JP2010097632A - 光記録媒体の情報再生方法および情報再生装置 - Google Patents

光記録媒体の情報再生方法および情報再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】蛍光特性を利用した光記録媒体の再生において、ストークスシフトの大小に関わらず反射光と蛍光とを確実に分離して、蛍光の信号のS/N比を向上させることを目的とする。
【解決手段】蛍光特性の有無によって情報が記録された記録層を有する光記録媒体10の情報再生方法である。記録層に直線偏光状態の光を当てて、蛍光を起こさせ、光記録媒体で反射した反射光を偏光分離素子(偏光子43)により減衰させて、蛍光を分離し、分離された蛍光を再生光検出器25で検出して情報を再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光特性を利用した光記録媒体の情報再生方法および情報再生装置に関する。
光記録媒体の記録材料として、光を当てることにより蛍光特性を生じるものが知られている(特許文献1)。このような光記録媒体では、情報の再生時に蛍光特性を生じた部分にレーザ光を当てると蛍光を発する。ところが、光記録媒体から帰ってくる光は、この蛍光だけではなく、記録層と、記録層に隣接する層との界面や、他の界面において反射した光もある。この反射光は、蛍光による信号にとってバックグラウンドノイズとなる。
例えば、多層構成の光記録媒体において、記録層で生じる反射光(Ir)、蛍光(If)の強度はそれぞれ、
Ir=Im・β
If=Im・α・η・γ
である。ここで、αは記録層の平均吸収率、βは記録層の反射率、ηは記録層に吸収された光が蛍光に変換される発光効率であり、通常、η=0.8程度である。γは、発生した蛍光が、記録対物レンズにて再び集光される結合率である。記録スポットからの蛍光は、全方位に均一な強度で放射すると仮定できるので、記録対物レンズのNAによってγが決定し、およそNA/4となる。
上記反射光と蛍光の比をとれば、
If/Ir=α・η・NA/(4・β)
通常、η・NA/4は1より小さいので、α、βがほぼ同程度である場合、蛍光信号強度は、反射光に比べ常に小さく、検出が困難であることを示している。
このため、多層構造を有する光記録媒体で蛍光信号を検出する場合、記録層と中間層の間の屈折率差を小さくし、再生信号の反射を大幅に低減する(α>>β)必要性があった。このように反射光を無くすことは、中間層を持たず記録層と中間層の界面が無いバルク型の光記録媒体では容易に実現できる。しかし、このようなバルク型の光記録媒体では、記録深さ方向の位置精度を確保するためのサーボ制御がより複雑になるという問題がある。
中間層を有し反射光が生じる光記録媒体の場合、蛍光スペクトルのピークシフト(ストークスシフト)が大きな場合は、再生光の波長と蛍光のピーク波長との間にカットオフのあるフィルタでこれらを分離することが可能であるが、ピークシフトが小さい場合はこれらの分離が困難であり、蛍光信号を検出することができない。また、記録材料の違いに応じて、吸収−蛍光スペクトルが変わるので、記録材料に応じてフィルタの波長特性(カットオフ波長)を変化させる必要が生じるという問題がある。
特表2001−505701号公報
本発明は、上述の背景に鑑みて創案されたものであり、蛍光特性を利用した光記録媒体の再生において、ストークスシフトの大小に関わらず反射光と蛍光とを確実に分離して、蛍光の信号のS/N比を向上させることを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、蛍光特性の有無によって情報が記録された記録層を有する光記録媒体の情報再生方法であって、前記記録層に光を当てて、蛍光を起こさせ、前記記録媒体で反射した反射光を直線偏光状態において偏光分離素子により減衰させて、前記蛍光を分離し、分離された蛍光を再生光検出器で検出して情報を再生することを特徴とする。
記録媒体で反射した光、例えば記録層と、記録層に隣接する層との間の屈折率差により、そこの界面で反射した光は、直線偏光状態で帰ってくるのに対し、記録層内で発生した蛍光は、あらゆる偏光を含む無偏光状態である。そこで、反射光と蛍光とが混ざった光を偏光分離素子に通すことで、反射光を減衰させることができる。
したがって、反射光に対し信号である蛍光の強度比を高くすることができ、蛍光の信号のS/N比を向上させることができる。
