JP2010089742A - 車両のシート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着座フィーリングの悪化を招くことなく、シート本体の安定した進退作動を得ることのできる車両のシート装置を提供する。
【解決手段】着座部5とサイドサポート部6を備えたシート本体10の下方に、シート本体10を進退自在に支持するガイドレール29を設ける。シート本体10の側部フレーム36にガイド溝41を直接形成し、ガイド溝41に、ベース部材に設けられたガイドローラー40を転動可能に係合させる。サイドサポート部6に下面に収納凹部44を形成し、収納凹部44内に側部フレーム36とガイドローラー40を配置する。
【選択図】図7

Description

この発明は、車体の開口部を通して車室内外に前後移動させることのできる車両のシート装置に関するものである。
福祉車両等に用いられるシート装置として、乗員の着座するシート本体を、車体の開口部(ドア開口部)を通して車外側に進退移動できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このシート装置は、車体フロア上に回転機構を介して支持されたベース部材に、シート本体が進退アクチュエータとガイド機構を介して進退移動可能に取り付けられている。そして、シート本体を車体の開口部から車外側に迫り出させる場合には、回転機構によってベース部材を車体の開口部方向に向けて回転させ、その状態で、進退アクチュエータを作動させることによってシート本体を車外側に移動させる。
また、このシート装置のガイド機構は、シートクッションの側部フレームの車幅方向内側に固定設置されたガイド板と、ベース部材に回転可能に支持されたガイドローラーを備え、ガイド板に形成されたガイド溝にガイドローラーが転動自在に係合されるようになっている。ガイド板とガイドローラーは、乗員の着座するシートクッションの着座部の下方に配置され、シート本体を進退アクチュエータによって前後移動させるときにシート本体の挙動をガイドする。
特開2008−126692号公報
しかし、この従来のシート装置においては、ガイド機構がシートクッションの着座部の下方に配置されているため、着座部の上面高さに制限があるときには着座部の肉厚を充分に確保できず、乗員の着座フィーリングが悪化することが懸念される。特に、シート本体を支持するベース部材の下方に回転機構等が配置されている場合には、車体フロアからシートクッションの座面までの高さが高くなり易いため、着座部の上面高さの抑制と着座フィーリングの両立が難しくなる。
そこで、この発明は、着座フィーリングの悪化を招くことなく、シート本体の安定した進退作動を得ることのできる車両のシート装置を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、乗員が着座する着座部(例えば、後述の実施形態における着座部5)の両側部に、上方に膨出して乗員の側部を支えるサイドサポート部(例えば、後述の実施形態におけるサイドサポート部6)が設けられたシート本体(例えば、後述の実施形態におけるシート本体10)と、車室内に設置され、前記シート本体を車体の開口部(例えば、後述の実施形態におけるドア開口部1)を通して車室内外に進退移動可能に支持するベース部材(例えば、後述の実施形態における前後スライド機構11A,回動機構11B、ターンテーブル21、ガイドブロック28、ガイドレール29、スライドブロック30)と、シート本体を車室内外に進退移動させる際に前記シート本体の挙動をガイドするガイド機構(例えば、後述の実施形態におけるガイド機構26)と、を備えた車両のシート装置において、前記ガイド機構が、前記シート本体の側部フレーム(例えば、後述の実施形態における側部フレーム36)に直接形成されたガイド溝(例えば、後述の実施形態におけるガイド溝41)と、前記ベース部材に設置され、前記ガイド溝に転動、若しくは、摺動自在に係合して前記シート本体の挙動をガイドするガイド突起部材(例えば、後述の実施形態におけるガイドローラー40)と、を備えて成ることを特徴とする。
これにより、シート本体が車体の開口部を通して進退移動する際には、側部フレームに形成されたガイド溝内をガイド突起部材が転動、若しくは、摺動し、このときシート本体の挙動がガイドされる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両のシート装置において、前記シート本体の両側の側部フレーム間に架設され、前記着座部の下面を支持するクッションパン(例えば、後述の実施形態におけるクッションパン43)を設けたことを特徴とする。
これにより、シート本体の着座部の下面がクッションパンを介して両側の側部フレームに支持され、着座部の下面が安定的に支持されるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両のシート装置において、前記ガイド機構を一対設け、該一対のガイド機構を前記着座部の幅方向外側にそれぞれ配置し、前記一対のサイドサポート部の各下面に、前記ガイド機構を収納する収納凹部(例えば、後述の実施形態における収納凹部44)を設けたことを特徴とする。
