JP2010089256A - 工作機械およびその機械要素の振動減衰方法 - Google Patents

工作機械およびその機械要素の振動減衰方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、第1モータ(7)によって伝動装置(17、17′)を介して送り方向(X)に送り移動される機械要素(6、6′)を有する工作機械(1、1′)およびその機械要素(6、6′)の振動減衰方法に関する。
【解決手段】その工作機械(1、1′)が、機械要素の送り方向(X)に力(F)を機械要素(6、6′)に与える第2モータ(15、15′)を有し、この第2モータ(15、15′)が、第2モータ(15、15′)と機械要素(6、6′)との間に伝動装置を中間接続することなく機械要素(6、6′)に力(F)を直接与え、第2モータ(15、15′)が、この第2モータ(15、15′)で発生される力(F)が機械要素(6、6′)の送り方向(X)に向いた機械要素(6、6′)の振動に対抗して作用するように制御される。これにより、工作機械(1、1′)の機械要素(6、6′)の振動が減衰できる。
【選択図】図1

Description

本発明は工作機械およびその機械要素の振動減衰方法に関する。
工作機械の非直動式機械要素の場合、採用された伝動装置のために動力伝達系の弾性によって機械要素に特に動力伝達系の固有振動周波数の範囲で振動が引き起こされる。直動装置の採用によって動力伝達系の弾性は著しく減少することができる。もっとも、その直動装置はすべてのプロセス要件(加工力と加速力)が満たされるように設計されねばならない。これは工作機械において通常、実際には不可能である。その理由は、一方では、かなりの経費がかかることにあり、他方では、加工過程中に機械要素を送り移動するために必要な通常非常に大きな力を発生するために複数の直動装置が必要であり、それらの直動装置が大きな場所を要するために工作機械に一体に組み込めないことにある。
このことから、市販の工作機械の場合、生産性が低下する。即ち、例えば精密加工時に例えばテーブルのような機械要素が、加工時における必要な高い精度を保持するために、また、振動発生を防止するために、ゆっくり送り移動されねばならない。また、精密切削加工時にも、固有振動が励起されないようにするために、機械要素は通常ゆっくり送り移動されねばならない。
従来、例えば位置目標値の最適設定、回転数調節器の適切なパラメータ設定あるいは対向振動子のような種々の振動減衰方式が知られている。従来技術の場合、多くの用途において、特に大きな加工力および加速力が生ずるとき、上述の方式はたいてい不十分であり、このために、上述の生産性低下が生ずるという欠点がある。
本発明の課題は、工作機械の機械要素の振動を減衰することにある。
この課題は、第1モータによって伝動装置を介して送り方向に送り移動される機械要素を有する工作機械において、この工作機械が機械要素の送り方向に力を機械要素に与える第2モータを有し、この第2モータが、第2モータと機械要素との間に伝動装置を中間接続することなく機械要素に力を直接与え、第2モータが、この第2モータで発生された力が機械要素の送り方向に向いた機械要素の振動に抗して作用するように制御されることによって解決される。
また本発明の課題は、第1モータによって伝動装置を介して送り方向に送り移動される機械要素を有する工作機械の機械要素の振動減衰方法であって、第2モータによって力が機械要素の送り方向に機械要素に与えられ、第2モータによって、第2モータと機械要素との間に伝動装置を中間接続することなく力が機械要素に直接与えられ、第2モータが、この第2モータで発生された力が機械要素の送り方向に向いた機械要素の振動に抗して作用するように制御されることによって解決される。
本発明の有利な実施態様は従属請求項に記載されている。
本発明に基づく方法の有利な実施態様は、工作機械の有利な実施態様に類似して生じ、またその逆も言える。
第2モータが、リニアモータあるいは回転モータとして形成されていることが有利である。直動装置の形態で存在するリニアモータあるいは回転モータは、第2モータの通常の形態である。
また、回転モータが、トルクモータとして形成されていることが有利である。トルクモータは、機械要素に作用する大きなトルク従って大きな力の発生を可能とし、これは大きな振動減衰を可能とする。
