JP2010087766A - チャネル周波数設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の周波数帯域にわたって送受信可能な通信機において、不連続な複数の周波数帯域であっても帯域変更操作を行うことなく、同調ツマミの簡単な操作のみで、連続して周波数設定が可能であるチャネル周波数調整装置を提供する。
【解決手段】予め、複数の周波数領域のなかの所望の周波数区間をメモリに記憶しておき、周波数変更時には、メモリから読み出した周波数区間データに基づいて、チャネル設定ダイヤル(同調ツマミ)の回転、操作に応じて、順次受信チャネル周波数を設定するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明はチャネル周波数同調装置に関し、詳細には不連続な複数の周波数帯域であっても帯域変更操作を行うことなくチャネル設定ダイヤルによって、連続して周波数設定を可能にしたチャネル周波数同調装置に関する。
近年、無線通信システムでは、周波数利用効率の観点などから一チャネルあたりの周波数占有幅の狭帯域化が、また装置の性能向上、小型化、高機能化等の諸観点からデジタル化が進められている。更に、このようなデジタル技術の向上に伴って、極めて多くの周波数帯域にわたる多数のチャネル周波数において受信できるオールウエーブ受信装置が製品化されている。
また、複数の周波数帯域にわたって多数のチャネル周波数を使用する通信システムとしては、アマチュア無線を掲げることができる。
例えば、1.9MHz乃至30MHzの短波帯(High Frequency Band:HF)においてアマチュア無線に使用できる周波数帯域は、図5に示すように規定されている。一部について説明すれば、1.9MHz帯では、1、810kHz乃至1、825kHz、及び1、907.5kHz乃至1、912.5kHzの二つの周波数領域に区分されている。なお、3.5MHz帯では、3、500kHz乃至3、575kHzの連続した一つの周波数帯域であるが、その一部の3、520kHz乃至3、525kHzにおいてはチャネル占有周波数帯域が狭帯域のデジタル方式の使用も可能であり、更に、他の周波数領域の変調方式も所定のものに限定されている部分も存する。他の周波数帯域についても、同図5に示すとおり、夫々において、変調方式や利用目的が細かく規定されている。
アマチュア無線用通信機を始めとして、多数のチャネル周波数を切替えて使用する受信機や送信機では、デジタル技術が駆使されて、液晶等の表示装置に各種のアシスト画像が表示されて迅速に目的とするチャンネル周波数を設定することができるように、操作を支援するGUI(Graphical User Interface)が採用される場合が多い。
その一例を示せば、無線通信機に備えた液晶等の表示器、または、所要のインターフェースを介して無線通信機に接続したパソコン等の外部表示器に、周波数変更・設定操作のための所要のアイコン画面を表示し、マウスやその他のカーソル移動手段によって画面上の所要アイコンを指定することによって周波数変更処理を開始するとともに、周波数の変更設定は、表示画面上のカーソルを時計回り、または、反時計回りに円を描くように移動させることによって、その回転方向に対応して周波数の増減を行い、選択された周波数を表示するものが知られている。
また、特許文献1には、同様に通信機に付属する表示画面に、選択している周波数と周波数切替アイコンを表示し、マウス等によって表示画面上のカーソルを上記周波数切替アイコン上に移動させてクリックすることによって周波数変更処理を開始した後、上記マウスのホイールを回転させたとき、その回転方向に応じて周波数を増加、または、減少するように制御したものが提案されている。この方法によれば、カーソルが円を描くようにマウスを操作する場合に比べ、マウスの移動量を少なくできるので周波数設定の操作が容易であり、且つ、確実に行うことができる。
図6は、従来の無線受信機の一例を示した概要ブロック図である。この例では、アンテナ61やスピーカ62を備えた受信回路63と、この受信回路63を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)64と、設定チャネル周波数を表示する表示部65と、チャネル周波数を切替えて設定するためのスイッチ類を含む操作パネル66を備え、この操作パネル66には、チャネル周波数を切替える同調ツマミ(チャネル設定ダイヤル)67、チャネル周波数帯域(バンド)を周波数が高い方にシフトするバンドUPスイッチ68、周波数を低い方にシフトするバンドDOWNスイッチ69を含んでいる。