これにより、ガイド突起部材を含むガイド機構が側部フレームとともに両側のサイドサポート部の収納凹部に収納されるようになる。
請求項1に記載の発明によれば、ガイド突起部材とともにガイド機構を構成するガイド溝がシート本体の側部フレームに直接形成されているため、シート本体の着座部の充分な厚みを確保しつつ、シート本体の挙動を安定的にガイドすることが可能になる。したがって、着座部の高さに制限がある場合であっても、着座フィーリングの悪化を招くことなく、シート本体の安定した進退作動を得ることができる。
また、この発明によれば、ガイド溝を配置するための専用の部品が不要となるため、部品点数の削減によって製品コストの低減と軽量化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、シート本体の着座部の下面がクッションパンを介して両側の側部フレームに支持されるため、着座部の支持安定性をより高めることができる。また、ガイド溝が形成された側部フレームをクッションパンによって補強することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ガイド突起部材を含むガイド機構が両側のサイドサポート部の収納凹部に収納されるため、着座部とガイド機構が上下に重なって配置されなくなり、シート本体の下方の占有スペースを小さくでき、その結果、着座部の上面高さを抑えたまま、肉厚を充分に厚くすることが可能になる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、助手席側のドア開口部1(開口部)を通して車内側を見たときの模式的な斜視図であり、同図中2は、この発明を適用したシート装置、3は、車体側部のセンターピラーである。この実施形態のシート装置2は乗員が着座したまま車室の内外に移動することのできる福祉車両に用いられている。
シート装置2は、シートクッション4Aの後端部にシートバック4Bが傾動可能に連結されて成るシート本体10と、初期位置にあるシートクッション4Aの下方に配置され、シート本体10を所定軌道で電動操作する可動機構11と、を備えている。シートクッション4Aは、乗員が着座する着座部5と、着座部5の両側から上方に膨出して、着座した乗員の側部を支えるサイドサポート部6を備えている。
図2の(A),(B),(C)は、シート装置2が可動機構11によって電動操作されたときの状態を順次示すものである。なお、図1は、シート本体10が車室内の後方側の所定位置で車両前方を向く初期状態を示している。
最初に、このシート装置2の基本的な動きについて説明する。
このシート装置2は、図1に示す初期状態からシート本体10をドア開口部1を通して車外側に移動される場合には、最初に、図2(A)に示すように、シート本体10を車両前方側にスライド移動させつつ、ドア開口部1側に向けて回転させる。なお、このときシート本体10を前進しながら回転させるのはシート本体10とセンターピラー3の干渉を防止するためである。
こうして、シート本体10が、図2(B)に示すように、ドア開口部1方向に90°回転すると、次に、図2(C)に示すように、シート本体10をドア開口部1から車外側斜め下方に迫り出すように前進させる。これにより、シート本体10の着座部5が車外側の充分に低い位置まで前進し、この時点でシート本体10からの乗員の降車が可能となる。
また、車外側に迫り出したシート本体10を車室内の初期位置に戻す場合には、シート本体10を上記と逆の順序で逆向きに作動させる。
図3は、シート装置2の可動機構11の概略構成を示すものである。
可動機構11は、車室内のフロア12に設置された前後スライド機構11Aと、この前後スライド機構11Aの上に取り付けられた回動機構11Bと、この回動機構11Bの上に取り付けられ、シート本体10を直接支持する迫り出しスライド機構11Cと、を備えている。
前後スライド機構11Aは、車体前後方向に沿うようにフロア12上に固定設置された一対のガイドレール13と、各ガイドレール13に前後スライド可能に係合された一対のスライダー14と、この一対のスライダ14が両側部に固定された支持プレート15と、この支持プレート15をフロア12に対して車体前後方向に進退作動させる駆動ユニット16と、を備えている。
一対のガイドレール13は、初期位置にあるシート本体10の両側部の下方に配置されている。また、スライダー14は、ガイドレール13の溝内に転動可能に収容されたガイドローラー17を備え、このガイドローラー17がガイドレール13によって幅方向と上下方向の変位を規制されている。
また、駆動ユニット16は、フロア12と支持プレート15の間に配置されたボールねじ機構18と、このボールねじ機構18に駆動力を伝達するモータ19(前後スライドアクチュエータ)とを備え、モータ19の駆動力によって支持プレート15を車体前後方向に移動させる。
回動機構11Bは、支持プレート15上の幅方向の略中央部に固定設置され、ターンテーブル21を回動可能に支持する軸受20と、ターンテーブル21を支持プレート15に対して回動作動させる駆動ユニット22と、を備えている。
