JP2010097138A - レンズ - Google Patents

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道子 多久島
Tomomi Sano
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Abstract

【課題】 入射する光のパターンをより効率良く放射パターンに変更することが可能なレンズを提供する。
【解決手段】 レンズは、入射面と、入射面に入射する光を出射する複数の出射面と、を備えている。複数の出射面は、該レンズの中心軸線に対して対称な面形状を有している。複数の出射面は、一以上の第1の出射面と、中心軸線に対して一以上の第1の出射面より外側に設けられた第2の出射面と、を含んでいる。一以上の第1の出射面の各々は、中心軸線から離れるに従って入射面を含む平面からの距離が増加するように形成されている。一以上の第2の出射面の各々は、中心軸線から離れるに従って上記平面からの距離が減少するように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズに関するものであり、特に広角放射レンズとして好適に用いることのできるレンズに関するものである。
半導体発光素子(LED)の放射パターンは、通常、ランバーシアン(lambertian)パターンと称されるパターンである。このようなLEDの放射パターンは、用途に応じてレンズを用いることによって変更される。
例えば、液晶ディスプレイ用のバックライトとして、赤色発光、青色発光、及び緑色発光それぞれの三つのLEDが用いられることがある。これらLEDは、白色光が生成されるように並べられる。このような例では、三つの色が十分に混合されるよう、各LEDからの放射パターンは、正面方向の強度より側面方向の強度の方が大きくなるように、変更される必要がある。
このようにLEDからの放射パターンを変更するレンズとしては、特許文献1に開示されたレンズがある。特許文献1に開示されたレンズは、フレネルレンズである。特許文献1に開示されたレンズによれば、光は、屈折によってレンズ内における角度より大きい角度で当該レンズから出射される。
特開2007−148332号公報
特許文献1に開示のレンズは、上述したように、フレネルレンズである。したがって、当該レンズは、複数の出射面を同心円状に有しており、各出射面は同様の傾きを有している。このようなレンズでは、比較的外側の出射面に達する光は、臨界角を越えるので、出射面において全反射される。そのような光は、損失となる。
本発明は、入射する光のパターンをより効率良く放射パターンに変更することが可能なレンズを提供することを目的としている。
本発明のレンズは、入射面と、入射面に入射する光を出射する複数の出射面と、を備えている。複数の出射面は、該レンズの中心軸線に対して対称な面形状を有している。複数の出射面は、一以上の第1の出射面と、中心軸線に対して一以上の第1の出射面より外側に設けられた一以上の第2の出射面と、を含んでいる。一以上の第1の出射面の各々は、中心軸線から離れるに従って入射面を含む平面からの距離が増加するように形成されている。一以上の第2の出射面の各々は、中心軸線から離れるに従って上記平面からの距離が減少するように形成されている。
このレンズによれば、第1の出射面より外側に存在する第2の出射面が、入射面に対して第1の出射面とは逆の傾きを有しているので、当該レンズの外側の領域における光の全反射を低減することができる。したがって、このレンズは、入射する光を放射パターンへと変更し、且つ、入射する光をより効率的に出射することが可能である。
複数の出射面は、一以上の第1の出射面を含む複数の第1の出射面を含んでおり、一以上の第2の出射面は、複数の第1の出射面より中心軸線に対して外側に設けられていてもよい。この構成では、複数の第1の出射面のうち任意の一つの第1の出射面が上記平面に対して成す角度は、複数の第1の出射面のうち当該一つの第1の出射面より中心軸線に対して外側に位置する任意の別の第1の出射面が上記平面に対して成す角度より大きいことが好ましい。
また、複数の出射面が、一以上の第2の出射面を含む複数の第2の出射面を含んでおり、複数の第2の出射面は、一以上の第1の出射面より中心軸線に対して外側に設けられていてもよい。この構成では、複数の第2の出射面のうち任意の一つの第2の出射面が上記平面に対して成す負値の角度の絶対値は、複数の第2の出射面のうち当該一つの第2の出射面より中心軸線に対して外側に位置する任意の別の第2の出射面が上記平面に対して成す負値の角度の絶対値より小さいことが好ましい。