図7は、上記構成の受信機における周波数設定手順を示すフローチャートである。この例では、上記図5に示したアマチュア無線のHF帯域のうち、3.5MHz帯、7MHz帯、14MHzにわたって、狭帯域デジタル用のチャネル周波数を受信する場合を示している。図7において、先ず、フローには含めていないが、3.5MHzのバンドを選択する操作後、3.5MHz帯における狭帯域デジタル通信が使用できるのは3.520MHz乃至3.525MHz間であるので、その間において同調ツマミ(チャネル設定ダイヤル)を回転させて、チャネル周波数を変更しながら受信機の復調音声をモニタする(S61)。3.5MHz帯のモニタが終了すると、次に、7MHzの帯域にバンドを切替る(S62)。更に、チャネル周波数を昇順(周波数が増加する)方向に変更しているので、同調ツマミを操作して7MHzにおいて狭帯域デジタル通信が許容されている帯域の下限周波数である7.025MHzに合わせ(S63)、この下限周波数から7.30MHzまで順番に、同調ツマミによりチャネル周波数を増加する方向に変更しながら受信機の復調音声をモニタする(S64)。7MHzのモニタが終了すると、14MHzの帯域にバンドを切替え(S65)、更に、同調ツマミを操作して14MHzにおいて狭帯域デジタル通信が許容されている帯域の下限周波数である14.070MHzに合わせ(S66)、この下限周波数から14.112MHzまで順番に、同調ツマミによりチャネル周波数を増加する方向に変更しながら受信機の復調音声をモニタする(S67)。
もし、更に他の周波数帯域を続いてモニタする場合は、同様に、周波数帯域(バンド)切替操作と、そのバンドにおける下限チャネル周波数に調整する操作をはさみながら、順次モニタすることになる。なお、チャネル周波数変更が、高い方から低い方への変更である場合は、切替えた周波数帯域のスタートチャネル周波数は上限周波数とすべきである。従って、この方法により周波数変更を行う場合は、例えば、図5に示されたような周波数帯域使用区別を正確に覚えておくか、そのような資料を参照しながら操作を行う必要がある。
特開2002-246938公報
しかしながら、上述した従来のチャネル周波数同調装置では、各周波数帯域を越えてチャネル周波数を設定する場合は、図5及び図7を用いて説明したように、その都度、次の周波数帯域に切替える操作や、切替えた周波数帯域において、所望のスタート周波数に設定する操作が必要があったので、処理ステップや操作が多くなり、迅速なチャネル周波数同調を阻害する要因となっていた。
特に、後者の変更後の周波数帯域におけるスタート周波数設定は、場合によっては極めて面倒な操作となる場合があった。対応策として、例えば、周波数帯域を切替えると、新たな周波数帯の最下位(下限)の周波数がスタート周波数として自動的に設定されるように構成されていた場合であっても、仮に、それ以前のチャネル周波数変更が、低い方から高い方(昇順方向)に変更している場合であって、引き続き昇順方向にチャネル設定ダイヤルを操作したい場合は、スタート周波数を最大チャネル周波数に変更しなければならなかった。
また、同一周波数帯域中であっても、通常は使用できない非常通信用の周波数領域は、できればスキップしたいところであるが、従来、スキップする手段がなかったので、その周波数領域においても同様にダイヤル操作が強いられていた。
あるいは既に説明したように、従来の方法により周波数変更を行う場合は、図5に示されたような周波数帯域使用区別を正確に覚えておくか、そのような資料を参照しながら操作を行う必要があるが、周波数帯域使用区分は、時々変更されることがあるので、常に正確に覚えておくことは相当の努力が強いられるものであった。
