JP2010091072A - 締結装置及び締結方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】締結装置1は、複数の被締結部材2,3と、複数の被締結部材2,3に穿設された締結部材挿入穴2a,3aに挿入される筒状の締結部材4と、締結部材4に形成された筒部4a内に挿入され、高圧液体を前記筒部4a内に吐出する吐出口51bを外周面51aに有するマンドレルシール部5と、マンドレルシール部5に高圧液体を供給する高圧液体供給源6と、を備えて締結部材4によって複数の被締結部材2,3を締結させる。締結部材4は、吐出口51bから吐出された高圧液体によって拡径されて外筒面4bが複数の被締結部材2,3の締結部材挿入穴2a,3aの内壁面2b,3bに押圧されて接合される。
【選択図】図2
Description
そのほか、リベットやボルト・ナット以外で構造を連結するには、溶接が用いられる。溶接を用いることで、継手構造を単純化して、工数を減らすことができる。
(1) 溶接によって被締結部材を連結する場合には、熱による材料変化、溶接条件等によって溶接接合部の強度等にバラツキが生じる。航空機は、定期的に分解して検査し、再度組立てる必要があるため、全ての接合箇所に溶接を用いることが困難となっている。
(2) ボルト・ナットは、緩む可能性があり、また、全てをボルト・ナットにすると、膨大な数のトルク管理が必要であるため、あまり使用されない。
(3) リベットは、単価が安く、取り外しが容易である。
このような理由からリベットは、航空機産業に多く使用されている。
また、特許文献1に記載のブラインドリベットは、通常のリベットと比較して、強度が乏しく、強度が要求されない箇所の締結にしか使用できないという問題点があった。
(1) 溶接は、接合時に熱を発生するため、その熱の影響を受け易い部材には適用できない。
(2) 溶接される接合箇所には、局部的に加熱冷却されてひずみが発生する。
(3) 母材の性質が溶接した際の溶接熱によって変化する。
(4) 母材は、その性質の変化によって、構造物としての伸びや衝撃力等に対して劣化し、脆性破壊が発生することがある。
(5) 溶接した際に、溶接金属という新しい異質な材料が溶接箇所に部分的にできる。
(6) 巣等の溶接欠陥の検出は、非破壊検査等が必要であり、目視によって容易に発見できない。
ここで「高圧」とは、締結部材を拡径させて圧着成形するのに必要な圧力をいい、筒状の締結部材の厚さ、大きさ、形状、材質等によって相違するが、一般的には、数百気圧の圧力をいう。
図2に示すように、締結装置1は、複数の被締結部材2,3の締結部材挿入穴2a,3aに挿入させた締結部材4の内筒面4c内のシール部54(図3(b)参照)内に高圧な液圧を封入することによって、締結部材4を内面側から押圧して拡径成形させて、複数の被締結部材2,3に圧接させて両者を連結させる装置である。図1に示すように、締結装置1は、複数の被締結部材2,3と、筒状のリベットからなる締結部材4と、高圧液体を吐出する吐出口51bを有するマンドレルシール部5と、このマンドレルシール部5に高圧液を注入するときの注入操作を行う注入装置7と、この注入装置7に供給する高圧液体を生成するための高圧液体供給源6と、この高圧液体供給源6で生成された高圧液体を注入装置7に送るための高圧配管8と、を備えて構成されている。
なお、この締結装置1で使用される高圧液体は、例えば、水であり、その他に油等の液体であってもよい。加工部の清浄性から清水が望ましいが、シール性の高いタービン油やその他液体も目的に応じ使用できる。
被締結部材2,3は、締結部材4によって互いに連結される少なくとも2つ以上の構造物であり、例えば、2枚のステンレス鋼やスチール等の金属製厚板部材のワークからなる。被締結部材2,3は、拡径した締結部材4を締め付けて、締結状態を維持することが可能な弾性を有する材料からなる。この被締結部材2,3には、内壁面2b,3bを有する締結部材挿入穴2a,3aがそれぞれ穿設されている。被締結部材2,3は、被締結部材2の内壁面2bと被締結部材3の内壁面3bとを同軸上に合致させて、締結部材挿入穴2a,3aが連通する状態に重ねて配置されている。締結部材挿入穴2a,3aは、円筒形状の締結部材4が挿入される円形の貫通孔からなり、例えば、ドリル等によって被締結部材2,3に穿設した孔である。
