JP2010086821A - 給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コードセットを安全に使用することができる給電装置を提供することにある。
【解決手段】給電装置1は、建物の壁面Wに取り付けられる基台部2と、基台部2における壁面側とは反対の一面側に設けられるコンセント部3とを備えている。基台部2の上記一面側には、コンセント部3に接続されるコードセット100の負荷側コード120を保持する保持部4と、コードセット100の漏電遮断装置130が取り付けられる取付具5と、コードセット100の負荷側コード120に設けられたコネクタ121が載置される載置台6とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、給電装置、特に屋外の壁面に設置される給電装置に関するものである。
従来から、種々の給電装置が提案されている。給電装置としては、例えば、屋外の壁面に設置される屋外用のコンセントがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、本体の内部にコンセント部および差込口カバーが内蔵されて構成された防水コンセントが開示されている。この防水コンセントの本体には、電源プラグの電線を保持するためのコード押さえ部が設けられている。特許文献1では、コード押さえ部で電線を保持することで、電源プラグなどにかかる張力を低減している。
特開2005−317358号公報(特に図2および図4参照)
ところで、近年、電池(二次電池)と電動機(モータ)が搭載された自動車である電気自動車が提供されてきている。この種の電気自動車では、電池を充電する必要があり、そのために、屋外用のコンセントが利用されている。
ここで、コンセントを利用して電気自動車を充電するにあたっては、図6に示すような、電気自動車充電用コードセット(以下、単に「コードセット」と略称する)100が用いられる。コードセット100は、屋外用のコンセントPに接続されるプラグ111が設けられた電源側コード110と、自動車Cのインレットに接続されるコネクタ121が設けられた負荷側コード120と、電源側コード110と負荷側コード120とを連結し漏電発生時に電源側コード110と負荷側コード120との間の電路を遮断する漏電遮断装置130とを備えている。
コードセット100において、コンセントPと漏電断装置130との間に挿入される電源側コード110の長さは、UL(Underwriters Laboratories Inc)規格によって、10cm〜30cmと定められている。そのため、負荷側コード120には、コンセントPと自動車Cとの距離が遠い場合でも接続できるように、比較的長いコードが使用される。
ここで、上記特許文献1に示すものは、コード押さえ部を備えており、これによって、プラグ111が接続されている電源側コード110を保持することはできる。しかしながら、上記特許文献1に示すものでは、コネクタ121が接続されている負荷側コード120は保持することができない。そのため、上記特許文献1に示すものにコードセット100を接続した場合、負荷側コード120の余長部分は地面に置かれることになる。このような場合には、負荷側コード120の余長部分に人が引っ掛かって転倒するおそれがあり、安全面に問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、コードセットを安全に使用することができる給電装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明では、建物の壁面に取り付けられる基台部と、基台部における壁面側とは反対の一面側に設けられるコンセント部とを備え、基台部の上記一面側には、コンセント部に接続されるコードセットのコード部分を保持する保持部が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、保持部にコードセットのコード部分を保持させることができるから、コードを必要な分だけ使用することができる。よって、コードの余長部分を地面等に置かなくて済む。そのため、コードセットのコードの余長部分に人が引っ掛かって転倒してしまうことを防止できて、安全に使用することができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、上記保持部は、負荷側コードを引っ掛けることが可能な鈎爪状に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、負荷側コードを必要な分だけ使用することができるから、負荷側コードの余長部分を地面等に置かなくて済む。そのため、コードセットの負荷側コードの余長部分に人が引っ掛かって転倒してしまうことを防止できて、安全に使用することができる。
請求項3の発明では、請求項1または2の発明において、上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、上記基台部の上記一面側には、漏電遮断装置を取り付けることが可能な取付具が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、コードセットの使用時に漏電遮断装置を地面等に置かなくて済むから、漏電遮断装置が邪魔になってしまうことがない。また、予期せずに漏電遮断装置を蹴ったり踏んだりして、漏電遮断装置が故障してしまうことがなくなる。
