JP2010092913A - コンデンサおよびコンデンサ用座板 - Google Patents

コンデンサおよびコンデンサ用座板 Download PDF

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Abstract

【課題】コンデンサが破壊されたり圧力弁が動作する前等に、コンデンサの機能を停止させること。
【解決手段】陽極側の端子4aおよび陰極側の端子4bを有するコンデンサ素子6と、コンデンサ素子6を収納するケース部材2,3と、ケース部材2,3の内圧が高くなったときに外側へ変位あるいは変形する変位部材3と、ケース部材2の,3の内方の圧力により外側方向へ突出した変位部材3により、陽極側の端子4aおよび陰極側の端子4bを電気的に接続する導通部5を有するものとしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサおよびコンデンサ用座板に関する。
従来のコンデンサの中には、二つの電極箔(陰極箔と陽極箔)間に隔離部材となるセパレータを介在させたものを巻回することで得られるコンデンサ素子を、ケースに収納する構成のものが存在する。そのようなコンデンサでは、コンデンサ素子を構成する電解液がケース外に漏れないように、ケース内部の気密性を高めている。しかし、コンデンサを長期間使用等すると、内部の電解液が分解する等によりガスが生じ、ケースの内部が異常な高圧になり、コンデンサが破裂する場合がある。
そこで、圧力弁として、ケース面に薄肉部を設ける場合がある。薄肉部分は、その他の部分よりも強度が低いため、ケース内部が一定圧力以上になると、先に破壊される。そのため、コンデンサが破裂する際の破裂の勢いを小さくすることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−22180号公報(特許請求の範囲等)
特許文献1記載のタイプのコンデンサでは、ケースの内部が異常な高圧になる前に、圧力弁が破壊され、その部分から、気化した電解液等を逃がすものである。しかしながら、このように圧力弁が作動した場合、電解液のミストが発生する。ユーザは、このミストを燃焼による煙と誤解し、発火として消防署などへ通報をしてしまう。
そこで本発明では、コンデンサが破壊されたり圧力弁が作動する前に、コンデンサの機能を停止させることができるコンデンサおよびコンデンサ用座板を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明のコンデンサは、陽極側の端子および陰極側の端子を有するコンデンサ素子と、コンデンサ素子を収納するケース部材と、ケース部材の内圧が高くなったときに外側へ変位または変形する変位部材と、ケース部材の内方の圧力により外側方向へ突出した変位部材により、陽極側の端子と陰極側の端子とを電気的に接続する導通部を有するものとしている。
また、コンデンサは、ケース部材は、コンデンサ素子を収納するケースと、ケースの開口部を封口すると共に変位部材となる封口栓と、を有し、導通部は、封口栓に対向して配置されると共に、封口栓が変位または変形したときに、陽極側の端子と陰極側の端子とを電気的に接続可能に配置されることが好ましい。
また、導通部は、陽極側の端子および陰極側の端子の一部であることが好ましい。
また、コンデンサは、変位部材の少なくとも一部と対向して配置される座板とをさらに有し、座板は、導通部となる導電体を有することが好ましい。
また、変位部材には、座板に対向する面に陽極側の端子の一部となる接触部と陰極側の端子の一部となる接触部とを配置し、座板には、変位部材に対向する面に、2つの接触部と対向し、かつ、間隙を設けて導電体が配置されていることが好ましい。
また、導通部は、陽極側の端子に接続される第1の導通部および陰極側の端子に接続される第2の導通部を有し、第1の導通部と、第2の導通部とは、変位部材が外側方向へ突出することで接触するように離間して配置されることが好ましい。
また、本発明は、コンデンサ素子とそのコンデンサ素子を収納するためのケース部材とを備えるコンデンサ本体に取り付けられるコンデンサ用座板であって、ケース部材の内圧が高くなりコンデンサ本体の一部が変位した際に、コンデンサ素子の陽極側の端子および陰極側の端子が電気的に接続する導通部を有するものである。
本発明によれば、コンデンサが破壊されたり圧力弁が作動する前に、コンデンサの機能を停止させることができるコンデンサおよびコンデンサ用座板を提供できる。
以下、本発明のコンデンサの一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るコンデンサ1の構成を示す斜視図である。なお、コンデンサ1の紙面における左右方向をそれぞれX1、X2方向とし、紙面奥側、手前側をそれぞれY1、Y2方向とし、上下方向をそれぞれZ1、Z2方向として、以下では説明する。