本発明は、このような従来のチャネル周波数設定装置における諸事情に鑑みてなされたものであって、不連続な複数の周波数帯域であっても帯域変更操作を行うことなく、チャネル設定ダイヤル等の簡単な操作によって、連続して周波数設定を可能にしたチャネル周波数設定装置を提供することを目的としている。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の周波数帯域にわたって送信/受信が可能な通信機のチャネル周波数設定装置において、前記周波数帯域における複数の周波数領域を指定する周波数区間設定手段と、この指定した周波数領域を示す周波数区間データを記憶する周波数区間メモリと、前記周波数区間メモリから周波数区間データを読み出す手段と、この読み出した周波数区間データを順次変更して送信/受信チャネル周波数を設定する同調ツマミと、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のチャネル周波数同調装置において、更に表示手段を備え、前記周波数区間設定手段により周波数区間メモリに所望の周波数区間を設定する際に、候補となる周波数領域または周波数を表示し、表示した中から所望の周波数区間、または、周波数を選択するとともに、それらの情報を周波数区間データとして周波数区間メモリに記憶する手段を備えたことを特徴とする。なおここでは、送信/受信とは、送信または受信、送受信の両方の、何れかをいう。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のチャネル周波数同調装置において、前記周波数区間メモリには、夫々の周波数領域の下限周波数と上限周波数が記憶され、この下限周波数と上限周波数との間を、前記同調ツマミの操作に従って、予め設定した、または、任意に設定した周波数間隔で順次切替えるように構成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載されたチャネル周波数設定装置において、上記通信機が、AM中波放送、短波放送、FM放送、TV放送、ワンセグ放送、ケーブルTV放送、衛星放送、の少なくとも一つの放送を受信可能な通信機であり、上記周波数区間メモリには、夫々の放送の下限周波数と上限周波数、または、上限チャネルと下限チャネルが記憶されたことを特徴とする。
本発明は上述したように、複数の周波数帯域にわたって送信/受信が可能な通信機のチャネル周波数同調装置において、予め、複数の周波数領域のなかの所望の周波数区間をメモリに記憶しておき、周波数変更時には、メモリから読み出した周波数区間データに基づいて、チャネル設定ダイヤル(同調ツマミ)の回転、操作に応じて、順次受信チャネル周波数を設定するように構成したものである。従って、予め、所望の周波数領域のみを選択して周波数区間メモリに登録しておけば、不連続な複数の周波数帯域であっても帯域変更操作を行うことなく簡単な操作のみで、連続して周波数設定が可能である。特に、アマチュア無線通信のように、多数の周波数帯域において、不連続に使用可能な周波数帯域が点在する場合や、同一周波数帯域であっても、変調方式や使用目的の違いによって、使用できる周波数帯域が異なるシステムにおいては、同種類の通信が運用可能な周波数帯域に関する複数の周波数帯域における使用条件や、帯域の分布を正確に覚えていない場合であっても、予めメモリした周波数区間データを読み出すことによって、目的とするチャネル周波数を自動的に設定することが可能である。
以下、本発明を図示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明のチャネル周波数同調装置を備えた無線通信機の一例を示すブロック図である。この例に示す無線通信機は、アンテナ1やスピーカ2を備えた受信回路3と、この受信回路3を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)4と、設定チャネル周波数を表示する表示部5と、後述するように周波数区間データを記憶する周波数区間メモリ(周波数区間メモリテーブルを記憶するメモリ)6と、チャネル周波数を切替えて設定するためのスイッチ類を含む操作パネル7を備え、この操作パネル(操作部)7には、チャネル周波数を切替える同調ツマミ(チャネル設定ダイヤル)8、チャネル周波数帯域(バンド)を周波数が高い方にシフトするバンドUPスイッチ9、周波数を低い方にシフトするバンドDOWNスイッチ10、周波数領域を指定するための周波数区間テーブル編集手段11、区間テーブル選択手段12を含んでいる。
