JP2010093209A - 電子装置、光源装置及びこれを備える表示装置 - Google Patents
電子装置、光源装置及びこれを備える表示装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】回路基板に実装されている発光ダイオードを動作させるためのドライバの発熱により前記回路基板及び発光ダイオードが昇温するのを抑制することができるとともに、薄型化を図ることができる電子装置、光源装置及び表示装置を提供する。
【解決手段】複数の発光ダイオード1が実装されている複数の発光ダイオード基板2と、発光ダイオード1を動作させるためのドライバ4と、隣合う二つの発光ダイオード基板2に接続されるフレキシブルプリント基板3とを備え、ドライバ4をフレキシブルプリント基板3に実装することにより、ドライバ4の発熱により発生した熱が発光ダイオード基板2へ直接伝達されるのを抑制するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】複数の発光ダイオード1が実装されている複数の発光ダイオード基板2と、発光ダイオード1を動作させるためのドライバ4と、隣合う二つの発光ダイオード基板2に接続されるフレキシブルプリント基板3とを備え、ドライバ4をフレキシブルプリント基板3に実装することにより、ドライバ4の発熱により発生した熱が発光ダイオード基板2へ直接伝達されるのを抑制するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は発光ダイオード等の部品が実装されている回路基板及び前記部品の昇温を抑制することができる電子装置、液晶表示装置等の表示装置の光源として使用される光源装置、及びこの光源装置を備える表示装置に関する。
テレビジョン等の表示装置は、画像を表示する表示面を前側に有する表示部の後側に光源装置が配されており、該光源装置に電子装置が設けられている。
光源装置は、例えば発光ダイオードを実装してある複数の発光ダイオード基板と、該発光ダイオード基板を収容支持する箱形フレームとを備え、該箱形フレームにおける底板の前記発光ダイオード基板と対向する部分に放熱孔を開設し、前記発光ダイオード基板の実装面と反対側面を放熱孔に露出させ、光源としての発光ダイオードが発生する熱を放熱孔から箱形フレームの外部へ放熱するように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−317778号公報
しかし、特許文献1のように箱形フレームに放熱孔を開設して放熱する光源装置にあっては、発光ダイオード基板の実装面と反対側面が箱形フレームの放熱孔に露出し、外部空気に触れることで自然対流により放熱されるだけであるため、発光ダイオード基板の放熱性が悪いという問題がある。
テレビジョン等の表示装置は、光源として発光ダイオードを使用することにより薄型化を図ることができる。しかし、特許文献1のように発光ダイオードを用いるだけでは、輝度特性を高めることができないため、一般には発光ダイオードが発光した光を発光ダイオード基板と反対方向へ均等に導光する導光板が用いられている。
ところが、発光ダイオード基板には、発光ダイオード及び該発光ダイオードを動作させるためのドライバが実装されており、また、ドライバは発光ダイオードよりも実装面積が大きく、且つ部品実装高さが発光ダイオードの実装高さよりも高いため、このドライバの配置箇所が制約され、ひいては発光ダイオードの配置箇所が制約され、輝度特性の改善に支障を来す。
図11は先に開発された光源装置に組込まれている電子装置の構成を示す拡大断面図である。本発明の出願人はより一層の薄型化を図るべく、図11に示すように発光ダイオード基板100の一面に発光ダイオード101を実装し、発光ダイオード101を動作させるドライバ102を他面に実装することにより輝度特性を改善することができるようにした光源装置を先に開発した。また、発光ダイオード101は温度が高くなるほど輝度ムラが発生し易いため、先に開発した光源装置では、発光ダイオード基板100のドライバ実装面側に、該ドライバ102の高さ以上の厚さを有する放熱板103を、前記ドライバ102を避けて設けることにより、ドライバ102の発熱により発生した熱を、発光ダイオード基板100から放熱板103を経て外部へ放熱し、ドライバ102による発光ダイオード基板100の昇温を抑制し、輝度ムラを低減している。
