JP2010087867A - フレーム周波数変換装置、フレーム周波数変換方法、その方法を実行するためのプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに動きベクトル検出装置及び予測係数生成装置 - Google Patents

フレーム周波数変換装置、フレーム周波数変換方法、その方法を実行するためのプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに動きベクトル検出装置及び予測係数生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の候補ベクトルの中から最適な候補ベクトルを選択できるようにすると共に、画像の物体境界の動きベクトルを正確に検出できるようにする。
【解決手段】動き推定部3は、代表点マッチング方法により複数の候補ベクトルを推定する。画素生成部4は、候補ベクトルにより定まるフレームのタップと予め記憶した予測係数を積和演算して、既存のフレームに対応する予測フレームの予測画素を生成する。動き割付部5は、画素生成部4から入力した予測フレームの予測画素の各々と、既存のフレームの画素との差分絶対値を求める。動き割付部5は、この差分絶対値が最小の予測画素における候補ベクトルを選択する。これにより、複数の候補ベクトルの中から最適な候補ベクトルを選択できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像のフレーム(又はフィールド)の周波数を変換するフレーム周波数変換装置などに関する。詳しくは、候補ベクトルにより定まる画素から、既存のフレームに対応する予測フレームの予測画素を生成する。そして、生成した予測フレームの予測画素の各々と既存フレームの同一位置の画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択する。このようにして、複数の候補ベクトルの中から最適な候補ベクトルを選択できるようにすると共に、画像の物体境界の動きベクトルを正確に検出できるようにする。
従来、動画像のフレーム(又はフィールド)の周波数変換の方法として、フレーム間の動きを推定し、推定した動き量を用いてフレーム間に新しいフレームを生成することが行われている。例えば特許文献1には、動きベクトル検出装置が開示されている。この動きベクトル検出装置によれば、代表点マッチングとブロックマッチングを組み合わせて動きベクトルを求めている。例えば、代表点マッチングにより複数の候補ベクトルを抽出する。そして、各候補ベクトルの始点の画素を含むブロックと終点の画素を含むブロックの相関をブロックマッチングによって判定する。最も相関が高いブロックに係る候補ベクトルを動きベクトルに決定する。
特開2005−175872号公報(第14頁)
ところで、特許文献1に記載の動きベクトル検出装置は、ブロックマッチングにより複数の候補ベクトルの中から動きベクトルを決定している。フロックマッチングは、複数の画素から成るブロック単位で相関判定をする。このため、画像の物体境界を誤検出して動きベクトルを正確に検出できないおそれがある。
そこで、本発明はこのような課題を解決したものであって、複数の候補ベクトルの中から最適な候補ベクトルを選択できるようにすると共に、画像の物体境界の動きベクトルを正確に検出できるようにしたフレーム周波数変換装置、フレーム周波数変換方法、その方法を実行するためのプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに動きベクトル検出装置及び予測係数生成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るフレーム周波数変換装置は、低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定する動き推定部と、前記動き推定部により推定された前記候補ベクトルにより定まる画素から、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素を前記候補ベクトル毎に生成する第1の画素生成部と、前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択し、前記第1フレームと前記第2フレームの間に補間する内挿フレームの各画素に、前記選択した候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとする動き割付部と、前記動き割付部により前記割付ベクトルが割り付けられなかった前記内挿フレームの画素に対して近傍の割付ベクトルを割り付ける動き補償部と、前記割付ベクトルにより定まる画素から前記内挿フレームの画素を生成して高周波数の画像信号を出力する第2の画素生成部とを備える。
本発明に係るフレーム周波数変換装置によれば、動き推定部は、第1フレームと第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定する。例えば、動き推定部の代表点マッチング処理部は、第1又は第2フレームの一方側に代表点を決定し、第1又は第2フレームの他方側に前記代表点に対応させたサーチエリアを設定する。そして、サーチエリア内に含まれる各画素の画素値と代表点の画素値との相関を求めて評価値テーブルに評価値を設定する。評価値テーブル形成部は、代表点マッチング処理部により設定された評価値を全ての代表点について積算して評価値テーブルを形成する。候補ベクトル抽出部は、この評価値テーブルから、評価値が高い動き量を候補ベクトルとして抽出する。
第1の画素生成部は、動き推定部により推定された候補ベクトルにより定まる画素から、第2フレームに対応する予測フレームの予測画素を候補ベクトル毎に生成する。例えば、第1の画素生成部の第1の動きクラス決定部は、候補ベクトルから、予測画素が属する動きクラスを決定する。第1の予測係数選択部は、第1の動きクラス決定部により決定された動きクラス毎に予め求められ、予測フレームに対応した生徒画像と第2フレームに対応した教師画像との誤差を最小にする予測係数を選択する。第1の予測タップ選択部は、少なくとも第1フレームから、予測フレームの予測画素の周辺に位置する複数の画素を選択する。第1の演算部は、第1の予測係数選択部により選択した予測係数および第1の予測タップ選択部により選択した複数の画素を演算して予測フレームの予測画素を生成する。
