JP2010100164A - 三輪自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、三輪自転車に係り、特に、自立して乗りやすい三輪自転車からコンパクトな3輪のキャリーカーや三輪の車椅子に形態を変えることができ、かつ、その際に操作を簡単かつ確実に行うことができるようにしたものである。
【解決手段】本発明は、前輪、ハンドル、ハンドル軸などを備えた前輪側フレームと、後輪、ペダル、クランク軸、サドルなどを備えた後輪側フレームとを、ロック手段により形態ごとに定めた結合位置で固定及び解除ができるように構成して、両フレームの下方を離して結合することにより自立した三輪自転車として利用可能とし、両フレームを接近させて結合することによりコンパクトな三輪のキャリーカーとして搬送可能とし、サドル、ハンドルの高さを低くかつ逆向きにするとともに両フレームを中間位置で結合することにより車椅子として利用可能としたのである。
【選択図】図2

Description

本発明は、三輪自転車に係り、特に、三輪自転車から三輪の車椅子や三輪のキャリーカーに形態を変えることができるようにしたものである。
従来、前2輪後1輪の三輪自転車や前1輪後2輪の三輪自転車が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
そして、前1輪後2輪の三輪自転車において、乗車時に左右後輪の間隔を広げ安定に走行させ、駐輪時に後輪の間隔を狭めて駐車場所を減少するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来、折りたたみ二輪自転車において、ハンドルシャフトを回転可能に支持しているハンドルフレームの下部にハンドルシャフトと一体に回転するブラケットを設け、このブラケットの左右のヒンジ部にそれぞれシリンダが取付けられ、それらのシリンダにはそれぞれサスペンションを介して前車輪をその回転軸に対して直角な平面で2分割した車輪半部を回転可能に支持する支持ロッドが設けられ、折りたたんだ状態で前記車輪半部が後車輪の両側に位置するようして、折りたたんだ状態で自立させ、移動を容易にするようにしたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平8−53091号 公報 特開2001−10577号 公報 特開2004−182019号 公報
特許文献1に記載された前2輪後1輪の三輪自転車は、コーナリングなどの走行性能の向上を図っているが、三輪自転車以外の他の用途に形態を変えることができないという問題があった。
また、特許文献2に記載された前1輪後2輪の三輪自転車は、駐輪時に後輪の間隔を狭めて駐輪場所を減少することができるが、三輪自転車以外の他の用途に形態を変えることができないという問題があった。
さらに、特許文献3に記載された折りたたみ2輪自転車は、折りたたんだ状態で前記車輪半部が後車輪の両側に位置するようして、折りたたんだ状態で自立させ、移動を容易にするようにしているので、キャリーカーに近い感覚で移動させることができるように形態を変えているが、折りたたみ構造が複雑であるという問題があった。
特に、前輪を回転軸に対して直角な平面で2分割して車輪半部を回転可能に支持する支持ロッドを設けるという構造が複雑であるという問題があった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、三輪にして自立し、乗り易い自転車としながら、三輪を活用して、車椅子やキャリーカーに形態を変えることにより、多用途に利用できるようにすることを目的としている。
請求項に係る本発明は、左右前輪と、後輪と、前輪の方向を操舵する操舵装置と、サドルと、ペダル及びクランク軸を有し後輪を駆動する駆動装置と、メインフレームとを備えた前2輪後1輪の三輪自転車において、
メインフレームを、前輪及び操舵装置を取付けた前部フレームと、後輪、サドル及び駆動装置を取付けた後部フレームとから形成し、
前部フレームは、操舵装置のハンドル軸を回動自在に支持し、下端に前輪を回転自在に軸支する前輪軸を取付けるとともに、後部フレームに固定する第一接続部及び第二接続部を、第一接続部が下方で、第二接続部が第一接続部の上方位置で回動自在に支持された所定長の接続アームを介してそれぞれ設けており、
操舵装置のハンドル軸は長さを調節可能に形成するとともに、ハンドルは水平方向で前後の向きを変更可能とし、
後部フレームは、第一アームと、後輪フレームとから形成し、
第一アームは、上端が後輪側上方に位置し下端が前輪側に位置し、かつ前部フレーム側に中心が位置する円弧状に傾斜して設けるとともに、上下方向中央に位置する外管部と、外管部内をスライド可能で下方に延びる中管部と、中管部内をスライド可能で上方に延びる内管部とで三重に形成し、
第一アームにおける内管部の上端に固定したサドルは水平方向で前後の向きを変更可能とするとともに、内管部をスライドさせて第一アームの上下方向長さを調節可能としてサドルの高さを調節可能に形成し、
第一アームにおける中管部の下端に前部フレームの第一接続部に固定する第一固定部を設け、第一アームにおける外管部には、第一固定部から第一所定距離斜め上方に第二接続部に固定可能な第二固定部を設け、第二固定部から斜め上方の第二所定位置に第二接続部を固定可能な第四固定部を設けており、
後輪フレームは、第一アームにおける外管部に後輪の位置を調節可能に固定するとともに、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第三長さで開脚した第三位置とで第一アームにおける外管部に固定可能に形成し、
第二接続部には第二固定部及び第四固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームにおける内管部の先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
ペダルを左右とも下方に固定可能に形成し、
第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームにおける外管部に固定して前2輪後1輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームにおける外管部に固定し、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向け、ペダルを左右とも下方に固定して前1輪後2輪の車椅子として利用可能とした三輪自転車である。
