JP2010096820A - 撮像装置及び携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で広画角を確保できると共に、諸収差が良好に補正され、高画素の撮像素子に対応可能な撮像レンズを有する撮像装置。
【解決手段】光軸方向に移動可能な撮像レンズと、撮像レンズにより物体像が結像する撮像素子と、撮像レンズより物体側に配置され開放Fナンバーを規定する第1絞りと、第1絞りより物体側に配置され小絞りのFナンバーを規定する第2絞りと、を有する撮像装置において、以下の条件式を満足することを特徴とする撮像装置。
1.0<(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tanω)<15.0
但し、ω:前記撮像レンズの半画角、2Y:前記撮像素子の撮像面対角線長、F1:前記第1絞りが規定するFナンバー、F2:前記第2絞りが規定するFナンバー、d:前記撮像レンズが過焦点距離より遠方の物体に合焦している場合における前記第1絞りと前記第2絞りの光軸上の距離。
【選択図】図1

Description

本発明は、CCDイメージセンサあるいはCMOS型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた小型の撮像装置、及びこれを備えた携帯端末に関する。
近年、CCD(Charged Coupled Device)型イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像装置の高性能化、小型化に伴い、撮像装置を備えた携帯電話や携帯情報端末が普及しつつある。また、これらの撮像装置に搭載される撮像レンズには、さらなる小型化のみならず、高画素化に伴って高性能化への要求が高まっている。このような撮像装置には、高画素数の撮像素子に対応して、解像度の向上、小型化を目的として第1レンズの物体側に開口絞りを配置した構成の前置絞りタイプの撮像レンズが用いられている場合がある。
前置絞りタイプの撮像レンズにおいて、小型且つ高性能を実現する構成として、物体側より順に正の第1レンズ、負の第2レンズを有する構成が知られている。
このような構成をとる撮像レンズとして、1枚あるいは2枚構成のレンズに比べ高性能化が可能な3枚構成の撮像レンズが提案されている。
3枚構成の撮像レンズとして、物体側より順に物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正の第1レンズ、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負の第2レンズ、正の第3レンズで構成し、高性能化を図った所謂トリプレットタイプの撮像レンズが開示されている。(例えば、特許文献1参照)
また、物体側から順に物体側に凸面を向けた正の第1レンズ、物体側に凸面を向けた負の第2レンズ、物体側に凸面を向けた正の第3レンズで構成し、撮像レンズ全長(撮像レンズ全系の最も物体側のレンズ面から像側焦点までの光軸上の距離)の小型化を目指した撮像レンズが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、3枚構成のレンズに比べ高性能化が可能な、4枚構成の撮像レンズが提案されている。4枚構成の撮像レンズとして、物体側より順に開口絞り、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズで構成して高性能化を目指した所謂逆エルノスタータイプの撮像レンズが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
また、物体側より順に開口絞り、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、負の屈折力を有する第4レンズで構成して撮像レンズ全長の小型化を目指した所謂テレフォトタイプの撮像レンズが開示されている(例えば、特許文献4,5参照)。
また、更に高画質の画像を得るため、オートフォーカスによるピント調整機構を備えたものがある。オートフォーカスにより、撮影者が意識することなく撮影対象にピントを合わせることが可能となり、より高画質の画像を得ることが可能になる(例えば、特許文献6参照)。
また、更に高画質の画像を得るため、露出補正機構を備えたものがある。
露光の調整を行う場合、シャッタを利用して適切な露光量を得る方法が一般的である。その中で、高速化に適した方法として、シャッタを開けて撮影を開始するタイミングは撮像素子側で制御し、シャッタを閉めて撮影を終了するタイミングは機械的なシャッタ部材で制御するという方法が用いられている。
前述のような、前置絞りの構成をとる場合、シャッタと絞りを兼用する構成が考えられる。この構成をとることによって、機構の小型化及び軽量化が期待できる。しかしながら、シャッタと絞りを兼用するためには、シャッタの開口部を適切な開口に設定するための機構が必要となる。そのため、シャッタの構造部の複雑化、重量の増加、コスト増を招く。また、シャッタとレンズ部分を同時に移動させる必要があるため、レンズ移動のためのアクチュエータに負担がかかり、高速なオートフォーカスを妨げる要因となる。更に、撮像装置を携帯電話に搭載した場合、ユーザーが携帯電話を落下させることも予想される。その場合、シャッタと撮像レンズが一体であると、落下の衝撃に耐え得るようにオートフォーカス装置の剛性を高める必要があるが、それにより撮像装置の小型化が図れなくなるという問題もある。
このような問題を解決する方法として、シャッタと絞りを分離し、別々の部材とする方法がある。この場合、開放時の絞りを第1レンズの物体側に配置し、レンズと共に移動させる。シャッタ及び開放時以外の絞り(小絞り)は、開放時の絞りの物体側に配置し、オートフォーカスが作動した際にレンズと一体で動かないものとする。この方法によって、レンズ移動のためのアクチュエータに過度の重量負担がかからず、推進力を得るために必要な電流量を抑制することができ、耐衝撃性も向上する。そのため、高速なオートフォーカスを実現することが容易になる。また、シャッタの機構を簡略化することが出来、コストを抑えることが可能になる。
なお、オートフォーカスの方式としては、全体繰り出し方式の他にフローティングを利用したフォーカシング方式でもよい。ここで全体繰り出し方式とは、近距離撮影に際して撮像レンズ全体を一体で物体側へ移動させる方式であり、フローティングを利用したフォーカシング方式とは、合焦の際に2つのレンズ群が光軸方向に異なる速度で移動する方式である。全体繰り出し方式では、画像の中心部にピントを合わせることは可能だが周辺部の像面が劣化する。フローティングを利用した方式では、全体繰り出しに比べオートフォーカスの機構が複雑だが上記の問題を解決できる。
特開2006−133270号公報 特開2005−308800号公報 特開2004−341013号公報 特開2002−365529号公報 特開2002−365530号公報 特開2005−195646号公報
前述のように第1レンズの物体側に絞りを置いた構成は、小型で高性能な撮像レンズを実現する上で有効であるが、前述のような露光調整機構を用いて小絞りでの撮影を行なった場合、レンズ周辺部を通過する光線が開放の絞りで遮られ、周辺光量比の低下を招く場合がある。この問題は特に光学系が広角である場合に顕著であり、広角化の妨げとなっている。また、小絞りの位置によって光束の幅が大きく変化するため、コマ収差のフレア、色収差のフレアの補正が困難になる。
また、特許文献3に記載の撮像レンズは、逆エルノスタータイプであるため、第4レンズが正レンズであり、テレフォトタイプのように第4レンズが負レンズの場合に比べ、光学系の主点位置が像側になりバックフォーカスが長くなるため、小型化には不利なタイプである。更に、4枚レンズのうち負の屈折力を有するレンズは1枚であり、ペッツバール和の補正が困難で、画面周辺部では良好な性能を確保できていない。
特許文献4及び5に記載のレンズは、撮影画角が狭いことに加え収差補正が不十分で、更に全長を短縮化すると、性能が劣化してしまい、撮像素子の高画素化に対応が困難となる問題がある。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、小型で広画角を確保できると共に、諸収差が良好に補正され、高画素の撮像素子に対応可能な撮像レンズであり、第1レンズより物体側に複数の絞りを配置した場合に、小絞り使用時の周辺光量比低下が生じない撮像レンズを有する撮像装置、及び該撮像装置を備えた携帯端末を提案することを目的とする。
ここで、小型且つ広画角の撮像レンズの尺度であるが、本発明では下記の条件式(8),(9)を満たすレベルの小型化及び広角化を目指している。この範囲を満たすことで、小型でありながら画角の広い撮像レンズを構成することが出来る。