動き割付部は、予測フレームの予測画素の各々と第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択する。これにより、複数の候補ベクトルの中から最適な候補ベクトルを選択することができる。動き割付部は、第1フレームと第2フレームの間に補間する内挿フレームの各画素に、選択した候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとする。
動き補償部は、動き割付部により割付ベクトルが割り付けられなかった内挿フレームの画素に対して近傍の割付ベクトルを割り付ける。第2の画素生成部は、割付ベクトルにより定まる画素から内挿フレームの画素を生成して高周波数の画像信号を出力する。
上述した課題を解決するために、本発明に係るフレーム周波数変換方法は、低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定するステップと、推定した前記候補ベクトルにより定まる画素から、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素を前記候補ベクトル毎に生成するステップと、前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択するステップと、前記第1フレームと前記第2フレームの間に補間する内挿フレームの各画素に、前記選択した候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとするステップと、前記割付ベクトルが割り付けられなかった前記内挿フレームの画素に対して近傍の割付ベクトルを割り付けるステップと、前記割付ベクトルにより定まる画素から前記内挿フレームの画素を生成して高周波数の画像信号を出力するステップとを有する。
上述した課題を解決するために、本発明に係るプログラムは、上述のフレーム周波数変換方法をコンピュータに実行させるためのものである。また、本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上述のプログラムを記録したものである。
上述した課題を解決するために、本発明に係る動きベクトル検出装置は、低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定する動き推定部と、前記候補ベクトルから、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素が属する動きクラスを決定する第1の動きクラス決定部と、前記第1の動きクラス決定部により決定された動きクラス毎に予め求められ、前記予測フレームに対応した生徒画像と前記第2フレームに対応した教師画像との誤差を最小にする予測係数を選択する第1の予測係数選択部と、少なくとも前記第1フレームから、前記予測フレームの予測画素の周辺に位置する複数の画素を選択する第1の予測タップ選択部と、前記第1の予測係数選択部により選択した予測係数および前記第1の予測タップ選択部により選択した複数の画素を演算して前記予測フレームの予測画素を生成する第1の演算部と、前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを動きベクトルとして検出する動き割付部とを備える。
上述した課題を解決するために、本発明に係る予測係数生成装置は、低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す動きベクトルを推定する動き推定部と、前記動きベクトルから、教師画像としての前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素が属する動きクラスを決定する動きクラス決定部と、少なくとも生徒画像としての前記第1フレームから、前記予測フレームの予測画素の周辺に位置する複数の画素を選択する予測タップ選択部と、前記動きクラス決定部により検出した動きクラス、前記予測タップ選択部で選択した生徒画像における複数の画素および前記教師画像の画素から動きクラス毎に、前記生徒画像における複数の画素と前記教師信号の画素との誤差を最小にする予測係数を求める予測係数生成部とを備える。
本発明によれば、候補ベクトルにより定まる画素から、既存のフレームに対応する予測フレームの予測画素を生成する。そして、生成した予測フレームの予測画素の各々と既存のフレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択する。
この構成によって、複数の候補ベクトルの中から最適な候補ベクトルを選択することができる。しかも、画素単位で相関を求めているのでブロック単位で相関を求める方法と比較して、画像の物体境界の動きベクトルを正確に検出できるようになる。
続いて図面を参照しながら、発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(クラス分類適応処理を用いたフレーム補間)
2.第2の実施の形態(予測係数の生成)
<第1の実施の形態>
[クラス分類適応処理を用いたフレーム補間]
図1は、本発明に係るフレーム周波数変換装置100の構成例を示すブロック図である。この例では、プログレッシブ信号のフレームとインターレース信号のフィールドのいずれについても動きベクトルの求め方は同様のためフレームを用いる。
図1に示すフレーム周波数変換装置100は、フレームメモリ1,2、動き推定部3、画素生成部4、動き割付部5、動き補償部6、画素生成部7、入力端子8及び出力端子9を備えている。
入力端子8に入力された入力画像信号Dinは、フレームメモリ1及び画素生成部4,7に供給される。フレームメモリ1は、入力画像信号Dinをフレーム単位で記憶する。例えばフレームメモリ1は、時刻tのフレームを記憶する。フレームメモリ1に記憶される時刻tのフレームは、フレームメモリ2、動き推定部3、動き割付部5及び画素生成部7に供給される。フレームメモリ2は、時刻tのフレームの次の時刻t+1のフレームを記憶する。なお、以下、フレームメモリ1に記憶された時刻tのフレームをフレームTと称し、フレームメモリ2に記憶された時刻t+1の入力画像のフレームをフレームT+1と称する。
動き推定部3は、フレームメモリ1,2から入力した動画像のフレームT,T+1から、例えば代表点マッチング方法やブロックマッチング方法でフレーム間の動きベクトルを推定する。この例では、代表点マッチング方法を用いて、候補となる複数の動きベクトルを求め、候補ベクトルとして画素生成部4に出力する。なお、動き推定部3の動作は、図2及び図3で詳細に説明する。