請求項に係る本発明は、請求項に係る本発明の構成に加え、第一アームおける外管部には、第二固定部から斜め上方の第一所定位置に第二接続部を固定可能な第三固定部を設け、
後輪フレームは、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第二長さで開脚した第二位置と、第三長さで開脚した第三位置とで第一アームにおける外管部に固定可能に形成し、
第二接続部には第二固定部、第三固定部及び第四固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームにおける内管部の先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームにおける外管部に固定して前2輪後1輪の三輪自転車として利用可能とし、第二接続部をロック手段により第三固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第一所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第二位置で第一アームにおける外管部に固定することにより三輪を使用したキャリーカーとして搬送可能とし、さらに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームにおける外管部に固定し、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向け、ペダルを左右とも下方に固定して前1輪後2輪の車椅子として利用可能とした三輪自転車である。
請求項に係る本発明は、前輪と、左右後輪と、前輪の方向を操舵する操舵装置と、サドルと、ペダル及びクランク軸を有し後輪を駆動する駆動装置と、メインフレームとを備えた前1輪後2輪の三輪自転車において、
メインフレームを、前輪及び操舵装置を取付けた前部フレームと、後輪、サドル及び駆動装置を取付けた後部フレームとから形成し、
前部フレームは、下端に前輪を回転自在に軸支したフォークを備えた操舵装置におけるハンドル軸を回動自在に支持するとともに、後部フレームに固定する第一接続部及び第二接続部を、第一接続部が下方で、第二接続部が第一接続部の上方位置で回動自在に支持された所定長の接続アームを介してそれぞれ設けており、
操舵装置のハンドル軸は長さを調節可能に形成するとともに、ハンドルは水平方向で前後の向きを変更可能とし、
後部フレームは、第一アームと、後輪フレームとから形成し、
第一アームは、上端が後輪側上方に位置し下端が前輪側に位置し、かつ前部フレーム側に中心が位置する円弧状に傾斜して設けるとともに、上下方向中央に位置する外管部と、外管部内をスライド可能で下方に延びる中管部と、中管部内をスライド可能で上方に延びる内管部とで三重に形成し、
第一アームにおける内管部の上端に固定したサドルは水平方向で前後の向きを変更可能とするとともに、内管部をスライドさせて第一アームの上下方向長さを調節可能としてサドルの高さを調節可能に形成し、
第一アームにおける中管部の下端に前部フレームの第一接続部に固定する第一固定部を設け、第一アームにおける外管部には、第一固定部から第一所定距離斜め上方に第二接続部に固定可能な第二固定部を設け、第二固定部から斜め上方の第二所定位置に第二接続部を固定可能な第四固定部を設けており、
後輪フレームは、第一アームにおける外管部に後輪の位置を調節可能に固定するとともに、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第三長さで開脚した第三位置とで第一アームにおける外管部に固定可能に形成し、
第二接続部には第二固定部及び第四固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームにおける内管部の先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
ペダルを左右とも下方に固定可能に形成し、
第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームにおける外管部に固定して前1輪後2輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームにおける外管部に固定し、さらに、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向け、ペダルを左右とも下方に固定して前2輪後1輪の車椅子として利用可能とした三輪自転車である。
請求項に係る本発明は、請求項1〜のいずれかに係る本発明の構成に加え、第二接続部に形成したロック手段は、第一アームにおける外管部に形成した係合穴に係合する係合ピンと、係合ピンを係合穴に嵌るように作用する弾性部材と、係合ピンを係合穴から離脱させるように操作する操作部材とを備えている三輪自転車である。
請求項に係る本発明は、第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームにおける外管部に固定して前2輪後1輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームにおける外管部に固定し、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向け、ペダルを左右とも下方に固定して前1輪後2輪の車椅子として利用可能としたから、前2輪後1輪の三輪自転車にすることによって自立させて乗り易い自転車としながら前1輪後2輪の車椅子としても利用することができるのである。
請求項に係る本発明は、請求項に係る本発明の効果に加え、第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームに固定して前2輪後1輪の三輪自転車として利用可能とし、第二接続部をロック手段により第三固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第一所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第二位置で第一アームにおける外管部に固定することにより三輪を使用したキャリーカーとして搬送可能とし、さらに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームにおける外管部に固定し、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向け、ペダルを左右とも下方に固定して前1輪後2輪の車椅子として利用可能としたから、キャリーカーとして搬送を容易にすることができ、バス、電車等の公共交通機関にも持ち込むことができるという効果を併せ有するのである。
