JP2010091150A - 立型炉の原石投入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴム等といった弾性体を用いてシールを行うようにした原石投入装置においてシール不良を発生し難くする。
【解決手段】原料を立型炉へ供給する立型炉の原石投入装置である。この装置は、原料が投入される第1筒26と、第1筒26の内壁に設けられたシール部材47と、シール部材47を第1筒26に位置不動に固定でき且つその固定を解除できる固定用ボルト51及びナット49と、第1筒26の内部に設けられており固定されたシール部材47に当接する位置と固定されたシール部材47から離れる位置との間で移動する第1蓋42とを有する。固定を解除されたシール部材47は第1蓋42の移動方向D−Dに沿って移動可能であり、ボルト・ナット51,49は移動したシール部材47をその移動した後の位置で固定でき、第1蓋42がシール部材47から離れたときにそれらの間に形成される空間を通して原料を立型炉へ供給する。
【選択図】図3

Description

本発明は、石灰石等といった鉱石を焼成するための設備である立型炉に用いられる原石投入装置に関する。
従来、鉱石、例えば石灰石の焼成を行うための設備である立型炉として種々の構造の炉が知られている。例えば、非特許文献1に複数種類の石灰石焼成路が開示されている。また、非特許文献2に立型炉の一種であるベッケンバッハ炉の構造及び機能が開示されている。
また、特許文献1及び特許文献2に、立型炉の一種であるベッケンバッハ炉が開示されている。さらに、特許文献3及び特許文献4に、立型炉に用いられる原石投入装置が開示されている。特許文献3及び特許文献4は、特に、原石投入装置におけるガスのシール構造が開示されている。
特許文献3に開示された原石投入装置は図12に示す構造を有している。この従来の原石投入装置101においては、ベルトコンベヤ102により原料103をホッパ104,104内に投入する。各ホッパ104の下部のゲート105及びシール弁106を開けて各ホッパ104から原料103を落下させる。
落下した原料103は、駆動されて回転する分配器107を介して小ベルホッパ108内の周方向に均等に供給される。小ベルホッパ108の下部は昇降移動可能な小ベル109によって開閉可能になっている。小ベルホッパ108内に供給された原料103は、小ベル109を下降移動させることにより大ベルホッパ110内に供給される。
大ベルホッパ110の下部は昇降移動可能な大ベル111によって開閉可能になっている。小ベル109を上昇させて小ベルホッパ108の下部を閉じた後に、大ベル111を下降させて大ベルホッパ110の下部を開放すれば、大ベルホッパ110内の原料103を炉本体112へ供給できる。炉本体112内では、例えば原料103の焼成等が行われる。
当該文献には、小ベルホッパ108と小ベル109との間にガスシール機能が付与されていると説明されている。しかしながら、そのシール機能の具体的な構造については触れられていない。一般的に、このような箇所に設けられるシール装置として、従来、図13に示すシール装置113が知られている。
シール装置113は図12の中心軸線X0を中心としてリング形状の金属製保持部材114を有している。保持部材114の底部には図12の中心軸線X0を中心としてリング状の溝115が設けられており、この溝115の中にシール用のゴム116がはめ込まれている。ゴム116も図12の中心軸線X0を中心としたリング状に設けられている。通常、ゴム116は接着剤によって溝115に固着されている。一般に、連続してつながった無端のリング状のゴム116を市場で入手することは難しく、通常は、所定長さ(例えば、1メートル程度)のゴム116を溝115の中でリング状につなぎ合わせて用いている。
小ベル109が上昇移動すると、その小ベル109の裾部周縁部はゴム116に当接し、密閉すなわちシールがななされる。小ベル109が下降移動すると、小ベル109と保持部材114との間に空間が形成され、この空間を通して原料103(図12参照)が下方へ供給される。
特開平10−072244号公報(第2〜3頁、図1) 特開平11−263642号公報(第2〜3頁、図3) 実開平4−054370号公報(第1〜3頁、図5) 実開平4−064552号公報(第2〜4頁、図2) 編者:日本工業炉協会、「工業炉ハンドブック」、発行所:株式会社東京テクノセンター、昭和57年4月20日第2版発行、371〜375頁 著者:石膏石灰学会、「石膏石灰ハンドブック」、発行所:技報堂出版株式会社、1986年2月25日1版4刷発行、479〜486頁