画素生成部4は、複数の候補ベクトル及びフレームT−1,T+1から既存のフレームTに対応する予測フレームFを生成する。例えば、画素生成部4は、候補ベクトルにより定まるフレームT−1,T+1のタップと予め記憶した予測係数を積和演算して予測フレームFの予測画素を生成する。この予測フレームFを生成するための予測係数は、予測フレームFを示す生徒画像と、入力画像信号DinのフレームTを示す教師画像との関係を学習することにより、予めクラス毎に生成されて不図示のメモリに記憶されている。
画素生成部4は、全ての候補ベクトルに対して予測フレームFの予測画素を生成し、各予測画素とそれに対応する候補ベクトルを動き割付部5に出力する。なお、画素生成部4の動作は、図4及び図5で詳細に説明する。
動き割付部5は、画素生成部4から入力した予測フレームFの予測画素の各々と、既存のフレームTの画素との差分絶対値を求める。動き割付部5は、この差分絶対値が最小の予測画素における候補ベクトルを選択する。そして、動き割付部5は、フレームTとフレームT+1の中間に位置する新規生成の内挿フレームの各画素に候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとする。なお、動き割付部5の動作は、図6及び図7で詳細に説明する。
動き補償部6は、動き割付部5により割付ベクトルが割り付けられなかった内挿フレームの画素に対して、例えば近傍の割付ベクトルを探索して割り付ける。これにより、内挿フレームの全画素に割付ベクトルが存在する。
画素生成部7は、フレームT,T+1及び割付ベクトルから内挿フレームの画素値を生成する。画素生成部7は、割付ベクトルにより定まるフレームT,T+1のタップと予め記憶した予測係数を積和演算して内挿フレームの画素の画素値を生成し、出力画像信号Doutとして出力端子9に出力する。この内挿フレームを生成するための予測係数は、低周波数の入力画像信号Dinを示す生徒画像と、高周波数の画像信号を示す教師画像との関係を学習することにより、予めクラス毎に生成されて不図示のメモリに記憶されている。なお、画素生成部7の動作は、図8で詳細に説明する。
続いて、図2及び図3を参照して動き推定部3の動作例について説明する。図2は、動き推定部3の構成例を示すブロック図である。図2に示す動き推定部3は、代表点マッチング処理部3a、評価値テーブル形成部3b及び候補ベクトル抽出部3cを備えている。
代表点マッチング処理部3aは、フレームメモリ1からフレームTを入力し、フレームメモリ2からフレームT+1を入力する。代表点マッチング処理部3aは、フレームTの予め定められた代表点又は選別された代表点を決定する。例えば、図3Aに示すようにフレームTを複数のブロックに分割し、各ブロックを代表する代表点Pを設定する。各ブロックの代表点Pは、例えば、ブロックの中心位置の画素値や、ブロック内のすべての画素の画素値の平均値等のブロックを代表する画素値が対応付けられる。
代表点マッチング処理部3aは、フレームTに設定したブロックの代表点Pに対応させて、フレームT+1に所定のサーチエリアWを設定し、設定したサーチエリアW内に含まれる各画素の画素値と代表点Pの画素値との比較を行う。例えば、代表点マッチング処理部3aは、代表点Pの画素値とサーチエリアW内の各画素の画素値との差分絶対値を求めてこの差分絶対値が小さい、すなわち相関が高いほど評価値を高く設定する。例えば、評価値テーブル10に「+1」だけ積算する。この評価値は、サーチエリアWの画素位置毎に算出する。同様に、フレームTに設定したブロックの代表点の各々に対応して、フレームT+1にサーチエリアWを設定し、代表点Pの画素値と、対応するサーチエリアW内の各画素の画素値との評価値を取得して評価値テーブル形成部3bに出力する。なお、各代表点Pに対応するサーチエリアWは、図3Aに示すように隣接するサーチエリアWと一部が重なり合うように設定しても良い。
評価値テーブル形成部3bは、図3Bに示すように1画面内の全ての代表点Pについて評価値を積算して、サーチエリアWと同一の大きさの評価値テーブル10を形成する。図3Bに示す評価値テーブル10には、サーチエリアWの各画素位置における画素値と代表点Pの画素値との相関が高い場合に、ピーク(極値)が発生する。このピークは、動画像データの画面の表示物体の移動に対応する。
例えば、フレーム全体が同一の動きをした場合は、評価値テーブル10において、同一の動き方向、距離を持つ動きベクトルに対応する1つのピークが出現する。また、フレーム内に2つの異なる動きをした物体があった場合は、評価値テーブル10において、異なる動き方向、距離を持つ2つのベクトルに対応する2つのピークが出現する。
このような評価値テーブル10に出現するピークに基づいて、フレームTとフレームT+1とにおける動きベクトルの候補(候補ベクトル)を求める。この例で、候補ベクトル抽出部3cは、図3Bに示す評価値テーブル10から、評価値が高い4個の動きベクトル(Vx1,Vy1)〜(Vx4,Vy4)を候補ベクトルとして抽出して画素生成部4に出力する。
続いて、図4及び図5を参照して画素生成部4の動作例について説明する。図4は、画素生成部4の構成例を示すブロック図である。図4に示す画素生成部4は、動きクラス決定部4a、クラスタップ選択部4b、空間クラス決定部4c、クラス決定部4d、予測係数選択部4e、予測タップ選択部4f及び積和演算部4gを備えている。
動きクラス決定部4aは、動き推定部3で求めた候補ベクトル(Vx1,Vy1)〜(Vx4,Vy4)を入力する。動きクラス決定部4aは、これらの候補ベクトル(Vx1,Vy1)〜(Vx4,Vy4)の向きや大きさから予測画素が属する動きクラスを決定する。そして、決定した動きクラスを示す情報をクラスタップ選択部4b、予測タップ選択部4fおよびクラス決定部4dに出力する。
クラスタップ選択部4bは、動きクラスを参照して空間クラスの分類に用いる所定位置の画素(クラスタップと称する)をフレームT−1,T+1から選択的に抽出し、抽出したクラスタップのデータを空間クラス決定部4cに出力する。
空間クラス決定部4cは、このクラスタップに基づいてADRC(Adaptive DynamicRange Coding) 等を含む処理を行うことによって空間クラスを決定し、決定した空間クラスを示す情報をクラス決定部4dに出力する。
クラス決定部4dは、空間クラス決定部4cから供給された空間クラスを示す情報と、上述した動きクラス決定部4aから供給された動きクラスを示す情報とに基づいて最終的なクラスを決定する。クラス決定部4dは、決定した最終的なクラスを示す情報を予測係数選択部4eに出力する。