L/2Y < 1.3 (8)
f/2Y < 0.85 (9)
但し、
L :撮像レンズ全系の最も物体側のレンズ面から像側焦点までの光軸上の距離
2Y:固体撮像素子の撮像面対角線長(固体撮像素子の矩形実行画素領域の対角線長)
f :撮像レンズ全系の焦点距離
ここで、「像側焦点」とはレンズに光軸と平行な平行光線が入射した場合の像点をいう。なお、撮像レンズの最も像側の面と像側焦点位置との間に、光学的ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ、または固体撮像素子パッケージのシールガラス等の平行平板が配置される場合には、平行平板部分は空気換算距離とした上で上記Lの値を計算するものとする。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
1.光軸方向に移動可能な撮像レンズと、
前記撮像レンズにより物体像が結像する撮像素子と、
前記撮像レンズより物体側に配置され開放Fナンバーを規定する第1絞りと、
前記第1絞りより物体側に配置され小絞りのFナンバーを規定する第2絞りと、
を有する撮像装置において、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像装置。
1.0<(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tanω)<15.0 (1)
但し、
ω :前記撮像レンズの半画角
2Y:前記撮像素子の撮像面対角線長
F1:前記第1絞りが規定するFナンバー
F2:前記第2絞りが規定するFナンバー
d :前記撮像レンズが過焦点距離より遠方の物体に合焦している場合における前記第1絞りと前記第2絞りの光軸上の距離
2.前記第1絞りは固定絞りであって前記撮像レンズと共に移動し、前記第2絞りは可変絞りであって位置が固定されていることを特徴とする前記1に記載の撮像装置。
3.前記撮像レンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ及び負の屈折力を有する第2レンズを有し、少なくとも3枚のレンズを有することを特徴とする前記1又は前記2に記載の撮像装置。
4.前記撮像レンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ及び負の屈折力を有する第4レンズからなることを特徴とする前記1〜3の何れか1項に記載の撮像装置。
5.前記撮像レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする前記3又は前記4に記載の撮像装置。
0.25<(r1+r2)/(r1−r2)<0.9 (2)
0.80<(r3+r4)/(r3−r4)<5.1 (3)
但し、
r1:前記第1レンズの物体側の面の曲率半径
r2:前記第1レンズの像側の面の曲率半径
r3:前記第2レンズの物体側の面の曲率半径
r4:前記第2レンズの像側の面の曲率半径
6.前記第4レンズは、物体側に凸面を向けた形状であることを特徴とする前記4又は前記5に記載の撮像装置。
7.前記第1レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする前記3〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
0.54<f1/f<1.1 (4)
但し、
f1:前記第1レンズの焦点距離
f :撮像レンズ全系の焦点距離
8.前記第4レンズの像側の面は、光軸近傍で像側に凹を向けると共に、有効径の範囲内に変曲点を有する非球面形状であることを特徴とする前記4〜7の何れか1項に記載の撮像装置。
9.前記第3レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする前記4〜8の何れか1項に記載の撮像装置。
1.4<(r5+r6)/(r5−r6)<2.5 (5)
但し、
r5:前記第3レンズの物体側の面の曲率半径
r6:前記第3レンズの像側の面の曲率半径
10.前記第1レンズ及び前記第2レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする前記3〜9の何れか1項に記載の撮像装置。
25<ν1−ν2<65 (6)
但し、
ν1:前記第1レンズのアッベ数
ν2:前記第2レンズのアッベ数
11.前記第2レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする前記3〜10の何れか1項に記載の撮像装置。
1.6<n2<2.1 (7)
但し、
n2:前記第2レンズの屈折率
12.前記第1レンズ及び前記第2レンズはガラス材料より形成されており、前記第3レンズ及び前記第4レンズはプラスチック材料より形成されていることを特徴とする前記4〜11の何れか1項に記載の撮像装置。
13.前記1〜12の何れか1項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする携帯端末。
[前記1の効果]
条件式(1)は、第1絞りと第2絞りの光軸上での距離d、撮像レンズの半画角ω、第1絞りが規定するFナンバーF1、第2絞りが規定するFナンバーF2、固体撮像素子の撮像面対角線長(固体撮像素子の矩形実行画素領域の対角線長)2Yの関係を規定するものである。
下限を上回ることにより、小絞り状態においても光線のケラレによる周辺光量の低下を招かず、高画質な画像を得ることが出来る。また、上限を下回ることにより、小型且つ広角な撮像レンズを得ることが出来る。
更に望ましくは、条件式(1′)を満たすことが望ましい。
1.0<(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tanω)<7.0 (1′)
下限を上回ることにより、小絞り使用時においても光線のケラレによる周辺光量の低下を招かず、高画質な画像を得ることが出来る。また、上限を下回ることにより、第1の開口絞りと第2の開口絞りの光軸上での距離dを過度に小さくする必要がなく、製造が容易である。
[前記2の効果]
第1絞りが撮像レンズと共に移動することにより、第1絞りと撮像レンズの物体側面との距離を一定になる。そのため、オートフォーカスのために撮像レンズが移動した状態であっても、撮像レンズに入射する光束を一定範囲に保つことができ、画面周辺部での光線のケラレなどによる光学性能の劣化を防ぐことができる。
[前記3の効果]
請求項3に記載の撮像装置は、請求項1又は請求項2に記載の撮像装置において、物体側より順に、開口絞り、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズを有し、少なくとも3枚以上のレンズからなることを特徴とする。物体側より順に、開口絞り、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズを配置する構成は、射出瞳が物体側に位置するため、センサーへの光線入射角を低く抑えられる。また、負の屈折力を持つレンズが物体側に位置するため、光線がレンズの周辺部を通過することができ、色収差の補正が容易である。
[前記4の効果]
前記3におけるレンズ構成は、レンズ全長の小型化に有利な構成になる。
更に、4枚構成のレンズのうち、2枚を負レンズとすることで発散作用を有する面を多くして、ペッツバール和の補正を容易とし、広画角でありながら画面周辺部まで良好な結像性能を確保した撮像レンズを得ることが可能となる。
加えて、最も物体側に開口絞りを配置することにより、射出瞳位置を撮像面から、より遠くに離すことができ、固体撮像素子の撮像面周辺部に結像する光束の主光線入射角度(主光線と光軸のなす角度)を小さく抑えることができ、所謂テレセントリック特性を確保することができる。また、機械的なシャッタを必要とする場合に、最も物体側に配置する構成とでき全長の短い撮像レンズを得ることが可能となる。
[前記5の効果]
前記5における条件式(2)は、第1レンズの形状を適切に設定する条件である。この条件式の範囲内で、第1レンズは物体側の面より像側の面の方が強い正の屈折力を有する形状となる。条件式(2)の上限を下回ることで、第1レンズの像側の面の正の屈折力が強くなりすぎず、第2レンズの像側の面の周辺部が過度の負の屈折力を持つことによるコマ収差、像面湾曲、色収差の発生を抑えることが出来る。条件式(2)の下限を上回ることで、第1レンズ周辺部の物体側に空間が生まれ、絞りの配置が容易になるため、全長の短縮が容易になる。
上記の条件式(3)は、第2レンズの形状を適切に設定する条件である。この条件式の範囲内で、第2レンズは物体側の面より像側の面の方が強い負の屈折力を有する形状となる。