しかし、先に開発された光源装置にあっては、発光ダイオード101を動作させるためのドライバ102を避けて放熱板103が設けられるため、発光ダイオード基板100に対する放熱板103の放熱面積が制約され、放熱の効率化を図り難いし、また、ドライバ102の高さ以上の厚さを有する放熱板103が薄型化に支障を来し、より一層の改善策が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は発光ダイオード等の部品が実装されている回路基板に接続され、前記部品に関係する第2部品が実装されているフレキシブルプリント基板を設けることにより、第2部品の発熱により発生した熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制でき、回路基板及び該回路基板に実装されている発光ダイオード等の部品の昇温を抑制することができるとともに、薄型化を図ることができる電子装置、光源装置及び表示装置を提供することにある。
本発明に係る電子装置は、発光ダイオードが実装されている回路基板と、前記発光ダイオードを動作させるためのドライバとを備える電子装置において、前記回路基板に接続され、前記ドライバが実装されているフレキシブルプリント基板を備えることを特徴とする。
この発明にあっては、回路基板に実装されている発光ダイオードを動作させるためのドライバが回路基板に実装されることなく、フレキシブルプリント基板に実装され、該フレキシブルプリント基板が回路基板に接続されているため、ドライバの発熱により発生する熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制でき、しかも、ドライバの実装面を経てフレキシブルプリント基板から放熱することができ、放熱面積を比較的大きくすることができるため、回路基板及び該回路基板に実装されている発光ダイオードの昇温を抑制することができる。因って、発光ダイオードが光源である場合、該発光ダイオードの昇温による輝度ムラを低減できる。また、発光ダイオードが実装されている回路基板と、フレキシブルプリント基板に実装されているドライバとを並置することができるため、電子装置を薄型化できる。
また、本発明に係る電子装置は、前記発光ダイオードは複数並置されている構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、薄型化に支障を来すことなく発光ダイオードを並置することができるため、複数の発光ダイオードを等間隔に配することができ、光源装置に使用した場合、輝度ムラの少ない光源装置の薄型化を図ることができる。
この発明にあっては、薄型化に支障を来すことなく発光ダイオードを並置することができるため、複数の発光ダイオードを等間隔に配することができ、光源装置に使用した場合、輝度ムラの少ない光源装置の薄型化を図ることができる。
また、本発明に係る電子装置は、前記回路基板は複数並置されており、前記フレキシブルプリント基板は隣合う二つの回路基板に接続されている構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、発光ダイオードが実装されている回路基板と、ドライバが実装されているフレキシブルプリント基板とを交互に配置することができるため、前記発光ダイオードを等間隔に配することができ、光源装置に使用した場合、輝度ムラの少ない光源装置の薄型化を図ることができる。
この発明にあっては、発光ダイオードが実装されている回路基板と、ドライバが実装されているフレキシブルプリント基板とを交互に配置することができるため、前記発光ダイオードを等間隔に配することができ、光源装置に使用した場合、輝度ムラの少ない光源装置の薄型化を図ることができる。
また、本発明に係る電子装置は、前記回路基板を支持する支持面を有する支持体を備え、該支持体における前記フレキシブルプリント基板と対向する箇所に凹所を設けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、高さが比較的高いドライバをフレキシブルプリント基板とともに凹所に収容することが可能であるため、電子装置をより一層薄型化することができる。
この発明にあっては、高さが比較的高いドライバをフレキシブルプリント基板とともに凹所に収容することが可能であるため、電子装置をより一層薄型化することができる。