なお、第2の出射面が上記平面に対して負値の角度を成しているのは、当該第2の出射面が、第1の出射面とは上記平面に対して反対方向に傾斜しているからである。したがって、第1の出射面が上記平面に対して成す角度を正の値の角度とすると、第2の出射面が上記平面に対して成す角度は、負値の角度と考えることができる。
また、一以上の第1の出射面の各々が上記平面に対して成す角度α、一以上の第2の出射面の各々が上記平面に対して成す負値の角度α、当該レンズの平均の厚みt、レンズの屈折率n、レンズの周囲の媒質の屈折率n、及び、中心軸線からの距離xが、
α<sin−1(n/n)+tan−1(t/x)−π/2
を満たす場合に、本レンズは、複数の出射面における全反射をなくすことができる。
本発明の別のレンズは、入射面と、入射面に入射する光を出射する出射面と、を備えている。出射面は、第1の領域と当該第1の領域よりレンズの中心軸線に対して外側に位置する第2の領域と、を含む。第1の領域及び第2の領域は、中心軸線に対して対称な形状をそれぞれ有している。第1の領域は、中心軸線から離れるに従って入射面を含む平面からの距離が増加するように、形成されている。第2の領域は、中心軸線から離れるに従って上記平面からの距離が減少するように、形成されている。
このレンズによれば、第1の領域より外側に存在する第2の領域が、第1の領域とは逆の傾きを有しているので、第2の領域における光の全反射を低減することができる。したがって、このレンズは、入射する光を放射パターンへと変更し、且つ、入射する光をより効率的に出射することが可能である。
中心軸線からの距離x、当該距離xの位置において出射面が上記平面に対して成す角度α、該レンズの厚みt、該レンズの屈折率n、及び、該レンズの周囲の媒質の屈折率nが、
α<sin−1(n/n)+tan−1(t/x)−π/2
を満たす場合に、本レンズは、出射面での全反射をなくすことができる。なお、第1の領域において角度αは正の値であり、第2の領域において角度αは負の値である。
上述した本発明のレンズは、入射面に光学的に結合された半導体発光素子を更に備えていてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、入射する光のパターンをより効率良く放射パターンに変更することが可能なレンズが提供される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンズを示す縦断面図である。図1に示すレンズ10は、入射面12と、複数の出射面14〜14と、を備えている。ここで、nは、2以上の整数であり、図1の実施形態では、nは、11である。レンズ10は、図1に示すように、半導体発光素子(LED)16を更に備えていてもよい。
レンズ10は、当該レンズ10の中心軸線Zに対して対称な形状を有している。レンズ10は、例えば、略円板状の平面形状を有している。入射面12は、光が入射する面である。入射面12は、本実施形態では、中心軸線Zに直交している。図1に示す実施形態では、LED16がレンズ10の内部に埋め込まれており、LED16の発光面に接する面が入射面12となっている。なお、レンズ10は、中心軸線Zに直交する平坦な入射面を、中心軸線Zに直交する方向の全領域に有していてもよい。この場合には、LED16は、レンズ10内に埋め込まれておらず、入射面12に接するよう、レンズ10に装着される。
複数の出射面14〜14は、入射面12に入射した光が出射する面である。複数の出射面14〜14は、中心軸線Zに対して同心に設けられている。図1に示すように、中心軸線Zを含む断面では、複数の出射面14〜14は、鋸歯形状を成している。したがって、レンズ10では、複数の出射面14〜14のうち隣り合う二つの出射面の間に、これら二つの出射面を接続する接続面が存在している。
複数の出射面14〜14は、一以上の第1の出射面と、一以上の第2の出射面を含んでいる。一以上の第2の出射面は、中心軸線Zに対して一以上の第1の出射面より外側に設けられている。本実施形態では、出射面14〜14が第1の出射面であり、出射面14〜1411が第2の出射面である。なお、第1の出射面の数、及び、第2の出射面の数は、本発明の思想の範囲内で、任意に変更することが可能である。
