JP2010089638A - 車両用操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡素化とコストダウンを図ることが可能であり、さらに操作性が損なわれることのない車両用操作装置を提供すること。
【解決手段】ステアリングホイール51に構成された操作部6の操作パネル11内側下方に配置された基板14上にイメージセンサ13を実装し、操作パネル11の内面側に構成された操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eの内側下方から、操作パネル11の外面上方に位置する状態の前記操作スイッチを操作しようとする指先7の画像を撮像し、表示部1に表示されている前記操作スイッチに対応した操作領域3A、3B、3C、3D、3Eの画像に合成して表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステアリングホイールに操作スイッチを有する操作パネルを設け、この操作パネルに対する操作状態を表示する目視画面をステアリングホイールとは別の箇所に設けた車両用操作装置に関する。
従来の例えば自動車に用いられている車両用操作装置は、運転者が運転席に座っている状態で、カーステレオ、CDドライブ装置、カーエアコンなどを含む各種車載機器の制御を操作可能にするものである。
そして、このような車両用操作装置では、運転の妨げにならないようにタッチパネル方式が採用されている場合が一般的であり、このようなタッチパネル方式で各種車載機器を操作可能なように構成されている。
また、このようなタッチパネル方式の車両用操作装置は、通常、インストルメントパネルに設けられた例えば自車の現在位置を地図上に表示するGPS画面と兼用になっており、運転者は切替え操作を行うことでGPS画面から車両用操作画面への切替えを行い、各種車載機器を操作する。
このような従来の車両用操作装置においては、運転者はタッチパネル方式の操作画面を注視しながら、この操作画面上に表示されている各種操作領域に指先で触れることで操作するため、操作画面を注視する時間が比較的長くなり、車載機器を操作するのに時間を要し、素早く車載機器を操作できないという問題があった。
さらに、このようなタッチパネル方式の車両用操作装置では、操作画面はインストルメントパネルに設けられている場合が一般的であり、このような操作領域が表示された操作画面を運転者が直接、指先で触れて操作するため、操作画面を注視するときの視線を自らの手の甲が遮ってしまうことになり、操作時の操作画面が視認しにくくなるという問題があった。
このような問題に対し、感圧式の操作スイッチが配置された略平らな操作面を有する操作部と、前記操作部における操作スイッチの配置位置およびその機能を表す操作メニュー画像を表示する表示部とを、車室内の物理的に離れた位置に別々に配置した車両用操作装置において、前記操作部を撮影する撮像手段と、前記表示部に、前記撮像手段により撮像される操作部を操作するユーザの手の画像を、前記操作メニュー画像に合成して表示する合成表示手段とを備え、前記撮像手段は、ユーザの操作する手が差し出される方向に対峙する側から前記操作面に対して斜め方向に前記操作部を捕捉するように配置された車両用操作装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−156950号公報
しかしながら、このような従来の車両用操作装置では、撮像手段により操作パネルをその外面上方から撮像するため、構成が複雑化しコストが高くなるという課題があった。
また、同乗者の体の一部が撮像手段と操作部との間に位置したり、荷物や傘などの車内持込物が撮像手段の前面に置かれたり、撮像手段と操作部との間に置かれたりすると、前記撮像手段による前記操作部の撮影が不可能になり、基本的に操作できない状態になり、操作性が損なわれるという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、構成の簡素化とコストダウンを図ることが可能であり、さらに操作性が損なわれることのない車両用操作装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかる車両用操作装置は、操作スイッチを有する操作パネルと、前記操作スイッチに対応する操作領域を含む画像を表示する、前記操作パネルとは別の箇所に設けられた表示部と、前記操作スイッチを操作しようとする指先の画像を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された指先の画像を、前記操作スイッチに対応する前記操作領域を含む画像に合成して表示する画像合成部とを備える車両用操作装置であって、前記操作パネルはステアリングホイールの一部に設けられ、前記撮像部は、前記操作パネルの外面において前記操作スイッチを操作しようとする指先の画像を、前記操作パネルの内面側から撮像することを特徴とする。