図13に示された従来のシール装置においては、次のような問題があった。すなわち、立型炉の上部に設けられた原石投入装置101は非常に高温、例えば200℃程度になるので接着剤が劣化して所期の接着能力が失われてゴム116が溝115から脱落し、その脱落部分でシールが不完全となることがあった。
また、原石投入を長期間、繰り返して行う間に、小ベル109が磨耗等により変形し、ゴム116と小ベル109との間に部分的に隙間、例えば10mm程度の隙間が発生し、その隙間部分でシールが不完全となることがあった。
原石投入装置101においてシールが不完全になると、次のような問題が発生した。
(1)炉からの吸引風量が常に変動するため燃焼空気量も変動し安定した燃焼状態が得られない。
(2)原石予熱帯に外気が進入することで余熱効率が低下した。
(3)炉上部から炉内へ外気が侵入することにより、下部製品冷却空気が不足し、製品温度が高くなり、製品輸送設備に悪影響を及ぼした。
(4)排気温度が100℃以下に低下するため、水蒸気が発生し、集塵機のろ布表面が露結及び石膏化して、処理能力が大幅に低下し、操炉が難しくなり、最悪の場合は炉の作業を停止していた。
(5)排気ファンが無駄な風量を吸引するため、無駄な電力を消費していた。
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであって、ゴム等といった弾性体を用いてシールを行うようにした原石投入装置においてシール不良を発生し難くすることを目的とする。
本発明に係る原石投入装置は、原料を炉本体へ供給する原石投入装置において、前記原料が投入される第1筒と、前記第1筒の内壁に設けられたシール部材と、前記シール部材を前記第1筒に位置不動に固定でき且つその固定を解除できるシール固定手段と、前記第1筒の内部に設けられており、固定された前記シール部材に当接する位置と固定された前記シール部材から離れる位置との間で移動する第1蓋とを有し、固定を解除された前記シール部材は前記第1蓋の移動方向に沿って移動可能であり、前記シール固定手段は移動したシール部材をその移動した後の位置で固定でき、前記第1蓋が前記シール部材から離れたときにそれらの間に形成される空間を通して前記原料を前記炉本体へ供給することを特徴とする。
本発明では、接着剤を用いない固定方式を採用したので、シール部材の落下の心配がなく、長期間にわたって安定したシール機能を達成できる。
また、シール部材は第1蓋の移動方向に沿って移動可能であり、移動した後にボルト等といった固定手段によって固定できるので、シール部材が摩耗しても対処が容易である。例えば、摩耗によるシール機能の低下が認められたときには、ボルト等といった固定手段を緩めてシール部材を第1蓋にぶつかるまで降下させ、そのぶつかった位置で再度、固定手段による固定を行うようにする。これにより、1つのシール部材を他の新しいものと交換することなく、長期間にわたって使用できるようになった。
次に、本発明に係る原石投入装置において、前記シール固定手段は、前記第1筒に固定されたナットと、前記シール部材を貫通して前記ナットに噛合うボルトとを有するか、あるいは、前記第1筒に固定されて前記シール部を貫通するボルトと、該ボルトに噛合うナットとを有し、前記ナットへ前記ボルトを締め付けることにより、前記シール部材が前記第1筒に位置不動に固定されることが望ましい。
次に、ボルトとナットの組合せを固定手段として有する上記原石投入装置においては、前記第1筒に固定されたナットに嵌合するボルトのヘッド部分を覆うか、又は前記第1筒に固定されたボルトに嵌合するナットを覆うカバーを有することが望ましい。これにより、第1筒内に原料が貯留されたとき、原料がボルトヘッド等に直接にぶつかることを防止でき、シール装置の故障を防止できる。
次に、本発明に係る原石投入装置においては、前記第1筒の内壁は断面円形の筒形状であり、前記シール部材は前記第1筒の内壁に沿ったリング形状であり、前記第1蓋は円錐形状であり、前記第1蓋の円錐表面の一部が前記シール部材にリング状に当接及び離隔することが望ましい。この構成により、長期間にわたって良好なシール機能を維持できる。
次に、本発明に係る原石投入装置において、前記リング形状のシール部材は複数のシール部材をつなぎ合せてリング形状に形成されており、個々のシール部材の両端は薄肉部となっており、隣接する一対のシール部材は端部において前記薄肉部が重なり合っていることが望ましい。この構成により、小さいシール部材材料によって細長いシール部材を支障なく作製できる。
