JP2010098365A - テレビカメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常動作(撮影)中であっても撮像素子の搭載位置を補正することのできるテレビカメラ装置を提供する。
【解決手段】光学系と、光学系を透過する被写体からの光を分解する波長分解光学装置と、波長分解光学装置で分解された光を電気信号に変換する複数の撮像素子と、複数の撮像素子からの電気信号を映像信号として出力する映像信号処理部と、複数の撮像素子の位置調整を行う撮像素子位置調整装置と、複数の撮像素子の基準位置を示す光を発生する光源と、光源からの光を波長分解光学装置を介して複数の撮像素子で受光し、受光した光の位置を検出する位置信号検出装置と、位置信号検出装置からの位置信号から誤差信号を生成する位置差分演算装置を備え、位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて撮像素子位置調整装置を駆動し、複数の撮像素子のレジストレーションの補正をするように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビカメラ装置に係り、特に、複数の撮像素子の搭載位置の調整を容易にできるテレビカメラ装置に関する。
従来技術としては、複数の撮像素子を搭載するテレビジョンカメラ装置、例えば、3板式のカラーカメラ装置では、撮像素子の搭載位置が、搭載すべき位置から外れると、正確な画像を得ることが出来ない。所謂、レジストレーションずれが発生すると、正しいカラー画像を得ることができない。例えば、特許文献1には、撮像素子の所定位置に位置合わせ用マーカを設けた固体撮像素子の位置合わせ方法が記載されている。また、撮像位置の正確な搭載位置の把握をするためには、テレビジョンカメラ装置に、測定装置を取り付けて測定しなければならず、通常の撮影を中止し、撮像素子の搭載位置の修正をする必要があった。従って、通常の運用時に搭載位置の補正を実施することが出来なかった。更に、振動や温度変化等の外部ストレス要因により、例えば、撮像素子を固定している接着剤が変形し、位置合わせされた撮像素子の位置が所定の位置からずれてしまう場合があり、正しく、また、精度良くレジストレーションずれを補正できるカラーカメラ装置の実現が望まれている。
昭58−162181号公報
従来、振動や温度変化等の外部ストレス要因により、例えば、撮像素子を固定している接着剤が変形し、位置合わせされた撮像素子の位置が所定の位置からずれてしまう場合がある。そこで、再度、撮像素子の位置合わせを必要とするが、位置合わせには、搭載位置を把握するためにテレビカメラ装置に測定装置を取り付けなければならず、その間、通常動作での撮影ができないという問題があった。
本発明の目的は、複数の撮像素子のレジストレーションの調整を容易にすることができるテレビカメラ装置を提供することである。
本発明の他の目的は、複数の撮像素子のレジストレーションの自動調整をすることができるテレビカメラ装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、通常動作(撮影)中であっても撮像素子の搭載位置を補正することのできるテレビカメラ装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、最初の組み立て時のレジストレーション調整を容易に行うことのできるテレビカメラ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のテレビカメラ装置は、光学系と、該光学系を透過する被写体からの光を分解する波長分解光学装置と、該波長分解光学装置で分解された光を電気信号に変換する複数の撮像素子と、該複数の撮像素子からの電気信号を映像信号として出力する映像信号処理部と、前記複数の撮像素子の位置調整を行う撮像素子位置調整装置と、前記複数の撮像素子の基準位置を示す光を発生する光源と、該光源からの光を前記波長分解光学装置を介して前記複数の撮像素子で受光し、前記受光した光の位置を検出する位置信号検出装置と、該位置信号検出装置からの位置信号から誤差信号を生成する位置差分演算装置を備え、該位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて前記撮像素子位置調整装置を駆動し、前記複数の撮像素子の位置ずれに基づくレジストレーションの補正をするように構成されている。
また、本発明のテレビカメラ装置において、前記複数の撮像素子を前記波長分解光学装置に装着する場合、前記複数の撮像素子を所定の位置関係で前記波長分解光学装置に装着すると共に、前記位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて前記撮像素子位置調整装置を駆動し、前記複数の撮像素子の位置ずれに基づくレジストレーションの補正をするように構成されている。