前記した方法においては、前記偏光分離素子により分離された蛍光を、さらに偏光子に通すことで前記反射光を減衰させることが望ましい。
これにより、反射光に対する蛍光の強度をより高くすることができる。
前記した方法においては、前記記録層は、光の照射により多光子吸収反応を起こし、蛍光特性を持たない状態から蛍光特性を持つ状態に変化する材料からなるものを用いることができる。
そして、前記した方法では、前記記録層への情報の記録時と異なる波長の光を照射して情報を再生することが望ましい。
これによれば、再生時に記録層を変化させにくいので、十分な強度の光を当てて、良好なS/N比で蛍光の信号を再生することができる。
前記した課題を解決する本発明の装置は、蛍光特性の有無によって情報が記録された記録層を有する光記録媒体の情報再生装置であって、直線偏光状態の光を発する再生用光源と、前記再生用光源が発した光を光記録媒体の記録層に集光する照射光学系と、前記記録層で発生した蛍光を前記光源の光路から分岐するビームスプリッタと、前記ビームスプリッタで分岐された蛍光を集光して再生光検出器で検出する再生光学系と、前記照射光学系または前記再生光学系の少なくとも一方に配置され、光記録媒体で反射した反射光を減衰させる偏光分離素子とを備えたことを特徴とする。
このような装置によれば、前記した方法と同様に、偏光分離素子によって反射光と蛍光を分離し、蛍光のS/N比を向上させることができる。
前記した情報再生装置においては、前記偏光分離素子よりも、前記蛍光の進行方向下流側に、前記偏光分離素子を通過した一部の前記反射光を減衰させる偏光子を設けることが望ましい。また、前記した情報再生装置は、記録用の光を発する記録用光源と、前記記録用光源が発した光を光記録媒体の記録層に集光する記録光学系とを備えることができる。そして、前記再生用光源が発する光の波長と前記記録用光源が発する光の波長とを異ならせることで、再生時に記録層を変化させにくいので、十分な強度の光を当てて、良好なS/N比で蛍光の信号を再生することができる。
前記した装置においては、前記再生光検出器の前における蛍光の焦点付近に、蛍光を通過させるピンホール部材を設けるのが望ましい。これにより、ピンホール部材のピンホールに焦点が合わない反射光をピンホール部材で遮断することができるので、蛍光の信号のS/N比をより向上させることができる。
本発明の光記録媒体の情報再生方法および情報再生装置によれば、偏光分離素子によって反射光を減衰させることで、ストークスシフトの大小に関わらず反射光と蛍光とを確実に分離して蛍光の信号のS/N比を向上させることができる。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態に係る光記録媒体の情報記録再生装置およびこれを用いた情報記録再生方法について説明する。なお、本実施形態において、情報再生装置は、情報の記録機能を有する情報記録再生装置を一例として説明するが、本発明にとって、記録機能を設けるか否かは任意である。参照する図において、図1は、第1実施形態の情報記録再生装置の構成図であり、図2は、光記録媒体の一例を示す断面図であり、図3は、記録時の光の経路を説明する図であり、図4は、再生時の光の経路を説明する図である。
まず、図2を参照して、第1実施形態に係る情報記録再生装置1が、情報を記録し、再生する対象となる光記録媒体10について説明する。
図2に示すように、光記録媒体10は、基板11と、サーボ信号層12と、複数の中間層13および記録層14と、遮光フィルタ層15と、カバー層16とを備えてなる。
基板11は、ポリカーボネートなどの円板であり、記録層14を支持する支持体である。
サーボ信号層12は、中間層13および記録層14を基板11に保持させるための粘着性または接着性の樹脂材料からなり、基板11側の面に予め凹凸または屈折率の変化によりサーボ信号が記録された層である。ここでのサーボ信号は、記録時および再生時のフォーカスの基準面であることを情報記録再生装置1が認識できるように予め設定された信号である。所定の記録層14に焦点を合わせる場合には、この基準面からの距離を考慮して焦点を制御する。また、記録時および再生時に円周方向に並んだ記録スポットのトラックに正確にレーザ光を照射できるようにトラッキング用のサーボ信号を記録しておいてもよい。
