JP2010091738A - 画像取得装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X−Yステージに対してその上と下の温風の流れをコントロールすることにより、マイクロプレートウエルの温度制御を精密に行うことができる画像取得装置を提供すること。
【解決手段】マイクロプレートウエル3を載置するためのX−Yステージ1を備えた画像取得装置において、試料環境維持のために該X−Yステージ1と対物レンズ7はハウジング11により囲われているとともに、該ハウジング11には加熱空気の吹出口12と排気口13が設けられ、該吹出口12から前記ハウジング11内に入る加熱空気が、前記X−Yステージ1の上を流れる上層流と下を流れる下層流に分かれて該排気口13へ流れるように整流板23が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主に生体標本を長時間生きたまま対物レンズを使用して撮像・観察する顕微鏡に関するものであり、特に、生きたまま長時間の撮像、観察するために適した生物環境を実現するための温度調整機能を持つ撮像・観察装置に関するものである。
マイクロプレートウエルに培養液とともに培養された培養細胞試料等、生物試料を生かしたまま観察する手段として光学型顕微鏡が一般的に利用されている。近年、生きたまま長時間撮像・観察するために、マイクロプレートウエルの周囲をハウジングで覆い、温風を吹き込むようにしている。
例えば、特許文献1には標本載置用ステージを含む鏡基上に保温箱を組み込み、この保温箱に温風を吹き込み顕微鏡ステージ上の培養容器を保温する顕微鏡保温装置が記載されている。
また、特許文献2には生細胞観察に用いる顕微鏡において、顕微鏡ステージ上で観察皿及び生細胞を観察したい温度に保持すべく、観察皿周囲に配したリングダクトから温度制御された空気を観察皿に吹き付けるようにしたものが記載されている。
特開平9−21960号公報 特開2002−72100号公報
しかし、特許文献1に示されるものは、顕微鏡装置全体を覆ってしまうので、波長選択フィルタや温度制限のある高感度カメラ等も一緒に加熱してしまい、加熱温度や加熱時間によっては性能を低下させてしまう問題があった。また、ステージの上下を分離して温風が流れないため、X−Yステージを使用してマイクロプレートウエルを観察しようとする場合は、空気の流れが一様でないためにマイクロプレートウエルを均一に加熱することはできなかった。
また、特許文献2に示されるものは、マイクロプレートウエルを載置するためのX−Yステージを有する生細胞観察用顕微鏡の観察皿を温風により加熱するようにしたものであり、観察皿を取り囲む吹付口を有するリングダクトから観察皿に温風を吹き付けて温度制御するようにしているが、観察皿上方の光源側と観察皿下方の対物レンズ側は完全に開放状態であるため、温度制御された温風を観察皿に吹き付けてもコントロールされた加熱空気の流れを形成しないので、観察皿全体を所望温度に精密にコントロールして保つことが困難であった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、マイクロプレートウエルを載せるX−Yステージと対物レンズをハウジングで囲み、X−Yステージに対してその上と下の加熱空気の流れをコントロールすることにより、マイクロプレートウエルの温度制御を精密に行うことができるようにした画像取得装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明による画像取得装置は、マイクロプレートウエルを載置するためのX−Yステージを備えた画像取得装置において、試料環境維持のために該X−Yステージと対物レンズはハウジングにより囲われているとともに、該ハウジングには加熱空気の吹出口と排気口が設けられ、該吹出口から前記ハウジング内に入る加熱空気が、前記X−Yステージの上を流れる上層流と下を流れる下層流に分かれて該排気口へ流れるように整流板が設けられていることを特徴としている。
また、本発明の画像取得装置においては、前記X−Yステージの上を流れる上層流と下を流れる下層流の流向が、平面視で直交するように整流板が設けられていることが好ましい。