また、本発明のテレビカメラ装置において、前記複数の撮像素子を所定の位置関係で前記波長分解光学装置に装着すると共に、前記複数の撮像素子が前記被写体からの光を電気信号に変換し、前記電気信号を映像信号として出力する映像信号処理部を動作させると共に、前記位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて前記撮像素子位置調整装置を駆動し、前記複数の撮像素子の位置ずれに基づくレジストレーションの補正をするように構成されている。
また、本発明のテレビカメラ装置は、光学系と、該光学系を透過する被写体からの光を分解する波長分解光学装置と、該波長分解光学装置で分解された光を電気信号に変換する複数の撮像素子と、該複数の撮像素子からの電気信号を映像信号として出力する映像信号処理回路と、前記複数の撮像素子の基準位置を示す光を発生する光源と、該光源からの光を前記波長分解光学装置を介して前記複数の撮像素子で受光し、前記受光した光の位置を検出する位置検出装置と、該位置検出装置からの位置信号から誤差信号を生成する位置差分演算装置を備え、該位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて前記複数の撮像素子から出力される前記映像信号の位置ずれを補正する位置補正装置を有し、前記複数の撮像素子の位置ずれに基づくレジストレーションの補正をするように構成されている。
以上、説明したように、本発明は、複数の撮像素子のレジストレーションの調整を容易にすることができるテレビカメラ装置を実現できる。また、複数の撮像素子のレジストレーションを自動で調整することができるので、省力化および低コスト化が図れる特徴がある。また、本発明によれば、通常動作(撮影)中であっても撮像素子の搭載位置を補正することのできるテレビカメラ装置を実現できる。また、最初の組み立て時のレジストレーション調整を容易に行うテレビカメラ装置を実現でき、高精細のテレビカメラ装置の実現が可能となる特徴がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
〔実施例1〕
図1(A)は、本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。テレビカメラ装置は、レンズ101、光発生装置102、103、波長分解光学装置104、撮像素子105、106、107、撮像素子位置検出装置108、109、110、位置差分演算装置120、撮像素子位置調整装置111、112、113、映像信号処理部150及び映像出力端子151を有する。また、100は、レンズ101の光軸を示す。
光発生装置102、103は、例えば、LED(L1、L2)及びLED駆動回路から構成され、撮像素子105、106、107の位置調整のための基準位置を示す光を発生する光源である。この光発生装置102、103は、後述するように光軸100と所定の関係となるように位置決めされ、例えば、レンズ101の固定枠(図示せず。)に固定される。
図1(B)は、撮像素子106と光軸100及びLEDL1、L2からの光の位置P1、P2との位置関係を示したレンズ101方向から見た平面図であり、X−Y座標で示してある。光軸100は、例えば、撮像素子106のほぼ中央に位置している。P1は、光発生装置102のLEDL1から発せられた光が撮像素子106上に到達した位置を示しており、その位置座標は、(X1、Y2)である。また、P2は、光発生装置103のLEDL2から発せられた光が撮像素子106上に到達した位置を示しており、その位置座標は、(X2、Y1)である。撮像素子106には、有効撮像領域180と非有効撮像領域181とがあるが、LEDL1及びL2からの光の位置P1、P2は、非有効撮像領域181上に位置するように配置されている。ここに、有効撮像領域180とは、被写体を撮像した場合に映像信号として有効に利用される撮像領域であり、非有効撮像領域181とは、映像信号として利用されない領域をいう。
図5は、撮像素子106の概略構成を示す図である。撮像素子106は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やMOS(Metal Oxide Semiconductor)のような半導体素子で構成され、m行n列の二次元の平面素子、即ち、画素がm×n個分存在する。これらm×n個の画素を、例えば、X−Y座標で画素位置P(1、1)・・・P(1、n)・・・P(m、n)で表すものとする。
