JP2010091727A - 基板処理槽及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板処理槽は、槽本体10と支持枠体20とを備える。槽本体10は、樹脂製の板材からなるもので、底板13とその外縁14から立上がる補強板14とを一体に有する底部材12と、その補強板14の内側面に沿って立設される側板16A,16Bとからなる。支持枠体20は、底板13を下方から支持する底部枠23と、側板16A,16Bを外側から支持する側部枠26A,26Bとを備える。これらの支持は、槽本体10の形状を保ち、その形状保持のために板材の厚みを大幅に増やす必要をなくす。
【選択図】図1
Description
支持枠体20は、前記支柱30A,30B、前記各桟23,26A,…等を含む複数本の棒状部材を3次元的に間欠的に配列してこれらを溶接等で相互結合することにより、構築される。なお、ここでいう「間欠的に配列」とは、全ての棒状部材が互いに離間するように配置されることを限定するものではない。例えば、一部の棒状部材が補強のために相互密着した状態で組み合わされて使用されてもよい。
1)の支持枠体20の構築と並行して、あるいはこれと前後して、槽本体10のうちの底部材12が先行して製造される。この底部材12は、底板13の外縁に補強板14を立直状態でセットして両者を接合することにより製造される。あるいは、金型成形その他の成形法によって、底板13及び補強板14を一体に含む形状の底部材12を成形することも可能である。
2)の工程により製造された底部材12が、支持枠体20の底部枠23上の所定の位置に載置される。この実施の形態では、当該底部材12のセット後、図6に示すように補強板14に固着された樹脂板48がブラケット47を介して側部枠最下段の横桟383(及び361)に連結される。
前記のようにして支持枠体20の底部枠23上に底部材12が載せられた後、そのまま当該支持枠体20の内側で槽本体10の構築が行われる。具体的には、槽本体10を構成するための各側板16A,16B,18A,18Bが前記底部材12における補強板14の内側面に沿って配列され、当該側板16A,…の下端部が当該補強板14に対してその内側から重ね合わされかつ前記底部材12における底板13の上面に上から突き当てられる。そして、この状態で当該補強板14及び当該底板13に側板16A,…が溶接や接着等の手段で接合され、かつ、互いに隣接する側板の側縁同士が接合されることにより、基板を少なくとも側方及び下方から覆うことが可能な上向きに開口する形状の槽本体10が支持枠体20内で構築される。
最後に、前記槽本体10と前記支持枠体20とが連結される。この実施の形態では、図7に示されるように、槽本体10の側板(同図では第2側板18A)の上部に設けられたボス44と、予め側部枠の横桟(同図では第2側部枠28Aの第2横桟381)に固定されたブラケット42との間に弾性体40を介在させた状態で、当該ブラケット42と当該ボス44とをボルト46によって締結することにより、当該横桟と当該側板との連結がなされる。
12 底部材
13 底板
14 補強板
16A,16B 第1側板
18A,18B 第2側板
20 支持枠体
23 底部枠
25 脚部
26A,26B 第1側部枠
28A,28B 第2側部枠
40 弾性体
46 ボルト
50 基板搬送機構
52 搬送ローラ軸
54 搬送ローラ
60 駆動系
Claims (10)
- 処理される基板を少なくとも側方及び下方から覆うための基板処理槽であって、
樹脂製の底板と、この底板の外縁に沿って立設される複数枚の樹脂製の側板とを有し、これらの側板の内側に前記基板を収容することが可能な形状をなす槽本体と、
互いに間欠的に配列される複数本の棒状部材が組み合わされてなり、前記槽本体の底板を下方から支持する底部枠とこの底部枠から立ち上がって前記槽本体の側板を外側から支持する側部枠とを有し、これらの支持によって前記槽本体の形状を保つ支持枠体とを備えたことを特徴とする基板処理槽。 - 請求項1記載の基板処理槽において、
前記槽本体は、前記底板とこの底板の外縁から前記側板よりも低い寸法で立上がる樹脂製の補強板とを一体に有する底部材を備え、前記各側板は前記補強板の内側面に沿って配列され、当該側板の下端部が当該補強板にその内側から重ね合わされかつ前記底板の上面に突き当たった状態でこれら補強板及び底板に接合され、かつ、互いに隣接する側板の側縁同士が接合されていることを特徴とする基板処理槽。 - 請求項2記載の基板処理槽において、
