JP2010094177A - 密閉容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】気密性に優れ、しかも、開閉方法に面白みがある密閉容器を提供する。
【解決手段】上面に化粧料収容用凹部18が形成されたケース本体1と、上記ケース本体1の上面を蓋する蓋体とを備え、上記ケース本体1の上面に、化粧料収容用凹部18を囲う仮想円上の、180°対極にある2個所P、P′を起点とし、上記仮想円に沿ってそれぞれ同じ向きに所定角度だけ延びる2本一対の円弧状溝部21と、上記円弧状溝部21の終点Q、Q′からケース本体1上面の片縁部R、R′まで互いに並行に延びる2本一対の直線状溝部22とが形成されているとともに、上記蓋体の下面に、上記円弧状溝部21および直線状溝部22内を順次移動して蓋体を適宜の位置に移動しうる2個一組のスライド片が下向きに突設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、化粧料を収容するのに適した密閉性の高い密閉容器に関するものである。
従来から、飲料等の各種内容物を収容する密閉容器では、その密閉性を確実なものとするため、図15に示すような蓋構造の密閉容器が提案されている。この密閉容器は、ボトルタイプの容器体31と、この容器体31の首部31aにら合されるキャップ32と、このキャップ32内に装着されるパッキン33とを備えている。そして、閉蓋時に、容器体31の首部31aにキャップ32をら合させることによって、キャップ32を回動させながら徐々に下降させ、これにより、パッキン33を容器体31の首部31a上面に均等に圧接させるとともに、キャップ32による強い締め付け力で、パッキン33を容器体31の首部31a上面に押え付けることができ、高い気密性を有している。
一方、揮発性成分を含有する化粧料や粉状の化粧料等を収容するコンパクト等は、容器本体に蓋体がヒンジ連結されているため、容器本体の上面に蓋体の下面を均等に圧接させて強い力で押さえ付けることができず、気密性に劣るという問題がある。そこで、気密性の向上を図るため、例えば、図16に示すような気密容器が提案されている(特許文献1参照)。この気密容器は、中央部に収納部35aが形成された容器本体35と、上記収納部35aに嵌入される中皿36と、上記容器本体35にヒンジ38により連結される中蓋37と、上記容器本体35の外周部にら合される外蓋39とを備えており、上記中蓋37の底面にパッキン40が固定されている。また、上記ヒンジ38には、後述する外蓋39のねじ込み時に中蓋37の下降を許容するヒンジ位置可動機構41が設けられている。42は上記中皿36に充填された化粧料、43は上記中蓋37の上面に載置されたパフである。
このような気密容器を閉蓋する場合には、上記外蓋39を容器本体35から取り外した状態で、上記中蓋37を下方に回動させて上記収納部35aを閉蓋したのち、上記外蓋37を容器本体35の外周部にねじ込むことを行う。このねじ込みによる外蓋39の下降に伴い、中蓋37も下降し、中蓋37の底面のパッキン40が収納部35aの上面に強く圧接し、収納部35aの気密が保持されるようになっている。また、上記中蓋37の下降は、上記ヒンジ位置可動機構41により可能になっている。一方、開蓋する場合には、上記外蓋39のねじを緩めて外蓋39を容器本体35から取り外したのち、中蓋37を上方に回動させるようになっている。
特開2001−258636号公報
しかしながら、上記の気密容器では、上記中蓋37が容器本体35にヒンジ38によって連結されているため、ヒンジ位置可動機構41を設けていても、上記外蓋39のねじ込み時に、中蓋37がスムーズに下降せず、中蓋37の底面のパッキン40が収納部35aの上面に均等に当接しない。したがって、上記ねじ込み時に、パッキン40で上記収納部35aの上面を均等に圧接することができず、気密性が損なわれるおそれがある。また、長期の使用によって、上記ヒンジ38と、これに回動および上下動自在に係合するヒンジ位置可動機構41との間にがた付き等が生じ、破損等するおそれがある。しかも、開動作時に、外蓋39を緩めて容器本体35から取り外したのち中蓋37を上方に回動させる必要があり、動作が煩雑なだけでなく、面白みに欠ける。