次に、図1(B)と図5を用いて、本発明のレジストレーションの補正について、詳細に説明する。まず、撮像素子106を光軸100に合わせる場合について説明する。先に図1(B)で説明したようにLED(L1、L2)から照射される基準位置を示す光の位置は、P1(X1、Y2)及びP2(X2、Y1)である。これらの位置が、例えば、図5で示す撮像素子106のP(2、2)及びP(m−1、n−1)と一致すれば、撮像素子106は、光軸100に所定の関係で、正しく位置されているものとする。しかしながら、P1(X1、Y2)及びP2(X2、Y1)が、例えば、図5に示すP(3、3)及びP(m、n)と一致した場合は、撮像素子106が搭載位置からずれて基準位置から外れた状態、即ち、光軸100に所定の関係で、正しく位置されていないことを示している。この場合の補正方法について説明する。尚、上記説明では、撮像素子106を光軸100に所定の関係で位置するように調整する場合について説明しているが、レジストレーションのずれの補正は、撮像素子105、106、107の3個の撮像素子の位置ずれを補正するものである。従って、そのためには、撮像素子105及び撮像素子107についても同様の補正が必要であるが、補正方法は、撮像素子106の補正と同様であるので、詳細な説明は省略してある。また、上記説明では、LED(L1、L2)から出た光が1個の画素に受光するとして説明しているが、実際は、LED(L1、L2)から出た光は、所定の大きさを持ち、複数の画素に受光されるのが普通である。従って、複数の画素の中心を基準位置とするが、本実施例では、説明を間単にするために画素1個でLEDの光を検出するとして説明する。
波長分解光学装置104は、レンズ101を透過する被写体からの光をR(赤)、G(緑)、B(青)の色成分に分解する。撮像素子105、106、107は、波長分解光学装置104でR(赤)、G(緑)、B(青)の色成分に分解された光を電気信号に変換する。撮像素子位置検出装置108、109、110は、撮像素子105、106、107で受光した光の位置信号を検出する。位置差分演算装置120は、撮像素子位置検出装置108、109、110からの位置信号から誤差信号を生成する。撮像素子位置調整装置111、112、113は、撮像素子105、106、107の位置を調整する装置であり、例えば、モータから構成され、モータを駆動することにより、撮像素子を移動させる。映像信号処理部150は、撮像素子105、106、107からの電気信号を映像信号として出力する。
次に、本発明の動作について説明する。図2は、本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS201は、光発生装置102、103のLED(L1、L2)が、撮像素子105、106、107の位置調整のための基準位置を示す光を発生するステップである。LED(L1、L2)から発生された光は、波長分解光学装置104を通り、撮像素子105、106、107に到達する。例えば、撮像素子106には、図5に示すようにP(3、3)、P(m、n)に到達する。撮像素子105、107についても同様のことが言える。但し、撮像素子105、107の位置決めの誤差により必ずしもP(3、3)、P(m、n)に一致するとは限らないことはいうまでもない。
撮像素子位置検出装置108、109、110は、撮像素子105、106、107で受光した光の位置情報を検出する(ステップS202)。例えば、撮像素子106の場合、画素P(3、3)、P(m、n)がLED(L1、L2)から発生された光を検出する(ステップS202)。位置差分演算装置120は、撮像素子位置検出装置108、109、110により検出された光の位置情報と、正常な光の位置情報とから、正常時からずれた位置の誤差を補正値として算出する(ステップS203)。即ち、正しい画素位置P(2、2)に対する誤差位置P(3、3)および画素位置P(m−1、n−1)に対する誤差位置P(m、n)とから誤差位置を算出する。図5においては、行方向と列方向に1画素ずれた例が示されている。
撮像素子位置調整装置111、112、113は、ステップS203で算出された誤差分に応じて、撮像素子の位置を移動する(ステップS204)。即ち、撮像素子位置調整装置112は、撮像素子106を行方向と列方向に1画素ずらし、位置P(3、3)が画素位置P(2、2)に、また、位置P(m、n)が画素位置P(m−1、n−1)になるように撮像素子106を撮像素子位置調整装置112により動かすことにより光軸100に所定の関係になるようにすることができる。このようにして撮像素子105及び撮像素子107も同様に位置を補正することができ、結果として撮像素子106、105及び107の位置補正ができる。
また、上記実施例では、撮像素子を3個用いる場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、撮像素子が2個以上用いられるテレビカメラ装置に適応できることはいうまでもない。
以上のように本発明では、撮像素子が所定の位置からずれた分を補正値として撮像素子を移動することで、撮像素子の搭載位置を補正することができ、レジストレーションずれを補正することができる。
〔実施例2〕
