JP2010097876A - マルチタップ - Google Patents

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Abstract

【課題】プラグ差込口に差込プラグが接続される負荷に対して直流電源を供給可能なマルチタップを提供する。
【解決手段】マルチタップ1は、負荷からの差込プラグが挿抜自在に接続されるプラグ差込口3を複数具備した器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて電源コンセントに挿抜自在に接続される電源接続部5とを備える。各プラグ差込口3はIEC規格に準拠し、差込プラグの先端部が挿入されるプラグ挿入用穴31と、プラグ挿入用穴31の底面から前方に向かって突出する円柱状の突出部32と、突出部32の前面に開口して、差込プラグが備える電圧極用のピン端子が差込接続される端子挿入用孔33a,33bと、電源接続部5を介して外部電源から得た直流電源が供給され、端子挿入用孔33a,33bを通して突出部32内に挿入される電圧極用のピン端子に電気的に接続される刃受部材とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチタップに関するものである。
従来、負荷からの差込プラグが挿抜自在に接続されるプラグ差込口を複数具備した器体と、器体から導出された電源コードに設けられてAC100Vの電源コンセントに挿抜自在に接続される電源接続部とを備え、プラグ差込口に差込プラグが接続された負荷に対してAC100V電源を供給するマルチタップが提供されていた(例えば特許文献1参照)。
特開平7−211384号公報
上記構成のマルチタップでは、負荷にAC100V電源しか供給することができず、例えばラジオや電話機など直流電源を駆動電源とする直流機器に直流電源を供給したい場合は、マルチタップにAC/DC変換アダプタを接続し、AC/DC変換アダプタにより交流電源を直流に変換する必要があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、プラグ差込口に差込プラグが接続される負荷に対して直流電源を供給可能なマルチタップを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、負荷からの差込プラグが挿抜自在に接続されるプラグ差込口を複数具備した器体と、器体から導出された電源コードに設けられて電源コンセントに挿抜自在に接続される電源接続部とを備え、各プラグ差込口はIEC規格に準拠し、差込プラグの先端部が挿入されるプラグ挿入用穴と、プラグ挿入用穴の底面から前方に向かって突出する円柱状の突出部と、当該突出部の前面に開口して、差込プラグが備える電圧極用のピン端子が差込接続される端子挿入用孔と、電源接続部を介して外部電源から得た直流電源が供給され、端子挿入用孔を通して突出部内に挿入される電圧極用のピン端子に電気的に接続される刃受部材とを備えたことを特徴とする。ここにおいて、外部電源から得た直流電源を刃受部材に供給する場合には、外部電源から供給される直流電源をそのまま刃受部材に供給する場合と、外部電源から供給される直流電源の電圧値を負荷に適合する電圧値に変換して刃受部材に供給する場合と、外部電源から供給される交流電源を直流電源に変換して刃受部材に供給する場合とがある。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、電源接続部を介して供給される直流電源の電圧値を、対応するプラグ差込口の定格電圧に変換して当該プラグ差込口の刃受部材に供給するDC/DCコンバータを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部を介して交流電源が供給される絶縁トランスと、絶縁トランスの二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータと、AC/DCコンバータの出力を対応するプラグ差込口の定格電圧に変換して当該プラグ差込口の刃受部材に供給するDC/DCコンバータとを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、USBコネクタが挿抜自在に接続されるUSB接続ポートと、電源接続部を介して外部電源から得た直流電力をUSB接続ポートに供給する給電回路とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、社団法人電子情報技術産業協会により規格化されたプラグ形コネクタが挿抜自在に接続されるジャック形のDC電源用コネクタと、電源接続部を介して外部電源から得た直流電力をDC電源用コネクタに供給する給電回路とを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、Ethernet(登録商標)の配線が接続される第1のLANポートと、Ethernet(登録商標)の他の配線が接続される第2のLANポートとを備え、両LANポート間で信号を送受させるとともに、電源接続部を介して外部電源から得た直流電力を第2のLANポートに接続される他の配線に重畳させるPoE(Power over Ethernet(登録商標))給電回路を備えたことを特徴とする。ここにおいて、PoEとは、イーサネット(登録商標)の配線に直流電力を重畳させることによって直流電力を給電する技術であるが、10BASE−Tや100BASE−TXにおいてデータ通信に使用されていない4本の電線に直流電力を重畳する場合と、データ通信に使用される4本の信号線に直流電力を重畳する場合とがある。
請求項7の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、上流側からのUSBコネクタが接続される上流側のUSB接続ポートと、下流側からのUSBコネクタがそれぞれ接続される複数の下流側のUSB接続ポートと、上流側のUSB接続ポートと下流側のUSB接続ポートの間で信号の転送処理を行うUSBハブ回路とを備え、当該USBハブ回路に、電源接続部を介して外部電源から得た直流電力を下流側のUSB接続ポートに供給する給電機能を設けたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、Ethernet(登録商標)の配線がそれぞれ接続される複数のLANポートと、複数のLANポートの間で信号の転送処理を行うハブ回路とを備え、当該ハブ回路に、電源接続部を介して外部電源から得た直流電力を各LANポートに接続される配線に重畳させるPoE給電機能を設けたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかの発明において、蓄電池と、電源接続部を介して外部電源が供給される間は外部電源から得た直流電源により蓄電池を充電するとともに、外部電源の停電時には蓄電池を放電させることによって刃受部材に直流電力を供給する充放電回路とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、プラグ差込口はIEC規格に準拠しているので、IEC規格に準拠した差込プラグを接続することができ、且つ、プラグ差込口の備える刃受部材には、電源接続部を介して電源コンセントから供給される外部電源から得た直流電源が供給されているので、プラグ差込口に差込プラグが接続された負荷に対して直流電力を直接供給することができる。