さらに、第2モータが、この第2モータで発生された力が機械要素の目標速度と実際速度の差に比例するように制御されることが有利である。これによって、特に良好な減衰作用が実現できる。
また、機械要素が、テーブルあるいはスライダとして形成されていることが有利である。テーブルあるいはスライダとしての機械要素は機械要素の通常の形態である。しかし勿論、機械要素は、異なった構成要素の形態でも存在できる。即ち、例えば機械要素は、工具を回転駆動するために用いられるモータ(例えば工具主軸モータ)の形態でも存在できる。
さらに本発明は、ブローチ盤において有利である。これは特にこの種の工作機械では大きな加工力と加速力が生ずるからである。
以下図に示された本発明の3つの実施例について詳細に説明する。
本発明に基づく工作機械の第1実施例の概略構成図。 第1モータと第2モータを制御するための制御系のブロック図。 本発明に基づく工作機械の第2実施例の概略構成図。 ブローチ盤として形成された本発明に基づく工作機械の第3実施例の概略構成図。
図1に、本発明に基づく工作機械1の第1実施例が概略的に示されている。図1には、工作機械1の本発明の理解にとって主要な構成要素しか示されていない。工作機械1は、この実施例ではテーブルの形態に形成された機械要素6を有している。この機械要素6は、第1モータ7によって駆動される。その第1モータ7は、雄ねじ付きスピンドル8を回転する。このスピンドル8の雄ねじにかみ合う雌ねじを有するナット34が機械要素6に固く結合されている。第1モータ7が回転し、これに伴ってスピンドル8が回転すると、ナット34従ってテーブル6が送り方向Xに移動し、即ち、この実施例では、水平方向に第1モータ7の回転方向に応じて左あるいは右に移動する。ナット34とスピンドル8は、一緒に伝動装置17を形成している。このようにして機械要素6は、第1モータ7によって伝動装置17を介して送り方向Xに送り移動される。
機械要素6に取り付けられたワーク保持装置5によって、機械要素6上にワーク4が締付け固定される。この実施例では、工具主軸モータの形態で存在する第3モータ2は、ワーク4を加工するための工具(例えばフライス)3を回転駆動する。
図1に、概略的に示された場所固定の目盛付きスケール14に関する機械要素6の実際位置Xistを位置検出器11が検出する。ここでは理解し易くするために、スケール14の1つの増分目盛だけに符号15が付されている。いま機械要素6が送り方向Xに移動されると、例えば切削加工時に送り方向Xに作用する大きな加工力が生ずる。機械要素6従ってワーク4の送りにとって必要な相応の大きな力が、第1モータ7により伝動装置17を介して発生される。加工過程中に機械要素6の送りにとって必要な大きな力を経済的に与えるために、伝動装置17が必要である。
このような動力伝達系の場合、例えばスピンドルの雄ねじとナット34の雌ねじとの間の遊びのために、機械要素6が小さな距離の枠内で送り方向Xに容易に往復運動できるという欠点がある。このために、機械要素6に特に動力伝達系の固有振動周波数の範囲で振動が生ずる。
そこで、本発明は以下のことを提案する。即ち、機械要素6が本発明に基づいて第2モータ15の形態の直動装置を有している。この第2モータ15は、この実施例ではリニアモータの形態に形成され、機械要素6に固く結合された一次側部品9と、場所固定の二次側部品10とから成っている。その一次側部品9のコイルは磁界を発生するために電気制御され、二次側部品10は永久磁石を有している。図1には、理解し易くするために1つの永久磁石にしか符号12が付されていない。この実施例では、一次側部品9は図1においてスピンドル8の手前に配置されている。
機械要素6に直接作用する力Fは、第2モータ15によって機械要素6の送り方向Xに与えられる。既に述べたように、第2モータ15は本発明に基づいて直動装置として形成され、即ち、第2モータ15と機械要素6との間に伝動装置を中間接続することなく、第2モータ15が機械要素6に直結され、従って、既に述べたように、機械要素6の送り方向Xに力Fが機械要素6に直接与えられる。第2モータ15は、この第2モータ15で発生された力Fが機械要素6の送り方向Xに向いた機械要素6の振動運動に対抗して作用するように制御装置を介して制御される。即ち、例えば振動運動が正にX方向に左から右に生ずるとき、力Fの図示された矢印方向に応じた正の力Fが発生され、その正の力Fはこの運動に対抗して右から左に作用し、例えば振動運動が正にX方向に右から左に生ずるとき、力Fの図示された矢印方向に応じた負の力Fが発生され、その負の力Fはこの運動に対抗して左から右に作用するように、第2モータ15は制御装置を介して制御される。