また、本発明の画像取得装置においては、前記排気口は前記吹出口とつながっており、前記排気口と前記吹出口の間にPID制御による空気加温装置と送風ファンが設けられていることが好ましい。
また、本発明の画像取得装置においては、前記ハウジングと光源の間にはシャッタが設けられていることが好ましい。
また、本発明の画像取得装置においては、前記ハウジングと撮像装置の間にはシャッタが設けられていることが好ましい。
また、本発明の画像取得装置においては、前記吹出口及び前記排気口は前記ハウジングの側面に設けられていることが好ましい。
また、本発明の画像取得装置においては、前記吹出口及び前記排気口は前記ハウジングの側面に1箇所ずつ設けられていることが好ましい。
また、本発明の画像取得装置においては、前記ハウジング内の温度は、前記対物レンズの近傍に設けられたセンサの測定値に基づき吹き出し温度をコントロールすることにより行われることが好ましい。
本発明の画像取得装置によれば、X−Yステージに対してその上と下の加熱空気の流れをコントロールすることにより、マイクロプレートウエルの温度が精密にコントロールされた画像取得装置を提供することができる。
実施形態の説明に先立ち、本発明の概略及び作用効果について説明する。
本発明の画像取得装置は、マイクロプレートウエルを載置するためのX−Yステージを備えた画像取得装置において、試料環境維持のために該X−Yステージと対物レンズはハウジングにより囲われているとともに、ハウジングには加熱空気の吹出口と排気口が設けられ、吹出口からハウジング内に入る加熱空気が、X−Yステージの上を流れる上層流と下を流れる下層流に分かれて該排気口へ流れるように整流板が設けられている。
このようにすることにより、X−Yステージの上側と下側に温風が確実に分かれて通過するようになり、その結果X−Yステージの上側と下側の流れが一様となり、マイクロプレートウエルを常時均一に加熱することが可能となる。
また、本発明の画像取得装置においては好ましくは、X−Yステージの上を流れる上層流と下を流れる下層流の流向が、平面視で直交するように整流板が設けられている。
平面視とは、図2の平面図に示すようにマイクロプレートの上方からX−Yステージを見たものをいう。
このようにすることにより、X−Yステージの上を流れる上層流と下を流れる下層流が確実に分離され、且つ、上層流と下層流がそれぞれ混ざらずにスムーズに排気口へ向けて流れるようになる。
X−Yステージ下の支持部材の間を流れるステージ下の流れと、ステージ上の広い平面に独立して安定した一様な流れを形成することにより、広いプレート全面を極めて安定的に加熱でき均一に温度調整できる。
また、本発明の画像取得装置においては好ましくは、排気口は吹出口とつながっており、排気口と吹出口の間にPID制御による空気加温装置と送風ファンが設けられている。
このようにすることにより、加熱空気は循環することになり、熱の損失が少なく、緩やかで安定した温度制御が可能となる。
また、本発明の画像取得装置においては好ましくは、ハウジングと光源の間にはシャッタが設けられている。
このようにすることにより、画像取得時以外はシャッタを閉じておくことによりハウジングに供給される加熱が不必要なところへ流れることを防止できる。
また、本発明の画像取得装置において好ましくは、ハウジングと撮像装置の間にはシャッタが設けられている。
このようにすることにより、画像取得時以外はシャッタを閉じておくことによりハウジングに供給される加熱が不必要なところへ流れることを防止できる。また、撮像装置が無用に加熱されることがない。
また、本発明の画像取得装置においては好ましくは、吹出口及び排気口はハウジングの側面に設けられている。
このようにすることにより、X−Yステージの上側と下側にそれぞれ加熱空気を導き易くなる。
また、本発明の画像取得装置においては好ましくは、吹出口及び排気口はハウジングの側面に1箇所ずつ設けられている。
このようにすることにより、X−Yステージの上側と下側の加熱空気の流れがそれぞれ、吹出口から排気口へ向かって一様となり乱れることがない。
また、本発明の画像取得装置においては好ましくは、ハウジング内の温度は、対物レンズの近傍に設けられたセンサの測定値に基づき吹き出し温度をコントロールすることにより行われる。
