JP2010086715A - トリップ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部電源電圧が変化した際に、ブレーカが意図せずにトリップする誤作動を防止することができるトリップ回路を提供する。
【解決手段】ブレーカ12のトリップコイル15、b接点の第1のリレー接点19、及び、a接点の第2のリレー接点20は、内部電源の24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間に直列に接続される。操作スイッチ16、及び、第1のリレーコイル21は、24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間に直列に接続される。第2のリレーコイル22は、24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間に接続される。誤動作防止回路(24、25)は、第1のリレーRL1を、第2のリレーRL2が状態変化する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で状態変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリップ回路に関し、更に詳しくは、ブレーカのトリップ回路に関する。
負荷に供給する負荷電源を遮断する遮断器(ブレーカ)がある。また、ブレーカをトリップさせるトリップ回路がある。ブレーカのトリップ回路は、トリップコイルを有する(例えば、特許文献1参照)。図4に、特許文献1に記載の遮断器のうちのトリップ回路に相当する部分を示す。遮断器52は、主回路母線51に接続されている。トリップコイル55及び操作スイッチ56は、正極の制御母線53と、負極の制御母線54との間に、直列に挿入されている。緊急時などに、操作者が、操作スイッチ56を押下すると、トリップコイル55に制御電圧が印加され、遮断器52がトリップする。遮断器52がトリップすることで、主回路母線51から負荷に供給される電源が遮断され、負荷が保護される。
特開平10−82820号公報(図3)
ところで、図4では、操作スイッチ56を操作することで、操作スイッチから直接にトリップコイル55に電流が流れるように構成されている。これに対し、操作スイッチ56の操作後に、リレーを介してトリップコイル55に電流を流す構成も考えられる。その場合の構成を図5に示す。ブレーカ52は、図示しないAC電源装置と負荷57との間に挿入される。第1のリレー接点59及びリレーコイル61は、第1のリレーRLaを構成する。第2のリレー接点60及びリレーコイル62は、第2のリレーRLbを構成する。DC電源装置58は、直流の制御用電源(内部電源)を生成する。例えば、DC電源装置58は、負荷電源であるAC100Vから、内部電源DC24Vを生成する。第1のリレーRLa及び第2のリレーRLbのコイル定格電圧は、24Vである。
トリップコイル55、第1のリレー接点59、及び、第2のリレー接点60は、DC電源装置58が生成する内部電源の高電位側の電源ライン(24V)と、低電位側の電源ライン(GND)との間に、直列に接続される。操作スイッチ56及び第1のリレーRLaのリレーコイル(第1のリレーコイル)61は、24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間に直列に接続される。第2のリレーRLbのリレーコイル(第2のリレーコイル)62は、24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間に接続される。
操作スイッチ56及び第1のリレー接点59は、b接点である。操作者が、操作スイッチ56を操作しないとき、つまり、操作スイッチ56が閉状態のとき、第1のリレーコイル61の両端に24Vの内部電源電圧が現れ、第1のリレー接点59は開状態となる。操作者が操作スイッチ56を押下すると、第1のリレーコイル61の両端の電圧は0Vになり、リレーコイルへの電流供給がなくなることで、第1のリレー接点59は閉状態となる。AC電源側の停電などにより、DC電源装置58が生成する内部電源電圧が0Vになったときも、第1のリレーコイル61には電流が供給されなくなるので、第1のリレー接点59は閉状態となる。
