JP2010099703A - 機械用パネル部材 - Google Patents
機械用パネル部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010099703A JP2010099703A JP2008273659A JP2008273659A JP2010099703A JP 2010099703 A JP2010099703 A JP 2010099703A JP 2008273659 A JP2008273659 A JP 2008273659A JP 2008273659 A JP2008273659 A JP 2008273659A JP 2010099703 A JP2010099703 A JP 2010099703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel member
- bead
- panel
- beads
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
【解決手段】ビード加工を付与しない状態のパネル部材において、二次モードにおける振動の腹となる部分をXとしたとき、前記部分Xで隔てられた2つの箇所に、或いはさらに前記部分Xを含む箇所に、凹状または凸状のビードA1,A2が形成され、この各ビードA1,A2は、凹状ビードの底面部または凸状ビードの頂面部からなる中央面部a1と、ビードAの外周縁と前記中央面部a1の外周縁間に斜面状または階段状に形成された傾斜部a2とからなる。
【選択図】図5
Description
また、従来では、パネル部材などのプレス成形品の軽量化と高剛性化を両立させるために、例えば次のような提案がなされている。
特許文献1には、ヒートインシュレータなどのようなプレス成形品について、波型形状の凹凸を剛性を高める方向に沿って形成し、或いはその凹凸をビードと組み合わせて形成した高剛性構造が示されている。
また、特許文献2には、所定の繰り返しパターン形状のビード部(機械加工によるのビード部)と熱加工強化部とを組み合わせて形成したパネル部材が示されている。
以上のように、従来技術では、洗濯機のサイドパネルなどに好適な、軽量化(板厚の薄肉化)、高剛性化および低コスト化を同時に満足するようなパネル部材は製造することができなかった。
従来のパネル部材は、剛性を高めて振動を低減するために、例えば、縦溝状または横溝状のビードを付与することが一般的に行なわれてきた。このようにビードを付与することによる剛性の向上により、ビードが無い場合に較べて、パネル単体での基本となる振動モード(例えば、二次モード)の固有振動周波数を2割ほど高周波化させることが可能となる。本発明者らの解析によれば、この場合(上記のような従来のビードを付与した場合)に、基本となる振動モードの振動周波数を平均約18Hz程度にすることができるため、脱水時の回転数を共振を発生させることなく1200rpmまで高めることが可能となった。しかしながら、最近では洗濯機にさらに高度な効率性、低騒音性が求められており、このため、さらなる高速化および低振動化を可能とするために、パネル部材の高剛性化・固有振動数の高周波化が求められてきている。
[1]ビード加工を付与しない状態のパネル部材において、二次モードにおける振動の腹となる部分をXとしたとき、該部分Xで隔てられた2つの箇所に、凹状または凸状のビード(A1),(A2)が形成され、
該各ビード(A1),(A2)は、凹状ビードの底面部または凸状ビードの頂面部からなる中央面部(a1)と、ビードの外周縁と前記中央面部(a1)の外周縁間に斜面状または階段状に形成された傾斜部(a2)とからなることを特徴とする機械用パネル部材。
該各ビード(A10),(A20),(A30)は、凹状ビードの底面部または凸状ビードの頂面部からなる中央面部(a1)と、ビードの外周縁と前記中央面部(a1)の外周縁間に斜面状または階段状に形成された傾斜部(a2)とからなることを特徴とする機械用パネル部材。
[4]上記[1]〜[3]のいずれかの機械用パネル部材において、傾斜部(a2)の傾斜角(但し、傾斜部(a2)が階段状である場合には、上下方向で隣り合う段部の縁部間を結ぶ直線の平均傾斜角)が8°以下であることを特徴とする機械用パネル部材。
[5]上記[1]〜[4]のいずれかの機械用パネル部材において、パネル部材の水平投影面において、ビード(A1),(A2)またはビード(A10),(A20),(A30)の合計面積に対する中央面部(a1)の合計面積率が14〜62%であることを特徴とする機械用パネル部材。
[7]上記[1]、[3]〜[6]のいずかの機械用パネル部材において、機械側面で使用されるパネル部材であって、パネル上下方向において、部分Xで隔てられた2つの箇所にビード(A1),(A2)が形成され、該両ビード(A1),(A2)の中央面部(a1)の形状が、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称であることを特徴とする機械用パネル部材。