請求項4の発明では、請求項1〜3のうちいずれか1項の発明において、上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、上記基台部の上記一面側には、コネクタを載置することが可能な載置台が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、コネクタを使用しない際にコネクタを地面等に置かなくて済むから、コネクタが邪魔になってしまうことがない。また、コネクタが地面等に置かれないので、予期せずにコネクタを蹴ったり踏んだりしてコネクタが破損してしまうことや、コネクタ内に水が浸入してしまうことがなくなる。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、上記基台部には、上記載置台に載置された上記コネクタを覆う防水用カバーが設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、コネクタを載置台に載置した際に、雨水等によってコネクタが濡れてしまうことを防止することができる。
請求項6の発明では、請求項1〜5のうちいずれか1項の発明において、上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、上記基台部の上記一面側には、上記コネクタを接続することが可能なダミー用のインレット部が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、コネクタを使用しない際にコネクタを地面等に置かなくて済むから、コネクタが邪魔になってしまうことがない。また、コネクタが地面等に置かれないので、予期せずにコネクタを蹴ったり踏んだりしてコネクタが破損してしまうことや、コネクタ内に水が浸入してしまうことがなくなる。しかも、コネクタを給電装置に容易に取り付けることができる。
本発明は、コードセットを安全に使用することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態の給電装置1は、上述した電気自動車Cの充電用のコードセット100(図6参照)の使用に適したものである。
給電装置1は、図1(a)に示すように、建物(例えば住宅)の壁面(外壁面)Wに設置される基台部(取付ベース)2を備えている。
基台部2は、図2に示すように、絶縁性を有する樹脂材料などにより矩形板状に形成されている。そして、基台部2の前面側(厚み方向の一面側であり、図2における紙面手前側)には、コンセント部3と、保持部4と、取付具5と、載置台6とが設けられている。
基台部2の長手方向(図2における左右方向)の両端側それぞれには、取付孔2aが基台部2の短手方向(図2における上下方向)において離間する形で2つずつ貫設されている。このような取付孔2aは、基台部2を壁面Wに取り付けるために使用される。例えば、図示しない取付ねじ(ボックスねじ)のねじ部分を取付孔2aを通して壁面Wに埋め込み設置された埋め込みボックス(図示せず)のねじ孔に螺入することで、基台部2を壁面Wに取り付ける。なお、このような埋め込みボックスおよびこれを利用した配線方法については、従来周知であるから説明は省略する。
また、基台部2の長手方向の一端側(図2における左端側)には、通線孔2bが貫設されている。通線孔2bは、2つの取付孔2aの間の部位に位置している。このような通線孔2bは、建物内に配線された商用電源(図示せず)の電線、例えば、上述の埋め込みボックス内に引き出された電線をコンセント部3に接続するために使用される。さらに、基台部2の長手方向の一端側には、位置決め用のリブ2cが形成されている。リブ2cは、基台部2の長手方向の他端側および短手方向の一端側(図2における下端側)からコンセント部3の側面に当接する形に形成されており、リブ2cを使用することで、基台部2に対してコンセント部3を位置決めすることができる。
以上述べた基台部2は、その短手方向を上下方向に沿わせるとともに、後面側(厚み方向の他面側)を壁面Wに対向させる形で、壁面Wに取り付けられる。よって、以下の説明では、説明の簡略化のために、基台部2の短手方向の一端側(図2における下側)を基台部2の下側、基台部2の短手方向の他端側(図2における上側)を基台部2の上側という。また、基台部2の長手方向の一端側(図2における左側)を基台部2の右側、基台部2の長手方向の他端側(図2における右側)を基台部2の左側という。
コンセント部3は、一般に使用される屋外用のコンセントである。コンセント部3は、図1(a),(b)に示すように、矩形板状の台部30と、器体31とを備えている。なお、台部30および器体31は絶縁性を有する樹脂材料により形成されている。
器体31は、台部30の前面側(図1(b)における右面側)に取り付けられており、法線方向が斜め下方向を向いた一面31aを有している。当該一面31aには、プラグ111の先端部が入り込む形の凹所(図示せず)が形成されており、当該凹所の底面にプラグ1の栓刃を器体31内に挿入するための栓刃挿入孔(図示せず)が設けられている。このような器体31には、プラグ111を商用電源に電気的に接続するための電気接続部(図示せず)が収納されている。当該電気接続部は、例えば、刃受部と端子部とで構成されている。刃受部は、栓刃挿入孔より器体31内に挿入されたプラグ111の栓刃を接触保持する刃受ばねにより構成されている。また、端子部は、例えば商用電源の電線が接続される速結端子により構成されている。このような電気接続部は従来周知のものを採用することができるから詳細な説明は省略する。
