JP2010092997A - 発光装置及び照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主2次巻線2bに、主発光ダイオード7a〜7dとこれより電流を多く要する従発光ダイオード8aとを直列接続し、電流検出抵抗9にて主電流J2を、電圧検出抵抗22,23にて上記発光ダイオードに加わる電圧を検出し、制御回路4にてMOSFET3の開閉時間割合を制御して所定の電圧を超えない範囲で主電流J2を定電流制御して、主及び従発光ダイオードを駆動する。また、従発光ダイオード8aは、従2次巻線2cから所望の発光出力を得るために必要な電流に対して不足する従電流L1の供給を受け、従駆動電流SJ1にて駆動される。一つの電圧制限付きの定電流駆動回路で駆動電流の異なる発光ダイオード7,8aを駆動でき、駆動回路の簡易化、効率向上が可能となる。
【選択図】図1
Description
発光ダイオードを用いた照明器具等では、電球色(光源色)すなわち純白色よりもやや色温度が低い光を要求されることが多く、このような場合には、複数の純白色発光ダイオードによって主たる発光出力を得るとともに、少数の赤色発光ダイオードや緑色発光ダイオードによる小出力の従となる発光出力を組み合わせて所望の色温度を得るようにすることが多い。
・絶縁型の定電圧駆動回路の2次側に接続する定電流駆動用DC/DCコンバータを、主たる発光出力用及び小出力の従となる発光出力用に2回路以上必要とし、回路が複雑になる。
・従って、部品点数が多くなり、信頼性が低下するとともに、コスト高となる。
・小出力の従となる発光出力用の定電流駆動用DC/DCコンバータには、小電力のものが必要となるため、高効率のものが得難く、発光ダイオードの駆動回路の電気効率の低下を招いていた。
・また、小出力の従となる発光出力を得るための発光ダイオードが1〜2個といった少量の場合は、駆動電圧が低く、主たる発光出力を得る多数の直列発光ダイオードとの駆動電圧との差が大きくなるため、小出力の従となる発光出力を得るための発光ダイオードを駆動するDC/DCコンバータの電圧降圧比が大きくなり、いっそう効率が低下する。
・駆動電流の異なる複数の発光素子を簡易な駆動回路で駆動できる。
・低コストである。
・信頼性が高い。
・小型である。
・電気効率が高い。
発光素子直列回路と駆動回路とを有する発光装置であって、
発光素子直列回路は、直列に接続された第1及び第2の発光素子ユニットを有するものであって、第1の発光素子ユニットは1個または直列接続された複数の第1の発光素子を有し、第2の発光素子ユニットは第1の発光素子よりも駆動電流が大きい1個または直列接続された複数の第2の発光素子を有し、
駆動回路は、トランスと電流検出手段と電圧検出手段と電流制限手段と制御回路とを有するものであり、
トランスは、1次巻線と第1の駆動電圧を出力する第1の出力巻線と第2の駆動電圧を出力する第2の出力巻線とを有し、
発光素子直列回路は、トランスの第1の出力巻線に接続されて第1の発光素子ユニットが第1の出力巻線から供給される第1の駆動電流で駆動され、
第2の発光素子ユニットはトランスの第2の出力巻線に接続されて第2の出力巻線から付加用電流が供給され、第1の駆動電流にこの付加用電流が加算された第2の駆動電流により駆動され、
電流検出手段は、第1または第2の駆動電流を検出するものであり、
電圧検出手段は、第1または第2の駆動電圧を検出するものであり、
電流制限手段は、トランスの第2の出力巻線に接続され、第2の発光素子ユニットへの付加用電流を制限するものであり、
制御回路は、第1または第2の駆動電流及び第1または第2の駆動電圧に基づき第1または第2の駆動電流を制御するとともに第1または第2の駆動電圧を制御するものである。
発光素子直列回路と駆動回路とを有する発光装置であって、
発光素子直列回路は、直列に接続された第1及び第2の発光素子ユニットを有するものであって、第1の発光素子ユニットは1個または直列接続された複数の第1の発光素子を有し、第2の発光素子ユニットは第1の発光素子よりも駆動電流が大きい1個または直列接続された複数の第2の発光素子を有し、
駆動回路は、トランスと電流検出手段と電圧検出手段と電流制限手段と制御回路とを有するものであり、
トランスは、1次巻線と第1の駆動電圧を出力する第1の出力巻線と第2の駆動電圧を出力する第2の出力巻線とを有し、
発光素子直列回路は、トランスの第1の出力巻線に接続されて第1の発光素子ユニットが第1の出力巻線から供給される第1の駆動電流で駆動され、