条件式(3)の下限を上回ることで、第2レンズの像側の面の屈折力を強くすることができ、コマ収差、像面湾曲、非点収差、色収差の補正が容易にできる。一方、第2レンズの物体側の面の曲率は緩くなり、この面の周縁付近を通過する軸外光束の収差を抑えることができる。条件式(3)の上限を下回ることで、第2レンズの像側の面の負屈折力が強くなりすぎるのを抑え、バランスよく収差を補正できる。また、像側の面の曲率半径が小さくなりすぎず、レンズ加工上問題のない形状となる。
[前記6の効果]
前記6によれば、前記第3レンズと前記第4レンズとの間に形成される空気レンズの正の屈折力を強まらせることができる。従って、撮像面周辺部に結像する光束のテレセントリック特性の確保を容易にすることが出来る。
[前記7の効果]
前記7における条件式(4)は、第1レンズの屈折力を適切に設定するものであり、下限を上回ることで第1レンズの屈折力が必要以上に大きくならず、球面収差やコマ収差を小さく良好に抑えることができる。また上限を下回ることで第1レンズの屈折力が適度に確保され、撮像レンズ全長を短縮でき小型化が可能となる。
[前記8の効果]
前記8によれば、第4レンズの像側の面は、光軸近傍で像側に凹を向けると共に、周辺に変曲点を有する非球面とすることにより、像側光束のテレセントリック特性が確保しやすくなる。また、第2レンズの像側の面は、レンズ周辺部で過度に負の屈折力を弱くする必要がなくなり軸外収差を良好に補正することが可能となる。
ここで、「変曲点」とは有効半径内でのレンズ断面形状の曲線において、非球面頂点の接平面が光軸と垂直な平面となるような非球面上の点のことである。
[前記9の効果]
前記9における条件式(5)は、第3レンズの形状を適切に設定するものであり、下限を上回ることで第3レンズの屈折力が必要以上に大きくならず、球面収差やコマ収差を小さく良好に抑えることができる。また、第3レンズの像側の面のサグ量が大きくなりすぎず、作りやすい形状となる。また、上限を下
回ることで第3レンズの屈折力が適度に確保され、同時に第1レンズの屈折力が過度に大きくなることを抑えることが出来るため、球面収差、コマ収差を抑えながら撮像レンズ全長を短縮でき小型化が可能となる。
[前記10の効果]
前記10における条件式(6)は、撮像レンズ全系の色収差を良好に補正する条件である。下限を上回ることで、軸上色収差、倍率色収差をバランス良く補正することができる。一方で、上限を下回ることで、入手しやすい光学材料で構成することができる。
[前記11の効果]
前記11における条件式(7)は、撮像レンズ全系の収差を良好に補正する条件である。下限を上回ることで、コマ収差、像面湾曲、色収差をバランス良く補正することができ、第2レンズの像側の面の曲率を抑えることが出来る。一方、上限を下回ることで、入手しやすい光学材料で構成することができる。
[前記12の効果]
前記12によれば、撮像レンズを構成する全てのレンズを射出成形により製造されるプラスチックレンズで構成すると、撮像レンズの小型軽量化と低コスト化に有利である、しかしながら、プラスチック材料は温度変化時の屈折率変化が大きいため、全てのレンズをプラスチックで構成すると、温度変化によりレンズ全体の像点位置が変動してしまうという問題がある。
そこで、正の屈折力を有する第1レンズ及び、負の屈折率を有する第2レンズを、温度変化時の屈折率変化がほとんど無いガラス材料から形成し、正の屈折力を有する第3レンズ、負の屈折率を有する第4レンズをプラスチック材料で形成することにより、温度変化時の像点位置変動への寄与が相殺する方向に作用し、プラスチックレンズを多用しながら、撮像レンズ全系での温度変化時の像点位置変動を補償することができる。
また、第1レンズをガラス材料で形成することにより、プラスチックレンズを露出させずに構成でき、第1レンズへの傷等の問題を回避することができ、好ましい構成となる。
なお、「プラスチック材料から形成されている」とは、プラスチック材料を母材として、その表面に反射防止や表面硬度向上を目的としてコーティング処理を行った場合を含むものとする。
[前記13の効果]
前記13に記載の携帯端末は、前記1から前記12に記載の撮像装置を備えることで、より小型化され、且つより高性能化される。
以下、本発明の撮像装置に関する実施の形態を詳細に説明する。
図1は撮像装置の一例としての断面図である。
図1において、撮像レンズLは4枚のレンズで構成されていて、鏡枠1に保持されており、光軸Oの方向に移動する。なお、撮像レンズLの左側が物体側、右側が像側である。また、撮像レンズLにより物体像が光電変換部に結像する撮像素子2はプリント配線板3にボンディングワイヤにより実装されており、プリント配線板3は筐体10に固着されている。
また、撮像レンズLと撮像素子2との間には、赤外カットフィルタ等の平行平板Fが配置されている。なお、平行平板Fとしては、赤外カットフィルタ以外に光学的ローパスフィルタや撮像素子2のためのシールガラス等であってもよい。
撮像レンズLより物体側には開口が一定で開放Fナンバーを規定する第1絞り4が配置され、第1絞り4は鏡枠1に固定されている。従って、第1絞り4は撮像レンズLと共に光軸Oの方向に移動する。
第1絞り4より物体側には開口が可変で小絞りのFナンバーを規定する第2絞り5が配置されている。第2絞り5は、2枚の絞り羽根の重なり具合で開口を可変させてもよいし、複数の開口を有する1枚の絞り羽根を移動させてもよい。また、第2絞り5は位置が固定され、撮像レンズLと共に移動することはない。
更に、第2絞り5より物体側にはシャッタ6が配置されている。シャッタ6は2枚のセクタから成る機械式で、撮影の際にセクタを閉じることで撮影を終了するタイミングを制御する。シャッタ6も位置が固定され、撮像レンズLと共に移動することはない。
なお、鏡枠1の周囲には、撮像レンズLを移動させるアクチュエータと駆動用回路11、第2絞り5を開閉させるアクチュエータと駆動用回路12、シャッタ6を開閉させるアクチュエータと駆動用回路13が配置されている。
また、以上の各部材は筐体10に保持されている。
より詳しくは、撮像レンズLは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1、負の屈折力を有する第2レンズL2、正の屈折力を有する第3レンズL3、負の屈折力を有する第4レンズL4から成る。
更に、図示していないが、各レンズL1〜L4の間に、不要光をカットする固定絞りを配置してもよい。特に、第3レンズL3と第4レンズL4の間や第4レンズ4と平行平板Fの間に配置することが好ましく、光線経路の外側に矩形の固定絞りを配置することで、ゴースト、フレアの発生を抑えることができる。
撮像素子2の受光側の面の中央部には、画素(光電変換素子)が2次元的に配置された受光部としての光電変換部が形成され、その周囲には信号処理回路が形成されている。この信号処理回路は、各画素を順次駆動し信号電荷を得る駆動回路部と、各信号電荷をデジタル信号に変換するA/D変換部と、このデジタル信号を用い画像信号出力を形成する信号処理部等から構成されている。
撮像素子2の受光側の面の外縁近傍には、不図示の多数のパッドが設けられており、ボンディングワイヤを介してプリント配線板3に接続されている。撮像素子2は、光電変換部からの信号電荷をデジタルYUV信号等の画像信号に変換し、ボンディングワイヤを介してプリント配線板3上の所定の回路に出力する。
なお、撮像素子2は、CCD(Charged Coupled Device)型イメージセンサであっても、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサであってもよい。
プリント配線板3は、硬質の基板からなり、表裏両面に多数の信号伝達用パッドが設けられ、外部機器との間で電源や信号を送受信するためのフレキシブルプリント基板が接続されている。
また、撮像レンズLと、第1絞り4、第2絞り5は下記の関係式を満足する。
1<(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tanω)<15.0 (1)
但し、
ω :前記撮像レンズの半画角
2Y:前記撮像素子の撮像面対角線長
F1:前記第1絞りが規定するFナンバー
F2:前記第2絞りが規定するFナンバー
d :前記撮像レンズが過焦点距離より遠方に合焦している場合における前記第1絞りと前記第2絞りの光軸上の距離。
なお、上記の撮像装置を搭載する携帯端末としては、不図示であるが周知の携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等があり、構成は限定されるものではない。
以下に本発明の撮像装置に用いる撮像レンズの実施例を示す。各実施例に使用する記号は下記の通りである。
f :撮像レンズ全系の焦点距離
fB :バックフォーカス
F :開放Fナンバー