駆動ユニット22は、支持プレート15上の軸受20の外周側に同軸に固定設置されたリングギヤ23と、ターンテーブル21に固定設置され、回転軸に取り付けられたピニオンギヤ24がリングギヤ23の外歯に噛合するモータ25(回動アクチュエータ)とを備え、モータ25の駆動力を、ピニオンギヤ24とリングギヤ23を介してターンテーブル21に回転力として作用させる。
迫り出しスライド機構11Cは、シート本体10をターンテーブル21に対して進退作動させるときに、シート本体10の挙動をガイドするガイド機構26と、シート本体10をターンテーブル21に対して進退方向に駆動する駆動ユニット27と、を備えている。
図4,図5は、迫り出しスライド機構11Cの構成部品を示す斜視図であり、図6,図7はシート装置2の断面図である。
これらの図にも示すように、ターンテーブル21の幅方向の両側には、長尺な一対のガイドブロック28が取り付けられている。この両側のガイドブロック28は、初期位置にあるシート本体10(シートクッション4A)の両側部の下方にシート前後方向に沿うように配置されている。各ガイドブロック28は、後端部から前方に向かって斜め下方に傾斜して形成され、その上面には、シート前後方向に延出するガイドレール29が固定設置されている。そして、各ガイドレール29にはスライドブロック30が摺動自在に係合されている。
各ガイドブロック28のガイドレール29よりも車幅方向の内側位置には、ボールねじ機構31のリードスクリュー32がガイドレール29と平行に取り付けられている。各リードスクリュー32は、ギヤボックス33を介して共通のモータ34(迫り出しアクチュエータ)に連結され、モータ34の動力を受けて同期回転する。また、両側のガイドレール29に保持された各スライドブロック30には隣接するリードスクリュー32に螺合されたナット35が取り付けられている。両スライドブロック30は、ナット35部分でモータ34の回転動力を受け、それによってシート前後方向にスライド変位する。
また、各スライドブロック30には、上方側に略L字状に屈曲して、シート本体10の側部フレーム36に連結されるブラケット37が取り付けられている。ブラケット37には、支持ピン38が取り付けられ、その支持ピン38が側部フレーム36の後端部に回動可能に連結されている。したがって、モータ34によって駆動されたスライドブロック30は、支持ピン38を介してシート本体10の後端部をガイドレール29に沿って移動させる。
なお、この実施形態の場合、駆動ユニット27は、モータ34とボールねじ機構31によって構成されている。
また、各ガイドブロック28の前端部には、上方に突出するブラケット39が設けられ、そのブラケット39にガイドローラー40(ガイド突起部材)が回転自在に取り付けられている。
これに対し、シートクッション4Aの両側の側部フレーム36には、シート前後方向に延出する長孔状のガイド溝41が形成され、この各ガイド溝41に左右のガイドブロック28のガイドローラー40がそれぞれ転動可能に係合されている。ガイド溝41は、直線状ではなく中央部が上方に湾曲する湾曲形状に形成されている。このガイド溝41は、ガイドローラー40との協働によってシート本体10の前部側の挙動、つまり着座面の前後傾動を制御する。なお、この実施形態の場合、ガイド機構26は、ガイド溝41とガイドローラー40によって構成されている。また、シート本体10を車体のドア開口部1を通して車体内外に進退移動可能に支持するベース部材は、前後スライド機構11Aと回動機構11Bと、迫り出しスライド機構11Cのうちのターンテーブル21,ガイドブロック28,ガイドレール29,スライドブロック30によって構成されている。
ところで、シートクッション4Aの骨格部は、図5に示すように、左右の側部フレーム36の後端部同士が連結パイプ42によって連結されるとともに、側部フレーム36の前部同士が、シートクッション4Aの着座部5の下面を支持するクッションパン43とサブマリンパイプ50によって連結されている。クッションパン43は、金属製の板材から成り、前縁部側が左右の側部フレーム36に架設されるとともに、後端部が連結パイプ42に連結されている。したがって、シートクッション4Aの着座部5に入力された荷重はクッションパン43を介して左右の側部フレーム36によって支持される。
また、側部フレーム36の下面は中央部が窪むように湾曲して形成され、シート本体10がドア開口部1から斜め下方に向けて迫り出すときにドア開口部1と干渉しにくくなっている。
また、図6,図7に示すように、両側の側部フレーム36と、この側部フレーム36の幅方向内側に近接して配置されるガイドレール29とリードスクリュー32とは、シートクッション4Aの着座部5よりも幅方向外側に配置されている。そして、シートクッション4Aの両側のサイドサポート部6の各下面には、ガイド機構26を収容するための収納凹部44が形成されている。この収納凹部44は、着座部5の下面よりも上方側に大きく窪み、その窪んだ部分に側部フレーム36のガイド溝41の形成領域と、ガイド溝41に係合されるガイドローラー40とが配置されている。
以上の構成において、可動機構11を用いてシート本体10をドア開口部1から車外側に移動させる場合には、下段の駆動ユニット16によって支持プレート15を前進させつつ、中段の駆動ユニット22によってターンテーブル21を車外側に90°回転させる(図2(A),図2(B)参照)。