次に、本発明に係る原石投入装置において、前記シール部材は弾性部材であることが望ましい。また、前記シール部材はフッ素系ゴムであることが望ましい。フッ素系ゴムとしては、例えばバイトンゴムの名称で周知である耐熱ゴムを使用できる。
次に、本発明に係る原石投入装置において、前記炉本体は、内筒と、該内筒を包囲する外筒とを有し、前記内筒及び前記外筒の内部は負圧であり、前記第1筒は前記外筒及び前記内筒の上方位置に設けられ、前記第1筒に投入された原料は前記外筒と前記内筒の間に供給されることが望ましい。
本発明では、固定及びその解除が可能であるシール固定手段によってシール部材を第1筒に固定することにしたので、すなわち、接着剤を用いない固定方式を採用したので、シール部材の落下の心配がなく、長期間にわたって安定したシール機能を達成できる。
また、シール部材は第1蓋の移動方向に沿って移動可能であり、移動した後にボルト等といったシール固定手段によって固定できるので、シール部材が摩耗しても対処が容易である。例えば、摩耗によるシール機能の低下が認められたときには、ボルト等といった固定手段を緩めてシール部材を第1蓋にぶつかるまで降下させ、そのぶつかった位置で再度、シール固定手段による固定を行うようにする。これにより、1つのシール部材を他の新しいものと交換することなく、長期間にわたって使用できる。
以下、本発明に係る原石投入装置及びそれを用いた立型炉を実施形態に基づいて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されないことはもちろんである。また、これ以降の説明では図面を参照するが、その図面では特徴的な部分を分かり易く示すために実際のものとは異なった比率で構成要素を示す場合がある。
図1は、本発明に係る立型炉及び原石投入装置の一実施形態の全体構造を示している。図2は図1のA−A線に従ってその原石投入装置を拡大して示している。図1に示す立型炉1は、いわゆる内筒懸垂型のベッケンバッハ炉であり、鉱石である石灰石を焼成して生石灰を生成する炉である。
立型炉1は、炉本体2と、原石投入装置3とを有する。炉本体2は、外筒4と、外筒4の中に設けられた内筒6とを有する。内筒6は外筒4の内壁から延びるブリッジ7a及び7bによって支持されている。原石投入装置3は外筒4と内筒6との間の空間内に原料、例えば石灰石を供給する。内筒6は原料通路を形成すると共に、炉本体2内で循環ガスの通路としても機能する。
外筒4及び内筒6は、いずれも、耐熱性の金属材料やレンガ等によって形成されている。外筒4は、外径が例えば5300mm、内径が4200mmである。内筒6の外径は、例えば2140〜2240mmである。立型炉1の全体の高さは、例えば35m(メートル)である。
外筒4の下方位置には製品排出装置11が設けられ、さらにその下方位置にホッパ15が設けられている。製品排出装置11は、製品である生石灰が載る固定テーブル8と、その固定テーブル8上で中心軸線X0を中心として回転するパドル9とを有する。パドル9の回転により、テーブル9上に溜められた生石灰が所定量ずつホッパ15の下方部分へ落下して排出される。パドル9の回転速度を調節することにより、生石灰の排出量を調節できる。なお、生石灰の排出構造はその他の任意の構造であっても良い。
炉本体2は機能的に見て上から順に、予熱帯A1、焼成帯A2、及び冷却帯A3から成っている。焼成帯A2内の外筒4の外周部分であって第1ブリッジ7aの下に複数の第1バーナ12aが周方向に間隔を空けて設けられている。また、第2ブリッジ7bの下に複数の第2バーナ12bが周方向に間隔を空けて設けられている。第2バーナ12bにはインジェクタ13が付設されている。また、内筒6にレキュペレータ(熱交換器)14が付設されている。
外筒4及び内筒6の空気は排気ファン16によって吸引される。吸引された空気は集塵機17を通して集塵された後に外部へ排気される。燃焼空気ファン18は、レキュペレータ14を介してインジェクタ13へ作動空気を供給し、さらにバーナ12a,12bへ1次空気を供給する。また、内筒冷却ファン19は、内筒6を冷却するための空気を供給する。
排気ファン16による空気吸引により、外筒4及び内筒6の内部は負圧、すなわち外気よりも低い気圧に設定されている。この負圧により、炉本体2の下部のホッパ15の部分から空気が吸引される。この空気により、炉本体2内の焼成帯A2で生成された生石灰を冷却する。