このようにすることにより、マイクロプレートウエル近傍の温度を測定でき、ハウジング内を所望の温度に制御することができる。
図1は、本発明に係る画像取得装置のハウジング部の正面図であり、図2は平面図である。図3はX−Yステージとマイクロプレートウエル部分の拡大斜視図である。なお、本実施例では画像取得装置として倒立型顕微鏡を例として示したが、本発明を適用できる画像取得装置は倒立型顕微鏡に限るものではなく、例えば正立型顕微鏡でもよい。
X−Yステージ1の上にはCO2チャンバー2がセットされ、CO2チャンバー2内にはマイクロプレートウエル3が収納されるようになっている。X−Yステージ1はモータ4によりX方向へ、モータ5によりY方向へ移動可能となっている。
また、CO2チャンバー2には弾性チューブ部6が接続されていて、CO2チャンバー2内のCO2濃度と湿度が調整されるようになっている。この調整方法については、従来のものと同様である。なお、CO2チャンバー2を使用しない場合は、マイクロプレートウエル3をX−Yステージ1の上に直接載置する場合もある。CO2チャンバー2を使用するや否やは本発明では自由である。
CO2チャンバー2の下方には対物レンズ7が位置しているとともに、対物レンズ7はモータ8によりZ方向へ移動可能となっている。そして、対物レンズ7の近傍にはハウジング11内の温度検出用のセンサ9が設けられている。センサ9は対物レンズ7がモータ8によりZ方向へ移動する時には、同時に移動するようになっている。また、センサ9は温度調節コントローラ10に接続されている。
X−Yステージ1とCO2チャンバー2と対物レンズ7は箱形の保温用のハウジング11で囲われている。そして、ハウジング11の片側の側面には加熱空気吹き出し用の吹出口12が設けてあり、反対側の側面には排気口13が設けてある。また、ハウジング11の上面と下面については、上面のCO2チャンバー2上方の光源14との間はモータ15によりシャッタ16が水平方向に移動して開閉可能となっており、下面の対物レンズ7下方の撮像装置17との間はモータ18によりシャッタ19が水平方向に移動して開閉可能となっている。なお、図示した例ではハウジング11は略直方体形状の箱形のものを示したが、ハウジング11の形状についての限定はなく、X−Yステージ1とCO2チャンバー2と対物レンズ7を囲えればどのような形状であってもよい。また、シャッタ16と19は必ずしも設けなくてもよい。
ハウジング11の吹出口12と排気口13は循環パイプ20により接続されている。そして、循環パイプ20の一部にはヒータ21と送風ファン22が設けられている。ヒータ21は温度調節コントローラ10に接続されており、センサ9の測定値に基づきPID制御されるようになっている。なお、温度測定用のセンサは図示した対物レンズ7近傍以外の箇所にも設けられていてもよく、その場合は複数のセンサの測定値に基づきPID制御を行うようにしてもよい。
ハウジング1の吹出口12には図1に示すように整流板23が設けられており、循環パイプ20から吹出口12に入った加熱空気が、X−Yステージ1の上側を流れる上層流Uと、下側を流れる下層流Lとに分かれて流れるようになっている。また、上層流Uと下層流Lの流量の割合を変更するために、整流板23を上下方向に可変となっていてもよい。さらに、センサ9の測定値に基づき整流板23を自動的に調整するようになっていてもよい。また、整流板23を複数板で構成し、それぞれの板が上下方向や左右方向に独立して動くようになっていてもよい。なお、整流板23は吹出口12から吹き出す加熱空気が上層流Uと下層流Lに分かれて流れるように機能するようなものであれば、どのような形状のものでもよく、必ずしも板状でなくてもよい。
整流板23の働きにより吹出口12から入った加熱空気は、X−Yステージ1の上側と下側にきれいに分かれ、上層流Uと下層流Lとしてそれぞれ一様の流れとなる。
また、図2及び図3に示すようにX−Yステージ1の上側を流れる上層流Uは上記と同じように吹出口12から排気口13へ直線的に流し、一方X−Yステージ1の下側を流れる下層流Lについては第2整流板24と第3整流板25を設け、吹出口12から入った加熱空気を第2整流板24で90度偏向させてX−Yステージ1の下側を上層流Uと直交する向きに流れるようにし、第3整流板25により90度偏向させて排気口13へ向かうようにしてもよい。なおこの場合、吹出口12から入った加熱空気がX−Yステージ1の下側へそのまま入らないようにするために、図3に示すようにX−Yステージ1の下側の吹出口12と排気口13に面する側は邪魔板26により塞がれているようにする。
