JP2010091713A - レーザー変位計、当該レーザー変位計を使用した検査装置、及び検査方法、当該レーザー変位計を使用したディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイパネルの点灯検査においてもレーザー変位計が誤動作することなく焦点調整が可能な検査装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイパネルを構成する画素の発光状態を検査する検査装置であって、前記ディスプレイパネルの表示方向に位置し、照射したレーザー光による前記ディスプレイパネルで反射した反射光の一部をフィルタで吸収し、該フィルタを透過した透過光を受光して前記ディスプレイパネルの変位を測定するレーザー変位計と、前記ディスプレイパネルの表示方向に位置し、前記ディスプレイパネルの画素の発光状態を撮影する光電変換素子によるセンサ部と、前記レーザー変位計で測定した変位と前記センサ部で撮影した発光状態に応じて前記ディスプレイパネルの状態を決定する演算部と、を備えることを特徴とする検査装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザー変位計及び当該レーザー変位計を使用したディスプレイパネルの検査装置、検査方法、及び当該レーザ変位計を使用したディスプレイパネルの製造方法に関する。特に、ディスプレイパネルの設置状態を当該レーザー変位計で測定する技術に関するものである。
図6は従来のパターン検査など非点灯状態でのディスプレイパネル検査装置の構成例である。図6において601は検査対象物のディスプレイパネルであり、602は前記ディスプレイパネルからの発光を撮像するラインセンサであり、603a及び603bは前記ラインセンサの走査位置の前方及び後方にあって前記ディスプレイパネルとの距離を計測する三角測量方式のレーザー変位計である。レーザー変位計603a、603bによってディスプレイパネル601との変位(距離)を計測することでラインセンサ602の撮像位置におけるディスプレイパネル601の変位を算出可能であり、ディスプレイパネル601に傾斜や歪みがあってもラインセンサ602の焦点を適切に設定することができる。レーザー変位計は、検査対象物にレーザー光を照射し、該レーザー光が検査対象物で反射した反射光を受光・解析することで検査対象物との変位(距離)等を測定するものである。
また、特許文献1には、印刷回路版のパターン検査において、変位センサを用いることで撮像手段が印刷回路版との適切な焦点距離を保つための技術が示されている。
特開昭62−144008号公報
前記従来の技術では、ディスプレイパネルを検査する際に、ディスプレイパネルが非点灯状態であれば従来技術のラインセンサやエリアセンサなどの焦点をディスプレイパネルに対して適切に設定することが可能である。しかし、ディスプレイパネルを点灯状態にした検査において、レーザー変位計は検査対象物であるディスプレイパネルからの反射光だけでなく、ディスプレイパネルが発光等することで生じる照射光がレーザー変位計の受光部に入射するため、レーザー変位計が正確な変位を測定できない場合がある。
上記より、本発明は、従来技術では点灯状態のディスプレイパネルとの変位を正確に測定できなかったものを、より正確に測定することを目的とするものである。
本発明は、ディスプレイパネルを検査する検査装置であって、前記ディスプレイパネルの表示方向に位置し、照射したレーザー光による前記ディスプレイパネルで反射した反射光の一部をフィルタで吸収し、該フィルタを透過した透過光を受光して前記ディスプレイパネルの変位を測定するレーザー変位計と、前記ディスプレイパネルの表示方向に位置し、前記ディスプレイパネルの画素の発光状態を撮影する光電変換素子によるセンサ部と、前記レーザー変位計で測定した変位と前記センサ部で撮影した発光状態に応じて前記ディスプレイパネルの状態を決定する演算部と、を備えることを特徴とするものである。
本発明により、ディスプレイパネルが点灯状態であっても、その変位をより正確に測定できることが可能となる。
本発明は、さらに上記のフィルタが反射光の偏光方向を限定する偏光フィルタであってもよい。
上記発明により、レーザー変位計の受光部には特定の偏光特性をもった光のみが入光するため、ディスプレイパネルで反射した反射光とディスプレイパネルが照射する光を区別して受光することが可能となり、ディスプレイパネルが点灯状態であっても、その変位をより正確に測定することが可能となる。
本発明は、さらに上記のフィルタが反射光の透過スペクトルを限定するカラーフィルタであってもよい。
上記発明により、レーザー変位計の受光部には特定の透過スペクトル特性を持った光のみが入光するため、ディスプレイパネルで反射した反射光とディスプレイパネルが照射する光を区別して受光することが可能となり、ディスプレイパネルが点灯状態であっても、その変位をより正確に測定することが可能となる。
