JP5282934B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents
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Description
車両用ドアに対する利用者の開閉操作の有無を判定して、当該車両用ドアを開閉する車両用ドア開閉装置であって、
振動検知センサと制御回路とを有し、前記利用者が前記車両用ドアに与える開閉操作による振動を検出する振動検出手段を備え、
前記制御回路は、
前記振動検知センサから得られる振動波形の山又は谷の何れかを繋いで形成される包絡線を取得し、
ピークに向かう前記包絡線が所定の第1閾値を超えてから、ピークを経て減衰する前記包絡線が前記第1閾値に戻るまでの継続時間によって判定される信号強度と、前記包絡線の形状特徴によって判定される類似度とに基づいて、前記利用者による前記車両用ドアの開閉操作の有無を判定し、
前記信号強度と前記類似度とが前記利用者によるものと判定される前記包絡線が所定の操作期間内に出現する回数から、前記利用者による前記車両用ドアの開閉操作の有無を判定し、
当該開閉操作が有りであっても、前記操作期間よりも短く設定される所定の操作可能期間内に前記包絡線が3回以上出現する場合に、前記利用者による前記車両用ドアの開閉操作が無いと判定する点にある。
信号強度と類似度とが利用者によるものと判定される場合、制御回路は、立ち上がり減衰する包絡線が所定の期間内に出現する回数から、乗員によるドアの開閉操作の有無を判断する。従って、利用者やその他の人や物が開閉操作を目的としないでドアに振動を与えた場合(例えば、体がドアに接触した場合)に、利用者の意志と関係なく開閉操作があると判定されることを抑制することができる。また、ノックなどの、利用者による連続した打ち叩き操作は、あまり高速な操作ではない。従って、所定の操作可能期間内に連続して打ち叩くことが可能な回数は限定される。そこで、例えば3回の打ち叩き操作が不可能と考えられる期間を操作可能期間として設定し、この期間内に包絡線が3回以上出現する場合には、開閉操作ではないと判定されるようにすれば、利用者の意思に依らない振動を開閉操作として判定する可能性を抑制することができる。
前記第1閾値よりも前記包絡線のピーク側に所定の第2閾値が設定され、
前記第1閾値と前記第2閾値との差と、ピークを経て減衰する前記包絡線が、前記第2閾値から前記第1閾値まで減衰する減衰時間とに基づいて、前記類似度を判定すると好適である。
前記第1閾値よりも前記包絡線のピーク側に所定の第3閾値が設定され、
前記包絡線のピークが前記第3閾値に達すると共に、前記継続時間が所定の基準時間以内である場合に、前記信号強度が許容範囲内であると判定すると好適である。
図1は、本発明の車両用ドア開閉装置1を搭載したスライドドア2(車両用ドア)を示す説明図である。本実施形態において、スライドドア2は、後述するドア制御部18により制御されるモータなどのアクチュエータにより自動で開閉作動するドアである。本実施形態において、スライドドア2が備えられる車両には、スマートエントリーシステムと称されるドアの施解錠及び開閉を自動制御するシステムが搭載されている。図1に示す符号30は、スマートエントリーシステムの認定手段の1つとしての車室外認定手段を模式的に示したものである。車室外認定手段30には、車両から降車している利用者(乗員)との通信を制御する車室外ドライバや、通信アンテナなどが備えられる(不図示)。また、車室内には、スマートエントリーシステムの認定手段の1つとして、車室内に居る利用者との通信を制御する車室内ドライバや通信アンテナを備える車室内認定手段(不図示)が備えられる。また、認定手段の中核となり、車室外認定手段及び車室内認定手段を制御するスマートエントリーシステムのシステムECU(electronic control unit)(不図示
)も、車室内に備えられる。
ω = 2πf ・・・(2)
(Vt−Vd)/T1b ≒ (Vt−Vd)/T1a ・・・(4)
このように、ピークが飽和しているか否かに拘わらず、即ち、利用者による開閉操作の強度に拘わらず、良好な判定が可能となる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図1〜図5を利用して説明した点、つまり振動検知装置10の構造や、包絡線Wの波形の形状の判定方法などについては第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。第2実施形態では、センサ回路12の判定部36が、さらに、増加して減衰する包絡線Wが所定の操作期間内に出現する回数から、利用者によるスライドドア2の開閉操作の有無を判定する。
尚、上記各実施形態では、スライドドア2に車両用ドア開閉装置1を搭載した実施形態を説明したが、スライドドア2に限定されるものではなく、本発明はバックドア、スイングドア等にも適用可能である。
2:スライドドア(車両用ドア)
3:ドアハンドル
10、10A:振動検出装置(振動検出手段)
11、21:圧電センサ(振動検知センサ)
12:センサ回路(制御回路)
41:振動波形
44:ピーク電圧(ピーク値)
Vt:第1閾値
Vd:第2閾値
Va:第3閾値
T1:減衰時間
T2:継続時間
W 包絡線
Claims (4)
- 車両用ドアに対する利用者の開閉操作の有無を判定して、当該車両用ドアを開閉する車両用ドア開閉装置であって、
振動検知センサと制御回路とを有し、前記利用者が前記車両用ドアに与える開閉操作による振動を検出する振動検出手段を備え、
前記制御回路は、
前記振動検知センサから得られる振動波形の山又は谷の何れかを繋いで形成される包絡線を取得し、
ピークに向かう前記包絡線が所定の第1閾値を超えてから、ピークを経て減衰する前記包絡線が前記第1閾値に戻るまでの継続時間によって判定される信号強度と、前記包絡線の形状特徴によって判定される類似度とに基づいて、前記利用者による前記車両用ドアの開閉操作の有無を判定し、
前記信号強度と前記類似度とが前記利用者によるものと判定される前記包絡線が所定の操作期間内に出現する回数から、前記利用者による前記車両用ドアの開閉操作の有無を判定し、
当該開閉操作が有りであっても、前記操作期間よりも短く設定される所定の操作可能期間内に前記包絡線が3回以上出現する場合に、前記利用者による前記車両用ドアの開閉操作が無いと判定する車両用ドア開閉装置。 - 前記第1閾値よりも前記包絡線のピーク側に所定の第2閾値が設定され、
前記制御回路は、
前記第1閾値と前記第2閾値との差と、
ピークを経て減衰する前記包絡線が、前記第2閾値から前記第1閾値まで減衰する減衰時間と、
に基づいて、前記類似度を判定する請求項1に記載の車両用ドア開閉装置。 - 前記第1閾値よりも前記包絡線のピーク側に所定の第3閾値が設定され、
前記制御回路は、前記包絡線のピークが前記第3閾値に達すると共に、前記継続時間が所定の基準時間以内である場合に、前記信号強度が許容範囲内であると判定する請求項1又は2の何れか一項に記載の車両用ドア開閉装置。 - 前記制御回路は、前記包絡線が前記操作期間内に出現する回数が2回以上である場合に、前記利用者による前記ドアの開閉操作が有ると判定する請求項1から3の何れか一項に記載の車両用ドア開閉装置。
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