応する第1周波数帯域の前記センサ出力信号を通過させる第1フィルタと、
前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の前記センサ出力信号を通過させる第2フィルタと、を備え、
前記叩き特徴判定部が、
前記第1フィルタを通過した前記センサ出力信号が叩き特徴を有するか否かを判定する第1叩き特徴判定部と、
前記第2フィルタを通過した前記センサ出力信号が叩き特徴を有するか否かを判定する第2叩き特徴判定部と、を備え、
前記共振判定部が、前記第2フィルタを通過した前記センサ出力信号、又は前記第2周波数帯域よりも低い第3周波数帯域の前記センサ出力信号を通過させる第3フィルタを通過した前記センサ出力信号に基づいて、前記共振振動の有無を判定し、
前記叩き操作判定部が、
第1叩き特徴判定部の判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材の第1領域に対して叩き操作が行われたか否かを判定し、
第2叩き特徴判定部及び前記共振判定部の判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材の第2領域に対して叩き操作が行われたか否かを判定する、
と好適である。
叩き操作判定部6は、第1叩き特徴判定部41又は第2叩き特徴判定部42において叩き特徴が有ると判定された場合には、叩き操作有りと判定する。この時、第1叩き特徴判定部41のみにおいて叩き特徴が有ると判定された場合には、剛性の高い領域、即ち第1領域8に対して叩き操作が加えられたと判定する。一方、第2叩き特徴判定部42のみにおいて叩き特徴が有ると判定された場合には、剛性の低い領域、即ち第2領域9に対して叩き操作が加えられたと判定する。第1叩き特徴判定部41及び第2叩き特徴判定部42の双方において叩き特徴が有ると判定された場合には、予め定められた優先順位に従って、第1領域8又は第2領域9の何れかに対して叩き操作が加えられたと判定する。あるいは、叩き操作が加えられていないと判定するようにしてもよい。判定例1においては、共振判定部5を利用することなく、叩き操作の有無、及び叩き操作が加えられた位置が判定される。従って、判定例1のような判定を実施する場合には、共振判定部5を備えることなく、操作判定部2が構成されてもよい。
叩き操作判定部6は、第1叩き特徴判定部41のみにおいて叩き特徴があると判定され、共振判定部5において共振振動が無いと判定された場合には、ドアパネル23の剛性の高い箇所がノックされたと判定する。第2叩き特徴判定部42のみにおいて叩き特徴が有ると判定され、共振判定部5において共振振動が有ると判定された場合には、ドアパネル23の剛性の低い箇所がノックされたと判定する。第1叩き特徴判定部41及び第2叩き特徴判定部42の双方において叩き特徴が有ると判定された場合には、判定例1と同様に優先順位を決めておいても良いし、叩き操作が加えられていないと判定するようにしてもよい。判定例2においては、共振判定部5も利用して、叩き操作の有無、及び叩き操作が加えられた位置が判定される。
上記の判定条件は一例であり、その他にも種々の条件を設定することができる。例えば、第2叩き特徴判定部42のみにおいて叩き特徴が有ると判定され、共振判定部5において共振振動が無いと判定された場合には、操作指示が行われていないと判定することもできる。誤判定を廃して正確な判定を実施する上ではこのような判定が好ましい。但し、同じ条件において、ドアパネル23の剛性の低い箇所がノックされたと判定することもできる。共振が発生するほどの強さではないものの、叩き操作が加えられた場合が想定される。車両のスライドドア22の取り付け方や構造、ドアパネル23の材質などに応じて、適宜条件が定められると好適である。
(1)
以上、本発明を車両のスライドドアに適用した場合を例として説明したが、当然ながら本発明は、スライドドアに限定されるものではない。図7に示すように、バックドア25にも適用することができる。図7に示す例において、振動検出センサ1は、エンブレム26の裏側近傍に配接され、エンブレム26の両側の領域が剛性の高い第1領域8である。そして、バックドア25の下方が剛性の低い第2領域9である。
以上、本発明をスライドドア及びバックドア等の車両用ドアに適用した場合を例として説明したが、当然ながら本発明は、車両用ドアに限定されるものではない。車両のパワー・ウィンドゥや、ルーフ・ウィンドゥ等、車両内の他の開閉体にも適用可能である。
また、本発明の適用範囲は、車両用の開閉体に限定されるものではない。住宅やオフィス等の自動ドアなどにも適用することが可能である。
また、操作判定部2の構成は、図5に基づいて上述した構成に限定されるものではない。図8は、車両用ドア開閉装置の別の構成例を模式的に示すブロック図である。本構成は、プレ判定手段7を備えている点において、図5に示す構成と相違する。プレ判定手段7は、プレ判定部71とスイッチ72を有して構成される。スイッチ72は、振動検出センサ1とフィルタ部3との間に設けられ、一例としてアナログスイッチにより構成される。