また、本発明に係る電子装置は、部品が実装されている回路基板と、前記部品に関係する第2部品とを備える電子装置において、前記回路基板に接続され、前記第2部品が実装されているフレキシブルプリント基板と、前記回路基板を支持する支持面を有する支持体とを備え、該支持体における前記フレキシブルプリント基板と対向する箇所に凹所を設けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、回路基板に実装されている部品に関係する第2部品が回路基板に実装されることなく、フレキシブルプリント基板に実装され、該フレキシブルプリント基板が回路基板に接続されているため、第2部品の発熱により発生する熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制でき、しかも、第2部品の実装面を経てフレキシブルプリント基板から放熱することができ、放熱面積を比較的大きくすることができるため、回路基板及び該回路基板に実装されている部品の昇温を抑制することができる。因って、光源としての発光ダイオードが前記部品である場合、該発光ダイオードの昇温による輝度ムラを低減できる。また、部品が実装されている回路基板と、フレキシブルプリント基板に実装されている第2部品とを並置することができるとともに、該第2部品をフレキシブルプリント基板とともに凹所に収容することが可能であるため、第2部品の高さが比較的高い場合であっても、電子装置をより一層薄型化することができる。
また、本発明に係る電子装置は、前記凹所は貫通孔である構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、第2部品が実装されているフレキシブルプリント基板を貫通孔から支持体の回路基板と反対側へ露出させ、露出空間の空気により放熱させることができるため、フレキシブルプリント基板の放熱性を高めることができ、回路基板及び該回路基板に実装されている部品の昇温をより一層抑制することができる。
この発明にあっては、第2部品が実装されているフレキシブルプリント基板を貫通孔から支持体の回路基板と反対側へ露出させ、露出空間の空気により放熱させることができるため、フレキシブルプリント基板の放熱性を高めることができ、回路基板及び該回路基板に実装されている部品の昇温をより一層抑制することができる。
また、本発明に係る電子装置は、前記ドライバ又は第2部品は前記凹所に収容してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、フレキシブルプリント基板に実装されているドライバ又は第2部品が、回路基板を支持する支持体の凹所に収容してあるため、支持体を備える構成において、ドライバ又は第2部品の大きさに影響されることなく、電子装置を薄型化することができる。
この発明にあっては、フレキシブルプリント基板に実装されているドライバ又は第2部品が、回路基板を支持する支持体の凹所に収容してあるため、支持体を備える構成において、ドライバ又は第2部品の大きさに影響されることなく、電子装置を薄型化することができる。
また、本発明に係る電子装置は、前記回路基板の一部は前記凹所を隠蔽してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、隣合う回路基板間の離隔距離を、第2部品の大きさに影響されることなく比較的短くすることができるため、回路基板に実装される部品を比較的短い間隔で配置することができる。因って、前記部品が光源としての発光ダイオードである場合、該発光ダイオードによる輝度特性を高めることができる。
この発明にあっては、隣合う回路基板間の離隔距離を、第2部品の大きさに影響されることなく比較的短くすることができるため、回路基板に実装される部品を比較的短い間隔で配置することができる。因って、前記部品が光源としての発光ダイオードである場合、該発光ダイオードによる輝度特性を高めることができる。
また、本発明に係る電子装置は、前記第2部品は、前記部品を動作させるためのドライバである構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、回路基板に実装されている部品よりも発熱量が多い第2部品が回路基板と分離されているため、第2部品による熱の影響を低減でき、回路基板及び該回路基板に実装されている部品の昇温を抑制することができる。
この発明にあっては、回路基板に実装されている部品よりも発熱量が多い第2部品が回路基板と分離されているため、第2部品による熱の影響を低減でき、回路基板及び該回路基板に実装されている部品の昇温を抑制することができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記部品が発光ダイオードである前述した発明の電子装置と、前記発光ダイオードが発光した光を前記回路基板と反対方向へ導く導光板とを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、回路基板に実装されている発光ダイオードを動作させるための第2部品が回路基板に実装されることなくフレキシブルプリント基板に実装され、該フレキシブルプリント基板が回路基板に接続されているため、第2部品の発熱により発生した熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制でき、しかも、第2部品の実装面を経てフレキシブルプリント基板から放熱することができ、放熱面積を比較的大きくすることができるため、回路基板及び該回路基板に実装されている発光ダイオードの昇温を抑制することができ、該発光ダイオードの昇温による輝度ムラを低減できる。