2Y :固体撮像素子の撮像面対角線長(固体撮像素子の矩形実行画素領域の対角線長)
ENTP:入射瞳位置(第1面から入射瞳までの距離)
EXTP:射出瞳位置(撮像面から射出瞳位置までの距離)
H1 :前側主点位置(第1面から前側主点位置までの距離)
H2 :後側主点位置(最終面から後側主点位置までの距離)
R :曲率半径
D :軸上面間隔
Nd :レンズ材料のd線に対する屈折率
νd :レンズ材料のアッベ数
また、各実施例において非球面の形状は、面の頂点を原点とし、光軸方向にX軸をとり、光軸と垂直方向の高さをhとして以下の数1で表す。
Figure 2010096820
但し、
Ai:i次の非球面係数
R :曲率半径
K :円錐定数
(実施例1)
・全体諸元を以下に示す。
f=4.8mm
fB=0.72mm
F=2.47
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.13mm
H1=−0.05mm
H2=−4.08mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.10 0.97
2(*) 6.709 1.18 1.58913 61.3 1.04
3(*) -2.720 0.10 1.36
4(*) 5.918 0.60 1.80543 26.1 1.54
5(*) 2.209 0.82 1.55
6(*) -5.092 1.33 1.53175 56.0 1.84
7(*) -1.406 0.10 2.06
8(*) 4.022 0.84 1.53175 56.0 2.45
9(*) 1.233 1.00 3.13
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.48
11 ∞ 0.72 3.50
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはポリオレフィン系のプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=4.55767E+00,A4=-2.60880E-02,A6=-4.84268E-03,A8=-4.29967E-03,A10=1.06720E-03
第3面
K=1.00060E+00,A4=-9.88110E-05,A6=4.46523E-03,A8=-3.09313E-03,A10=4.81011E-04
第4面
K=-1.40836E+00,A4=-2.97755E-02,A6=1.45993E-02,A8=-1.77521E-03,A10=7.82900E-06
第5面
K=-3.01554E+00,A4=-9.65458E-03,A6=6.11979E-03,A8=4.32172E-04,A10=-2.19381E-04
第6面
K=-3.02381E+00,A4=3.19368E-02,A6=-1.12073E-02,A8=2.04566E-03,A10=-7.52000E-07
第7面
K=-3.81636E+00,A4=-2.19406E-02,A6=4.27939E-03,A8=-4.96682E-04,
A10=-1.93360E-05,A12=2.44840E-05
第8面
K=-2.90692E+00,A4=-4.59317E-02,A6=6.02061E-03,A8=-7.49311E-04,A10=9.90910E-05,
A12=-8.21100E-06
第9面
K=-4.79783E+00,A4=-2.64088E-02,A6=3.90884E-03,A8=-5.58339E-04,A10=4.73730E-05,
A12=-1.93000E-06
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 3.446
2 4 -4.717
3 6 3.245
4 8 -3.737
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=1.27
但し、
F1=2.4
F2=5.6
d=0.6
ω=36.8
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.42
(r3+r4)/(r3−r4)=2.19
f1/f=0.71
(r5+r6)/(r5−r6)=1.76
ν1−ν2=35.1
n2=1.81
L/2Y=0.966
f/2Y=0.672
図2は実施例1のレンズの断面図、図3は実施例1の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例2)
・全体諸元を以下に示す。
f=4.78mm
fB=0.77mm
F=2.88
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.17mm
H1=−0.16mm
H2=−4.01mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.10 0.82
2(*) 6.808 1.22 1.69350 53.2 0.89
3(*) -2.661 0.10 1.22
4(*) 69.793 0.60 1.80542 26.1 1.30
5(*) 2.975 0.85 1.40
6(*) -3.255 1.19 1.53175 56.0 1.62
7(*) -1.324 0.10 1.89
8(*) 3.849 0.88 1.53175 56.0 2.45
9(*) 1.269 1.00 3.12
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.45
11 ∞ 0.77 3.48
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはポリオレフィン系のプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=3.75899E+00,A4=-2.66961E-02,A6=-3.66287E-03,A8=-9.78487E-03,A10=3.82192E-03
第3面
K=1.32136E+00,A4=-3.08553E-03,A6=6.71917E-03,A8=-2.67124E-03,A10=-3.04790E-05
第4面
K=2.00000E+01,A4=-2.77099E-02,A6=1.67558E-02,A8=-1.64903E-03,A10=-5.32669E-04
第5面
K=-3.28732E+00,A4=-1.05208E-02,A6=5.89783E-03,A8=5.27868E-04,A10=-3.71589E-04
第6面
K=-7.54816E-01,A4=2.98690E-02,A6=-1.46051E-02,A8=2.39350E-03,A10=3.55264E-04
第7面
K=-3.12043E+00,A4=-2.76708E-02,A6=2.77646E-03,A8=-6.33587E-04,A10=8.10430E-05,
A12=5.42640E-05
第8面
K=-1.74948E+00,A4=-4.83428E-02,A6=5.99966E-03,A8=-6.02361E-04,A10=1.04196E-04,
A12=-1.07320E-05
第9面
K=-4.78280E+00,A4=-2.83562E-02,A6=4.85224E-03,A8=-7.70495E-04,A10=7.18190E-05,
A12=-2.97400E-06
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 2.913
2 4 -3.874
3 6 3.460
4 8 -4.039
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=1.87
但し、
F1=2.8
F2=5.6
d=0.3
ω=37.0
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.44
(r3+r4)/(r3−r4)=1.09
f1/f=0.61
(r5+r6)/(r5−r6)=3.37
ν1−ν2=37.9
n2=1.81
L/2Y=0.966
f/2Y=0.668
図4は実施例2のレンズの断面図、図5は実施例2の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例3)
・全体諸元を以下に示す。
f=4.76mm
fB=0.8mm
F=2.47
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.35mm
H1=−0.36mm