次に、図8の(A),(B),(C)に順次示すように、上段の駆動ユニット27によってスライドブロック30をガイドレール29に沿って前進させる。このとき、スライドブロック30が前進すると、ガイドブロック28の前端部側のガイドローラー17が側部フレーム36のガイド溝41内を転動しつつ、側部フレーム36の傾動姿勢、つまりシートクッション4Aの着座部5の姿勢を制御する。
このシート装置2は、ガイドローラー17とともに上段のガイド機構26を構成するガイド溝41がシート本体10の側部フレーム36に直接形成されているため、ガイド溝41を備えた別体のガイド部材を着座部5の下方に配置する場合に比較して、着座部5の充分な厚みを確保することができる。すなわち、着座部5の高さに制限がある場合であっても、ガイド溝41の形成される側部フレーム36が着座部5の車幅方向外側に配置されることから、ガイド溝41を形成する部材が着座部5の厚みを制限することがない。したがって、このシート装置2においては、着座フィーリングの悪化を招くことなく、シート本体10の安定した進退作動を得ることができる。
また、ガイド溝41を設けるのに別体部品を追加する必要がないため、部品点数の削減によって製品コストの削減と軽量化を図ることができる。
また、このシート装置2においては、シート本体10の着座部5の下面が金属製のクッションパン43を介して側部フレーム36に支持されているため、シートクッション4Aの下方に肉厚の強度部材を配置することなく、着座部5の支持安定性を高めることができる。したがって、着座部5の上面高さを高くすることなく、着座フィーリングをより高めることができる。また、ガイド溝41を有する側部フレーム36が金属製のクッションパン43によって補強されるため、シートクッション4Aの骨格部の強度を高めることができる。
さらに、このシート装置2においては、シートクッション4Aのサイドサポート部6の下面に、着座部5の下面よりも高い位置まで窪む収納凹部44が設けられ、その収納凹部44内に、側部フレーム36のガイド溝41の形成部分とガイドローラー40とが配置されるため、シート本体10の下方の占有スペースを小さくすることができる。したがって、これにより着座部5の上面の高さを抑えたまま、着座部5の肉厚を充分に厚くすることが可能になる。また、シートクッション4Aの後部には、図6に示すように収納凹部44に連続する切欠き部60が形成され、その切欠き部60内にガイドレール29上を摺動するスライドブロック30が収納されている。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては、側部フレームのガイド溝内に係合されるガイド突起部材として転動可能なガイドローラーを採用したが、ガイドローラーに代えてガイド溝内に摺動自在に係合される摺動ブロックを採用することも可能である。
この発明の一実施形態のシート装置を示す斜視図。 この発明の一実施形態のシート装置の作動状態を示す斜視図。 この発明の一実施形態のシート装置の可動機構の概略構成を示す側面図。 この発明の一実施形態のシート装置の迫り出しスライド機構を示す斜視図。 この発明の一実施形態のシート装置のシート本体の骨格部を示す斜視図。 この発明の一実施形態の図3のA−A断面に対応する断面図。 この発明の一実施形態の図3のB−B断面に対応する断面図。 この発明の一実施形態のシート装置の作動状態を示す側面図。
符号の説明
1…ドア開口部(開口部)
2…シート装置
5…着座部
6…サイドサポート部
10…シート本体
21…ターンテーブル(ベース部材)
26…ガイド機構
36…側部フレーム
40…ガイドローラー(ガイド突起部材)
41…ガイド溝
43…クッションパン
44…収納凹部

Claims (3)

  1. 乗員が着座する着座部の両側部に、上方に膨出して乗員の側部を支えるサイドサポート部が設けられたシート本体と、
    車室内に設置され、前記シート本体を車体の開口部を通して車室内外に進退移動可能に支持するベース部材と、
    シート本体を車室内外に進退移動させる際に前記シート本体の挙動をガイドするガイド機構と、を備えた車両のシート装置において、
    前記ガイド機構が、
    前記シート本体の側部フレームに直接形成されたガイド溝と、
    前記ベース部材に設置され、前記ガイド溝に転動、若しくは、摺動自在に係合して前記シート本体の挙動をガイドするガイド突起部材と、を備えて成ることを特徴とする車両のシート装置。
  2. 前記シート本体の両側の側部フレーム間に架設され、前記着座部の下面を支持するクッションパンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両のシート装置。
  3. 前記ガイド機構を一対設け、該一対のガイド機構を前記着座部の幅方向外側にそれぞれ配置し、
    前記一対のサイドサポート部の各下面に、前記ガイド機構を収納する収納凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のシート装置。
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