第1の出射面14〜14は各々、中心軸線Zから離れるに従って、入射面12を含む平面Sからの距離が増加するように形成された面である。第2の出射面14〜1411は各々、中心軸線Zから離れるに従って、入射面12を含む平面Sからの距離が減少するように形成された面である。即ち、第1の出射面14〜14は各々、中心軸線Zから離れるに従って平面Sから離れるように傾斜された傾斜面である。また、第2の出射面14〜1411は各々、中心軸線Zから離れるに従って平面Sに近づくように傾斜された傾斜面である。以上のように傾斜した複数の出射面14〜14によれば、入射面12に入射して出射面14〜14で全反射する光を低減することが可能である。
レンズ10では、第1の出射面14〜14のうち任意の一つの第1の出射面が平面Sに対して成す角度α(正の値)が、第1の出射面14〜14のうち、当該一つの第1の出射面より中心軸線Zから離れている別の第1の出射面が平面Sに対して成す角度αより、大きくなっている。即ち、中心軸線Zに近い第1の出射面が平面Sに対して成す角度αは、中心軸線Zから遠い第1の出射面が平面Sに対して成す角度αより大きい。
また、第2の出射面14〜1411のうち任意の一つの第2の出射面が平面Sに対して成す角度α(負の値)の絶対値が、第2の出射面14〜1411のうち、当該一つの第2の出射面より中心軸線Zから離れている別の第2の出射面が平面Sに対して成す角度α(負の値)の絶対値より、小さくなっている。即ち、中心軸線Zに近い第2の出射面が平面Sに対して成す角度αは、中心軸線Zから遠い第2の出射面が平面Sに対して成す角度より小さい。
このような角度で傾斜した複数の出射面14〜14によれば、入射面12に入射して出射面14〜14で全反射する光をより低減することが可能である。
ここで、図2を参照する。図2は、図1に示すレンズの一部を拡大して示す概略図である。入射面12に入射した光が出射面14〜14で全反射しない条件を、同図を参照して以下に説明する。
入射面12から角度θでレンズ10内に進入する光線L1は、第1の出射面14に角度θinで入射し、当該第1の出射面14から角度θoutで出射する。第1の出射面14(本実施形態では、kは1〜4の整数)が平面Sとなす角度をαとし、レンズ10の屈折率をnとし、レンズ10の周囲の媒体(通常は空気)の屈折率をnとすると、スネルの法則により、次式(1)が成り立つ。
sin(θin)=nsin(θout) …(1)
なお、図2では、便宜上、角度αは、第1の出射面14が平面Sに平行な平面と成す角度を表している。
また、θinは次式(2)で表すことができる。
θin=π/2−θ+α …(2)
第1の出射面14で全反射が生じない条件は、θoutが解をもつことである。したがって、次式(3)が満たされる必要がある。
(n/n)sin(θin)=(n/n)sin(π/2−θ+α)<1 …(3)
ここで、レンズの厚みをtとすると、光線L1がレンズ10から出射するときの距離xは、次式(4)で表すことができる。
x=t/tan(θ) …(4)
なお、距離xは、中心軸線Zに直交する方向Xでの中心軸線Zからの距離である。
式(3)及び式(4)より、レンズ中心からxの距離にある第1の出射面14が平面Sに対して成す角度αが次式(5)を満たすとき、第1の出射面14での全反射が生じなくなる。
α<sin−1(n/n)+tan−1(t/x)−π/2 …(5)
なお、厳密には式(5)は、θ、θin、xが中心軸線Zを起点とした場合のみでなく、LED16の縦断面内平面S上のすべての位置を起点とした場合に成り立つ必要がある。Xの値は中心軸線Zを起点とした場合が最大であるため、tan−1(t/x)はこの場合が最小となる。よって、式(5)右辺は、中心軸線Zを起点とした場合が最小となるので、上述のように中心軸線Zを起点とした場合に、式(5)を満たすようにしておけば十分である。
第2の出射面14(本実施形態では、mは5〜11の整数)についても同様に、入射面12からレンズ10内に進入する光線L2の角度をθ、第2の出射面14への光線L2の入射角をθin、第2の出射面14からの光線L2の出射角をθout、第2の出射面14が平面Sとなす角度をα、レンズの厚みをt、光線L2がレンズ10から出射するときの距離をxとすると、式(5)を満たす場合に、第2の出射面14での全反射が生じなくなる。但し、但し、第2の出射面14は、第1の出射面14kと反対方向の傾斜を有しているので、第2の出射面14が平面Sに対してなす角度αは、負の値である。