本発明は、上記いずれの発明を検査装置だけでなく、検査方法の発明としても実現することが可能である。
さらに、本発明は上記の検査方法を取り込んだディスプレイパネルの製造方法としても実現することが可能である。
この場合には、上記の検査方法を用いることによりディスプレイパネルの製造をより効率的に行うことが可能となる。
また、本発明はレーザーを照射するレーザー照射部と、前記レーザーが対象物で反射した反射光を受光する受光部とを備えたレーザー変位計であって、前記受光部へ入力する反射光の一部を吸収するフィルタを前記受光部の前に備えたことを特徴とするレーザー変位計としても実現することが可能である。
上記発明により、上記レーザー変位計は測定対象物が光を照射するものであっても、より正確にその変位を測定することが可能となる。
本発明は、さらに上記のフィルタが反射光の偏光方向を限定する偏光フィルタであってもよい。
上記発明により、レーザー変位計の受光部には特定の偏光特性をもった光のみが入光するため、測定対象物で反射した反射光と測定対象物が照射する光を区別して受光することが可能となり、測定対象物が点灯状態であっても、その変位をより正確に測定することが可能となる。
本発明は、さらに上記のフィルタが反射光の透過スペクトルを限定するカラーフィルタであってもよい。
上記発明により、レーザー変位計の受光部には特定の透過スペクトル特性を持った光のみが入光するため、測定対象物で反射した反射光と測定対象物が照射する光を区別して受光することが可能となり、測定対象物が点灯状態であっても、その変位をより正確に測定することが可能となる。
本発明は上記の構成により、ディスプレイパネルが点灯状態であっても、より正確に変位を測定することが可能となる。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、本発明で示すレーザー変位計を用いたディスプレイパネルの検査装置を例として示す。図1において、100はディスプレイパネルを積載し、移動させる台座である。110は検査対象のディスプレイパネルである。120a、120bはディスプレイパネル110との変位(距離)を測定するレーザー変位計である。130はディスプレイパネル110を検査するラインセンサである。140は台座100やレーザー変位計120a、120b、ラインセンサ130から入力される信号に基づいて、台座110ディスプレイパネル110を制御するCPUである。150は台座100を制御する台座制御部である。160はディスプレイパネル110への供給する映像信号を制御する映像信号供給部である。
台座100は、台座制御部150からの制御信号に従って、上部に載置したディスプレイパネル110を適切に搬送するものである。これは、ディスプレイパネル110をレーザー変位計120a、120bが適切に変位を測定し、ディスプレイパネル110の素子を検査(撮像)するために、好ましい位置へディスプレイパネルを移動させるものである。ディスプレイパネル110は、台座100上においてその表示方向(映像等が表示される面)をレーザー変位計120a、120bの方向に向けて設置させる。
ディスプレイパネル110は、本検査装置の検査対象となる表示装置である。対象となるディスプレイパネルとしてはPDP(Plasma Display Panel)、EL(Electro Luminescence:エレクトロルミネセンス)パネル等の自発光素子をもつディスプレイパネルや、液晶パネル等のバックライト方式や反射型によるディスプレイパネルのいずれでもよい。その他には、SED(Surface−condition Electron−emitter Display)を用いてもよい。
レーザー変位計120a、120bはレーザー光を被対象物(ディスプレイパネル110)へ照射し、その反射光を受光・解析することでディスプレイパネル110との変位を測定するものである。図2にその構成の詳細を記す。図2において120a,120bはレーザー変位計本体である。レーザー変位計120a,120b内部には、レーザー照射部210がある。レーザー照射部210からディスプレイパネル110に対してレーザー光220が照射される。照射されたレーザー光220は、ディスプレイパネル110で反射され、反射光230としてレーザー変位計120a、120bへ戻ってくる。レーザー変位計120a、120bの内部にある受光部250では、ディスプレイパネル110で反射された反射光230を受光する。受光部250で受光された反射光230は電気信号に変換され、制御部260へ入力される。制御部260では、レーザー照射部210から出力したレーザー光と受光部250で受光した反射光を分析し、ディスプレイパネル110の変位を測定(決定)する。測定された変位値はレーザー変位計120a、120bの外部へ出力される。