次に、本発明の第2の実施例について図6を用いて説明する。第1の実施例では、基準位置を示す光を出す光発生装置は、2個用いられ、それぞれ対角線の位置に配置されている場合が示されている。しかしながら、第2の実施例では、図6のように4個の光発生装置102、103、602、603が使用される。図6において、L3、L4は、例えば、LEDである。尚、図1と同じものには同じ符号が付してある。尚、図6に示すテレビカメラ装置の動作は、図1に示すテレビカメラ装置の動作とほぼ同様であるので、詳細な説明は省略する。本実施例のように4個の光発生装置102、103、602、603を用いて撮像素子105、106、107の位置決めを行う場合、それぞれの撮像素子の四隅の位置が正確に一致するように位置補正ができる。従って、ハイビジョン用テレビカメラ装置のように、高精細で、かつ、きれいな色彩の映像が要求されるようなテレビカメラ装置では、レジストレーションずれを高精度で行うことができ、極めて有効な位置合わせの方法である。
〔実施例3〕
次に、本発明の第3の実施例について説明する。実施例1及び2では、撮像素子の位置補正は、撮像素子の位置ずれを撮像素子の移動により補正することで実現した。本発明の第3の一実施例では、撮像素子自体の移動は行わず、位置情報の誤差を画像情報に適用することで撮像素子の位置補正を実現する方法について説明する。
図3は、本発明の第3の一実施例の概略構成を示すブロック図である。テレビカメラ装置は、レンズ301、光発生装置302、303、波長分解光学装置304、撮像素子305、306、307、撮像素子位置検出装置308、309、310、位置差分演算装置320、321、R信号位置補正装置322、B信号位置補正装置323、映像信号処理部150及び映像信号出力端子151を有する。尚、レンズ301〜撮像素子位置検出装置310については、図1(A)に示すレンズ101、光発生装置102、103、波長分解光学装置104、撮像素子105、106、107、撮像素子位置検出装置108、109、110にそれぞれ対応するので、詳細な説明は、省略する。
次に、本発明の第3の一実施例の動作について説明する。図4は、本発明の第3の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS401は、光発生装置302、303のLED(L1、L2)が、撮像素子305、306、307の位置調整のための基準位置を示す光を発生するステップである。
撮像素子位置検出装置308、309、310は、撮像素子305、306、307で受光した光の位置情報を検出する(ステップS402)。位置差分演算装置320は、例えば、撮像素子306から出力されるG(緑)信号と撮像素子305から出力されるR(赤)信号の誤差位置(例えば、図5で説明したと同様の画素位置のずれ。)を算出する(ステップS403)。この誤差位置の情報は、R信号位置補正装置322に供給され、R信号位置補正装置322で、撮像素子305から出力されるR信号にR信号の誤差位置が補正される(ステップS404)。同様に、位置差分演算装置321は、例えば、撮像素子306から出力されるG(緑)信号と撮像素子307から出力されるB(青)信号の誤差位置(例えば、図5で説明したと同様の画素位置のずれ。)を算出する(ステップS403)。この誤差位置の情報は、B信号位置補正装置323に供給され、B信号位置補正装置323で、撮像素子307から出力されるB信号にB信号の誤差位置が補正される(ステップS404)。
そして、R信号の誤差位置が補正されたR信号と、B信号の誤差位置が補正されたB信号が、それぞれ映像信号処理部150に供給される。また、撮像素子306からG信号が映像信号処理部150に供給される。従って、映像信号処理部150では、G信号と、位置補正されたR、B信号とが合成され、かつ、適宜所定の信号処理がなされ、映像信号出力端子151から出力される。尚、本実施例では、G信号を基準にして、R信号、B信号の位置誤差を補正する場合について説明したが、R信号あるいはB信号を基準にすることもできることはいうまでもない。
以上のように本発明では、映像信号の補正により、位置ずれを補正する構成であるので、実施例1や実施例2の撮像素子位置調整装置は不要となる長所がある。
〔実施例4〕
次に、本発明の第4の実施例について以下説明する。先に説明したように、テレビカメラ装置は、振動や温度変化等の外部ストレス要因、あるいは経年変化により、例えば、撮像素子を固定している接着剤が変形し、位置合わせされた撮像素子の位置が所定の位置からずれてしまう場合がある。従来のテレビカメラ装置では、このような場合、再度、テレビカメラ装置の動作を停止し、撮像部分を分解して再度調節するしか方法がなかった。しかしながら、本発明では、テレビカメラ装置を動作した状態で、撮像素子の位置調整が可能となる。従って、放送用カメラ装置や業務用カメラ装置では、極めて優れた特徴となる。特に、ハイビジョンテレビのような高精細なTVカメラでは、僅かな位置ずれも画質を劣化させることになるので、本発明は、有用である。