なお、図示した例では上層流Uが吹出口12から排気口13へ直線的に流れ、下層流Uが直角に曲げられる例を示したが、この逆の流れであってもよい。また、第2整流板24や第3整流板25は図示したものに限るものではなく、吹出口12からの加熱空気を所望方向へ変更できるものであればどのようなものでもよく、その形状や数や配置位置は適宜選択できるものである。
なお、図1において27は照明用電源、28はカメラコントローラ、29はモータコントローラであり、これらは制御装置30によりコントロールされる。また、温度調節コントローラ10は制御装置30の一部に組み込まれたものであってもよい。
次に、上記した本発明の画像取得装置を用いたマイクロプレートウエルの生体標本の観察方法について説明する。
先ず、X−Yステージ1に設けたCO2チャンバー2の上面部の蓋を開き、観察対象となる生きた細胞を入れたマイクロプレートウエル3をCO2チャンバー2内にセットする。CO2チャンバー2は、蓋を閉じるとマイクロプレートウエル3が所定位置に固定される位置決め手段を有しており、蓋の開閉によってマイクロプレートウエル3の所定位置へのセットと取り出しが可能になっている。なお、ハウジング11はCO2チャンバー2を出し入れできるように適宜箇所が開放できるようにしておく。
CO2チャンバー2には通常と同様に弾性チューブ6を接続し、チャンバー内がCO2濃度5%、湿度90%となるようにする。なお、CO2チャンバー2内に弾性チューブ6を経て供給される加湿したガスは、弾性チューブ6内、特に出口側での温度低下による結露を防ぐため、矢印で示すように、X−Yステージ1の上側を流れる上層流Uと同じ方向に流れるようにする。
そして、ハウジング11の光源14側のシャッタ16と撮像装置17側のシャッタ19を閉じる。また撮像しない間、すなわちインキュベートのインターバル時間の間は、ハウジング11内の空気の流れを一定にするため、対物レンズ7をZ方向へ移動してX−Yステージ1から離し、加熱時の退避位置として定めた所定の位置に位置させるとともに、マイクロプレートウエル3の中央が対物レンズ7の光軸中央に位置するようにX−Yステージ1を移動させる。この状態で、ヒータ21をONにし送風ファン22を運転してハウジング11内が所望温度となるように加熱する。対物レンズ7をX−Yステージ1から離すことにより、対物レンズ7とX−Yステージの間にも加熱空気が流通し、CO2チャンバー2がX−Yステージ1の下側からもムラなく加熱されることになる。
対物レンズ7近傍に設置したセンサ9によりハウジング11内の温度を検出し、この温度に基づきヒータ21をPID制御して、対物レンズ7近傍に設置したセンサ9により検出される温度が一定となるようにする。
センサ9により検出される温度が所望温度(例えば37℃)となり安定し所定時間が経過したら、第1回目の撮像を開始する。先ず、X−Yステージ1を動かして対物レンズ7に対しマイクロプレートウエル3を撮像位置となるように動かすとともに、対物レンズ7を撮像位置となるようにZ方向に移動する。そして、シャッタ16,19を開き、光源14を点灯し撮像装置17により所定の撮像を行う。
所定の撮像が終わったら、光源14を消すとともにハウジング11の光源14側のシャッタ16と撮像装置17側のシャッタ19を閉じる。そして、インキュベートのインターバル時間の間は、ハウジング11内の空気の流れを一定にするため、対物レンズ7をZ方向へ移動してX−Yステージ1から離し、加熱時の退避位置として定めた所定の位置に位置させるとともに、マイクロプレートウエル3の中央が対物レンズ7の光軸中央に位置するようにX−Yステージ1を移動させる。この状態でハウジング11内の温度が所定温度を保持するようにヒータ21をPID制御する。そして、所定時間が経過したならば、次の撮像を行うために、上記の撮像サイクルを繰り返す。
