JP2010095234A - スイングスライドドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減可能とするスイングスライドドア構造を提供する。
【解決手段】車体開口部3を開閉するドア4と、ドア側にユニット化されドアが車体に取付けられる際に車体開口部に接合固定される車体側基部15と、車体側基部に一端側を枢支されて水平方向に回動自在に支持されるとともに他端側で車体開口部を開閉するドアを支持するドア支持部材44と、ドア側に設けられたドア摺動機構17を備え、車体開口部を閉じた閉位置のドアをドア支持部材が回動することで車幅方向外側に突出させた突出位置に移動可能に支持するとともに、突出位置に達したドアをドア摺動機構で車体前後方向に摺動させて車体開口部を全開にする全開位置とへ移動させることで車体開口部を開閉するスイングスライドドア構造において、一端を車体側電装部品に接続され他端をドア側電装部品に接続される電装系ハーネス160を、車体開口部の開口縁3Aの車幅方向内側を通過するとともに、ドア4が全開位置に達した際に開口縁を巻き込むように配索した。
【選択図】図7

Description

本発明は、ドア車体開口部を開閉するスイングスライドドア構造に関し、特に電装系ハーネスの配索に関するものである。
一端が車体側に固定された車体側基部に水平方向に回動自在に支持され、他端側で車体開口部を開閉するドアを支持するドア支持部材と、ドア側に設けられたドア摺動機構を備え、ドアを閉じた閉位置と車体側外方に突出させた突出位置とに旋回可能にドア支持部材で支持するとともに、突出位置を占めたドアをドア摺動機構で車体前後方向に摺動させて車体開口部を開閉するスイングスライドドア構造が、本出願人から特許文献1として提案されている。このようなスイングスライドドア構造においては、ドア側に装備される電装部品への電力供給や操作信号の送受信に電装系ハーネスが用いられている。特許文献1では、このような電装系ハーネスをドア側の電装部品と車体側の電源や制御ユニットなどの機器と接続するのに、ドア支持部材の一端を回動自在に支持し車体開口部に接合固定された車体側基部と車体開口部との接合部にハーネス挿通用の挿通穴を車室内外に貫通するように形成し、このハーネス用の挿通穴に電装系ハーネスを挿通させて配索している。
特願2007−311490号公報
従来のスイングスライドドア構造においては、車体にハーネス挿通用の挿通穴を車室内外に貫通するように形成し、このハーネス用の挿通穴に電装系ハーネスを挿通させて配索している。また、スイングスライドドアでは、予めドア支持部材と車体側基部とドア側のドア摺動機構を組み付けてユニット化してから、車体側基部を車体開口部に固定する。このため、車体の挿通穴にハーネスを挿通するまではスイングスライドユニットを作業者が支えなればならない。また、ドアの建付け調整前にハーネスを挿通穴に挿通しなければならず、建付け調整時にハーネスが車体側基部と車体開口部の間に挟み込んでしまおそれがあり、組付作業に課題があった。
本発明は、組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減可能とするスイングスライドドア構造を提供することを、その目的とする。
上記目的を設定するため請求項1の発明では、車体開口部を開閉するドアと、ドア側にユニット化されドアが車体に取付けられる際に車体開口部に接合固定される車体側基部と、車体側基部に一端側を枢支されて水平方向に回動自在に支持されるとともに他端側で車体開口部を開閉するドアを支持するドア支持部材と、ドア側に設けられたドア摺動機構を備え、車体開口部を閉じた閉位置のドアをドア支持部材が回動することで車幅方向外側に突出させた突出位置に移動可能に支持するとともに、突出位置に達したドアをドア摺動機構で車体前後方向に摺動させて車体開口部を全開にする全開位置とへ移動させることで車体開口部を開閉するスイングスライドドア構造において、一端を車体側電装部品に接続され他端をドア側電装部品に接続される電装系ハーネスを有し、電装系ハーネスは、車体開口部の開口縁の車幅方向内側を通過するとともに、ドアが全開位置に達した際に開口縁を巻き込むように配索されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載のスイングスライドドア構造において、車体側基部は、車室内外に連通するハーネス開口孔を有し、電装系ハーネスは、車体側基部に設けられドア支持部材の一端を支持する軸と車体側基部の間からハーネス開口孔を挿通して配索されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1に記載のスイングスライドドア構造において、車体側基部は、電装系ハーネスが開口縁を巻き込むように案内するガイド部を備えていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3に記載のスイングスライドドア構造において、車体側基部は、開口縁を覆うカバー部を備え、カバー部は電装系ハーネスと開口縁との間に配置されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のスイングスライドドア構造において、電装系ハーネスは、車体側基部に設けられドア支持部材の一端を支持する軸の上部に固定することで配索されていることを特徴としている。
本発明によれば、一端を車体側電装部品に接続され他端をドア側電装部品に接続される電装系ハーネスを、車体開口部の開口縁の車幅方向内側を通過するとともに、ドアが全開位置に達した際に開口縁を巻き込むように配索したので、車体にハーネス挿通用の挿通穴を形成したり、ドアの建付け調整前にハーネスを穴に挿通する必要がなくなる。このため、ハーネス挿通用の挿通穴にハーネスを挿通するまでスイングスライドユニットを作業者が支える必要が無くなるとともに、建付け調整時にハーネスが車体側基部と車体開口部の間に挟み込んでしまう事が無くなり、組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減することができる。
本発明によれば、車室内外に連通するハーネス開口孔を有し、電装系ハーネスを車体側基部に設けられドア支持部材の一端を支持する軸と車体側基部の間からハーネス開口孔を挿通して配索してので、支持部材が回動した際にも、電装系ハーネスの位置が、軸と車体側基部の間に保持されるので、建付け調整時にハーネスが車体側基部と車体開口部の間に挟み込んでしまう事が無くなり、組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減することができる。
本発明によれば、車体側基部が、電装系ハーネスが開口縁を巻き込むように案内するガイド部を備えているので、確実にハーネスが開口縁を巻き込むように配索することができ、組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減することができる。
本発明によれば、車体側基部が、開口縁を覆うカバー部を備え、このカバー部を電装系ハーネスと開口縁との間に配置したので、ハーネスと開口縁との干渉を確実に防ぎ、ハーネスの損傷をなくすことができる。
本発明によれば、電装系ハーネスを、車体側基部に設けられドア支持部材の一端を支持する軸の上部に固定することで配索するので、車体側基部にハーネス開口孔を形成する必要がなく、組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減することができ、ハーネスの擦れ等による損傷を低減しながらも組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、センターピラー7のある車両Bの車体構造を示す。車両Bは左右には、車体開口部となる前乗降口1と後乗降口3が空間として形成されている。これら前乗降口1と後乗降口3は、フロントドア2とリアドア4とによって開閉される。図1は車両Bの左側の側面を示す。
リアドア4は、スイングスライドドアであり、後述のスイングスライドユニットUによって車両前後方向Xに移動可能に支持され、後乗降口3を閉鎖するドア閉位置D1と、そのドア閉位置D1より車外に突出た突出位置D2と、突出位置D2より後方に移動した全開位置D3とに移動可能に支持されるスイングスライドドア構造が採用されている。
後乗降口3の周囲には、後乗降口3を閉じるドア閉位置D1において、リアドア4を保持する複数のロック部J1,J2,J3が配置されている。各ロック部は、周知のラッチとストライカの組み合わせでそれぞれ構成されている。
リアドア4は、スイングスライドユニットUにその中央部を支持され、図1に示すドア閉位置D1において、その前後のロック部J1,J2,J3でセンターピラー7とリアピラー102に離脱可能にロックされる。