第2モータ15は本発明に基づいて、加工過程中に機械要素6の送りにとって必要な大きな送り力を与える必要がなく、力Fは機械要素6の振動を減衰するために利用されるに過ぎない。
図2に、第1モータ7と第2モータ15を制御するための制御系が示されている。制御装置(例えば工作機械の数値制御装置)23は、第1モータ7を制御するための位置目標値の形態の目標位置Xsollを発生する。その目標位置Xsollは、第1駆動装置22に入力量として与えられる。その第1駆動装置22は、内部に主に静止形電力変換装置並びに調整機能を有している。第1駆動装置22は、第1モータ7を制御するために電線21を介して第1モータ7に接続されている。機械要素6の位置を変位調整するために、第1駆動装置22は位置検出器11で検出された位置実際値の形態の機械要素6の実際位置Xistを制御実際入力量として受ける。その場合、機械要素6は制御装置23によって設定された目標位置Xsollに応じて送り方向Xに移動される。
また、その制御系は、時間tに応じて微分演算するための2つの微分演算ブロック24、25と減算器26と調節器27とを有する制御装置30を有している。目標位置Xsollが制御装置23から微分演算ブロック24に与えられ、この微分演算ブロック24が時間tに応じて導関数によって目標位置Xsollから目標速度Vsollを計算し、出力端から出力する。微分演算ブロック25によって、位置検出器11で検出された実際位置Xistから時間t微分により実際速度Vistが計算される。続いて減算器26によって、目標速度Vsollと実際速度Vistの差Dが計算され、この実施例では比例調節器として形成された調節器27に入力量として供給される。その調節器27は、機械要素6の振動を減衰するために第2モータ15により与えねばならない力Fを、差Dと係数Kとの乗算によって求め、その力Fを第2駆動装置28に入力量として与える。その第2駆動装置28は、調節器27により設定された力Fと実際位置Xistとに応じて電線29に出力電圧を出力し、第2モータ15が力Fを発生して機械要素6に与える。
図3に異なった実施例の工作機械1′が概略的に示されている。図3に示された実施例の基本構造は図1において前述した実施例とほぼ同じである。従って、図3において図1と同一構成要素に同一符号が付されている。図1の実施例との主な相違点は、図3の実施例において機械要素6′が回転軸線16を中心としてX方向に回転移動できるいわゆる回転テーブルの形態のテーブルであることにある。従って、図1の実施例と異なって、送り方向Xは図1のように並進方向ではなく回転方向である。位置検出器11′は実際位置、即ち、機械要素6′の回転角を検出する。第1モータ7は駆動軸18を駆動する伝動装置17′を介して機械要素6′を回転駆動する。その駆動軸18は機械要素6′に固く結合されている。また駆動軸18は、この実施例では回転モータ特にトルクモータとして形成された第2モータ15′にねじ継手19を介して結合されている。機械要素6′は第1モータ7によって送り方向Xに伝動装置17′を介して送り移動される。第2モータ15′は機械要素6′にこの実施例では回転方向である送り方向Xに力Fを与える。従って、第2モータ15′は図1の実施例の場合と同様に、第2モータ15′と機械要素6′との間に伝動装置を中間接続することなく力Fを機械要素6′に直接与える。
図3における第2モータ15′の制御は図2に示され詳述された制御系を介して同じようにして行われる。図3の実施例の機能は他の点では図1の実施例の機能と同じである。
本発明による的確な振動減衰によって工作機械の摩耗低減も得られる。
さらに、機械要素は必ずしも実施例のようにテーブルとして形成する必要はなく、工作機械の任意の機械要素の形態で存在することも勿論できる。即ち、機械要素は例えば第3モータ2の形態でも存在することができ、この第3モータ2は上述の動力伝達系を介して同じように送り移動され、その振動は減衰される。またこの機械要素は例えば移動可能なスライダの形態でも存在でき、このスライダは上述の動力伝達系を介して同じように移動され、その振動は減衰することができる。