第2の発光素子ユニットはトランスの第2の出力巻線に接続されて第2の出力巻線から付加用電流が供給され、第1の駆動電流にこの付加用電流が加算された第2の駆動電流により駆動され、
電流検出手段は、第1または第2の駆動電流を検出するものであり、
電圧検出手段は、第1または第2の駆動電圧を検出するものであり、
電流制限手段は、トランスの第2の出力巻線に接続され、第2の発光素子ユニットへの付加用電流を制限するものであり、
制御回路は、第1または第2の駆動電流及び第1または第2の駆動電圧に基づき第1または第2の駆動電流を制御するとともに第1または第2の駆動電圧を制御するものであるので、
駆動電流の異なる複数の発光素子を簡易な駆動回路で駆動できかつ電気効率の高い発光装置を得ることができる。また、第1または第2の駆動電流の制御及び第1または第2の駆動電圧の制御により駆動回路の負荷を制御することができるので、例えば第1や第2の発光素子が開路故障したときに駆動回路が過負荷になることを防止できる。
図1及び図2は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1は発光装置の構成を示す回路図、図2は各部の波形図である。図1において、この発光装置は、照明器具に用いて電球色を得るためのものである。また、この駆動回路における電源の構成は、一般にフライバックコンバータと呼ばれ、ON/OFF動作を行う絶縁形スイッチング電源として知られている。図1において、発光装置は駆動回路100と発光素子直列回路20を有する。駆動回路100は、次のように構成されている。駆動回路100は、電源を入力する入力コンデンサ1と、1次側の電力を絶縁し2次側へ伝達するトランス2と、入力された電圧のスイッチングを行い必要なエネルギーをトランス2に蓄積させる開閉手段としてのMOSFET3と、フォトカプラ12からの信号に基いてMOSFET3の開閉を制御する制御回路4とを有する。
ここで、主発光ダイオード7は白色発光ダイオード7a〜7dの4個が直列に接続されて構成され、従発光ダイオード8aは発光出力の少なくてよい赤色発光ダイオードが1個用いられている。つまり、白色発光ダイオードを四つ、赤色発光ダイオードを一つ用いている。これらの白色発光ダイオード7a〜7dに第1の駆動電流(主電流J1)として350mAを、赤色発光ダイオードに第2の駆動電流(従駆動電流SJ1)として400mAを流し、各々の発光出力を組合せて、電球色を作り出している。従発光ダイオード8aを駆動する従駆動電流SJ1は、第1の駆動電流としての主発光ダイオード7を駆動する主電流J1よりも50mA大きい。
図2は各部の動作波形を示すもので、MOSFET3のON/OFF動作と、トランス2の1次側電流CU1、2次側電流CU2と2次側出力電圧Voの関係を時間を横軸にして示している。入力コンデンサ1の両端の入力部には直流電源が接続され、直流電力が供給される。
時刻t1において、制御回路4の信号によりMOSFET3がONすると、トランス2の1次巻線2aにCU1の電流が流れ、この電流のエネルギーが磁気エネルギーとしてトランス2に蓄積される。
また、同様に従2次巻線2cにもエネルギーが伝達され、従2次整流ダイオード13aと従2次平滑コンデンサ14aにも電流が流れ、直流電圧VDC2として上記、従2次平滑コンデンサ14aに充電される。
つまり、1次側の電流が流れるONの時、2次側の電流が流れないOFFとなり、1次側の電流が流れないOFFの時、2次側の電流が流れるONとなる。この動作を一般にON/OFF動作という。このように、ON/OFF動作を行うスイッチング電源はフライバックコンバータと呼ばれ、トランス2を介して1次側から2次側へのエネルギーつまり電力の伝達が行われる。
主2次巻線2bの出力の直流電圧に、発光素子直列回路20として、直列に主発光ダイオード7と従発光ダイオード8aとが接続されている。主発光ダイオード7である白色発光ダイオード7a〜7dには、必要な発光出力を得るために主電流J1(350mA)を流す。従発光ダイオード8aには、必要な発光出力を出力するためには400mAが必要なため、主電流J1の電流350mAだけでは不足している。この不足している電流をトランス2の別の巻線である従2次巻線2cの出力の直流電圧から従電流制限抵抗15を介して付加電流としての従電流L1を従発光ダイオード8aに供給する。従発光ダイオード8aは、主電流J1に従電流L1を加えた第2の駆動電流としての従駆動電流SJ1にて駆動される。