上記のように、第1のリレー接点59は、第1のリレーコイル61への電源供給が停止されると閉状態となるので、AC電源側の瞬停などにより、一時的にDC電源装置58が生成する内部電源電圧が低下したときも、閉状態となる。従って、第1のリレーRLaのみでトリップコイル55を制御すると、ブレーカ52は、停電のたびにトリップすることになる。これを防ぐために、第2のリレーRLbを用いる。第2のリレー接点60は、a接点である。第2のリレー接点60は、DC電源装置58が24Vの内部電源を生成するとき、閉状態となる。DC電源装置58が生成する内部電源電圧が低下すると、第2のリレーコイル62に供給される電流が停止し、第2のリレー接点60は開状態となる。
トリップコイル55に対し、第1のリレー接点59及び第2のリレー接点60を直列に接続することで、トリップコイル55の両端には、第1のリレー接点59及び第2のリレー接点60が共に閉状態になったときにのみ、内部電源電圧が現れ、トリップコイルに電流が供給される。内部電源電圧低下時は、第1のリレー接点59は閉状態になるものの、第2のリレー接点60が開状態となるので、トリップコイル55には電流が供給されない。従って、内部電源電圧低下に伴うブレーカ52のトリップを、防ぐことができる。
ここで、リレーを用いたブレーカのトリップ回路では、リレーの感動電圧のばらつきにより、リレーの動作タイミングが、リレーごとに異なる場合がある。図5の回路構成では、このタイミングずれに起因して、停電が復旧し、内部電源電圧が上昇していく際に、第1のリレー接点59が開状態となる前に、第2のリレー接点60が動作して閉状態になることがあった。第2のリレー接点60が先に動作して閉状態になると、停電復旧時に、意図せずにトリップコイル55に電流が流れ、ブレーカ52がトリップする誤作動が生じる。以下、これについて説明する。
図6に、停電復旧時の各部の電圧変化の様子を示す。第2のリレーRLbにおける開状態から閉状態に変化する際の感動電圧は、第1のリレーRLaにおける閉状態から開状態に変化する際の感動電圧よりも低いものとする。DC電源装置58は、時刻t30で内部電源の生成を開始する。内部電源電圧は、定格である24Vに向けて上昇していく。時刻t31で、第2のリレーコイル62の両端の電圧VRLbが第2のリレーRLbの感動電圧に到達し、第2のリレー接点60が動作して、開状態から閉状態に変化する。このとき、第1のリレーRLaでは、第1のリレーコイル61の両端の電圧VRLaが感動電圧に達していないので、第1のリレー接点59は閉状態のままである。
時刻t32で、第1のリレーコイル61の両端の電圧VRLaが第1のリレーRLaの感動電圧に到達すると、第1のリレー接点59が動作し、閉状態から開状態に変化する。第2のリレー接点60が動作する時刻t31から、第1のリレー接点59が動作する時刻t32までの間は、第1のリレー接点59及び第2のリレー接点60が共に閉状態になるので、トリップコイル55の両端に電圧が印加され、ブレーカ52がトリップ動作を起こすことがある。このように、図5に示すトリップ回路では、内部電源電圧の上昇時に、操作スイッチ56が操作されていないにもかかわらず、ブレーカ52が意図せずにトリップする誤作動が起こる危険性がある。
停電時に、内部電源電圧が下降していく際にも、上記と同様なことが起き、ブレーカ52がトリップする誤作動が生じることがある。すなわち、第1のリレーRLaにおける開状態から閉状態に変化する際の感動電圧が、第2のリレーRLbにおける閉状態から開状態に変化する際の感動電圧よりも高いと、内部電源電圧の下降時に、第2のリレー接点60が閉状態から開状態に変化する前に、第1のリレー接点59が開状態から閉状態に変化する。第1のリレー接点59及び第2のリレー接点60の双方が閉状態になることで、トリップコイル55に電圧が印加され、ブレーカ52がトリップする誤作動が生じる。
本発明は、上記問題点を解消し、内部電源電圧が変化した際に、ブレーカが意図せずにトリップする誤作動を防止することができるトリップ回路を提供する。