記録層14は、情報が光学的に記録される感光材料からなる層であり、本実施形態では、記録用レーザ光(記録用の照射光)の照射により、蛍光特性を有さない状態から2光子吸収反応を起こし、蛍光特性を有する状態に変化する材料からなる。このような感光材料としては、例えば、特開2005−320502号公報に記載された実施例3の試料3に用いられた記録材料を用いることができる。記録層14は、例えば1〜100層程度設けられる。光記憶媒体10の記憶容量を大きくするため、記録層14は多い方が望ましく、例えば10層以上であるのが望ましい。
記録層14の厚みは、1μm以下であることが望ましい。記録層の厚みが厚すぎると、再生時に発生する蛍光の深さ方向での分布が広がり、再生時の記録層間のクロストークが発生しうるからである。
中間層13は、複数の記録層14の間に配置され、記録時および再生時のレーザ光の照射により変化しない材料が用いられる。中間層13は、複数の記録層14の間で層間クロストークが生じないように、記録層14同士の間隔を所定量空けるために設けられている。中間層13の材料としては、例えば、ポリビニルアルコールや、アクリル酸およびアクリル酸エステルからなる分子量10万以上のポリマーをイソシアネートでゆるく架橋したTgが室温以下のポリマーを含む組成物を用いることができる。なお、複数の中間層13および記録層14を合わせた層を便宜的に複合層19と称することとする。また、中間層13は、記録層14が1層のみの場合には、不要である。
中間層13の厚みは、より多くの記録層14を設けるため、20μm以下であることが望ましく、また、隣接する記録層14間の層間クロストークが生じないように、5μm以上であるのが望ましい。
遮光フィルタ層15は、複合層19の上に設けられ、記録再生に不要な波長の光を吸収もしくは反射して減衰させる層である。遮光フィルタ層15は、不要光の暴露による記録層の長期的な劣化を防止するために設けることができる。
カバー層16は、複合層19を保護するために設けられる層であり、記録時および再生時のレーザ光が透過可能な材料からなる。カバー層16は、数十μm〜数mmの適宜な厚さで設けられる。
このように、光記録媒体10は、蛍光特性の有無により信号が記録される媒体である。
次に、情報記録再生装置1の構成について説明する。図1に示すように、情報記録再生装置1は、再生用光源の一例としての再生用レーザ装置21と、光記録媒体10の記録層14(図2参照)に再生用レーザ光を集光する照射光学系30と、記録層14で発生した蛍光を検出するとともに、レーザ光のサーボ制御用に光記録媒体10で反射した反射光を検出する再生光学系40と、記録用光源の一例としての記録用レーザ装置22と、記録用レーザ光を集光する記録光学系50とを主として備える。
再生用レーザ装置21は、直線偏光状態のレーザ光を発する公知の装置である。このレーザ光の波長は、400〜680nmの範囲で適宜設定すると望ましい。
照射光学系30は、再生用レーザ装置21が発したレーザ光を光記録媒体10の記録層14に集光する光学機器からなり、主としてコリメートレンズ31、ビームスプリッタ32、ダイクロイックミラー33、ビームエキスパンダ34、λ/4波長板35および対物レンズ36を備えてなる。
コリメートレンズ31は、再生用レーザ装置21の再生用レーザ光の進行方向(照射光学系30の説明においては、再生用レーザ装置21から光記録媒体10に向かう方向とする)下流側に配置され、再生用レーザ装置21から発されたレーザ光をほぼ平行な光束に変換するレンズである。
ビームスプリッタ32は、コリメートレンズ31に対して再生用レーザ光の進行方向下流側に設けられ、記録層14から発された蛍光および光記録媒体10から帰ってきた反射光の一部を側方へ反射させる光学素子である。
ダイクロイックミラー33は、特定の波長域の光を反射する鏡であり、記録用レーザ光を反射し、再生用レーザ光を透過するものが用いられている。本実施形態では、側方から入射される記録用レーザ光を光記録媒体10へ向けるために配置されている。
ビームエキスパンダ34は、ダイクロイックミラー33に対して再生用レーザ光の進行方向下流側に設けられ、再生用レーザ光の直径を拡径するレンズ群からなる。
λ/4波長板35は、ビームエキスパンダ34に対して再生用レーザ光の進行方向下流側に設けられ、直線偏光を円偏光に変換し、円偏光を回転方向に応じた向きの直線偏光に変換する光学素子である。
対物レンズ36は、λ/4波長板35に対して再生用レーザ光の進行方向下流側に設けられ、再生用レーザ光を複数の記録層14のうちの一つに収束するレンズである。対物レンズ36は、フォーカスアクチュエータ36aにより再生用レーザ光の光軸方向に移動され、所定の記録層14に焦点を合わせることができるようになっている。