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、略板状のコンパクトタイプの容器でありながら、気密性に優れ、しかも、開閉動作が簡単で面白みがある密閉容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の密閉容器は、上面に化粧料収容用凹部が形成された略板状のケース本体と、上記ケース本体の上面および化粧料収容用凹部の開口を一体的に蓋する蓋体とを備え、上記ケース本体の上面に、化粧料収容用凹部を囲う仮想円上の、180°対極にある2個所P、P′を起点とし、上記仮想円に沿ってそれぞれ同じ向きに所定角度だけ延びる2本一対の円弧状溝部と、上記円弧状溝部の終点Q、Q′からケース本体上面の片縁部R、R′まで互いに並行に延びる2本一対の直線状溝部とが形成されているとともに、上記蓋体の下面に、上記円弧状溝部および直線状溝部内を順次移動して蓋体を適宜の位置に移動しうる2個一組のスライド片が下向きに突設されており、上記スライド片の下部には係合用突起が設けられ、上記円弧状溝部および直線状溝部の各溝部内には、上記スライド片の係合用突起と係合してその移動をガイドする突条が延びており、しかも上記円弧状溝部内の突条は、その終点Q、Q′から起点P、P′に向かって徐々に下向きにテーパが形成され、起点P、P′に向かって移動するスライド片が下向きに押し込まれるよう設定されており、上記スライド片が円弧状溝部の起点P、P′に位置決めされた状態では、スライド片を介して蓋体下面が化粧料収容用凹部開口を押圧して化粧料収容用凹部内が密閉されるようになっており、蓋体を周方向に所定角度だけ回動し上記スライド片を円弧状溝部の起点P、P′から終点Q、Q′まで移動させた後、直線状溝部に沿ってケース本体上面の片縁部R、R′までスライドさせた状態では、蓋体がケース本体上面の片縁側に移動して化粧料収容用凹部の開口が露出されるようになっているという構成をとる。
すなわち、本発明の密閉容器は、ケース本体の上面に形成された化粧料収容用凹部を囲う仮想円上の、180°対極にある2個所P、P′を起点とし、上記仮想円に沿ってそれぞれ同じ向きに所定角度だけ延びるように形成された2本一対の円弧状溝部と、上記円弧状溝部の終点Q、Q′からケース本体上面の片縁部R、R′まで互いに並行に延びるように形成された2本一対の直線状溝部とが形成されている。また、上記蓋体の下面に、上記円弧状溝部および直線状溝部内を順次移動して蓋体を適宜の位置に移動しうる2個一組のスライド片が下向きに突設されている。
そして、上記スライド片が円弧状溝部の起点P、P′に位置決めされた状態では、上記スライド片の下部の係合用突起と円弧状溝部内の突条とが係合して、上記スライド片が下向きに押し込まれているため、この押し込みにより、上記スライド片を介して蓋体下面が化粧料収容用凹部開口を押圧して化粧料収容用凹部内が密閉されるようになっている。この密閉状態から、上記蓋体を周方向に所定角度だけ回動させて上記スライド片を円弧状溝部の起点P、P′から終点Q、Q′まで移動させると、上記係合用突起と突条との係合が外れて、上記係合用突起が直線状溝部内の突条と係合しうる状態になる。この状態から、蓋体を直線状溝部に沿ってスライドさせると、上記係合用突起が直線状溝部内の突条にガイドされて移動し、蓋体がケース本体上面の片縁側に移動して化粧料収容用凹部の開口が露出されるようになっている。
このように、本発明の密閉容器では、蓋体を回動させることにより、蓋体下面を化粧料収容用凹部開口に均等に圧接させることができるため、蓋体をら合して開閉するタイプのボトルと同様に、化粧料収容用凹部の気密性に優れたものになる。そして、開閉動作が、1つの蓋体に対し、これを周方向に所定角度だけ回動させる動作と、スライドさせてケース本体上面の片縁側に移動させる動作の双方を一連の動きとして行うようになっており、簡単である。しかも、動作に意外性があり、開閉の方法に面白みがある。
また、本発明において、上記蓋体の下面に、弾性部材からなるパッキンが設けられたものは、上記スライド片が円弧状溝部の起点P、P′に位置決めされた状態では、スライド片を介して上記パッキンが化粧料収容用凹部開口を押圧して化粧料収容用凹部内が密閉されるため、化粧料収容用凹部内の密閉をより確実に行うことができる。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。ただし、本発明は、これに限定されるわけではない。
図1は、本発明の密閉容器の一実施の形態を示している。図1において、1は略板状のケース本体で、2は上記ケース本体1の上面および化粧料収容用凹部18の開口を蓋する蓋体である。
上記ケース本体1は、その平面図である図2に示すように、角皿状のケース部11と、このケース部11に収容固定される中枠部12とで構成されている。上記ケース部11には、その後側壁に、後述するスライド片24を逃がすための左右一対の切欠き部13が切欠き形成されており、その左側壁には、後述する係合片25を逃がすための前後一対の切欠き部14が形成されている。