予測係数選択部4eは、クラス決定部4dからの最終的なクラスに対応する予測フレーム用の予測係数を選択して積和演算部4gに出力する。なお、予測係数選択部4eは、クラスに対応して後述するようにして予め決定された予測係数が記憶された不図示の係数メモリを参照して該予測係数を選択する。
一方、予測タップ選択部4fは、動きクラス決定部4aから供給された動きクラスを参照して、フレームT−1,T+1から所定の画素領域(予測タップと称する)を選択的に抽出する。例えば、予測タップ選択部4fは、図5に示すようにフレームT+1から13個の画素から成る予測タップP1を抽出し、フレームT−1から13個の画素から成る予測タップP2を抽出し、抽出された予測タップP1,P2を積和演算部4gに出力する。なお、図5は、画素生成の一例を示す概念図である。図5には、予測画素P4を通過する候補ベクトル(Vx1,Vy1)〜(Vx4,Vy4)が示されている。
積和演算部4gは、予測タップP1,P2の画素値xiと予測係数選択部4eから供給される予測係数wiに基づいて、以下の式(1)に従う積和演算を行うことにより、予測フレームFの予測画素P4の画素値yを生成する。
y=w1 ×x1 +w2 ×x2 +‥‥+wn ×xn (1)
ここで、x1 ,‥‥,xn が各予測タップの画素値であり、w1 ,‥‥,wn が各予測係数である。
積和演算部4gは、全ての候補ベクトル(Vx1,Vy1)〜(Vx4,Vy4)に対して予測フレームFの予測画素の画素値y1〜y4を生成する。そして、この画素値y1〜y4の各々とそれに対応する候補ベクトル(Vx1,Vy1)〜(Vx4,Vy4)を動き割付部5に出力する。
動き割付部5は、画素生成部4から入力した予測フレームFの予測画素の画素値y1〜y4と、既存のフレームTの画素の画素値との差分絶対値を求める。例えば図6に示すように、動き割付部5は、予測フレームFの予測画素P4の画素値y1と、この予測画素P4と同一位置のフレームTの画素P3の画素値との差分絶対値を求める。同様に、動き割付部5は、予測フレームFの予測画素P4の画素値y2〜y4と、この予測画素P4と同一位置のフレームTの画素P3の画素値との差分絶対値を求める。動き割付部5は、この差分絶対値が最小の予測画素P4の画素値に係る候補ベクトルを選択する。すなわち、画素マッチングを行う。
例えば、画素値y2の差分絶対値が最小の場合、図7に示すように動き割付部5は、画素値y2に係る候補ベクトル(Vx2,Vy2)を選択する。動き割付部5は、選択した候補ベクトル(Vx2,Vy2)を内挿フレームfの画素P5に割り付ける。例えば、内挿フレームfがフレームTとフレームT+1の中間に位置する場合、図7に示すように内挿フレームfの画素P5に対して、割付ベクトル(Vx2/2,Vy2/2)と割付ベクトル(−Vx2/2,−Vy2/2)を割り付ける。
動き補償部6は、上述した画素P5のように動き割付部5により割付ベクトルが割り付けられなかった内挿フレームfの画素に対して、例えば近傍の割付ベクトルを探索して割り付ける。
画素生成部7は、例えばフレームT,T+1及び割付ベクトル(Vx2/2,Vy2/2),(−Vx2/2,−Vy2/2)から内挿フレームfの画素P5の画素値を生成する。画素生成部7は、割付ベクトル(Vx2/2,Vy2/2),(−Vx2/2,−Vy2/2)により定まるフレームT,T+1のタップと予め記憶した予測係数を積和演算して内挿フレームfの画素P5の画素値を生成する。
例えば図8は、画素生成部7の構成例を示すブロック図である。図8に示す画素生成部7は、図4に示した画素生成部4と略同一の構成であるので、その詳細な説明は省略する。図8に示す画素生成部7は、動きクラス決定部7a、クラスタップ選択部7b、空間クラス決定部7c、クラス決定部7d、予測係数選択部7e、予測タップ選択部7f及び積和演算部7gを備えている。
動きクラス決定部7aは、動き割付部5及び動き補償部6で割り付けた割付ベクトルを入力する。動きクラス決定部7aは、これらの割付ベクトルの向きや大きさから、内挿フレームfの画素が属する動きクラスを決定し、決定した動きクラスを示す情報をクラスタップ選択部7b、予測タップ選択部7fおよびクラス決定部7dに出力する。
クラスタップ選択部7bは、動きクラスを参照して空間クラスの分類に用いるクラスタップをフレームT,T+1から選択的に抽出し、抽出したクラスタップのデータを空間クラス決定部7cに出力する。
空間クラス決定部7cは、このクラスタップに基づいてADRC等を含む処理を行うことによって空間クラスを決定し、決定した空間クラスを示す情報をクラス決定部7dに出力する。
クラス決定部7dは、空間クラス決定部7cから供給された空間クラスを示す情報と、上述した動きクラス決定部7aから供給された動きクラスを示す情報とに基づいて最終的なクラスを決定する。クラス決定部7dは、決定した最終的なクラスを示す情報を予測係数選択部7eに出力する。
予測係数選択部7eは、クラス決定部7dからの最終的なクラスに対応する内挿フレーム用の予測係数を積和演算部7gに出力する。なお、予測係数選択部7eは、クラスに対応して後述するようにして予め決定された予測係数が記憶された不図示の係数メモリを参照して該予測係数を選択する。
一方、予測タップ選択部7fは、動きクラス決定部7aから供給された動きクラスを参照して、フレームT,T+1から予測タップを選択的に抽出する。
積和演算部7gは、予測タップ選択部7fにより抽出された予測タップと予測係数選択部7eから供給される予測係数に基づいて、上述した式(1)に従う積和演算を行うことにより、内挿フレームfの画素の画素値yを生成する。積和演算部7gは、割付ベクトルに基づいて内挿フレームf上の全ての画素の画素値を生成する。
続いて図9〜図10を参照してフレーム周波数変換装置100の動作例について説明する。図9は、フレーム周波数変換装置100の動作例を示すフローチャートである。図9に示すステップST1で、図1に示したフレーム周波数変換装置100は、入力画像信号Dinの時刻tのフレームTをフレームメモリ1に記憶し、次の時刻t+1のフレームT+1をフレームメモリ2に記憶する。フレームメモリ1,2に記憶されたフレームT,T+1は、動き推定部3に出力される。続いてステップST2に移行する。
ステップST2で、動き推定部3は、フレームメモリ1,2から入力したフレームT,T+1に基づいて、代表点マッチング方法でフレーム間の候補となる動きベクトルを求める。例えば、動き推定部3は図2及び図3に示したように、代表点Pの画素値と、対応するサーチエリアW内の各画素の画素値との評価値を取得する。そして、1画面内の全ての代表点Pについて評価値を積算して、サーチエリアWと同一の大きさの評価値テーブル10を形成する。この評価値テーブル10に出現するピークに基づいて、フレームTとフレームT+1における候補ベクトルを求める。続いてステップST3に移行する。