請求項2の発明によれば、電源コンセントから供給された直流電源の電圧値を、DC/DCコンバータ部により、プラグ差込口に接続される負荷の定格電圧に対応した電圧値に変換することができる。
請求項3の発明によれば、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、電源コンセントから供給された交流電源が絶縁トランスの一次側巻線に入力され、絶縁トランスの二次側巻線に発生する交流電圧をAC/DCコンバータにより直流に変換した後、DC/DCコンバータ部により負荷に適合した電圧値に変換しているので、絶縁トランスの一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口から供給することができる。
請求項4の発明によれば、給電回路がUSB接続ポートに直流電力を供給しているので、このUSB接続ポートにUSBコネクタが接続される機器に対して直流電力を供給することができる。
請求項5の発明によれば、社団法人電子情報技術産業協会により規格化されたジャック形のDC電源用コネクタを備えており、このDC電源用コネクタにプラグ形のコネクタが接続された機器に対して直流電力を供給することができる。
請求項6の発明によれば、PoE給電回路が第2のLANポートに接続される配線に直流電力を重畳させているので、PoE受電機能を有する機器に直流電力を供給することができる。
請求項7の発明によれば、マルチタップに、給電機能付きUSBハブの機能を持たせることができる。
請求項8の発明によれば、マルチタップに、PoE給電が可能なハブの機能を持たせることができる。
請求項9の発明によれば、外部電源の通電中に充放電回路が蓄電池を充電しておくことで、外部電源の停電時には蓄電池を電源として刃受部材に直流電力を供給することができ、プラグ差込口に差込プラグが接続された負荷を停電中でも動作させることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明にかかるマルチタップの実施形態1を図1〜図4に基づいて説明する。
図1(a)はマルチタップ1の外観図であり、このマルチタップ1は、負荷からの差込プラグ(図示せず)が挿抜自在に接続されるプラグ差込口3を複数具備した器体2と、器体2の長手方向一端側から導出された電源コード4と、電源コード4に設けられ壁面などに配設された電源コンセント(図示せず)に挿抜自在に接続される電源接続部5とを備えている。
器体2は細長の直方体状の合成樹脂成形品からなり、主表面には長手方向に並べて複数個(本実施形態では例えば4個)のプラグ差込口3が設けられている。
各プラグ差込口3は、直流のSELV(Safty Extra Low Voltage:安全特別低電圧)用に規格化されたIEC規格(CEI/IEC 906−3)に準拠しており、図2(a)〜(c)に示すように差込プラグ(図示せず)の先端部が挿抜自在に接続されるプラグ挿入用穴31と、プラグ挿入用穴31の底面から前方に向かって突出する円柱状の突出部32と、突出部32の前面に開口して、差込プラグが備える電圧極用のピン端子(図示せず)が差込接続される端子挿入用孔33a,33bと、端子挿入用孔33a,33bを通して突出部32内に挿入される電圧極用のピン端子に電気的に接続される刃受部材34a,34bとを備えている。ここで、各刃受部材34a,34bは弾性を有する帯板を逆Ω字形に曲成して形成されており、底片の両側から突出する一対の刃受ばね片34cは互いに対向配置され、両者の間隔が上方ほど幅狭となるように傾斜し、且つ、上端間は差込プラグのピン端子が挿入しやすいよう上方ほど間隔が広がるように傾斜している。各プラグ差込口3の刃受部材34a,34bは、器体2内部に収納された導電部材(図示せず)を介して、後述する電源接続部5のピン端子53a,53bに電気的に接続されており、電源接続部5を介して電源コンセントから供給される直流電力が刃受部材34a,34b間に供給されるようになっている。
また突出部32の外周面には、基準位置を示す嵌合溝35がプラグ挿抜方向に沿って形成され、突出部32の中心位置を通り、当該中心位置と嵌合溝35とを結ぶ線分に対して直交する直線上には、中心位置に対して対称な位置に上記の端子挿入用孔33a,33bが開口している。ここにおいて、本実施形態のマルチタップ1は直流電源の供給用に用いられるものであり、DC電源用のプラグ差込口3では、図3に示すように嵌合溝35を上側に見た時に左側に位置する端子挿入用孔33aが正極側のピン端子に対応し、右側に位置する端子挿入用孔33bが負極側のピン端子に対応している。
また突出部32の外周面には、図3に示すように定格電圧の種類に応じた位置に、対応する差込プラグの識別リブ(図示せず)が嵌合する誤接続防止用の嵌合溝36(誤接続防止溝)が形成されている。上述のIEC規格では直流及び交流のSELV回路について極配置などが規定されているが、本実施形態のプラグ差込口3は直流電源の供給用であり、電源電圧がDC6V,12V,24V,48Vの場合、それぞれ、嵌合溝35の位置を基準(0°)として右回りに120°,150°,210°,240°の位置に嵌合溝36が1箇所ずつ形成されている。尚、図1及び図2に示すプラグ差込口3はDC48V用であり、嵌合溝35の位置を基準として右回りに240°の位置に嵌合溝36が形成されている。
このように、プラグ差込口3では、突出部32の外周面において給電電圧に応じた位置に、差込プラグに設けた識別リブが係入する嵌合溝36が形成されているので、嵌合溝36の位置によって供給電圧の異なる差込プラグがプラグ差込口3に差込接続されるのを防止することができ、負荷の定格電圧に適合した直流電源を供給することができる。また突出部32の前面は、図2(b)(c)に示すように、器体2の表面よりも後退した位置にあるので、プラグ差込口3に接続される差込プラグ(図示せず)の器体2前面からの突出量を小さくすることができる。
一方、電源接続部5は、図1及び図4に示すように電源コード4の端部に接続された円柱状の把持部51を備え、この把持部51の前面には丸穴状に凹んだ嵌合穴52が開口しており、嵌合穴52の内周面には基準位置を示す基準リブ54がプラグ挿抜方向(図4(b)において紙面と垂直な方向)に沿って突設されている。そして、把持部51の中心位置を通り、当該中心位置と基準リブ54とを結ぶ線分に対して直交する直線上には、中心位置に対して対称な位置に、把持部51の軸方向に沿って延びる丸棒状の2本のピン端子53a,53bが配置されている。尚、図4(b)に示すように基準リブ54を上側に見た時に右側に位置するピン端子53aが正極側、左側に位置するピン端子53bが負極側のピン端子となっている。
また嵌合穴52の内周面には、定格電圧に応じた位置に、プラグ挿抜方向に沿って延びる誤接続防止用の識別リブ55が突設されている。ここで、上述のIEC規格では直流及び交流のSELV回路に用いられるソケット及びプラグについて極配置などが規定されているが、本実施形態の電源接続部5は直流電源用であり、電源電圧がDC6V,12V,24V,48Vの場合、それぞれ、基準リブ54の位置を基準(0°)として左回りに120°,150°,210°,240°の位置に、識別リブ55が1箇所ずつ形成されている。尚、図1及び図4(a)に示す電源接続部5はDC48V用であり、基準リブ54に対して左回りに210°の位置に識別リブ55が形成されている。