コンデンサ1は、図1に示すように、ケース部材の一部となるケース2、封口栓3、陽極側の端子4a、陰極側の端子4b、導電体からなる第1の導通部5aおよび導電体から
なる第2の導通部5bが、外側に露出している。円柱状の陽極側の端子4aおよび陰極側の端子4b(以後、陽極側の端子4aおよび陰極側の端子4bの両方を指す場合には、端子4と言う。)は、封口栓3からZ1方向に伸びている。それぞれ導通部となる第1の導通部5aおよび第2の導通部5bは、それぞれ、陽極側の端子4aおよび陰極側の端子4bからそれらに対し垂直に伸びている。また、第1の導通部5aと第2の導通部5bとは、Z方向で重なりあうように配置されている。
図2は、図1のコンデンサ1の分解斜視図である。また、図3は、図1のA−A線でコンデンサ1を切断した場合の断面図である。
(コンデンサの全体構成について)
本実施の形態においてコンデンサ1は、図2に示すように、ケース2と、コンデンサ素子6と、変位部材となる封口栓3と、端子4と、第1の導通部5aと、第2の導通部5bと、から主に構成される。
コンデンサ1の半径は、6〜20mmとされ、端子4の部分を除いたコンデンサ1のZ軸方向の長さは、15〜100mmとされている。しかし、これらの値に限定されるものではない。また、ケース2の側面であって、封口栓3の側面部分にコンデンサ1の半径方向内側へ凹む、かしめ部7が形成されていてもよい。なお、図1以外の図面では、図の簡略化のため、かしめ部7を図示しない。
(各構成部品について)
まず、ケース2について説明する。
ケース2は、内方に後述のコンデンサ素子6を収納し、電解液等が揮発あるいは漏洩しないように密閉する役割を有する。本実施の形態では、ケース2は、底面11を有する円筒型であって、円形の底面11の端部から、側面12が底面に対して略垂直に設けられている形状となっている。また、底面11と対向するように、開口部13が形成されている。このようなケース2の材料としては、気密性の高いものを用いることが好ましく、例えば、耐熱性、気密性および耐腐食性が高いアルミニウム製とすることが好ましい。
次に、封口栓3について説明する。
封口栓3は、ケース2の開口部13を封口するために用いる。そのため、封口栓3としては、用いる電解液に対して不透過性の材料からなることが好ましい。また、封口栓3は、ケース部材の内圧が高まるとその中央部が外側に突出する変位部材でもある。また、封口栓3には、端子4が貫通することのできる貫通孔16が設けられている。貫通孔16は、Z方向に封口栓3を貫通する孔である。さらに、封口栓3は、ケース2の内部の圧力が所定の圧力以上になった場合に、ケース2の内部の圧力でZ1方向に向かって突出するように変形するような部材から構成される。
上述のような封口栓3の材料としては、65〜85IRHD/M(国際ゴム硬さ試験のM法で測定した測定値)の見かけ硬さを有する弾性体を用いることが好ましい。65〜85IRHD/Mの見かけ硬さを有する弾性体は、適度な弾力と強度を有するため、ケース2の内部の圧力が低い場合には、変形が生じにくいが、圧力弁が作動するための圧力と同等あるいは低い圧力で、封口栓3を変形できる。たとえば、65〜85IRHD/Mの見かけ硬さを有する弾性体から主に構成される封口栓3の直径が12.5mm程度の場合、ケース2の内部の圧力が15〜18kg/cm程度で封口栓3は変形する。また、封口栓3の直径が40mm程度の場合、ケース2の内部の圧力が5〜7kg/cm程度で封口栓3は変形する。そのような弾性体として、例えば、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエン(SBR)、エチレンプロピレンターポリマー(EPT)あるいはイソブチレン・イソプレンゴム(IIR)等の弾性ゴムを用いることができる。これらの中でも特に気密性が高く、かつ電解液が蒸気として透過してしまうようなことがないイソブチレン・イソプレンゴム(IIR)を使用することがより好ましい。イソブチレン・イソプレンゴムの中でも、より優れた耐熱性を有する加硫イソブチレン・イソプレンゴムを用いることが、とりわけ好ましい。加硫イソブチレン・イソプレンゴムとしては、例えば、イオウ加硫、キノイド加硫、樹脂加硫あるいは過酸化物加硫等の加硫イソブチレン・イソプレンゴムを用いることができる。
次に、端子4について説明する。
