JP2010094079A - 米飯成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商用電源から電源供給を受けることができない場所にも持ち出すことができ持ち運びしやすく、また、成形ローラにより所定形状に成形された米飯成形体を崩すことなく排出することができる米飯成形装置を提供する。
【解決手段】米飯が米飯収納凹部の一対の成形ローラ26と、回転軸方向に一対の成形ローラ26を挟む一対の壁体13と、一対の成形ローラ26を回転させる駆動モータ50とを備え、米飯収納凹部が相対向して形成された米飯成形空間内で米飯Rを圧縮し米飯成形体40を成形する米飯成形装置10において、駆動モータ50がバッテリ52から電力の供給を受けて一対の成形ローラ26を回転させる。また、一対の壁体13には、米飯成形空間において成形ローラ26の軸方向端面に開口する開口部と対向する位置から米飯成形体40の送り出し方向に延びて端面に開口するガイド凹部13aが設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、米飯をすし玉等の所定形状に圧縮成形する米飯成形装置に関する。
従来、炊きあがった米飯を所定形状に成形する米飯成形装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の米飯成形装置100は、図10に示すように、左右一対の上部送出ローラ114、下部送出ローラ115、及び成形ローラ126と、回転軸方向にこれらのローラ114,115,116を挟む一対の壁体117とを備えてなり、上方より供給された米飯Rが、上部送出ローラ114及び下部送出ローラ115によって徐々に圧延されたのち、左右一対の成形ローラ126に取り込まれる。これらの成形ローラ126は、例えば、図11に示すように五角形の角柱からなり、各々の周面上には周方向72度毎に米飯収納凹部128が凹設されている。左右の米飯収納凹部128,128は、成形ローラ126の回転に伴って接離可能となり、最も近接した際、左右の米飯収納凹部128,128が互いに相対向する位置となって合わさって米飯成形空間138が形成されるように、左右の成形ローラ126,126の回転は同調する。
これにより、相対向する左右の米飯収納凹部128,128によって形成された米飯成形空間138に米飯Rが取り込まれ、かつ圧縮されて一体化される。そして、成形ローラ126がさらに回転することにより、米飯成形空間138において成形された一塊りの米飯成形体が米飯成形空間138から落下して載置台によって受け止められる。
上記した従来の米飯成形装置は、スーパーマーケット等の大型ベンダーに使用され、すし玉やおにぎりなどの米飯成形体を大量生産する必要があることから、装置全体が大きい据え置き型のものであり、また、商用電源から電源を供給する必要があるため、気軽に持ち出すことができるものでなかった。
最近、顧客の指定する場所に出向いて調理し食事を配膳・提供するケータリングサービスが盛んに行われているが、このようなサービスの中ですしを提供しようとすると、顧客の下に熟練した職人や据え置き型の米飯成形装置を持ち込まなければならす実現困難であることから、多少生産能力が落ちても気軽に持ち出し可能な米飯成形装置に対するニーズが高まりつつある。
ところで、上記した従来の米飯成形装置では、下部送出ローラ115から供給される米飯Rの取込口を大きく設けてスムーズに米飯収納凹部128に米飯Rが取り込まれるようにするとともに、米飯Rと成形ローラ126との接触面積を小さくして米飯成形体が成形ローラ126から脱型しやすくするため、米飯収納凹部128,128を成形ローラ126の軸方向端面に開口させる場合がある。
しかしながら、米飯収納凹部128,128が成形ローラ126の軸方向端面において開口していると、対向する一対の米飯収納凹部128,128によって形成された米飯成形空間138にも成形ローラ126の軸方向端面に開口する開口部138aが形成されるため、次のような問題がある。
すなわち、米飯成形空間138に取り込まれた米飯Rは、一対の成形ローラ126,126によって圧縮され一体化されることで、米飯成形空間138の形状に対応した形状に成形されるが、上記したように米飯成形空間138は成形ローラ126の軸方向端面に開口部138aが形成されているため、米飯Rの成形時に一対の成形ローラ126,126によって圧縮された米飯Rが開口部138aから米飯成形空間138の外方に向かって膨出して、得られる米飯成形体に膨出部が形成される。この膨張部が、米飯成形体を米飯成形空間138から落下させて成形ローラ126から排出する際に一対の壁体117,117と接触すると、米飯成形体の形状が崩れるおそれがある。