電源接続部5のピン端子53a,53bは、それぞれ、電源コード4及び器体2内部に収納された導電部材(図示せず)を介して各プラグ差込口3の刃受部材34a,34bに電気的に接続されており、上記IEC規格に準拠したソケットを有する直流電源用のコンセントに電源接続部5を差込接続すると、電源接続部5を介して電源コンセントから供給される外部電源(直流電源)がそのまま刃受部材34a,34bに供給されるので、プラグ差込口3に差込プラグが接続される負荷に対して直流電力を直接供給することができる。またマルチタップ1が備えるプラグ差込口3はIEC規格に準拠しているので、IEC規格に準拠した差込プラグ(図示せず)を有する負荷であればマルチタップ1に接続して、電源供給を受けることができる。
尚、本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図5及び図6に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3に供給するようにしてもよい。図5はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3とJIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21とを具備した器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて、商用交流電源の電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図6はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力を対応するプラグ差込口3の定格電圧(例えばDC48V)に変換して当該プラグ差込口3の刃受部材に供給するDC/DCコンバータ24とを備えている。尚、交流用のプラグ差込口21には、電源接続部20を介して入力される商用交流電源が供給されており、商用交流電源で動作する交流負荷からの電源プラグをプラグ差込口21に接続することによって、交流負荷に商用交流電源を供給することができる。
このようにマルチタップ1’は、電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、商用交流電源から得たSELV(安全特別低電圧)電源をプラグ差込口3に供給しているので、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、絶縁トランス22の一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口3から供給することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図7及び図8に基づいて説明する。上述の実施形態1では、電源接続部5を介して電源コンセントから供給された直流電源を、そのまま各プラグ差込口3の刃受部材34a,34bに供給していたが、本実施形態では、電源接続部5を介して入力された直流電源の電圧値を変換するDC/DCコンバータ6を器体2の内部に収納し、DC/DCコンバータ6によって電圧値が変換された直流電源を対応するプラグ差込口3の刃受部材34a,34bに供給している。尚、DC/DCコンバータ6を設けた点を除いては実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
ここにおいて、電源接続部5はDC48V用であり、電源接続部5を介して電源コンセント(図示せず)から供給されたDC48Vの直流電源は、そのままプラグ接続口3Aの刃受部材35a,35bに供給されるととともに、DC/DCコンバータ6にも供給される。DC/DCコンバータ6では、入力されたDC48Vの直流電源をDC24V、DC12V、DC6Vの3種類の電圧値に変換して、プラグ差込口3B,3C,3Dの刃受部材35a,35bに供給しており、プラグ差込口3A,3B,3C,3DからそれぞれDC48V,DC24V,DC12V,DC6Vの直流電源を供給することができる。尚、各プラグ差込口3A〜3Dでは、それぞれ、給電電圧に対応した位置に嵌合溝36が設けられている。
上述のように本実施形態では、電源接続部5を介して供給される直流電源の電圧値を、対応するプラグ差込口3B〜3Dの定格電圧に変換して、プラグ差込口3B〜3Dの刃受部材34a,34bにそれぞれ供給するDC/DCコンバータ6を備えているので、電源コンセントから供給された直流電源の電圧値を、プラグ差込口3に接続される負荷の定格電圧に適合した電圧値に変換することができる。
尚、本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図9及び図10に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3A〜3Cに供給するようにしてもよい。
図9はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3A〜3CとJIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21とを具備した器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて、商用交流電源の電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図10はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力を対応するプラグ差込口3A〜3Cの定格電圧(例えばDC48V、DC24V、DC12Vの3種類)に変換して各プラグ差込口3A〜3Cの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ24とを備えている。尚、交流用のプラグ差込口21には、電源接続部20を介して入力される商用交流電源が供給されており、商用交流電源の供給を受けて動作する交流負荷からの電源プラグをプラグ差込口21に接続することによって、交流負荷に商用交流電源を供給することができる。
このようにマルチタップ1’は、電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、商用交流電源から得たSELV(安全特別低電圧)電源をプラグ差込口3A〜3Cに供給しているので、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、絶縁トランス22の一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口3A〜3Cから供給することができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図11及び図12に基づいて説明する。上述の実施形態1,2では、マルチタップ1にIEC規格に準拠したプラグ差込口3(3A〜3D)しか設けられていないが、本実施形態のマルチタップ1には、図11(a)に示すようにIEC規格に準拠した2口のプラグ差込口3A,3Bと、プラグタイプのUSBコネクタ(図示せず)が挿抜自在に接続される2口のソケットタイプのUSB接続ポート7とが設けられている。また図12(a)は本実施形態のマルチタップ1のブロック回路図を示し、2口のプラグ差込口3A,3Bが備える刃受部材34a,34bには、電源接続部5を介して電源コンセントから供給されるDC48Vの直流電源がそのまま供給される。また、電源コンセントから供給されたDC48Vの直流電源はDC/DCコンバータ6にも入力され、給電回路としてのDC/DCコンバータ6によって例えばDC5Vに変換されて2口のUSB接続ポート7に供給される。尚、DC/DCコンバータ6及びUSB接続ポート7以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