主2次巻線2bに対して、電圧検出手段及び電圧分圧手段としての電圧検出抵抗22と電圧検出抵抗23との直列回路が接続されている。電圧検出抵抗22と電圧検出抵抗23には、主電流J11が流れるため、主2次巻線2bの出力電圧が分圧され、電圧検出抵抗23の両端に検出電圧Vddが発生する。但し、電気損失を減らすため、電圧検出抵抗22及び電圧検出抵抗23の抵抗値は、主電流J1の大きさに比して主電流J11の大きさが問題にならないように充分に大きな値に設定する。
主2次巻線2bの出力電圧が上昇し、所定の電圧にまで達すると、その分圧電圧である検出電圧Vddも上昇し、所定の電圧に達する。誤差増幅器24では基準電圧源11の基準電圧と検出電圧Vddとの演算が行われ、検出電圧Vddが増加すると、誤差増幅器24の出力信号が増加する。
このような構成にすることにより、誤差増幅器10と誤差増幅器24の出力信号は、スイッチング周期内に先に増加した方が有効となる。
直列発光素子回路20に主電流J1が流れ、電流検出抵抗9に所定の主電流J2が流れると、検出電圧Vdと基準電圧源11の基準電圧との演算が行われ、誤差増幅器10の出力信号が増加することによって、フォトカプラ12の1次側を駆動する電流が増加する。
同様に、電圧検出手段である電圧検出抵抗22と電圧検出抵抗23に主電流J11が流れると、電圧検出抵抗23に発生する検出電圧Vddと基準電圧源11の基準電圧との演算が行われ誤差増幅器24の出力信号が増加し、フォトカプラ12の一次側を駆動する電流を増加させる。
フォトカプラ12の2次側の出力電流が増加すると、制御回路4はMOSFET3のON/OFF時間のうちON時間の割合を低下させるように、すなわちデューティ比を低下させるように構成されており、フォトカプラの2次側に伝達された電流信号を制御回路4へ入力することによって、MOSFET3のON/OFF動作のデューティ比を制御することができる。
すなわち、フォトカプラ12の2次側の出力電流が増加するとMOSFET3のデューティ比が低下し、トランス2の1次巻線2aへ伝達されるエネルギーが減少し、主及び従2次巻線2b,2cの出力電圧が制限され、主及び従発光ダイオード7,8aに流れる電流や発光素子直列回路20に加わる電圧が制限される。
また、主電流J1に比べて、主電流J11が無視できるように、電圧検出抵抗22及び電圧検出抵抗23の抵抗値を充分に大きな値に設定する。
主発光ダイオード7を複数用いる場合、駆動する電流(主電流)が同じであれば、発光色が異なる種類のものでもよい。従発光ダイオード8aを複数用いる場合、駆動する電流(主電流+従電流)が同じであれば、発光色が異なる種類のものでもよい。
同様に、誤差増幅器24は、検出電圧Vddと基準電圧源11の基準電圧との演算により、出力電圧が出力されるように構成したが、別の構成、例えば、積分器等で誤差増幅器を構成しても、他の定電圧制御の行える手段であってもよい。
また、この実施の形態では、駆動回路としてフライバックコンバータを用いたものを示したが、フォワードコンバータその他の、出力が制御可能な駆動回路であれば、使用することができる。
さらに、上記においては第1の駆動電流である主電流J2を制御するものを示したが、主電流J2を制御する代わりに、従発光ダイオード8aを駆動する第2の駆動電流としての従駆動電流SJ1を検出して当該従駆動電流SJ1を制御するようにしてもよい。
・簡易な駆動回路にて駆動電流の異なる複数の発光ダイオードを駆動することができる。
・部品点数を削減できるため、部品コストを安くできる。
・部品点数を削減できるため、部品の実装コストを安くできる。
・部品点数を削減できるため、回路規模を小型化できる。
・駆動する従発光ダイオードの種類や数量を増やした場合でも、駆動回路のコストの増加を抑制することができる。
・従来の発光装置において、その駆動回路は、一旦、絶縁型の定電圧駆動回路を設け、その定電圧駆動回路の2次側に発光色の異なる発光ダイオードごとに定電流駆動用DC/DCコンバータが必要になるが、本実施の形態では、一つの定電流駆動回路で構成できる。
・このため、電力損失が減少し、電気効率の向上を図ることができる。
・本実施の形態では、一つの定電流駆動用回路においても、主2次巻線2bとは別に設けた従2次巻線2c(従出力巻線)により、従発光ダイオード8aが必要とする電流に対して主電流J1を差し引いた不足分の従電流L1を供給することにより、従電流制限抵抗15での損失が小さくて済むため、更に電力損失を削減し電気効率を向上させることができる。