本発明によれば、撮像部は、操作パネルの外面において操作スイッチを操作しようとする指の画像を、操作パネルの内面側から撮像するように構成したので、撮像部を操作パネルと一体的に配置でき、構成の簡素化とコストダウンを図ることが可能であり、さらに撮像部と前記操作パネルとの間に遮蔽物が位置することもないことから、操作性が損なわれることのない車両用操作装置を提供できる効果がある。
図1は、本発明の第1の実施の形態である車両用操作装置を自動車に適用したときの運転席近傍の構成を示す斜視図である。
この車両用操作装置では、表示部1がインストルメントパネルの略中央に設けられている。
この表示部1の表示画面2には、各種車載機器を制御するためのカーソルあるいはポインタ領域の移動方向を示す、後述する操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eに対応する操作領域3A、3B、3C、3D、3Eが表示されている。
表示画面2は例えばLCD画面により構成されている。
そして、操作領域3A、3B、3C、3D、3Eの画像には、後述する操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eを備えた操作部6上の運転者の指先7の指画像4が画像合成され映し出される。
図2は、操作部6の構成を示す平面図である。
図3は、図2に示した操作部6の断面構成を示す断面図である。
操作部6は操作パネル11を備え、操作パネル11は、運転者と対面する操作と視認が容易なステアリングホイール2に設けられ、従って、操作パネル11は表示部1とは別の箇所に設けられている。
具体的に説明すると、図1に示すようにステアリングホイール51は、ステアリングホイールリム53とステアリングスポーク54とを含んで構成されている。そして、図2に示す操作部6の表面を構成する操作パネル11は、ステアリングスポーク54の箇所でステアリングホイールリム53を握った運転者の左手の親指で操作される箇所に設けられている。さらに、操作パネル11は、図2に示すように5つの操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eを有している。
本実施の形態では、5つの操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eと、5つの操作領域3A、3B、3C、3D、3Eは、共に十字状に並べられている。
5つの操作スイッチのうち4つの操作スイッチ12A、12B、12C、12Eは、メニュー画面に表示された複数の選択エリアのうちから1つの選択エリアを選択するための、カーソルあるいはポインタ領域(色が変わる、あるいは、反転表示、点滅表示など)を動かすための(言い換えると操作内容を選択するための)選択スイッチである。
また、操作スイッチ12Dは、前記4つの操作スイッチ12A、12B、12C、12Eによって左右上下に移動する前記カーソルあるいはポインタ領域により選択された前記メニュー画面に表示された選択エリアを確定し決定するための(言い換えると前記選択スイッチによって選択された操作内容を決定するための)決定スイッチである。
すなわち操作スイッチ12Aは、表示部1の表示画面のメニュー画面において前記カーソルあるいはポインタ領域を上方向へ移動させるためのスイッチ、操作スイッチ12Bは同様にカーソルあるいはポインタ領域を右方向へ移動させるためのスイッチ、操作スイッチ12Cは同様にカーソルあるいはポインタ領域を下方向へ移動させるためのスイッチ、操作スイッチ12Eは同様にカーソルあるいはポインタ領域を左方向へ移動させるためのスイッチである。
また、操作スイッチ12Dは操作スイッチ12A、12B、12C、12Eによって表示部1の表示画面において選択された前記メニュー画面における選択エリアを確定させ決定するためのスイッチである。
操作スイッチ12Dは、運転者が把持してハンドル操作を行うステアリングホイールリム53に最も近づいた箇所に配置されている。
このように操作スイッチ12Dをステアリングホイールリム53に最も近接して配置することで、操作スイッチのうち最も頻繁に操作する操作スイッチ12Dを操作しやすくなり、操作性の向上が図られている。
なお、選択スイッチである操作スイッチ12A、12B、12C、12Eは、それぞれ十字状の上部、十字状の側部、十字状の下部、十字状の中間部に配置されている。
上述の表示部1の表示画面2に表示された操作領域3A、3B、3C、3D、3Eは、この操作部6の操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eに対応している。
また、メニュー画面において選択された選択エリアを確定させ決定するための決定スイッチとしての操作スイッチ12Dが構成された操作パネル11の表面は、指で触った際に選択スイッチとしての操作スイッチ12A、12B、12C、12Eに対応する操作パネルの外面と触覚を異ならせる形状、例えば粗面または微細な凹凸が形成されている。