原石投入装置3から炉本体2の外筒4と内筒6との間に供給された原料は、予熱帯A1で予備的に加熱される。焼成帯A2ではバーナ12a,12bから燃焼ガスが放出され、バーナを含む燃焼室の温度は1000℃〜1500℃となる。燃焼ガスはブリッジ7a,7bの下端から横及び真下へと吹き出して、原料を焼成する。この焼成により、目的物である生石灰が得られる。ブリッジ7a,7bは、原料と燃焼フレーム(炎)とが直接に接触することを防止する。焼成帯A2で生成したガスは予熱帯A1へと上昇し、原料とレキュペレータ14で熱交換した後、排気ファン16で吸引され、集塵機17を経て、大気へ放出される。
炉本体2の内部は負圧であり、この負圧により炉本体2の下部から内部へと空気が吸引されて流れ込む。焼成帯A2で生成された生石灰はこの空気の流れによって冷却帯A3において冷却され、その後、製品排出装置11によって所定量ずつ取り出されて、ホッパ15の下端から外部へ排出される。排出された生石灰はコンベヤ等といった排出搬送設備によって所定の場所へ搬送される。
冷却帯A3における生石灰の冷却により、製品排出装置11、その他の排出設備が熱によって損傷することを防止する。生石灰の冷却に寄与して加熱された空気は、下段バーナ12bの3次空気となる。
レキュペレータ14は、内筒6の中間入口22より導入された排ガスの保有熱を回収して、バーナ12a,12bの1次空気及びインジェクタ13の作動空気を予備的に加熱する。インジェクタ13の作動空気量を調節することにより、下部バーナ12bの燃焼ガスの一部を上方へ送出し、他の一部を下方へ送出する。下方へ送られた空気は製品冷却空気と一緒になって内筒6へ入り、インジェクタ13によって吸引されて再び下部燃焼室へ入る。
内筒冷却ファン19からの空気は、内筒6を冷却して200℃〜300℃程度に予熱され、その後、炉中間部の集合管を経て一部がバーナ12a,12bの2次空気として使用され、残りは外部へ放出される。燃焼空気ファン18からの空気は、レキュペレータ14で400℃〜500℃程度に加熱された後、一部はインジェクタ13の作動空気となり、残りはバーナ12a,12bの1次空気となる。排気ファン16は、焼成帯A2及び予熱帯A1を通過した排ガスを炉頂部に設けた排気導管へ吸引し、さらに集塵機17を介して外部へ排出する。
原石投入装置3は、図2において、炉本体2の上端に接続された筒体26と、筒体26の上端に接続された原石投入管27と、原料を搬送するコンベヤ28と、原料を貯留する原料ホッパ29とを有する。筒体26は、上から順に、第1拡開部31と、中間部32と、第2拡開部33とを有する。第1拡開部31は下へ広がる円錐形状である。中間部32は、上部の小径円筒部と下部の大径円筒部とを下方へ広がる円錐部によってつなげた形状である。第2拡開部33は下へ広がる円錐形状である。そして、第2拡開部33の底端に炉本体2の上端が接続している。
筒体26の中心部に中空の回転軸34が設けられている。回転軸34は機枠に回転自在に且つ上下移動不能に設けられている。回転軸34の上部にはスプロケット37が固定されている。モータ等といった駆動源により、スプロケット37を介して動力が伝達されて回転軸34が自身の中心軸線を中心として回転、いわゆる軸回転する。回転軸34の外周面上にパドル36が固定されている。パドル36は回転軸34と一体に旋回移動する。本実施形態ではパドル36の数は1個である。
回転軸34の中空部分に軸部材38が同軸に挿入されている。軸部材38は回転軸34を貫通している。回転軸34の上端にワイヤ39が固着されている。ワイヤ39の他端には錘41が接続されている。軸部材38は錘41に引張られて上方へ持ち上げられている。錘41には油圧シリンダ43が付設されている。油圧シリンダ43が非作動状態のとき錘41は自重のために最も下の位置にある。油圧シリンダ43が作動すると錘41が上方へ持ち上げられ、そのとき、軸部材38は下方へ下げられる。
軸部材38の下端に第1蓋42が回転不能及び上下位置移動不能に固定されている。第1蓋42は上端が小径で底端が大径である円錐形状である。また、筒体26の中間部32の下端部にシール装置44が設けられている。シール装置44は、図3に示すようにシール部材47を有している。図2において錘41が自重によって下方へ下がると軸部材38が上昇し、それに応じて第1蓋42が上昇する。第1蓋42の上昇は、第1蓋42の円錐形状の表面が図3においてシール装置44内のシール部材47に下から当接することによって止まる。この状態で、筒体26の内部が第1蓋42によって上下領域で気密にシール、すなわち密閉される。