撮像時以外は、シャッタ16,19によりハウジング11は閉じられるので、ハウジング11内は一定の温度に保たれるとともに、撮像装置17等が無用に加熱されることがない。また、撮像待機時には対物レンズ7は所定箇所に退避するが、センサ9も対物レンズ7と同時に動いて常時同じ状態で温度測定を行うことになるので、センサ9により検出される温度の正確さも保たれる。
なお、対物レンズとして水浸対物レンズを使用する場合は、CO2チャンバーやマイクロプレートウエルの下面に接する加熱空気は対物レンズに直接当たる。したがって、液浸水が乾燥させられるおそれがあるので、この場合は図4に示すように対物レンズ7の液浸水31の周囲を、対物レンズ先枠より高い位置においてCO2チャンバー2やマイクロプレートウエル3等の標本容器と接触する弾性壁32で囲われるようにしておいてもよい。弾性壁32を設けることにより、加熱空気が液浸水31に直接接触することを遮断できるので、乾燥を防ぐことができ、安全に長時間の観察が可能となる。なお、液浸媒体は、水浸に限定するものではなく、油浸方式についても同様である。
本発明の画像取得装置は、倒立型顕微鏡に限らず、X−Yステージを備えマイクロプレートウエルの観察を行う各種の画像取得装置に適用可能である。
本発明に係る画像取得装置のハウジング部の正面図である。 本発明に係る画像取得装置のハウジング部の平面図である。 本発明に係る画像取得装置のX−Yステージとマイクロプレートウエル部分の拡大斜視図である。 対物レンズに弾性壁を設けた例を示す説明図である。
符号の説明
1 X−Yステージ
2 CO2チャンバー
3 マイクロプレートウエル
4,5,8,15,18 モータ
6 弾性チューブ
7 対物レンズ
9 センサ
10 温度調節コントローラ
11 ハウジング
12 吹出口
13 排気口
14 光源
16,19 シャッタ
17 撮像装置
20 循環パイプ
21 ヒータ
22 送風ファン
23 整流板
24 第2整流板
25 第3整流板
26 邪魔板
27 照明用電源
28 カメラコントローラ
29 モータコントローラ
30 制御装置
31 液浸水
32 弾性壁
U 上層流
L 下層流

Claims (8)

  1. マイクロプレートウエルを載置するためのX−Yステージを備えた画像取得装置において、
    試料環境維持のために該X−Yステージと対物レンズはハウジングにより囲われているとともに、
    該ハウジングには加熱空気の吹出口と排気口が設けられ、該吹出口から前記ハウジング内に入る加熱空気が、前記X−Yステージの上を流れる上層流と下を流れる下層流に分かれて該排気口へ流れるように整流板が設けられていることを特徴とする画像取得装置。
  2. 前記X−Yステージの上を流れる上層流と下を流れる下層流の流向が、平面視で直交するように整流板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像取得装置。
  3. 前記排気口は前記吹出口とつながっており、前記排気口と前記吹出口の間にPID制御による空気加温装置と送風ファンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像取得装置。
  4. 前記ハウジングと光源の間にはシャッタが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像取得装置。
  5. 前記ハウジングと撮像装置の間にはシャッタが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像取得装置。
  6. 前記吹出口及び前記排気口は前記ハウジングの側面に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像取得装置。
  7. 前記吹出口及び前記排気口は前記ハウジングの側面に1箇所ずつ設けられていることを特徴とする請求項6に記載の画像取得装置。
  8. 前記ハウジング内の温度は、前記対物レンズの近傍に設けられたセンサの測定値に基づき吹き出し温度をコントロールすることにより行われることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像取得装置。
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