端子4は、後述の陽極箔23あるいは陰極箔24と回路を電気的に接続するための部材である。陽極箔23および陰極箔24に接続された後述の内部端子21を介して、陽極側の端子4aおよび陰極側の4bは、電気的に接続されている。また、端子4は、封口栓3の貫通孔16を貫通する部材である。端子4は、封口栓3の貫通孔16を通って、互いに略平行にコンデンサ1の外部へ突出している。本実施の形態において、端子4は、略平行にZ1方向へ伸びている。端子4としては、後述の陽極箔23および陰極箔24と、端子4とを電気的に接続するために、導電性の材料が使用される。なお、端子4と内部端子21とは、電気的に接続されていれば、どのような方法で接続されていても良い。たとえば、端子4のZ2方向側に、内部端子21を絡げるための絡げ部を形成し、内部端子21を端子4に絡げてもよい。あるいは、内部端子21と端子4とを溶接またはかしめ等で接続してもよい。
次に、第1の導通部5aおよび第2の導通部5bについて説明する。
第1の導通部5aおよび第2の導通部5b(以後、第1の導通部5aおよび第2の導通部5bの両方を指す場合には、導通部5と言う。)は、たとえば、金属から主に構成される金属板を用いることができる。陽極側の端子4aは、第1の導通部5aと、また、陰極側の端子4bは、第2の導通部5bと、半田などで電気的に接続されると共に、物理的に固定されている。また、第1の導通部5aと第2の導通部5bとは、略平行に伸びており、第2の導通部5bは、封口栓3のZ1側の面と接触している。第1の導通部5aと第2の導通部5bとの間には、隙間Gが設けられている。なお、第2の導通部5bではなく、第1の導通部5aが封口栓3と接触していてもよいし、封口栓3に近いほうの導通部5は、封口栓3と接触していなくてもよい。一方の導通部5が封口栓3に接触していない場合には、封口栓3に近い方の導通部5と封口栓3との間隙は、第1の導通部5aと第2の導通部5bとの隙間Gよりも十分に狭い方が好ましい。
次に、コンデンサ素子6の構成について説明する。図4は、コンデンサ素子6の構成を説明するための分解斜視図である。
コンデンサ素子6は、内部端子21と巻回部22から主に構成される。また。巻回部22は、陽極箔23、陰極箔24および隔離紙25から主に構成される。
巻回部22は、陽極箔23と陰極箔24との間に隔離部材としての隔離紙25が介在されてなる積層体が、巻回されることで構成されている。また、巻回部22の隔離紙25には、電解液が浸透されている。また、陽極箔23および陰極箔24には、内部端子21がそれぞれ接続されている。なお、陽極箔23と接続される内部端子21を内部端子21aといい、陰極箔24と接続される内部端子21を内部端子21bというものとする。なお、両方を指す場合には、以後「内部端子21」という。
陽極箔23としては、弁金属(いわゆる、バルブメタル)を用いることが好ましいが、弁金属以外の材料を用いてもよい。陰極箔24としては、エッチング処理を施して大表面積化したアルミニウム箔を用いることが好ましい。なお、陽極箔23と同様に、陽極酸化により形成された酸化アルミニウム皮膜を陰極箔24の表面に設けたものを陽極箔23として用いてもよい。陽極箔23および陰極箔24は、端子4のZ2方向側の端部に溶接またはかしめ等でそれぞれ接続されている。
隔離紙25は、陽極箔23と陰極箔24とが物理的に接触しないようにするためのセパレータとして機能する。また、隔離紙25に浸透している電解液が、エッチングにより形成された微細な凹凸に行き渡るので、電解液が浸透した隔離紙25は、コンデンサの陰極として機能する。隔離紙25としては、合成繊維より生産されるものではなく、天然に産出するセルロース材料、例えばマニラ麻や草木のパルプなどを原料として製造された紙を用いることがより好ましい。天然紙は、一般に、合成紙よりも耐熱性に優れるため、隔離紙25として用いるとより好ましいものとなる。さらに、隔離紙25として天然紙を用いることで、合成繊維の多くに含まれているハロゲン化物から生じる、ハロゲンイオン等がコンデンサ1の他の部材の腐蝕を引き起こさないため好ましい。
隔離紙25に浸透させるための導電性の電解液としては、エチレングリコール,グリセリン等の多価アルコール類を主溶媒とし、これにホウ酸アンモニウム,有機酸アンモニウム等を溶質とした溶剤を用いるのが好ましい。隔離紙25に電解液を含浸させるためには、上述の陽極箔23と陰極箔24との間に隔離紙25が介在された巻回部22を、ディップ含浸等により電解液に含浸する。なお、真空下あるいは減圧下で巻回部22を電解液に含浸させることで、陽極箔23、陰極箔24および隔離紙25の微細な凹凸に電解液が入り込みやすいものとなる。
内部端子21のZ2方向側端部は、陽極箔23および陰極箔24に、溶接またはかしめ等でそれぞれ接続されている。陽極箔23および陰極箔24に接続された内部端子21は、Z1方向に略平行に突出し、内部端子21のZ1側端部が端子4に溶接またはかしめ等で接続されている。内部端子21としては、陽極箔23および陰極箔24と、内部端子21とを電気的に接続するために、導電性の材料から構成される。