再生光学系40は、ビームスプリッタ32により側方に分岐された光の下流側に設けられ、再生光検出器25、反射光検出器26、集光レンズ41、ハーフミラー42、偏光子43およびピンホール板44,45を備えてなる。
再生光検出器25は、光記録媒体10で発生した信号としての蛍光を検出する光検出器である。
反射光検出器26は、光記録媒体10から反射した反射光を検出する光検出器である。具体的には、再生用レーザ光が照射されている記録層14と、この記録層14に隣接する上下の中間層13との間の界面における反射光が最も強度が強いので、この反射光が反射光検出器26で検出される。
集光レンズ41は、ビームスプリッタ32で分岐された光の下流側に設けられ、通過する光を再生光検出器25および反射光検出器26の付近で合焦させるレンズである。
ハーフミラー42は、集光レンズ41を通過した光の光路上に設けられ、この光の一部を通過させ、一部を側方へ反射させる。前記した再生光検出器25は、ハーフミラー42を通過した光の延長線上に配置され、前記した反射光検出器26は、ハーフミラー42で側方へ分岐された光の延長線上に設けられている。
偏光子43は、偏光分離素子の一例であり、ハーフミラー42に対し、ハーフミラー42を通過した光の前方に設けられている。偏光子43の偏光の向きは、反射光の偏光の向きに対して直交しており、反射光を大きく減衰させる。一方、記録層14で発生した蛍光は無偏光なので、半分が偏光子43を通過する。
偏光子43(偏光分離素子)による反射光の光学損失は、20dB以上であるのが望ましい。
ピンホール板44は、ピンホール部材の一例であり、再生光検出器25の前、つまり、再生光検出器25に入る光の進行方向上流側に配置されている。ピンホール板44のピンホール44aは、偏光子43を通過した蛍光の光軸上で、当該蛍光の焦点付近、望ましくは焦点位置に配置されている。これにより、偏光子43を通過した光は、ピンホール44aで合焦していない成分がピンホール板44により遮断されるので、信号としての蛍光のS/N比が向上する。
ピンホール板45は、反射光検出器26の前、つまり、反射光検出器26に入る光の進行方向上流側に配置されている。ピンホール板45のピンホール45aは、ハーフミラー42で反射した光の光軸上で、当該光の焦点付近、望ましくは焦点位置に配置されている。これにより、ハーフミラー42で反射した光(光記録媒体10で反射した反射光)は、ピンホール45aで合焦していない成分がピンホール板45により遮断されるので、信号としての反射光のS/N比が向上する。
記録用レーザ装置22は、直線偏光状態のレーザ光を発する公知の装置である。このレーザ光の波長は、400〜540nmの範囲で適宜設定すると望ましい。本実施形態では、ダイクロイックミラー33により反射の波長選択性を利用するため、記録用レーザ装置22は、再生用レーザ装置21が発するレーザ光と異なる波長のレーザ光を発するものを用いる。
記録光学系50は、記録用の光、すなわち記録用レーザ装置22が発した光を光記録媒体10の記録層14に集光するものであり、コリメートレンズ51を含む。コリメートレンズ51は、記録用レーザ装置22が発したレーザ光をほぼ平行な光束に変換するレンズである。コリメートレンズ51を通過した記録用レーザ光は、ダイクロイックミラー33に向き、反射された光は光記録媒体10に向かうので、ダイクロイックミラー33、ビームエキスパンダ34、λ/4波長板35および対物レンズ36は記録光学系50を兼ねている。
なお、図示はしないが、各機器は、制御装置により動作が制御される。また、公知のように光記録媒体10を保持するとともに媒体を回転させるスピンドルと、光記録媒体10と再生用レーザ光とを光記録媒体10の直径方向に相対的に移動させるアクチュエータが設けられ、このスピンドルおよびアクチュエータが制御装置により駆動される。これにより、光記録媒体10の全面に情報を記録し、また、全面から情報を再生することができるようになっている。
以上のように構成された情報記録再生装置1の動作、すなわち情報記録方法および情報再生方法について説明する。
<記録時>