図4にブローチ盤1″として形成された工作機械が概略的に示されているが、ここでは本発明の理解にとって主要な構成要素しか示されていない。図4に示された実施例の基本構造は図1において前述した実施例とほぼ同じである。従って、図4において図1と同一構成要素に同一符号が付されている。図1の実施例との主な相違点は、図4の実施例においては機械要素6″が移動可能なスライダとして形成され、このスライダに工具保持装置32が取り付けられていることにある。その工具保持装置32に例えば押しブローチとして存在するブローチ33が締付け固定される。図4では理解を容易にするために図示されていないワークがブローチ33によって切削加工される。図4の実施例の機能は他の点では図1の実施例の機能と同じである。
なおここでは、うず電流ブレーキによって振動が受動的に減衰されることによって、振動減衰を達成することもできる。そのために、例えば一次側部品9を銅で鋳造し、従って、短絡可能とすることができる。従って、二次側部品10と組み合わせて受動的に作用するうず電流ブレーキが生ずる。しかしこの方式は、上述の本発明に基づく方式に比べて、実現可能な減衰が大幅に小さく、うず電流ブレーキの組込み後に減衰作用が調整できないという欠点がある。
1、1′ 工作機械
1″ ブローチ盤
6、6′ 工作要素(テーブル)
6″ スライダ
7 第1モータ
15、15′ 第2モータ
17、17′ 伝動装置
F 力
X 送り方向

Claims (7)

  1. 第1モータ(7)によって伝動装置(17、17′)を介して送り方向(X)に送り移動される機械要素(6、6′)を有する工作機械(1、1′)であって、
    該工作機械(1、1′)が、機械要素の送り方向(X)に力(F)を機械要素(6、6′)に与える第2モータ(15、15′)を有し、該第2モータ(15、15′)が、第2モータ(15、15′)と機械要素(6、6′)との間に伝動装置を中間接続することなく機械要素(6、6′)に力(F)を直接与え、この第2モータ(15、15′)が、該第2モータ(15、15′)で発生された力(F)が機械要素(6、6′)の送り方向(X)に生じる機械要素(6、6′)の振動に抗して作用するように制御されることを特徴とする工作機械。
  2. 第2モータ(15、15′)が、リニアモータあるいは回転モータとして形成されていることを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 回転モータ(15′)が、トルクモータとして形成されていることを特徴とする請求項2に記載の工作機械。
  4. 第2モータ(15、15′)が、該第2モータ(15、15′)で発生される力(F)が機械要素(6、6′)の目標速度(Vsoll)と実際速度(Vist)の差(D)に比例するように制御されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の工作機械。
  5. 機械要素が、テーブル(6、6′)あるいはスライダ(6″)として形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の工作機械。
  6. 工作機械が、ブローチ盤(1″)として形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の工作機械。
  7. 第1モータ(7)によって伝動装置(17、17′)を介して送り方向(X)に送り移動される機械要素(6、6′)を有する工作機械(1、1′)の機械要素(6、6′)の振動減衰方法であって、
    第2モータ(15、15′)によって力(F)が機械要素(6、6′)の送り方向(X)に機械要素(6、6′)に与えられ、この第2モータ(15、15′)によって、第2モータ(15、15′)と機械要素(6、6′)との間に伝動装置を中間接続することなくこの力(F)が機械要素(6、6′)に直接与えられ、第2モータ(15、15′)が、該第2モータ(15、15′)で発生される力(F)が機械要素(6、6′)の送り方向(X)に向いた機械要素(6、6′)の振動に抗して作用するように制御されることを特徴とする工作機械の機械要素の振動減衰方法。
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