特開昭61−47159号公報
本発明は、以上の点に鑑み、商用電源から電源供給を受けることができない場所にも持ち出すことができ持ち運びしやすく、また、成形ローラにより所定形状に成形された米飯成形体を崩すことなく排出することができる米飯成形装置を提供することを目的とする。
本発明に係る米飯成形装置は、周面を相対向させて配設され、米飯を受け入れる米飯収納凹部が周面において周方向所定間隔毎に凹設された一対の成形ローラと、前記一対の成形ローラを互いに反対方向に回転させる駆動モータと、を備え、前記一対の成形ローラの回転に伴って、前記一方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部と前記他方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部とが相対向して米飯成形空間が形成され、前記米飯収納凹部に収納された米飯を前記米飯成形空間内において圧縮し所定形状の米飯成形体を成形する米飯成形装置において、前記駆動モータがバッテリから電力の供給を受けて前記一対の成形ローラを回転させることを特徴とする。
このように、駆動モータがバッテリから電力の供給を受けて一対の成形ローラを回転させるため、商用電源からの電源供給を受けることができない場所であっても米飯成形装置を動作させることができ、持ち出しやすく取り扱いしやすくなる。
また、他の本発明に係る米飯成形装置は、周面を相対向させて配設され、米飯を受け入れる米飯収納凹部が周面において周方向所定間隔毎に凹設された一対の成形ローラと、回転軸方向に前記一対の成形ローラを挟む一対の壁体と、を備え、前記米飯収納凹部は、前記一対の成形ローラの軸方向端面において開口し、前記一対の成形ローラの回転に伴って、前記一方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部と前記他方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部とが相対向して前記一対の成形ローラの軸方向端面に開口する米飯成形空間が形成され、前記米飯収納凹部に収納された米飯を前記米飯成形空間内において圧縮し所定形状の米飯成形体を成形する米飯成形装置において、前記一対の壁体には、前記米飯成形空間における前記開口と対向する位置から前記米飯成形体の送り出し方向に延びて端面に開口するガイド凹部が設けられていることを特徴とする。
このように、一対の壁体には、成形ローラの軸方向端面に開口する米飯成形空間の開口部と対向する位置から前記米飯成形体の送り出し方向に延びて端面に開口するガイド凹部が設けられているため、一対の成形ローラによって圧縮された米飯が該開口部から米飯成形空間の外方に向かって膨出しても、米飯成形体を成形ローラから排出する際に米飯成形体が壁体と接触することがなく、米飯成形体の形状が崩れることがない。
上記米飯成形装置において、前記一対の成形ローラを互いに反対方向に回転させる駆動モータを備え、前記駆動モータがバッテリから電力の供給を受けて前記一対の成形ローラを回転させてもよい。
上記米飯成形装置において、前記一対の成形ローラは、周方向に隣り合う前記米飯収納凹部の間に形成された稜線部と、を備え、前記一対の成形ローラのそれぞれの前記稜線部は径方向外方に延びる凸部と径方向内方に陥没する凹部が形成され凹凸形状をなし、前記一対の成形ローラが回転する際、前記一方の成形ローラの前記稜線部に設けられた前記凸部が前記他方の成形ローラの前記稜線部に設けられた前記凹部に入り込んだ状態となってもよい。
このような場合、成形ローラの回転により一方の稜線部における凹部に他方の稜線部における凸部が入り込んだ状態で一対の成形ローラが回転するので、一対の米飯収納凹部が合わさってできる米飯成形空間は、成形ローラの回転方向後方が閉塞し始めても回転方向前方は未だ開放されておらず、稜線部での閉塞状態を長い間持続させることができ、米飯成形空間に対応した所定形状の米飯成形体を形成することができる。
本発明の米飯成形装置であると、商用電源から電源供給を受けることができない場所に持ち出すことができるとともに持ち運びしやすい、また、成形ローラにより所定形状に成形された米飯成形体を崩すことなく排出することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係る米飯成形装置10の前扉15を開扉した状態を示す正面図であり、図2は米飯成形装置10の断面図、図3は成形ローラ26の斜視図、図4は稜線部同士が噛み合った(嵌合した)状態の左右一対の成形ローラの正面図、図5は図4のA−Aの断面図である。