図3に示すように、情報を記録するとき、CD−Rなどと同様に、制御装置により光記録媒体10を回転させながら、記録用レーザ装置22から記録用レーザ光RBを発する。記録用レーザ光RBは、記録すべき情報に応じて公知の変調方法で明滅される。記録用レーザ光RBは、コリメートレンズ51を通過した後、ダイクロイックミラー33で反射され、光記録媒体10に向けて進行する。その後、ビームエキスパンダ34で拡径され、λ/4波長板35で円偏光に変換され、対物レンズ36で所定の記録層14に集光される。
情報を記録する最中にも、再生用レーザ装置21から再生用レーザ光OBを発する。再生用レーザ光OBは、コリメートレンズ31で平行光束に変換され、ビームスプリッタ32およびダイクロイックミラー33を通過した後、ビームエキスパンダ34で拡径される。そして、λ/4波長板35で円偏光に変換され、対物レンズ36で所定の記録層14に集光される。
所定の記録層14と、この記録層14に隣接する中間層13との界面で反射した光(反射光FBとする)は、円偏光の回転方向が逆になって、再生用レーザ光OBが来た経路を逆向きに帰っていく。反射光FBは、対物レンズ36を通過して平行光束となった後、λ/4波長板35を通過して直線偏光状態となる。そして、反射光FBは、ビームエキスパンダ34、ダイクロイックミラー33を通過し、ビームスプリッタ32で側方に反射される。
その後、反射光FBは、集光レンズ41を通過し、ハーフミラー42で反射して、反射光検出器26に入って検出される。
反射光検出器26は、反射光を検出して制御装置に出力する。この反射光の信号は、フォーカスサーボ制御に用いられる。
<再生時>
図4に示すように、情報を再生するとき、所定のタイミングで光記録媒体10をスピンドルで回転させながら、再生用レーザ装置21から再生用レーザ光OBを発する。再生用レーザ光OBは、ビームスプリッタ32、ダイクロイックミラー33を通過し、ビームエキスパンダ34で拡径され、λ/4波長板35で円偏光に変換され、対物レンズ36を通過して光記録媒体10の記録層14に集光される。光記録媒体10では、情報が蛍光特性の有無の変調により記録されており、再生用レーザ光OBが蛍光特性を有する部分に当たると、蛍光LBが発生する。また、再生用レーザ光OBの一部は、焦点が合った記録層14と、この記録層14に隣接する中間層13との界面で反射し、このとき、円偏光の回転方向が逆になる。発生した蛍光LBの一部と、界面で反射した反射光FBは、再生用レーザ光OBが来た方向と逆方向に向かって進み、対物レンズ36に向かって進む。そして、反射光FBは、対物レンズ36を通過して平行光束となった後、λ/4波長板35を通過して直線偏光状態となる。そして、反射光FBは、ビームエキスパンダ34、ダイクロイックミラー33を通過し、ビームスプリッタ32で側方に反射される。同様に、蛍光LBも、λ/4波長板35、ビームエキスパンダ34、ダイクロイックミラー33を通過し、ビームスプリッタ32で側方に反射される。
側方に反射した蛍光は、集光レンズ41を通過し、その半分がハーフミラー42を通過し、そのさらに半分が偏光子43を通過する。そして、蛍光LBは、ピンホール板44付近で焦点を結んでピンホール44aを通過し、再生光検出器25に入る。再生光検出器25で検出した蛍光の信号は、制御装置に入力され、公知の復調方法で、情報に復調される。
一方、ビームスプリッタ32で側方に反射された反射光FBは、集光レンズ41を通過し、その半分がハーフミラー42を通過する。通過した反射光FBは、偏光子43に当たると、偏光子43と偏光の向きが90度異なるので、その多くが偏光子43で遮断される。またハーフミラー42で反射した反射光FBの半分は、ピンホール板45付近で焦点を結んでピンホール45aを通過し、反射光検出器26に入る。反射光検出器26は、反射光を検出して制御装置に出力する。この反射光の信号は、フォーカスサーボ制御に用いられる。
以上のようにして、本実施形態の情報記録再生装置1によれば、反射光FBと蛍光LBがともに再生光学系40に入ってくるが、再生光学系40に設けられた偏光子43により反射光FBが減衰されるので、偏光子43を通過した蛍光LBは、S/N比が向上する。そして、このような反射光FBと蛍光LBの分離は、記録材料のストークスシフトによらないため、記録層14の記録材料に関わらず確実に反射光FBと蛍光LBとを分離することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の部分については、図面に同じ符号を付して詳細な説明を省略する。参照する図において、図5は、第2実施形態の情報記録再生装置の構成図であり、図6は、記録時の光の経路を説明する図であり、図7は、再生時の光の経路を説明する図である。