リアドア4を車両前後方向Xに移動可能に支持するスイングスライドユニットUは、図3に示すように、車体としてのボデー側面14の後乗降口3内部とその近傍に固定された取付け基部141とに固着された車体側基部15と、平行リンク機構16と、ドア摺動機構17と、アーム部材となるドア荷重支持アーム18を備えている。なお、リアドア4を閉じた閉位置と、車体側外方に突出させた突出位置と、車体開口部を全開にする全開位置とへ移動させるドア支持部材は、平行リンク機構16と、アーム部材となるドア荷重支持アーム18から構成されている。
平行リンク機構16は、移動軌跡に沿って揺動するリアドア4の各位置を位置決めする機能を備える。この平行リンク機構16は、図2に示すように、インナーパネル404の中央部にアッパーブラケット35を介して固着される後述のドア支持レール22に複数のローラ23を介して摺動可能に嵌着されるレール受けブラケット24と、車体側基部15の下フランジ152上に突設される取付けブラケット25と、取付けブラケット25の前後2箇所の縦ピン26を介して一端が水平に回動自在に支持されるリンク部材となる前アーム31と後アーム32(図5参照)を供える。前アーム31及び後アーム32は各他端がレール受けブラケット24の前後2箇所に縦ピン28を介して枢支されている。
ドア摺動機構17は、インナーパネル404にロアブラケット55を介してドア支持レール22を一体結合し、このドア支持レール22の一対の下向きレール溝33に複数のローラ23を介してレール受けブラケット24に摺動自在に架設されるという構成を採る。ドア支持レール22は、一対の下向きレール溝33を形成する断面形状をなし、図3に示すようにリアドア4の車両前後方向Xに長く配備されている。
ロアブラケット55は、インナーパネル21の車室内側面404cの中央主要部を覆うような形状の屈曲板材で、その上部55aはドア支持レール22に複数のボルトで固定され、その下部55bはインナーパネル404に複数のボルトで固定されている。
図2に示すように、レール受けブラケット24は、その上面より縦向きローラピン38と横向きローラピン39を突設し、縦向きローラピン38には水平方向に回転できるローラ23が、横向きローラピン39には縦方向に回動できるローラ23が夫々枢支される。なお、各ローラ23はドア支持レール22の一対の下向きレール溝33に回転可能にガタが規制された状態で嵌合する。このようなレール受けブラケット24の下向壁の前後2箇所には前アーム31及び後アーム32の揺動端がそれぞれ縦ピン28によって枢支される。
ドア荷重支持アーム18は、図2,図4に示すように車体側基部15の上フランジ151と下フランジ152間に支持される縦ピン43によって一端44aが水平方向に回動自在に支持された第1支持アーム44と、第1支持アーム44の回動端に縦ピン45を介してその一端46aが水平方向に回動自在に支持された第2支持アーム46で構成されている。第2支持アーム46の他端46bは、リアドア4の重心位置に配置されたドア側枢支部37に縦向きのピン36によって回動自在に支持されている。車体側基部15は、縦ピン43を介してドア荷重支持アーム18を回動自在に支持しており、ドア枢支ピン36を取付けたドア側枢支部37は、アッパーブラケット35に接合されている。
このような構成のスイングスライドドア構造によると、図5(a)に示すようにリアドア4が閉位置の状態で、図示しないドアハンドルが車体外側あるいは、車室内側から搭乗者によって操作されると、リアドア4の各ロック部J1,J2,J3が図示しないワイヤーによって移動されて、リアドア4の後乗降口3へのロックが解除される。そして、後乗降口3を開放すべくリアドア4を車体後方へ移動すると、前後アーム31、32が前後一対の車内側回動中心点a1,a2を中心に車外側回動中心点b1、b2を車幅方向外側Yに揺動し、図5(b)に示すドア突出位置D2(ドア支持レール22はレール中位置P2にある)に保持する。更にリアドア4を車体後方へ移動すると、レール受けブラケット24に対してドア支持レール22及びリアドア4が後方に摺動し、後乗降口3が開放され、図5(c)に示す全開位置D3(ドア支持レール22はレール後位置P3にある)に保持される。このような図5(c)に示す全開位置D3にリアドア4が保持されることで、後乗降口3での乗り降りが成される。
一方、後乗降口3を閉塞すべくリアドア4を車体前方へ移動すると、図5(c)に示す全開位置D3のリアドア4と一体のドア支持レール22が前方に移動し、この際、レール受けブラケット24に対してドア支持レール22及びリアドア4が前方に摺動し、図5(b)に示すドア突出位置D2に達する。更にリアドア4を車体前方へ移動すると、前後アーム31,32が前後一対の車内側回動中心点a1,a2を中心に車外側回動中心点b1,b2を車内側に揺動し、図5(a)に示すドア閉位置D1(ドア支持レール22はレール前位置P1にある)に達し、各ロック部J1,J2,J3のラッチとストライカが係合して、リアドア4が後乗降口3へロックされる。