図2に示すように、締結部材4は、被締結部材2,3にそれぞれ穿設された締結部材挿入穴2a,3aに挿入されて、被締結部材2と被締結部材3とを連結するための部材である。この締結部材4は、後記するマンドレル本体51を通すことが可能なマンドレル挿入穴4eを有する筒状(管状)のリベットからなる。締結部材4は、例えば、アルミニウムや銅等の比較的軟質で塑性変形し易い金属によって形成されて、高圧液体によって拡径されて塑性変形した状態を維持できる材料からなる。締結部材4には、それぞれ後記する筒部4aと、外筒面4bと、内筒面4cと、鍔部4dと、マンドレル挿入穴4eと、が形成されている。締結部材4は、吐出口51bから吐出された高圧液体によって拡径されて、外筒面4bが、被締結部材2,3の締結部材挿入穴2a,3aの内壁面2b,3bに押圧されて圧接することにより締結される。
外筒面4bは、筒部4aの外側の面であり、被締結部材2,3の内壁面2b,3bに対向するように挿入配置される。この外筒面4bと前記内壁面2b,3bとの間は、締結部材4が拡径成形できるように、適宜なクリアランスが設けられている。このため、締結部材4は、締結部材挿入穴2a,3a内に容易に挿入できるようになっている。
内筒面4cは、筒部4aの内側の面であり、マンドレル本体51の外周面51aが対向するように挿入配置される。この内筒面4cとマンドレル本体51の外周面51aとの間は、マンドレル本体51を締結部材4の内筒面4c内に挿入できるように、僅かな隙間がある。
鍔部4dは、締結部材4の基端(一端)に形成されたフランジ状の頭部であり、締結部材4を被締結部材2,3の締結部材挿入穴2a,3aに挿入して取り付けるときに、被締結部材2の開口縁に当接する部位である。
マンドレル挿入穴4eは、マンドレル本体51が挿入される部位であり、円筒状の貫通孔からなる。
図2に示すように、マンドレルシール部5は、締結部材4のマンドレル挿入穴4e内に高圧液体を送って締結部材4を拡径成形させて、被締結部材2と被締結部材3とを連結させるためのものである。このマンドレルシール部5は、締結部材4に形成された筒部4a内に挿入され、筒部4a内に高圧液体を吐出する吐出口51bを外周面51aに有し、注入装置7のアタッチメントとしてこの注入装置7に装着される。マンドレルシール部5は、それぞれ後記するマンドレル本体51と、注入部52と、高圧流路53と、シール部54と、シール材55,56と、から主に構成されている。なお、マンドレルシール部5は、マンドレル本体51の大きさを用途に合わせたものに適宜に交換することが可能である。
マンドレル本体51は、締結部材4のマンドレル挿入穴4eに挿入される部位であり、丸棒形状に形成されている。マンドレル本体51は、高圧流路53と、吐出口51bと、環状溝51c,51dと、シール部54と、シール材55,56とを有している。マンドレル本体51の外周面51aには、中央部に吐出口51bが形成され、その吐出口51bの基端部側及び先端部側に適宜な間隔を介して環状溝51c,51dが形成されている。
図3(b)、(c)に示すように、環状溝51c,51dは、環状のシール材55,56がそれぞれ嵌入される溝である。環状溝51c,51dは、深さが、シール材55,56の太さ(直径)より浅く形成され、軸方向の長さが、シール材55,56の太さ(直径)より長く形成されている。このため、環状溝51c,51dに嵌合されたシール材55,56は、高圧液体の圧力で上下方向(矢印a,b,c方向)に動くことが可能になっている。
図2に示すように、注入部52は、マンドレルシール部5を注入装置7に装着して、高圧液体供給源6から供給された高圧液体が注入される部位であり、この注入部52の端面からマンドレル本体51の中央部に向けて高圧流路53が形成されている。注入部52は、マンドレル本体51の基端側にステンレス鋼等によって一体形成されている(図1参照)。注入部52は、後記する高圧流路53と、この高圧流路53から直交する方向に形成された横穴52aと、注入装置7の装着部7bに取り付けられる連結部52bと、を備え、略円筒状に形成されている(図1参照)。
高圧流路53は、マンドレルシール部5に供給された高圧液体が流動する流路であり、マンドレルシール部5内に形成されている。高圧流路53は、一端が注入部52の基端側の端面に形成され、他端の吐出口51bがマンドレル本体51の外周面51aの中央部分に形成されている。
図3(b)に示すように、シール部54は、マンドレル本体51の外周面51aと、締結部材4の内筒面4cと、マンドレル本体51と締結部材4とに圧接した状態に配置されるシール材55,56と、によって形成された密閉空間である。そのシール部54の密閉空間に、吐出口51bから吐出された高圧液体を封入することにより高圧状態が形成されるようになっている。
シール材55,56は、締結部材4が被締結部材2,3の締結部材挿入穴2a,3a内に挿入されたときに、内壁面2b,3bに弾性的に押圧された状態に当接して、シール材55,56間に密閉空間を形成するための部材である。そのシール材55,56間の密閉空間に高圧流路53から高圧液体が供給されると、密閉空間は、高圧液体を封入して高圧状態の高圧室を形成して、高圧液体が締結部材4を拡径させて塑性変形させるようになっている。そのシール材55,56は、例えば、円環状に形成されて弾性を有するゴム製のOリングからなる。