したがって、全出射面14〜14が式(5)を満たすときに、レンズ10では、出射面14〜14での全反射が生じなくなる。なお、レンズ10では、厚みtが距離xによって異なるので、厳密には角度αの条件も距離xによって異なる。しかしながら、αの値を式(5)の右辺の値よりある程度小さくすれば、厚みの平均値を上述の厚みtとして用いることができる。ここで、厚みの平均値とは、入射面12から出射面14〜14までの中心軸線Z方向の距離の平均値である。
以下、上述の(5)式を示すレンズ10の一例について説明する。ここでは、レンズ10の屈折率nを1.51とし、レンズ10の周囲の媒体の屈折率nを1.0とする。また、レンズ10の平均の厚みtを0.6mmとし、出射面14〜14の各々のX方向の幅を0.1mmとする。このような条件の下で、角度αの値を式(5)の右辺の値より10°小さいものとすると、中心軸線Zからの距離が離れる順に、出射面14〜14が成す角度αはそれぞれ、26.7°、17.4°、8.9°、1.2°、−5.4°、−11.0°、−15.8°、−19.9°、−23.3°、−26.3°、−28.8°となる。かかる条件を満たすレンズ10から出射する光の強度の角度分布を図3に示す。
図3では、横軸に中心軸線Zに対する光の出射角度がとられており、縦軸に光の相対強度がとられている。図3に示すように、レンズ10によれば、中心軸線Z方向より、当該中心軸線に対して側方での光の強度を高めることができる。また、レンズ10は、出射面14〜14が上述した式(5)を満たす角度αを有するので、全反射が低減される。なお、所望の出射パターンを得るように、式(5)を満たす範囲内で各出射面の角度αを最適化することも可能である。
以下、本発明の別の実施形態について説明する。図4は、別の一実施形態に係るレンズを示す縦断面図である。図1に示すレンズ10では、中心軸線Zに対して比較的外側に位置する出射面間の接続面を出射した光が、当該接続面に連続する出射面に入射して全反射することがある。図4に示すレンズ10Bは、かかる現象を防止するための構造をもっている。なお、レンズ10Bのその他の構造は、レンズ10と同様である。
具体的に、レンズ10Bでは、第2の出射面14〜1411それぞれから平面Sまでの距離が、その第2の出射面が中心軸線Zから離れる程、小さくなっている。このような構造を有するレンズ10Bでは、接続面を出射して当該接続面に連続する出射面に再度入射する光の量を低減することが可能である。
図5は、本発明の別の実施形態に係るレンズを示す縦断面図である。図5に示すレンズ10Cは、図1及び図4に示すレンズから、出射面間に存在する接続面を無くした構造を有している。即ち、レンズ10Cでは、複数の出射面14〜1411が連続している。かかる構造のレンズ10Cによれば、当該レンズ10Cを出射した光が再度当該レンズ10Cに入射することを防止することが可能である。
図6は、本発明の更に別の実施形態に係るレンズを示す縦断面図である。図6に示すレンズ10Dは、その中心軸線Zに対して対称な形状を有している。レンズ10Dは、入射面12、及び出射面14を備えている。また、レンズ10Dは、図1に示すレンズ10と同様に、LED16を備えていてもよい。
図6に示すレンズ10Dは、その出射面がX方向、即ち、中心軸線Zに直交する方向に曲率をもった曲面で構成されている点において、図5に示すレンズ10Cとは異なっている。即ち、レンズ10Cの複数の出射面は、X方向には曲率のない斜面である。一方、レンズ10Dは、X方向に曲率をもった曲面で構成されている。更に換言すれば、レンズ10Dの出射面は、レンズ10Cの複数の出射面に沿う形状の曲面で構成されている。
具体的に、レンズ10Dの出射面14は、第1の領域14a及び第2の領域14bを含んでいる。第1の領域14a及び第2の領域14bは、同心に設けられている。第2の領域14bは、第1の領域14aより、中心軸線Zに対して外側に設けられている。
第1の領域14aは、入射面12を含む平面Sからの距離が中心軸線Zから離れるに従って増加するように形成されている。なお、平面Sは、中心軸線Zに直交する平面である。また、第2の領域14bは、中心軸線Zから離れるに従って平面Sからの距離が減少するように、形成されている。
かかるレンズ10Dによれば、入射面12に入射して出射面14で全反射される光の量を低減することが可能である。また、レンズ10Dは、上述した式(5)を満たすことによって、出射面14における全反射を無くすことができる。
なお、レンズ10Dの場合には、式(5)中、xは中心軸線Zに直交する方向における当該中心軸線Zからの距離、αは距離xの位置において出射面が平面Sに対して成す角度、tは距離xの位置におけるレンズ10Dの厚みである。なお、レンズの10Dの厚みとは、入射面12を含む平面Sからの出射面14までの距離である。また、第1の領域14aでは、角度αは正の値であり、第2の領域14bでは、角度αは負の値である。