ステップST3で、画素生成部4は、予測フレームFを生成する。この予測フレームFの生成処理のフローチャートを図10に示す。図10に示すステップST30で、画素生成部4は、図3Bに示した複数の候補ベクトル(Vx1,Vy1)〜(Vx4,Vy4)を取得してステップST31に移行する。
ステップST31で、画素生成部4は、最小差分絶対値の初期化を行う。例えば、画素生成部4は、最小差分絶対値とその画素の画素値を仮設定する。また、候補ベクトルの数をカウントするカウンタ「i」にゼロを設定する。続いてステップST32に移行する。
ステップST32で、画素生成部4は、図5に示したように、候補ベクトルにより定まるフレームT+1,T−1から予測タップP1,P2を取得してステップST33に移行する。
ステップST33で、画素生成部4は予測係数を取得する。例えば図4に示したように、画素生成部4は、クラス分類適応処理に用いる不図示の係数メモリに予め記憶された予測係数の中から、クラスに対応する予測係数を取得してステップST34に移行する。
ステップST34で、画素生成部4は、この予測係数と予測タップP1,P2とを上述した式(1)により積和演算して予測フレームFの予測画素の画素値を生成してステップST35に移行する。
ステップST35で、動き割付部5は、画素生成部4から入力した予測フレームFの予測画素の画素値と、既存のフレームTの画素の画素値との差分絶対値を計算する。例えば図6に示したように、動き割付部5は、予測フレームFの予測画素P4の画素値y1と、この予測画素P4と同一位置のフレームTの画素P3の画素値との差分絶対値を求めてステップST36に移行する。
ステップST36で、動き割付部5は、ステップST35で求めた差分絶対値と、上述のステップST31で設定した最小差分絶対値とを比較する。ステップST35で求めた差分絶対値が最小差分値よりも小さければ、ステップST37に移行する。また、ステップST35で求めた差分絶対値が最小差分値よりも小さくなければ、ステップST38に移行する。
ステップST37で、動き割付部5は、最小差分絶対値をステップST35で求めた差分絶対値に更新すると共に予測画素P4の画素値を画素値y1に更新してステップST38に移行する。
ステップST38で、動き割付部5は、候補ベクトルの数をカウントするカウンタ「i」をカウントプラスしてステップST39に移行する。ステップST39で、動き割付部5は、カウンタ「i」と候補ベクトル数「N」を比較することで、候補ベクトルの数が上限に達しているか否かを判定する。候補ベクトルの数が上限に達していない場合、ステップST32に戻る。候補ベクトルの数が上限に達している場合図9のフローチャートのステップST4に移行する。このようにして、予測フレームFの予測画素の画素値とその候補ベクトルを選択する。
図9のステップST4で、動き割付部5は、フレームTとフレームT+1の中間に位置する内挿フレームfの各画素に候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとする。例えば、図7に示したように画素値y2の差分絶対値が最小の場合、動き割付部5は、その候補ベクトル(Vx2,Vy2)を内挿フレームfの画素P5に割り付ける。この例で、内挿フレームfがフレームTとフレームT+1の中間に位置する場合、図7に示したように内挿フレームfの画素P5に対して、割付ベクトル(Vx2/2,Vy2/2)と割付ベクトル(−Vx2/2,−Vy2/2)を割り付ける。続いてステップST5に移行する。
ステップST5で、動き補償部6は、動き割付部5により割付ベクトルが割り付けられなかった内挿フレームfの画素に対して、割付ベクトルを探索して割り付ける。この動き補償処理のフローチャートを図11に示す。図11に示すステップST50で、動き補償部6は、内挿フレームf上の画素を内挿フレームfの左上の画素から1画素ずつラスタスキャン順に選択する。続いてステップST51に移行する。
ステップST51で、動き補償部6は、選択した画素に割付ベクトルが存在するか否かを判定する。割付ベクトルが存在する場合ステップST54に移行し、割付ベクトルが存在しない場合ステップST52,ST53に移行する。
ステップST52,ST53で、動き補償部6は、近傍の画素に割り付けられた割付ベクトルを探索する。そして、動き補償部6は、探索した割付ベクトルを未割り付けの画素に割り付ける。この場合、1個の割付ベクトルをそのまま割り付けても良いし、複数の割付ベクトルの平均を割り付けるようにしても良い。続いてステップST54に移行する。
ステップST54で、動き補償部6は、内挿フレームf上の画素が全て終了したか否かを判定する。内挿フレームf上の画素が全て終了していない場合、ステップST50に戻り、内挿フレームf上の画素が全て終了した場合、図9のフローチャートのステップST6に移行する。
図9のステップST6で、画素生成部7は内挿フレームfを生成する。例えば、画素生成部7は、図7に示したようにフレームT,T+1及び割付ベクトル(Vx2/2,Vy2/2),(−Vx2/2,−Vy2/2)から内挿フレームfの画素P5の画素値を生成する。画素生成部7は、割付ベクトル(Vx2/2,Vy2/2),(−Vx2/2,−Vy2/2)により定まるフレームT,T+1のタップと予め記憶した予測係数を積和演算して内挿フレームfの画素P5の画素値を生成する。同様にして画素生成部7は、内挿フレームf上の全ての画素についてその画素値を生成してステップST7に移行する。
ステップST7で、フレーム周波数変換装置100は、全ての入力画像信号Dinが終了したか否かを判定する。全ての入力画像信号Dinが終了していな場合ステップST1に戻り、全ての入力画像信号Dinが終了した場合、フレームレート変換処理の終了となる。
このように本発明によれば、候補ベクトルにより定まる画素から、既存のフレームに対応する予測フレームFの予測画素を生成する。そして、生成した予測フレームFの予測画素の各々と既存のフレームTの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択する。
従って、複数の候補ベクトルの中から最適な候補ベクトルを選択することができる。しかも、画素単位で相関を求めているのでブロック単位で相関を求める方法と比較して、画像の物体境界の動きベクトルを正確に検出できるようになる。
