JP2010100197A - アクティブヘッドレスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インフレータが作動することによって、乗員の後頭部を支承する部位が乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっている場合であっても、その飛び出し動作が確実に行われるアクティブヘッドレスト装置を提供することを課題とする。
【解決手段】車両に後突が発生すると、ステー22の下端に組み付けられているインフレータ50の内部に配置された伝達部材56が、このステー22の内部に配置されたロッド36を突き上げることによってロック機構Rのロック解除が行われ、このロック解除によって乗員の後頭部を支承する部位24が、乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっているアクティブヘッドレスト装置3であって、車両に後突が発生する前の常時には、伝達部材56は、その先端がステー22の内部に入り込む格好となるように、インフレータ50の内部に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、アクティブヘッドレスト装置に関し、詳しくは、車両に後突が発生すると、インフレータが作動することによって、乗員の後頭部を支承する部位が乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっているアクティブヘッドレスト装置に関する。
この種のアクティブヘッドレスト装置として、例えば、図7〜8に示される技術が既に知られている。この技術では、アクティブヘッドレスト装置103は、車両(図示しない)に後突が発生すると、インフレータ150が作動することによってロック機構rのロック解除が行われ、このロック解除によって乗員の後頭部を支承する支承板124が乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっている(図7参照)。これにより、車両に後突が発生した場合であっても、乗員の後頭部を瞬時に受け止めることができる。そのため、車両に後突が発生した場合でも、乗員の頭を保護することができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
独国特許発明第102005051109号明細書
しかしながら、上述したアクティブヘッドレスト装置103では、車両(図示しない)に後突が発生すると、ステー122の下端に組み付けられているインフレータ150の内部に配置されたピストン状の伝達部材156の先端が、このステー122の内部に配置されたロッド136の下端を突き上げることによってロック機構rのロック解除が行われる構造になっている。そのため、例えば、ステー122の配置にズレが生じた状態で車両に後突が発生すると、伝達部材156の先端はステー122の下端と干渉してしまう恐れがあった(図8の一部拡大図参照)。このように干渉すると、伝達部材156の先端は、ロッド136の下端を突き上げることができないため、結果として支承板124が飛び出ないといった問題が発生することとなっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、インフレータが作動することによって、乗員の後頭部を支承する部位が乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっている場合であっても、その飛び出し動作が確実に行われるアクティブヘッドレスト装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、車両に後突が発生すると、ステーの下端に組み付けられているインフレータの内部に配置された伝達部材が、このステーの内部に配置されたロッドを突き上げることによってロック機構のロック解除が行われ、このロック解除によって乗員の後頭部を支承する部位が、乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっているアクティブヘッドレスト装置であって、車両に後突が発生する前の常時には、伝達部材は、その先端がステーの内部に入り込む格好となるように、インフレータの内部に配置されている。
この構成によれば、例えば、ステーの配置にズレが生じた状態で、車両に後突が発生しても、伝達部材の先端はロッドの下端を確実に突き上げることができる。すなわち、伝達部材からロッドへの突き上げ力の伝達経路において、その伝達性能を向上させることができる。したがって、支承板の飛び出し動作を確実に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアクティブヘッドレスト装置であって、インフレータは、両端が開口した略筒状のブラケットを介してステーの下端に組み付けられており、ブラケットの一端側の開口には、インフレータの両端部のうち、伝達部材側の端部が差し込まれる格好で組み付けられ、ブラケットの他端側の開口には、ステーの下端が差し込まれる格好で組み付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ステーとインフレータは、ブラケットを介して組み付けられている。このとき、ステーの下端とインフレータの上端は、ブラケットの両端に差し込まれた状態で組み付けられている。このように、ブラケットという一部材を介してステーとインフレータは組み付け状態になっているため、この組み付け精度を向上させることができる。