次に、本発明の特徴的な構成について説明する。
(第1の実施形態)
図6に示すように、車体側基部15は板金製で、その前方部が上下フランジ151,152とこれらを連結する縦板部153とで収容空間eを形成したコ字型断面材であり、下フランジ152が取付け基部141に固着される(図2参照)。車体側基部15の後方部には、後乗降口3内部縁形状に沿うように形成された接合部154が形成されている。本形態において、接合部154は車体後方に位置している。縦板部153は後乗降口3との接合しないように、接合部154と交差するように形成されている。
車体側基部15の上フランジ151と下フランジ152間には、支持アーム18の軸となる縦ピン43が支持される。車体側基部15は、この縦ピン43を介して支持アーム18に支持されることで、ドア4側と一体化(ユニット化)され、ユニット化された後に、接合部154が後乗降口3内部に図示しない締結部材にて固定される。
縦板部153には、車室内外に連通するハーネス開口孔155が形成されている。このハーネス開口孔155は、縦ピン43よりも接合部154寄りに形成されている。すなわち、ハーネス開口孔155は、接合部154と後乗降口3とが接合していない車体側基部15の部位に形成されている。
ハーネス開口孔155には、図7に示すように、電装系ハーネス160が挿通する。電装系ハーネス160は、図8にも示すように、複数のケーブル類が1つに束ねられたもので、その一端側160aが車室内側に位置する図示しない電装備品と接続され、その他端側160bがドア側に装備される図示しない電装部品と連結される。電装系ハーネス160の一端側160aには車体側基部15が設けられ、他端側160bをドア側に取付けるための取付けブラケット172が設けられている。本形態において、電装系ハーネス160は、従来のように、車体側に設けられたハーネス挿通穴を挿通せずに、後乗降口3の開口縁3Aの車幅方向内側を通過するとともに、ドア4が全開位置に達した際に開口縁3Aを巻き込むように配索されている。
電装系ハーネス160は、図4に示すように、第1支持アーム44と第2支持アーム46のドア4側の面44c,46cに沿い、図7に示すように、車体側基部15の部分で縦ピン43に巻きつくように湾曲される。そして、縦ピン43と接合部154との間からハーネス開口孔155を通過するように配索される。
このような構成によると、従来のように車体開口部3にハーネス挿通用の挿通穴を形成することや、ドア4の建付け調整前に電装系ハーネス160を穴に挿通する必要がなくなる。よって、ハーネス挿通用の挿通穴にハーネスを挿通するまでスイングスライドユニットUを作業者が支える必要が無くなるとともに、建付け調整時に電装系ハーネス160が車体側基部15と車体開口部3の間に挟み込んでしまう事が無くなり、組付作業が容易に行えて作業者の負担を軽減することができる。車体開口部3との接合部154以外の部位に車室内外に連通するハーネス開口孔155を有する車体側基部15をドア3側にユニット化しているので、組付作業が容易に行えて、作業者の負担をより軽減することができる。
電装系ハーネス160は、第1支持アーム44が回動した際にも縦ピン43と接合部154の間に保持されるので、建付け調整時にハーネスが車体側基部15と車体開口部3の間に挟み込んでしまう事が無くなり、組付作業が容易に行えて、作業者の負担をより軽減することができる。さらに、電装系ハーネス160は、縦ピン43と接合部154の間に配置されるので、第1支持アーム44が回動しても縦ピン43と干渉することがなく擦れ等による損傷を低減することができる。
(第2の実施形態)
図8及び図9は、本発明の第2の実施形態に係るスイングスライドドア構造における電装系ハーネス160の配索を示すものである。本形態では、車体側基部15にハーネス開口孔155は形成せずに、車体側基部15の上部を車室内外に連通するように電装系ハーネス160を配索している。このため、本形態においては、電装系ハーネス160は、縦ピン43と接合部154の間に位置する車体側基部15の上部となる縦板部153に配索されている。
車体側基部15は、電装系ハーネス160が後乗降口3の開口縁3Aを巻き込むように配索するように案内する略U字形状のガイド部170を備えている。本形態において、ガイド部170の内面は、後乗降口3の開口縁3Aを覆い電装系ハーネス160と後乗降口3の開口縁3Aとの干渉を防止するカバー部170aとして機能する。