H2=−3.96mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.05 0.96
2(*) 9.679 1.21 1.68980 52.8 0.97
3(*) -2.675 0.10 1.31
4(*) 8.547 0.55 1.83310 24.0 1.45
5(*) 2.572 1.00 1.49
6(*) -2.862 1.18 1.53175 56.0 1.69
7(*) -1.365 0.10 1.98
8(*) 2.866 0.83 1.53175 56.0 2.65
9(*) 1.209 1.00 3.22
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.48
11 ∞ 0.80 3.50
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはポリオレフィン系のプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=-1.60232E+01,A4=-2.58667E-02,A6=-6.27441E-03,A8=-3.79239E-03,
A10=-1.51020E-05
第3面
K=1.31541E+00,A4=-3.83529E-03,A6=3.85890E-03,A8=-1.36533E-03,A10=-9.58800E-06
第4面
K=8.28411E+00,A4=-2.78721E-02,A6=1.22904E-02,A8=-1.30477E-03,A10=-1.57530E-04
第5面
K=-2.78259E+00,A4=-1.00014E-02,A6=5.88976E-03,A8=-7.58000E-07,A10=-2.33271E-04
第6面
K=-1.03137E+00,A4=3.12410E-02,A6=-1.39736E-02,A8=3.37748E-03,A10=-1.67508E-04
第7面
K=-3.00934E+00,A4=-2.34895E-02,A6=1.91668E-03,A8=1.23258E-04,A10=-1.13478E-04,
A12=3.68660E-05
第8面
K=-6.11849E+00,A4=-3.19619E-02,A6=5.89726E-03,A8=-9.75743E-04,A10=1.13100E-04,
A12=-6.27400E-06
第9面
K=-4.34065E+00,A4=-2.50101E-02,A6=4.52276E-03,A8=-6.89189E-04,A10=5.70430E-05,
A12=-2.04600E-06
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 3.165
2 4 -4.611
3 6 3.856
4 8 -4.761
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=2.47
但し、
F1=2.4
F2=5.6
d=0.3
ω=37.2
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.57
(r3+r4)/(r3−r4)=1.86
f1/f=0.67
(r5+r6)/(r5−r6)=2.82
ν1−ν2=28.8
n2=1.83
L/2Y=0.966
f/2Y=0.665
図6は実施例3のレンズの断面図、図7は実施例3の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例4)
・全体諸元を以下に示す。
f=4.74mm
fB=0.63mm
F=2.47
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.3mm
H1=−0.19mm
H2=−4.1mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.05 0.95
2(*) 9.968 1.20 1.58910 61.3 0.96
3(*) -2.407 0.10 1.32
4(*) 4.290 0.50 1.83310 24.0 1.54
5(*) 2.037 1.04 1.52
6(*) -3.586 1.29 1.53175 56.0 1.70
7(*) -1.391 0.10 2.05
8(*) 3.542 0.89 1.53175 56.0 2.73
9(*) 1.224 1.00 3.31
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.53
11 ∞ 0.63 3.55
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはポリオレフィン系のプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=-1.99996E+01,A4=-2.73576E-02,A6=-5.85376E-03,A8=-5.69809E-03,A10=1.40914E-03
第3面
K=8.94189E-01,A4=3.35912E-04,A6=4.92997E-03,A8=-2.22157E-03,A10=4.39993E-04
第4面
K=-5.65474E+00,A4=-3.23668E-02,A6=1.53147E-02,A8=-1.01472E-03,A10=-1.23208E-04
第5面
K=-3.39895E+00,A4=-1.10230E-02,A6=6.02376E-03,A8=3.53249E-04,A10=-8.94710E-05
第6面
K=-9.66898E-01,A4=2.92377E-02,A6=-1.15388E-02,A8=2.16238E-03,A10=-3.45669E-04
第7面
K=-3.35097E+00,A4=-2.29811E-02,A6=3.34138E-03,A8=-3.42837E-04,
A10=-7.71010E-05,A12=1.53760E-05
第8面
K=-3.46863E+00,A4=-3.94713E-02,A6=6.57952E-03,A8=-9.97574E-04,A10=1.14879E-04,
A12=-5.72300E-06
第9面
K=-4.41463E+00,A4=-2.28250E-02,A6=3.78798E-03,A8=-5.63350E-04,A10=4.57170E-05,
A12=-1.51400E-06
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 3.414
2 4 -5.178
3 6 3.549
4 8 -4.059
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=2.24
但し、
F1=2.4
F2=5.6
d=0.3
ω=38.5
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.61
(r3+r4)/(r3−r4)=2.81
f1/f=0.72
(r5+r6)/(r5−r6)=2.27
ν1−ν2=37.2
n2=1.83
L/2Y=0.966
f/2Y=0.662
図8は実施例4のレンズの断面図、図9は実施例4の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例5)
・全体諸元を以下に示す。
f=4.76mm
fB=0.59mm
F=2.47
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.17mm
H1=−0.01mm
H2=−4.16mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.05 0.96
2(*) 5.194 1.36 1.69350 53.2 1.01
3(*) -2.879 0.08 1.34
4(*) 217.350 0.48 1.80518 25.4 1.41
5(*) 3.208 0.86 1.44
6(*) -2.757 1.22 1.53175 56.0 1.50
7(*) -1.492 0.05 1.91
8(*) 3.542 1.10 1.53175 56.0 2.71
9(*) 1.418 1.00 3.32
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.53
11 ∞ 0.60 3.55
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはポリオレフィン系のプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=-5.35382E+00,A4=-1.41346E-02,A6=-4.70483E-03,A8=-3.90833E-03,A10=5.47657E-04