米飯成形装置10は、炊きあがった米飯Rを、例えば、シャリ玉に成形するシャリ玉成形装置であって、前面が開口する箱状の筐体11を備え、筐体11の一方側端部に設けられたヒンジ(不図示)によって回動自在に枢支された前扉15が筐体11の前面開口部を閉塞するように構成されている。筐体11の内部は、仕切壁11aによって前後に区画され、前部空間には、送出部14、成形部16、及び載置部18が配設され、筐体11の上面に穿設された米飯導入口12から供給された米飯Rをシャリ玉に成形するための成形室11bが形成されており、後部空間には、送出部14及び成形部16を駆動する駆動モータ50と駆動モータ50に電力を供給するバッテリ52とを配設するための機械室11cが形成されている。
詳細には、成形室11b内には、前扉15が筐体11の前面開口を閉塞した閉扉状態において仕切壁11aと前扉15との相対向する面に、例えば、フッ素樹脂などの樹脂材からなる板状の一対の壁体13が配設されており、一対の壁体13の対向間隙に送出部14、成形部16が配設されている。
送出部14は、所定間隔をあけて周面を相対向させて配設された一対の第1送出ローラ14aと、一対の第1送出ローラ14aの下方において一対の第1送出ローラ14aの対向間隙より狭い間隔をあけて周面を相対向させて配設された一対の第2送出ローラ14bを備えている。
第1送出ローラ14a及び第2送出ローラ14bは、前扉15の閉扉状態において、一対の壁体13と対向する第1送出ローラ14a及び第2送出ローラ14bの端面との間に、第1送出ローラ14a及び第2送出ローラ14bの回転許容し、かつ、米飯が侵入しない程度のクリアランスを保持して、一対の壁体13によって回転軸方向に挟まれている。
米飯導入口12から送り出された米飯は、米飯導入口12を挟んで対向する筐体11の両側縁部から一対の第1送出ローラ14aの対向間隙に向けて延びる一対のガイド板11dの対向間隙を通って第1送出ローラ14a及び第2送出ローラ14bで圧延しながら下方に送り出され、送出部14の下方に設けられた成形部16に誘導される。
成形部16は、所定の間隔を存して配設された左右一対の成形ローラ26(左側成形ローラ26a、右側成形ローラ26b)を備えている。
左右一対の成形ローラ26a,26bは、第1送出ローラ14a及び第2送出ローラ14bと同様、前扉15の閉扉状態において、一対の壁体13と対向する成形ローラ26a,26bの端面との間に、成形ローラ26a,26bの回転許容し、かつ、米飯が侵入しない程度のクリアランスを保持して、一対の壁体13によって回転軸方向に挟まれている。
左右一対の成形ローラ26a,26bは、図3〜図5に示すように、周面を相対向させて配設され、該周面は各々、米飯収納凹部28が円周方向所定間隔(本実施例では72度)毎に凹設され、成形ローラ26の軸方向端面において開口している。これにより、1つの米飯収納凹部28と他の隣接する米飯収納凹部28との間には径方向に突出し前後方向(奥行き方向)に延びる稜線部30が円周方向所定間隔(本実施例では72度)毎に形成される。
左側成形ローラ26aは時計方向に回転し、右側成形ローラ26bは反時計方向に回転し、左右一対の成形ローラ26a,26bは、左右の米飯収納凹部28,28が合致するように位置決めされかつ同調回転する。これにより左右の米飯収納凹部28,28は、成形ローラ26の回転に伴って接離可能となり、最も近接した際、左右の米飯収納凹部28,28が互いに相対向する位置となって双方が合致して、上部がドーム型の丸味を帯びたシャリ玉形状をなし成形ローラ26の軸方向端面に開口する開口部38aを有する米飯成形空間38が形成される。
米飯成形空間38は送出部14から供給された米飯Rを上部がドーム型の丸味を帯びたシャリ玉形状に圧縮成形するための空間であり、米飯成形空間38で成形された米飯成形体40は、成形ローラ26の回転によって米飯成形空間38から載置部18に送り出される。
米飯成形空間38の開口部38aと対向して一対の壁体13には、壁体13を貫通すること無く成形ローラ26の回転軸方向外方に陥没するガイド凹部13aが設けられている。このガイド凹部13aは、米飯成形空間38の開口部38aと対向する位置から、米飯成形体の送り出し方向、すなわち、載置部18に向けて(本実施形態では、下向き)に延びて端面に開口するガイド凹部13aが設けられている。
左側成形ローラ26aの稜線部30は、稜線部30が延びる前後方向、つまり、左側成形ローラ26aの回転軸方向において、径方向外方に延びる凸部32と、径方向内方に凹入形成された凹部34が交互に繰り返し並設された凹凸形状をなしている。