[10]上記[2]〜[5]、[9]のいずれかの機械用パネル部材において、機械側面で使用されるパネル部材であって、パネル上下方向において、部分Xを含む箇所とその上下箇所の計3箇所にビード(A10),(A20),(A30)が形成され、前記上下箇所の両ビード(A10),(A20)の中央面部(a1)の形状が、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称であることを特徴とする機械用パネル部材。
[13]上記[1]〜[12]のいずれかの機械用パネル部材において、洗濯機のサイドパネル部材であることを特徴とする機械用パネル部材。
このパネル部材は、ビード加工を付与しない状態のパネル部材において、二次モードにおける振動の腹となる部分をXとしたとき、パネル長手方向において前記部分Xで隔てられた2つの箇所(より具体的には、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線で隔てられた2つの領域。以下、本発明の第一の基本形態に係る他の実施形態においても同様。)に、凹状のビードA1,A2が形成されている。各ビードA1,A2は、凹状ビードの底面部からなる中央面部a1と、ビードA1,A2の外周縁と前記中央面部a1の外周縁間に斜面状または階段状に形成された傾斜部a2とからなっている。なお、図において、BはビードA1,A2が形成されない平坦部である。
なお、パネル長手方向において部分Xで隔てられた2つの領域には、ビードA1,A2以外のビードをそれぞれ1つ以上形成してもよい。
図6(イ)のパネル部材に対して、パネル長手方向において前記部分Xで隔てられた2つの箇所(領域)に凹状のビードA1,A2を形成し、図7(イ)に示すような本発明のパネル部材を作成した。各ビードA1,A2のビード深さ(中央面部a1でのビード深さ)は2mmとし、凹状ビードの底面部からなる中央面部a1の大きさは300mm(パネル幅方向)×100mm(パネル長手方向)、斜面状に形成された傾斜部a2の長さ(ビード外周縁から中央面部a1の外周縁までの長さ)は70mmおよび50mm(いずれも水平投影面での長さ)とした。各ビードA1,A2は、傾斜部a2の傾斜角:1.6〜2.3°、パネル部材の水平投影面においてパネル部材面積に対するビードA1,A2の合計面積率:64%、同じくビードA1,A2の合計面積に対する中央面部a1の合計面積率:31%とした。
このパネル部材は、ビード加工を付与しない状態のパネル部材において、二次モードにおける振動の腹となる部分をXとしたとき、パネル長手方向において、前記部分Xを含む箇所(領域)とその両側箇所(より具体的には、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線で隔てられた2つの領域。以下、本発明の第二の基本形態に係る他の実施形態においても同様。)の計3箇所に、凹状のビードA10,A20,A30が形成されている。各ビードA10,A20,A30は、凹状ビードの底面部からなる中央面部a1と、ビードA10,A20,A30の外周縁と前記中央面部a1の外周縁間に斜面状または階段状に形成された傾斜部a2とからなっている。なお、図において、BはビードA10,A20,A30が形成されない平坦部である。
なお、パネル長手方向において部分Xで隔てられた2つの領域には、ビードA10,A20以外のビードをそれぞれ1つ以上形成してもよい。
振動試験において、図9のパネル部材(本発明例)に対して二次モードの振動を付与し、固有振動周波数を測定した結果、24Hzであった。すなわち、図7(イ)のパネル部材(本発明例)に較べて、さらに高周波化することが確認できた。
まず、本発明のパネル部材は、パネル部材の水平投影面において、パネル部材面積に対するビードA1,A2またはビードA10,A20,A30の合計面積率が22〜68%、望ましくは30〜64%であることが好ましい。
図6(イ)と同様のパネル部材に対して、パネル長手方向において前記部分Xで隔てられた2つの箇所(領域)に、図10に示すような形態で凹状のビードA1,A2を形成し、パネル部材の水平投影面において、パネル部材面積に対するビードA1,A2の合計面積α1+α2の比率(%)が異なる複数のパネル部材を作成した。各ビードA1,A2は、ビード深さ:2mm(中央面部a1でのビード深さ)、傾斜部a2の傾斜角:1.4〜3.8°、パネル部材の水平投影面においてビードA1,A2の合計面積に対する中央面部a1の合計面積率:29〜36%とした。
また、図8に示すような、パネル長手方向において部分Xを含む箇所(領域)とその両側箇所(領域)の計3箇所にビードA10,A20,A30を形成したパネル部材についても、図11とほぼ同様の結果が得られた。
図12は、本発明のパネル部材において、各ビードAを構成する傾斜部a2の傾斜角θを示すものである。図12(ロ),(ハ)は、図12(イ)のS−S′線に沿う傾斜部a2の断面を示すもので、図12(ロ)は傾斜部a2が斜面状である場合の傾斜角θを示している。また、図12(ハ)は傾斜部a2が階段状である場合の傾斜角θを示しているが、このような場合には、上下方向で隣り合う段部の縁部間を結ぶ直線の平均傾斜角(図12(ハ)の例では、[θ1+θ2]/2)を傾斜部a2の傾斜角θとする。