請求項に係る本発明は、第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームにおける外管部に固定して前1輪後2輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームにおける外管部に固定し、さらに、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向け、ペダルを左右とも下方に固定して前2輪後1輪の車椅子として利用可能としたから、前1輪後2輪の三輪自転車にすることによって自立させて乗り易い自転車としながら前2輪後1輪の車椅子としても利用することができるのである。
請求項に係る本発明は、請求項1〜のいずれかに係る本発明の効果に加え、第二接続部に形成したロック手段は、第一アームにおける外管部に形成した係合穴に係合する係合ピンと、係合ピンを係合穴に嵌るように作用する弾性部材と、係合ピンを係合穴から離脱させるように操作する操作部材とを備えているから、三輪自転車から車椅子やキャリーカーに形態を変える操作を簡単かつ確実に行なうことができるのである。
以下、本発明の実施の形態を添付した図面により詳細に説明する。
図1〜図10は、本発明の第一の実施の形態に係る図面であり、図1は前2輪後1輪の三輪自転車の正面図、図2は図1の側面図、図3は図1の一部を省略した平面図、図4は図2のA矢視による部分図、図5はロック手段の説明図、図6〜図8は操舵装置を示す図で、図6は一部を断面とした平面図、図7は図6の部分拡大図、図8は図7の部分拡大斜視図、図9はキャリーカーに形態を変えた側面図、図10は前1輪後2輪の車椅子に形態を変えた側面図である。
また、図11〜図14は本発明の第二の実施の形態に係る図面であり、図11は前1輪後2輪の三輪自転車の側面図、図12は図11の一部を省略した平面図、図13はキャリーカーに形態を変えた側面図、図14は前2輪後1輪の車椅子に形態を変えた側面図である。
図1〜図10に基づき、本発明の第一の実施の形態に係る三輪自転車について説明する。
1は、前2輪後1輪の三輪自転車であり、左右前輪2と、後輪3と、前輪2の方向を操舵する操舵装置4と、サドル5と、ペダル6及びクランク軸7を有し後輪3を駆動する駆動装置8と、メインフレーム9とを備えている。
メインフレーム9は、左右前輪2及び操舵装置4を取付けた前部フレーム10と、後輪3、サドル5及び駆動装置8を取付けた後部フレーム11とから形成している。
前部フレーム10は、操舵装置4のハンドル軸12を回動自在に支持するとともに、下端に前輪2を回転自在に軸支する前輪軸2aを取付けている。
また、前部フレーム10は、図2に示すように、上端にハンドル軸12の長さを調整するとともにハンドル軸12を回動してハンドル12aを水平方向で前後の向きを変更可能とするハンドル調整ネジ12bを設けており、前部フレーム10の軸径を下方部10aが上方部10bよりも大きく形成している。
前部フレーム10の下方部10aにおいて枠状の前輪支持フレーム14を後方に突出するように設けており、この前輪支持フレーム14は前部フレーム10の一部を構成しており、この前輪支持フレーム14に設けた第一接続部15及び第二接続部16により、後部フレーム11に固定するようにしている。
前輪支持フレーム14における下方に第一接続部15を設け、前輪支持フレーム14における第一接続部15の上方位置に支持ピン14aで回動自在に支持された所定長のコイルバネからなる接続アーム17を設け、この接続アーム17の端部に第二接続部16を設けている。
また、前輪支持フレーム14の下方には、前輪操舵ボックス18を設けており、第一接続部15を設けた位置の近くの分岐部19から前輪操舵ボックス18に向けて、図6に示すように90度の角度で分岐した補強フレーム14bを形成して、補強フレーム14bを前輪操舵ボックス18に固定している。
後部フレーム11は、第一アーム20と、後輪フレーム21とから形成している。
第一アーム20は、上端が後輪3側上方に位置し下端が前輪2側に位置し、かつ、前部フレーム10側に中心が位置する円弧状に傾斜して設けるとともに、上下方向中央に位置する外管部20aと、この外管部20a内をスライド可能で下方に延びる中管部20bと、この中管部20b内をスライド可能で上方に延びる内管部20cとで三重に形成している。
第一アーム20における内管部20cの上端に固定したサドル5は調整ネジ5aにより水平方向で前後の向きを変更可能に形成するとともに、内管部20cを中管部20b内でスライドさせて調節固定リング20dにより、第一アーム20の上下方向長さを調節可能として、サドル5の高さを調節可能に形成している。
第一アーム20における中管部20bの下端に前部フレーム10の第一接続部15に固定する第一固定部22を設け、第一アーム20における外管部20aには、この第一固定部22から第一所定距離斜め上方に第二接続部16に固定可能な第二固定部23を設け、この第二固定部23から斜め上方の第一所定位置に第二接続部16を固定可能な第三固定部24を設け、さらに、この第二固定部23から斜め上方の第二所定位置に第二接続部16を固定可能な第四固定部25を設けている
後輪フレーム21は、第一アーム20における外管部20aに後輪3の位置を調整可能に固定している。
すなわち、後輪フレーム21は、左右前輪2を軸支した前輪軸2aと後輪3との距離を、第一長さL1で開脚した第一位置と、第一長さL1よりも短い第二長さL2で開脚した第二位置と、第一長さL1と第二長さL2との中間の第三長さL3で開脚した第三位置とで第一アーム20における外管部20aに第一ゲージ付ロック手段26により固定可能に形成している。
そして、前部フレーム10の一部を構成する前輪支持フレーム14に設けた第二接続部16には、後部フレーム11の一部を形成する第一アーム20における外管部20aに設けた第二固定部23、第三固定部24及び第四固定部25のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段27を形成している。