また、コンセント部3は、防水部32を備えている。防水部32は、器体31の一面31aを覆うことができる大きさの矩形板状の平板部32aを有している。平板部32aは、器体31の幅方向(図1(b)における紙面の法線方向)を回転軸方向として、器体31の一面31aの上端側に回転可能に取り付けられている。ここで、平板部32aが回転する範囲は、器体31の一面31aを覆う閉位置(図1(b)において点線で示す位置)と、器体31の一面31aを開放する開位置(図1(b)において実線で示す位置)との間である。また、平板部32aは、ねじりコイルばねなどの付勢手段を利用して、常時は、閉位置に位置するように付勢されている。一方、器体31の一面31aの下端側には、平板部32aを閉位置に固定するために固定片31bが設けられている。固定片31bは、平板部32aが閉位置に位置した状態において、平板部32aにおける一面31a側とは反対側の面の縁部に先部を引っ掛けることができる鈎状に形成されている。
上述したように、防水部32は、常時は閉位置に位置しているため、プラグ111を接続していない状態では、器体31の一面31aは平板部32aで覆われている。そのため、飛沫がコンセント部3の栓刃挿入孔内の刃受部やプラグ111の栓刃にかかってしまうことを確実に防止することができる。
このようなコンセント部3にプラグ111を接続する際には、防水部32を閉位置から開位置に移動させた後に、プラグ111の栓刃を栓刃挿入孔に挿入すればよい。このとき、平板部32aは閉位置に位置するように付勢されているから、平板部32aはプラグ111の後端部に弾接することになる。この状態においては、防水部32がプラグ111を覆うから、飛沫が栓刃挿入孔内の刃受部やプラグ111の栓刃にかかってしまうことを抑制することができる。また、防水部32の平板部32aには、抜止用リブ32bが一体に突設されている。抜止用リブ32bは、コンセント部3に接続されたプラグ111の後端面に当接する形に形成されている。よって、プラグ111をコンセント部3に接続した際には、抜止用リブ32bによってプラグ111を抜け止めすることができる。
コンセント部3は、台部30の左側面および下側面を基台部2のリブ2cに当接させることで、基台部2に対して位置決めされる。そして、上述の取付ねじを利用して、基台部2とともに壁面Wに固定される。
保持部4は、図1(a)に示すように、基台部2の中央下側に設けられている。保持部4は、例えば絶縁性を有する樹脂材料製であり、基台部2と同時成形されている。保持部4は、図1(c)に示すように、基台部2より前方に突出する角棒状の引掛部4aと、引掛部4aの先端部(前端部)より前側かつ斜め上に向かう形に延設された角棒状の脱落防止部4bとを有する断面く字形の鈎状に形成されている。引掛部4aは、図1(c)に示すように、コードセット100の負荷側コード120を巻くようにして引っ掛けるために使用される。また、脱落防止部4bは、引掛部4aに引っ掛けられた負荷側コード120が引掛部4aの先端部より脱落してしまうことを防止するために設けられている。
取付具5は、図1(a)に示すように、基台部2の右下側に設けられている。したがって、取付具5はコンセント部3の下方に位置する。取付具5は、コードセット100の漏電遮断装置130を取り付けるために使用される。取付具5は、図1(b)に示すように、基台部2より前方に突出する角棒状の横辺部5aと、横辺部5aの先端部(前端部)より上方に向かう形に延設された角棒状の縦辺部5bとを有する断面L字形の鈎状に形成されている。図1(a)に示す漏電遮断装置130には、漏電遮断装置130を取付具5に取り付けるための被取付具140が設けられている。当該被取付具140は、中央部に取付具5を挿入可能な大きさの開口が有している。したがって、被取付具140の開口に取付具5を挿入し、被取付具140を取付具5の横辺部5aに吊り下げることによって、漏電遮断装置130を取付具5に取り付けることができる。なお、被取付具140を取付具5の横辺部5aに吊り下げた状態では、縦辺部5bによって、被取付具140が横辺部5aから脱落してしまうことが防止される。
載置台6は、図1(d)に示すように、載置部60と背板部61とを有する断面L字形に形成されている。載置部60は、矩形板状に形成されており、厚み方向の一面である上面がコネクタ121を載置する載置面として使用される。背板部61は、矩形板状に形成されており、載置部60の上面の後端部に立設されている。載置台6は、背板部61の後面を基台部2の前面に対向させるとともに、載置部60の載置面の法線方向が、基台部2の上方向に沿う形で、基台部2の左側に取り付けられている。
このような載置台6には、防水用カバー7が着脱できるようになっている。防水用カバー7は、絶縁性を有する樹脂材料により、下面および後面が開口された略箱状に形成されている。この防水用カバー7の下面の開口サイズは載置部60の外形サイズよりやや大きく、後面の開口サイズは背板部61の外形サイズよりやや大きくなっている。この防水用カバー7は、例えば、凹凸嵌合などの種々の固定方法を利用して、載置台6の載置部60および背板部61とともにコネクタ121用の収納空間を形成する形で、載置台6に着脱自在に取り付けられる。したがって、載置台6の載置部60上にコネクタ121を載置した後に防水用カバー7を載置台6に取り付けることで、コネクタ121を雨水等から保護することができる。ところで、載置部60には、負荷側コード120が挿通可能な大きさの挿通孔60aが形成されている。この挿通孔60aは、載置部60の前端中央部から中心部に至る形のスリットよりなる。挿通孔60aには、コネクタ121を載置部60に載置時に、負荷側コード120が通される。