また、発光ダイオードが実装されている回路基板と、フレキシブルプリント基板に実装されている第2部品とを並置することができるため、電子装置及び導光板を備える光源装置を薄型化することができる。
また、発光ダイオードが実装されている回路基板と、フレキシブルプリント基板に実装されている第2部品とを並置することができるため、電子装置及び導光板を備える光源装置を薄型化することができる。
また、本発明に係る表示装置は、一側に表示面を有する表示部と、該表示部の他側に配された前述した発明の光源装置とを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、回路基板に実装されている発光ダイオードに関係する第2部品の発熱により発生した熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制でき、また、放熱面積を比較的大きくすることができるため、回路基板及び該回路基板に実装されている発光ダイオードの昇温を効率よく抑制することができ、発光ダイオードの昇温による輝度ムラを低減できる。しかも、第2部品に影響されることなく薄型化を図ることができる。
この発明にあっては、回路基板に実装されている発光ダイオードに関係する第2部品の発熱により発生した熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制でき、また、放熱面積を比較的大きくすることができるため、回路基板及び該回路基板に実装されている発光ダイオードの昇温を効率よく抑制することができ、発光ダイオードの昇温による輝度ムラを低減できる。しかも、第2部品に影響されることなく薄型化を図ることができる。
本発明によれば、回路基板に実装されている発光ダイオードを動作させるためのドライバの発熱により発生した熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制できるとともに、ドライバの放熱面積を比較的大きくすることができるため、回路基板に実装されている発光ダイオードの昇温を抑制することができ、しかも、ドライバに影響されることなく薄型化を図ることができる。
また、本発明によれば、回路基板に実装されている部品に関係する第2部品の発熱により発生した熱が回路基板へ直接伝達されるのを抑制できるとともに、第2部品の放熱面積を比較的大きくすることができるため、回路基板に実装されている部品の昇温を抑制することができ、しかも、第2部品に影響されることなく薄型化を図ることができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は光源装置に組込まれる電子装置の構成を示す拡大断面図、図2は光源装置に組込まれた電子装置部分の構成を示す模式的背面側斜視図、図3は光源装置に組込まれた電子装置部分の構成を示す拡大した背面図、図4は光源装置の構成を示す背面図、図5は光源装置の一部の回路基板を取外した状態の構成を示す背面図である。
図示した光源装置は、前側に表示面を有し、略直方体をなす表示部を備える薄型の表示装置における表示部の後側に装着されるもので、碁盤目のように並置される複数の発光ダイオード1と、該発光ダイオード1を実装してあり、格子状に並置される複数の発光ダイオード基板2と、隣合う発光ダイオード基板2,2に両端が接続されるフレキシブルプリント基板3と、該フレキシブルプリント基板3に実装され、発光ダイオード1を動作させるためのドライバ4と、発光ダイオード基板2を並べて支持する支持体5と、発光ダイオード1が発光した光を横方向へ導く複数の導光板6と、該導光板6が導いた光を支持体5と反対方向へ反射させる複数の反射板7とを備える。
図6は発光ダイオード基板部分の構成を示す模式的分解図、図7は光源装置に組込まれた電子装置部分の構成を示す模式的正面側斜視図、図8は発光ダイオード基板部分の構成を示す模式的断面図である。発光ダイオード基板2は略矩形をなし、一面に複数の発光ダイオード1を長手方向及び幅方向に並べて実装してあり、他面に二つの接続部21,22が設けられている。発光ダイオード1は図6(a) に示すように前記長手方向に例えば8個、前記幅方向に例えば4個、合計で32個実装してあり、発光ダイオード1夫々に対応して32個の導光板6を配してあり、また、前記長手方向一列の発光ダイオード1に対応して1枚の反射板7、一枚の発光ダイオード基板2に対応して合計4枚の反射板7を配してある。