上述のように本実施形態のマルチタップ1は、USBコネクタが挿抜自在に接続されるUSB接続ポート7を備えており、DC/DCコンバータ6が、電源接続部5を介して入力されたDC48Vの直流電源をDC5Vに変換するとともに、DC5Vの直流電源をUSB接続ポート7に供給しているので、USB接続ポート7にUSBコネクタが接続された機器(例えば携帯電話機やライトなど)に対してDC5Vの直流電源を供給することができる。
尚、本実施形態では2口のプラグ差込口3A,3Bに、電源接続部5から入力された直流電源をそのまま供給しているが、図12(b)に示すように一方のプラグ差込口3Aの刃受部材34a,34bには、電源接続部5から入力されたDC48Vの直流電源をそのまま供給し、もう一方のプラグ差込口3Bの刃受部材34a,34bには、DC/DCコンバータ6により電圧値を負荷の定格電圧に対応した電圧値(例えばDC6V、DC12V、DC24Vなど)に変換した直流電源を供給するようにしてもよい。
また本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図13及び図14に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3A〜3Cに供給するようにしてもよい。図13はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3A,3B、USB接続ポート7,7、及び、JIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21が設けられた器体2と、器体2から導出された電源コード4と、電源コード4に設けられて商用交流電源の電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図14はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力をプラグ差込口3Aの定格電圧(例えば48V)に変換してプラグ差込口3Aの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ24と、DC/DCコンバータ24の出力をプラグ差込口3Bの定格電圧(例えばDC24V)に変換してプラグ差込口3Bの刃受部材に供給するとともに、DC5Vの直流電源に変換してUSB接続ポート7,7に供給するDC/DCコンバータ25とを備えている。尚、交流用のプラグ差込口21には、電源接続部20を介して入力される商用交流電源が供給されており、商用交流電源の供給を受けて動作する交流負荷からの電源プラグをプラグ差込口21に接続することによって、交流負荷に商用交流電源を供給することができる。また、2口のプラグ差込口3A,3Bには同じ電圧値の直流電源を供給するようにしてもよい。
このようにマルチタップ1’は、電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、商用交流電源から得たSELV(安全特別低電圧)電源をプラグ差込口3A〜3Cに供給しているので、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、絶縁トランス22の一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口3A,3Bから供給するとともに、USB接続ポート7を介してUSBコネクタを備えた機器に電源供給を行うことができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を図15及び図16に基づいて説明する。上述の実施形態1,2では、マルチタップ1にIEC規格に準拠したプラグ差込口3(3A〜3D)しか設けられていないが、本実施形態のマルチタップ1には、図15(a)に示すようにIEC規格に準拠した2口のプラグ差込口3A,3Bと、社団法人電子情報技術産業協会により規格化(JEITA RC−5320A参照)されたプラグ形コネクタが挿抜自在に接続される直流低電圧用のジャック9,9(DC電源用コネクタ)とが設けられている。また図16(a)は本実施形態のマルチタップ1のブロック回路図を示し、2口のプラグ差込口3A,3Bが備える刃受部材34a,34bには、電源接続部5を介して電源コンセントから供給されるDC48Vの直流電源がそのまま供給される。また、電源コンセントから供給されたDC48Vの直流電源はDC/DCコンバータ6にも入力され、DC/DCコンバータ6によって例えばDC6V、DC12V、DC24Vなどの直流電圧に変換されて2口のジャック9,9に供給される。尚、DC/DCコンバータ6及びジャック9以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
上述のように本実施形態のマルチタップ1は、上記の規格(JEITA RC−5320A)により規定されたジャック9を備えており、電源接続部5を介して入力されたDC48Vの直流電源をDC/DCコンバータ6により負荷に適合した電圧値に変換した後、ジャック9に供給しているので、ジャック9にプラグ40が接続された負荷41に対して、所定の電圧値の直流電源を供給することができる。
尚、本実施形態では2口のプラグ差込口3A,3Bに、電源接続部5から入力された直流電源をそのまま供給しているが、図16(b)に示すように一方のプラグ差込口3Aの刃受部材34a,34bには、電源接続部5から入力されたDC48Vの直流電源をそのまま供給し、もう一方のプラグ差込口3の刃受部材34a,34bには、DC/DCコンバータ6により電圧値を負荷の定格電圧に適合した電圧値(例えばDC6V、DC12V、DC24Vなど)に変換した直流電源を供給するようにしてもよい。
また本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図17及び図18に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3A,3Bに供給するようにしてもよい。図17はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3A,3Bと上記のジャック9,9とJIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21とが設けられた器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて、商用交流電源の電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図18はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力をプラグ差込口3Aの定格電圧(例えば48V)に変換してプラグ差込口3Aの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ24と、DC/DCコンバータ24の出力をプラグ差込口3Bの定格電圧(例えばDC24V)に変換してプラグ差込口3Bの刃受部材に供給するとともに、所定の電圧値(例えばDC12V)に変換して直流低電圧用のジャック9,9に供給するDC/DCコンバータ25とを備えている。尚、交流用のプラグ差込口21には、電源接続部20を介して入力される商用交流電源がそのまま供給されており、商用交流電源で動作する交流負荷からの電源プラグをプラグ差込口21に接続することによって、交流負荷に商用交流電源を供給することができる。また、2口のプラグ差込口3A,3Bには同じ電圧値の直流電源を供給するようにしてもよい。