上記中枠部12は、図2のA−A断面である図3と、図2のB−B断面である図4に示すように、上記ケース部11の内周面の左右両側および前側に沿うようにして平面視略U字状に形成される下板15と、この下板15から立設される支受部16と、この支受部16に支受される上板17とを備えている。また、この上板17には、その前側に、化粧料(図示せず)を収容するための平面視円形の化粧料収容用凹部18が形成されているとともに、後側に、化粧用具(図示せず)を収容するための化粧用具収容用凹部19が形成されている。また、上記上板17の外周部は、上記支受部16より外側に突出しており、この突出部分が、上記蓋体2のスライド片24の係合用突起24aもしくは係合片25の係合凸部25aと係合し、上記蓋体2が上方に抜けて外れるのを防止する役割を果たしている。
また、上記中枠部12には、その化粧料収容用凹部18の周辺部分に2本一対の円弧状溝部21が形成されている。より詳しく説明すると、上記中枠部12には、化粧料収容用凹部18の中心を中心とし、化粧料収容用凹部18を囲うようにして仮想される仮想円X(図2参照)上の、180°対極にある2個所P、P′を起点とし、上記仮想円Xに沿ってそれぞれ同じ向きに所定角度(この実施の形態では、略90°)だけ延びる略1/4円弧状の円弧状溝部21が形成されている。図2において、Q、Q′は上記円弧状溝部21の終点であり、上記中枠部12の左右両側縁に位置している。
そして、上記円弧状溝部21に対応する上記支受部16の外周面の部分には、上記支受部16の要部の拡大正面図である図5に示すように、上記終点Q、Q′と起点P、P′との間に、帯状に延びる突条23が形成されており、この突条23の下面が、上記終点Q、Q′から起点P、P′に向かって徐々に下向きに傾斜するテーパー23aに形成されている。
また、上記中枠部12には、その左右両側縁に、上記円弧状溝部21の終点Q、Q′から中枠部12の後縁部R、R′(図2参照)まで互いに並行に延びる2本一対の直線状溝部22が形成されている。
上記蓋体2は、その平面図である図6およびそのC−C断面である図7に示すように、四角形状平板に形成されており、その下面の左右方向の略中央部から、相対する状態で、上記両溝部21,22内を順次移動して蓋体2を適宜の位置に移動しうる2個一対のスライド片24が下向きに突設されている。また、各スライド片24には、その下部に、上記円弧状溝部21の突条23の下面に摺動自在に係合する係合用突起24aが突設されている。このため、各スライド片24の係合用突起24aを円弧状溝部21の突条23の下面に係合させた状態で、各スライド片24の係合用突起24aを上記終点Q、Q′から起点P、P′に向かって移動させると、蓋体2が回動しながら徐々に下降するようになっている。
また、上記蓋体2には、その下面の左側縁部に、上記直線状溝部22内を移動して上記スライド片24の動きをガイドする2個一対の係合片25が下向きに突設されている。両係合片25のうち、後側の係合片25は、図1に示す状態から上記蓋体2を反時計回り方向に回動させたときに、ケース部11の両切欠き部14を通って中枠部12の左側の直線状溝部22の内部もしくは前側に位置し、前側の係合片25は、上記回動によって、ケース部11の前側の切欠き部14を通り、中枠部12の前端面に沿って移動したのち、中枠部12の右側の直線状溝部22の内部もしくは前側に位置するようになっている。
上記の構成において、上記密閉容器の斜視図である図8と、そのD−D断面である図9と、E−E断面である図10に示すように、蓋体2を閉じた閉蓋状態では、上記蓋体2のスライド片24が円弧状溝部21の突条23に係合し、この係合によって、上記蓋体2が下向きに強く押し込まれているため、パッキン3が下方に押圧されて化粧料収容用凹部18の上面に圧接し、化粧料収容用凹部18の上面開口が密閉されている。なお、上記パッキン3は、上記蓋体2の下面の、化粧料収容用凹部18に対応する部分に貼着されている。
この状態から、化粧料収容用凹部18を露出させる場合には、まず、図11の矢印に示すように、上記蓋体2を反時計回り方向に回転させる。これにより、スライド片24が円弧状溝部21の起点P、P′から終点Q、Q′に向かって移動し、上記蓋体2が回動しながら徐々に上昇するようになる。そして、パッキン3が化粧料収容用凹部18の上面から離れ、上記スライド片24と円弧状溝部21の突条23との係合が外れて、スライド片24,係合片25が直線状溝部22に位置決めされる。この状態で、図12において矢印で示すように、上記蓋体2を後方にスライドさせると、上記スライド片24が円弧状溝部21の終点Q、Q′から中枠部12の後縁部R、R′に向かって移動し、化粧料収容用凹部18が露出して開蓋される。一方、閉蓋する場合には、上記手順の逆を行う。