第2実施形態に係る情報記録再生装置101は、偏光ビームスプリッタを偏光分離素子として用いた形態である。図5に示すように、照射光学系130には、第1実施形態のダイクロイックミラー33に代えて偏光ビームスプリッタ133が設けられている。
この偏光ビームスプリッタ133は、ビームスプリッタ32に対して再生用レーザ光の進行方向下流側に設けられ、特定の向きの直線偏光状態の光を通過し、これに直交する直線偏光状態の光を反射させる光学素子である。本実施形態では、記録用レーザ光と、光記録媒体10から帰ってきた反射光とを反射し、再生用レーザ光を透過する向きに偏光が設定されている。
光記録媒体10から帰ってきた反射光は、ほとんどが偏光ビームスプリッタ133で側方へ反射されるので、直進する反射光に注目すると、反射光は大きく減衰されるようになっている。
光記録媒体10から帰ってきた反射光が偏光ビームスプリッタ133で側方へ反射する方向には、ダイクロイックミラー134が設けられている。また、記録用レーザ装置22は、発する記録用レーザ光がダイクロイックミラー134および偏光ビームスプリッタ133を通るような位置および向きに配設されている。
本実施形態においては、偏光ビームスプリッタ133が偏光分離素子として機能する。そのため、偏光子43を設けるか否かは任意である。もっとも、偏光子43を設けると、偏光ビームスプリッタ133を透過した一部の反射光をさらに減衰させて、蛍光のS/N比をより向上させることができる。このとき、偏光子43の偏光の向きは、偏光ビームスプリッタ133の偏光の向きと光学的に揃っているのが望ましい。
ダイクロイックミラー134は、記録用レーザ光を透過し、反射光を反射するように波長選択性が設定してある。そして、偏光ビームスプリッタ133で反射した反射光が、ダイクロイックミラー134でさらに反射された先に、集光レンズ141および反射光検出器26が配置されている。集光レンズ141は、反射光検出器26付近に反射光を集光させるレンズである。
以上のように構成された情報記録再生装置101による情報記録方法および情報再生方法について説明する。
<記録時>
図6に示すように、情報を記録するとき、CD−Rなどと同様に、制御装置により光記録媒体10を回転させながら、記録用レーザ装置22から記録用レーザ光RBを発する。記録用レーザ光RBは、記録すべき情報に応じて公知の変調方法で明滅される。記録用レーザ光RBは、コリメートレンズ51を通過した後、ダイクロイックミラー134を通過し、偏光ビームスプリッタ133に向けて進行する。記録用レーザ光RBは、偏光ビームスプリッタ133で反射する。その後、記録用レーザ光RBは、ビームエキスパンダ34で拡径され、λ/4波長板35で円偏光に変換され、対物レンズ36で所定の記録層14に集光される。
情報を記録する最中にも、再生用レーザ装置21から再生用レーザ光OBを発する。再生用レーザ光OBは、コリメートレンズ31で平行光束に変換され、ビームスプリッタ32および偏光ビームスプリッタ133を通過した後、ビームエキスパンダ34で拡径される。そして、λ/4波長板35で円偏光に変換され、対物レンズ36で所定の記録層14に集光される。
所定の記録層14と、この記録層14に隣接する中間層13との界面で反射した光(反射光FBとする)は、円偏光の回転方向が逆になって、再生用レーザ光OBが来た経路を逆向きに帰っていく。反射光FBは、対物レンズ36を通過して平行光束となった後、λ/4波長板35を通過して、再生用レーザ光OBの偏光状態に直交した直線偏光状態となる。そして、反射光FBは、ビームエキスパンダ34を通過し、偏光ビームスプリッタ133で側方に反射される。
その後、反射光FBは、ダイクロイックミラー134でさらに側方に反射され、集光レンズ141で集光されてピンホール45aを通過し、反射光検出器26に入って検出される。
反射光検出器26は、反射光を検出して制御装置に出力する。この反射光の信号は、フォーカスサーボ制御に用いられる。
<再生時>