ラインセンサ130はディスプレイパネル110を構成する画素をライン(水平ライン、または垂直ライン等)単位で検査するものである。その内部に固体撮像素子として、CCD(Charge Counpled Device)を線状に配置し、ディスプレイパネル110を構成する各画素が発光する光を受光し、電気信号に変換するものである。なお、固体撮像素子はCCDに限定されるものではなく、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いたものであっても良い。つまり、光電変換素子を用いたものであれば、その方式を特定するものではない。
CPU(演算部)140は台座100、レーザー変位計120a、120b、ラインセンサ130からそれぞれ、台座位置情報、計測距離等を入力として、台座100を適切に移動させる台座制御情報や、ディスプレイパネル110に表示させる映像信号を出力するとともに、ラインセンサ130で撮影した撮影信号に基づいて、ディスプレイパネル110の各画素が正常に点灯しているか、否かといった検査を行う。
台座制御情報はCPU140内部でレーザー変位計120a、120bからの計測距離とラインセンサ130からの撮影信号を入力信号として、台座制御部150がディスプレイパネル110を好ましい位置へ移動させるために台座制御情報を算出するものである。台座制御部150は、実際にはCPU140内部で処理実行されるソフトウェアにより実現可能であるが、PLD(Programmable Logic Device)を用いてハードウェアにより実現することも可能である。
映像信号供給部160は、ディスプレイパネル110が出力する映像信号を供給するものである。映像信号供給部160は、台座100や、レーザー変位計120a、120b、及びラインセンサ130と連携して、ディスプレイパネル110へ適した映像信号を出力するものである。例えば、ディスプレイパネル110のパネル全面においてラインセンサ130の検査対象範囲のみに発光が大きくなるような映像信号を供給することで、自発光タイプのディスプレイパネルであれば検査時の省エネルギー化を実現することも可能である。映像信号供給部160は、台座制御部150と同様に、CPU140内部で処理実行されるソフトウェアとしても実現可能であり、PLDを用いてハードウェアとして実現することも可能である。
上記の構成において、本実施の形態では、レーザー変位計120a、120bの構成をさらに示す。
レーザー変位計120a、120bは、照射したレーザ光220とその反射光230を分析することで測定するものである。この場合には、反射光230以外の光を受光部250が受光すると正確に変位を計測し難い。そこで、本発明では、図2に示すように受光部250の前段に偏光フィルタ240を設ける。このようにすることで、受光部250へ入力する光が特定の偏光特性をもつものに限定することが可能となる。こうすることで、ディスプレイパネル110が発光状態であっても、反射光230とディスプレイパネル110からの照射光270を区別して受光部250は受光することが可能となり、変位をより正確に測定することが可能となる。これは、反射光230とディスプレイパネル110から照射光の偏光の特性が異なることを利用したものである。
さらに、この受光部250は反射光230の偏光に合わせるためその偏光方向を任意に設定できるように回転機能を備えるものが好ましい。こうすることで、レーザー光がいずれの偏光方向をもっていてもそれに応じて対応することが可能となる。
さらに、レーザー照射部210が照射するレーザー光の偏光方向も変化させるために、回転軸280を中心としてレーザー照射部210を回転させてもよい。こうすることで、レーザー照射部210から照射されるレーザー光220はその偏光方向を任意に変化させることができる。
さらに、制御部260はレーザー照射部210の偏光方向と偏光フィルタ240の偏光方向を協調して制御し、受光部250で受光する反射光230をより正確なものとすることも可能である。この場合、ディスプレイパネル110からの照射光270と反射光230の偏光方向をより明確に区別する調整を制御部260が行うことが可能となり、より正確に変位を測定することが可能となる。
なお、本実施の形態において、台座100をレーザー変位計120a、120b、ラインセンサ130に対して移動させるようにしたが、本発明はこれに限定するものではない。
台座は固定しておいて、レーザ変位計120a,120b、ラインセンサ130を移動させる方法や、台座100、レーザ変位計120a,120b、ラインセンサ130すべてを移動させる方法もある。つまり、台座100とレーザ変位計120a,120b、ラインセンサ130を相対的に移動させて、変位の測定、画素の検査を効率的に行えればよい。
また、ラインセンサ130は光電変換素子を線状にならべたものを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、光電変換素子を2次元状に並べたエリアセンサを用いても良い(図4)。いずれの形状のセンサを用いるかは、検査対象となるディスプレイパネルの種類やその特性、形状によって適したものに変えることが可能である。また、センサの形状を変えたことで、台座100等の移動方法も変えることが必要となる。この場合には、最も効率的にディスプレイパネル全面を走査できる移動方法を台座制御部150が判断して台座100を制御することとなる。