メインフレーム9を形成する前部フレーム10と後部フレーム11とは、前輪支持フレーム14に設けた第一接続部15と第一アーム20における中管部20bの下端に設けた第一固定部22とをこれら第一接続部15、第一固定部22を支点として第一アーム20における内管部20cの先端が前部フレーム10側に回動自在となるように第二ゲージ付ロック手段28により結合している。
次に、ロック手段27及びロック手段27と係合する第二固定部23、第三固定部24及び第四固定部25の構造の一例を図5a〜図5dに基き説明する。
図5a及び図5bはロック状態と解除状態における第一アーム20の外管部20aの管軸に沿った断面を示す説明図であり、図5c及び図5dはロック状態における外管部20aの管軸に交差する一部断面を示す説明図であり、図5a〜図5dに示すように、外管部20aの上面側に断面T字状のガイドレール29を形成している。
外管部20aのガイドレール29には、図5a〜図5dに示すように、図2に示す第二固定部23となる位置に第二係合穴23aを、図9に示す第三固定部24となる位置に第三係合穴24aを、及び図10に示す第四固定部25となる位置に第四係合穴25aをそれぞれ穿設している。
前輪支持フレーム14における接続アーム17の端部の第二接続部16に形成したロック手段27は、結合ピン部30と操作部31とから形成している。
結合ピン部30は、接続アーム17の端部に溶接で固定された本体部30aと、T字状のガイドレール29に跨ってスライド可能な形状に形成した保持部30bとを備えており、保持部30bの上方を本体部30aにボルト30cとナット30dとにより固定している。
操作部31は、幅の狭い円筒状で下方に開口部31aを有するカバー31bと、カバー31bの開口部31aから出入り可能に設けた係合ピン31cと、カバー31bの下方内面に一端を支点として支点ピン31dにより回動可能に支持された操作アーム31eと、係合ピン31cと操作アーム31eとを連結した連結ピン31fと、操作アーム31eの他端に固定された円環状の操作部材31gと、操作アーム31eの底面に固定され一端をカバー31bの内面に固定された板バネからなる弾性部材31hとを備えている。
そして、ロック手段27により、第一アーム20の外管部20aに設けた第二固定部23の第二係合穴23a、第三固定部24の第三係合穴24a及び第四固定部25の第四係合穴25aのいずれかに、前部フレーム10の一部を構成する前輪支持フレーム14に設けた第二接続部16を固定するのである。
ロック手段27による第二接続部16の第二固定部23、第三固定部24又は第四固定部25への解除は、三輪自転車1の使用者が指を操作部材31gに挿入して弾性部材31hの弾性力に抗して持ち上げて係合ピン31cを第二係合穴23a、第三係合穴24a又は第四係合穴25aから解除するのである。
次に、ロック手段27による第二接続部16の第二固定部23、第三固定部24又は第四固定部25へのロックは、選択した第二係合穴23a、第三係合穴24a又は第四係合穴25aの位置で操作部材31aを離せば、弾性部材31hの弾性力により、係合ピン31cが選択した第二係合穴23a、第三係合穴24a又は第四係合穴25aに嵌り込み、第二接続部16が選択した第二固定部23、第三固定部24、第四固定部25のいずれかに固定されるのである。
次に、ハンドル12aを前後に操作することにより前部フレーム10に回動自在に支持されたハンドル軸12の回動によって左右前輪2の向きを操舵する機構の一例を図6〜図8に基き説明する。
前部フレーム10の一部を構成する前輪支持フレーム14の下方には、左右前輪2間の中央位置に前輪操舵ボックス18を設けている。
前輪操舵ボックス18は、図1に示すように、底面が水平で、中央上方に向かって傾斜しており、中央部に上方への膨出部18aを形成しており、この膨出部18aの前面に発電機(図示せず)に接続したライト18bを設け、下方前方にバンパー18cを設けている。
前輪操舵ボックス18の左右側部18dには前輪軸2aを支持しており、ハンドル軸12に連結した方向操舵バー12cを軸方向に移動自在に支持している。
前輪軸2aは左右端部には、前輪軸2aと直交し直立した前輪軸受バー2bを固定して設けている。
前輪軸受バー2bは、前輪軸2aを挟んで上下に車輪受リング2cを回転可能に支持するとともに、車輪受リング2cの位置決め部材2dを固定している。
これら上下の車輪受リング2cには、半円筒状の前輪回転受軸用取付部材2eを固定している。
前輪回転受軸用取付部材2eには、前輪軸2aの端部を延長した方向に前輪回転受軸2fを固定している。
前輪回転受軸2fには、左右前輪2を軸受を介して回転可能に固定部材2gにより取付けている。
なお、図6〜図8において、2hはタイヤ、2iはリムである(図6〜図8を除く図面においては、タイヤ2hの符号の表示及びリム2iの図示を省略している)。
図6に示すように、ハンドル軸12に直交して水平に固定された方向操舵アーム12dを、方向操舵アーム12dの端部に連結された長さ調節機構12eを介して方向操舵バー12cに連結している。
方向操舵バー12cの両端部をそれぞれリンク機構12fを介して振子アーム12gに連結し、振子アーム12gの他端部を前輪回転受軸用取付部材2eに連結するとともに、振子アーム12gを二分割してその連結部に筒状部12hと筒状部12hに出入可能な軸部12iを形成して長さを調節可能にしている。
そして、ハンドル12aを操作することによりハンドル軸12の回動を方向操舵アーム12dの角度変動に変換し、長さ調節機構12eを介して方向操舵バー12cの動き(図7において、上下の動き)に変換し、リンク機構12fを介して振子アーム12gの角度変動に変換している。
さらに振子アーム12gの角度変動を前輪回転受軸用取付部材2eの回動に伝達し、前輪回転受軸用取付部材2eに固定された前輪回転受軸2fを車輪軸受バー2bを支点として左右前輪2の向きを操作することができるのである。
次に、三輪自転車1として使用する場合の駆動装置8の一例を説明する。
駆動装置8は、三輪自転車1の使用者がペダル6を踏むことによりクランク軸7に駆動力を伝達し、クランク軸7の駆動力を可撓性の駆動軸32に伝達し、駆動軸32の回転力を後輪フレーム21に回転自在に支持された後輪軸3aに伝達して後輪3を駆動するのである。
クランク軸7の駆動力を駆動軸32に伝達するのは、クランク軸7と駆動軸32の入力側とに設けた歯車機構32aにより行うのであり、駆動軸32の回転力を後輪軸3aに伝達するのは、駆動軸32の出力側と後輪軸3aとに設けた歯車機構32bにより行なうのである。
そして、ペダル6を踏むことにより駆動力が、クランク軸7、歯車機構32a、駆動軸32、歯車機構32b及び後輪軸3aに伝達されて、後輪軸3aに固定された後輪3を駆動するのである。