図7に示すように、情報を再生するとき、所定のタイミングで光記録媒体10をスピンドルで回転させながら、再生用レーザ装置21から再生用レーザ光OBを発する。再生用レーザ光OBは、ビームスプリッタ32、偏光ビームスプリッタ133を通過し、ビームエキスパンダ34で拡径され、λ/4波長板35で円偏光に変換され、対物レンズ36を通過して光記録媒体10の記録層14に集光される。光記録媒体10では、情報が蛍光特性の有無の変調により記録されており、再生用レーザ光OBが蛍光特性を有する部分に当たると、蛍光LBが発生する。また、再生用レーザ光OBの一部は、焦点が合った記録層14と、この記録層14に隣接する中間層13との界面で反射し、このとき、円偏光の回転方向が逆になる。発生した蛍光LBの一部と、界面で反射した反射光FBは、再生用レーザ光OBが来た方向と逆方向に向かって進み、対物レンズ36に向かって進む。そして、反射光FBは、対物レンズ36を通過して平行光束となった後、λ/4波長板35を通過して直線偏光状態となる。そして、反射光FBは、ビームエキスパンダ34を通過し、偏光ビームスプリッタ133で側方に反射される。そして、この反射した反射光FBは、ダイクロイックミラー134でさらに側方に反射され、集光レンズ141で集光されてピンホール45aを通過し、反射光検出器26に入る。反射光検出器26は、反射光を検出して制御装置に出力する。この反射光の信号は、フォーカスサーボ制御に用いられる。
一方、蛍光LBは、λ/4波長板35、ビームエキスパンダ34を通過した後、半分が偏光ビームスプリッタ133を通過する。そして、通過した蛍光LBは、半分がビームスプリッタ32で側方に反射され、第1実施形態と同様に、集光レンズ41を通過し、偏光子43を通過する。そして、蛍光LBは、ピンホール板44付近で焦点を結んでピンホール44aを通過し、再生光検出器25に入る。再生光検出器25で検出した蛍光の信号は、制御装置に入力され、公知の復調方法で、情報に復調される。
以上のようにして、本実施形態の情報記録再生装置101によれば、反射光FBと蛍光LBがともに偏光ビームスプリッタ133に向かって進行するが、偏光ビームスプリッタ133により反射光FBが反射(減衰)されるので、偏光ビームスプリッタ133を通過した蛍光LBは、S/N比が向上する。そして、このような反射光FBと蛍光LBの分離は、記録材料のストークスシフトによらないため、記録層14の記録材料に関わらず確実に反射光FBと蛍光LBとを分離することができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態によらず、適宜変形して実施することができる。例えば、前記実施形態においては、ストークスシフトを利用して、フィルタにより反射光と蛍光とを分離する構成はとらなかったが、このようなフィルタを設けてもよい。例えば、図8に示すように、第1実施形態の再生光学系40に対し、ハーフミラー42と偏光子43の間にフィルタ241を設けることもできる。このフィルタ241は、カットオフ波長が反射光の波長と蛍光の波長の間にあるものである。反射光FBと蛍光LBがフィルタ241を通過すると、反射光FBのみがフィルタ241で減衰し、さらに、フィルタ241を通過した反射光が偏光子43で減衰する。したがって、蛍光のS/N比をより向上させることができる。
また、図9に示すように、第2実施形態の再生光学系140に対し、集光レンズ41と偏光子43の間にフィルタ242を設けることもできる。この構成によっても、フィルタ242で反射光FBのみを減衰させた後、偏光子43でさらに減衰させるので、蛍光のS/N比をより向上させることができる。
このときのフィルタの特性としては、図10に示すような透過特性のハイパスフィルタや、図11に示すような反射特性または吸収特性で光を選択的に反射または吸収するバンドパス型フィルタを用いるとよい。
前記実施形態においては、再生用の照射光として、直線偏光状態のレーザ光を用いたが、再生用の照射光は、レーザ光には限定されない。例えば、元の光が直線偏光状態でない場合には、直線偏光状態に揃える光学素子を加えて本発明にいう再生用光源としてもよい。もっとも、小さな記録スポットを読みとるためには、波長が揃ったレーザ光を用いるのが望ましい。
前記実施形態においては、再生用の照射光と記録用の照射光とを異なる波長としたが、同じ波長であっても構わない。また、再生用光源と記録用光源を別の光源としたが、1つの光源を再生用と記録用とに共用することもできる。この場合、記録時の照射光の強度に比較して再生時の照射光の強度をずっと弱くすることで、再生時に記録材料を変化させてしまうことを防止することができる。
前記実施形態においては、記録層14は、光の照射により蛍光特性が無い状態から蛍光特性が有る状態に変化する記録材料を用いていたが、これとは逆に、光の照射により蛍光特性が有る状態から蛍光特性が無い状態に変化する記録材料を用いてもよい。
