JP2010087244A - 半導体集積回路、半導体集積回路のレイアウト方法、及び半導体集積回路のレイアウトプログラム - Google Patents

半導体集積回路、半導体集積回路のレイアウト方法、及び半導体集積回路のレイアウトプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クロストークノイズを防止し、かつ、十分に配線リソースの使用を低減して、チップコストを低減することができる半導体集積回路、半導体集積回路のレイアウト方法、及び半導体集積回路のレイアウトプログラムを提供する。
【解決手段】シールド配線24及びNAND回路14〜14により通常動作時の信号レベルが一定に保たれるスキャンパス26〜26の一方がクロックパス22に隣接するように、クロックパス22の両側に配線されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路、半導体集積回路のレイアウト方法、及び半導体集積回路のレイアウトプログラムに関する。
一般に、複数のフリップフロップ回路をシフトレジスタとして用いる半導体集積回路において、図7に示すように、通常動作時にスキャンパス信号の出力レベルを一定にすることにより、スキャンパス信号の出力レベルが変化することに伴う消費電力を抑制するようレイアウトされた半導体集積回路がある。
また、半導体集積回路の微細化の影響により、例えば、クロックパス等のように信号レベルが高速変化する配線の影響を受けやすくなり、隣接する配線同士でノイズを拾ってしまう、いわゆるクロストークノイズ等のノイズが発生しやすくなる。このようなノイズを防止するため、図7に示すように、信号レベルが変化しないシールド配線でクロックパスをシールドすることが行われている。
しかしながら、図7に一例を示した半導体集積回路40では、シールド配線24等、通常動作時に動作しない配線を多数レイアウトするため、使用する配線リソース(配線可能領域)が増加し、これにより半導体集積回路チップのチップコストが増大したりする。
また、図8に示すように、クロックパスの周囲に他の配線を配置しないシールド領域を設けることで、クロックパスをシールドすることが行われている。しかしながら、図8に一例を示した半導体集積回路41では、シールド領域30を設けたことにより配線リソース量が低減したり、半導体集積回路チップの面積が増加したり、チップコストが増大したりする。
シールド配線を設けずに配線間の電位差に依存した浮遊容量の発生を防止するために、回路ブロックにクロック信号を供給するクロック配線の両側をスキャンクロック配線またはリセット配線で挟んで配置する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、クロストークノイズを防止するために、クロック信号線をスキャン信号線とGND線またはVDD線で取り囲むように配線する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、クロックスキューを低減するために、クロック信号配線の両側に平行してスキャン信号用テスト配線を配置する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−242282号公報 特開2001−247172号公報 特開平11−274308号公報
上記の技術では、シールド配線の代わりに用いられる配線が長くなる等により、信号の遅延やチップコストの低減を十分に行えない場合がある。また、特許文献3の技術のように、通常時に動作する信号線を用いてシールドすることにより、クロックパスとシールドに用いる配線とが影響を与えあうことにより、誤動作を招くおそれがある。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたもので、クロストークノイズを防止し、かつ、十分に配線リソースの使用を低減して、チップコストを低減することができる半導体集積回路、半導体集積回路のレイアウト方法、及び半導体集積回路のレイアウトプログラムを提供することを目的とする。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものである。上記課題を解決するにあたり本発明の半導体集積回路は例えば以下の特徴を有している。すなわち、スキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線と、データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とが前記スキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子とを接続する前記スキャンテスト信号線の間に配置された、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路と、前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線と、前記クロック信号を、他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド配線と、を備え、前記シールド手段は、前記論理回路の出力端子に接続されたスキャンテスト信号線及びシールド配線を含み、前記クロック信号線に隣接されるように配線されたことを特徴としている。
また、本発明の半導体集積回路のレイアウト方法としては、例えば以下の特徴を有している。すなわち、ネットリストを取得し、取得した前記ネットリストに基づいて、データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とがスキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路の配置を設定する工程と、前記ネットリストに基づいて前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子との間に、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路の配置を設定し、前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線の配線を設定する工程と、前記論理回路の出力端子に接続されたスキャンテスト信号線及びシールド配線を含み、前記クロック信号線に隣接するように、前記クロック信号を他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド手段を設定する工程とを備えることを特徴としている。
また本発明の半導体集積回路のレイアウトプログラムとしては、例えば以下の特徴を有している。すなわち、ネットリストを取得し、取得した前記ネットリストに基づいて、データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とがスキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路の配置を設定するステップと、前記ネットリストに基づいて前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子との間に、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路の配置を設定し、前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線の配線を設定するステップと、前記論理回路の出力端子に接続されたスキャンテスト信号線及びシールド配線を含み、前記クロック信号線に隣接するように、前記クロック信号を他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド手段を設定するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明によれば、クロストークノイズを防止し、かつ、十分に配線リソースの使用を低減して、チップコストを低減することができる半導体集積回路、半導体集積回路のレイアウト方法、及び半導体集積回路のレイアウトプログラムを提供することができる、という効果が得られる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(半導体集積回路)
まず、本実施の形態の半導体集積回路について詳細に説明する。図1は、本実施の形態の半導体集積回路の概略構成の一例を示す回路図である。なお、本実施の形態の半導体集積回路10は多層構造を有しているが、図1は、平面図を示している。
本実施の形態の半導体集積回路(半導体集積回路チップ)10は、4個のフリップフロップ回路12(12〜12)と、4個のNAND回路14(14〜14)と、2個の組合わせ回路16(16、16)と、クロックドライバ回路18と、が配置されている。
本実施の形態の半導体集積回路10では、システム信号線20は、システム信号INからフリップフロップ回路12のデータ入力端子D及びデータ出力端子Q、組合わせ回路16、フリップフロップ回路12のデータ入力端子D及びデータ出力端子Qを経由した後、システム信号OUTに配線されており、組合わせ回路16を通常動作させるためのシステム信号がシステム信号INから供給されシステム信号OUTから半導体集積回路10の外部に出力される。
同様に、システム信号線20は、システム信号INからフリップフロップ回路12のデータ入力端子D及びデータ出力端子Q、組合わせ回路16、フリップフロップ回路12のデータ入力端子D及びデータ出力端子Qを経由した後、システム信号OUTに配線されており、組合わせ回路16を通常動作させるためのシステム信号がシステム信号INから供給されシステム信号OUTから半導体集積回路10の外部に出力される。
スキャンパス26は、スキャンテスト用のスキャンテスト信号を供給するものであり、スキャン信号INからフリップフロップ回路12のスキャンデータ入力端子SDに配線されている。フリップフロップ回路12のデータ出力端子QからNAND回路14で分岐されたスキャンパス出力配線(スキャンパス配線)26は、フリップフロップ回路12のスキャンデータ入力端子SDに接続されている。同様に、フリップフロップ回路12のデータ出力端子QからNAND回路14で分岐されたスキャンパス出力配線(スキャンパス配線)26は、フリップフロップ回路12のスキャンデータ入力端子SDに接続されている。フリップフロップ回路12のデータ出力端子QからNAND回路14で分岐されたスキャンパス出力配線(スキャンパス配線)26は、フリップフロップ回路12のスキャンデータ入力端子SDに接続されている。フリップフロップ回路12のデータ出力端子QからNAND回路14で分岐されたスキャンパス出力配線(スキャンパス配線)26により、スキャン信号OUTからスキャン信号が半導体集積回路10の外部に出力される。
NAND回路14〜14は、通常動作時にスキャンパス信号の信号レベルを、例えば、GNDレベルやVDDレベル等の一定のレベルに保つためのものであり、一方の入力端子にはフリップフロップ回路12〜12のデータ出力端子から出力されたスキャン信号が入力され、他方の入力端子には通常動作時にスキャン信号を一定のレベルに保つための制御信号が入力される。
クロックパス22は、クロック端子18からフリップフロップ回路12〜12の各々のクロック信号入力端子CKに接続されるように配線されており、フリップフロップ回路12〜12を動作させるためにクロック信号INから入力するクロック信号を供給する。
シールド配線24は、クロックパス22に発生するクロストークノイズを防止するものであり、複数配線されている。また、スキャンパス26〜26に供給されるスキャンパス信号は、通常動作時に信号レベルが変化しないため、クロックパス22に供給されるクロック信号に影響を与えることなく、クロック信号をノイズの影響からシールドすることができる。
本実施の形態の半導体集積回路10は、図1に示すように、シールド配線24及びスキャンパス26〜26の一方がクロックパス22に隣接するように、クロックパス22の両側に配線されている。シールド配線24及びスキャンパス26〜26と、クロックパス22との距離は、クロックパス同士等や他の信号線に供給される信号線の信号レベルの変化による影響、いわゆるクロストークノイズ等が発生しない距離等により定められている。なお、ノイズを防止できる距離内であれば、シールド配線24とクロックパス22との距離と、スキャンパス26〜26とクロックパス22との距離は同じであってもよいし、異なっていてもよい。これにより、クロックパス22はシールド配線24または、スキャンパス26〜26のいずれかによりノイズからシールドされた状態になっている。
スキャンパス26〜26がクロックパス22に隣接する部分等は、多い(長い)方がシールド配線24を低減することができるため、好ましいが、データの遅延や、配線の引き回しによる煩雑化、チップコストの増加等を考慮し、スキャンパス26〜26の全体の長さがクロックパス22全体の長さに対して適正な長さとなるようにすることが好ましい。
なお、スキャン動作時は、スキャンパス26〜26に供給されるスキャンパス信号の信号レベルが変化するが、スキャン動作で使用されるクロックパス22は、遅い速度で動作させるため、隣接する配線同士でクロストークノイズの影響を受けない。
このように、本実施の形態の半導体集積回路10は、シールド配線24及びNAND回路14〜14により通常動作時の信号レベルが一定に保たれるスキャンパス26〜26を含むシールド手段がクロックパス22に隣接するように、クロックパス22の両側に配線されている。これにより、クロックパス22に供給されるクロック信号に発生するクロストークノイズを防止することができる。
また、シールド手段は、シールド配線24及びスキャンパス26〜26を含み、クロックパス22に隣接するので、シールド配線24のみ、または、スキャンパス26〜26の一方のみをクロックパス22に隣接させるよりも配線リソース(配線可能領域)の使用を抑制し、チップコストを低減することができる。
なお、本実施の形態の半導体集積回路10では、NAND回路14〜14によりスキャンパス26〜26に供給されるスキャン信号の通常動作時の信号レベルを一定に保っているがこれに限らず、NAND回路以外の、AND回路、NOR回路、及びOR回路等、他の論理回路を用いてもよい。他の論理回路を用いる場合も本実施の形態と同様に、一方の入力端子にはフリップフロップ回路12〜12のデータ出力端子から出力されたスキャン信号が入力され、他方の入力端子にはスキャン信号を一定に保つための制御信号が入力されるようにすればよい。
また、本実施の形態の半導体集積回路の概略構成のその他の一例の回路図を図2に示す。なお、本実施の形態の半導体集積回路10Aは半導体集積回路10と略同様の構成であるため、異なる部分のみここでは説明する。
半導体集積回路10Aは、シールド配線設定領域25が設けられている。シールド配線設定領域25は、シールド配線24の配線を設定するために設けられた領域である。シールド配線設定領域25の大きさ(クロックパス22からの距離)は、シールド配線により、クロックパス同士等や他の信号線に供給される信号線の信号レベルの変化による影響、いわゆるクロストークノイズ等を防止できる距離に基づいて定められている。
スキャンパス26〜26は、シールド配線領域25内でクロックパス22に沿って配線された部分を有している。
また、シールド配線領域25内のスキャンパス26〜26が配線されていない領域に、クロックパス22に沿ってシールド配線24が配線されている。
(半導体集積回路のレイアウト方法)
まず、参考のため従来の一般的な半導体集積回路(図7の半導体集積回路40)のレイアウト方法の流れについて図9を参照して説明する。図9は、一般的なレイアウトフローの一例を示すフローチャートである。レイアウトフローが開始されると、まずステップ300では、ネットリストを取得し、取得したネットリストに基づいて、次のステップ302ではフリップフロップ回路を含む半導体セルの配置を設定し、次のステップ304ではクロックパス22の配線及びシールド配線24の配線を設定し、次のステップ306ではクロックパス22及びシールド配線24以外のその他の信号線の配線を設定する。次のステップ308でレイアウトを出力することにより、半導体集積回路のレイアウトが完成する。
次に、本実施の形態の半導体集積回路10の回路構成のレイアウト方法について詳細に説明する。図3は、本実施の形態の半導体集積回路10の回路構成をレイアウトするためのレイアウト装置の概略構成の一例を示す構成図である。
本実施の形態のレイアウト装置50は、CPU52、ROM54、RAM56、HDD58、ネットリスト記憶部60、及びGUI/F(グラフィックユーザインターフェイス)62を備えて構成されている。このようなレイアウト装置50の具体的例としては、コンピュータ等が挙げられる。
CPU52は、レイアウト装置50の全体を制御するものであり、詳細を後述するレイアウト処理が実行される。レイアウト処理のレイアウトプログラム66は、記録媒体としてのROM54に記憶されている。なお、レイアウトプログラム66は、CD−ROM(図示省略)やDVD−ROM(図示省略)、リムーバブルディスク(図示省略)等の記録媒体に記録しておき、HDD58等にインストールし、CPU52により読込まれて実行されるようにしてもよい。ROM54には、レイアウトプログラム66等やパラメータ等が記憶されており、RAM56は、CPU52によるレイアウトプログラム66等の実行時におけるワークエリア等として用いられる。
ネットリスト記憶部60は、半導体回路セルの配置や、論理的な接続順等が定められている半導体集積回路10のレイアウトに関するネットリストが記憶されている。なお、本実施の形態では、ネットリストは、予めユーザ等により入力され、ネット記憶部60に記憶される。
GUI/F62は、ユーザがネットリストや半導体集積回路10のレイアウトに関する指示等を入力したり、ユーザに対して、レイアウトに関する情報や、完成した半導体集積回路10を出力したりするためのものである。具体的例としては、タッチパネル、ディスプレイ、マウス、及びキーボードが挙げられる。また、プリンタ等の出力装置により出力するようにしてもよい。
なお、CPU52、ROM54、RAM56、HDD58、ネットリスト記憶部60、及びGUI/F62は、コントロールバスやデータバス等のバス64を介して互いに情報等の授受が可能に接続されている。
次に、図4を参照して本実施の形態のレイアウト処理(レイアウト方法)を詳細に説明する。図4は、半導体集積回路のレイアウト処理の処理フローの一例を示すフローチャートである。
ステップ100は、ネットリスト取得ステップであり、ネットリスト記憶部60からネットリストを取得する。
ステップ102は、セル配置ステップであり、取得したネットリストに基づいてフリップフロップ回路12〜12及びNAND回路14〜14を含む半導体セルを配置する。
ステップ104は、クロックパス及びシールド配線の配線ステップであり、クロックパス22及びシールド配線24を配線する。なお、このときシールド配線24は、クロックパス22全域をシールドするように配線を設定する。
ステップ106は、スキャンパス出力選択ステップであり、スキャンパス出力を選択する。ネットリストにレイアウトされた配線からスキャンパス出力を選択する場合は、フリップフロップ回路12〜12のデータ出力端子Q(NAND回路14〜14の出力端子)、通常動作時の制御信号、及びフリップフロップ回路12〜12のスキャンデータ入力端子SDを辿ることで見つけることができる。本実施の形態では具体的には、フリップフロップ回路12のデータ出力端子Q(NAND回路14の出力端子)、制御信号及びフリップフロップ回路12のスキャンデータ入力端子を辿ることで、フリップフロップ回路12から組み合わせ回路16に接続される配線ではなく、スキャンパス26(スキャンパス26のレイアウト予定部)を選択することができる。同様にして、スキャンパス26及びスキャンパス26が選択される。
ステップ108は、シールド配線設定領域の配線リソース量算出ステップであり、シールド配線全体の配線リソース量を算出する。シールド配線24の設定位置に基づいてスキャンパス26〜26の配線リソースの定義を行い、定義した配線リソースの配線リソース量を算出する。すなわち、本実施の形態では、シールド配線24に替わりスキャンパス26〜26がクロックパス22を可能な限りシールドするように配線可能領域を定義し、配線可能領域におけるスキャンパス26〜26の配線長(配線リソース量)を算出する。
なお、図2に示した半導体集積回路10Aのレイアウトを行う場合は、シールド配線可能領域として、シールド配線設定領域25を定義すれば良い。
ステップ110は、シールド配線削除ステップであり、シールド配線24の設定を半導体集積回路10のレイアウトから削除する。なお、このステップ110はレイアウト作成プログラムによって自動的に行われる場合もある。
ステップ112は、スキャンパス出力配線量見積もりステップであり、再度検討したスキャンパス出力の総配線量(配線予定量)の見積もりを算出する。すなわち、ネットリスト及び配線リソースに基づいてスキャンパス26〜26を配線した場合のそれらの合計の配線量を算出する。
そして、次のステップ114では、スキャンパス出力配線量比較ステップであり、算出されたスキャンパス配線量がシールド配線の配線リソース量と比較し、所定量以下であるか否か判断する。所定量は、データの遅延や、配線の引き回しによる煩雑化、チップコストの増加等を考慮して予め定めておく値であり、クロックパス22全体の長さとの比率を定めておく。本実施の形態では、クロックパス22のシールド配線24から定義した配線リソースの配線リソース量よりも大きすぎるか否かを判断するための所定量が定められており、当該所定量以下で有るか否か判断する。
具体的には、見積もったスキャンパス26〜26の配線量(総配線長)が配線リソース量の1.2倍以下であるか否かを判断する。なお、本実施の形態では1.2倍以下としているがこれに限らず、上記のように予め定めておいた値ならよい。好ましくは、シールド配線24の配線量(総配線長)よりやや大きな値となるような比率がよい。
スキャンパス26〜26の配線量が所定量を越える場合は否定されて、スキャンリオーダステップであるステップ116へ進み、スキャンリオーダ処理を行う。スキャンリオーダ処理では、例えば、フリップフロップ回路12〜12の接続順を変えたり、例えば、スキャン出力の経路を変えたりする等、スキャンパス26〜26の配線レイアウトを変化させ、ステップ112に戻る。すなわち、スキャンパス26〜26の配線量が所定量以下になるまで(適正な長さになるまで)、ステップ112〜116の処理を繰返す。
一方、所定量以下の場合はスキャンパス26〜26の配線量が適正量であるため、肯定されて、スキャンパス出力の配線ステップであるステップ118へ進む。
ステップ118では、条件を満たしたレイアウトによる配線ステップであり、スキャンパス26〜26の配線をステップ114の条件を満たしたレイアウトに設定する。
ステップ120は、シールド配線の配線ステップであり、ステップ104でシールド配線24を設定した箇所でスキャンパス26〜26が配線されていない部分にシールド配線24を配線するように設定する。
ステップ122は、そのほかの配線の配線ステップであり、未配線のその他の信号線を配線する。
ステップ124は、レイアウト出力ステップであり、各設定に基づいたレイアウトをGUI/F62により出力することにより、半導体集積回路10のレイアウトが完成し、かかるレイアウトに基づいて半導体集積回路が形成される。
以上説明したように、本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方法(図4のレイアウト処理フローの実行)では、シールド配線24の設定領域をスキャンパス26〜26の配線リソースとして定義するため、シールド配線24及びNAND回路14〜14により通常動作時の信号レベルが一定に保たれるスキャンパス26〜26の一方がクロックパス22に隣接するように、クロックパス22の両側にレイアウトすることができる。これによりレイアウトされた半導体集積回路10は、クロックパス22に供給されるクロック信号に発生するクロストークノイズを防止することができると共に、配線リソースの使用を抑制し、チップコストを低減することができる。
[第2の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(半導体集積回路)
まず、本実施の形態の半導体集積回路について詳細に説明する。図5は、本実施の形態に係る半導体集積回路の概略構成の一例を示す回路図である。なお、本実施の形態の半導体集積回路11は、第1の実施の形態の半導体集積回路10と略同様の構成及び動作であるので、同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態の半導体集積回路11は、第1の実施の形態の半導体集積回路10におけるシールド配線24の代わりに、シールド領域30が設けられている。
シールド領域30は、クロックパス22に発生するクロストークノイズを防止するためにクロックパス22の周囲に設けられた領域である。すなわち、他の信号線に供給される信号レベルの変化による影響を防止するために、通常時に信号レベルが変化する他の信号線の配線を禁止する領域である。領域の大きさ(クロックパス22からの距離)は、クロックパス同士等や他の信号線に供給される信号線の信号レベルの変化による影響、いわゆるクロストークノイズ等が発生しない距離等により定められている。
本実施の形態では、図5に示すように、スキャンパス26〜26がシールド領域30の内部に、クロックパス22と隣接するように配線されている。
このように、本実施の形態の半導体集積回路11は、クロックパス22の周囲にシールド領域30が設けられており、シールド領域30の内部にクロックパス22に隣接するように通常動作時の信号レベルが一定に保たれるスキャンパス26〜26が配線されている。これにより、クロックパス22に供給されるクロック信号に発生するクロストークノイズを防止することができる。
また、本来、未使用とするはずであった配線リソース(シールド領域30)にスキャンパス26〜26を配線することにより、本来使うはずであったシールド領域30の外部のスキャンパス26〜26の配線リソースを削減することができる。これにより、配線リソースの使用を抑制し、チップコストを削減することができる。
(半導体集積化回路のレイアウト方法)
本実施の形態の半導体集積回路11の回路構成のレイアウト方法について詳細に説明する。なお、本実施の形態の半導体集積回路11の回路構成をレイアウトするためのレイアウト装置は、第1の実施の形態のレイアウト装置50と略同様の構成及び動作であるので、説明を省略する。
図6を参照して本実施の形態のレイアウト処理(レイアウト方法)を詳細に説明する。図6は、半導体集積回路のレイアウト処理の処理フローの一例を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態の半導体集積回路のレイアウト処理の処理フロー(図4)と同様の処理を行うステップについては、詳細な説明を省略する。
ステップ200はネットリスト取得ステップであり、ステップ202はセル配置ステップである。ステップ200は図4のステップ100に、ステップ202はステップ102に対応するステップである。
ステップ204は、シールド領域設定ステップであり、クロックパス22の配線を設定しクロックパス22の周囲シールド領域を設定する。本実施の形態では、シールド領域30を設定する。具体的には、クロックパス22からの領域範囲がグリッド単位(任意に定められた配線のレイアウト間隔、配線グリッド単位)で定められている。より具体的には、クロックパス22から2グリッド以内の領域をシールド領域30として設定する。なお、領域範囲はこれに限らず、上記のように、クロストークノイズ等の発生を防止できる範囲であればよい。
ステップ206は、スキャンパス出力選択ステップであり、図4のステップ106の処理と同様にしてスキャンパス出力を選択する。
ステップ208は、シールド領域の配線リソース量算出ステップであり、シールド配線全体の配線リソース量を算出する。シールド領域30内のクロック配線22の両脇をスキャンパス26〜26の配線リソースとして定義し、定義した配線リソースの配線リソース量を算出する。すなわち、本実施の形態では、シールド領域30内においてスキャンパス26〜26がクロックパス22を可能な限りシールドするように配線可能領域を定義し、配線可能領域におけるスキャンパス26〜26の配線長(配線リソース量)を算出する。
ステップ210、ステップ212、及びステップ214は、図4のステップ112、ステップ114、及びステップ16に対応するステップであり、スキャンパス26〜26の配線量を適正量にするための処理を行う。
ステップ216は、スキャンパス出力の配線ステップであり、スキャンパス26〜26の配線を設定する。ステップ218は、その他の配線の配線ステップであり、未配線のその他の信号線の配線を設定する。ステップ216は図4のステップ118に、ステップ218はステップ122に対応するステップである。
ステップ220は、レイアウト出力ステップであり、図4のステップ124と同様に、各設定に基づいたレイアウトをGUI/F62により出力することにより、半導体集積回路11のレイアウトが完成し、かかるレイアウトに基づいて半導体集積回路が形成される。
以上説明したように、本実施の形態の半導体集積回路のレイアウト方法(図6のレイアウト処理フローの実行)では、シールド領域30内のクロック配線22の両脇をスキャンパス26〜26の配線リソースとして定義するため、シールド領域30内に、NAND回路14〜14により通常動作時の信号レベルが一定に保たれるスキャンパス26〜26がクロックパス22に隣接するように、クロックパス22の両側にレイアウトすることができる。これによりレイアウトされた半導体集積回路11は、クロックパス22に供給されるクロック信号に発生するクロストークノイズを防止することができると共に、配線リソースの使用を抑制し、チップコストを削減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の概略構成の一例を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の概略構成のその他の一例を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路のレイアウト装置の概略構成の一例を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路のレイアウト処理の処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の概略構成の一例を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路のレイアウト処理の処理フローの一例を示すフローチャートである。 従来のシールド配線を設けた半導体集積回路の概略構成の一例を示す回路図である。 従来のシールド領域を設けた半導体集積回路の概略構成の一例を示す回路図である。 従来の半導体集積回路のレイアウト処理の処理フローの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10、11 半導体集積回路
12 フリップフロップ回路
14 NAND回路
22 クロックパス
24 シールド配線
26、42 スキャンパス
30 シールド領域
66 レイアウトプログラム

Claims (11)

  1. スキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線と、
    データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とが前記スキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路と、
    前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子とを接続する前記スキャンテスト信号線の間に配置された、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路と、
    前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線と、
    前記クロック信号を、他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド手段と、
    を備え、
    前記シールド手段は、前記論理回路の出力端子に接続されたスキャンテスト信号線及びシールド配線を含み、前記クロック信号線に隣接されるように配線された、半導体集積回路。
  2. スキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線と、
    データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とが前記スキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路と、
    前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子とを接続する前記スキャンテスト信号線の間に配置された、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路と、
    前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線と、
    前記クロック信号を、他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするために前記クロック信号線の周囲に予め設けられたシールド領域と、
    を備え、
    前記論理回路の出力端子に接続された前記スキャンテスト信号線が前記シールド領域内に配線された、半導体集積回路。
  3. 複数のフリップフロップ回路と、
    前記複数のフリップフロップ回路のそれぞれに接続され、周囲にシールド配線設定領域を有するクロック信号線と、
    前記複数のフリップフロップ回路を論理回路を介してそれぞれ接続する複数のスキャンテスト信号線であって、前記シールド配線設定領域を通過すると共に該シールド配線設定領域内で前記クロック信号線に沿って配線された部分を有する当該スキャンテスト信号線と、
    前記シールド配線設定領域内の前記スキャンテスト信号線が前記クロック信号に沿って配線された部分を除く該シールド配線設定領域に該クロック信号線に沿って配線されたシールド配線と、
    を有する半導体集積回路。
  4. 前記スキャンテスト信号線の長さが、前記クロック信号線の長さに基づいて予め定められた適正な長さ以下である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記論理回路は、NAND回路、AND回路、NOR回路、及びOR回路のいずれかであり、一方のデータ入力端子から前記スキャンテスト信号が入力され、他方のデータ入力端子から前記スキャンテスト信号の信号レベルを一定に保つための制御信号が入力される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. ネットリストを取得し、取得した前記ネットリストに基づいて、データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とがスキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路の配置を設定する工程と、
    前記ネットリストに基づいて前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子との間に、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路の配置を設定し、前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線の配線を設定する工程と、
    前記論理回路の出力端子に接続されたスキャンテスト信号線及びシールド配線を含み、前記クロック信号線に隣接するように、前記クロック信号を他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド手段を設定する工程と、
    を備えた半導体集積回路のレイアウト方法。
  7. ネットリストを取得し、取得した前記ネットリストに基づいて、データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とがスキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路の配置を設定する工程と、
    前記ネットリストに基づいて前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子との間に、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路の配置を設定し、前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線の配線を設定する工程と、
    前記クロック信号を、他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド領域を前記クロック信号線の周囲に設定する工程と、
    前記シールド領域内に、前記論理回路の出力端子と前記フリップフロップ回路のデータ入力端子との間に配線される前記スキャンテスト信号線の配線を設定する工程と、
    を備えた半導体集積回路のレイアウト方法。
  8. 前記スキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線の全長が前記クロック信号線の長さに基づいて予め定められた適正な長さ以下になるように配線を設定する工程をさらに備えた、請求項6または請求項7に記載の半導体集積回路のレイアウト方法。
  9. ネットリストを取得し、取得した前記ネットリストに基づいて、データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とがスキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路の配置を設定するステップと、
    前記ネットリストに基づいて前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子との間に、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路の配置を設定し、前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線の配線を設定するステップと、
    前記論理回路の出力端子に接続されたスキャンテスト信号線及びシールド配線を含み、前記クロック信号線に隣接するように、前記クロック信号を他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド手段を設定するステップと、
    をコンピュータに実行させるための半導体集積回路のレイアウトプログラム。
  10. ネットリストを取得し、取得した前記ネットリストに基づいて、データ出力端子と次段のスキャンデータ入力端子とがスキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線で接続され、クロック信号入力端子から入力されるクロック信号に応じて動作する複数のフリップフロップ回路の配置を設定するステップと、
    前記ネットリストに基づいて前記フリップフロップ回路のデータ出力端子と次段の前記フリップフロップ回路のスキャンデータ入力端子との間に、前記スキャンテスト信号線の信号レベルを一定に保つための論理回路の配置を設定し、前記フリップフロップ回路を動作させるためのクロック信号を供給するクロック信号線の配線を設定するステップと、
    前記クロック信号を、他の信号線の信号レベルの変化による影響からシールドするためのシールド領域を前記クロック信号線の周囲に設定するステップと、
    前記シールド領域内に、前記論理回路の出力端子と前記フリップフロップ回路のデータ入力端子との間に配線される前記スキャンテスト信号線の配線を設定するステップと、
    をコンピュータに実行させるための半導体集積回路のレイアウトプログラム。
  11. 前記スキャンテスト信号を供給するスキャンテスト信号線の全長が前記クロック信号線の長さに基づいて予め定められた適正な長さ以下になるように配線を設定するステップをさらに備えた、請求項9または請求項10に記載の半導体集積回路のレイアウトプログラム。
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