次に、コンデンサ1の動作について説明する。
コンデンサ1の陽極側の端子4aには、コンデンサ1を必要としている回路の正極が接続される。また、陰極側の端子4bには、その回路の負極が接続される。すると、コンデンサ1の内圧が十分に低い場合には、第1の導通部5aと第2の導通部5bとが隙間Gを隔てて離間しているため、コンデンサ1の陽極箔23と陰極箔24との間に電圧が印加される。
一方、コンデンサ1の内圧が高くなると、封口栓3の中央がZ1方向に突出する。したがって、封口栓3が、第2の導通部5bをZ1方向に変位または変形させる。その際、端子4bは、元の状態を維持するため、第2の導通部5bの根元側は、そのままの位置となる。一方、封口栓3の中央がZ1方向に突出するため、第2の導通部5bの先端側(すなわち、第2の導通部5bの中央側)がよりZ1方向に移動する。第1の導通部5aと第2の導通部5bとの隙間Gがゼロ、すなわち、第1の導通部5aと第2の導通部5bとが接触すると、陽極側の端子4aと陰極側の端子4bとの間に側路となる短絡路が形成される。その結果、コンデンサ1の機能は、停止する。すなわち、コンデンサ1は、コンデンサとして働かなくなる。また、導通部5を介して陽極側の端子4aから陰極側の端子4bに電流が流れるため、電流値が大きくなる。その電流値の増大を検出し、コンデンサ1を含む回路への電力の供給を止める等の動作をすることができる。
電流値の増大を検出し、コンデンサ1を含む回路への電力の供給を止めるものとしては、たとえば、ヒューズが挙げられる。ヒューズ以外のデバイスであって、電流値の増大に伴い電気回路を切断する機能を有するデバイスを用いてもよい。ヒューズに大電流が流れると、ヒューズの金属細線に発生するジュール熱がその大電流により大きくなり、金属細線が溶断される。すなわち、回路がオープンになり、流れる電流が遮断される。
上述のようなコンデンサ1を用いると、コンデンサ1の内部圧力の上昇を検出することができる。したがって、コンデンサ1または封口栓3が破壊される前にコンデンサ1への通電を停止することができる。特に、コンデンサ1の内部の温度等を計測するのではなく、コンデンサ1の内部圧力を利用するため、誤作動が少ないものとすることができる。
また、圧力弁を封口栓3やケース2などに設ける場合、陽極側の端子4aと陰極側の端子4bとが接触する時期を、その圧力弁が作動する前とすることで、圧力弁が破裂に至るまでコンデンサ1を用い続けるということがなくなる。また、圧力弁が破裂しないので、装置全体に電解液が付着することがない。また、従来において生じていた発火による発煙との誤解も発生しなくなるため、消防署への通報もなくなる。
さらに、電流増加に伴う回路切断手段を、機器に電力を供給する電源に直列に設けた場合、コンデンサ1のみならずにコンデンサ1が組み込まれている機器への電力供給を停止することができる。したがって、ユーザは、機器の停止によってコンデンサ1の交換時期を明確に知ることが容易となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係るコンデンサ50の構成について図5から図11を参照しながら説明する。第2の実施の形態に係るコンデンサ50は、第1の実施の形態にかかるコンデンサ1が有する導通部5を有さないが、座板52を有している。以下の説明において、第1の実施の形態に係るコンデンサ1と同様の構成には、同じ番号を付すと共に、説明を省略または簡略化する。
図5は、第2の実施の形態におけるコンデンサ50の一例を示す斜視図である。また、図6は、コンデンサ50の分解斜視図である。また、図7は、図6のコンデンサ本体51を図5のW−W線で切断した場合の断面図である。図8は、コンデンサ本体51が有する端子53を示す斜視図である。
コンデンサ50は、コンデンサ本体51と座板52とから主に構成される。コンデンサ本体51は、第1の実施の形態におけるケース2、封口栓3およびコンデンサ素子6から主に構成される。コンデンサ本体51は、さらに、第1の実施の形態の端子4とは異なる端子53を有する。座板52は、円柱型のコンデンサ本体51の軸方向端部の一方を覆うように配置されている。さらに、座板52のZ1方向の面からは、コンデンサ本体51の一部を形成する2本の端子53がZ1方向へ飛び出ている。