図2は、周波数区間メモリ6に記憶する周波数区間メモリテーブルの構成例を示す図である。この図2に示す周波数区間メモリテーブルの「区間指定メモリNo」はメモリのアドレスを示すもので、この例ではNo.1乃至No.10の10個のアドレスを備え、夫々に、Start(下限)周波数とStop(上限)周波数を周波数区間データとして指定し、この二つの周波数に挟まれた周波数領域が、夫々の区間指定メモリNo.1乃至No.10により設定される周波数区間である。この10個の周波数区間データ群を、ここでは「区間テーブル」と称し、この区間テーブルは、一つに限ることなく例えば、図に示すように10個等、複数備えることもできる(これら複数の区間テーブルの全体が周波数区間メモリテーブルとなる)。
図2の第一の区間テーブル(区間テーブルNo.1)に示した周波数区間(周波数領域)は、上記図5乃至図7を参照すれば明らかなように、狭帯域デジタル通信が許容された周波数領域である。これに倣って、他の周波数区間テーブルとしては、例えば、モールス符号等を送信するCW(Continuous Wave:連続波)が使用可能な周波数帯域、データ通信専用のチャネル周波数帯域、音声通信のみが許容されたチャネル周波数帯域を記憶する区間テーブルであってもよく、あるいは、図2の第十の区間テーブル(区間テーブルNo.10)に示したように、狭帯域の電話・画像の送信/受信が許容された周波数領域を記憶する区間テーブルであってもよい。
このような区間テーブルへの書き込みは、この例に限る必要はないが、図1に示したマイコン4の制御に基づいて、操作部7の周波数区間テーブル編集手段11、区間テーブル選択手段12、表示部5、及び、バンドUPスイッチ9、バンドDOWNスイッチ10を使用しながら行う。
例えば、周波数区間テーブル編集手段は、その編集処理を行うモードに設定するための操作ボタン類が備えられている。または、「周波数区間テーブル編集」を指示する押しボタンであってもよく、このボタンが操作されると、表示部5に、周波数区間メモリテーブルの編集を行う上で必要なアイコンや周波数区間メモリテーブルが表示され、GUIの指示に従って、必要な設定ができるように構成されている。また、このようにして編集作成された周波数区間メモリテーブルを周波数区間メモリ6から読み出す場合は、図示を省略した周波数区間メモリテーブルを読み出す手段を用意してもよいが、編集に使用した区間テーブル選択手段を併用するものであってもよい。例えば読み出しモードにおいて、区間テーブル選択手段として設けた押しボタンを操作すると、周波数区間メモリ6に記憶されている周波数区間メモリテーブルを読み出してチャネル周波数同調を行う。なお、その際読み出すのは、周波数メモリテーブルの全体であってもよいが、あるいは予め周波数区間メモリテーブルの構成要素である各区間テーブルに付加した「狭帯域デジタル」、「CW専門」、「狭帯域・電話」、「データ通信専用」・・・等の属性をユーザに指定させ、その属性に合致する区間テーブルのみを選択して読み出すように処理するものであってもよい。
なお、周波数区間メモリテーブルを作成・編集する際に便利なように、例えば、図5に示すような、使用する可能性のある周波数帯について別のメモリテーブルを用意しておくか、必要に応じて外部情報手段からメモリに取り込む手段を備え、それらを表示しながら、カーソルや操作パネルのスイッチ類を操作することによって、所望の周波数を選定するように構成することもできる。この場合も、上記別の周波数帯域メモリの各チャネル周波数について、CWや狭帯域デジタル電話等の種別を示す属性情報を付加しておけば、その属性を指定して、それに合致するのものみを選定するような制御も可能となる。
図3は、上記構成の受信機における周波数設定手順例を示すフローチャートである。この例では、上記図5に示したアマチュア無線のHF帯域のうち、3.5MHz帯、7MHz帯、14MHz・・・にわたって、狭帯域デジタル用のチャネル周波数を受信する場合を示している。即ち、図3において、フローチャートには含めていないが、上述したように周波数区間メモリテーブルから必要なものを読み出して予め設定しておく。ここでは、図2に示した第一の周波数区間テーブル(区間番号No.1)を読み出して、受信チャネル周波数の設定を実行する場合を例示している。