図2において、原石投入管27の原石投入口に第2蓋46が設けられている。この第2蓋46は、原石投入口を気密に密閉する位置と、原石投入位置を開放する位置との間で移動できる。例えば、第2蓋46は、その端部を中心として上下方向へ旋回移動することによって原石投入口を開閉する。このように、原石投入装置3は、第1蓋42及び第2蓋46の2つの蓋がそれぞれに密閉機能を奏するという2重密閉構造となっている。
以上の原石投入装置3によれば、原料はコンベヤ又はバケットエレベータによって炉頂まで搬送され、炉頂に設置された原料ホッパ29に貯蔵される。さらに、炉頂に設置されたコンベヤ28によって原石投入管27の上端である原石投入口の上まで運ばれる。原石投入時、第2蓋46は開状態にあり、原料は原石投入口を通って筒体26の内部へ投入される。原料を筒体26の内部へ投入しないときには、第2蓋46は閉状態にセットされ、外気が進入することを阻止する。
筒体26内において第1蓋42がシール装置44のシール部材47(図3参照)に当接していて密封状態にあるとき、筒体26の内部に投入された原料は第1蓋42の上に貯留される。回転軸34がモータ等といった駆動源によって駆動されて回転すると、パドル36が軸回転し、これにより、原料が攪拌されて貯留状態が均一になる。
原料を炉本体2へ投入すべきタイミングが到来したときには、油圧シリンダ43を作動して錘41を所定距離だけ持ち上げる。すると、ワイヤ39に吊るされた軸部材38が下降し、それに応じて第1蓋42が所定距離だ下降移動し、第1蓋42がシール装置44
のシール部材47から所定間隔だけ離れて、開状態となる。第1蓋42が開状態になると、原料が下方へ落下し、炉本体2の外筒4と内筒6の間に供給される。こうして炉本体2の内部へ供給される原料に対して焼成処理が行われることは既述の通りである。
以下、シール装置44について詳しく説明する。図8(a)は図3のシール装置44を拡大して示している。図8(b)はそのシール装置44の正面構造を示している。図8(a)は図8(b)のC−C線に従った側面断面図である。
これらの図に示すように、シール装置44は、ナット49と、そのナット49に噛み合うボルト51とを有する。シール部材47は、押圧プレート52及びブラケット53を介してボルト51によって機枠48へ位置移動しないようにしっかりと締め付け固定されている。ブラケット53にはボルトカバー54が装着されており、このボルトカバー54はボルト51のヘッドを上から覆っている。この構成により、図2の筒体26内で第1蓋42の上に原料が落下し、さらに攪拌される際、図8のボルト51が原料と衝突して損傷することを防止すると共に、ボルト51の緩みを防止できる。
シール部材47は、図9(b)に示すように、幅W0=170mm程度で、長さL0=950〜1000mmの細長い弾性部材を複数個(本実施形態では9個)、図10に示すように、リング状につなげることによって形成されている。このリングの径は図2の第1蓋42のシールすべき部分の径に対応している。シール部材47を形成する弾性部材は、例えば、耐熱樹脂、耐熱ゴム等によって形成される。より具体的には、耐熱ゴムであるフッ素系ゴムとして周知であるバイトンゴムによって形成される。
図9(c)において、シール部材47の厚さt0は、例えば25mm程度であり、その両端には長手方向の長さL1が20mm程度である段差部が設けられている。そして、複数のシール部材47をリング状につなげる際には、互いに隣接するシール部材47の端部の段差部同士を重ね合わせる。これにより、シール部材47の接合部に隙間が空くことを防止している。シール部材47の適所には、ボルト51を通すための複数の長穴が設けられている。
押圧プレート52は、図9(a)に示すように、幅W1が100mm程度で、長さL2が8000〜8500mm程度である1個の細長い可撓性金属部材を、図10に示すように、リング状シール部材47の内側でリング状に湾曲させて用いられている。そして、押圧プレート52によってシール部材47を押圧しながらボルト51の締付け力によってシール部材47を機枠48に固定している。
以下、図4から図7を用いて、シール装置44の構造をより詳しく説明する。なお、これらの図において、図(a)は側面断面図であり、図(b)は正面図である。図(b)の断面線(鎖線)は図(a)の断面箇所を示している。