この第2の実施の形態において、第1の実施の形態の端子4に相当する端子53は、内部端子21aに接続されるものを陽極側の端子53aといい、内部端子21bに接続されるものを陰極側の端子53bという。両方を指す場合には、単に端子53という。端子53は、図7および図8に示すように、接続部54、台座部55、貫通部56および接触部57を有する。接続部54は、Z1方向に伸び、コンデンサ本体51の陽極側の端子53aあるいは陰極側の端子53bとなり、コンデンサ50が組み込まれる回路に接続される部分である。また、台座部55は、接続部54と貫通部56とに対して略垂直に接続される部材であり、封口栓3のZ1方向の面に沿って配置される部分である。また、台座部55のXY平面の面積は、貫通部56のZ1方向に対して垂直に切断した断面積よりも大きい。貫通部56は、Z1方向に伸びる円柱状の部分であって、封口栓3が有する貫通孔16をZ方向に貫通する部分である。さらに、貫通部56のZ2方向側は、内部端子21に接続される。なお、貫通部56が、貫通孔16に一旦挿入した後で貫通孔16から抜け出ることがないように、貫通部56が封口栓3を噛み込んで朝顔状に展開できるものとすることで、いわゆるリベッティングにより貫通部54が封口栓23に固定されていてもよい。
さらに、台座部55のZ1方向の面上には、接続部54のZ1方向の高さよりも低い円柱形状の接触部57が配置されている。接触部57は、後述の第3の導通部63と、Z方向に重なる位置に配置されて、導通部としても機能する。
次に、座板52の構造について説明する。図9は、座板52を図6の下方からZ2方向に見た場合の斜視図である。また、図10は、座板52の内部が見える状態にした平面図である。さらに、図11は、コンデンサ50を図5に示すT−T線で切断した場合の断面図である。
座板52は、円形の天板61、側壁62および導電体から成る導通部63を主に有する。側壁62は、天板61の外周部分に、天板61に対して略垂直にZ2方向へ立設している。側壁62の内周は、ケース2の外周の径と略同一の径である。座板52は、コンデンサ本体51のZ1方向の端部を覆うように装着される。
また、座板52において、天板61の端子53とZ方向に重なる部分には、天板61の径方向中心Mを中心として点対称に配置される貫通孔64,64がそれぞれ設けられている。したがって、座板52をコンデンサ本体51に装着すると、端子53は、貫通孔64を通りZ1方向へ突出する。
また、天板61のZ2方向側の面の外周部分には、側壁62と隣接する円輪状の凸部65が、Z方向の高さαで形成されている。したがって、コンデンサ本体51と座板52とを嵌め合わせると、少なくとも、凸部65が天板61のZ2方向側の面からZ2方向に突出している高さαの分だけ、封口栓3のZ1方向の面と天板61のZ2方向の面との間に空隙ができる。
天板61のZ1方向の面には、溝部66(図6参照)が設けられている。溝部66は、2つの貫通孔64を結ぶ線に対して、たとえば、50度の傾きを有するように形成されている。また、溝部66の領域には、天板61の径方向中心Mを中心として点対称に配置される貫通孔67が形成されている。貫通孔67は、2つの貫通孔64を含む円(図10のKで示される一点鎖線の仮想円)の線上あるいはその円よりも外側の領域に、その円を挟んで180度対称に2箇所形成されている。
座板52のZ2側の面には、1本の第3の導通部63が配置されている。第3の導通部63としては、たとえば、金属から主に構成される針金を用いることができる。また、第3の導通部63は、その中央部が座板52の内側(Z2側)に配置され、その両端部が貫通孔67,67を通り外側(Z1側)に露出している。第3の導通部63の貫通孔67よりも外側の部位は、溝部66に沿うように折り曲げられ、溝部66内に納まるように、かつ外側(Z1側)に露出するように配置されている。したがって、2つの貫通孔67の間の領域において、第3の導通部63は、天板61のZ2方向側の面に露出している。
第3の導通部63のうち、天板61のZ2方向側に露出している部分は、端子53の接触部57と間隙βを介して対向している。座板52の内側の第3の導通部63のZ2方向側の面と、接触部57のZ1方向側の面との間隙βの距離は、たとえば、約0.1mm〜2.0mmである。特に、その間隙βの距離が0.2〜1.0mmである場合には、適切な時に短絡路を形成できるものとなる。第2の実施の形態に係るコンデンサ50では、第3の導通部63と2つの接触部57とが接触した場合に、短絡路となる。なお、間隙βは、コンデンサ50の封口栓3の直径が12.5mmの場合には、1.0mm以内で0.2mm以上とするのが好ましく、コンデンサ50の封口栓3の直径が16mmの場合には、1.2mm以内で0.2mm以上とするのが好ましく、コンデンサ50の封口栓3の直径が18mmの場合には、1.5mm以内で0.2mm以上とするのが特に好ましい。
次に、座板52を有するコンデンサ50の動作について説明する。
座板52を有するコンデンサ50の第3の導通部63と2つの接触部57とが接触していない状態で、電源からコンデンサ50を有する回路に電力を供給すると、コンデンサ50は、コンデンサとして機能する。