また、偏光子は、再生光学系に配置するのではなく照射光学系に配置してもよい。例えば図12に示す情報記録再生装置201のように、第1実施形態の構成において、偏光子43をビームスプリッタ32とダイクロイックミラー33の間に配置するように変更することもできる。
第1実施形態の情報記録再生装置の構成図である。 光記録媒体の一例を示す断面図である。 記録時の光の経路を説明する図である。 再生時の光の経路を説明する図である。 第2実施形態の情報記録再生装置の構成図である。 記録時の光の経路を説明する図である。 再生時の光の経路を説明する図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。 第2実施形態の変形例を示す図である。 ハイパスフィルタの特性を示す図である。 バンドパス型フィルタの特性を示す図である。 第1実施形態に対し偏光子の位置を変更した変形例を示す図である。
符号の説明
1 情報記録再生装置
10 光記録媒体
11 基板
13 中間層
14 記録層
16 カバー層
21 再生用レーザ装置
22 記録用レーザ装置
25 再生光検出器
26 反射光検出器
30 照射光学系
32 ビームスプリッタ
40 再生光学系
43 偏光子
44 ピンホール板
44a ピンホール
45 ピンホール板
45a ピンホール
50 記録光学系

Claims (9)

  1. 蛍光特性の有無によって情報が記録された記録層を有する光記録媒体の情報再生方法であって、
    前記記録層に光を当てて、蛍光を起こさせ、
    前記光記録媒体で反射した反射光を直線偏光状態において偏光分離素子により減衰させて、前記蛍光を分離し、
    分離された蛍光を再生光検出器で検出して情報を再生することを特徴とする光記録媒体の情報再生方法。
  2. 前記偏光分離素子により分離された蛍光を、さらに偏光子に通すことで前記反射光を減衰させることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体の情報再生方法。
  3. 前記記録層は、光の照射により多光子吸収反応を起こし、蛍光特性を持たない状態から蛍光特性を持つ状態に変化する材料からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光記録媒体の情報再生方法。
  4. 前記記録層への情報の記録時と異なる波長の光を照射して情報を再生することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光記録媒体の情報再生方法。
  5. 蛍光特性の有無によって情報が記録された記録層を有する光記録媒体の情報再生装置であって、
    直線偏光状態の光を発する再生用光源と、
    前記再生用光源が発した光を光記録媒体の記録層に集光する照射光学系と、
    前記記録層で発生した蛍光を前記光源の光路から分岐するビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタで分岐された蛍光を集光して再生光検出器で検出する再生光学系と、
    前記照射光学系または前記再生光学系の少なくとも一方に配置され、光記録媒体で反射した反射光を減衰させる偏光分離素子とを備えたことを特徴とする光記録媒体の情報再生装置。
  6. 前記偏光分離素子よりも、前記蛍光の進行方向下流側に、前記偏光分離素子を通過した一部の前記反射光を減衰させる偏光子を設けたことを特徴とする請求項5に記載の光記録媒体の情報再生装置。
  7. 記録用の光を発する記録用光源と、
    前記記録用光源が発した光を光記録媒体の記録層に集光する記録光学系とを備えたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の光記録媒体の情報再生装置。
  8. 前記再生用光源が発する光の波長と前記記録用光源が発する光の波長とが異なることを特徴とする請求項7に記載の光記録媒体の情報再生装置。
  9. 前記再生光検出器の前における蛍光の焦点付近に、蛍光を通過させるピンホール部材を設けたことを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の光記録媒体の情報再生装置。
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