まず、図4において、機枠48のリング状軌跡(図10参照)上に所定の間隔で複数のナット49を固定、例えば溶接固定する。この場合の機枠は、図2における筒体26の中間部32の底部の内壁面そのものであっても良いし、その内壁面に固定された適宜の構造の機枠であっても良い。ナット49を機枠48に固定した後、バイトンゴム等から成るシール部材47をナット49の周囲の機枠48上に装着する。
次に、図5において、シール部材47の内表面上に押圧プレート52を乗せる。そして、図6に示すように、押圧プレート52のナット49に対応する部分の内表面上にブラケット53を固定、例えば溶接固定する。ブラケット53は、押圧プレート52をシール部材47へ乗せる前に予め所定位置に固定しておいても良い。ブラケット53は図6(b)に示すように、押圧プレート52に固着される縦長部分53aと、筒体26(図2参照)の中心部側に位置する横長部分53bとによって形成されている。縦長部分53aは横長部分53bよも縦方向(高さ方向、又は重力方向)の長さが長い。横長部分53bは縦長部分53aよりも横方向(水平方向、又は図2の筒体26の中間部32の周方向)の長さが長い。横長部分53bの水平方向の両端部分と押圧プレート52との間には縦長部分53aの厚さ分だけの空間が形成されている。
次に、図7に示すように、ブラケット53の上からボルト51を差込み、そのボルト51を機枠48上のナット49に嵌め込んで、さらに締め付ける。これにより、シール部材47が機枠48に固定される。なお、このシール部材47の固定作業においては、リング状のシール部材47の下端が全周にわたって図3に示すように、第1蓋42の円錐表面に正確に面接触するように、シール部材47の上下方向の位置を調節した上で、ボルト51の締付けを行う。
次に、図8に示すように、ボルトカバー54をブラケット53に装着する。ボルトカバー54は図11(a)及び(b)に示すように、ボルトヘッドに嵌合する前面部54aと、その前面部54aと所定間隔を成すように張り出す背面張出し部54bとを有している。ボルトカバー54をブラケット53へ装着する際には、ボルトカバー54の前面部54aの両端部分と、両端の背面張出し部54とでブラケット53の横長部分53bの両端部分を挟み込みながら、ブラケット53の縦長部分53aに沿ってボルトカバー54を挿入することによって行われる。以上により、図3において、シール部材47が筒体26の機枠48に位置不動に固定され、このシール部材47の下端傾斜面(テーパ面)によって第1蓋42の上死点が規定される。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る原石投入装置3(図2)におけるシール装置44(図3)においては、シール部材47が第1蓋42の移動方向D−D(上下方向、又は垂直方向、又は重力作用方向)に沿って移動可能の状態において、当該シール部材47がボルト51によって締付け固定されている。
なお、以上の説明では図7(a)において、ナット49を機枠48上に設け、これにボルト51をネジ嵌合させた。しかしながら、これに代えて、機枠48上にボルトの雄ネジ部分をその先端がブラケット53よりも外側へ突出するように、植設、すなわち立設し、その先端部分にナットをネジ締めするようにしても良い。この場合には、図8のカバー54はナットを覆うことになる。
図13に示した従来のシール装置113ではシール部材であるゴム116が機枠である保持部材114の溝115に接着剤によって固着されていた。接着剤は縦型炉の炉内のように非常に高温になる場所で用いられると接着機能が劣化するので、シール部材が溝115から落下してしまい、第1蓋である小ベル109のシールが不十分になるおそれがあった。
これに対し、本実施形態では、接着剤を用いることなく、ボルト等といった締付け固定方式を採用したので、シール部材の落下の心配がなく、長期間にわたって安定したシール機能を達成できる。しかも、個々のシール部材47と第1蓋42との隙間を個々のシール部材47ごとに調整できる。
また、シール部材47は第1蓋42の移動方向D−Dに沿って移動可能であり、移動した後にボルト等といった固定手段によって固定できるので、シール部材47が摩耗しても対処が容易である。例えば、摩耗によるシール機能の低下が認められたときには、図3においてボルト51を緩めてシール部材47を第1蓋42にぶつかるまで降下させ、そのぶつかった位置で再度、ボルト51による締付け固定を行うようにする。これにより、1つのシール部材47を他の新しいものと交換することなく、長期間にわたって使用できるようになった。