このようにマルチタップ1’は、電源コンセントから商用交流電源の供給を受け、商用交流電源から得たSELV(安全特別低電圧)電源をプラグ差込口3A,3Bに供給しているので、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、絶縁トランス22の一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口3A,3Bから供給するとともに、直流低電圧用のジャック9,9から直流電源を供給することができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5を図19及び図20に基づいて説明する。上述の実施形態1,2では、マルチタップ1にIEC規格に準拠したプラグ差込口3(3A〜3D)しか設けられていないが、本実施形態のマルチタップ1には、図19(a)に示すようにIEC規格に準拠した2口のプラグ差込口3A,3Bと、Ethernet(登録商標)の配線(例えば4対8芯のツイストペアケーブル)に接続されたRJ45モジュラプラグがそれぞれ挿抜自在に接続されるRJ45モジュラジャックからなる第1及び第2のLANポート10A,10Bが設けられている。また図12は本実施形態のマルチタップ1のブロック回路図を示し、2口のプラグ差込口3A,3Bが備える刃受部材34a,34bには、電源接続部5を介して電源コンセントから供給されるDC24Vの直流電源がそのまま供給される。また、電源コンセントから供給されたDC24Vの直流電源はDC/DCコンバータ6にも入力され、DC/DCコンバータ6によってDC48Vに昇圧され、PoE給電回路11に供給される。LANポート10A,10Bがそれぞれ備える複数極のコンタクトの間は互いに導通され、LANポート10A,10B間で信号が送受されるとともに、PoE給電回路11が、LANポート10A,10B間を電気的に接続する電路に直流電力を重畳することによって、第2のLANポート10Bに接続されるEthernet(登録商標)の配線に直流電力を重畳させている。尚、DC/DCコンバータ6、LANポート10A,10B及びPoE給電回路11以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
上述のように本実施形態のマルチタップ1は、Ethernet(登録商標)の配線がそれぞれ接続されるLANポート10A,10Bを備えており、PoE給電機能を持たないLAN機器12Aからの配線13Aに設けたRJ45モジュラプラグ14Aを入力側のLANポート10A(第1のLANポート)に接続するとともに、PoE受電機能を有するLAN機器12Bからの配線13Bに設けたRJ45モジュラプラグ14BをLANポート10B(第2のLANポート)に接続することによって、LAN機器12A,12B間でマルチタップ1を介して信号の送受信を可能にするとともに、マルチタップ1のLANポート12からLAN機器12Bに対してPoE給電を行うことができる。
ところで、PoEとは、イーサネット(登録商標)の配線で利用される4対8芯のUTPケーブルを通じて直流電力を給電する技術であり、PoE給電回路11では、例えば10BASE−Tや100BASE−TXにおいてデータ通信に使用されていない4本の電線に直流電力を重畳することで給電を行っているが、データ通信に使用される4本の信号線に直流電力を重畳することで給電を行ってもよい。
尚、本実施形態では2口のプラグ差込口3A,3Bに、電源接続部5から入力された直流電源をそのまま供給しているが、DC/DCコンバータ6により電圧値を負荷の定格電圧に対応した電圧値(例えばDC6V、DC12V、DC48Vなど)に変換した直流電源を供給するようにしてもよい。
また、本実施形態では、電源接続部5を介して入力されるDC24Vの直流電源を昇圧して、PoE給電に必要なDC48Vの直流電源を得るためにDC/DCコンバータ6を備えているが、電源接続部5を介してDC48Vの直流電源が入力される場合にはDC/DCコンバータ6を備える必要はなく、電源接続部5を介して入力されるDC48Vの直流電源をそのままPoE給電回路11に供給すればよい。
尚、本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図21及び図22に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3A,3BやPoE給電回路11に供給するようにしてもよい。図21はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3A,3Bと上記のLANポート10A,10BとJIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21とが設けられた器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて、商用交流電源の電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図22はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力をプラグ差込口3Aの定格電圧(例えば48V)に変換してプラグ差込口3Aの刃受部材に供給するとともにPoE給電回路11に供給するDC/DCコンバータ24と、DC/DCコンバータ24の出力をプラグ差込口3Bの定格電圧(例えばDC24V)に変換してプラグ差込口3Bの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ25とを備えている。尚、交流用のプラグ差込口21には、電源接続部20を介して入力される商用交流電源が供給されており、商用交流電源で動作する交流負荷からの電源プラグをプラグ差込口21に接続することによって、交流負荷に商用交流電源を供給することができる。また、2口のプラグ差込口3A,3Bには同じ電圧値の直流電源を供給するようにしてもよい。
このようにマルチタップ1’は、電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、商用交流電源から得たSELV(安全特別低電圧)電源をプラグ差込口3A,3Bに供給しているので、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、絶縁トランス22の一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口3A,3Bから供給するとともに、LANポート10BからPoE給電を行うことができる。
(実施形態6)