3:フィルタ部
4:叩き特徴判定部
5:共振判定部
6:叩き操作判定部
22:スライドドア(開閉体)
23:ドアパネル
25:バックドア(開閉体)
31:第1フィルタ
32:第2フィルタ
33:第3フィルタ
41:第1叩き特徴判定部
42:第2叩き特徴判定部
Claims (3)
- 開閉体又は開閉体周辺の構造部材に設置され、利用者による当該開閉体又は当該構造部材への叩き操作により生じる振動を検出する振動検出センサと、
前記振動検出センサのセンサ出力信号から複数の帯域に対応する所定の周波数帯域の信号を取り出すフィルタ部と、
前記フィルタ部を通過した前記センサ出力信号が叩き特徴を有するか否かを、前記複数の帯域ごとに判定する叩き特徴判定部と、
前記叩き特徴判定部の判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材への叩き操作の有無及び叩き操作を加えられた場所を判定する叩き操作判定部と、
を備える開閉体制御装置。 - 前記開閉体又は前記構造部材への叩き操作に伴って当該開閉体又は当該構造部材に生じる共振振動の有無を、前記フィルタ部を通過した前記センサ出力信号に基づいて判定する共振判定部を備え、
前記叩き操作判定部は、前記叩き特徴判定部と前記共振判定部との判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材への叩き操作の有無及び叩き操作を加えられた場所を判定する請求項1に記載の開閉体制御閉装置。 - 前記フィルタ部は、
叩き操作により生じる振動の周波数に対応する第1周波数帯域の前記センサ出力信号を通過させる第1フィルタと、
前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の前記センサ出力信号を通過させる第2フィルタと、を備え、
前記叩き特徴判定部は、
前記第1フィルタを通過した前記センサ出力信号が叩き特徴を有するか否かを判定する第1叩き特徴判定部と、
前記第2フィルタを通過した前記センサ出力信号が叩き特徴を有するか否かを判定する第2叩き特徴判定部と、を備え、
前記共振判定部は、前記第2フィルタを通過した前記センサ出力信号、又は前記第2周波数帯域よりも低い第3周波数帯域の前記センサ出力信号を通過させる第3フィルタを通過した前記センサ出力信号に基づいて、前記共振振動の有無を判定し、
前記叩き操作判定部は、
第1叩き特徴判定部の判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材の第1領域に対して叩き操作が行われたか否かを判定し、
第2叩き特徴判定部及び前記共振判定部の判定結果に基づいて、前記開閉体又は前記構造部材の第2領域に対して叩き操作が行われたか否かを判定する、
請求項2に記載の開閉体制御装置。
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JP2008275847A JP5354258B2 (ja) | 2008-10-27 | 2008-10-27 | 開閉体制御装置 |
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JP5354258B2 JP5354258B2 (ja) | 2013-11-27 |
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JP2008275847A Expired - Fee Related JP5354258B2 (ja) | 2008-10-27 | 2008-10-27 | 開閉体制御装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023098610A1 (zh) * | 2021-11-30 | 2023-06-08 | 比亚迪股份有限公司 | 车门开启的控制方法及控制装置、车辆控制器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005098016A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ドアハンドル装置及びこれを備えたキーレスエントリー装置 |
JP2008248582A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Aisin Seiki Co Ltd | ドア開閉制御装置 |
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2008
- 2008-10-27 JP JP2008275847A patent/JP5354258B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5354258B2 (ja) | 2013-11-27 |
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