この操作を行うと、最初のチャネル周波数として、第一の区間テーブルの第一の区間指定メモリ(No.1)に下限周波数として記憶された(HF帯の3.5MHz帯のうち、狭帯域デジタル通信の下限周波数)3.520MHzが設定され、且つ、表示される。以下、順次同調ツマミ(チャネル設定ダイヤル)8を、周波数を増加させる方向(昇順方向)に回転させながら、通常の受信モニタ操作を行う(S1)。本発明では、第一の区間テーブルに記憶されたチャネル周波数が順番に設定されるので、3.5MHz帯のチャネルの上限周波数を超えて同調ツマミが操作されると、周波数数帯域を切替える操作をすることなく、自動的に区間指定メモリNo.2の7MHz帯に移行し、7.25MHz乃至7.030MHzが順次設定されて受信モニタが可能である(S2)、同様に、7MHz帯の設定されたチャネルの上限周波数を超えて同調ツマミが操作されると、周波数数帯域を切替える操作をすることなく、自動的に区間指定メモリNo.3の14MHz帯に移行し、14.070MHz乃至14.112MHzが順次設定されて受信モニタが可能となる(S3)。
本発明は、上述した実施例に限定する必要はなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施例では、主として受信周波数の設定について説明したが、送信チャネル設定に際しても、同様の操作によって、目的のチャネル周波数を設定することができる。即ち、送信を行う際には、必ず、他の無線局が通信を行っていないことを確認するために、電波の送信の前に目的とするチャネル周波数の受信を行う必要があるので、受信チャネルのモニタと同様の操作を行えばよいことになる。また、他局が通信中であるチャネルを探して、その通信終了時に、どちらかの無線局をコールすることも多いので、その場合にも受信モニタと同様の操作を行えばよい。
また、本発明を適用する通信機としては、無線送受信機に限らず、通常の放送受信機(ラジオ)であってもよい。図4はその例を示す放送受信機の外観図である。この例に示す受信機は、例えば、短波放送、中波放送、FM放送を受信可能なものであり、上述した実施例と同様に、ユーザの希望に応じた放送チャネル周波数を、内蔵した周波数区間メモリに登録しておき、必要に応じて、それらを読み出せばよい。そのような操作のために、この例に示す放送受信機20では、表示部21、受信チャネル設定用ダイヤル(同調ツマミ)22、周波数設定用操作ボタン(操作部)23、放送種類切替スイッチ24、を備えており、操作部23には、周波数アップ・ダウン用のスイッチ、数字・記号入力用テンキー等を含んでいる。なお、25は電源スイッチ兼音量調節ボリューム、26はスピーカ、27はスライド式アンテナである。
また、音声の受信機に限らず、画像・映像受像器においても発明を適用できるし、無線通信機に限らず、ケーブルテレビジョン放送用の受像器や、インターネット配信される各種のメディア放送、サービスのモニタ用に採用することも可能であろう。あるいは、それら複数種類のメディアが混在する受信装置(通信機)に本発明を適用することもできる。即ち、通信機が、AM中波放送、短波放送、FM放送、TV放送、ワンセグ放送、ケーブルTV放送、衛星放送、のなかの少なくとも一つの放送を受信可能な通信機であり、上述した実施例に示す周波数区間メモリには、一つの放送におけるチャネル群、または、複数種類の放送メディアに属する夫々のチャネル群の所要のものを、下限周波数と上限周波数、または、上限チャネルと下限チャネルとして記憶するように構成してもよい。
また更なる変形実施例として、周波数区間メモリテーブルから読み出す際、チャネルの昇降の順番を適宜設定する機能を備えることも有用であろう。即ち、受信モニタを行う際のチャネルの昇降方向は、チャネル設定ダイヤルの回転方向によって、増加方向、減少方向に切替えるが、ユーザは、そのときのモニタ状況に応じて周波数の増加方向や減少方向を選ぶ。そこで、上述したように、区間メモリから周波数帯域を越えて読み出す際、それ以前におけるユーザのチャネル操作に応じて、スタート周波数として、移行先の帯域の上限周波数を読み出すか、下限周波数を読み出すかを判断して、結果的に連続的な変化となるように自動的に制御する機能を備えることが好ましいであろう。また、周波数区間メモリテーブルから読み出す際の制御例として、チャネル設定ダイヤルを回転した場合に変化する周波数幅、即ち、周波数変化ステップを、夫々の周波数帯域に応じて予め設定しておく方法の他、その都度ユーザが設定できる手段を備えておく方法とが考えられる。即ち、チャネル周波数が所定のステップ周波数毎に予め設定されている場合は、その値になるように自動的に設定できることが好ましいが、ユーザが任意に設定した周波数において送信/受信ができる周波数帯域では、最小ステップ周波数を任意に設定できる方が好ましい。
あるいは、アマチュア無線システムにおいて、電波伝搬状況は季節や時間帯によって変動するので、タイマ手段を備え、季節や時間帯によって、電波伝搬状況が良い周波数帯域を自動的に選択してメモリテーブルを作成できるような支援機能を付加しても良いであろう。
なお、上記の例の周波数区間設定手段では、区間メモリに上限/下限チャネル周波数を指定することによって、周波数帯域を設定したが、その例に限ることなく種々の方法がある。
更に上述したように、上記周波数区間メモリの夫々の周波数区間データには、デジタル方式、アナログ方式、変調方式、占有周波数帯域、規定上の使用情報のうち少なくとも一つのチャネル情報を付加しておき、そのチャネル設定ダイヤル操作に先立って上記チャネル情報が指定された場合、チャネル情報に合致する周波数区間またはチャネル周波数のみを読み出して順次切替えるように構成することも可能である。
更に、本発明を実施する上で必要な処理部分を、プログラムとして実現しておけば、CPUやメモリを備えた無線機にインストールすることによって、ソフトウエア的に本発明を実現することも可能であり、そのためのプログラムを各種のメモリに記録して提供することや、通信手段を介して頒布提供することも可能である。
本発明のチャネル周波数同調装置を備えた無線通信機の一例を示すブロック図。 本発明のチャネル周波数同調装置に含む周波数区間メモリの構成例を示す図。 本発明のチャネル周波数同調装置の操作の一例を示すフローチャート。 本発明のチャネル周波数同調装置を備えた無線通信機の他の例を示す図。 アマチュア無線における短波(HF)帯の周波数帯域を示す図。 従来のチャネル周波数同調装置を備えた無線通信機を示すブロック図。 従来のチャネル周波数同調装置の操作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
3 受信回路、4 マイコン(マイクロコンピュータ)、5、21 表示器(表示部)、6 周波数区間メモリ、7、23 操作パネル、8 チャネル設定ダイヤル(同調ツマミ)、9 バンドUPスイッチ、10 バンドDOWNスイッチ、11 周波数区間テーブル編集手段、12 区間テーブル選択手段、20 放送受信機、24 放送種類切替スイッチ

Claims (4)

  1. 複数の周波数帯域にわたって送信/受信が可能な通信機のチャネル周波数設定装置において、前記周波数帯域における複数の周波数領域を指定する周波数区間設定手段と、この指定した周波数領域を示す周波数区間データを記憶する周波数区間メモリと、前記周波数区間メモリから周波数区間データを読み出す手段と、この読み出した周波数区間データを順次変更して送信/受信チャネル周波数を設定する同調ツマミと、を備えたことを特徴とするチャネル周波数同調装置。
  2. 請求項1に記載のチャネル周波数同調装置において、更に表示手段を備え、前記周波数区間設定手段により周波数区間メモリに所望の周波数区間を設定する際に、候補となる周波数領域または周波数を表示し、表示した中から所望の周波数区間、または、周波数を選択するとともに、それらの情報を周波数区間データとして周波数区間メモリに記憶する手段を備えたことを特徴とするチャネル周波数同調装置。
  3. 請求項1または2に記載のチャネル周波数同調装置において、前記周波数区間メモリには、夫々の周波数領域の下限周波数と上限周波数が記憶され、この下限周波数と上限周波数との間を、前記同調ツマミの操作に従って、予め設定した、または、任意に設定した周波数間隔で順次切替えるように構成したことを特徴とするチャネル周波数同調装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載されたチャネル周波数同調装置において、前記通信機が、AM中波放送、短波放送、FM放送、TV放送、ワンセグ放送、ケーブルTV放送、衛星放送、のなかの少なくとも一つの放送を受信可能な通信機であり、前記周波数区間メモリには、夫々の放送における周波数帯域の下限周波数と上限周波数、または、上限チャネルと下限チャネルが記憶されたことを特徴とするチャネル周波数同調装置。
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