上記目的を達成するために、本発明のトリップ回路は、負荷に供給する負荷電源を遮断するブレーカをトリップさせるトリップ回路において、内部電源の高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間に直列に接続された前記ブレーカのトリップコイル、b接点の第1のリレー、及び、a接点の第2のリレーと、前記内部電源の高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間に直列に接続された操作スイッチ、及び、前記第1のリレーのリレーコイルと、前記内部電源の高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間に接続された前記第2のリレーのリレーコイルと、前記第1のリレーを、前記第2のリレーが状態変化する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で状態変化させる誤動作防止回路とを含むことを特徴とする。
本発明のトリップ回路は、内部電源電圧が変化した際に、ブレーカが意図せずにトリップする誤作動を防止することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態のブレーカのトリップ回路を示している。トリップ回路は、トリップコイル15、操作スイッチ16、DC電源装置18、第1のリレーRL1、第2のリレーRL2、抵抗23、及び、ツェナーダイオード(定電圧素子)24、25を有する。本実施形態のトリップ回路は、図5に示すトリップ回路に、抵抗23と、第1のツェナーダイオード24、及び、第2のツェナーダイオード25が追加された構成である。第1のリレーRL1は、第1のリレー接点19と第1のリレーコイル21とを含む。第2のリレーRL2は、第2のリレー接点20と第2のリレーコイル22とを含む。
ブレーカ12(S1)は、図示しないAC電源装置(負荷電源)と、負荷17との間に接続されている。負荷17は、例えばモータやヒータなどである。DC電源装置18は、負荷電源から、内部電源(直流)を生成する。DC電源装置18は、例えばAC100Vの負荷電源から、DC24Vの内部電源を生成する。トリップコイル15は、ブレーカ12をトリップさせるためのコイルである。ブレーカ12は、トリップコイル15の両端に24Vの内部電源電圧が供給されるとトリップし、負荷17に供給する負荷電源を遮断する。
トリップコイル15、第1のリレーRL1のリレー接点19、及び、第2のリレーRL2のリレー接点20は、DC電源装置18が生成する内部電源の高電位側の電源ライン(24V)と、低電位側の電源ライン(GND)との間に、直列に接続される。操作スイッチ16、抵抗23、及び、第1のリレーコイル21は、高電位側(24V)の電源ラインと低電位側(GND)の電源ラインとの間に直列に接続される。抵抗23の抵抗値は、第1のリレーコイル21の抵抗値に比して、十分に低くしておく。第1のリレーコイル21の両端には、第1のツェナーダイオード(X1)24が並列に接続される。第2のリレーコイル22及び第2のツェナーダイオード(X2)25は、24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間に直列に接続される。
操作スイッチ16及び第1のリレー接点19は、b接点である。操作者が、操作スイッチ16(S2)を操作しないとき、つまり、操作スイッチ16が閉状態のとき、第1のリレーコイル21の両端に電圧が供給され、第1のリレー接点19の接点は開状態となる。操作者が操作スイッチ16を押下すると、第1のリレーコイル21の両端に電圧が供給されなくなり、第1のリレー接点19は閉状態となる。
ここで、第1のツェナーダイオード24及び第2のツェナーダイオード25は、第1のリレーRL1を、第2のリレーRL2が状態変化する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で状態変化させる誤動作防止回路を構成する。誤動作防止回路は、第1のリレーコイル21の両端の電圧(VRL1)を、24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間の電位差よりも低い電圧にクランプするクランプ回路と、第2のリレーコイル22の両端の電圧(VRL2)を、24Vの電源ラインとGNDの電源ラインとの間の電位差から所定電圧分だけ減じた電圧する減圧回路とを有する。第1のツェナーダイオード24は、クランプ回路を構成する。第2のツェナーダイオード25は、減圧回路を構成する。