第3面
K=1.18247E+00,A4=5.28755E-04,A6=6.94128E-04,A8=-8.81405E-04,A10=1.00880E-05
第4面
K=2.00000E+01,A4=-1.61414E-02,A6=1.01202E-02,A8=-2.72520E-04,A10=-1.51000E-04
第5面
K=-2.64432E+00,A4=-6.36371E-03,A6=7.19814E-03,A8=-1.00402E-03,A10=1.60688E-04
第6面
K=5.23350E-01,A4=2.80399E-02,A6=-2.15421E-02,A8=7.52234E-03,A10=-1.26765E-03
第7面
K=-1.55942E+00,A4=-4.15677E-03,A6=-2.53439E-03,A8=4.13430E-05,
A10=-9.95910E-05,A12=4.85140E-05
第8面
K=-1.58949E+01,A4=-3.13455E-02,A6=7.71821E-03,A8=-1.19952E-03,A10=1.15066E-04,
A12=-4.99900E-06
第9面
K=-4.63267E+00,A4=-2.50502E-02,A6=4.82416E-03,A8=-6.46363E-04,A10=4.56850E-05,
A12=-1.35400E-06
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 2.869
2 4 -4.048
3 6 4.581
4 8 -5.423
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=6.78
但し、
F1=2.4
F2=5.6
d=0.1
ω=38.4
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.29
(r3+r4)/(r3−r4)=1.30
f1/f=0.60
(r5+r6)/(r5−r6)=3.36
ν1−ν2=27.8
n2=1.81
L/2Y=0.965
f/2Y=0.665
図10は実施例5のレンズの断面図、図11は実施例5の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例6)
・全体諸元を以下に示す。
f=4.91mm
fB=0.65mm
F=2.47
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.14mm
H1=0.12mm
H2=−4.25mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.15 0.98
2(*) 5.024 1.13 1.48749 70.2 1.11
3(*) -2.429 0.09 1.38
4(*) 4.877 0.50 1.61340 44.3 1.56
5(*) 1.779 0.87 1.64
6(*) -6.155 1.37 1.53175 56.0 2.10
7(*) -1.520 0.09 2.16
8(*) 5.094 1.02 1.53175 56.0 2.45
9(*) 1.352 1.00 3.23
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.52
11 ∞ 0.65 3.54
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはポリオレフィン系のプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=1.93593E+00,A4=-2.60580E-02,A6=-9.68466E-03,A8=-9.52415E-04,A10=-2.00758E-03
第3面
K=1.18034E+00,A4=5.29555E-03,A6=3.06046E-03,A8=-2.34041E-03,A10=1.56837E-04
第4面
K=-2.00000E+01,A4=-4.14964E-02,A6=1.62918E-02,A8=-1.24687E-03,A10=-1.17536E-04
第5面
K=-3.47888E+00,A4=-9.91862E-03,A6=6.03017E-03,A8=7.20580E-05,A10=-1.78463E-04
第6面
K=-7.45472E+00,A4=3.29123E-02,A6=-9.01053E-03,A8=2.01732E-03,A10=-1.31554E-04
第7面
K=-3.57546E+00,A4=-1.88601E-02,A6=4.33752E-03,A8=-3.80074E-04,A10=1.34680E-05,
A12=1.71090E-05
第8面
K=6.22879E-01,A4=-4.94008E-02,A6=6.13819E-03,A8=-7.49483E-04,A10=8.10750E-05,
A12=-4.86900E-06
第9面
K=-4.79668E+00,A4=-2.51886E-02,A6=3.96910E-03,A8=-5.76680E-04,A10=4.67340E-05,
A12=-1.65500E-06
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 3.523
2 4 -4.837
3 6 3.444
4 8 -3.822
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=13.16
但し、
F1=2.4
F2=5.6
d=0.055
ω=37.5
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.35
(r3+r4)/(r3−r4)=2.35
f1/f=0.76
(r5+r6)/(r5−r6)=1.71
ν1−ν2=26.2
n2=1.62
L/2Y=0.976
f/2Y=0.685
図12は実施例6のレンズの断面図、図13は実施例6の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例7)
・全体諸元を以下に示す。
f=5.65mm
fB=1.03mm
F=3.2
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.27mm
H1=0.37mm
H2=−4.62mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.13 0.88
2(*) 31.348 1.11 1.49700 81.6 0.97
3(*) -2.513 0.12 1.31
4(*) 2.821 0.52 1.92286 18.9 1.65
5(*) 1.887 0.76 1.60
6(*) -7.997 2.18 1.49200 58.0 1.74
7(*) -1.463 0.10 2.14
8(*) 8.202 1.01 1.57100 34.0 2.40
9(*) 1.431 1.00 3.14
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.39
11 ∞ 1.04 3.41
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=3.60586E+00,A4=-2.39420E-02,A6=-9.08604E-03,A8=4.94773E-03,A10=-2.42591E-03
第3面
K=7.96499E-01,A4=3.44276E-03,A6=4.91423E-03,A8=-7.35909E-04,A10=-3.91625E-04
第4面
K=-1.16292E+00,A4=-2.66997E-02,A6=1.33778E-02,A8=-2.16304E-03,A10=1.17880E-05
第5面
K=-2.74175E+00,A4=-8.69543E-03,A6=7.61202E-03,A8=3.65857E-04,A10=-4.16583E-04
第6面
K=1.34604E+01,A4=1.74964E-02,A6=-3.60240E-03,A8=2.58496E-03,A10=-2.16375E-04
第7面
K=-3.30935E+00,A4=-2.34160E-02,A6=5.24974E-03,A8=-3.93672E-04,A10=1.52040E-05,
A12=8.51100E-06