本発明の実施形態6を図23及び図24に基づいて説明する。上述した実施形態3のマルチタップ1ではUSB接続ポート7を備え、USB接続ポート7からDC5Vの直流電源を供給しているが、本実施形態では、図23及び図24に示すようにUSB接続ポートとして、上流側からのUSBコネクタが接続される上流側のUSB接続ポート7Aと、下流側からのUSBコネクタがそれぞれ接続される複数(例えば4ポート)の下流側のUSB接続ポート7Bと、上流側のUSB接続ポート7Aと下流側のUSB接続ポート7Bの間で信号の転送処理を行うUSBハブ回路8とを備えている。このUSBハブ回路8は、DC/DCコンバータ6から動作電源の供給を受けるとともに、DC/DCコンバータ6から得たDC5Vの直流電源を、下流側のUSB接続ポート7Bに供給する給電機能を備えている。尚、USB接続ポート7A,7B及びUSBハブ回路8以外は実施形態3と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述のように本実施形態のマルチタップ1は、上流側のUSB機器からのUSBコネクタが接続されるUSB接続ポート7Aと、下流側のUSB機器からのUSBコネクタが接続される複数個のUSB接続ポート7Bとを備え、USBハブ回路8が、上流側のUSB接続ポート7Aと下流側のUSB接続ポート7Bの間で信号の転送処理を行うとともに、下流側のUSB接続ポート7Bに直流電力を供給しているので、マルチタップ1に給電機能を備えたUSBハブの機能を持たせることができる。
尚、本実施形態では、2個のプラグ差込口3A、3Bのうち、一方のプラグ差込口3Aには電源接続部5に入力されたDC48Vの直流電源をそのまま供給し、もう一方のプラグ差込口3BにはDC/DCコンバータ6によってDC24Vに降圧された直流電源を供給しているが、2個のプラグ差込口3A,3Bに電圧値の同じ直流電源を供給するようにしてもよい。
また、本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図25及び図26に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3A,3Bに供給するようにしてもよい。図25はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3A,3BとUSB接続ポート7A,7BとJIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21とが設けられた器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて、商用交流電源の電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図26はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力をプラグ差込口3Aの定格電圧(例えば48V)に変換してプラグ差込口3Aの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ24と、DC/DCコンバータ24の出力をプラグ差込口3Bの定格電圧(例えばDC24V)に変換してプラグ差込口3Bの刃受部材に供給するとともに、DC5Vの直流電源に変換してUSBハブ回路8に供給するDC/DCコンバータ25とを備えている。尚、交流用のプラグ差込口21には、電源接続部20を介して入力される商用交流電源が供給されており、商用交流電源で動作する交流負荷からの電源プラグをプラグ差込口21に接続することによって、交流負荷に商用交流電源を供給することができる。また、2口のプラグ差込口3A,3Bには同じ電圧値の直流電源を供給するようにしてもよい。
このようにマルチタップ1’は、電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、商用交流電源から得たSELV(安全特別低電圧)電源をプラグ差込口3A,3Bに供給しているので、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、絶縁トランス22の一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口3A,3Bから供給するとともに、USB接続ポート7Bから電源供給を行うことができる。
(実施形態7)
本発明の実施形態7を図27及び図28に基づいて説明する。上述した実施形態5では、Ethernet(登録商標)の配線が接続されるLANポート10A,10Bを備え、一方のLANポート10AにPoE給電機能を持たないLAN機器12Aを接続するとともに、他方のLANポート10BにPoE受電機能を備えたLAN機器12Bを接続し、マルチタップ1を介してLAN機器12A,12B間で通信を行わせるとともに、マルチタップ1からLAN機器12Bに対してPoE給電を行っているが、本実施形態のマルチタップ1では、Ethernet(登録商標)の配線がそれぞれ接続される複数(例えば5ポート)のLANポート10A〜10Eと、複数のLANポート10A〜10Eの間で信号の転送処理を行うハブ回路15とを備えており、ハブ回路15は、DC/DCコンバータ6Aから動作電源を得るとともに、DC/DCコンバータ6Aから供給されるDC48Vの直流電力をLANポート10A〜10Eに接続される配線に重畳させることによって、PoE給電を行っている。尚、本実施形態のマルチタップ1は、DC/DCコンバータ6A,6BとLANポート10A〜10Eとハブ回路15とを除いて実施形態5のマルチタップと同様の構成を有しているので、実施形態5のマルチタップ1と共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態のマルチタップ1は、IEC規格に準拠した2口のプラグ差込口3A,3Bを有し、一方のプラグ差込口3Aの刃受部材34a,34bには、電源接続部5を介して電源コンセントから供給されたDC24Vの直流電源がそのまま供給され、他方のプラグ差込口3Bの刃受部材34a,34bには、電源接続部5を介して供給されるDC24Vの直流電源をDC/DCコンバータ6Bにより降圧して得たDC12Vの直流電源が供給されている。またDC/DCコンバータ6Aは、電源接続部5を介して供給されるDC24Vの直流電源をDC48Vに昇圧してハブ回路15に供給しており、ハブ回路15は、LANポート10A〜10Eの間で信号の転送処理を行うとともに、電源接続部5を介して外部電源から得た直流電力を各LANポート10A〜10Eに接続される配線に重畳させることで、各LANポート10A〜10Eに接続されるLAN機器に対してPoE給電を行うことができる。ところで、PoEとは、イーサネット(登録商標)の配線で利用される4対8芯のUTPケーブルを通じて直流電力を給電する技術であり、ハブ回路15では、例えば10BASE−Tや100BASE−TXにおいてデータ通信に使用されていない4本の電線に直流電力を重畳することで給電を行っているが、データ通信に使用される4本の信号線に直流電力を重畳することで給電を行ってもよい。
尚、本実施形態では2口のプラグ差込口3A,3Bに、互いに異なる電圧値の直流電力を供給しているが、両プラグ差込口3A,3Bに電圧値の同じ直流電力を供給してもよい。また、本実施形態では、電源接続部5を介して入力されるDC24Vの直流電源を昇圧して、PoE給電に必要なDC48Vの直流電源を得るためにDC/DCコンバータ6Aを備えているが、電源接続部5を介してDC48Vの直流電源が入力される場合にはDC/DCコンバータ6Aを備える必要はなく、電源接続部5を介して入力されるDC48Vの直流電源をそのままPoE給電機能付きのハブ回路15に供給すればよい。