本発明の特徴は、図1(B)でも説明したが、撮像素子の基準位置を決める光源L1、L2から出力される光の位置は、撮像素子105、106、107の非有効撮像領域181上に位置するように配置されていると説明した。このことは、被写体の撮影には、有効撮像領域180が使用され、非有効撮像領域181は、使用されないことを意味する。従って、撮像素子105、106、107の位置合わせは、テレビカメラ装置を動作させながらでも、常に、位置ずれの検出ができ、それによって常に位置補正ができることである。従って、常に、テレビカメラ装置を動作した状態で、撮像素子105、106、107の位置ずれ補正を行うことができる。また、この位置ずれ補正は、常時行っても良いが、定期的に行うこともできる。
尚、本実施例では、テレビカメラ装置の動作時のレジストレーション補正について説明したが、これに限られるものではなく、動作中に行わない場合等では、撮像素子105、106、107に非有効撮像領域を設ける必要がない場合にも適用できることはいうまでもない。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、テレビカメラ装置の組み立て時にも適用できることはいうまでもない。例えば、テレビカメラ装置の組み立て時に予め大まかに、光軸100に撮像素子を位置決めし、次に、本発明の各実施例で説明した方法で、レジストレーション調整を行うことで、レジストレーション補正を容易に行うことができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載されたテレビカメラ装置の実施例に限定されるものではなく、他のテレビカメラ装置にも適用できることはいうまでもない。
本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の一実施例の概略構成を示すブロック図である。 本発明の他の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の原理を説明するための撮像素子の概略構成を示す図である。 本発明の他の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
101、301:レンズ、 102、103、302、303、602、603:光発生装置、 104、304:波長分解光学装置、 105、106、107、305、306、307:撮像素子、 108、109、110、308、309、310:撮像素子位置検出装置、 120、320、321:位置差分演算装置、 111、112、113:撮像素子位置調整装置、 150:映像信号処理部、 151:映像出力端子 370:画像合成装置。

Claims (3)

  1. 光学系と、該光学系を透過する被写体からの光を分解する波長分解光学装置と、該波長分解光学装置で分解された光を電気信号に変換する複数の撮像素子と、該複数の撮像素子からの電気信号を映像信号として出力する映像信号処理部と、前記複数の撮像素子の位置調整を行う撮像素子位置調整装置と、前記複数の撮像素子の基準位置を示す光を発生する光源と、該光源からの光を前記波長分解光学装置を介して前記複数の撮像素子で受光し、前記受光した光の位置を検出する位置信号検出装置と、該位置信号検出装置からの位置信号から誤差信号を生成する位置差分演算装置を備え、該位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて前記撮像素子位置調整装置を駆動し、前記複数の撮像素子の位置ずれに基づくレジストレーションの補正をすることを特徴とするテレビカメラ装置。
  2. 請求項1記載のテレビカメラ装置において、前記複数の撮像素子を前記波長分解光学装置に装着する場合、前記複数の撮像素子を所定の位置関係で前記波長分解光学装置に装着すると共に、前記位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて前記撮像素子位置調整装置を駆動し、前記複数の撮像素子の位置ずれに基づくレジストレーションの補正をすることを特徴とするテレビカメラ装置。
  3. 請求項1記載のテレビカメラ装置において、前記複数の撮像素子を所定の位置関係で前記波長分解光学装置に装着すると共に、前記複数の撮像素子が前記被写体からの光を電気信号に変換し、前記電気信号を映像信号として出力する映像信号処理部を動作させると共に、前記位置差分演算装置からの誤差信号に基づいて前記撮像素子位置調整装置を駆動し、前記複数の撮像素子の位置ずれに基づくレジストレーションの補正をすることを特徴とするテレビカメラ装置。
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