この理由は、傾斜部a2(縦壁部)の傾斜角θが大きくなると傾斜部a2の周囲の狭い範囲のみが曲げに対する断面二次係数が大きくなり、パネル全体で剛性を高めるための断面二次係数が大きくならないためである。したがって、断面二次係数をパネル全体で大きくするためには、傾斜部a2(縦壁部)はできるだけ緩やかな傾斜角θを有することが好ましい。但し、傾斜角θがあまり小さいとプレス加工による変形が弾性変形主体のものとなり、塑性変形を起こしにくくなるので、形状凍結が困難となる。このため傾斜角θは1.1°程度が実質的な下限となる。
また、図8に示すような、パネル長手方向において部分Xを含む箇所(領域)とその両側箇所(領域)の計3箇所にビードA10,A20,A30を形成したパネル部材についても、図13とほぼ同様の結果が得られた。
図6(イ)と同様のパネル部材に対して、パネル長手方向において前記部分Xで隔てられた2つの箇所(領域)に、図12(イ)に示すような形態で凹状のビードA1,A2を形成し、ビードA1,A2の合計面積に対する中央面部a1の合計面積率が異なる複数のパネル部材を作成した。各ビードA1,A2は、ビード深さ:2mm(中央面部a1でのビード深さ)、傾斜部a2の傾斜角:1.1〜4°、パネル部材の水平投影面においてパネル部材面積に対するビードA1,A2の合計面積率:30〜36%とした。
また、図8に示すような、パネル長手方向において部分Xを含む箇所(領域)とその両側箇所(領域)の計3箇所にビードA10,A20,A30を形成したパネル部材についても、図14とほぼ同様の結果が得られた。
まず、さきに述べた本発明の第一の基本形態において、機械側面で使用されるパネル部材は、下記(i)の形態を有することが好ましい。また、さきに述べた本発明の第二の基本形態において、機械側面で使用されるパネル部材は、下記(ii)の形態を有することが好ましい。
(i)パネル上下方向において、前記部分Xで隔てられた2つの箇所(領域)にビードA1,A2が形成され、これらのビードA1,A2の中央面部a1のパネル幅方向での平均幅BWaveがパネル部材の代表幅PWrepの42%以上、好ましくは51%以上である。
ここで、ビードAの中央面部a1のパネル幅方向での平均幅BWaveは、ビードAがn個あり(上記(i)の場合には2個、上記(ii)の場合には3個)、各ビードAのパネル幅方向での幅をBWiとした場合、BWave=(BWi+…+BWn)/nで求められる。なお、ビードAの中央面部a1の形状が正四角形でない場合、パネル幅方向での幅BWiとは、当該中央面部a1の最大幅部での幅である。
なお、パネル部材の代表幅PWrepは、下記式により求められる。パネル部材の形状と式中のf(x)およびg(x)を図22に示す。
(I)パネル上下方向において、部分Xで隔てられた2つの箇所(領域)にビードA1,A2が形成され、この両ビードA1,A2の中央面部a1の形状が、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称である。
(II)パネル上下方向において、部分Xを含む箇所(領域)とその上下箇所(領域)の計3箇所にビードA10,A20,A30が形成され、前記上下箇所の両ビードA10,A20の中央面部a1の形状が、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称である。
なお、本発明の第二の基本形態のパネル部材に関する上記(II)の形態についても、上記に準じた結果が得られた。
(1)パネル上下方向において、部分Xで隔てられた2つの箇所(領域)にビードA1,A2が形成され、この両ビードA1,A2のうち、パネル上部側となるビードA1の中央面部a1は、扁平V字形状部eUと、この扁平V字形状部eUを構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で山形状部を形成する短辺部fUとからなる形状であり、パネル下部側となるビード2Aの中央面部a1は、扁平逆V字形状部eBと、この扁平逆V字形状部eBを構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で谷形状部を形成する短辺部fBとからなる形状である。
また、この(1)の形態では、中央面部a1の形状が部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称となるようにビードA1,A2を形成することが好ましい。
振動試験において、このパネル部材に二次モードの振動を付与し、固有振動周波数を測定した結果、固有振動周波数は28Hzであった。すなわち、固有振動周波数が最も高周波化する実施形態であった。
(2)パネル上下方向において、部分Xを含む箇所(領域)とその上下箇所(領域)の計3箇所にビードA10,A20,A30が形成され、前記上下箇所の両ビードA10,A20のうち、パネル上部側となるビードA10の中央面部a1は、扁平V字形状部eUと、この扁平V字形状部eUを構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で山形状部を形成する短辺部fUとからなる形状であり、パネル下部側となるビードA20の中央面部a1は、扁平逆V字形状部eBと、この扁平逆V字形状部eBを構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で谷形状部を形成する短辺部fBとからなる形状である。