上述した給電装置1には、次のようにしてコードセット100を取り付ける。すなわち、コードセット100のコネクタ121を電気自動車Cのインレットに接続しない場合には、図1(b)に示すように、コードセット100のプラグ111をコンセント部3に接続するとともに、漏電遮断装置130を取付具5に取り付ける。また、図1(c)に示すように、負荷側コード120を保持部4に保持させる。また、図1(d)に示すように、コネクタ121を載置台6の載置部60に置き、防水用カバー7を載置台6に取着する。そして、コードセット100のコネクタ121を電気自動車Cのインレットに接続する場合には、防水用カバー7を取り外してコネクタ121を載置台6より持ち出して、電気自動車Cのインレットに接続すればよい。このとき、負荷側コード120を必要な分だけ保持部4から取り外して使用することができる。
以上述べたように本実施形態の給電装置1は、建物の壁面Wに取り付けられる基台部2と、基台部2における壁面W側とは反対の一面側(前面側)に設けられるコンセント部3とを備えており、基台部2の上記一面側(前面側)には、コンセント部3に接続されるコードセット100のコード部分(負荷側コード120)を保持する保持部4が設けられている。
したがって、本実施形態の給電装置1によれば、コードセット100のコード(負荷側コード)120の余長部分を保持部4に保持させることが可能になり、コードセット100の負荷側コード120を必要な分だけ使用することができる。よって、負荷側コード120の余長部分を地面等に置かなくて済む。そのため、コードセット100の負荷側コード120の余長部分に人が引っ掛かって転倒してしまうことを防止できて、安全に使用することができる。特に、保持部4は、負荷側コード120を引っ掛けることが可能な鈎状に形成されているので、負荷側コード120を容易に給電装置1に保持させることができる。
また、基台部2の前面側には、コードセット100の漏電遮断装置130を取り付けることが可能な取付具5が設けられている。そのため、コードセット100の使用時に漏電遮断装置130を地面等に置かなくて済むから、漏電遮断装置130が邪魔になってしまうことがない。また、予期せずに漏電遮断装置130を蹴ったり踏んだりして、漏電遮断装置130が故障してしまうことがなくなる。なお、上記の例では、漏電遮断装置130に設けた被取付具140を利用する必要があるが、取付具5は、漏電遮断装置130を載置することができる台のようなものであっても良い。
また、基台部2の前面側には、コードセット100のコネクタ121を載置することが可能な載置台6が設けられている。そのため、コネクタ121を使用しない際(すなわちコネクタ121を電気自動車Cのインレットに接続しない際)に、コネクタ121を地面等に置かなくて済むから、コネクタ121が邪魔になってしまうことがない。また、コネクタ121が地面等に置かれないので、予期せずにコネクタ121を蹴ったり踏んだりしてコネクタ121が破損してしまうことや、コネクタ121内に水が浸入してしまうことがなくなる。
また、基台部2には、載置台6に載置されたコネクタ121を覆う防水用カバー7が設けられている。そのため、コネクタ121を載置台6に載置した際に、雨水等によってコネクタ121が濡れてしまうことを防止することができる。よって、コネクタ121の故障を防止することができる。
ところで、図1に示す給電装置1は、コネクタ121を載置するための載置台6を備えている。しかしながら、コネクタ121を給電装置1に保持させる構成としては、載置台6の他に、図3に示すようなインレット部8を用いることができる。このインレット部8は、法線方向が斜め下を向いた一面8aを有しており、当該一面8aに、コネクタ121の先部と凹凸嵌合する嵌合凹所8bが形成されている。このようなインレット部8は、電気自動車Cのインレットと同形状に形成されているが、コネクタ121の端子と接触接続される端子等を有しておらず、または有していてもダミー用の端子等である。よって、図3に示すインレット部8を利用すれば、コネクタ121を電気自動車Cのインレットに接続するのと同じ方法で、コネクタ121をインレット部8に接続することができ、これによって、給電装置1にコネクタ121を保持させることができる。
このようなインレット部8を設ければ、コネクタ121を使用しない際にコネクタ121を地面等に置かなくて済むから、コネクタ121が邪魔になってしまうことがない。また、コネクタ121が地面等に置かれないので、予期せずにコネクタ121を蹴ったり踏んだりしてコネクタ121が破損してしまうことや、コネクタ121内に水が浸入してしまうことがなくなる。しかも、コネクタ121を給電装置1に容易に取り付けることができるようになる。