上記クランプ回路のクランプ電圧は、第1のツェナーダイオード24のツェナー電圧で決まる。第1のツェナーダイオード24のツェナー電圧は、内部電源電圧(24V)の半分の12Vとする。内部電源電圧が0Vから12Vの範囲では、第1のリレーコイル21の両端の電圧は内部電源電圧に等しい。内部電源電圧が12Vよりも大きいとき、第1のリレーコイル21の両端の電圧は12Vになる。すなわち、クランプ電圧は12Vになる。第1のリレーコイル21の両端の電圧は最大で12Vとなるので、第1のリレーRL1には、コイル定格電圧が12Vのリレーを用いる。
上記減圧回路による電圧減少分は、第2のツェナーダイオード25の電圧降下分、すなわち、第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧で決まる。第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧は、12Vとする。内部電源電圧が12Vよりも大きいとき、第2のリレーコイル22の両端の電圧は、内部電源電圧から第2のツェナーダイオード25の電圧降下分(ツェナー電圧:12V)を減じた電圧となる。内部電源電圧が第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧(12V)以下のときは、第2のリレーコイル22の両端の電圧は、0Vになる。
第2のリレー接点20は、a接点である。第2のリレーコイル22の両端の電圧は最大で12Vとなるので、第2のリレーRL2には、コイル定格電圧が12Vのリレーを用いる。DC電源装置18が24Vの内部電源を生成するとき、第2のリレーコイル22には、内部電源電圧24Vから第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧12V分を引いた12Vが供給され、第2のリレー接点20は閉状態となる。DC電源装置18が生成する内部電源電圧が低下し、第2のリレーコイル22の両端の電圧が感動電圧よりも低くなると、第2のリレー接点20は開状態となる。
操作者は、ブレーカ12を投入し、AC電源を負荷17に供給させることで、負荷17を動作させる。このとき、DC電源装置18は24Vの内部電源を生成しており、第2のリレー接点20は閉状態になっている。操作者は、非常時などに、操作スイッチ16を押す。操作者が操作スイッチ16を押すと、第1のリレーコイル21の両端の電圧は、第1のツェナーダイオード24のツェナー電圧にほぼ等しくなり、第1のリレー接点19が開状態から閉状態に変化する。第1のリレー接点19が閉状態になることで、トリップコイル15の両端に24Vの内部電源電圧が供給され、ブレーカ12がトリップする。ブレーカ12がトリップし、負荷17への電源供給が停止されることで、負荷や回路などを保護することができる。
AC電源側が停止すると、負荷17への電源供給が停止される。また、DC電源装置18への電源供給も停止され、内部電源電圧は0Vになる。内部電源電圧が0Vになると、第1のリレーコイル21の両端の電圧は0Vになり、第1のリレー接点19は、閉状態になる。また、第2のリレーコイル22の両端の電圧も0Vになり、第2のリレー接点20は、開状態になる。従って、ブレーカ12が投入状態のときに、AC電源が停止し、それに伴って内部電源が停止しても、ブレーカ12はトリップせずに、投入状態を維持する。
図2に、内部電源電圧が上昇する際の各部の電圧変化の様子を示す。停電などにより負荷電源が停止すると、DC電源装置18が生成する内部電源も停止し、内部電源電圧は0Vになる。負荷電源が復旧すると、DC電源装置18は、時刻t10で内部電源生成を開始し、内部電源電圧は上昇していく(図2の(C))。内部電源電圧は、時刻t11で12Vになり、時刻t12で定格電圧である24Vになる。
第1のリレーコイル21の両端の電圧(VRL1)は、内部電源電圧が12Vよりも低いとき、内部電源電圧を抵抗23と第1のリレーコイル21のコイル抵抗とで分圧した電圧となる。抵抗23の抵抗値は、第1のリレーコイル21のコイル抵抗に比して十分に小さく設定されているので、第1のリレーコイル21の両端の電圧は、内部電源電圧にほぼ等しくなる。このため、第1のリレーコイル21の両端の電圧は、時刻t10から時刻t11の間では、内部電源電圧の上昇に伴って、0Vから12Vに上昇していく(図2の(A))。