発光ダイオード基板2には導光板6を止具9にて支持体5に取付けるための第1挿通孔23が導光板6夫々に対応して開設されている。1つの発光ダイオード基板2と導光板6との関係は図6(b) に示すように構成されており、図7に示すように略矩形をなす支持体5の一面に長手方向及び幅方向に並べて配置されている。また、発光ダイオード基板2の発光ダイオード1夫々に臨む部分には反射層24がシルク印刷により形成されている。
並置された発光ダイオード基板2において、前記長手方向一列の発光ダイオード基板2は、隣合う2つ同士がフレキシブルプリント基板3にて接続され、一端の発光ダイオード基板2が後記する電源回路基板に第2フレキシブルプリント基板10にて接続され、他端の発光ダイオード基板2が後記する制御回路基板に第3フレキシブルプリント基板11にて接続されている。
フレキシブルプリント基板3はフィルム上に積層された配線回路部及び該配線回路部を被覆する絶縁層を有し、両端に被接続部31,32が設けられている。フレキシブルプリント基板3の絶縁層の中央部一面側が剥離され、該剥離により露出する一面の配線回路部に第2部品としてのドライバ4がチップオンボード(COB)により実装されている。フレキシブルプリント基板3の中央部は、他面が凸となるように略凹状に曲げられ、該凹状部33にドライバ4を配してあり、また、ドライバ4を被覆する被覆層が設けられている。
図9は導光板の構成を示す斜視図である。導光板6は略直方体をなし、入光面6aと、該入光面6aに入光した光を入光面6aとほぼ直交する方向へ照射する出光面6bとを有し、発光ダイオード1の一側と対向する位置に入光面6aを配し、前記表示部の後側の面と対向する位置に出光面6bを配してあり、出光面6bと反対側の面に反射板7が貼付けられている。具体的には、長手方向一方側の一面が発光ダイオード基板2と平行の扁平面、長手方向他方側の一面及び他面が発光ダイオード基板2に対して傾斜する傾斜面になっており、長手方向他方側の端部に、四角形をなす収容孔61及び第1挿通孔23に対応する第2挿通孔62が開設され、収容孔61の一面を入光面6a、扁平面を出光面6bとしてあり、他面に反射板7が貼付けられている。
導光板6は一面の傾斜する傾斜面と、隣合う導光板6の他面とが対向するように並置され、導光板6夫々の出光面6bは発光ダイオード基板2に対して等距離の面一となり、第2挿通孔62及び第1挿通孔23に挿入される止具9により支持体5に固定される。
止具9は、離隔して対向する二つのピン91と、該ピン91の一端を連結する連結板92とを有し、隣合う導光板6の第2挿通孔62から第1挿通孔23へピン91を挿入し、該ピン91の先端部を後記する取付孔に嵌入することにより導光板6及び発光ダイオード基板2を支持体5に固定するように構成されている。
支持体5は金属板を成形してなり、略矩形をなす平板状の板部51を有し、該板部51の支持面としての一面に、図6に示す発光ダイオード基板2及び導光板6を長手方向及び幅方向に並べて支持してあり、発光ダイオード基板2夫々と板部51との間に、発光ダイオード1が発生した熱を発光ダイオード基板2から板部51へ放熱する放熱板12を介在してある。
放熱板12は発光ダイオード基板2の厚さよりも薄く、発光ダイオード基板2に対応する表面積を有するグラファイト等の比較的高い放熱性を有するシートからなる。
板部51にはフレキシブルプリント基板3夫々を板部51の他面側から発光ダイオード基板2,2に接続するための複数の凹所52と、第2フレキシブルプリント基板10及び第3フレキシブルプリント基板11夫々を板部51の他面側から発光ダイオード基板2に接続するための複数の貫通孔53,54と、第1挿通孔23に対応し、導光板6夫々を止具9にて取付けるための複数の取付孔55とが開設されている。
凹所52は貫通する四角形の孔からなり、該凹所52にフレキシブルプリント基板3の凹状部33、及び該凹状部33に取付けてあるドライバ4を収容してある。また、凹所52は図1に示すように隣合う発光ダイオード基板2,2の一部にて隠蔽され、隣合う発光ダイオード基板2,2間の距離が比較的短くなっている。