また、右側成形ローラ26bの稜線部30は、左側の成形ローラ26aの稜線部30における凸部32と相対向する位置において、該凸部32の形状に略合致した凹部34が、また左側成形ローラ26aにおける凹部34の形状に略合致し該凹部に嵌合可能(入り込み可能、嵌め込み可能)な凸部32がそれぞれ交互に繰り返し並設されている。
左右一対の成形ローラ26の稜線部30に設けられた凸部32の先端部は丸みを帯びており、該凸部32の先端部を受け入れる凹部34の底面も凸部32に対応して丸みを帯びている。
そして、成形ローラ26の回転により左側の1つの稜線部30と右側の1つの稜線部30が当接し合う際、一方の稜線部30における凹部34に他方の稜線部30における凸部32が入り込んだ状態(図4における幅方向中央部を参照)を暫くの間(凸部32が凹部34から完全に抜け出るまでの間)保持して左右の成形ローラ26が回転する。その際、図4に示すように、米飯成形空間38の成形ローラ26回転方向前側の稜線部30に形成された凸部32が凹部34に入り込んだ状態において、成形ローラ26回転方向後側の稜線部30に形成された凸部32が凹部34に入り込んだ状態となり、米飯成形空間38の成形ローラ26回転方向前側の左右の稜線部30が当接した状態において、米飯成形空間38の成形ローラ26回転方向後側の左右の稜線部30が当接する。
第1送出ローラ14a、第2送出ローラ14b、及び成形ローラ26は、機械室11c内においてギアボックス53内に収納された伝達ギア(不図示)を介して駆動モータ50からの動力を受けて回転され、駆動モータ50は機械室11cの後部に配設されたバッテリ52により回転駆動される。
以上のような米飯成形装置10によって米飯成形体40を成形するには、まず、筐体11の上面に設けられた米飯導入口12から一対の壁体13の間に配設された送出部14に米飯を供給し、第1送出ローラ14a及び第2送出ローラ14bで圧延しながら送出部14の下方に設けられた成形部16に米飯を誘導する。
そして、左右一対の成形ローラ26は、回転により稜線部30が当接すると、当該当接位置より上方に開口した米飯成形空間38が左右の米飯収納凹部28,28によって形成され、送出部14から送り出された米飯がこの米飯成形空間38に収納される。
そして、左右一対の成形ローラ26がさらに回転して、成形ローラ26の回転方向前方の稜線部30において凸部32が凹部34から完全に抜け出る前に、回転方向後方の稜線部30の凸部32が凹部34に嵌合することで、左右の米飯収納凹部28,28が合わさって上部がドーム型の丸味を帯びたシャリ玉形状をなした米飯成形空間38が形成され、
米飯成形空間38に収納された米飯を上記のようなシャリ玉形状に圧縮成形する。
そして、さらなる成形ローラ26の回転により、回転方向前方の稜線部30において凸部32が凹部34から完全に抜け出て、当接していた回転方向前方の稜線部30が離間状態となると、米飯成形体40が米飯収納凹部28から排出されて(落下して)、載置部18に載る。
以上のように、本発明の米飯成形装置10では、米飯成形空間38の開口部38aと対向して回転軸方向外方に陥没するガイド凹部13aが一対の壁体13に設けられているため、一対の成形ローラ26によって圧縮された米飯が開口部38aから米飯成形空間38の外方に向かって膨出して、成形された米飯成形体40に膨出部が形成される場合であっても、米飯成形空間38で成形された米飯成形体40を一対の壁体13と接触させることなく成形部16から載置部18に排出することができ、そのため、米飯成形体40の形状を崩すことなく米飯成形体40を成形部16から載置部18に排出することができる。
また、本発明の米飯成形装置10にあっては、前述したように、成形ローラ26の回転により左側の1つの稜線部30と右側の1つの稜線部30が当接し合う際、一方の稜線部30における凹部34に他方の稜線部30における凸部32が入り込んだ状態で左右の成形ローラ26が回転するので(図4〜図5参照)、換言すると、左右の米飯収納凹部28が合わさってできる米飯成形空間38の底面の閉塞状態が比較的長く持続するので、米飯成形空間38の上が閉じ始めても底面は直ぐには開放せず、圧縮された米飯が逃げ場を求め、開き始めた部分から米飯が出ようとして米飯成形体40の底(下面)に膨出部ができるといった心配はない。
また、最終的に得られる米飯成形体40において、バリの発生を最小限に抑えることができる。すなわち、前述したように成形ローラ26の回転により左側の1つの稜線部30と右側の1つの稜線部30が当接し合う際、一方の稜線部30における凹部34に他方の稜線部30における凸部32が嵌合した状態(入り込んだ状態)となり、左右の成形ローラ26が更に回転しても、米飯成形空間38の下に、ジグザグ状の細長い隙間が形成されることはあるが、比較的大きな開口部が形成されるということはなく、バリが形成されるというおそれもない。