このように、縦ピン43と接合部154の間に位置する車体側基部15の上部となる縦板部153に、電装系ハーネス160を車室内外に連通するように取付けることで、車体側基部15にハーネス開口孔155を形成する必要がなく、組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減することができる。さらに、取り付けの際に後乗降口3の開口縁3Aを覆い電装系ハーネス160と後乗降口3の開口縁3Aとの干渉を防止するカバー部17aを有するガイド部170を介して装着することで、確実に電装系ハーネス160が開口縁3Aを巻き込むように配索することができ、組付作業が容易に行なえて作業者の負担を軽減することができるとともに、電装系ハーネス160と開口縁3Aとの干渉を確実に防ぎ、電装系ハーネス160の擦れ等による損傷を防止することができる。
本発明にかかるスイングスライドドア構造が適用された車両の概略構成図である。 ドア摺動機構、アーム部材、リンク部材を備えた支持ユニットの概略構成と、電装系ハーネスの配索の一例を示す斜視図である。 ドア摺動機構、アーム部材、リンク部材を備えた支持ユニットの概略構成を示す側面図である。 アーム部材の構成と電装系ハーネスの配索状態を示す分解斜視図である。 ドアに用いられる支持ユニットの機能説明図で、(a)はドア閉位置、(b)は突出位置、(c)は全開位置をそれぞれ示す平面図である。 車体側基部とアーム部材の支持部の構成及び電装系ハーネスの配索状態を示す分解斜視図である。 車室内側から電装系ハーネスの配索状態を示す部分拡大斜視図である。 電装系ハーネスの一形態を示す拡大斜視図である。 電装系ハーネスの別な配索状態を示す部分拡大斜視図である。
符号の説明
3 車体開口部
3A 開口縁
4 ドア
15 車体側基部
17 ドア摺動機構
31,32 リンク部材
43 軸
44 ドア支持部材(アーム部材)
44a ドア支持部材の一端
46b ドア支持部材の他端
154 接合部
155 ハーネス開口孔
160 電装系ハーネス
171 ガイド部
171a カバー部
D1 閉位置
D2 突出位置
D3 全開位置

Claims (5)

  1. 車体開口部を開閉するドアと、
    前記ドア側にユニット化され前記ドアが前記車体に取付けられる際に前記車体開口部に接合固定される車体側基部と、
    前記車体側基部に一端側を枢支されて水平方向に回動自在に支持されるとともに他端側で前記車体開口部を開閉するドアを支持するドア支持部材と、
    前記ドア側に設けられたドア摺動機構を備え、前記車体開口部を閉じた閉位置の前記ドアを前記ドア支持部材が回動することで車幅方向外側に突出させた突出位置に移動可能に支持するとともに、突出位置に達した前記ドアを前記ドア摺動機構で車体前後方向に摺動させて前記車体開口部を全開にする全開位置とへ移動させることで前記車体開口部を開閉するスイングスライドドア構造において、
    一端を車体側電装部品に接続され他端をドア側電装部品に接続される電装系ハーネスを有し、
    前記電装系ハーネスは、前記車体開口部の開口縁の車幅方向内側を通過するとともに、前記ドアが前記全開位置に達した際に前記開口縁を巻き込むように配索されていることを特徴とするスイングスライドドア構造。
  2. 前記車体側基部は、車室内外に連通するハーネス開口孔を有し、
    前記電装系ハーネスは、前記車体側基部に設けられ前記ドア支持部材の一端を支持する軸と前記車体側基部の間から前記ハーネス開口孔を挿通して配索されていることを特徴とする請求項1記載のスイングスライドドア構造。
  3. 前記車体側基部は、前記電装系ハーネスが前記開口縁を巻き込むように案内するガイド部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスイングスライドドア構造。
  4. 前記車体側基部は、前記開口縁を覆うカバー部を備え、
    前記カバー部は前記電装系ハーネスと前記開口縁との間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のスイングスライドドア構造。
  5. 前記電装系ハーネスは、前記車体側基部に設けられ前記ドア支持部材の一端を支持する軸の上部に固定することで配索されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のスイングスライドドア構造。
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