このような形状を形成することで、操作スイッチのうち最も頻繁に操作する操作スイッチ12Dが触覚的に指先で認識しやすくなり、操作性の向上が図られている。
また、操作スイッチ12Dが構成されている前記操作パネル11の表面を、他の選択スイッチが構成されている操作パネル11の表面と仕切るための壁部110が設けられている。
このような壁部110を設けることで、操作スイッチのうち最も頻繁に操作する操作スイッチ12Dが触覚的に指先で認識しやすくなり、操作性の向上が図られている。
また、操作スイッチ12Aと操作スイッチ12Eとの間、操作スイッチ12Bと操作スイッチ12Eとの間、操作スイッチ12Cと操作スイッチ12Eとの間をそれぞれ仕切る壁部111が設けられ、操作性の向上が図られている。
図3に示すように、操作パネル11は合成樹脂製のシートで構成されている。そして、操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eは、操作パネル11の内面側に設けられている。
この操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eは、感圧式あるいは静電式などの各種のタッチスイッチを適用できる。
操作パネル11は、操作部6の表面から操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eを視認できないようにするための透明度が付与されている。
このような透明度は、例えば、操作パネル11の外面に微細な凹凸を形成することで実現できる。あるいは偏光フィルタのシートを操作パネル11に用いることでも実現できる。
操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eが構成された操作パネル11の内面側には、撮像部としてのイメージセンサ13が設けられている。このイメージセンサ13は、操作パネル11の内面側に配置された基板14上に実装されている。
そして、指先7が操作パネル11の外面に接触した状態、あるいは指先7が操作パネル11の外面から浮いた状態、いずれの状態であっても、指先7が操作パネル11の外面上方に位置する状態であれば、操作パネル11の内面側に構成された操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eの内面側から、それらスイッチを操作する指先7を撮像することが出来るようになっている。
従って、操作パネル11は、操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eを操作しようとする指先7をイメージセンサ13がその内側から撮像することを可能にするとともに、操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eを操作しようとする操作パネル11の外側からは操作パネル11内部の構造の視認を不能とする例えば偏光フィルタなどのシート状のフィルタ手段を備えている。
また、イメージセンサ13が実装された基板14の裏面には振動素子15が固定されている。この振動素子15は、圧電素子やモータなどの従来公知のアクチュエータが使用可能である。
図4は、この実施の形態の車両用操作装置の機能ブロック図である。
この車両用操作装置は、図4に示すようにイメージセンサ制御部21と、イメージセンサ信号処理部22と、イメージセンサ信号処理部22により信号処理したイメージセンサの画像データを蓄えるメモリ23と、各部の制御を行う制御部31と、表示部1に表示する操作領域3A、3B、3C、3D、3Eに対応する各操作スイッチに付与される機能と、形状、個数、配列構成を含む操作領域3A、3B、3C、3D、3Eについての表示パターンの画像データを記憶した操作領域表示パターンメモリ32と、表示部1に画像を表示するための画像合成部41、表示制御装置42とを備えている。
イメージセンサ制御部21は、操作部6に設けられたイメージセンサ13をイメージセンサ制御信号により制御したり、イメージセンサ13から出力された画像データを制御、処理する。
イメージセンサ信号処理部22は、イメージセンサ13やメモリ23を制御する例えばDSPにより構成されている。
制御部31はマイクロコンピュータにより構成され、操作領域表示パターンメモリ32を備えている。
画像合成部41は、制御部31が操作領域表示パターンメモリ32から読み出した表示部1に表示する操作領域3A、3B、3C、3D、3Eの前記表示パターンについての画像データと、イメージセンサ13が撮像した操作パネル11の外面上方に位置する状態の指先7の画像データとを合成し表示部1へ出力する。