さらに、図1に示す縦型炉1において図2に示す原石投入装置3内のシール装置44に関してシール不良が発生した場合を考えると、次のような問題が発生することが考えられる。
(1)炉本体2からの吸引風量が常に変動するため燃焼空気量も変動し安定した燃焼状態が得られない。
(2)予熱帯A1に原石投入装置3から外気が進入することで余熱効率が低下する。
(3)炉本体2の上部から炉内へ外気が侵入することにより、炉本体2の下端部からの空気吸引、すなわち生石灰製品を冷却するための冷却空気吸引が不足し、製品温度が高くなり、製品輸送設備に悪影響を及ぼした。
(4)排気温度が100℃以下に低下するため、水蒸気が発生し、集塵機17に内蔵される「ろ布」の表面が露結及び石膏化して、処理能力が大幅に低下し、操炉が難しくなり、最悪の場合は炉の作業を停止していた。
(5)排気ファン16その他のファンが無駄な風量を吸引するため、無駄な電力を消費していた。
本実施形態によれば、シール部材47が第1蓋42の移動方向に沿って移動可能であり、しかもシール固定手段であるボルト51はシール部材47を任意の位置で固定できるので、第1蓋42に関するシール不良の発生を長期間にわたって防止でき、それ故、上記(1)から(5)の問題点をことごとく解消でき、製品の生産量を少なくとも10%高くすることができた。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、図1の実施形態では、本発明の原石投入装置を、内筒懸垂型のベッケンバッハ炉に適用した。しかしながら、本発明は内筒自立型のベッケンバッハ炉に適用することも、もちろん可能である。また、本発明は、ベッケンバッハ炉以外の立型炉にも適用可能である。
前記実施形態では、図7に示したように、第1筒としての筒体26(図2参照)を構成する機枠48にナット49を設け、これにボルト51を締付けることにより、シール部材47を固定した。しかしながら、これに代えて、機枠48にボルトの雄ネジ部分を設け、これにナットを締め付ける構成とすることもできる。
[実施例1]
次に、実験結果について説明する。
まず、図13に示した従来のシール装置を用いてベッケンバッハ炉によって生石灰の生成を行った。そしてその結果、表1の左欄の「改善前」の結果を得た。この実験においては、
(1)炉排ガス(排気ファン16で引かれて炉から排出されるガス)の静圧、流量、温度、
(2)レコ排ガス(レキュペレータ14へ行く排ガス)の静圧、流量、温度、
(3)循環ガスの温度、
(4)炉本体2の下部における製品冷却空気の静圧、風量、
(5)製品温度、
(6)排気ファン、作動空気ファン、中筒冷却ファンの各々の電流値(すなわち送風量)、
の各値の1日の稼動における最小、最大、平均の各値を測定し、さらにそれらを3日(すなわち3回)測定した。
次に、図2に示した本発明に係る原石投入装置を用いてベッケンバッハ炉によって生石灰の生成を行った。そしてその結果、表1の右欄の「改善後」の結果を得た。この実験においても、上記の(1)から(6)の各項目の測定を行った。
表1の「改善前(従来装置)」の結果と「改善後(本発明装置)」の結果との比較により、炉排ガス、レコ排ガス、循環ガス、炉底成品冷却空気のいずれに関しても、静圧その他の各項目の最小値と最大値の差、すなわち測定値のバラツキが、改善前では大きく、改善後では小さいことが分かった。つまり、本発明を用いれば炉内に安定した気流が得られることが分かった。
Figure 2010091150







本発明に係る立型炉の正面断面図である。 図1の立型炉で用いられる原石投入装置を拡大して示す図である。 図2の原石投入装置の要部であるシール装置部分Bを拡大して示す図である。 図3のシール装置部分の形成過程の1工程を示す図である。 図4に示す工程に続く工程を示す図である。 図5に示す工程に続く工程を示す図である。 図6に示す工程に続く工程を示す図である。 図7に示す工程に続く工程を示す図であり、シール装置の完成状態を示す図である。 図8(a)のシール装置の主要な構成要素を個別に示す図である。 図9に示す構成要素の組み立て状態を示す平面図である。 図8(a)のシール装置の主要構成要素であるボルトカバーを示す図である。 従来の原石投入装置の一例を示す正面断面図である。 従来のシール構造の一例を示す図である。
符号の説明
1.立型炉、 2.炉本体、 3.原石投入装置、 4.外筒、 6.内筒、