一方、コンデンサ50の周囲環境あるいは使用時間により、ケース2および封口栓3で密封されたコンデンサ50の内部の電解液がガス化した場合には、コンデンサ50の内部圧力が増加する。そのコンデンサ50の内部圧力により、コンデンサ50の封口栓3の一部が変形または変位し、Z1方向に突出する。
図12は、コンデンサ50の内部圧力の上昇により、封口栓3が変形し封口栓3の中央部がZ1方向に突出した場合(すなわち、変位した場合)を示す断面図である。封口栓3がZ1方向に突出すると、第3の導通部63のZ2方向側の面と、接触部57のZ1方向側の面との間に形成されている間隙βの距離が短くなる。そして、間隙βの距離がゼロ、すなわち、第3の導通部63を介して、陽極側の接触部57および陰極側の接触部57が電気的に接続されると、コンデンサ50が短絡する。そのため、コンデンサ50は、コンデンサとして機能しなくなる。このとき、大電流がコンデンサ50を有する回路に流れ、その電流値の変化により電流の供給が停止される。電流の供給の停止は、たとえば、コンデンサ50を有する回路のコンデンサ50へ電力を供給する電源とコンデンサ50との間に、電源と直列にヒューズを配置することで達成される。
また、このような座板52を有するコンデンサ50と、このコンデンサ50と共にヒューズを有する回路とを用いることにより、コンデンサ50の使用限界に達する前に、コンデンサ50への電力の供給を遮断することができる。特に、回路全体への通電を停止する場合には、ユーザは、その回路の動作停止によってコンデンサ50の寿命を容易に知ることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は、上述の各形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。例えば、第1の実施の形態および第2の実施の形態において、コンデンサ1,50を短絡させることでコンデンサ1,50の機能を停止させると共に、電流値の変化により電力の供給を停止する例を挙げたが、このような形態に限らない。コンデンサ1,50の陽極側の端子4a,53aと陰極側の端子4b,53bとの間に短絡が発生した時に、警告等を表示したり、またはブザーを鳴らす等の表示をするようにしてもよい。
また、各実施の形態において、封口栓3の中央部が変形する形態を示したが、封口栓3の中央部を含めた全体が変形したり、全体が移動するようにしたり、さらには、封口栓3以外の部材が変形したり、移動したりするような形態であっても良い。たとえば、コンデンサ本体51の内部圧力の増加により、ケース2が変形あるいは膨張するような形態としてもよい。しかし、封口栓3のみが変形するような形態とすることで、コンデンサ1,50の強度を向上させることができるため好ましい。
また、各実施の形態において、コンデンサ1,50の内部圧力により、封口栓3が変形する形態を示したが、変形に限らない。たとえば、封口栓3の体積が膨張する、あるいは、上述したように、封口栓3自体が押し出される等、封口栓3のZ1方向側の面が変位するものであればどのような方法であってもよい。さらに、封口栓3が押し出されるような構成の場合には、封口栓3として、弾性率の低い樹脂あるいは金属等を用いてもよい。
また、上述の各実施の形態では、各部品に係る寸法あるいは形状を例示しているが、例示された寸法あるいは形状等に限定されるものではない。たとえば、間隙βは、約0.1mm〜2.0mmであるものとしているが、封口栓3の大きさや材質により、適切な数値を適宜決定することができる。
また、上述の各実施の形態において、ケース2は、円柱形状であるものとしているが、このような形状に限らない。例えば、コンデンサ素子6が円柱形状でない場合には、そのコンデンサ素子6の形状に合わせた形状として、四角柱あるいは球等様々な形状を採用できる。また、コンデンサ素子6と異なる形状のケース2を採用してもよい。例えば、コンデンサ素子6が円柱形状であっても、ケース2を直方体形状とすることもできる。しかし、ケース2の形状をコンデンサ素子6に沿った形状とすることで、コンデンサ1,50をより小型化できる。
また、第2の実施の形態では、2つの接触部57が共に第3の導通部63に接触したとされ短絡が生ずるようにしているが、一方の端子53は、第3の導通部63と常時接続されている構成とし、他方の端子53のみが第3の導通部63に非接触から接触へと変換するようにしてもよい。
また、第2の実施の形態において、座板52側に第3の導通部63を設けるような形態を例示したが、そのような形態に限らない。たとえば、図13に示すコンデンサ80のように、コンデンサ80の封口栓3側には、封口栓3のZ1方向側の面上であって、2つの端子4の間に第4の導通部81を配置する。そして、座板52側には、各端子4とそれぞれ接続されている接触部82aおよび接触部82bを、第4の導通部81にZ方向で重なる位置に互いに離間して配置するような形態でも良い。なお、接触部82a,82および導通部81は、封口栓3および座板52と接触せずに間隙を有して配置されても良い。
また、第1の実施の形態において導通部5は、端子4と接続されているものとし、第2の実施の形態において導通部63は、端子53と離間して配置されている部材としたが、このような形態に限らない。例えば、導通部が端子の一部であってもよい。
図14および図15は、内部端子21にリード端子83a,83bが接続され、そのリード端子83a,83bの一部が導通部となる変形例である。このようなコンデンサ84において、互いに離間して配置されるリード端子83aおよびリード端子83bは、Z軸方向に重なるように屈曲され交差している。具体的には、Z1方向に伸びるリード端子83a,84bが、XY平面に平行に伸びるように曲げられ、このXY平面に平行な部分が導通部を形成している。リード端子83a,84bのXY平面に平行な部分は、Z方向に離間してXY平面上で交差している。このようなコンデンサ84では、封口栓3が変位または変形した場合に、図15のK点でリード端子83a,84bが接触し、その結果、コンデンサ84が短絡する。すなわち、コンデンサ84をコンデンサとして機能しなくなるようにすることができる。なお、コンデンサ84において、リード線83aのXY平面に平行な部分は、座板52のZ2方向側の面に接している。一方、リード線83bのXY平面に平行な部分は、封口栓3のZ1方向側の面に接している。しかし、リード線83aのXY平面に平行な部分は、座板52のZ2方向側と間隙を有して配置されても良い。同様に、リード線83bのXY平面に平行な部分は、封口栓3のZ1方向側の面から間隙を有して配置されてもよい。
また、図16に、実施の形態の変形例としてコンデンサ85を示す。コンデンサ85では、リード線86a,86bが、それぞれ他方のリード線86a,86bに向かって突出するように屈曲している。また、リード線86aのXY平面に平行な部分は、座板52のZ2方向側の面に接している。一方、リード線86bのXY平面に平行な部分は、封口栓3のZ1方向側の面に接している。そのため、図16に示す実施の形態の変形例と同様に、封口栓3が変位した場合には、リード線86a,86bのうち、XY平面に平行な部分が互いに接触する。
また、各実施の形態や、上述の変形例において、座板52を有する形態(第2の実施の形態および図13、図14、図16の形態)と、座板52を有さない形態(第1の実施の形態)とを例示したが、第1の実施の形態において、座板52を有していても良い。その場合、導通部5aは、座板52に接触させるあるいはわずかな間隙を有するように配置させることが好ましい。一方、このときの座板52は、導通部を有していなくてもよい。また、図14あるいは図16の形態において、座板52を有していなくても良い。
また、各実施の形態や上述の変形例において、座板52は、変位部材としての封口栓3のZ1方向の面の全面に対して対向するような形態としているが、変位部材の一部のみに対向するような形態としてもよい。
また、第2の実施の形態や上述の変形例において、座板52に配置される第3の導通部63、第4の導通部81として針金状のものを例示したが、針金状のものに限らない。たとえば、金属から構成される箔若しくは層等としてもよい。また、金属に限らず、導電性の物質であれば、どのようなものを用いてもよい。しかし、その中でも、電気抵抗が小さい金属を用いることが好ましい。
また、第2の実施の形態や変形例において、コンデンサ50,80,84,85として、座板52を有するコンデンサ50,80,84,85を例示したが、座板52は、コンデンサ本体51に接離可能に配置されることで、再利用できるようにしてもよい。逆に、座板52が、コンデンサ本体51に固着されていてもよい。座板52が、コンデンサ本体51に固着されている場合には、振動下などでも、より安定して用いることができるものとなる。
また、コンデンサ1,50,80,84,85に、圧力弁を設けてもよい。コンデンサ1,50,80,84が圧力弁を有している場合には、より安全性を高めることができる。また、コンデンサ1,50,80,84,85に圧力弁を設ける場合には、圧力弁が作動する圧力よりも小さい圧力で陽極側の端子4aまたはリード端子83aと、陰極側の端子4bまたはリード端子83bと、が短絡状態になるように、封口栓3の材質および間隙β等を調節することで対応できる。
本発明の第1の実施の形態に係るコンデンサの外観を示す斜視図である。 図1のコンデンサの分解斜視図である。 図1のコンデンサを図1のA−A線で切断した断面図である。 図2に示すコンデンサのコンデンサ素子を説明する斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るコンデンサの外観を示す斜視図である。 図5のコンデンサの分解斜視図である。 図6に示すコンデンサのコンデンサ本体を図5に示すW−W線で切断した断面図である。 図6に示すコンデンサの端子の斜視図である。 図6に示すコンデンサの座板を裏側から見た場合の斜視図である。 図6に示す座板を裏側から見た場合の平面図である。 図6に示すコンデンサを図5に示すT−T線で切断した断面図である。 図11に示す状態から封口栓が外側に突出し、短絡路が形成された状態を説明する断面図である。 第2の実施の形態に係るコンデンサの変形例を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係るコンデンサの他の変形例を説明するための断面図である。 図14のコンデンサ本体を説明するための上面図である。 本発明の実施の形態に係るコンデンサにおいて、さらに他の変形例を説明するための断面図である。
符号の説明
1…コンデンサ
2…ケース(ケース部材の一部)
3…封口栓(ケース部材の一部、変位部材)
4…端子
4a…陽極側の端子(端子)
4b…陰極側の端子(端子)
5a…第1の導通部(導通部)
5b…第2の導通部(導通部)
6…コンデンサ素子
11…底面
12…側面
13…開口部
50…コンデンサ
51…コンデンサ本体
52…座板
53…端子
53a…陽極側の端子(端子)
53b…陰極側の端子(端子)
55…接触部(導通部)
63…第3の導通部(導通部)
80…コンデンサ
83a…リード端子(端子、導通部)
83b…リード端子(端子、導通部)
84…コンデンサ
85…コンデンサ
86a…リード端子(端子、導通部)
86b…リード端子(端子、導通部)

Claims (7)

  1. 陽極側の端子および陰極側の端子を有するコンデンサ素子と、
    上記コンデンサ素子を収納するケース部材と、
    上記ケース部材の内圧が高くなったときに外側へ変位または変形する変位部材と、
    上記ケース部材の内方の圧力により外側方向へ突出した上記変位部材により、上記陽極側の端子と上記陰極側の端子とを電気的に接続する導通部を有することを特徴とするコンデンサ。
  2. 請求項1に記載のコンデンサにおいて、
    前記ケース部材は、
    前記コンデンサ素子を収納するケースと、
    上記ケースの上記開口部を封口すると共に前記変位部材となる封口栓と、を有し
    前記導通部は、
    上記封口栓に対向して配置されると共に、上記封口栓が変位または変形したときに、上記陽極側の端子と上記陰極側の端子とを電気的に接続可能に配置されることを特徴とするコンデンサ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコンデンサにおいて、
    前記導通部は、前記陽極側の端子および前記陰極側の端子の一部であることを特徴とするコンデンサ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコンデンサにおいて、
    前記変位部材の少なくとも一部と対向して配置される座板とをさらに有し、
    上記座板は、前記導通部となる導電体を有することを特徴とするコンデンサ。
  5. 請求項4に記載のコンデンサにおいて、
    前記変位部材には、前記座板に対向する面に前記陽極側の端子の一部となる接触部と前記陰極側の端子の一部となる接触部とを配置し、
    前記座板には、前記変位部材に対向する面に、上記2つの接触部と対向し、かつ、間隙を設けて前記導電体が配置されていることを特徴とするコンデンサ。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコンデンサにおいて、
    前記導通部は、前記陽極側の端子に接続される第1の導通部および前記陰極側の端子に接続される第2の導通部を有し、
    上記第1の導通部と、上記第2の導通部とは、前記変位部材が外側方向へ突出することで接触するように離間して配置されることを特徴とするコンデンサ。
  7. コンデンサ素子と当該コンデンサ素子を収納するケース部材とを備えるコンデンサ本体に取り付けられるコンデンサ用座板であって、
    上記ケース部材の内圧が高くなり、上記コンデンサ本体の一部が変位または変形した際に、上記コンデンサ素子の陽極側の端子と陰極側の端子とを電気的に接続する導通部を有することを特徴とするコンデンサ用座板。
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