・電圧検出手段による電圧制限機能を併用した定電流制御の採用により、発光素子の駆動開始時に順方向電圧が大きい場合でも、主2次巻線の出力電圧上昇が一定の電圧値で抑えられ、その後、順方向電圧が下がってくると、所望の電流値で定電流駆動される定電流駆動が可能になる。
・電圧制限機能を併用した定電流制御により、発光ダイオードがオープンモードで故障した場合においても、過電圧になることを防ぐことができる。
・また、過電圧を防止できるために、2次側の整流ダイオードやコンデンサに高耐圧品を必要とせず、駆動回路を安価に構成することができる。
・電圧制限機能を併用した定電流制御により、発光ダイオードが短絡モードで故障した場合においても、過電流になることを防ぐことができる。
・従来のような発光装置の駆動回路では、一旦、絶縁型の定電圧駆動回路を設け、その定電圧駆動回路の2次側に発光色の異なる発光ダイオードごとに定電流駆動用DC/DCコンバータが必要になるが、本実施の形態では、一つの駆動回路で構成できるため、スイッチング動作を行う定電流駆動用DC/DCコンバータの数が減ることにより、電磁ノイズが減少する。
図3に、実施の形態2である発光装置の回路図を示す。
図3において、駆動回路200において、電流検出手段として電流検出可変抵抗16や電流制限手段として従電流制限可変抵抗17aを用いることにより、主電流J1(主電流J2)や従電流L1を可変にし、主発光ダイオード7や従発光ダイオード8aの輝度を変化させることができる。主発光ダイオード7、従発光ダイオード8aの各々の輝度を変化させることにより、主発光ダイオード7と従発光ダイオード8aの発光出力の組み合わせによる色温度も変化させることができる。
図4に実施の形態3である発光装置の回路図を示す。
図4において、駆動回路300は、電流制限手段として従電流制限回路18を用いて、
従発光ダイオード8aに不足する電流を従電流L1として供給するように構成されている。従電流制限回路18は、定電流回路や三端子レギュレータ等を使用し、所定の上限値すなわち従発光ダイオード8aが必要とする電流を越える電流を流さないように構成されている。
図5に実施の形態4である発光装置の回路図を示す。
図5において、駆動回路400において、従発光ダイオード8aと電流検出可変抵抗16との間に従発光ダイオード8bが挿入されている。主発光ダイオード7と従発光ダイオード8aと従発光ダイオード8bは、直列に接続された形になり、発光素子直列回路30を構成している。従2次巻線2cから従電流制限可変抵抗17aを経由して従発光ダイオード8aに不足する電流を従電流L1として供給し、従電流制限可変抵抗17bを経由して従発光ダイオード8bに不足する電流を別の付加電流としての従電流L2として供給する。
直列に接続された従発光ダイオード8aと従発光ダイオード8bに、従電流L1を供給すればよい。
図6に実施の形態5である発光装置の回路図を示す。
図6において、駆動回路500におけるトランス210は、従2次巻線2dを追加したものである。また、主発光ダイオード7と従発光ダイオード8aと従発光ダイオード8bとが直列に接続されて発光素子直列回路30を構成している。そして、従2次巻線2dから従2次整流ダイオード13bや従2次平滑コンデンサ14bを経由し得られる出力電圧から、従電流制限可変抵抗17bを介して、従発光ダイオード8bに対して不足する電流(従電流L12)を供給する。
従電流L1の電流値は、従2次巻線2cの出力電圧、従発光ダイオード8aの順方向電圧と従電流制限可変抵抗17aにより設定する。
図7に実施の形態6である発光装置の回路図を示す。
図7において、駆動回路600におけるトランス211は、従2次巻線2eを設けたものである。従2次巻線2eを中間タップ付とし、第1巻線2e1及び第2巻線2e2を各一方の端子を共通に接続して従2次巻線2eを構成する。また、主発光ダイオード7と従発光ダイオード8aと従発光ダイオード8bとが直列に接続されて発光素子直列回路30を構成している。従2次巻線2eには、中間タップの電位を中心に正負の電圧が出力されるので、従2次整流ダイオード13a及び従2次平滑コンデンサ14aを用いて正の直流電圧を得、従2次整流ダイオード13c及び従2次平滑コンデンサ14cを用いて負の直流電圧を得る。
従電流L1の電流値は、巻線2e1(正の電圧)の出力電圧、従発光ダイオード8aの順方向電圧と従電流制限可変抵抗17aにより設定する。