次に、前2輪後1輪の三輪自転車1として利用可能とする場合、三輪を使用したキャリーカー1aとして利用可能とする場合及び前1輪後2輪の車椅子1bとして利用可能とする場合のそれぞれの形態について、説明する。
まず、図1〜図4に示す前2輪後1輪の三輪自転車1として利用可能とする場合は、ロック手段27の係合ピン31cを第二固定部23の第二係合穴23aに係合することにより、第二接続部16を第二固定部23に結合し、かつ、後輪フレーム21を第一位置で第一アーム20の外管部20aに固定するのである。
また、図9に示す三輪を使用したキャリーカー1aとして利用可能とする場合は、ロック手段27の係合ピン31cを第三固定部24の第三係合穴24aに係合することにより、第二接続部16を第三固定部24に結合して第一アーム20を図2の状態から前部フレーム10側に第一所定角度回動させ、かつ、後輪フレーム21を図2の状態から前輪2側に回動して第二位置で第一アーム20の外管部20aに固定するのである。
この場合、図2及び図9に示すように、後輪フレーム21を第一ゲージ付ロック手段26により第一アーム20の中央部である外管部20aの上端に固定しているが、図2の三輪自転車1の場合と、図9のキャリーカー1aの場合とで、後輪フレーム21の第一アーム20に対する位置関係が変化するので、外管部20aが中管部20bをスライドして変化を吸収できるように形成している。
さらに、キャリーカー1aとして利用可能とする場合には、電車、バス、タクシーなどの公共交通手段に携帯して持ち込み易いように、ハンドル軸12の長さを短く調節するとともに、第一アーム20の長さを短く調節してコンパクトなキャリーカー1aに形成している。
また、左右前輪2のタイヤ2h間の間隔を狭くしてコンパクトにするために、図6に示すように、前輪軸2aを中央部の第一外管2jと第一外管2j内をスライド可能な第二外管2kと第二外管2kにスライド可能な軸部2mとに分割し、方向操舵バー12cを外管12jと外管12jにスライド可能な軸部12kとに分割して、キャリーカー1aに変形する場合、左右前輪2の幅を狭くすることができる。
三輪自転車1として利用する場合の左右前輪2の幅は、60cmであるのに対し、キャリーカー1aに変形する場合の幅を45cmにコンパクトにしている。
また、ハンドル12aを水平方向で前後の向きを変更可能として、キャリーカー1aとして利用する場合に、使用者の好みに合わせてハンドル12aの向きを変えることができるようにしている。
そして、第一アーム20は、上端が後輪3側上方に位置し下端が左右前輪2側に位置し、かつ、前部フレーム10側に中心が位置する円弧状に傾斜して設けているので、図9のキャリーカー1aとして利用する場合に、サドル5をハンドル12a側に近接させてコンパクトにすることができる。
円弧状の半径はこの実施の形態では70cmとしているが、60cm〜80cmが望ましい。
また、キャリーカー1aとして利用可能とする場合には、特にコンパクト化とともに軽量化が望まれるので、主要部品はできるだけ材質をアルミニウム合金製とし、各種ピン、ボルトナット、ネジなどは材質をステンレススチール製とするのである。
また、軽量化のために筒状にできる部品は筒状とするのである。
さらに、図10に示す前1輪後2輪の車椅子1bとして利用可能とする場合は、ロック手段27の係合ピン31cを第四固定部25の第四係合穴25aに係合することにより、第二接続部16を第四固定部25に結合して第一アーム20を図2の状態から前部フレーム10側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレーム21を図2の状態から前輪2側に回動して第三位置で第一アーム20の外管部20aに固定するのである。
この場合、図2及び図10に示すように、後輪フレーム21を第一ゲージ付ロック手段26により第一アーム20の中央部である外管部20aの上端に固定しているが、図2の三輪自転車1の場合と、図10の前1輪後2輪の車椅子1bの場合とで、後輪フレーム21の第一アーム20に対する位置関係が変化するので、外管部20aが中管部20bをスライドして変化を吸収できるように形成している。
さらに、車椅子1bとして利用可能とする場合には、第一アーム20の長さを短く調節してサドル5の高さを低く調節するとともに、サドル5の向きを後輪3側に向けており、かつ、車椅子1bの利用者の足置用としてペダル6を左右とも図10に示すように下方に固定できるようにしている。
また、ハンドル軸12の長さを短く調節してハンドル12aの高さを低く調節するとともに、ハンドルの向きを後輪3側に向け、さらに、ハンドル12aは、ハンドル軸12との結合部分にハンドル軸12aとの角度を調節できるハンドル角度調節部材12mを設けて、ハンドル12aの先端が下方に傾斜して車椅子1bを押し易くしている。
この車椅子1bの場合、前1輪後2輪と表現したが、この表現は、車椅子1bとして利用する場合の利用者からみたものであり、符号を伴った説明では、あくまでも前2輪後1輪の三輪自転車1で使用した用語及び符号を使用している。
したがって、三輪自転車1の場合及び車椅子1bの場合とも、2を前輪、3を後輪として説明を行なっている。
以上の第一の実施の形態では、前2輪後1輪の三輪自転車1として利用可能とするとともに、3輪を使用したキャリーカー1a及び前1輪後2輪の車椅子1bとして利用可能としたが、前2輪後1輪の三輪自転車1として利用可能とするとともに、3輪を使用したキャリーカー1a又は前1輪後2輪の車椅子1bのいずれかとして利用可能としてもよい。
前2輪後1輪の三輪自転車1として利用可能とするとともに、3輪を使用したキャリーカー1aとして利用可能とする場合は、前1輪後2輪の車椅子1bとしてのみ利用する構成を省略するのである。
前2輪後1輪の三輪自転車1として利用可能とするとともに、前1輪後2輪の車椅子1bとして利用可能とする場合は、3輪を使用したキャリーカー1aとしてのみ利用する構成を省略するのである。
また、以上の実施の形態では、駆動装置8は、駆動軸32、歯車機構32a、歯車機構32bなどを備えたシャフトドライブ式としたが、タイミングベルトやチェーンを用いた方式でもよい。
また、以上の実施の形態では、第二接続部に形成したロック手段27は、第一アーム20の外管部20aに形成した係合穴23a,24a,25aに係合する係合ピン31cと、係合ピン31cを係合穴23a,24a,25aに嵌るように作用する弾性部材31hと、係合ピン31cを係合穴23a,24a,25aから離脱させるように操作する操作部材31gなどを備えたものとしたが、各種の固定及び解除手段が採用できることはもちろんである。