なお、画素生成部4,7はクラス分類適応処理を用いて画素を生成したが、画素の生成方法はこれに限らない。例えば、ベクトルの終点が示す画素をそのまま引き当てても良いし、ベクトルとその逆ベクトルの終端が示すそれぞれの画素を平均して画素を生成しても良い。
<第2の実施の形態>
[予測係数の生成]
続いて、予測フレームFを生成する際に使用する予測係数の算出方法について説明する。図12は、予測係数生成装置50の構成例を示すブロック図である。図12示す予測係数生成装置50は、動き推定部50h、動きクラス決定部50a、クラスタップ選択部50b、空間クラス決定部50c、クラス決定部50d、正規方程式演算部50e、予測係数生成部50g及び予測タップ選択部50fを備えている。
動き推定部50hは、フレームT,T+1に対応した生徒画像に基づいて、例えば代表点マッチング方法で動きベクトルを求めて動きクラス決定部50aに出力する。
動きクラス決定部50aは、動き推定部50hで求めた動きベクトルを入力する。動きクラス決定部50aは、この動きベクトルの向きや大きさから予測フレームFの予測画素が属する動きクラスを決定する。そして、決定した動きクラスを示す情報をクラスタップ選択部50b、予測タップ選択部50fおよびクラス決定部50dに出力する。
クラスタップ選択部50bは、動きクラスを参照して空間クラスの分類に用いるクラスタップをフレームT−1,T+1から選択的に抽出し、抽出したクラスタップのデータを空間クラス決定部50cに出力する。
空間クラス決定部50cは、このクラスタップに基づいてADRC等を含む処理を行うことによって空間クラスを決定し、決定した空間クラスを示す情報をクラス決定部50dに出力する。
クラス決定部50dは、空間クラス決定部50cから供給された空間クラスを示す情報と、上述した動きクラス決定部50aから供給された動きクラスを示す情報とに基づいて最終的なクラスを決定する。クラス決定部50dは、決定した最終的なクラスを示す情報を正規方程式演算部50eに出力する。
予測タップ選択部50fは、動きクラス決定部50aから供給された動きクラスを参照して、フレームT−1,T+1から予測タップを選択的に抽出して正規方程式演算部50eに出力する。
正規方程式演算部50eは、正規方程式データを生成して予測係数生成部50gに出力する。予測係数生成部50gは、この正規方程式データを用いて演算処理を行って予測係数を生成する。
以下、予測係数の算出について、より一般化してn画素による予測を行う場合について説明する。予測タップして選択される入力画素の輝度レベルをそれぞれx1,x2,・・・,xnとし、出力輝度レベルをE|y|としたとき、クラス毎に予測係数w1,w2,・・・,wnにnタップの線形推定式を設定する。これを以下の式(2)に示す。
この式(2)における予測係数w1,w2,・・・,wnを求める方法としては、最小二乗法による解法が考えられる。この解法では、Xを入力画素の輝度レベル、Wを予測係数、Y'を出力画素の輝度レベルとして式(3)の観測方程式を作るようにデータを収集する。この式(3)において、mは学習データ数を表し、nは上述したように予測タップ数を示している。
次に式(3)観測方程式をもとに、式(4)の残差方程式をたてる。
この式(4)から、各予測係数wiの最確値、式(5)を最小にする条件が成り立つ場合と考えられる。
すなわち、式(6)の条件を考慮すればよい。
式(6)のiに基づくn個の条件を考え、これを満たすw1,w2,・・・wnを算出すればよい。そこで、式(4)から次式(7)を得て、さらに式(6)と次式(7)から式(8)を得るものとする。
そして式(4)及び式(8)から、次式(9)の正規方程式を得ることができる。
式(9)の正規方程式は、未知数の数がn個の連立方程式であるから、これより,各wiの最確値を求めることができる。実際には、掃き出し法(Gauss-Jordanの消去法)を用いて連立方程式を解く。この式(9)の正規方程式を解いて、クラス毎の予測係数w1,w2,・・・,wnを決定する。
以上のように学習を行った結果、クラス毎に注目画素の輝度レベルが推定するための、統計的にもっとも真値に近い推定ができる予測フレームFの予測係数が算出される。
続いて、内挿フレームfを生成する際に使用する予測係数の算出方法について説明する。図13は、予測係数生成装置51の構成例を示すブロック図である。図13に示す予測係数生成装置51は、図12に示した予測係数生成装置50と略同一の構成であるので、その詳細な説明は省略する。
図13示す予測係数生成装置51は、動き検出部51h、動きクラス決定部51a、クラスタップ選択部51b、空間クラス決定部51c、クラス決定部51d、正規方程式演算部51e、予測タップ選択部51f及び予測係数生成部51gを備えている。
動き検出部51hは、フレームT,T+1に対応した生徒画像に基づいて内挿フレームfの各画素の動きベクトルを求めて動きクラス決定部51aに出力する。なお、動き検出部51hは、例えば図1に示した動き推定部3、画素生成部4、動き割付部5及び動き補償部6から構成される。
動きクラス決定部51aは、動き検出部51hで求めた動きベクトルの向きや大きさから内挿フレームfの画素が属する動きクラスを決定し、決定した動きクラスを示す情報をクラスタップ選択部51b、予測タップ選択部51fおよびクラス決定部51dに出力する。
クラスタップ選択部51bは、動きクラスを参照して空間クラスの分類に用いるクラスタップをフレームT,T+1から選択的に抽出し、抽出したクラスタップのデータを空間クラス決定部51cに出力する。
空間クラス決定部51cは、このクラスタップに基づいてADRC等を含む処理を行うことによって空間クラスを決定し、決定した空間クラスを示す情報をクラス決定部51dに出力する。
クラス決定部51dは、空間クラス決定部51cから供給された空間クラスを示す情報と、上述した動きクラス決定部51aから供給された動きクラスを示す情報とに基づいて最終的なクラスを決定する。クラス決定部51dは、決定した最終的なクラスを示す情報を正規方程式演算部51eに出力する。
予測タップ選択部51fは、動きクラス決定部51aから供給された動きクラスを参照して、フレームT,T+1から予測タップを選択的に抽出して正規方程式演算部51eに出力する。