表示制御装置42は、制御部31により操作領域表示パターンメモリ32から読み出された操作領域3A、3B、3C、3D、3Eの前記表示パターンについての画像データを、画像合成部41へ出力し表示部1に表示するための制御を行う。
図4に示すように、操作部6には操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eの合計5個の操作スイッチが構成されている。
そして、操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eの内側下方にはイメージセンサ13が配置されている。
このイメージセンサ13は、操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eの内側下方から、操作スイッチを操作する指先7を撮像し、その画像データをイメージセンサ制御部21へ出力する。
また、操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eが操作されると、操作された操作スイッチからは操作されることによる状態変化を示す信号、例えばオン/オフ信号が出力され、制御部31に取り込まれる。
制御部31は、操作スイッチが操作されると、例えば操作された操作スイッチに対応する表示部1の表示画面2に表示されている操作領域の画像の表示色を変え、操作者に知らせたり、あるいは操作スイッチごとに予め決められている音声ガイダンスを音声出力したり、さらに振動素子15を駆動して操作部6を振動させるなどのフィードバック手段を備えている。
また、表示部1に表示されている操作領域3A、3B、3C、3D、3Eに対応する操作部6に構成されている操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eの機能は、メニュー上の選択エリアを選択するためカーソルまたはポインタ領域を上下左右方向へ移動させ、選択した選択エリアを決定する選択機能、つまり第1段階としてナビゲーション装置、カーエアコン、カーオーディオおよびミラーなどの操作すべき制御対象を選択し決定する制御対象選択機能が割り当てられる。
さらにこの制御対象選択機能により選択された制御対象がナビゲーション装置であれば、第2段階として操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eには表示部1の表示画面2に同時に表示されるメニューにおける選択エリアを選択し決定する各種入力機能が割り当てられる。
また、カーエアコンであれば第2段階として操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eには、表示部1の表示画面2に同時に表示される温度調節や風量の増減についての調整を行うためのメニューにおける選択エリアを選択し決定する各種入力機能が割り当てられる。
また、カーオーディオであれば第2段階として操作スイッチ12A、12B、12C、12Dには表示部1の表示画面2に同時に表示される選曲、音量の増減、音質の調整を行うためのメニューである調整画面における選択エリアを選択し決定する各種入力機能が割り当てられる。
また、ミラーであれば第2段階として操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eには、表示部1の表示画面2に同時に表示される左右方向、上下方向のミラー角度の調整を行うためのメニューである調整画面における選択エリアを選択し決定する各種入力機能が割り当てられる。
次に動作について説明する。
図5は、この実施の形態の車両用操作装置の動作を示すフローチャート、図6は、この実施の形態における車両用操作装置の動作を説明するための表示部の表示画面を示す説明図である。
以下、この車両用操作装置の動作を図4に示す制御部31を中心とした動作として、図5および図6を参照して説明する。
制御部31は、表示部1の表示画面2に、ナビゲーション装置、カーエアコン、カーオーディオおよびミラーなどの操作すべき制御対象のメニュー103を選択するための操作領域3A、3B、3C、3D、3Eが出力された図6(a)に示す画面を表示する(ステップS1)。
このメニュー103と操作領域3A、3B、3C、3D、3Eが出力された画面の画像データは、操作領域表示パターンメモリ32に予め格納されており、制御部31はこの画像データを読み出し表示制御装置42を介して前記メニュー103と操作領域3A、3B、3C、3D、3Eが出力された画面を表示部1に表示する。
続いて、イメージセンサ13から出力された画像データを信号処理するイメージセンサ信号処理部22の制御を行い(ステップS2)、イメージセンサ信号処理部22により画像データを信号処理し、信号処理した画像データを画像合成部41へ出力させる。
さらに、画像合成部41を制御して表示部1に表示されている操作領域3A、3B、3C、3D、3Eの画像と、イメージセンサ13から出力された画像とを合成し(ステップS3)、表示部1の表示画面2に表示出力する(ステップS4)。