次に、本発明の第二の実施の形態に係る三輪自転車について、図11〜図14に基き説明する。
第二の実施の形態は、第一の実施の形態における前2輪後1輪の三輪自転車1から、前1輪後2輪の三輪自転車としたものである。
以下、第一の実施の形態と同様な構成については、同一の符号を付して説明を省略ないし簡略にし、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
第二の実施の形態は、前1輪後2輪の三輪自転車としたことにより、前2輪後1輪の三輪自転車1に対して、操舵装置の構成が簡単になったこと、駆動装置の構成が複雑になったことが、主として異なる構成である。
図11及び図12に示すように、51は、前1輪後2輪の三輪自転車であり、前輪52と、左右後輪53と、前輪2の方向を操舵する操舵装置54を備えている。
前部フレーム10は、操舵装置54のハンドル軸12を回動自在に支持するとともに、下方部10aの下端に前輪52を前輪軸52aにより回転自在に軸支したフォーク55をハンドル軸12から分岐して形成している。
前部フレーム10の下方部10aにおいて逆三角枠状の前輪支持フレーム14cを後方に突出するように設けている。
後輪フレーム21には左右後輪53を固定した後輪軸53aを回転可能に軸支している。
駆動装置56は、三輪自転車51の使用者がペダル6を踏むことによりクランク軸7に駆動力を伝達し、クランク軸7の駆動力を可撓性の駆動軸32に伝達し、駆動軸32の回転力を後輪フレーム21に回転自在に支持された後輪軸53aに伝達して左右後輪53を駆動するのである。
クランク軸7の駆動力を駆動軸32に伝達するのは、クランク軸7と駆動軸32の入力側とに設けた歯車機構32aにより行うのであり、駆動軸32の回転力を後輪軸53aに伝達するのは、駆動軸32の出力側と後輪軸53aとに設けた歯車機構32bにより行なうのである。
そして、ペダル6を踏むことにより駆動力が、クランク軸7、歯車機構32a、駆動軸32、歯車機構32b及び後輪軸53aに伝達されて、後輪軸53aに固定された左右後輪53を駆動するのである。
次に、図11及び図12に示す前1輪後2輪の三輪自転車51として利用可能とする場合、図13に示す三輪を使用したキャリーカー51aとして利用可能とする場合及び図14に示す前2輪後1輪の車椅子51bとして利用可能とする場合のそれぞれの形態については、第一の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
以上の第二の実施の形態では、前1輪後2輪の三輪自転車51として利用可能とするとともに、3輪を使用したキャリーカー51a及び前2輪後1輪の車椅子51bとして利用可能としたが、前1輪後2輪の三輪自転車51として利用可能とするとともに、3輪を使用したキャリーカー51a又は前2輪後1輪の車椅子51bのいずれかとして利用可能としてもよい。
前1輪後2輪の三輪自転車51として利用可能とするとともに、3輪を使用したキャリーカー51aとして利用可能とする場合は、前2輪後1輪の車椅子51bとしてのみ利用する構成を省略するのである。
前1輪後2輪の三輪自転車51として利用可能とするとともに、前2輪後1輪の車椅子51bとして利用可能とする場合は、3輪を使用したキャリーカー51aとしてのみ利用する構成を省略するのである。
また、第二の実施の形態では、駆動装置56による左右後輪53の駆動を後輪軸53aにより同期させたので、曲がる際に左右後輪53の内外軌跡の長さの違いにより一方の後輪にスリップが生ずるが、このスリップをなくすために歯車機構32bに作動歯車を組み込んでもよい。
また、第二の実施の形態では、説明を省略したが、キャリーカー51aとして利用する場合、必要に応じて、左右後輪53の幅を縮めてコンパクト化を図るようにしてもよい。
本発明の第一の実施の形態に係る前2輪後1輪の三輪自転車の正面図。 図1の側面図。 図1の一部を省略した平面図。 図2のA矢視による部分図。 ロック手段の説明図。 操舵装置の一部を断面とした平面図。 図6の部分拡大図。 図7の部分拡大斜視図。 キャリーカーに形態を変えた側面図。 前1輪後2輪の車椅子に形態を変えた側面図。 本発明の第二の実施の形態に係る前1輪後2輪の三輪自転車の側面図。 図11の一部を省略した平面図。 キャリーカーに形態を変えた側面図。 前2輪後1輪の車椅子に形態を変えた側面図。
1 三輪自転車
1a キャリーカー
1b 車椅子
2 左右前輪
2a 前輪軸
3 後輪
3a 後輪軸
4 操舵装置
5 サドル
6 ペダル
7 クランク軸
8 駆動装置
9 メインフレーム
10 前部フレーム
11 後部フレーム
12 ハンドル軸
12a ハンドル
15 第一接続部
16 第二接続部
17 接続アーム
20 第一アーム
20a 外管部
20b 中管部
20c 内管部
21 後輪フレーム
22 第一固定部
23 第二固定部
24 第三固定部
25 第四固定部
27 ロック手段
31c 係合ピン
31g 操作部材
31h 弾性部材
32 駆動軸
32a 歯車機構
32b 歯車機構
51 三輪自転車
51a キャリーカー
51b 車椅子
52 前輪
52a 前輪軸
53 左右後輪
54 操舵装置
55 フォーク
56 駆動装置
L1 第一長さ
L2 第二長さ
L3 第三長さ

Claims (9)

  1. 左右前輪と、後輪と、前輪の方向を操舵する操舵装置と、サドルと、ペダル及びクランク軸を有し後輪を駆動する駆動装置と、メインフレームとを備えた前2輪後1輪の三輪自転車において、
    メインフレームを、前輪及び操舵装置を取付けた前部フレームと、後輪、サドル及び駆動装置を取付けた後部フレームとから形成し、
    前部フレームは、操舵装置のハンドル軸を回動自在に支持し、下端に前輪を回転自在に軸支する前輪軸を取付けるとともに、後部フレームに固定する第一接続部及び第二接続部を、第一接続部が下方で、第二接続部が第一接続部の上方位置で回動自在に支持された所定長の接続アームを介してそれぞれ設けており、
    後部フレームは、上端にサドルを固定した第一アームと、この第一アームの中央部に後輪の位置を調整可能に固定した後輪フレームとから形成し、
    第一アームは、上端が後輪側上方に位置し下端が前輪側に位置するように傾斜して設けるとともに、下端に前部フレームの第一接続部に固定する第一固定部を設け、第一固定部から第一所定距離斜め上方に第二接続部に固定可能な第二固定部を設け、第二固定部から斜め上方の第一所定位置に第二接続部を固定可能な第三固定部を設けており、