以上の説明した種々の実施形態によれば、レンズから出射する際の光の全反射が低減され、且つ、レンズに入射する光のパターンが放射パターンへと変更される。
本発明の一実施形態に係るレンズの縦断面図である 図1に示すレンズの一部を拡大して示す概略図である。 図1に示す一例のレンズの放射パターンを示す図である。 本発明の別の一実施形態に係るレンズを示す縦断面図である。 本発明の別の一実施形態に係るレンズを示す縦断面図である。 本発明の別の一実施形態に係るレンズを示す縦断面図である。
符号の説明
10,10B,10C,10D…レンズ、12…入射面、14…出射面、14〜14…出射面、14〜14…第1の出射面、14〜1411…第2の出射面、14a…第1の領域、14b…第2の領域、16…LED(半導体発光素子)。

Claims (7)

  1. 入射面と、
    前記入射面に入射する光を出射する複数の出射面と、
    を備えたレンズであって、
    前記複数の出射面は、該レンズの中心軸線に対して対称な面形状を有しており、
    前記複数の出射面は、一以上の第1の出射面と、前記中心軸線に対して前記一以上の第1の出射面より外側に設けられた一以上の第2の出射面と、を含み、
    前記一以上の第1の出射面の各々は、前記中心軸線から離れるに従って前記入射面を含む平面からの距離が増加するように形成されており、
    前記一以上の第2の出射面の各々は、前記中心軸線から離れるに従って前記平面からの距離が減少するように形成されている、
    レンズ。
  2. 前記複数の出射面は、前記一以上の第1の出射面を含む複数の第1の出射面を含んでおり、
    前記一以上の第2の出射面は、前記複数の第1の出射面より前記中心軸線に対して外側に設けられており、
    前記複数の第1の出射面のうち任意の一つの第1の出射面が前記平面に対して成す角度は、前記複数の第1の出射面のうち前記一つの第1の出射面より前記中心軸線に対して外側に位置する任意の別の第1の出射面が前記平面に対して成す角度より大きい、請求項1に記載のレンズ。
  3. 前記複数の出射面は、前記一以上の第2の出射面を含む複数の第2の出射面を含んでおり、
    前記複数の第2の出射面は、前記一以上の第1の出射面より前記中心軸線に対して外側に設けられており、
    前記複数の第2の出射面のうち任意の一つの第2の出射面が前記平面に対して成す負値の角度の絶対値は、前記複数の第2の出射面のうち前記一つの第2の出射面より前記中心軸線に対して外側に位置する任意の別の第2の出射面が前記平面に対して成す負値の角度の絶対値より小さい、請求項1に記載のレンズ。
  4. 前記一以上の第1の出射面の各々が前記平面に対して成す角度α、前記一以上の第2の出射面の各々が前記平面に対して成す負値の角度α、該レンズの平均の厚みt、該レンズの屈折率n、該レンズの周囲の媒質の屈折率n、及び、前記中心軸線からの距離xが、
    α<sin−1(n/n)+tan−1(t/x)−π/2
    を満たす、請求項1に記載のレンズ。
  5. 入射面と、
    前記入射面に入射する光を出射する出射面と、
    を備えたレンズであって、
    前記出射面は、第1の領域と、該第1の領域より該レンズの中心軸線に対して外側に位置する第2の領域と、を含み、
    前記第1の領域及び前記第2の領域は、前記中心軸線に対して対称な形状をそれぞれ有しており、
    前記第1の領域は、前記中心軸線から離れるに従って前記入射面を含む平面からの距離が増加するように、形成されており、
    前記第2の領域は、前記中心軸線から離れるに従って前記平面からの距離が減少するように、形成されている、
    レンズ。
  6. 前記中心軸線からの距離x、該距離xの位置において前記出射面が前記平面に対して成す角度α、該レンズの厚みt、該レンズの屈折率n、及び、該レンズの周囲の媒質の屈折率nが、
    α<sin−1(n/n)+tan−1(t/x)−π/2
    を満たし、ここで、前記第1の領域において前記角度αは正の値であり、前記第2の領域において前記角度αは負の値である、
    請求項5に記載のレンズ。
  7. 前記入射面に光学的に結合された半導体発光素子を更に備える、請求項1〜6の何れか一項に記載のレンズ。
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