したがって、車両に後突が発生すると、インフレータの伝達部材はステーのロッドを確実に突き上げることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のアクティブヘッドレスト装置であって、インフレータの伝達部材とステーのロッドとは、所定の隙を介して配置されるようにそれぞれ設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、既に、ブラケットにインフレータが組み付けられている状態でブラケットに左のステーを差し込んで組み付けるとき、ステーの内部においてロッドが低い位置に配置されている状態であっても、もしくはインフレータの内部において伝達部材が高い位置に配置されている状態であっても、この所定の隙によって伝達部材の先端とロッドの下端が接触することはないため、乗員の後頭部を支承する部位の誤作動(誤った飛び出し)を防止できる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のアクティブヘッドレスト装置であって、伝達部材の作動ストロークは、ロッドの解除ストロークと所定の隙との合算値以上となるように設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、伝達部材の先端がロッドの下端を突き上げるとき、伝達部材の作動ストロークが不足してロッドの突き上げが未達になることはない。したがって、ロック機構のロック解除を確実に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜6を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係るアクティブヘッドレスト装置を備えた車両用シートの概略斜視図である。図2は、図1のインフレータの組み付け構造を示す分解斜視図である。図3は、図1のA−A線断面図である。図4は、図1のB−B線断面図である。図5は、図3において、支承板の飛び出しの途中状態を示している。図6は、図3において、支承板の飛び出しが完了した状態を示している。
なお、上述した各図では、シートバック2およびアクティブヘッドレスト装置3の内部構造を分かり易く示すために、これらのクッション構造および表皮構造を省略し内部のフレーム構造のみを示している。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した各図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シートを基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1〜4を参照して、本発明の実施例に係る車両用シートを説明する。図1に示す車両用シートは、例えば、自動車内に設けられている助手席であり、シートクッション(図示しない)と、シートバック2と、アクティブヘッドレスト装置3とから構成されている。以下に、これらの構成部材のうち、シートバック2とアクティブヘッドレスト装置3の詳細な構造を個別に説明する。
はじめに、シートバック2から説明する。シートバック2は、その輪郭を形成する左右一対のサイドフレーム10、10と、これら両サイドフレーム10の上端を橋渡す格好で組み付けられたアッパフレーム12と、これら両サイドフレーム10に対して包着状に組み付けられるパッド部材(図示しない)と、このパッド部材をカバーリングするカバー部材(図示しない)とから主として構成されている。
このシートバック2の構成部材のうち、アッパフレーム12について詳述すると、アッパフレーム12には、左右一対のホルダ14、14がそれぞれ固着されている。また、これら両ホルダ14には、後述するアクティブヘッドレスト装置3の左右一対のステー22、22をそれぞれ挿入係止可能な左右一対のサポート16、16がそれぞれ差し込まれている。また、アッパフレーム12には、左右一対のステー22、22ごとアクティブヘッドレスト装置3を昇降させる上下移動機構Mが組み付けられている。
次に、アクティブヘッドレスト装置3を説明する。アクティブヘッドレスト装置3は、その輪郭を形成する基部20と、この基部20をシートバック2に組み付ける左右一対のステー22、22と、この基部20の前面を覆うと共にシートクッションに着座した乗員の後頭部を支承する板状の支承板24と、この支承板24を乗員の後頭部側に向けて飛び出させる動作の起点となる(きっかけとなる)インフレータ50と、これら基部20と支承板24に対して包着状に組み付けられるパッド部材(図示しない)と、このパッド部材をカバーリングするカバー部材(図示しない)とから主として構成されている。
このアクティブヘッドレスト装置3の構成部材のうち、左右一対のステー22、22について詳述すると、左右一対のステー22、22はそれぞれパイプ状に構成されている。そして、これら両ステー22を既に説明したシートバック2の両サポート16にそれぞれ差し込むことによって、基部20をシートバック2に組み付けることができる。また、これら両ステー22のうち、左のステー22の内部にはロッド36が挿入されている。このとき、ロッド36は、その上端が後述するロック機構Rの支持部材34に引っ掛けられた状態で、その下端が後述するインフレータ50の伝達部材56の先端に向かい合う状態で、左のステー22の内部に挿入されている(図3参照)。