正規方程式演算部51eは、正規方程式データを生成して予測係数生成部51gに出力する。予測係数生成部51gは、この正規方程式データを用いて演算処理を行って内挿フレームf用の予測係数を生成する。なお、この予測係数の算出について、より一般化したn画素による予測を行う場合については、上述した式(2)〜式(9)と同様であるのでその説明は省略する。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールする。例えば、各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
例えば、図14は本発明を適用したコンピュータ70の構成例を示すブロック図である。コンピュータ70のCPU(Central Processing Unit)71は、ROM(Read Only Memory)72、または記憶部78に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)73には、CPU71が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU71、ROM72、およびRAM73は、バス74により相互に接続されている。
コCPU71にはまた、バス74を介して入出力インタフェース75が接続されている。入出力インタフェース75には、キーボード、マウスなどよりなる入力部76、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部77が接続されている。コCPU71は、入力部76から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、コCPU71は、処理の結果、得られた画像や音声等を出力部77に出力する。
入出力インタフェース75に接続されている記憶部78は、例えばハードディスクなどで構成され、コCPU71が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部79は、インターネット、その他のネットワークを介して外部の装置と通信する。また、通信部79を介してプログラムを取得し、記憶部78に記憶してもよい。
入出力インタフェース75に接続されているドライブ80は、磁気ディスク81、光ディスク82、光磁気ディスク83、或いは半導体メモリ84などが装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部78に転送されて記憶される。このように、一連の処理をソフトウェアによりコンピュータ70に実行させてもよい。
本発明は、動画像のフレーム(又はフィールド)の周波数を変換するフレーム周波数変換装置などに適用して好適である。
本発明に係るフレーム周波数変換装置100の構成例を示すブロック図である。 動き推定部3の構成例を示すブロック図である。 A及びBは、代表点マッチング方法の一例を示す概略図である。 画素生成部4の構成例を示すブロック図である。 予測フレームFにおける予測画素P4の生成例を示す概略図である。 候補ベクトルの選択例を示す概略図である。 割付ベクトルの生成例を示す概略図である。 画素生成部7の構成例を示すブロック図である。 フレーム周波数変換装置100の動作例を示すフローチャートである。 予測フレームFの生成処理を示すフローチャートである。 動き補償処理を示すフローチャートである。 予測係数生成装置50の構成例を示すブロック図である。 予測係数生成装置51の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したコンピュータ70の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
3・・・動き推定部、4・・・画素生成部(第1の画素生成部)、5・・・動き割付部、6・・・動き補償部、7・・・画素生成部(第2の画素生成部)、3a・・・代表点マッチング処理部、3b・・・評価値テーブル形成部、3c・・・候補ベクトル抽出部、4a,50a・・・動きクラス決定部(第1の動きクラス決定部)、7a・・・動きクラス決定部(第2の動きクラス決定部)、4e,50f・・・予測係数選択部(第1の予測係数選択部)、7e・・・予測係数選択部(第2の予測係数選択部)、4f・・・予測タップ選択部(第1の予測タップ選択部)、7f・・・予測タップ選択部(第2の予測タップ選択部)、4g・・・積和演算部(第1の演算部)、7g・・・積和演算部(第2の演算部)、50h・・・動き推定部、50e・・・正規方程式演算部、50g・・・予測係数生成部

Claims (9)

  1. 低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定する動き推定部と、
    前記動き推定部により推定された前記候補ベクトルにより定まる画素から、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素を前記候補ベクトル毎に生成する第1の画素生成部と、
    前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択し、前記第1フレームと前記第2フレームの間に補間する内挿フレームの各画素に、前記選択した候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとする動き割付部と、
    前記動き割付部により前記割付ベクトルが割り付けられなかった前記内挿フレームの画素に対して近傍の割付ベクトルを割り付ける動き補償部と、
    前記割付ベクトルにより定まる画素から前記内挿フレームの画素を生成して高周波数の画像信号を出力する第2の画素生成部とを備えるフレーム周波数変換装置。
  2. 前記第1の画素生成部は、
    前記候補ベクトルから、前記予測画素が属する動きクラスを決定する第1の動きクラス決定部と、
    前記第1の動きクラス決定部により決定された動きクラス毎に予め求められ、前記予測フレームに対応した生徒画像と前記第2フレームに対応した教師画像との誤差を最小にする予測係数を選択する第1の予測係数選択部と、
    少なくとも前記第1フレームから、前記予測フレームの予測画素の周辺に位置する複数の画素を選択する第1の予測タップ選択部と、
    前記第1の予測係数選択部により選択した予測係数および前記第1の予測タップ選択部により選択した複数の画素を演算して前記予測フレームの予測画素を生成する第1の演算部とを備える請求項1に記載のフレーム周波数変換装置。
  3. 前記動き推定部は、
    前記第1又は第2フレームの一方側に代表点を決定し、前記第1又は第2フレームの他方側に前記代表点に対応させたサーチエリアを設定し、前記サーチエリア内に含まれる各画素の画素値と前記代表点の画素値との相関を求めて評価値テーブルに評価値を設定する代表点マッチング処理部と、