このように、上記実施の形態では、蓋体2を回動させることにより、蓋体2の下面のパッキン3を化粧料収容用凹部18の上面開口に均等に圧接させることができるため、蓋体をら合して開閉するタイプのボトルと同様に、化粧料収容用凹部18の気密性に優れる。そして、開閉動作が、1つの蓋体2に対し、これを周方向に所定角度だけ回動させる動作と、スライドさせてケース本体1上面の片縁側に移動させる動作の双方を一連の動きとして行うようになっており、簡単である。しかも、動作に意外性があり、開閉の方法に面白みがある。
なお、上記実施の形態では、化粧料収容用凹部18は円形に形成されているが、どのような形状に形成されていてもよく、上記化粧料収容用凹部18の周辺部分に、この化粧料収容用凹部18を囲うようにして2本一対の円弧状溝部21が形成されていればよい。その一例として、図13に、化粧料収容用凹部18が四角形に形成されている例を示す。また、上記実施の形態では、円弧状溝部21は、起点P、P′から上記仮想円Xに沿って略90°延びているが、その角度は特に限定するものではなく、終点Q、Q′において、直線状溝部22とつながるようになっていれば、どのような角度に延びていてもよい。その一例として、図14に、略45°の円弧状とした例を示す。
また、上記実施の形態において、上記円弧状溝部21の突条23がねじ部に形成され、上記スライド片24の係合用突起24aが、上記ねじ部にら合するねじ部に形成されていてもよい。さらに、上記実施の形態において、パッキン3を省略することもできる。この場合には、上記蓋体2の下面が直接化粧料収容用凹部18に圧接して化粧料収容用凹部18の気密状態が保持される。
本発明の密閉容器の一実施の形態を示す分解斜視図である。 ケース本体の平面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 中枠部の要部の正面図である。 蓋体の平面図である。 図6のC−C断面図である。 上記密閉容器の閉蓋状態を示す斜視図である。 図8のD−D断面図である。 図8のE−E断面図である。 上記密閉容器の作用を示す斜視図である。 上記密閉容器の作用を示す斜視図である。 上記ケース本体の変形例を示す平面図である。 上記ケース本体の他の変形例を示す平面図である。 従来例の説明図である。 他の従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 ケース本体
18 化粧料収容用凹部
21 円弧状溝部
22 直線状溝部
P、P′ 起点
Q、Q′ 終点
R、R′ 片縁部

Claims (2)

  1. 上面に化粧料収容用凹部が形成された略板状のケース本体と、上記ケース本体の上面および化粧料収容用凹部の開口を一体的に蓋する蓋体とを備え、上記ケース本体の上面に、化粧料収容用凹部を囲う仮想円上の、180°対極にある2個所P、P′を起点とし、上記仮想円に沿ってそれぞれ同じ向きに所定角度だけ延びる2本一対の円弧状溝部と、上記円弧状溝部の終点Q、Q′からケース本体上面の片縁部R、R′まで互いに並行に延びる2本一対の直線状溝部とが形成されているとともに、上記蓋体の下面に、上記円弧状溝部および直線状溝部内を順次移動して蓋体を適宜の位置に移動しうる2個一組のスライド片が下向きに突設されており、上記スライド片の下部には係合用突起が設けられ、上記円弧状溝部および直線状溝部の各溝部内には、上記スライド片の係合用突起と係合してその移動をガイドする突条が延びており、しかも上記円弧状溝部内の突条は、その終点Q、Q′から起点P、P′に向かって徐々に下向きにテーパが形成され、起点P、P′に向かって移動するスライド片が下向きに押し込まれるよう設定されており、上記スライド片が円弧状溝部の起点P、P′に位置決めされた状態では、スライド片を介して蓋体下面が化粧料収容用凹部開口を押圧して化粧料収容用凹部内が密閉されるようになっており、蓋体を周方向に所定角度だけ回動し上記スライド片を円弧状溝部の起点P、P′から終点Q、Q′まで移動させた後、直線状溝部に沿ってケース本体上面の片縁部R、R′までスライドさせた状態では、蓋体がケース本体上面の片縁側に移動して化粧料収容用凹部の開口が露出されるようになっていることを特徴とする密閉容器。
  2. 上記蓋体の下面に、弾性部材からなるパッキンが設けられており、上記スライド片が円弧状溝部の起点P、P′に位置決めされた状態では、スライド片を介して蓋体下面のパッキンが化粧料収容用凹部開口を押圧して化粧料収容用凹部内が密閉されるようになっている請求項1記載の密閉容器。
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