また、本実施の形態では、レーザー変位計120a、120bを2個用い、ラインセンサ130を軸として対称な位置に配置したが本発明はこれに限定されるものではない。レーザー変位計の数は、計測する変位の精度等に応じて数を増減させることも可能である。また、レーザー変位計をラインセンサ130に対して対称に配置することに限定するものでもない。特に、精度を求める部分に変位計を重点的に配置したり、その数を増やしたりする等、計測対象に求められる計測内容に応じて変化させることが可能である。
また、本実施の形態でのレーザー変位計は、三角測量方式を用いたものであるが、本発明はこれに限定するものではない。共焦点方式や、ヘテロダイン方式等を利用することも可能である。これらを利用することにより比較的より精度の高い変位の測定も可能である。
本実施の形態により、レーザー変位計はより正確にディスプレイパネルとの変位を測定することが可能となる。また、これによりディスプレイパネルを発光させた状態でも、ディスプレイパネルとの変位の測定が可能となる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、第1の実施の形態と相異する点を中心に説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態のレーザー変位計120a、120bの偏光フィルタに変えてカラーフィルタを用いる。
ディスプレイパネルは、通常RGBの三色それぞれの発光画素によりカラー表示がなされる。この場合、ラインセンサ130は、それぞれの画素を検査する際に、それぞれの画素が持つ色毎に検査を行う必要がある。そのため、映像信号供給部160は、予めラインセンサ130が検査対象とする画素に応じた映像信号を入力する必要があり、その映像信号を予め映像信号供給部160から入手することで、照射光270がいずれの色がディスプレイパネル110から照射されるかを予測することができる。本発明はその点を利用して、例えばラインセンサ130が赤色の画素を検査する際には、レーザー変位計120a、120bはカラーフィルタで赤色の照射光を遮ることで、照射光270が受光部250へ入力するのを防ぐことができ、レーザー変位計120a、120bはより正確に変位を測定することが可能となる。
さらに、ディスプレイパネル110が照射する色に応じて、レーザー照射部210から照射するレーザー光の種類を変え、レーザーの色(レーザーの波長)を変えても良い。こうすることで、ディスプレイパネル110から照射される照射光270と反射光230より明確に区別することが可能となり、より正確な変位を測定することが可能となる。
より具体的に図3を用いて説明する。図3(b)は、ディスプレイパネル110が照射する色毎の波長特性を示す図である。この場合、レーザー照射部210が照射するレーザー光220の波長を図3(a)に示すように、ディスプレイパネルが発光する波長とは異なる波長特性をもつものにする。さらに、カラーフィルターを図3(c)に示すように、ディスプレイパネル110から照射されるスペクトルと異なり、かつ反射光230が持つ特性のスペクトルを透過させるフィルタとすれば、上記のような構成を実現できる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、第1の実施の形態と相異する点を中心に説明する。本実施の形態では、映像信号供給部160がディスプレイパネル110へ出力する映像信号により、レーザー変位計120a、120bの測定をより正確にするものである。
図5に示すように映像信号供給部160は、台座100からの台座位置情報に基づいて、レーザー変位計120a、120bからのレーザー光が照射されるディスプレイパネル110上の一部分をすくなくとも発光させない(発光を抑制する)映像信号を供給する(520a、520b)。台座100が動いている場合は、その動きに応じて、当該部分のディスプレイパネル110上の位置も連続的に変化させる。こうすることで、レーザー変位計120a、120bの受光部250がディスプレイパネル110からの照射光270を受けることが低減するため、より正確に変位を測定することが可能となる。なお、ここでディスプレイパネルの一部分を発光させない(発光を抑制する)とは、検査対象となるディスプレイパネルが画素単位で発光/非発光等をできる場合は、当該部分を非発光状態にすることであるが、完全に非発光の状態にできないときでも、照射光を弱める(例えば、輝度信号を極力さげる)等の処理を行うことも含めるものである。
なお、本実施の形態は、第1の実施の形態を基礎として説明したが、第2の実施の形態を基礎として適用することはいうまでもない。
また、本実施の形態は、第1、第2の実施の形態で示した変位計を用いず、従来の変位計を使用してもよい。
また、第1乃至第3の実施の形態では、ディスプレイパネルの検査装置として説明したが、本発明は上記の技術的思想を用いた検査方法としても実現可能である。