    前記代表点マッチング処理部により設定された前記評価値を全ての代表点について積算して前記評価値テーブルを形成する評価値テーブル形成部と、
    前記評価値テーブルから、前記評価値が高い動き量を候補ベクトルとして抽出する候補ベクトル抽出部とを備える請求項2に記載のフレーム周波数変換装置。
  4. 第2の画素生成部は、
    前記割付ベクトルから、前記内挿フレームの画素が属する動きクラスを決定する第2の動きクラス決定部と、
    前記第2の動きクラス決定部により決定された動きクラス毎に予め求められ、前記低周波数の画像信号に対応した生徒画像と前記高周波数の画像信号に対応した教師画像との誤差を最小にする予測係数を選択する第2の予測係数選択部と、
    少なくとも前記生徒画像から、前記内挿フレームの画素の周辺に位置する複数の画素を選択する第2の予測タップ選択部と、
    前記第2の予測係数選択部により選択した予測係数および前記第2の予測タップ選択部により選択した複数の画素を演算して前記内挿フレームの画素を生成する第2の演算部とを備える請求項3に記載のフレーム周波数変換装置。
  5. 低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定するステップと、
    推定した前記候補ベクトルにより定まる画素から、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素を前記候補ベクトル毎に生成するステップと、
    前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択するステップと、
    前記第1フレームと前記第2フレームの間に補間する内挿フレームの各画素に、前記選択した候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとするステップと、
    前記割付ベクトルが割り付けられなかった前記内挿フレームの画素に対して近傍の割付ベクトルを割り付けるステップと、
    前記割付ベクトルにより定まる画素から前記内挿フレームの画素を生成して高周波数の画像信号を出力するステップとを有するフレーム周波数変換方法。
  6. 低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定するステップと、
    推定した前記候補ベクトルにより定まる画素から、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素を前記候補ベクトル毎に生成するステップと、
    前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択するステップと、
    前記第1フレームと前記第2フレームの間に補間する内挿フレームの各画素に、前記選択した候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとするステップと、
    前記割付ベクトルが割り付けられなかった前記内挿フレームの画素に対して近傍の割付ベクトルを割り付けるステップと、
    前記割付ベクトルにより定まる画素から前記内挿フレームの画素を生成して高周波数の画像信号を出力するステップとを有するフレーム周波数変換方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定するステップと、
    推定した前記候補ベクトルにより定まる画素から、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素を前記候補ベクトル毎に生成するステップと、
    前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを選択するステップと、
    前記第1フレームと前記第2フレームの間に補間する内挿フレームの各画素に、前記選択した候補ベクトルを割り付けて割付ベクトルとするステップと、
    前記割付ベクトルが割り付けられなかった前記内挿フレームの画素に対して近傍の割付ベクトルを割り付けるステップと、
    前記割付ベクトルにより定まる画素から前記内挿フレームの画素を生成して高周波数の画像信号を出力するステップとを有するフレーム周波数変換方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す複数の候補ベクトルを推定する動き推定部と、
    前記候補ベクトルから、前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素が属する動きクラスを決定する第1の動きクラス決定部と、
    前記第1の動きクラス決定部により決定された動きクラス毎に予め求められ、前記予測フレームに対応した生徒画像と前記第2フレームに対応した教師画像との誤差を最小にする予測係数を選択する第1の予測係数選択部と、
    少なくとも前記第1フレームから、前記予測フレームの予測画素の周辺に位置する複数の画素を選択する第1の予測タップ選択部と、
    前記第1の予測係数選択部により選択した予測係数および前記第1の予測タップ選択部により選択した複数の画素を演算して前記予測フレームの予測画素を生成する第1の演算部と、
    前記予測フレームの予測画素の各々と前記第2フレームの画素との相関を求め、該相関が高い予測画素における候補ベクトルを動きベクトルとして検出する動き割付部とを備える動きベクトル検出装置。
  9. 低周波数の画像信号の第1フレームと第2フレームを入力し、前記第1フレームと前記第2フレームの間の動きを示す動きベクトルを推定する動き推定部と、
    前記動きベクトルから、教師画像としての前記第2フレームに対応する予測フレームの予測画素が属する動きクラスを決定する動きクラス決定部と、
    少なくとも生徒画像としての前記第1フレームから、前記予測フレームの予測画素の周辺に位置する複数の画素を選択する予測タップ選択部と、
    前記動きクラス決定部により検出した動きクラス、前記予測タップ選択部で選択した生徒画像における複数の画素および前記教師画像の画素から動きクラス毎に、前記生徒画像における複数の画素と前記教師信号の画素との誤差を最小にする予測係数を求める予測係数生成部とを備える予測係数生成装置。
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