第1のリレーコイル21の両端の電圧は、時刻t11から時刻t12の時間範囲では、第1のツェナーダイオード24のツェナー電圧(12V)にクランプされ、12Vに維持される。第1のツェナーダイオード24が、第1のリレーコイル21の両端の電圧を所定の電圧にクランプするので、内部電源電圧が第1のリレーRL1のコイル定格電圧である12Vを超えて上昇したときでも、第1のリレーコイル21の両端に、定格電圧を超える電圧が印加されることはない。
一方、第2のリレーコイル22の両端の電圧(VRL2)は、時刻t10から時刻t11の時間範囲では、内部電源電圧が第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧(12V)よりも低いため、0Vに維持される(図2の(B))。第2のリレーコイル22の両端の電圧は、内部電源電圧が12Vよりも高くなると、内部電源電圧から、第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧を引いた電圧となる。従って、第2のリレーコイル22の両端の電圧は、時刻t11から時刻t12の時間範囲では、内部電源電圧の上昇に伴って、0Vから12Vに上昇していく。このように、第2のリレーコイル22には、第1のリレーコイル21に比して、内部電源電圧が第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧に等しくなるまでの時間分だけ遅れて電圧が印加されることになる。
第1のリレーRL1及び第2のリレーRL2のコイル定格電圧は12Vである。第1のリレー接点19は、第1のリレーコイル21の両端の電圧が、感動電圧となった時点で、閉状態から開状態に変化する。第1のリレーRL1の感動電圧は12Vよりも低いので、第1のリレー接点19は、第1のリレーコイル21の両端の電圧が12Vになる時刻t11よりも前の時点で、確実に開状態になる。一方、第2のリレーRL2は、時刻t11よりも以前は第2のリレーコイル22の両端の電圧が0Vであるため、時刻t11よりも前に動作することはない。第2のリレー接点20は、時刻t11以後、第2のリレーコイル22の両端の電圧が感動電圧となった時点で、開状態から閉状態に変化する。
第2のリレーコイル22に直列に接続された第2のツェナーダイオード25は、内部電源電圧上昇時に、第2のリレーコイル22の両端の電圧の上昇開始時点を、ツェナー電圧分だけ遅らせる役割りを果す。第2のツェナーダイオード25を用い、内部電源電圧の上昇時に、第1のリレーコイル21の両端の電圧が感動電圧に到達する時点での第2のリレーコイル22の両端の電圧を、第2のリレーRL2の感動電圧よりも低くする。このようにすることで、第1のリレー接点19が動作する前に、第2のリレー接点20が動作することを防ぐことができる。第1のリレー接点19が先に動作し、接点が開けば、トリップコイル15には電圧が加わらないため、停電復旧時などに、ブレーカ12が意図せずにトリップする誤動作を防止できる。
図3に、内部電源電圧が下降する際の各部の電圧変化の様子を示す。時刻t20で、停電などにより負荷電源が停止すると、DC電源装置18が生成する内部電源も停止し、内部電源電圧は、24Vから0Vに低下していく(図3の(C))。内部電源電圧は、時刻t21で12Vとなり、時刻t22で0Vになる。
第1のリレーコイル21の両端の電圧は、内部電源電圧がクランプ電圧(12V)よりも大きいとき、第1のツェナーダイオード24によりクランプされる。従って、第1のリレーコイル21の両端の電圧は、時刻t20から時刻t21の時間範囲では、12Vに維持される(図3の(A))。第1のリレーコイル21の両端の電圧は、時刻t21から時刻t22の時間範囲では、内部電源電圧にほぼ等しく、内部電源電圧の低下に伴って、12Vから0Vに低下していく。
一方、第2のリレーコイル22の両端の電圧は、時刻t20から時刻t21の時間範囲では、内部電源電圧から第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧12Vを引いた電圧となり、12Vから0Vに低下していく(図3の(B))。第2のリレーコイル22の両端の電圧は、時刻t21から時刻t22の時間範囲では、内部電源電圧が第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧よりも低いため、0Vに維持される。