また、この(2)の形態でも、中央面部a1の形状が部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称となるようにビードA10,A20を形成することが好ましい。
振動試験において、このパネル部材に二次モードの振動を付与し、固有振動周波数を測定した結果、固有振動周波数は31Hzであった。すなわち、固有振動周波数が最も高周波化する実施形態であった。
本発明のパネル部材の板厚やビードAの深さなどに特別な制限はないが、通常、板厚は2mm以下、好ましくは1mm以下が適当であり、また、ビードAの深さまたは高さ(中央面部a1でのビード深さまたは高さ)は10mm以下、好ましくは4mm以下が適当である。
本発明のパネル部材は、任意の機械類に適用できるが、特に洗濯機などのような振動しやすい機械に好適である。また、その他にもエアコンや冷蔵庫等の家電用品、自動車、産業機械器具など、種々の機械類に適用できる。
B 平坦部
a1 中央面部
a2 傾斜部
X 部分
eU 扁平V字形状部
eB 扁平逆V字形状部
fU,fB 短辺部
Claims (13)
- ビード加工を付与しない状態のパネル部材において、二次モードにおける振動の腹となる部分をXとしたとき、該部分Xで隔てられた2つの箇所に、凹状または凸状のビード(A1),(A2)が形成され、
該各ビード(A1),(A2)は、凹状ビードの底面部または凸状ビードの頂面部からなる中央面部(a1)と、ビードの外周縁と前記中央面部(a1)の外周縁間に斜面状または階段状に形成された傾斜部(a2)とからなることを特徴とする機械用パネル部材。 - ビード加工を付与しない状態のパネル部材において、二次モードにおける振動の腹となる部分をXとしたとき、該部分Xを含む箇所とその両側箇所の計3箇所に、凹状または凸状のビード(A10),(A20),(A30)が形成され、
該各ビード(A10),(A20),(A30)は、凹状ビードの底面部または凸状ビードの頂面部からなる中央面部(a1)と、ビードの外周縁と前記中央面部(a1)の外周縁間に斜面状または階段状に形成された傾斜部(a2)とからなることを特徴とする機械用パネル部材。 - パネル部材の水平投影面において、パネル部材面積に対するビード(A1),(A2)またはビード(A10),(A20),(A30)の合計面積率が22〜68%であることを特徴とする請求項1または2に記載の機械用パネル部材。
- 傾斜部(a2)の傾斜角(但し、傾斜部(a2)が階段状である場合には、上下方向で隣り合う段部の縁部間を結ぶ直線の平均傾斜角)が8°以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の機械用パネル部材。
- パネル部材の水平投影面において、ビード(A1),(A2)またはビード(A10),(A20),(A30)の合計面積に対する中央面部(a1)の合計面積率が14〜62%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の機械用パネル部材。
- 機械側面で使用されるパネル部材であって、
パネル上下方向において、部分Xで隔てられた2つの箇所にビード(A1),(A2)が形成され、該ビード(A1),(A2)の中央面部(a1)のパネル幅方向での平均幅BWaveがパネル部材の代表幅PWrepの42%以上であることを特徴とする請求項1、3〜5のいずれかに記載の機械用パネル部材。 - 機械側面で使用されるパネル部材であって、
パネル上下方向において、部分Xで隔てられた2つの箇所にビード(A1),(A2)が形成され、該両ビード(A1),(A2)の中央面部(a1)の形状が、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称であることを特徴とする請求項1、3〜6に記載の機械用パネル部材。 - 機械側面で使用されるパネル部材であって、
パネル上下方向において、部分Xで隔てられた2つの箇所にビード(A1),(A2)が形成され、該両ビード(A1),(A2)のうち、パネル上部側となるビード(A1)の中央面部(a1)は、扁平V字形状部(eU)と、該扁平V字形状部(eU)を構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で山形状部を形成する短辺部(fU)とからなる形状であり、
パネル下部側となるビード(A2)の中央面部(a1)は、扁平逆V字形状部(eB)と、該扁平逆V字形状部(eB)を構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で谷形状部を形成する短辺部(fB)とからなる形状であることを特徴とする請求項1、3〜7に記載の機械用パネル部材。 - 機械側面で使用されるパネル部材であって、