この結果、運転者が操作部6の操作パネル11の外面上方に指先7を伸ばすと、操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eの内側下方に配置されたイメージセンサ13により運転者の指先7が撮像される。
そして、表示部1の表示画面2には、図6(b)に示すように操作領域3A、3B、3C、3D、3Eとともに、その操作領域を操作しようとする運転者の指先7の指画像4が写し出される。
運転者は、表示部1の表示画面2のメニュー103上のカーソルあるいはポインタ領域による選択状態を視認しながら、指先7を操作部6の操作パネル11の外面上方を移動させ、操作したい車載機器に対応する操作領域3A、3B、3C、3Dと自分の指画像4とを表示部1の表示画面2で確認しながら、操作部6の操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eのいずれかにタッチし、メニュー103を選択する。
運転者が操作部6の操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eのいずれかにタッチすると、タッチした操作スイッチから操作信号が出力される。制御部31はこの操作信号の検出を判定している(ステップS5)。
制御部31は、この操作信号を検出すると、操作信号を検出したタイミングで操作された操作スイッチに対応する表示部1の表示画面2に表示された操作領域3A、3B、3C、3D、3Eの表示色を変えたり、音声ガイダンスを音声出力したり、あるいは操作部6の振動素子15を駆動して操作部6を振動させる(ステップS6)。
そして、操作された操作スイッチに対応して付与されている機能を実行する(ステップS7)。
この場合、運転者が操作部6の操作スイッチ12Aにタッチしたとする。この操作スイッチ12Aには、表示画面2上のカーソルまたはポインタ領域を上方向へ移動させる機能が属性として付与されている。
この結果、カーソルまたはポインタ領域は上方向へ移動して図6(a)に示すようにメニューの“カーオーディオ”が選択される。さらに運転者は操作スイッチ12Dにタッチし前記選択した選択領域のメニュー“カーオーディオ”の確定と決定を行う。
この結果、運転者が操作部6の操作スイッチ12Aにタッチし、表示部1の表示画面2では操作領域3Aを操作し、カーソルまたはポインタ領域が上方向へ移動して図6(a)に示すメニューの“カーオーディオ”を選択すると、CDの選択を行うための第2段階の画面へ移行する。
そして、制御部31は、図6(c)に示すCDの選択を行うための第2段階の画面を表示部1の表示画面2に出力する(ステップS1)。
このとき、CDチェンジャーには10枚のCDが格納されている状態であることから、この第2段階のCDの選択を行うための画面では10枚のCDのうちのいずれかを選択する。
図6(c)に示す表示画面2では、運転者は、操作スイッチ12A、12B、12C、12Eのいずれかにタッチして、カーソルあるいはポインタ領域を上下左右に移動させ、再生しようとするCDを選択する。
運転者が操作部6の操作スイッチ12Bにタッチし、表示部1の表示画面2では操作領域3Bを操作し、図6(c)に示すメニュー画面上でカーソルまたはポインタ領域を右方向へ移動させて4枚目のCDを選択した後、さらに操作スイッチ12Dにタッチすると、4枚目のCDの選択が確定し決定され、4枚目のCDの再生が開始する。
なお、6枚目から10枚目のCDを選択する場合、カーソルあるいはポインタ領域が最初、図6(c)に示すメニュー画面上で1枚目から5枚目のCDを選択する上側の選択エリアにあるときには、運転者は先ず操作部6の操作スイッチ12Cにタッチし、表示部1の表示画面2では操作領域3Cを操作し、カーソルまたはポインタ領域を下方向へ移動させ、6枚目から10枚目のCDの選択エリアへ移動させ、さらに操作スイッチ12Bにタッチしてカーソルまたはポインタ領域を右方向へ移動させるか、あるいは操作スイッチ12Eにタッチしてカーソルまたはポインタ領域を左方向へ移動させ、再生したいCDを選択し、さらに操作スイッチ12Dにタッチして前記選択したCDの確定と決定を行う。
図7は、図2に示した操作部6の別の構成例を示す平面図である。
この例では、前記実施の形態の操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eに操作スイッチ112A、112B、112C、112D、112Eが対応している。
そして、5つの操作スイッチのうち、3つの操作スイッチ112D、112E、112Bがこの順番でステアリングホイールリム53から離れる方向に直線状に並べられ、決定スイッチとしての操作スイッチ112Dがステアリングホイールリム53に最も近接した箇所に位置している。
また、残り2つの操作スイッチ112A、112Cは、操作スイッチ112Eと操作スイッチ112Bの境の箇所の上下に配置されている。