第2のリレー接点20は、第2のリレーコイル22の両端の電圧が低下することで、閉状態から開状態に変化する。第2のリレー接点20は、遅くとも、第2のリレーコイル22の両端の電圧が0Vになる時刻t21よりも前の時点で、開状態になる。一方、第1のリレー接点19は、時刻t21よりも以前は第1のリレーコイル21の両端の電圧が12Vであるため、時刻t21よりも前に動作することはない。第1のリレー接点19は、時刻t21以後、第1のリレーコイル21の両端の電圧が低下し始めた後に、開状態から閉状態に変化する。
第1のリレーコイル21に並列に接続された第1のツェナーダイオード24は、内部電源電圧下降時に、第1のリレーコイル21の両端の電圧の下降開始時点を、ツェナー電圧分だけ遅らせる役割を果す。第1のツェナーダイオード24を用い、内部電源電圧の下降時に、第2のリレーコイル22の両端の電圧が感動電圧に到達する時点での第1のリレーコイル21の両端の電圧を、第1のリレーRL1の感動電圧よりも高くする。このようにすることで、第2のリレー接点20が動作する前に、第1のリレー接点19が動作することを防ぐことができる。第2のリレーRL2が動作し、接点が開となった時点で、トリップコイル15に電圧が加わることはないため、停電時などに、ブレーカ12が意図せずにトリップする誤動作を防止できる。
本実施形態では、第1のリレーRL1を、第2のリレーRL2が動作(状態変化)する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で状態変化させる誤動作防止回路を設ける。誤動作防止回路により、第1のリレー接点19が動作するときの内部電源電圧を、第2のリレー接点20が動作するときの内部電源電圧よりも高くすることで、内部電源電圧の変化時に、内部電源電圧変化に起因して第1のリレー接点19と第2のリレー接点20との双方が閉状態になることを防ぐことができる。これにより、操作スイッチ16が操作されないときに、意図せずにブレーカ12がトリップする誤動作を防ぐことができる。
本実施形態では、誤動作防止回路は、内部電源電圧の上昇時に、第1のリレー接点19を閉状態から開状態に変化させた後に、第2のリレー接点20を開状態から閉状態に変化させる。この場合、例えば内部電源が停電状態から復帰した際などに、意図せずにブレーカ12がトリップすることを防ぐことができる。また、本実施形態では、誤動作防止回路は、内部電源電圧の下降時に、第2のリレー接点20を閉状態から開状態に変化させた後に、第1のリレー接点19を開状態から閉状態に変化させる。この場合、例えば停電により内部電源が停止する際などに、意図せずブレーカ12がトリップすることを防ぐことができる。
本実施形態では、誤動作防止回路は、第1のリレーコイル21の両端の電圧を、内部電源の高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間の電位差よりも低い所定の電圧にクランプするクランプ回路と、第2のリレーコイル22の両端の電圧を、高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間の電位差から所定の電圧分だけ減じた電圧にする減圧回路とを含む。減圧回路を用いることで、内部電源電圧上昇時に、第2のリレーコイル22の両端の電圧の上昇を、第1のリレーコイル21の両端の電圧上昇よりも遅らせることができ、b接点の第1のリレー接点19を開状態にした後に、a接点の第2のリレー接点20を閉状態にすることができる。また、クランプ回路を用いることで、電圧下降時に、第1のリレーコイル21の両端の電圧の下降を、第2のリレーコイル22の両端の電圧下降よりも遅らせることができ、第2のリレー接点20を開状態にした後に、第1のリレー接点19を閉状態にすることができる。
本実施形態では、クランプ回路は、第1のリレーコイル21の両端に並列に接続された定電圧素子を含み、減圧回路は、第2のリレーコイル22と低電位側電源ラインとの間に直列に挿入された定電圧素子を含む。定電圧素子には、ツェナーダイオードを使用する。トリップ回路は、リレー、ツェナーダイオード、抵抗などで構成でき、低コストでの製作が可能である。