パネル上下方向において、部分Xを含む箇所とその上下箇所の計3箇所にビード(A10),(A20),(A30)が形成され、該ビード(A10),(A20),(A30)の中央面部(a1)のパネル幅方向での平均幅BWaveがパネル部材の代表幅PWrepの42%以上であることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の機械用パネル部材。 - 機械側面で使用されるパネル部材であって、
パネル上下方向において、部分Xを含む箇所とその上下箇所の計3箇所にビード(A10),(A20),(A30)が形成され、前記上下箇所の両ビード(A10),(A20)の中央面部(a1)の形状が、部分Xを通過するパネル幅方向に沿った直線に対して線対称であることを特徴とする請求項2〜5、9のいずれかに記載の機械用パネル部材。 - 機械側面で使用されるパネル部材であって、
パネル上下方向において、部分Xを含む箇所とその上下箇所の計3箇所にビード(A10),(A20),(A30)が形成され、前記上下箇所の両ビード(A10),(A20)のうち、パネル上部側となるビード(A10)の中央面部(a1)は、扁平V字形状部(eU)と、該扁平V字形状部(eU)を構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で山形状部を形成する短辺部(fU)とからなる形状であり、
パネル下部側となるビード(A20)の中央面部(a1)は、扁平逆V字形状部(eB)と、該扁平逆V字形状部(eB)を構成する各辺の先端に連結し、当該各辺の先端部分との間で谷形状部を形成する短辺部(fB)とからなる形状であることを特徴とする請求項2〜5、9、10のいずれかに記載の機械用パネル部材。 - パネル部材の板厚が2mm以下であり、ビード(A1),(A2)またはビード(A10),(A20),(A30)の深さまたは高さが10mm以下であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の機械用パネル部材。
- 洗濯機のサイドパネル部材であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の機械用パネル部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008273659A JP5453761B2 (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 機械用パネル部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008273659A JP5453761B2 (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 機械用パネル部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010099703A true JP2010099703A (ja) | 2010-05-06 |
JP5453761B2 JP5453761B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=42290812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008273659A Expired - Fee Related JP5453761B2 (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 機械用パネル部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5453761B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2557221A1 (en) * | 2011-02-16 | 2013-02-13 | Panasonic Corporation | Drum-type washing machine |
WO2014058202A1 (en) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
JP2014068792A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Toshiba Corp | ドラム式洗濯機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111972U (ja) * | 1978-01-25 | 1979-08-07 | ||
JPH0282276U (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-26 | ||
US20050257326A1 (en) * | 2004-05-24 | 2005-11-24 | Schneider Rick A | Appliance panel with increased natural frequency |
-
2008
- 2008-10-24 JP JP2008273659A patent/JP5453761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111972U (ja) * | 1978-01-25 | 1979-08-07 | ||