また、このアクティブヘッドレスト装置3の構成部材のうち、支承板24について詳述すると、支承板24は基部20に対してリンク機構Lを介して組み付けられている。このリンク機構Lは、両端が基部20と支承板24にそれぞれ枢着された左右一対のリンク棒28と、支承板24の背面(後面)に形成された左右一対の支承部26、26とから構成されている。この両支承部26には、その先端を橋渡す格好となるように連結ステー26aが固着されており、この連結ステー26aは基部20に形成された長孔20a内を移動可能となっている。このとき、連結ステー26aは、長孔20aの上端側に向けて引っ張りばね30によって付勢された状態で両支承部26に固着されている。
そして、引っ張りばね30の付勢力に抗して連結ステー26aが長孔20aの下端にあるときには、連結ステー26aは、支承板24が基部20に対して一体状態となるようにロック機構Rによってロックされた状態となっている(以下、この状態を「支承板24の通常状態」と記す)。そして、このロック解除が行われると引っ張りばね30の付勢力によって連結ステー26aが長孔20aの下端から上端に向けて移動していく。このようにリンク機構Lが作動することによって、支承板24が基部20から乗員の後頭部側に向けて飛び出る状態となっている。
このロック機構Rについて詳述すると、ロック機構Rは基部20に枢着されたフック32と、このフック32に係合可能に且つ基部20に枢着された支持部材34とから構成されている。そして、連結ステー26aが長孔20aの下端にあるとき、その連結ステー26aをフック32によって挟み込み、その挟み込んだフック32を支持部材34に係合させることで、連結ステー26aを引っ張りばね30の付勢力に抗して長孔20aの下端に保持させている(図4参照)。
この支持部材34には、既に説明したように左側のステー22の内部に配置されたロッド36の上端が引っ掛けられている。そして、後述するインフレータ50の作動によってロッド36の下端が突き上げられると、支持部材34が回動することでフック32と支持部材34との係合状態が解除され連結ステー26aの保持が解除される(ロック機構Rのロック解除が行われる)構造となっている。このようにしてロック機構Rは構成されている。
また、このアクティブヘッドレスト装置3の構成部材のうち、インフレータ50について詳述すると、インフレータ50は略L字状に折れ曲がり形成された筒状の本体52と、この本体52の内部の一端側に配置された火薬54と、同他端側に配置されたピストン形状の伝達部材56とから構成されている。このインフレータ50は、両端が開口した略筒状のブラケット42を介して左のステー22の下端に組み付けられている。
この組み付け構造について詳述すると、インフレータ50は、その上端(伝達部材56側の端部)がブラケット42の下端側の開口に差し込まれる格好となるように、螺合によってブラケット42に組み付けられている。このように螺合させることによって、インフレータ50がブラケット42から抜け落ちることを防止できる。なお、ブラケット42は、ボルトBを介して上下移動機構Mに組み付けられている。
一方、左のステー22は、その下端がブラケット42の上端側の開口に差し込まれる格好となるように、ピン(図示しない)を介してブラケット42に組み付けられている。このようにピンを介して組み付けることによって、ブラケット42が左のステー22から抜け落ちることを防止できる。
なお、車両に後突が発生する前の常時には、インフレータ50の伝達部材56は、その先端が左のステー22の内部に入り込む格好となるように、インフレータ50の内部に配置されている。このとき、インフレータ50の伝達部材56と左のステー22のロッド36とは、所定の隙L3を介して配置されるように予めそれぞれ設定されている(図3の一部拡大図参照)。
また、右のステー22も、その下端が上下移動機構Mの開口に差し込まれる格好となるように、上下移動機構Mに組み付けられている。そのため、上下移動機構Mを昇降させると、両ステー22およびインフレータ50と共にアクティブヘッドレスト装置3をシートバック2に対して昇降させることができる。したがって、乗員の所望する高さ位置に支承板24を設定することができる。
なお、インフレータ50は、ECU(図示しない)と電気的に接続されており、車両に後突が発生したことをECUが検出すると、ECUから送られてくる後突発生信号を検出できる構造となっている。そして、インフレータ50は、後突発生信号を検出すると火薬54を爆発させ、その爆発力によって伝達部材56を作動させてロッド36を突き上げる構造となっている。
また、インフレータ50の伝達部材56の作動ストローク(火薬54の爆発力によって伝達部材56が移動する距離)L1は、ロッド36の解除ストローク(ロック機構Rのロック解除を行うためにロッド36が移動する距離)L2と上述した所定の隙L3との合算値以上となるように設定されている。
次に、上述した構成から成るアクティブヘッドレスト装置3の作用を説明する。図3に示すように、支承板24の通常状態において、車両に後突が発生すると、インフレータ50の火薬54の爆発力によってロッド36が突き上げられる。すると、ロック機構Rのロック解除が行われるため、連結ステー26aは、基部20の長孔20aの下端から上端に向けて移動していく(図5参照)。この移動に伴ってリンク機構Lが作動することによって、支承板24が基部20に対して乗員の後頭部側に向けて飛び出した状態へと移行する(図6参照)。このようにして、車両に後突が発生すると、支承板24によって乗員の後頭部を瞬時に受け止めることができる。