板部51における他面の長手方向一側部には、第2フレキシブルプリント基板10が接続され、ドライバ4に電圧を供給する電源回路基板13が取付けられており、長手方向他側部には、第3フレキシブルプリント基板11が接続され、ドライバ4を制御する制御回路基板14が取付けられている。また、板部51における他面の長手方向中央部には前記表示部に電圧を供給する電源回路基板15、前記表示部の表示面に表示される画像を処理する端子回路基板16、前記表示部を制御する制御回路基板17等の複数の回路基板が取付けられている。
以上のように構成された光源装置は、支持体5における板部51の一面に発光ダイオード基板2が放熱板12を介して複数列に並置され、該発光ダイオード基板2上に導光板6が複数列に並置され、第2挿通孔62及び第1挿通孔23に挿入する止具9のピン91を取付孔55に嵌入することにより発光ダイオード基板2夫々が放熱板12を介して板部51の一面に固定されるとともに、導光板6夫々が発光ダイオード基板2上に固定される。
また、板部51の他面側からフレキシブルプリント基板3の両端部を凹所52に挿入し、該フレキシブルプリント基板3の被接続部31,32を発光ダイオード基板2に接続し、電源回路基板13、制御回路基板14が板部51の他面に取付けられ、一列の一端側発光ダイオード基板2と電源回路基板13とが第2フレキシブルプリント基板10により接続され、一列の他端側発光ダイオード基板2と制御回路基板14とが第3フレキシブルプリント基板11により接続される。
発光ダイオード基板2は、一面に発光ダイオード1が実装され、隣合う発光ダイオード基板2,2同士を接続するフレキシブルプリント基板3に、発光ダイオード1を動作させるドライバ4が実装されているため、ドライバ4の発熱により発生した熱が発光ダイオード基板2へ直接伝達されるのを抑制でき、また、ドライバ4の実装面を経てフレキシブルプリント基板3から放熱することができ、放熱面積を比較的大きくすることができるため、発光ダイオード基板2及び該発光ダイオード基板2に実装されている発光ダイオード1の昇温を抑制することができ、該発光ダイオード1の昇温による輝度ムラを低減できる。
また、フレキシブルプリント基板3にドライバ4が実装されていることにより、発光ダイオード基板2と支持体5との間に介在する放熱板12を、ドライバ4に影響されることなく比較的薄肉で、且つ、比較的表面積が大きいシートにて形成することができるため、放熱板12を備える構成においても、薄型化を阻害することなく、放熱の効率化を図ることができ、発光ダイオード基板2及び該発光ダイオード基板2に実装されている発光ダイオード1の昇温をより一層抑制することができる。
また、隣合う発光ダイオード基板2,2同士を接続するフレキシブルプリント基板3に実装されているドライバ4を、隣合う発光ダイオード基板2,2と一列に並置することができるため、発光ダイオード基板2部分を薄型化、ひいては光源装置を薄型化することができる。また、隣合う発光ダイオード基板2,2同士を板部51の他面側から接続するために開設されている凹所52にドライバ4を配してあるため、発光ダイオード基板2と板部51との間の距離を比較的短くすることができ、光源装置を薄型化することができる。また、凹所52に配してあるドライバ4の大きさに影響されることなく隣合う発光ダイオード基板2,2間の離隔距離を比較的短くすることができるため、発光ダイオード基板2に実装されている発光ダイオード1を比較的短い間隔で配置することができ、該発光ダイオードによる輝度特性を高めることができる。
図10は本発明に係る光源装置を備える表示装置の構成を示す断面図である。この表示装置は、テレビ画像を表示する表示面を前側に有する表示部40と、該表示部40の後側に配されている光源装置Aと、表示部40の周縁部及び光源装置Aの後側を被覆するキャビネット41とを備える。
表示部40は、表示面を有する表示パネル42と、該表示パネル42の後側に配されている光学シート43とを有する。表示パネル42の周縁部は、前保持枠体44と、後保持枠体45とにより前後に挾着保持され、パネルモジュールを構成しており、後保持枠体45が支持体5の周縁部に取付けられている。
光学シート43は、光源としての発光ダイオード1が発光した光を拡散する比較的厚肉の二枚の拡散板43aと、反射偏光板、プリズムシート、拡散シート等の比較的薄肉の合成樹脂シート43bが積層された積層体であり、拡散板43aの周縁部が後記する第2支持板を介して支持体5の周縁部に支持されている。
支持体5の板部51の周縁部には板厚方向へ偏倚する段部56が設けられており、該段部56と発光ダイオード基板2との間に導光板6夫々の一部を支持する細長状の第1支持板46が取付けられ、段部56よりも周縁側に光学シート43を支持する細長状の第2支持板47が取付けられる。
キャビネット41は、表示部40の周縁部前側を被覆するキャビネット前分体41aと、光源装置Aの周縁部及び後側を被覆する深皿形状のキャビネット後分体41bとを有し、支持体5の周縁に雄螺子により取付けられている。