また、給電装置1では、図1(a)に示すように、コンセント部3と載置台6との間に、スペースがある。したがって、給電装置1には、このようなスペースを利用して、種々の電気機器を設置することが可能である。例えば、このようなスペースには、図4に示すように、漏電保護装置9を設けることができる。この漏電保護装置9は、コンセント部3における漏電を検出して、商用電源からコンセント部3への給電を停止させるためのものである。また、漏電保護装置9の代わりに、過負荷電流や短絡電流などの過電流からコンセント部3に接続されるコードセット100を保護するための回路遮断器や、コンセント部3の消費電力量を表示する電力検出装置などを設置することができる。この他、夜間でも容易に使用可能とするための照明装置や、その他の電気機器を設けることもできる。どのような電気機器を設置するかは、給電装置1の用途、設置場所などを考慮して選択することが可能である。
また、基台部2は、矩形板状のものに限定されず、例えば、図5(a),(b)に示すような矩形箱状のものであってもよい。図5(a),(b)に示す基台部2は、例えば、金属材料などにより形成されており、図2に示すものと同様に、取付孔2a、通線孔2b、およびリブ2cが形成されている。また、基台部2の下面には、必要に応じて除去される複数(図示例では3つ)のノックアウト部2dが設けられている。複数のノックアウト部2dは、基台部2の下面の長手方向に沿って所定間隔で並んでいる。また、ノックアウト部2dの周囲には、ミシン目2eが形成されている。ミシン目2eは、ノックアウト部2dの除去を容易にするためのものである。ノックアウト部2dを除去した際には、基台部2の下面に、円形状(真円形状)の孔部が開孔するようになっている。当該孔部は、屋外に設置される露出配管内の電線を基台部2内に挿入するために使用される。
図5(a),(b)に示す基台部2を利用すれば、埋め込みボックス内に引き出された商用電源の電線だけではなく、露出配管内の電線も利用することができる。また、基台部2内に電線を収納することができるから、電線の配線処理等が容易になる。
上述した本実施形態の給電装置1の構成はあくまでも本発明の一実施形態であって、本発明の技術的範囲を上記の例に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない程度に変更することができる。例えば、コンセント部3、保持部4、取付具5、載置台6の配置位置や、数などは、必要に応じて変更することができるし、保持部4としては、コードリールのようなものを採用することもできる。
本発明の一実施形態の給電装置を示し、(a)は正面図、(b)は同図(a)のA−A線矢視断面図、(c)は同図(a)のB−B線矢視断面図、(d)は同図(a)のC−C線矢視断面図である。 同上の給電装置の基台部の正面図である。 同上の給電装置の他例の断面図である。 同上の給電装置の他例の正面図である。 同上の基台部の他例を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。 従来例の説明図である。
符号の説明
1 給電装置
2 基台部
3 コンセント部
4 保持部
5 取付具
6 載置台
7 防水用カバー
8 インレット部
100 コードセット
110 電源側コード
111 プラグ
120 負荷側コード
121 コネクタ
130 漏電遮断装置
W 壁面

Claims (6)

  1. 建物の壁面に取り付けられる基台部と、基台部における壁面側とは反対の一面側に設けられるコンセント部とを備え、
    基台部の上記一面側には、コンセント部に接続されるコードセットのコード部分を保持する保持部が設けられていることを特徴とする給電装置。
  2. 上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、
    上記保持部は、負荷側コードを引っ掛けることが可能な鈎状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の給電装置。
  3. 上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、
    上記基台部の上記一面側には、漏電遮断装置を取り付けることが可能な取付具が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の給電装置。
  4. 上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、
    上記基台部の上記一面側には、コネクタを載置することが可能な載置台が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の給電装置。
  5. 上記基台部には、上記載置台に載置された上記コネクタを覆う防水用カバーが設けられていることを特徴とする請求項4記載の給電装置。
  6. 上記コードセットは、プラグが設けられた電源側コードと、電気自動車のインレットに接続されるコネクタが設けられた負荷側コードと、電源側コードと負荷側コードとを連結し漏電発生時に電源側コードと負荷側コードとの間の電路を遮断する漏電遮断装置とを備えてなる電気自動車充電用コードセットであって、
    上記基台部の上記一面側には、上記コネクタを接続することが可能なダミー用のインレット部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の給電装置。
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