上述の表示部1の表示画面2に表示された操作領域3A、3B、3C、3D、3Eは、この操作スイッチ112A、112B、112C、112D、112Eに対応している。
図8は、図7に示す操作部におけるA−A断面図である。
図8において図3と同一または相当な部分については同一の符号を付し説明を省略する。図8に示す操作スイッチ112Dが構成された操作パネル11の外面は、他の操作スイッチ112A、112B、112C、112Eが構成された操作パネル11の外面と触覚的に指先で区別可能なような形状、例えば粗面または微細な凹凸が形成されている。
このような形状を形成することで、操作スイッチのうち最も頻繁に操作する操作スイッチ12Dが触覚的に指先で認識しやすくなり、操作性の向上が図られている。
さらに、操作スイッチ112Dが構成されている前記操作パネル11の外面を、他の選択スイッチが構成されている操作パネル11の外面と仕切るための壁部113が設けられている。
このような壁部110を設けることで、操作スイッチのうち最も頻繁に操作する操作スイッチ12Dが触覚的に指先で認識しやすくなり、操作性の向上が図られている。
また、操作スイッチ112Aと操作スイッチ112E、112Bの間、操作スイッチ112Bと操作スイッチ112Eとの間、操作スイッチ112Cと操作スイッチ112E、112Bとの間をそれぞれ仕切る壁部114が設けられ、操作性の向上が図られている。
以上説明したように本実施の形態によれば、ステアリングホイール51に操作パネル11を設け、イメージセンサ13を操作パネル11の内側下方に配置するようにしたので、操作性の向上を図れると共に、イメージセンサ13を操作パネル11の内側に一体的に配置でき、構成が簡素化されコストダウンを図れる車両用操作装置を提供できる効果がある。
また、イメージセンサ13を操作パネル11の内側下方に配置するように構成したので、従来のように同乗者の体の一部が撮像手段と操作部との間に位置したり、荷物や傘などの車内持込物が撮像手段の前面に置かれたり、撮像手段と操作部との間に遮蔽物となって置かれることで操作部の撮影が不可能になり操作性が損なわれることがなくなり、操作性を向上する上で有利となる。
また、操作部6が、運転者にとって操作が容易な、ステアリングスポーク54の箇所でステアリングホイールリム53を握った運転者の左手の親指で操作される箇所に設けられているので、運転中であっても操作が容易となり、操作性を向上する上で有利となる。
次に、本発明の第2の実施の形態の車両用操作装置について説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態である車両用操作装置を自動車に適用したときの運転席近傍の構成を示す斜視図である。
この例では、前記実施の形態の操作スイッチ12A、12B、12C、12D、12Eに操作スイッチ201、202、203、204、205が対応している。
そして、5つの操作スイッチ201、202、203、204、205がこの順番でステアリングホイールリム53から離れる方向に直線状に並べられ、決定スイッチとしての操作スイッチ201がステアリングホイールリム53に最も近接した箇所に位置している。
上述の表示部1の表示画面2に表示された操作領域501、502、503、504、505は、この操作スイッチ操作スイッチ201、202、203、204、205に対応している。
操作領域501、502、503、504、505の画像には、操作スイッチ201、202、203、204、205を操作しようとする運転者の指先307の指画像601が画像合成され映し出される。
なお、この第2の実施の形態でも決定スイッチとしての操作スイッチ201が構成された操作パネル11の外面に、選択スイッチとしての操作スイッチ202、203、204、205が構成された操作パネル11の外面と触覚的に指先で区別可能なような形状、例えば粗面または微細な凹凸を形成し、操作性の向上を図るようにしてもよい。
また、決定スイッチとしての操作スイッチ201が構成された操作パネル11の外面と、選択スイッチとしての操作スイッチ202の外面とを仕切るための壁部を設け、操作性能向上を図るようにしてもよい。