従電流L22の電流値は、巻線2e2の出力電圧(負の電圧)、従発光ダイオード8bの順方向電圧、従電流制限可変抵抗17cにより設定する。このような構成にすることにより、複数の従発光素子ユニットを駆動することができ、駆動する従発光ダイオードの種類や数量を増やすことができる。
また、実施の形態4、5と同様に、主発光ダイオードの発光出力と異なる種類の従発光ダイオードの発光出力を2種類以上組み合わせることにより、主発光ダイオードの発光出力と1種類の従発光ダイオードの発光出力を組み合わせた場合に比べて、作り出せる色温度の幅が広くなり、多くの色合いを作り出すことが可能になる。
さらに、この実施の形態7において、トランス211は、従2次巻線2eに中間タップを使用していることから、実施の形態5に比べて、従発光ダイオードへの配線を一本削減することができる。これにより、回路を安価で小型に構成することができる。
2c〜2e 従2次巻線、3 MOSFET、4 制御回路、
5 主2次整流ダイオード、7 主発光ダイオード、7a〜7d 主発光ダイオード、
8a,8b 従発光ダイオード、9 電流検出抵抗、10 誤差増幅器、
11 基準電圧源、13a〜13c 従2次整流ダイオード、15 従電流制限抵抗、
16 電流検出可変抵抗、17a〜17c 従電流制限可変抵抗、
18 従電流制限回路、20,30 発光素子直列回路、22,23 電圧検出抵抗、
24 誤差増幅器、100,200,300,400,500,600 駆動回路。
Claims (6)
- 発光素子直列回路と駆動回路とを有する発光装置であって、
上記発光素子直列回路は、直列に接続された第1及び第2の発光素子ユニットを有するものであって、上記第1の発光素子ユニットは1個または直列接続された複数の第1の発光素子を有し、上記第2の発光素子ユニットは上記第1の発光素子よりも駆動電流が大きい1個または直列接続された複数の第2の発光素子を有し、
上記駆動回路は、トランスと電流検出手段と電圧検出手段と電流制限手段と制御回路とを有するものであり、
上記トランスは、1次巻線と第1の駆動電圧を出力する第1の出力巻線と第2の駆動電圧を出力する第2の出力巻線とを有し、
上記発光素子直列回路は、上記トランスの上記第1の出力巻線に接続されて上記第1の発光素子ユニットが上記第1の出力巻線から供給される第1の駆動電流で駆動され、
上記第2の発光素子ユニットは上記トランスの上記第2の出力巻線に接続されて上記第2の出力巻線から付加用電流が供給され、上記第1の駆動電流にこの付加用電流が加算された第2の駆動電流により駆動され、
上記電流検出手段は、上記第1または第2の駆動電流を検出するものであり、
上記電圧検出手段は、上記第1または第2の駆動電圧を検出するものであり、
上記電流制限手段は、上記トランスの第2の出力巻線に接続され、上記第2の発光素子ユニットへの上記付加用電流を制限するものであり、
上記制御回路は、上記第1または第2の駆動電流及び上記第1または第2の駆動電圧に基づき上記第1または第2の駆動電流を制御するとともに上記第1または第2の駆動電圧を制御するものである発光装置。 - 上記制御回路は、上記第1または第2の駆動電圧が所定値を越えない範囲で上記第1または第2の駆動電流を一定値に制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
- 上記電流検出手段及び上記電流制限手段は、可変抵抗であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
- 上記第2の発光素子ユニットは複数直列に接続されたものであり、上記電流制限手段は上記各第2の発光素子ユニットに対応して複数設けられたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光装置。
- 上記第2の発光素子ユニットは複数直列に接続されたものであり、上記トランスの上記第2の出力巻線及び上記電流制限手段は上記第2の発光素子ユニットに対応して複数設けられたものであって、上記各第2の発光素子ユニットはそれぞれ上記電流制限手段を介して上記各第2の出力巻線に接続されたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光装置。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の発光装置を備えた照明装置。
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