7a,7b.ブリッジ、 8.固定テーブル、 9.パドル、 11.製品排出装置、
12a.第1バーナ、 12b.第2バーナ、 13.インジェクタ、
14.レキュペレータ、 15.ホッパ、 16.排気ファン、 17.集塵機、
18.燃焼空気ファン、 19.内筒冷却ファン、 21.循環ガス導入口、
22.中間入口、 26.筒体(第1筒)、 27.原石投入管、 28.コンベヤ、
29.原料ホッパ、 31.第1拡開部、 32.中間部、 33.第2拡開部、
34.回転軸、 36.パドル、 37.スプロケット、 38.軸部材、
39.ワイヤ、 41.錘、 42.第1蓋、 43.油圧シリンダ、
44.シール装置、 46.第2蓋、 47.シール部材、 48.機枠、
49.ナット(シール固定手段)、 51.ボルト(シール固定手段)、
52.押圧プレート、 53.ブラケット、 53a.縦長部分、 53b.横長部分、
54.ボルトカバー、 54a.前面部、 54b,背面張出し部、 A1.予熱帯、
A2.焼成体、 A3.冷却帯

Claims (8)

  1. 原料を炉本体へ供給する立型炉の原石投入装置において、
    前記原料が投入される第1筒と、
    前記第1筒の内壁に設けられたシール部材と、
    前記シール部材を前記第1筒に位置不動に固定でき且つその固定を解除できるシール固定手段と、
    前記第1筒の内部に設けられており、固定された前記シール部材に当接する位置と固定された前記シール部材から離れる位置との間で移動する第1蓋と、
    を有し、
    固定を解除された前記シール部材は前記第1蓋の移動方向に沿って移動可能であり、
    前記シール固定手段は移動したシール部材をその移動した後の位置で固定でき、
    前記第1蓋が前記シール部材から離れたときにそれらの間に形成される空間を通して前記原料を前記炉本体へ供給する
    ことを特徴とする立型炉の原石投入装置。
  2. 請求項1記載の原石投入装置において、
    前記シール固定手段は、
    前記第1筒に固定されたナットと、前記シール部材を貫通して前記ナットに噛合うボルトとを有するか、あるいは、
    前記第1筒に固定されて前記シール部を貫通するボルトと、該ボルトに噛合うナットとを有し、
    前記ナットへ前記ボルトを締め付けることにより、前記シール部材が前記第1筒に位置不動に固定される
    ことを特徴とする原石投入装置。
  3. 請求項2記載の原石投入装置において、
    前記第1筒に固定されたナットに嵌合するボルトのヘッド部分を覆うか、又は前記第1筒に固定されたボルトに嵌合するナットを覆うカバー
    を有することを特徴とする原石投入装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の原石投入装置において、
    前記第1筒の内壁は断面円形の筒形状であり、
    前記シール部材は前記第1筒の内壁に沿ったリング形状であり、
    前記第1蓋は円錐形状であり、
    前記第1蓋の円錐表面の一部が前記シール部材にリング状に当接する
    ことを特徴とする原石投入装置。
  5. 請求項4記載の原石投入装置において、
    前記リング形状のシール部材は複数のシール部材をつなぎ合せてリング形状に形成されており、
    個々のシール部材の両端は薄肉部となっており、隣接する一対のシール部材は端部において前記薄肉部が重なり合っている
    ことを特徴とする原石投入装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の原石投入装置において、前記シール部材は弾性部材であることを特徴とする原石投入装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の原石投入装置において、前記シール部材はフッ素系ゴムであることを特徴とする原石投入装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の原石投入装置において、
    前記炉本体は、内筒と、該内筒を包囲する外筒とを有し、前記内筒及び前記外筒の内部は負圧であり、
    前記第1筒は前記外筒及び前記内筒の上方位置に設けられ、
    前記第1筒に投入された原料は前記外筒と前記内筒の間に供給される
    ことを特徴とする原石投入装置。
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