    後輪フレームは、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第二長さで開脚した第二位置とで第一アームに固定可能に形成し、
    第二接続部には第二固定部及び第三固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームの先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
    第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームに固定して前2輪後1輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第三固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第一所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第二位置で第一アームに固定することにより三輪を使用したキャリーカーとして搬送可能としたことを特徴とする三輪自転車。
  2. 左右前輪と、後輪と、前輪の方向を操舵する操舵装置と、サドルと、ペダル及びクランク軸を有し後輪を駆動する駆動装置と、メインフレームとを備えた前2輪後1輪の三輪自転車において、
    メインフレームを、前輪及び操舵装置を取付けた前部フレームと、後輪、サドル及び駆動装置を取付けた後部フレームとから形成し、
    前部フレームは、操舵装置のハンドル軸を回動自在に支持し、下端に前輪を回転自在に軸支する前輪軸を取付けるとともに、後部フレームに固定する第一接続部及び第二接続部を、第一接続部が下方で、第二接続部が第一接続部の上方位置で回動自在に支持された所定長の接続アームを介してそれぞれ設けており、
    操舵装置のハンドル軸は長さを調節可能に形成するとともに、ハンドルは水平方向で前後の向きを変更可能とし、
    後部フレームは、上端にサドルを固定した第一アームと、この第一アームの中央部に後輪の位置を調整可能に固定した後輪フレームとから形成し、
    第一アームは、上端が後輪側上方に位置し下端が前輪側に位置するように傾斜して設けるとともに、下端に前部フレームの第一接続部に固定する第一固定部を設け、第一固定部から第一所定距離斜め上方に第二接続部に固定可能な第二固定部を設け、第二固定部から斜め上方の第二所定位置に第二接続部を固定可能な第四固定部を設けており、
    後輪フレームは、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第三長さで開脚した第三位置とで第一アームに固定可能に形成し、
    第一アームの上端に固定したサドルは水平方向で前後の向きを変更可能とし、第一アームの上下方向長さを調節可能としてサドルの高さを調節可能に形成し、
    第二接続部には第二固定部及び第四固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームの先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
    第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームに固定して前2輪後1輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームに固定し、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向けて前1輪後2輪の車椅子として利用可能としたことを特徴とする三輪自転車。
  3. 第一アームには、第二固定部から斜め上方の第一所定位置に第二接続部を固定可能な第三固定部を設け、
    後輪フレームは、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第二長さで開脚した第二位置と、第三長さで開脚した第三位置とで第一アームに固定可能に形成し、
    第二接続部には第二固定部、第三固定部及び第四固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームの先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
    第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームに固定して前2輪後1輪の三輪自転車として利用可能とし、第二接続部をロック手段により第三固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第一所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第二位置で第一アームに固定することにより三輪を使用したキャリーカーとして搬送可能とし、さらに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームに固定し、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向けて前1輪後2輪の車椅子として利用可能としたことを特徴とする請求項2に記載の三輪自転車。
  4. 前輪と、左右後輪と、前輪の方向を操舵する操舵装置と、サドルと、ペダル及びクランク軸を有し後輪を駆動する駆動装置と、メインフレームとを備えた前1輪後2輪の三輪自転車において、
    メインフレームを、前輪及び操舵装置を取付けた前部フレームと、後輪、サドル及び駆動装置を取付けた後部フレームとから形成し、
    前部フレームは、下端に前輪を回転自在に軸支したフォークを備えた操舵装置におけるハンドル軸を回動自在に支持するとともに、後部フレームに固定する第一接続部及び第二接続部を、第一接続部が下方で、第二接続部が第一接続部の上方位置で回動自在に支持された所定長の接続アームを介してそれぞれ設けており、
    後部フレームは、上端にサドルを固定した第一アームと、この第一アームの中央部に後輪の位置を調整可能に固定した後輪フレームとから形成し、
    第一アームは、上端が後輪側上方に位置し下端が前輪側に位置するように傾斜して設けるとともに、下端に前部フレームの第一接続部に固定する第一固定部を設け、第一固定部から第一所定距離斜め上方に第二接続部に固定可能な第二固定部を設け、第二固定部から斜め上方の第一所定位置に第二接続部を固定可能な第三固定部を設けており、