第8面
K=6.21112E+00,A4=-4.81274E-02,A6=8.12398E-03,A8=-9.36988E-04,A10=5.22090E-05,
A12=-2.09900E-06
第9面
K=-5.04126E+00,A4=-2.65176E-02,A6=4.30754E-03,A8=-5.63264E-04,A10=3.84430E-05,
A12=-1.16100E-06
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 4.718
2 4 -8.328
3 6 3.279
4 8 -3.210
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=4.69
但し、
F1=3.2
F2=5.6
d=0.1
ω=35.5
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.85
(r3+r4)/(r3−r4)=5.04
f1/f=0.99
(r5+r6)/(r5−r6)=1.45
ν1−ν2=62.3
n2=1.93
L/2Y=1.13
f/2Y=0.792
図14は実施例7のレンズの断面図、図15は実施例7の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例8)
・全体諸元を以下に示す。
f=5mm
fB=0.5mm
F=3.2
2Y=7.14mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.33mm
H1=0.17mm
H2=−4.5mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.15 0.78
2(*) 38.100 1.09 1.49700 81.0 0.88
3(*) -2.325 0.20 1.23
4(*) 3.045 0.52 1.84666 23.8 1.59
5(*) 1.931 0.83 1.57
6(*) -7.991 1.94 1.49200 58.0 1.83
7(*) -1.477 0.29 2.14
8(*) 6.908 0.90 1.57100 34.0 2.51
9(*) 1.433 1.00 3.23
10 ∞ 0.10 1.51630 64.1 3.52
11 ∞ 0.50 3.55
なお、第1レンズ及び第2レンズはガラス、第3レンズ及び第4レンズはプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=-2.00000E+01,A4=-2.87906E-02,A6=-1.00420E-02,A8=6.12642E-03,A10=-3.85125E-03
第3面
K=7.63658E-01,A4=3.65208E-03,A6=5.30203E-03,A8=-3.98550E-04,A10=-4.29778E-04
第4面
K=-1.32336E+00,A4=-2.73738E-02,A6=1.34013E-02,A8=-2.10290E-03,A10=-1.03180E-05
第5面
K=-2.73406E+00,A4=-9.17435E-03,A6=7.20463E-03,A8=2.25528E-04,A10=-3.82110E-04
第6面
K=1.34801E+01,A4=1.82975E-02,A6=-3.73206E-03,A8=2.50792E-03,A10=-2.48875E-04
第7面
K=-3.22893E+00,A4=-2.46558E-02,A6=4.92926E-03,A8=-4.04466E-04,A10=2.46460E-05,
A12=1.05040E-05
第8面
K=3.26782E+00,A4=-4.93107E-02,A6=8.12659E-03,A8=-9.39729E-04,A10=5.45200E-05,
A12=-1.20100E-06
第9面
K=-4.73984E+00,A4=-2.65931E-02,A6=4.60075E-03,A8=-5.74510E-04,A10=3.71360E-05,
A12=-9.96000E-07
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 4.436
2 4 -7.861
3 6 3.355
4 8 -3.367
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=4.27
但し、
F1=3.2
F2=5.6
d=0.1
ω=36.8
Y=3.57
(r1+r2)/(r1−r2)=0.88
(r3+r4)/(r3−r4)=4.47
f1/f=0.93
(r5+r6)/(r5−r6)=1.45
ν1−ν2=57.4
n2=1.85
L/2Y=1.05
f/2Y=0.700
図16は実施例8のレンズの断面図、図17は実施例8の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
(実施例9)
・全体諸元を以下に示す。
f=4.5mm
fB=0.89mm
F=3.6
2Y=5.6mm
ENTP=0mm
EXTP=−4.73mm
H1=0.89mm
H2=−3.61mm
・面データを以下に示す。
面番号 R(mm) D(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1(絞り) ∞ 0.15 0.63
2* 6.182 1.67 1.58910 61.2 0.76
3* -1.865 0.67 1.17
4* -0.996 0.93 1.58300 30.0 1.23
5* -4.022 0.47 1.54
6* 1.615 1.26 1.53180 56.0 2.26
7* 2.720 0.40 2.63
8 ∞ 0.50 1.51630 64.2 2.68
9 ∞ 2.76
なお、第1レンズはガラス、第2レンズ及び第3レンズはプラスチック材料から形成されている。
・非球面係数を以下に示す。
第2面
K=0.20208E+02,A4=-0.41242E-01,A6=0.60650E-02,A8=-0.26088E-01,A10=-0.62744E-02
第3面
K=-0.92288E+00,A4=-0.18403E-010,A6=-0.30855E-02,A8=-0.13408E-01,
A10=0.32517E-02
第4面
K=-0.91341E+00,A4=0.10925E+00,A6=0.10715E+00,A8=-0.13203E+00,A10=0.63673E-01,
A12=-0.11737E-01
第5面
K=-0.45867E+01,A4=-0.81403E-01,A6=0.12210E+00,A8=-0.56607E-01,
A10=-0.13974E-01,A12=-0.12597E-02
第6面
K=-0.54283E+01,A4=-0.15594E+01,A6=0.54449E-02,A8=-0.85055E-03,A10=0.42188E-04,
A12=-0.20236E-05
第7面
K=-0.93568E+00,A4=0.62111E+01,A6=-0.48127E-01,A8=-0.42523E-03,
A10=-0.10088E-04,A12=0.10223E-05
・単レンズデータを以下に示す。
レンズ 始面 焦点距離(mm)
1 2 2.635
2 4 -2.559
3 6 5.355
4 A10= -0.005
・各条件式に対応する値を以下に示す。
(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tan2ω))=3.77
但し、
F1=3.6
F2=5.6
d=0.1
ω=31.3
Y=2.80
(r1+r2)/(r1−r2)=0.54
(r3+r4)/(r3−r4)=−1.69
f1/f=0.55
(r5+r6)/(r5−r6)=−3.92
ν1−ν2=57.2
n2=1.58
L/2Y=1.24
f/2Y=0.804
図18は実施例9のレンズの断面図、図19は実施例9の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
ここで、プラスチック材料は温度変化時の屈折率変化が大きいため、第1レンズから第4レンズまでの全てのレンズをプラスチックレンズで構成すると、周囲温度が変化した際に、撮像レンズ全系の像点位置が変動してしまうという問題を抱えてしまう。この像点位置変動が無視できない仕様の撮像装置においては、以上のような実施例のように正の第1レンズ及び負の第2レンズをガラス材料にて形成されるレンズ(例えばガラスモールドレンズ)とし、正の第3レンズ及び負の第4レンズをプラスチックレンズとし、且つ第3レンズ及び第4レンズで温度変化時の像点位置変動を相殺するような屈折力配分とすることで、この温度特性の問題を軽減することができる。ガラスモールドレンズを用いる場合は、成形金型の消耗をできるだけ防ぐために、ガラス転移点(Tg)が400℃以下のガラス材料を使用するのが望ましい。