図1に示すように、高圧液体供給源6は、マンドレルシール部5に高圧液体を生成して供給するための供給源である。高圧液体供給源6は、例えば、水や油等の液体を油圧ポンプを利用して高圧液体にするポンプ装置等からなる。
高圧配管8は、高圧液体供給源6で生成された高圧液体を注入装置7に送るための配管であり、一端が高圧液体供給源6に接続され、他端が注入装置7に接続されたチューブからなる。
図1に示すように、注入装置7は、マンドレルシール部5及び高圧配管8が装着されて、不図示のスイッチボタンを操作することで、高圧配管8から送られてきた高圧液体をマンドレルシール部5に送る操作を行う装置である。注入装置7には、作業者が手で持つためのハンドル部7aが形成されている。なお、ハンドル部7aは、大きな締結部材4に使用する場合、両手式のものからなり、小さな締結部材4に使用する場合、片手式のものでもよい。
次に、図1〜図3を参照しながら本発明の実施形態に係る締結装置及び締結方法の作用を、板厚が約10mmの2枚の金属製板材からなる被締結部材2,3をアルミニウム製の締結部材4によって、約150MPaの水圧で2秒間保持して接合する場合を例に挙げて、説明する。
なお、高圧液体がシール部54の内筒面4cを押圧するエネルギーは、均等に被締結部材2,3の内壁面2b,3bに作用するため、締結部材4の外筒面4bが被締結部材2,3の内壁面2b,3bに強固に接合される。
なお、締結部材4の径や被締結部材2,3の厚さがさらに厚いものを締結する場合には、高圧液体供給源6の液圧を調整すると共に、マンドレル本体51の大きさを締結部材4の径に適合させるようにすれば、最適な接合力を得ることができる。
このため、締結部材4を被締結部材2,3に取り付けて被締結部材2,3を連結する回数が多くても、締結装置1は、常に安定した締結力を得ることができるため、作業者のスキルに左右されないリベット締結作業を得ることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。図4は、本発明の実施形態に係る締結装置及び締結方法の第1変形例を示す要部拡大断面図である。
図5は、本発明の実施形態に係る締結装置及び締結方法の第2変形例を示す要部拡大断面図である。前記実施形態で説明した被締結部材2,3(図2参照)は、締結部材挿入穴2a,3aが穿設されてあればよく、それぞれが異形のものでも、異種素材でも、あるいは、同一素材同士であっても構わない。図5に示すように、例えば、被締結部材2B,3Bの材質は、特に限定されず、例えば、アルミニウム合金等の軽合金や鋼板、銅板等の金属以外に、カーボン繊維やガラス繊維を含んだ合成樹脂、エポキシガラス、あるいは強化プラスチック等の合成樹脂であっても構わない。
また、締結部材4Bは、図5に示すように、鍔部4d(図2参照)がない金属製の管状のものや、チューブ形状のものでもよい。なお、金属製以外の被締結部材2B,3Bを連結させる場合には、高圧液体の圧力を適宜に調整する。
図6は、本発明の実施形態に係る締結装置及び締結方法の第3変形例を示す要部拡大断面図である。さらに、締結部材4Cは、締結部分Tに、溝または凸部4Caが形成されたものであっても構わない。このように、締結部材4Cは、締結部分Tに溝または凸部4Caを形成すれば、溝または凸部4Caが被締結部材(図示省略)に食い込むように圧接して動かないように強固に固定することができる。
図7は、本発明の実施形態に係る締結装置及び締結方法の第4変形例を示す図であり、(a)は締結前の状態を示す要部拡大断面図、(b)は締結後の状態を示す要部拡大断面図である。図8は、図7(b)のB部の拡大図である。
また、図7(a)、(b)及び図8に示すように、被締結部材2D,3Dは、締結部分Tに、溝2Da,3Daが形成されたものであっても構わない。このように、被締結部材2D,3Dは、締結部分Tに溝2Da,3Daを形成すれば、高圧液体によって締結部材4Dが締結された際に、締結部材4Dが溝2Da,3Da内に食い込むように突状部4Daが形成されて、締結部材4Dと被締結部材2D,3Dとの締結力が向上されて、さらに、動かないようにしっかりと固定することができる。
図9は、本発明の実施形態に係る締結装置及び締結方法の第5変形例を示す図であり、締結前の状態を示す要部拡大断面図である。図10は、本発明の実施形態に係る締結装置及び締結方法の第5変形例を示す図であり、締結後の状態を示す要部拡大断面図である。