このような第2の実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様な効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態である車両用操作装置を自動車に適用したときの運転席近傍の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の操作部の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態の操作部の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における車両用操作装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における車両用操作装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における車両用操作装置の動作を説明するための表示部の表示画面を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態における操作部の別の構成例を示す平面図である。 図7に示す操作部におけるA−A断面図である。 本発明の第2の実施の形態である車両用操作装置を自動車に適用したときの運転席近傍の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1、401……表示部、3A、3B、3C、3D、3E、501、502、503、504、505……操作領域、6……操作部、12A、12B、12C、12D、12E、112A、112B、112C、112D、112E、201、202、203、204、205……操作スイッチ、7、307……指先、11……操作パネル、13……イメージセンサ、15……振動素子(フィードバック手段)、51……ステアリングホイール、110、113……壁部。

Claims (8)

  1. 操作スイッチを有する操作パネルと、
    前記操作スイッチに対応する操作領域を含む画像を表示する、前記操作パネルとは別の箇所に設けられた表示部と、
    前記操作スイッチを操作しようとする指先の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された指先の画像を、前記操作スイッチに対応する前記操作領域を含む画像に合成して表示する画像合成部とを備える車両用操作装置であって、
    前記操作パネルはステアリングホイールに設けられ、
    前記撮像部は、前記操作パネルの外面において前記操作スイッチを操作しようとする指先の画像を、前記操作パネルの内面側から撮像する、
    ことを特徴とする車両用操作装置。
  2. 前記操作パネルは、該操作パネルの外面において前記操作スイッチを操作しようとする指先の画像を前記撮像部が前記操作パネルの内面側から撮像することを可能にするとともに、前記操作パネルの外面から前記操作パネルの内面側の構造の視認を不能としたフィルタ手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操作装置。
  3. 前記操作スイッチが操作されると、前記操作パネルを振動させるフィードバック手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操作装置。
  4. 前記表示部に前記操作領域と同時にメニューが表示され、
    前記操作スイッチには、前記メニューを選択するカーソルまたはポインタ領域を移動させる方向についての属性が付与されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操作装置。
  5. 前記操作スイッチは、操作内容を選択する選択スイッチと、前記選択スイッチによって選択された操作内容を決定する決定スイッチとを有し、
    前記決定スイッチに対応する前記操作パネルの外面に、指で触った際に前記選択スイッチに対応する操作パネルの外面と触覚を異ならせる形状が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操作装置。
  6. 前記形状は粗面または微細な凹凸である、
    ことを特徴とする請求項5記載の車両用操作装置。
  7. 前記操作スイッチは、操作内容を選択する選択スイッチと、前記選択スイッチによって選択された操作内容を決定する決定スイッチとを有し、
    前記決定スイッチに対応する前記操作パネルの外面を、前記選択スイッチに対応する操作パネルの外面と仕切る壁部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操作装置。
  8. 前記ステアリングホイールは、ステアリングホイールリムとステアリングスポークとを含んで構成され、
    前記操作パネルは前記ステアリングスポークの箇所で前記ステアリングホイールリムを握った運転者の左手の親指で操作される箇所に設けられ、
    前記操作スイッチは、操作内容を選択する選択スイッチと、前記選択スイッチによって選択された操作内容を決定する決定スイッチとを有し、
    前記決定スイッチは前記ステアリングホイールリムに最も近接した箇所に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操作装置。
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