    後輪フレームは、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第二長さで開脚した第二位置とで第一フレームに固定可能に形成し、
    第二接続部には第二固定部及び第三固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームの先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
    第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームに固定して前1輪後2輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第三固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第一所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第二位置で第一アームに固定することにより三輪を使用したキャリーカーとして搬送可能としたことを特徴とする三輪自転車。
  5. 前輪と、左右後輪と、前輪の方向を操舵する操舵装置と、サドルと、ペダル及びクランク軸を有し後輪を駆動する駆動装置と、メインフレームとを備えた前1輪後2輪の三輪自転車において、
    メインフレームを、前輪及び操舵装置を取付けた前部フレームと、後輪、サドル及び駆動装置を取付けた後部フレームとから形成し、
    前部フレームは、下端に前輪を回転自在に軸支したフォークを備えた操舵装置におけるハンドル軸を回動自在に支持するとともに、後部フレームに固定する第一接続部及び第二接続部を、第一接続部が下方で、第二接続部が第一接続部の上方位置で回動自在に支持された所定長の接続アームを介してそれぞれ設けており、
    操舵装置のハンドル軸は長さを調節可能に形成するとともに、ハンドルは水平方向で前後の向きを変更可能とし、
    後部フレームは、上端にサドルを固定した第一アームと、この第一アームの中央部に後輪の位置を調整可能に固定した後輪フレームとから形成し、
    第一アームは、上端が後輪側上方に位置し下端が前輪側に位置するように傾斜して設けるとともに、下端に前部フレームの第一接続部に固定する第一固定部を設け、第一固定部から第一所定距離斜め上方に第二接続部に固定可能な第二固定部を設け、第二固定部から斜め上方の第二所定位置に第二接続部を固定可能な第四固定部を設けており、
    第一アームの上端に固定したサドルは水平方向で前後の向きを変更可能とし、第一アームの上下方向長さを調節可能としてサドルの高さを調節可能に形成し、
    後輪フレームは、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第三長さで開脚した第三位置とで第一アームに固定可能に形成し、
    第二接続部には第二固定部及び第四固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームの先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
    第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームに固定して前1輪後2輪の三輪自転車として利用可能とするとともに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームに固定し、さらに、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向けて前2輪後1輪の車椅子として利用可能としたことを特徴とする三輪自転車。
  6. 第一アームには、第二固定部から斜め上方の第一所定位置に第二接続部を固定可能な第三固定部を設け、
    後輪フレームは、前輪と後輪との距離を、第一長さで開脚した第一位置と、第二長さで開脚した第二位置と、第三長さで開脚した第三位置とで第一アームに固定可能に形成し、
    第二接続部には第二固定部、第三固定部及び第四固定部のいずれにも解除及びロックが可能なロック手段を形成するとともに、第一接続部と第一固定部とをこれらを支点として第一アームの先端が前部フレーム側に回動自在となるように結合し、
    第二接続部をロック手段により第二固定部に結合し、かつ、後輪フレームを第一位置で第一アームに固定して前1輪後2輪の三輪自転車として利用可能とし、第二接続部をロック手段により第三固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第一所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第二位置で第一アームに固定することにより三輪を使用したキャリーカーとして搬送可能とし、さらに、第二接続部をロック手段により第四固定部に結合して第一アームを前部フレーム側に第二所定角度回動させ、かつ、後輪フレームを前輪側に回動して第三位置で第一アームに固定し、サドル及びハンドルの高さを低く調節し、これらの向きを後輪側に向けて前2輪後1輪の車椅子として利用可能としたことを特徴とする請求項5に記載の三輪自転車。
  7. 駆動装置は、駆動軸及び駆動軸の入力側と出力側に設けた歯車機構を備えたシャフトドライブ式であり、クランク軸を後輪フレームの上方位置に軸支していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の三輪自転車。
  8. 第一アームは、上端が後輪側上方に位置し下端が前輪側に位置し、かつ前部フレーム側に中心が位置する円弧状に形成していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の三輪自転車。
  9. 第二接続部に形成したロック手段は、第一アームに形成した係合穴に係合する係合ピンと、係合ピンを係合穴に嵌るように作用する弾性部材と、係合ピンを係合穴から離脱させるように操作する操作部材とを備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の三輪自転車。
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