JPH0282276U (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-26 | ||
US20050257326A1 (en) * | 2004-05-24 | 2005-11-24 | Schneider Rick A | Appliance panel with increased natural frequency |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2557221A1 (en) * | 2011-02-16 | 2013-02-13 | Panasonic Corporation | Drum-type washing machine |
EP2557221A4 (en) * | 2011-02-16 | 2014-01-15 | Panasonic Corp | DRUM WASHING MACHINE |
JP2014068792A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Toshiba Corp | ドラム式洗濯機 |
WO2014058202A1 (en) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5453761B2 (ja) | 2014-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101999459B1 (ko) | 블랭크, 성형품, 금형 및 블랭크의 제조 방법 | |
KR101356007B1 (ko) | 완충장치 및 금속제 커버 | |
JP5705402B2 (ja) | アルミニウム成形板の製造方法 | |
JPWO2012032814A1 (ja) | 凹凸部を有する板材並びにこれを用いた車両パネル及び積層構造体 | |
JP5453761B2 (ja) | 機械用パネル部材 | |
US11712729B2 (en) | Production method for pressed components, press forming device, and metal sheet for press forming | |
JP2008180125A (ja) | ヒートインシュレータ | |
JP5926089B2 (ja) | プレス成形品 | |
JP2011027248A (ja) | 凹凸部を有する板材及びその凹凸部形状の設計方法 | |
JP2010284793A (ja) | 帯鋸刃 | |
JP6551637B1 (ja) | プレス部品の製造方法、プレス成形装置、及びプレス成形用の金属板 | |
JP2010284866A (ja) | 罫線形成具 | |
CN112512716B (zh) | 拉伸凸缘成形工具及使用了该拉伸凸缘成形工具的拉伸凸缘成形方法以及带拉伸凸缘的构件 | |
JP2000257441A (ja) | 遮蔽材 | |
JP6534768B1 (ja) | ソーワイヤ | |
JP2010284864A (ja) | 罫線形成用溝部材 | |
JP2010005651A (ja) | 金属製断面ハット型形状部材のプレス成形用金型およびプレス成形方法 | |
JP7335481B2 (ja) | せん断加工方法およびせん断加工装置 | |
JP4907590B2 (ja) | 部材長手方向の平面外で屈曲部を有する金属製断面ハット型形状部材およびそのプレス成形方法 | |
JP2002060878A (ja) | 成形性に優れたエンボス加工板 | |
JP5700767B2 (ja) | 凹凸部を有する板材並びにこれを用いた車両パネル及び積層構造体 | |
JP5277501B2 (ja) | 抜き型用金属刃 | |
JP2019098376A (ja) | プレス成形品の製造方法 | |
JP2019138138A (ja) | デッキプレート | |
JP4025270B2 (ja) | タイヤホイール用バランスウェートの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130308 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130411 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20130411 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130925 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20131002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5453761 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |