JP2010092193A - 係員出動指令システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設備故障が発生した建物に対して複数の係員から即応可能な候補者を迅速に選択して対応する係員出動指令システムを提供する。
【解決手段】情報センタ10は、設備12の故障が発生した建物11の位置情報を取得する建物位置情報取得部2と、係員の位置情報を取得する係員位置情報取得部3と、各係員の位置情報と、建物の位置情報とから各係員の移動距離を算出して判定する係員移動距離判定部4と、複数の係員が集合して作業をしているか否かを判断して係員の集合情報を判定する係員集合情報判定部5と、係員の出動の容易度を判定する係員出動容易度判定部6と、係員の移動の迅速度を判定する係員移動迅速度判定部7と、建物の設備の故障発生情報を受信すると、各係員について各判定部4,5,6,7が判定した結果に基づき点数化し、出動候補者を順位付けして表示する出動係員情報表示部8と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、係員出動指令システムに係り、特に、設備の故障発生情報を発信する建物と、遠隔監視装置により故障発生情報を受信し、複数の係員の中から出動する係員を選定してその係員に出動指示を出す情報センタと、情報センタに動静情報を提出する複数の係員とが、通信回線を介してネットワークを構成する係員出動指令システムに関する。
建物の設備に関して建物の所有者とメンテナンス契約を行ったメンテナンス会社は、建物の設備に故障が発生した場合には、係員を出動させて対応させている。この場合、設備故障に関する情報は、建物内の設備監視装置が検知し、送信装置から通信回線を介してメンテナンス会社の情報センタに備えられた遠隔監視装置に通報される。情報センタの司令員は、指令台動静表上に表示された係員の動静情報を目視により判定し、設備の故障が発生した建物からなるべく近接する位置にいる係員に出動指令を発信する。
特許文献1には、故障発生現場に最短時間で到達できる保守員を自動選択でき、短時間かつ手間をかけずに高精度な故障対応者を選択する故障対応システムが開示されている。ここでは、データベースから得た故障現場の位置情報、及び電話会社から得た保守員が携帯する携帯電話の位置情報に基づいて故障現場から携帯電話までの距離を算出し、故障現場から携帯電話までの移動時間を算出することが記載されている。また、故障内容が閉じ込め故障の場合には、算出した移動時間の中で最も短い移動時間に対応する携帯電話へ故障対応の指示を出力することが記載されている。
特開2000−222663号公報
司令員が出動指令を発信した係員が、作業状況によりその現場から離れられないなど、出動指令に対して即応できない場合がある。この場合には、司令員が他の対応可能な係員を探し出すまでに時間がかかり、設備の故障が発生した建物に係員が到着するのが遅れてしまうという問題がある。また、係員が移動中の場合には、正確な位置が把握できないという問題がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、設備故障が発生した建物に対して複数の係員から即応可能な候補者を迅速に選択して対応する係員出動指令システムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る係員出動指令システムは、遠隔監視装置により建物の設備の故障発生情報を受信し、複数の係員の中から出動する係員を選定してその係員に出動指示を出す情報センタと、情報センタに動静情報を提出する複数の係員とが、通信回線を介してネットワークを構成する係員出動指令システムにおいて、情報センタは、設備の故障が発生した建物の位置情報を取得する建物位置情報取得部と、係員の動静情報から、係員の位置情報を取得する係員位置情報取得部と、各係員の位置情報と、設備の故障が発生した建物の位置情報とから各係員の移動距離を算出して判定する係員移動距離判定部と、係員の動静情報から、1つの作業現場に複数の係員が集合して作業をしているか否かを判断して係員の集合情報を判定する係員集合情報判定部と、係員の動静情報から、係員の作業状況を取得して係員の出動の容易度を判定する係員出動容易度判定部と、係員の動静情報から、係員の移動手段を取得して係員の移動の迅速度を判定する係員移動迅速度判定部と、建物の設備の故障発生情報を受信すると、各係員について係員移動距離判定部、係員集合情報判定部、係員出動容易度判定部、及び係員移動迅速度判定部が判定した結果を点数化し、出動候補者を順位付けして表示する出動係員情報表示部と、を備えることを特徴とする。
上記構成により、係員出動指令システムは、係員の設備の故障が発生した建物への移動距離及び移動時間だけではなく、係員の作業状況も考慮して出動指令を発信することを可能とする。係員の作業状況とは、例えば、係員が集合して作業をしているか否か、係員の出動が容易か否か、及び係員が迅速に移動できる否かなどかである。また、これらの係員の作業状況は、予め設定された条件に合致する場合には、その係員に点数が付与され、出動候補者を順位付けして表示される。これにより、指令員が即応可能な係員を迅速に選択して対応することができる。
また、係員出動指令システムは、出動係員情報表示部が、各判定部の判定結果について、故障が発生した建物への出動に適した条件を有する場合に、予め設定された点数を付与し、各係員に付与された点数を合算し、合算された点数の高い係員から出動候補者を順位付けすることが好ましい。これにより、各判定部の判定結果について、故障が発生した建物への出動に適する条件に対して予め点数を設定して加点して合算し、総合的に適任な係員の順に出動候補者を順位付けすることができる。
また、係員出動指令システムは、係員集合情報判定部が、係員が提出した動静情報から行先が同じ現場である係員を検索して1つの作業現場に複数の係員が集合して作業をしているか否かを判断し、出動係員情報表示部が、集合している係員の人数が予め設定された人数以上である場合に、それらの係員に対して予め定められた点数を加点することが好ましい。つまり、1つの作業現場に複数の係員が集合して作業をしている場合には、係員の配置に余裕があり、設備に故障が発生した建物へ係員を回せる可能性が高い。これにより、即応可能な係員を迅速に選択して対応することができる。
また、係員出動指令システムは、係員出動容易度判定部が、係員が待機中である場合、作業内容が保守点検である場合、及び作業終了予定時刻までの残余時間が所定の時間以上である場合、又は所定の時間以下である場合か否かを判定し、出動係員情報表示部が、これらの場合に該当する係員に対して予め設定された点数を加点することが好ましい。つまり、係員が待機中である場合には出動が容易である可能性が高い。また、作業終了予定時刻までの残余時間が所定の時間以上である場合には、作業終了までに時間的に余裕があり、設備の故障が発生した建物へ回せる可能性が高い。さらに、所定の時間以下である場合には、作業終了後に設備の故障が発生した建物へ回せる可能性が高い。これにより、即応可能な係員を迅速に選択して対応することができる。
また、係員出動指令システムは、係員出動容易度判定部が、係員が他の建物の設備の故障に対応中である場合には、その係員の出動容易度情報にフラッグを立て、出動係員情報表示部が、出動候補者の順位付けの際に、フラッグの立っている係員の順位を最下位とすることが好ましい。これにより、他の建物の設備の故障に対応中である係員に対しては、出動候補者の順位付けから外し、出動の可能性の低い出動候補者のリストアップを避けることができる。
また、係員出動指令システムは、係員出動容易度判定部が、係員移動距離判定部は、係員の移動距離を算出し、出動係員情報表示部は、予め設定された移動距離に対応する点数を加点することが好ましい。これにより、係員が設備の故障が発生した建物へ近接しているかが判断できる。
また、係員出動指令システムは、係員出動容易度判定部が、設備の故障が発生した建物の担当者である係員を判定し、出動係員情報表示部は、担当者である係員に対して点数を加点することが好ましい。これにより、故障が発生した建物の設備の状況を把握している係員を優先できる。
また、係員出動指令システムは、係員移動迅速度判定部は、係員が自動車、自転車、又はオートバイを使用して移動可能か否かを判定し、出動係員情報表示部は、係員がこれらの移動手段により移動可能である場合には予め設定された点数を加点することが好ましい。これにより、係員が設備の故障が発生した建物へ迅速に移動可能であるかが判断できる。
また、係員出動指令システムは、係員位置情報取得部が、係員が提出した動静情報からその係員の位置情報が取得できない場合には、携帯電話のGPS機能から係員の位置情報を取得することが好ましい。これにより、司令員は、動静情報から把握できない係員の位置情報が取得でき、移動中の係員であっても正確な位置が把握できる。
さらに、係員出動指令システムは、出動係員情報表示部が、順位付けした出動候補者について係員動静表地図上の係員の表示の近傍に順位を表示することが好ましい。これにより、司令員は、出動候補者の所在地を地図上の位置情報で確認し、出願候補者について順位付けを参照しながら選択することができる。
以上のように、本発明に係る係員出動指令システムによれば、設備故障が発生した建物に対して複数の係員から即応可能な候補者を迅速に選択して対応することが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明に係る係員出動指令システムの実施の形態につき、詳細に説明する。
図1に、係員出動指令システムの1つの実施形態の概略構成をブロック図及び説明図で示す。また、図2には出動候補者の順位表を示す。係員出動指令システム1は、設備管理契約をした複数の建物11と、遠隔監視装置9を備えた情報センタ10と、建物11の設備12の故障に対応する複数の係員13と、が通信回線15を介してネットワークを構成する。建物11の設備監視装置17は、建物11内の設備12の故障発生を検知すると送信装置16を介して情報センタ10の遠隔監視装置9に設備異常情報を発報する。
情報センタ10は、遠隔監視装置9、建物位置情報取得部2、係員位置情報取得部3、係員移動距離判定部4、係員集合情報判定部5、係員出動容易度判定部6、係員移動迅速度判定部7、出動係員情報表示部8、及び係員出動情報記憶部18から構成される。係員出動情報記憶部18には、設備管理される建物11の位置を保存する建物位置情報20、その建物を担当している係員13を保存する建物担当者情報21、及び各係員13a,13bから提出される「作業届」、「作業管理シート」などを保存する係員動静情報22が記憶される。
建物位置情報取得部2は、設備12の故障が発生した建物11の位置情報を係員出動情報記憶部18に記憶された建物位置情報20から検索して取得する。本実施形態では、建物11の位置情報はその建物11の緯度及び経度である。
係員位置情報取得部3は、係員出動情報記憶部18を係員13ごとに検索して各係員13a,13bの位置情報を取得する。すなわち、係員13が提出した「作業届」、「作業管理シート」などの係員動静情報21から各係員13が所在する現場の建物を特定する。そして、建物位置情報20からその現場の建物の緯度及び経度を、図2に示す係員位置情報23として取得する。本実施形態では、係員位置情報23は、その係員13が所在する現場の建物の緯度及び経度である。
係員移動距離判定部4は、各係員位置情報23と、設備13の故障が発生した建物11の建物位置情報20とから、図2に示す各係員13a,13bの移動距離情報24を判定する。さらに、建物位置情報取得部2は、係員動静情報21から各係員13a,13bが所在する現場が特定できない場合には、係員13が所持する携帯電話のGPS機能から係員位置情報23を取得して補完する。
係員集合情報判定部5は、各係員13a,13bが提出した「作業届」、「作業管理シート」などの係員動静情報21から、1つの現場に複数の係員13a,13bが集合して作業をしているか否かを調査する。そして1つの現場に複数の係員13a,13bが集合して作業をしていると判断した場合には、その集合する係員13a,13bについて、図2に示す係員集合情報25に「該当する」と判定する。本実施形態では、係員集合情報判定部5は、1つの現場に3人以上の係員13が集合している場合に、係員集合情報に該当すると判定する。これは、係員13が3人以上集合して作業をしている場合には、そのうちの1人を別の現場に出動可能な場合があるからである。
係員出動容易度判定部6は、係員13が提出した「作業届」、「作業管理シート」などの係員動静情報21から係員13の作業状況を取得し、図2に示す係員出動容易度情報26により係員13の出動の容易度を判定する。例えば、ある係員13の予定が営業所などで待機中である場合には、容易に出動できると判断する。また、ある係員13の作業内容が保守点検である場合には、緊急度が比較的低いことから出動の可能性が高いと判断する。一方、ある係員13の作業内容が定期検査又は工事などである場合には、保守点検に比較して緊急度が比較的高いことから出動の可能性が低いと判断する。また、ある係員13のその日の作業終了予定時刻までの残余時間が所定の時間以上、例えば2時間以上である場合には、その作業について余裕があり出動の可能性が高いと判断する。また、ある係員13のその日の作業終了予定時刻までの残余時間が所定の時間以内、例えば15分以内である場合には、その作業を完了して出動する可能性が高いと判断する。
また、係員出動容易度判定部6は、係員13が他の建物11の設備12の故障に対応中である場合には、図2に示すその係員13の故障対応中情報27にフラッグを立てる。これは、緊急度が極めて高いことから作業終了までは出動不可と判断されるからである。このように、係員出動容易度判定部6は、各係員13の作業状況からその係員13の出動の容易度を判定する。
また、係員出動容易度判定部6は、係員13のうち設備12の故障が発生した建物11の担当者については、図2に示す担当者情報28に該当すると判断する。係員出動容易度判定部6は、この情報を係員出動情報記憶部18に記憶された建物担当者情報21を検索することで担当者情報28を得ることができる。
係員移動迅速度判定部7は、係員が提出した「作業届」、「作業管理シート」などの係員動静情報21から、係員13の移動手段を取得し、図2に示す係員移動迅速度情報29において係員13の移動の迅速度を判定する。本実施形態では、係員13が自動車、自転車、又はオートバイのうちいずれかを使用して移動可能か否かを判定する。
出動係員情報表示部8は、建物11の設備12の故障発生情報を遠隔監視装置9が受信すると、各係員13について係員移動距離判定部4、係員集合情報判定部5、係員出動容易度判定部6、及び係員移動迅速度判定部7が判定した結果に基づき点数化を行い、図2に示すように出動候補者を順位付けして表示する。すなわち、出動係員情報表示部8は、各判定部4,5,6,7の判定結果について、設備故障が発生した建物11への出動に適した条件を有する場合に、予め設定された点数を付与し、図2に示すように、その点数を合算した合計点30を算出する。そして、合計点30の高い係員13から出動候補者を順位付けする。
本実施形態では、出動係員情報表示部8は、係員移動距離判定部4が判定した各係員13の図2に示す移動距離情報24については、1km未満を5点とし、1km以上で3km未満を3点とし、3km以上で6km未満を1点とし、6km以上を0点とする。
また、出動係員情報表示部8は、係員集合情報判定部5が判定した各係員13の図2に示す係員集合情報25については、集合している係員13a,13bが3人以上である場合に、それらの係員13a,13b全員に対してそれぞれ2点を加点する。
また、出動係員情報表示部8は、係員出動容易度判定部6が判定した係員出動容易度情報26については、係員13の予定が営業所などで待機中である場合には、その係員13に対して2点を加点する。また、係員13の作業内容が保守点検である場合には、その係員に対して2点を加点する。また、係員13のその日の作業終了予定時刻までの残余時間が2時間以上である場合には、その係員13に対して2点を加点する。また、係員13のその日の作業終了予定時刻までの残余時間が15分以内である場合には、その係員13に対して2点を加点する。さらに、出動係員情報表示部8は、係員出動容易度判定部6が判定した故障対応中情報27においてフラッグの立っている係員13については、図2に示すように、合計点に拘わらず順位を最下位とする。
また、出動係員情報表示部8は、係員移動迅速度判定部7が判定した係員13の図2に示す係員移動迅速度情報27については、係員13が自動車、自転車、又はオートバイのうちいずれかの移動手段により移動可能である場合には、その係員13に対して2点を加点する。
さらに、出動係員情報表示部8は、係員出動容易度判定部6が判断した図2に示す担当者情報29については、係員13のうち設備12の故障が発生した建物11の担当者と判断した係員13に対しては2点を加点する。
出動係員情報表示部8は、順位付けした出動候補者について係員動静表地図上の各係員13a,13bの表示の近傍に順位を表示する。これにより、司令員は、出動候補者の所在地を地図上の位置情報で確認し、出願候補者について順位付けを参照しながら選択することができる。
本発明に係る係員出動指令システムの1つの実施形態の概略構成を示すブロック図及び説明図である。 出動候補者の順位表を示す説明図である。
符号の説明
1 係員出動指令システム、2 建物位置情報取得部、3 係員位置情報取得部、4 係員移動距離判定部、5 係員集合情報判定部、6 係員出動容易度判定部、7 係員移動迅速度判定部、8 出動係員情報表示部、9 遠隔監視装置、10 情報センタ、11 建物、12 設備、13 係員、14 移動手段、15 通信回線、16 送受信装置、17 設備監視装置、18 係員出動情報記憶部、20 建物位置情報、21 担当者情報、22 係員動静情報、23 係員位置情報、24 移動距離情報、25 係員集合情報、26 係員出動容易度情報、27 故障対応中情報、28 担当者情報、29 係員移動迅速度情報、30 合計点。

Claims (10)

  1. 設備の故障発生情報を発信する建物と、遠隔監視装置により故障発生情報を受信し、複数の係員の中から出動する係員を選定してその係員に出動指示を出す情報センタと、情報センタに動静情報を提出する複数の係員とが、通信回線を介してネットワークを構成する係員出動指令システムにおいて、
    情報センタは、
    設備の故障が発生した建物の位置情報を取得する建物位置情報取得部と、
    係員の動静情報から、係員の位置情報を取得する係員位置情報取得部と、
    各係員の位置情報と、設備の故障が発生した建物の位置情報とから各係員の移動距離を算出して判定する係員移動距離判定部と、
    係員の動静情報から、1つの作業現場に複数の係員が集合して作業をしているか否かを判断して係員の集合情報を判定する係員集合情報判定部と、
    係員の動静情報から、係員の作業状況を取得して係員の出動の容易度を判定する係員出動容易度判定部と、
    係員の動静情報から、係員の移動手段を取得して係員の移動の迅速度を判定する係員移動迅速度判定部と、
    建物の設備の故障発生情報を受信すると、各係員について係員移動距離判定部、係員集合情報判定部、係員出動容易度判定部、及び係員移動迅速度判定部が判定した結果を点数化し、出動候補者を順位付けして表示する出動係員情報表示部と、
    を備えることを特徴とする係員出動指令システム。
  2. 請求項1に記載の係員出動指令システムであって、出動係員情報表示部は、各判定部の判定結果について、故障が発生した建物への出動に適した条件を有する場合に、予め設定された点数を付与し、各係員に付与された点数を合算し、合算された点数の高い係員から出動候補者を順位付けすることを特徴とする係員出動指令システム。
  3. 請求項1又は2に記載の係員出動指令システムであって、係員集合情報判定部は、係員が提出した動静情報から行先が同じ現場である係員を検索し、1つの作業現場に複数の係員が集合して作業をしているか否かを判断し、出動係員情報表示部は、集合している係員の人数が予め設定された人数以上である場合に、それらの係員に対して予め定められた点数を加点することを特徴とする係員出動指令システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の係員出動指令システムであって、係員出動容易度判定部は、係員が待機中である場合、作業内容が保守点検である場合、作業終了予定時刻までの残余時間が所定の時間以上である場合、及び作業終了予定時刻までの残余時間が所定の時間以下である場合か否かを判定し、出動係員情報表示部は、これらの場合に該当する係員に対して予め設定された点数を加点することを特徴とする係員出動指令システム。
  5. 請求項4に記載の係員出動指令システムであって、係員出動容易度判定部は、係員が他の建物の設備の故障に対応中である場合には、その係員の出動容易度情報にフラッグを立て、出動係員情報表示部は、出動候補者の順位付けの際に、フラッグの立っている係員の順位を最下位とすることを特徴とする係員出動指令システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の係員出動指令システムであって、係員移動距離判定部は、係員の移動距離を算出し、出動係員情報表示部は、予め設定された移動距離に対応する点数を加点することを特徴とする係員出動指令システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載の係員出動指令システムであって、係員出動容易度判定部は、設備の故障が発生した建物の担当者である係員を判定し、出動係員情報表示部は、担当者である係員に対して点数を加点することを特徴とする係員出動指令システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の係員出動指令システムであって、係員移動迅速度判定部は、係員が自動車、自転車、又はオートバイを使用して移動可能か否かを判定し、出動係員情報表示部は、係員がこれらの移動手段により移動可能である場合には予め設定された点数を加点することを特徴とする係員出動指令システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1に記載の係員出動指令システムであって、係員位置情報取得部は、係員が提出した動静情報からその係員の位置情報が取得できない場合には、携帯電話のGPS機能から係員の位置情報を取得することを特徴とする係員出動指令システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1に記載の係員出動指令システムであって、出動係員情報表示部は、順位付けした出動候補者について係員動静表地図上の係員の表示の近傍に順位を表示することを特徴とする係員出動指令システム。
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JP2015132948A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 富士通株式会社 配信システム、配信プログラムおよび配信方法

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