本発明の実施例に係るアクティブヘッドレスト装置3は、上述したように構成されている。この構成によれば、車両に後突が発生する前の常時には、伝達部材56は、その先端が左のステー22の内部に入り込む格好となるように、インフレータ50の内部に配置されている。そのため、例えば、ステー22の配置にズレが生じた状態で、車両に後突が発生しても、伝達部材56の先端はロッド36の下端を確実に突き上げることができる。すなわち、伝達部材56からロッド36への突き上げ力の伝達経路において、その伝達性能を向上させることができる。したがって、支承板24の飛び出し動作を確実に行うことができる。
また、この構成によれば、左のステー22とインフレータ50は、ブラケット42を介して組み付けられている。このとき、左のステー22の下端とインフレータ50の上端は、ブラケット42の両端に差し込まれた状態で組み付けられている。このように、ブラケット42という一部材を介して左のステー22とインフレータ50は組み付け状態になっているため、この組み付け精度を向上させることができる。したがって、車両に後突が発生すると、インフレータ50の伝達部材56は左のステー22のロッド36を確実に突き上げることができる。
また、この構成によれば、インフレータ50の伝達部材56と左のステー22のロッド36とは、所定の隙L3を介して配置されるようにそれぞれ設定されている。そのため、例えば、既に、ブラケット42にインフレータ50が組み付けられている状態でブラケット42に左のステー22を差し込んで組み付けるとき、ステー22の内部においてロッド36が低い位置に配置されている状態であっても、もしくはインフレータ50の内部において伝達部材56が高い位置に配置されている状態であっても、この所定の隙L3によって伝達部材56の先端とロッド36の下端が接触することはないため、支承板24の誤作動(誤った飛び出し)を防止できる。
また、この構成によれば、伝達部材56の作動ストロークL1は、ロッド36の解除ストロークL2と上述した所定の隙L3との合算値以上となるように設定されている。そのため、伝達部材56の先端がロッド36の下端を突き上げるとき、伝達部材56の作動ストロークが不足してロッド36の突き上げが未達になることはない。したがって、ロック機構Rのロック解除を確実に行うことができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、車両用シートが助手席である場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、車両内に配置される席であれば、車両用シートはどの座席(例えば、運転席、後部席等)であっても構わない。
また、実施例では、ヘッドレスト3の構成部材のうち、支承板24が基部20に対して乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっている場合を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、支承板24と基部20とが一体的に構成されており、基部20が左右一対のステー22、22に対して乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造であっても構わない。
図1は、本発明の実施例に係るアクティブヘッドレスト装置を備えた車両用シートの概略斜視図である。 図2は、図1のインフレータの組み付け構造を示す分解斜視図である。 図3は、図1のA−A線断面図である。 図4は、図1のB−B線断面図である。 図5は、図3において、支承板の飛び出しの途中状態を示している。 図6は、図3において、支承板の飛び出しが完了した状態を示している。 図7は、従来技術に係るアクティブヘッドレスト装置の縦断面図であり、図3に相当する図である。 図8は、従来技術における問題点を示す図である。
符号の説明
3 アクティブヘッドレスト装置
22 ステー
24 支承板
36 ロッド
42 ブラケット
50 インフレータ
56 伝達部材
R ロック機構

Claims (4)

  1. 車両に後突が発生すると、ステーの下端に組み付けられているインフレータの内部に配置された伝達部材が、このステーの内部に配置されたロッドを突き上げることによってロック機構のロック解除が行われ、このロック解除によって乗員の後頭部を支承する部位が、乗員の後頭部側に向けて飛び出る構造となっているアクティブヘッドレスト装置であって、
    車両に後突が発生する前の常時には、伝達部材は、その先端がステーの内部に入り込む格好となるように、インフレータの内部に配置されていることを特徴とするアクティブヘッドレスト装置。
  2. 請求項1に記載のアクティブヘッドレスト装置であって、
    インフレータは、両端が開口した略筒状のブラケットを介してステーの下端に組み付けられており、
    ブラケットの一端側の開口には、インフレータの両端部のうち、伝達部材側の端部が差し込まれる格好で組み付けられ、
    ブラケットの他端側の開口には、ステーの下端が差し込まれる格好で組み付けられていることを特徴とするアクティブヘッドレスト装置。
  3. 請求項1〜2のいずれか1項に記載のアクティブヘッドレスト装置であって、
    インフレータの伝達部材とステーのロッドとは、所定の隙を介して配置されるようにそれぞれ設定されていることを特徴とするアクティブヘッドレスト装置。
  4. 請求項3に記載のアクティブヘッドレスト装置であって、
    伝達部材の作動ストロークは、ロッドの解除ストロークと所定の隙との合算値以上となるように設定されていることを特徴とするアクティブヘッドレスト装置。











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