なお、本実施形態では、一対の壁体13に設けたガイド凹部13aが一対の壁体13を貫通すること無く成形ローラ26の回転軸方向外方に陥没するように形成したが、本発明はこれに限定されず、ガイド凹部13aが一対の壁体13を貫通してもよい。
また、上記した実施形態の成形ローラ26における稜線部30の凸部32の形状を断面三角形(図3〜図4参照)としたが、これに限らず、図6に示すように四角形状でも良く、図7に示すように円弧状(半円状、波形状)でもよい。あるいは、図8や図9に示すように、軸方向中央部が径方向外方に膨出した三角形状または半円状の凸部32と、軸方向中央部が径方向内方に凹入形成された凹部34からなっていても構わない。要するに、左右の稜線部30が当接する際、一方の稜線部30における凹部34に他方の稜線部30における凸部32が入り込んで嵌合し、互いに密着(密接)した状態を暫く保持しながら左右の成形ローラ26が円滑に回転できるのであれば、凹凸形状は上記の形状に限らない。
本発明の米飯成形装置の一実施例を示した正面図であって前扉を開扉した状態を示す。 本発明の米飯成形装置の断面図である。 本発明における成形ローラの斜視図である。 稜線部同士が噛み合った状態を示す成形ローラの正面図である。 図4のA−A断面図である。 成形ローラの他の実施例を示す断面図である。 成形ローラの更に他の実施例を示す断面図である。 成形ローラの更に他の実施例を示す断面図である。 成形ローラの更に他の実施例を示す断面図である。 従来の米飯成形装置の斜視図である。 従来の成形ローラの斜視図である。
符号の説明
10 米飯成形装置
11 筐体
13 壁体
13a ガイド凹部
14 送出部
15 前扉
26 成形ローラ
28 米飯収納凹部
30 稜線部
32 凸部
34 凹部
38 米飯成形空間
38a 開口部
40 米飯成形体

Claims (4)

  1. 周面を相対向させて配設され、米飯を受け入れる米飯収納凹部が周面において周方向所定間隔毎に凹設された一対の成形ローラと、
    前記一対の成形ローラを互いに反対方向に回転させる駆動モータと、を備え、
    前記一対の成形ローラの回転に伴って、前記一方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部と前記他方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部とが相対向して米飯成形空間が形成され、前記米飯収納凹部に収納された米飯を前記米飯成形空間内において圧縮し所定形状の米飯成形体を成形する米飯成形装置において、
    前記駆動モータがバッテリから電力の供給を受けて前記一対の成形ローラを回転させることを特徴とする米飯成形装置。
  2. 周面を相対向させて配設され、米飯を受け入れる米飯収納凹部が周面において周方向所定間隔毎に凹設された一対の成形ローラと、
    回転軸方向に前記一対の成形ローラを挟む一対の壁体と、を備え、
    前記米飯収納凹部は、前記一対の成形ローラの軸方向端面において開口し、
    前記一対の成形ローラの回転に伴って、前記一方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部と前記他方の成形ローラに形成された前記米飯収納凹部とが相対向して前記一対の成形ローラの軸方向端面に開口する米飯成形空間が形成され、前記米飯収納凹部に収納された米飯を前記米飯成形空間内において圧縮し所定形状の米飯成形体を成形する米飯成形装置において、
    前記一対の壁体には、前記米飯成形空間における前記開口と対向する位置から前記米飯成形体の送り出し方向に延びて端面に開口するガイド凹部が設けられていることを特徴とする米飯成形装置。
  3. 前記一対の成形ローラを互いに反対方向に回転させる駆動モータを備え、
    前記駆動モータがバッテリから電力の供給を受けて前記一対の成形ローラを回転させることを特徴とする請求項2に記載の米飯成形装置。
  4. 前記一対の成形ローラは、周方向に隣り合う前記米飯収納凹部の間に形成された稜線部と、を備え、
    前記一対の成形ローラのそれぞれの前記稜線部は径方向外方に延びる凸部と径方向内方に陥没する凹部が形成され凹凸形状をなし、
    前記一対の成形ローラが回転する際、前記一方の成形ローラの前記稜線部に設けられた前記凸部が前記他方の成形ローラの前記稜線部に設けられた前記凹部に入り込んだ状態となることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の米飯成形装置。
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