また、上記の検査装置、または検査方法を用いたディスプレイパネルの製造方法として、本発明を実現することも可能である。この場合には、ディスプレイパネルの製造過程において当該パネルの検査を実施することが可能となる、不良率の低下に貢献するものである。
さらに、上記の実施の形態に示されレーザー変位計単体としても本発明は実現可能である。この場合には、従来と比較してより正確なレーザー変位計として実現することが可能である。
以上のように本発明は、レーザー変位計、当該レーザー変位計をもち他検査装置、検査方法、及びそれらを用いた製造方法として利用することが可能である。特に、ディスプレイパネルの検査装置、検査方法、製造方法において点灯状態でもレーザ変位計により変位を測定することが可能となり、産業的に利用可能である。
ディスプレイパネル検査装置の構成例を示す図 レーザー変位計の構成例を示す図 レーザーのスペクトル、ディスプレイパネルのスペクトル、カラーフィルタの透過スペクトルの関係を示す図 撮像センサにエリアセンサを用いた場合の図 第3の実施の形態においてディスプレイパネルの映像信号を変更した場合の図 従来のディスプレイパネル検査の仕組みを示す図
符号の説明
100 台座
110 ディスプレイパネル
120a、120b、120c、120d レーザー変位計
130 ラインセンサ
140 CPU
150 台座制御部
160 映像信号供給部
210 レーザー照射部
220 レーザー光
230 反射光
240 偏光フィルタ
250 受光部
260 制御部
270 照射光

Claims (10)

  1. ディスプレイパネルを検査する検査装置であって、
    前記ディスプレイパネルの表示方向に位置し、照射したレーザー光による前記ディスプレイパネルで反射した反射光の一部をフィルタで吸収し、該フィルタを透過した透過光を受光して前記ディスプレイパネルの変位を測定するレーザー変位計と、
    前記ディスプレイパネルの表示方向に位置し、前記ディスプレイパネルの画素の発光状態を撮影する光電変換素子によるセンサ部と、
    前記レーザー変位計で測定した変位と前記センサ部で撮影した発光状態に応じて前記ディスプレイパネルの状態を決定する演算部と、を備えることを特徴とする検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置であって、
    前記レーザー変位計のフィルタは、反射光の偏光方向を限定する偏光フィルタであることを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1に記載の検査装置であって、
    前記レーザー変位計のフィルタは、反射光の透過スペクトルを限定するカラーフィルタであることを特徴とする検査装置。
  4. ディスプレイパネルを検査する検査方法であって、
    前記ディスプレイパネルの表示方向からレーザー光を照射し、該レーザー光が前記ディスプレイパネルで反射した反射光の一部をフィルタで吸収し、該フィルタを透過した透過光を受光して前記ディスプレイパネルの変位を測定するレーザー変位計測ステップと、
    前記ディスプレイパネルの表示方向に位置し、前記ディスプレイパネルの発光状態を撮影する光電変換素子による画素撮影ステップと、
    前記レーザー変位計測ステップで測定した変位と前記画素撮影ステップで撮影した発光状態に応じて前記ディスプレイパネルの状態を決定する演算ステップと、
    を備えることを特徴とする検査方法。
  5. 請求項4に記載の検査方法であって、
    前記レーザー変位計測ステップのフィルタは、反射光の偏光方向を限定する偏光フィルタであることを特徴とする検査方法。
  6. 請求項4に記載の検査方法であって、
    前記レーザー変位計測ステップのフィルタは、反射光の透過スペクトルを限定するカラーフィルタであることを特徴とする検査装置。
  7. ディスプレイパネルを製造する製造方法であって、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の検査方法を用いたディスプレイパネルの製造方法。
  8. レーザーを照射するレーザー照射部と、
    前記レーザーが対象物で反射した反射光を受光する受光部とを備えたレーザー変位計であって、
    前記受光部へ入力する反射光の一部を吸収するフィルタを前記受光部の前に備えたことを特徴とするレーザー変位計。
  9. 請求項8に記載のレーザー変位計であって、
    前記フィルタは、前記反射光の偏光方向を特定する偏光フィルタであることを特徴とするレーザー変位計。
  10. 請求項8に記載のレーザー変位計であって、
    前記フィルタは、前記反射光の特定の波長のみを特定するカラーフィルタであることを特徴とするレーザー変位計。
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