また、本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図29及び図30に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3A,3Bに供給するようにしてもよい。図29はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3A,3Bと複数のLANポート10A〜10EとJIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21とが設けられた器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて、商用交流電源の電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図30はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力をプラグ差込口3Aの定格電圧(例えば48V)に変換してプラグ差込口3Aの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ24と、DC/DCコンバータ24の出力をプラグ差込口3Bの定格電圧(例えばDC24V)に変換してプラグ差込口3Bの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ25と、DC/DCコンバータ24の出力をPoE給電に必要なDC48Vに変換してハブ回路15に供給するDC/DCコンバータ26とを備えている。尚、交流用のプラグ差込口21には、電源接続部20を介して入力される商用交流電源が供給されており、商用交流電源で動作する交流負荷からの電源プラグをプラグ差込口21に接続することによって、交流負荷に商用交流電源を供給することができる。また、2口のプラグ差込口3A,3Bには同じ電圧値の直流電源を供給するようにしてもよい。またDC/DCコンバータ24が、AC/DCコンバータ23の出力をDC48Vの直流電圧に変換する場合は、DC/DCコンバータ26は不要である。
このようにマルチタップ1’は、電源コンセントから商用交流電源の供給を受け、商用交流電源から得たSELV(安全特別低電圧)電源をプラグ差込口3A,3Bに供給しているので、直流電源を供給可能な電源コンセントが存在しない場合でも、絶縁トランス22の一次側と絶縁された直流電源をプラグ差込口3A,3Bから供給するとともに、LANポート10A〜10EからPoE給電を行うことができる。
(実施形態8)
本発明の実施形態8を図31及び図32に基づいて説明する。本実施形態のマルチタップ1では、実施形態1で説明したマルチタップ1において、蓄電池16と、電源接続部5を介して電源コンセントから外部電源が供給される間は外部電源から得た直流電源により蓄電池16を充電する充電回路17A、及び、外部電源の停電時には蓄電池16を放電させることで、各プラグ差込口3の刃受部材34a,34bに直流電力を供給する放電回路17Bからなる充放電回路17とを備えている。尚、蓄電池16及び充放電回路17以外の構成は実施形態1のマルチタップと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述のように、本実施形態のマルチタップ1は蓄電池16と、蓄電池16の充放電を制御する充放電回路17(充電回路17A及び放電回路17Bからなる)とを備えており、外部電源の通電中に充電回路17Aが蓄電池16を充電しておくことで、外部電源の停電時には蓄電池16を電源として、各プラグ差込口3A〜3Cの刃受部材34a,34bに直流電力を供給することができ、外部電源の停電時にもプラグ差込口3A〜3Cに差込プラグが接続された負荷を動作させることができる。
尚、本実施形態では3口のプラグ差込口3A〜3Cのうち、プラグ差込口3Aには電源接続部5を介して電源コンセントから供給されたDC48Vの直流電源をそのまま供給し、プラグ差込口3B,3CにはDC/DCコンバータ6により電圧値をDC24V、DC12Vに変換した直流電源を供給しているが、供給電圧の組み合わせを上記の形態に限定する趣旨のものではなく、3口のプラグ差込口3A〜3Cに電圧値の同じ直流電力を供給するようにしてもよい。
また、本実施形態のマルチタップ1では、電源接続部5を介して電源コンセントから直流電源の供給を受けているが、図33及び図34(a)に示すマルチタップ1’のように電源コンセント100から商用交流電源の供給を受け、交流電源を直流に変換してプラグ差込口3A〜3Cに供給するようにしてもよい。図33はマルチタップ1’の外観図であり、マルチタップ1’は、IEC規格に準拠した直流用のプラグ差込口3A〜3CとJIS規格に準拠した交流用のプラグ差込口21とが設けられた器体2と、器体2から導出された電源コード4に設けられて電源コンセント100に挿抜自在に接続されるAC100V用の電源接続部20とを備えている。
また図34(a)はマルチタップ1’のブロック回路図であり、マルチタップ1’は、一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に電源接続部20を介して商用交流電源が供給される絶縁トランス22と、絶縁トランス22の二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータ23と、AC/DCコンバータ23の出力をプラグ差込口3A〜3Cの定格電圧(例えば48V)に変換してプラグ差込口3A〜3Cの刃受部材に供給するDC/DCコンバータ24とを備えている。また、DC/DCコンバータ24の出力は充電回路17Aに供給されており、外部電源の通電中は充電回路17Aが蓄電池16を充電する。また外部電源の停電時には放電回路17Bが蓄電池16を放電させ、蓄電池16を電源として各プラグ差込口3A〜3Cの刃受部材34a,34bに直流電力を供給することができる。ここにおいて、外部電源の停電時に、蓄電池16からの放電電流が電源側へ流れ込まないように、放電回路17BとDC/DCコンバータ24との間には逆流防止用の整流素子(図示せず)が接続されている。
尚、図34(a)に示す回路では3口のプラグ差込口3に電圧値が同じ直流電源が供給されるのであるが、図34(b)に示すように、DC/DCコンバータ24の出力(例えばDC48V)をプラグ差込口3B,3Cにそれぞれ適合した電圧値(例えばDC24VとDC12V)に変換してプラグ差込口3B,3Cに供給するDC/DCコンバータ6を設けてもよい。
また、図33及び図34に示すマルチタップ1’では、直流用のプラグ差込口3A〜3Cのみ停電補償されており、商用交流電源の停電時には交流用のプラグ差込口21からは交流電源を供給することができないが、図35及び図36に示すマルチタップ1’のように停電補償されていない交流用のプラグ差込口21Aと、停電補償された交流用のプラグ差込口21Bとを設けてもよい。図36はこのマルチタップ1’のブロック回路図であり、停電補償されていない交流用のプラグ差込口21Aには、電源接続部20を介して入力される商用交流電源がそのまま供給されている。またマルチタップ1’は、商用交流電源の停電時に蓄電池16を放電させる放電回路17Cと、放電回路17Cを介して蓄電池16の放電電流が供給され、所定の電圧値まで昇圧させた直流電圧を発生するDC/DCコンバータ27と、DC/DCコンバータ27の出力を交流電圧に変換するDC/ACインバータ28と、プラグ差込口21Bの入力を絶縁トランス22の二次巻線又はDC/ACインバータ28の何れかに切り替える切替スイッチ29とを備えている。ここで、商用交流電源の通電中は切替スイッチ29がプラグ差込口21Bの入力を絶縁トランス22の二次巻線側に切り替えているので、電源コンセント100から供給される商用交流電源から得た交流電源をプラグ差込口21Bに供給することができる。一方、商用交流電源の停電時には切替スイッチ29がプラグ差込口21Bの入力をDC/ACインバータ28側に切り替えており、蓄電池16を電源としてDC/ACインバータ28から出力される交流電源をプラグ差込口21Bに供給することで、停電時にもプラグ差込口21Bに接続された交流負荷を動作させることができる。