尚、以上説明した実施の形態では、光源として発光ダイオード1を実装してある発光ダイオード基板2の昇温を抑制する構成としたが、その他、昇温を抑制する回路基板は発光ダイオード基板2に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では、フレキシブルプリント基板3に対向する箇所に、貫通する凹所52を開設してある構成としたが、その他、凹所52は発光ダイオード基板2を支持する支持面よりも発光ダイオード基板2と反対側へ窪む非貫通の窪みであってもよい。また、凹所52は必ずしも必要でない。
1 発光ダイオード(部品)
2 発光ダイオード基板(回路基板)
3 フレキシブルプリント基板
4 ドライバ(第2部品)
5 支持体
52 凹所
6 導光板
A 光源装置
2 発光ダイオード基板(回路基板)
3 フレキシブルプリント基板
4 ドライバ(第2部品)
5 支持体
52 凹所
6 導光板
A 光源装置
Claims (11)
- 発光ダイオードが実装されている回路基板と、前記発光ダイオードを動作させるためのドライバとを備える電子装置において、前記回路基板に接続され、前記ドライバが実装されているフレキシブルプリント基板を備えることを特徴とする電子装置。
- 前記発光ダイオードは複数並置されている請求項1記載の電子装置。
- 前記回路基板は複数並置されており、前記フレキシブルプリント基板は隣合う二つの回路基板に接続されている請求項1又は2記載の電子装置。
- 前記回路基板を支持する支持面を有する支持体を備え、該支持体における前記フレキシブルプリント基板と対向する箇所に凹所を設けてある請求項1から3のいずれか一つに記載の電子装置。
- 部品が実装されている回路基板と、前記部品に関係する第2部品とを備える電子装置において、前記回路基板に接続され、前記第2部品が実装されているフレキシブルプリント基板と、前記回路基板を支持する支持面を有する支持体とを備え、該支持体における前記フレキシブルプリント基板と対向する箇所に凹所を設けてあることを特徴とする電子装置。
- 前記凹所は貫通孔である請求項4又は5記載の電子装置。
- 前記ドライバ又は第2部品は前記凹所に収容してある請求項4から6のいずれか一つに記載の電子装置。
- 前記回路基板の一部は前記凹所を隠蔽してある請求項4から7のいずれか一つに記載の電子装置。
- 前記第2部品は、前記部品を動作させるためのドライバである請求項5から8のいずれか一つに記載の電子装置。
- 前記部品が発光ダイオードである請求項5から9のいずれか一つに記載の電子装置と、前記発光ダイオードが発光した光を前記回路基板と反対方向へ導く導光板とを備えることを特徴とする光源装置。
- 一側に表示面を有する表示部と、該表示部の他側に配された請求項10記載の光源装置とを備えることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008264450A JP2010093209A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 電子装置、光源装置及びこれを備える表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008264450A JP2010093209A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 電子装置、光源装置及びこれを備える表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010093209A true JP2010093209A (ja) | 2010-04-22 |
Family
ID=42255630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008264450A Pending JP2010093209A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 電子装置、光源装置及びこれを備える表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010093209A (ja) |
-
2008
- 2008-10-10 JP JP2008264450A patent/JP2010093209A/ja active Pending
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