また、最近では、プラスチック材料中に無機微粒子を混合させ、プラスチック材料の温度変化を小さくできることが分かってきた。詳細に説明すると、一般に透明なプラスチック材料に微粒子を混合させると、光の散乱が生じ透過率が低下するため、光学材料として使用することは困難であったが、微粒子の大きさを透過光束の波長より小さくすることにより、散乱が実質的に発生しないようにできる。プラスチック材料は温度が上昇することにより屈折率が低下してしまうが、無機粒子は温度が上昇すると屈折率が上昇する。そこで、これらの温度依存性を利用して互いに打ち消しあうように作用させることにより、屈折率変化がほとんど生じないようにすることができる。具体的には、母材となるプラスチック材料に最大長が20ナノメートル以下の無機粒子を分散させることにより、屈折率の温度依存性の極めて低いプラスチック材料となる。例えばアクリルに酸化ニオブ(Nb)の微粒子を分散させることで、温度変化による屈折率変化を小さくすることができる。本発明において、2枚の正レンズ(L1,L3)のうち1枚、若しくは全てのレンズ(L1〜L4)に、このような無機粒子を分散させたプラスチック材料を用いることにより、撮像レンズ全系の温度変化時の像点位置変動を小さく抑えることが可能となる。
ここで、屈折率の温度変化について詳細に説明する。屈折率の温度変化Aは、ローレンツ・ローレンツの式に基づいて、屈折率nを温度tで微分することにより、数2で表される。
Figure 2010096820
但し、
α:線膨張係数
[R]:分子屈折
プラスチック素材の場合は、一般に式中第1項に比べ第2項の寄与が小さく、ほぼ無視できる。例えば、PMMA樹脂の場合、線膨張係数αは7×10−5であり、上記式に代入すると、A=−1.2×10−4[/℃]となり、実測値とおおむね一致する。
具体的には、従来は−1.2×10−4[/℃]程度であった屈折率の温度変化Aを、絶対値で8×10−5[/℃]未満に抑えることが好ましい。好ましくは絶対値で6×10−5[/℃]未満にすることが好ましい。
本発明で適用可能なプラスチック材料の屈折率の温度変化A(=dn/dT)を以下に示す。
プラスチック材料 A(近似値)[10−5/℃]
ポリオレフィン系 −11
ポリカーボネイト系 −14
撮像装置の断面図である。 実施例1のレンズの断面図である。 実施例1の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例2のレンズの断面図である。 実施例2の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例3のレンズの断面図である。 実施例3の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例4のレンズの断面図である。 実施例4の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例5のレンズの断面図である。 実施例5の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例6のレンズの断面図である。 実施例6の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例7のレンズの断面図である。 実施例7の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例8のレンズの断面図である。 実施例8の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。 実施例9のレンズの断面図である。 実施例9の収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。
符号の説明
L 撮像レンズ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
F 平行平板
O 光軸
1 鏡枠
2 撮像素子
3 プリント配線板
4 第1絞り
5 第2絞り
6 シャッタ

Claims (13)

  1. 光軸方向に移動可能な撮像レンズと、
    前記撮像レンズにより物体像が結像する撮像素子と、
    前記撮像レンズより物体側に配置され開放Fナンバーを規定する第1絞りと、
    前記第1絞りより物体側に配置され小絞りのFナンバーを規定する第2絞りと、
    を有する撮像装置において、
    以下の条件式を満足することを特徴とする撮像装置。
    1.0<(1/F1−1/F2)・2Y/(4d・tanω)<15.0
    但し、
    ω :前記撮像レンズの半画角
    2Y:前記撮像素子の撮像面対角線長
    F1:前記第1絞りが規定するFナンバー
    F2:前記第2絞りが規定するFナンバー
    d :前記撮像レンズが過焦点距離より遠方の物体に合焦している場合における前記第1絞りと前記第2絞りの光軸上の距離
  2. 前記第1絞りは固定絞りであって前記撮像レンズと共に移動し、前記第2絞りは可変絞りであって位置が固定されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像レンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ及び負の屈折力を有する第2レンズを有し、少なくとも3枚のレンズを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像レンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ及び負の屈折力を有する第4レンズからなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の撮像装置。
    0.25<(r1+r2)/(r1−r2)<0.9
    0.80<(r3+r4)/(r3−r4)<5.1
    但し、
    r1:前記第1レンズの物体側の面の曲率半径
    r2:前記第1レンズの像側の面の曲率半径
    r3:前記第2レンズの物体側の面の曲率半径
    r4:前記第2レンズの像側の面の曲率半径
  6. 前記第4レンズは、物体側に凸面を向けた形状であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
    0.54<f1/f<1.1
    但し、
    f1:前記第1レンズの焦点距離
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
  8. 前記第4レンズの像側の面は、光軸近傍で像側に凹を向けると共に、有効径の範囲内に変曲点を有する非球面形状であることを特徴とする請求項4〜7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第3レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項4〜8の何れか1項に記載の撮像装置。
    1.4<(r5+r6)/(r5−r6)<2.5
    但し、
    r5:前記第3レンズの物体側の面の曲率半径
    r6:前記第3レンズの像側の面の曲率半径
  10. 前記第1レンズ及び前記第2レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3〜9の何れか1項に記載の撮像装置。
    25<ν1−ν2<65
    但し、
    ν1:前記第1レンズのアッベ数
    ν2:前記第2レンズのアッベ数
  11. 前記第2レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3〜10の何れか1項に記載の撮像装置。
    1.6<n2<2.1
    但し、
    n2:前記第2レンズの屈折率
  12. 前記第1レンズ及び前記第2レンズはガラス材料より形成されており、前記第3レンズ及び前記第4レンズはプラスチック材料より形成されていることを特徴とする請求項4〜11の何れか1項に記載の撮像装置。
  13. 請求項1〜12の何れか1項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする携帯端末。
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