前記各側板の板厚が、前記底部材を構成する底板及び補強板の板厚よりも小さいことを特徴とする基板処理槽。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理槽において、
前記側部枠とその内側に位置する槽本体の側板との間に介在し、当該槽本体の側板がその厚み方向に変位するのを許容するように弾性変形することにより当該側板に加わる衝撃を吸収する弾性体をさらに備えることを特徴とする基板処理槽。 - 請求項4記載の基板処理槽において、
前記側部枠と前記槽本体の側板の上部とがその間に前記弾性体を挟んだ状態で相互締結されることを特徴とする基板処理槽。 - 基板を所定方向に搬送しながら処理するための装置であって、
請求項1〜5のいずれかに記載の基板処理槽と、
前記基板処理槽の槽本体の内側で前記所定方向に前記基板を搬送する基板搬送機構とを備え、
前記基板搬送機構が前記基板処理槽の支持枠体側に支持されることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項6記載の基板処理装置において、
前記基板搬送機構は、前記所定方向に並ぶ複数本の搬送ローラ軸と、各搬送ローラ軸に固定されて当該搬送ローラ軸と一体に回転することにより前記基板を前記所定方向に搬送する搬送ローラと、前記各搬送ローラ軸を駆動するための駆動系とを含み、前記各搬送ローラ軸が前記本体槽の側板を貫通して当該搬送ローラ軸の端部及び前記駆動系が前記支持枠体側に支持されることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項6または7記載の基板処理装置において、
前記支持枠体は、その底部枠からさらに下方に延びて槽設置面上に置かれる脚部を有し、この脚部は、当該支持枠体に支持される槽本体及び基板搬送機構を前記基板の搬送方向と直交する方向に傾かせながら支持する形状を有することを特徴とする基板処理装置。 - 処理される基板を少なくとも側方及び下方から覆うための基板処理槽を製造する方法であって、
複数本の棒状部材を間欠的に配列して相互結合することにより、底部枠とこの底部枠から立ち上がって前記槽本体の側板を側方から支持する側部枠とを有する支持枠体を構築する工程と、
樹脂製の底板及びこの底板の外縁から立上がる補強板とが一体化された底部材を製造する工程と、
前記底部材の底板を前記支持枠体の底部枠上に載せる工程と、
前記底部枠上に前記底部材が載せられた状態で、前記補強板の立上り寸法よりも大きな高さ寸法を有する複数枚の樹脂製の側板を前記底部材における補強板の内側面に沿って配列し、当該側板の下端部を当該補強板に対してその内側から重ね合わせかつ前記底板の上面に上から突き当てた状態でこれら補強板及び底板に前記側板を接合し、かつ、互いに隣接する側板の側縁同士を接合することにより、前記基板を少なくとも側方及び下方から覆うことが可能な上向きに開口する形状の槽本体を構築する工程と、
前記各側板が前記側部枠に外側から支持されるように両者を連結する工程とを含むことを特徴とする基板処理槽の製造方法。 - 請求項9記載の基板処理槽の製造方法において、
前記各側板は、その厚み方向の変位を許容するように弾性変形することが可能な弾性体を介して前記側部枠に締結されることを特徴とする基板処理槽の製造方法。
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JP2012164732A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Daihen Corp | ワーク搬送システム、および搬送室用フレーム構造体 |
CN115369388A (zh) * | 2021-05-19 | 2022-11-22 | 黄信翔 | 化学处理槽设备 |
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JPS6075887U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-28 | 海上電機株式会社 | アンバランス検知器を備えた遠心乾燥機 |
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JP2006093339A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Shibaura Mechatronics Corp | 基板の処理装置 |
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