前記実施形態では、締結装置1で使用される高圧液体を水の場合を例に挙げて説明したが、締結部材4が、径の小さな中空のリベットや、軟質材料からなるリベットからなる場合には、空気圧を使用したものであっても構わない。
また、複数の被締結部材2,3のうちのマンドレルシール部5の先端部側に配置される一方(先端側)の被締結部材3は、締結部材挿入穴3aが有底に形成されていてもよい。
さらに、マンドレルシール部5は、作業者が手で持って作業する注入装置7に取り付けたものを例に挙げて説明したが、自動機械本体に設けて、モータ等によって往復移動するようにしてもよい。
2,2A〜2E,3,3A〜3E 被締結部材
2a,3a 締結部材挿入穴
2b,3b 内壁面
4,4A〜4E 締結部材
4a 筒部
4b 外筒面
4Ca 溝または凸部
5 マンドレルシール部
6 高圧液体供給源
51 マンドレル本体
51a 外周面
51b 吐出口
51c,51d 環状溝
52 注入部
53 高圧流路
54 シール部
55,56 シール材
L 締結部分の軸方向の長さ
T 締結部分
Claims (7)
- 複数の被締結部材を、当該複数の被締結部材に穿設された締結部材挿入穴に挿入される筒状の締結部材を用いて締結させる締結装置であって、
前記締結部材に形成された筒部内に挿入され、高圧液体を前記筒部内に吐出する吐出口を外周面に有するマンドレルシール部と、
前記マンドレルシール部に前記高圧液体を供給する高圧液体供給源と、
前記マンドレルシール部の前記吐出口の軸方向の両側にそれぞれ嵌合された環状のシール材と、を備え、
前記締結部材を、前記吐出口から吐出された前記高圧液体によって拡径させ、当該締結部材の外筒面を前記複数の被締結部材の前記締結部材挿入穴の内壁面に押圧して前記被締結部材に圧接することより締結することを特徴とする締結装置。 - 前記マンドレルシール部は、前記吐出口に連通する高圧流路を有するマンドレル本体と、
前記高圧液体供給源から前記高圧液体が注入される注入部と、
前記吐出口から吐出された前記高圧液体を、前記マンドレル本体の前記外周面と前記複数の被締結部材の前記締結部材挿入穴の内壁面と前記2つのシール材との間に封入するシール部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の締結装置。 - 前記マンドレル本体の前記外周面には、前記吐出口の基端部側及び先端部側に、前記シール材がそれぞれ嵌入される環状溝が形成され、
前記2つのシール材間の距離は、前記締結部材を前記複数の被締結部材に締結させる締結部分の軸方向の長さとすることを特徴とする請求項2に記載の締結装置。 - 前記2つの環状溝は、前記シール材が、前記高圧液体の圧力で前記マンドレル本体の軸方向に移動可能な大きさにそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項3に記載の締結装置。
- 前記複数の被締結部材の前記締結部分には、溝または凸部が形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の締結装置。
- 複数の被締結部材に穿設された締結部材挿入穴に挿入される筒状の締結部材によって前記複数の被締結部材を締結させる締結方法であって、
前記複数の被締結部材の前記締結部材挿入穴に前記締結部材を挿入し、
前記締結部材の前記筒部を、高圧液体供給源から供給された高圧液体によって拡径させて、
当該締結部材の外筒面を、前記複数の被締結部材の前記締結部材挿入穴の内壁面に押圧させることによって締結させて、前記複数の被締結部材を連結させることを特徴とする締結方法。 - 複数の被締結部材に形成された締結部材挿入穴に挿入される筒状の締結部材の外筒面を、当該締結部材の筒部内に挿入されたマンドレルシール部から吐出される高圧液体供給源からの高圧液体で拡径させて、前記複数の被締結部材の前記締結部材挿入穴の内壁面に押圧させることにより前記複数の被締結部材を締結させる締結方法であって、
前記複数の被締結部材のうちの前記マンドレルシール部の先端部側に配置される被締結部材のみ、前記締結部材挿入穴が有底に形成され、それ以外の前記マンドレルシール部の基端側に配置される被締結部材は、前記締結部材挿入穴が貫通されて形成され、
前記締結部材の筒部を、前記マンドレルシール部の基端側の前記被締結部材の前記締結部材挿入穴に挿通し、さらに、前記マンドレルシール部の先端側の前記被締結部材の前記締結部材挿入穴に挿入させて、
前記貫通された締結部材挿入穴を有する前記被締結部材と、前記有底の締結部材挿入穴を有する前記被締結部材とを連結させることを特徴とする締結方法。
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