実施形態1のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 同上のプラグ差込口を示し、(a)は要部拡大図、(b)はC−C断面図、(c)はD−D断面図である。 同上のプラグ差込口に設けた嵌合溝の配置を説明する説明図である。 同上の電源接続部を示し、(a)は外観斜視図、(b)は識別リブの配置を説明する説明図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。 実施形態2のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 同上のブロック回路図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。 実施形態3のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 (a)(b)は同上のブロック回路図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。 実施形態4のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 (a)(b)は同上のブロック回路図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。 実施形態5のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 同上のブロック回路図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。 実施形態6のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 同上のブロック回路図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。 実施形態7のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 同上のブロック回路図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。 実施形態8のマルチタップを示し、(a)は全体の外観図、(b)は電源接続部の説明図である。 同上のブロック回路図である。 同上のマルチタップの他の構成を示す外観図である。 (a)は同上の全体を示すブロック回路図、(b)は同上の要部を示すブロック回路図である。 同上のマルチタップのまた別の構成を示す外観図である。 同上のブロック回路図である。
符号の説明
1 マルチタップ
2 器体
3 プラグ差込口
4 電源コード
5 電源接続部
31 プラグ挿入用穴
32 突出部
33a,33b 端子挿入用孔
34a,34b 刃受部材

Claims (9)

  1. 負荷からの差込プラグが挿抜自在に接続されるプラグ差込口を複数具備した器体と、器体から導出された電源コードに設けられて電源コンセントに挿抜自在に接続される電源接続部とを備え、
    前記各プラグ差込口はIEC規格に準拠し、前記差込プラグの先端部が挿入されるプラグ挿入用穴と、プラグ挿入用穴の底面から前方に向かって突出する円柱状の突出部と、当該突出部の前面に開口して、前記差込プラグが備える電圧極用のピン端子が差込接続される端子挿入用孔と、電源接続部を介して外部電源から得た直流電源が供給され、端子挿入用孔を通して突出部内に挿入される電圧極用のピン端子に電気的に接続される刃受部材とを備えたことを特徴とするマルチタップ。
  2. 前記電源接続部を介して供給される直流電源の電圧値を、対応するプラグ差込口の定格電圧に変換して当該プラグ差込口の刃受部材に供給するDC/DCコンバータを備えたことを特徴とする請求項1記載のマルチタップ。
  3. 一次側巻線と二次側巻線とが電気的に絶縁され、一次側巻線に前記電源接続部を介して交流電源が供給される絶縁トランスと、絶縁トランスの二次側巻線に発生する交流電圧を直流に変換するAC/DCコンバータと、AC/DCコンバータの出力を対応するプラグ差込口の定格電圧に変換して当該プラグ差込口の刃受部材に供給するDC/DCコンバータとを備えたことを特徴とする請求項1記載のマルチタップ。
  4. USBコネクタが挿抜自在に接続されるUSB接続ポートと、前記電源接続部を介して外部電源から得た直流電力をUSB接続ポートに供給する給電回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のマルチタップ。
  5. 社団法人電子情報技術産業協会により規格化されたプラグ形コネクタが挿抜自在に接続されるジャック形のDC電源用コネクタと、前記電源接続部を介して外部電源から得た直流電力をDC電源用コネクタに供給する給電回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のマルチタップ。
  6. Ethernet(登録商標)の配線が接続される第1のLANポートと、Ethernet(登録商標)の他の配線が接続される第2のLANポートとを備え、両LANポート間で信号を送受させるとともに、前記電源接続部を介して外部電源から得た直流電力を第2のLANポートに接続される他の配線に重畳させるPoE給電回路を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のマルチタップ。
  7. 上流側からのUSBコネクタが接続される上流側のUSB接続ポートと、下流側からのUSBコネクタがそれぞれ接続される複数の下流側のUSB接続ポートと、上流側のUSB接続ポートと下流側のUSB接続ポートの間で信号の転送処理を行うUSBハブ回路とを備え、当該USBハブ回路に、前記電源接続部を介して外部電源から得た直流電力を下流側のUSB接続ポートに供給する給電機能を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のマルチタップ。
  8. Ethernet(登録商標)の配線がそれぞれ接続される複数のLANポートと、複数のLANポートの間で信号の転送処理を行うハブ回路とを備え、当該ハブ回路に、前記電源接続部を介して外部電源から得た直流電力を各LANポートに接続される配線に重畳させるPoE給電機能を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のマルチタップ。
  9. 蓄電池と、前記電源接続部を介して外部電源が供給される間は外部電源から得た直流電源により前記蓄電池を充電するとともに、前記外部電源の停電時には前記蓄電池を放電させることによって前記刃受部材に直流電力を供給する充放電回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチタップ。
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