本実施形態では、第1のリレーRL1及び第2のリレーRL2の定格電圧を、それぞれ内部電源電圧(定格)の半分の電圧とする。クランプ回路は、第1のリレーコイル21の両端を、内部電源電圧の半分の電圧にクランプし、減圧回路は、第2のリレーコイル22の両端の電圧を、内部電源電圧から内部電源電圧の半分の電圧を減じた電圧にする。この場合、内部電源電圧が0Vから内部電源電圧の半分(12V)の範囲で、第1のリレーコイル21に0Vから12Vの電圧が印加され、内部電源電圧が12Vから内部電源電圧の定格(24V)の範囲で、第2のリレーコイル22に0Vから12Vの電圧が印加される。このように、第1のリレーコイル21に電圧が印加される内部電源電圧の範囲と、第2のリレーコイル22に電圧が印加される内部電源電圧の範囲とを分離することで、確実に、第1のリレー接点19を、第2のリレー接点20が状態変化する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で状態変化させることができる。
例えば内部電源電圧が上昇していくときを考えると、第1のリレーコイル21の両端の電圧は、内部電源電圧の上昇に伴って上昇し、第1のリレー接点19は、内部電源電圧がコイル定格電圧である12Vになる前に、開状態から閉状態に変化する。一方、第2のリレーコイル22の両端の電圧は、第1のリレー接点19が動作した段階ではまだ0Vであり、内部電源電圧が12Vを超えてから上昇を始める。第1のリレーコイル21にほぼ定格の電圧が加わった後に、第2のリレーコイル22に電圧が加わり始めるため、確実に、第1のリレー接点19を先に動作させることができる。第1のリレー接点19が先に動作すれば、トリップコイル15には電圧が加わらないため、内部電源電圧上昇時のブレーカ12のトリップの誤動作を防ぐことができる。
なお、上記実施形態では、負荷電源を交流電源としたが、負荷電源が交流電源である必要はない。また、図1では、DC電源装置18により、負荷電源から内部電源を生成したが、内部電源は、負荷電源とは異なる電源から生成してもよい。更には、負荷電源が直流のときなどは、DC電源装置18を設けずに、負荷電源を内部電源として用いてもよい。ブレーカ12については、負荷電源を切断するスイッチとしての機能を有していればよく、必ずしもアーク消孤機能を有する遮断器である必要はない。
また、上記実施形態では、DC電源生成装置18が生成する内部電源電圧が24Vで、第1及び第2のツェナーダイオード24、25のツェナー電圧がそれぞれ12Vの例について説明したが、内部電源電圧とツェナー電圧の組み合わせは、上記したものに限定されない。例えば、内部電源電圧を18Vとし、第1のツェナーダイオード24のツェナー電圧を12V、第2のツェナーダイオード25のツェナー電圧を6Vとしてもよい。この場合、第1のリレーコイル21には、内部電源電圧が0Vから12Vの範囲で0Vから12Vの電圧が印加され、第2のリレーコイル22には、内部電源電圧が6Vから12Vの範囲で0Vから12Vの電圧が印加されることになる。第1のリレーコイル21に電圧が印加されるときの内部電源電圧の範囲は、第2のリレーコイル22に電圧が印加されるときの内部電源電圧の範囲よりも低電圧側にシフトしているため、第1のリレー接点19を、第2のリレー接点20が状態変化する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で動作させることができる。ただし、確実に、第1のリレー接点19を、第2のリレー接点20が状態変化する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で動作させるという観点からは、上記実施形態のように、第1のリレーコイル21に電圧が印加される内部電源電圧の範囲と、第2のリレーコイル22に電圧が印加される内部電源電圧の範囲とを分離することが好ましい。
第1のリレーRL1のコイル定格電圧と、第2のリレーRL2のコイル定格電圧とは、同一である必要はなく、第1のリレーRL1と第2のリレーRL2とで、コイル定格電圧が異なるリレーを用いてもよい。例えば、第1のリレーRL1にコイル定格電圧が12Vのリレーを用い、第2のリレーRL2にコイル定格電圧が24Vのリレーを用いてもよい。その場合、図1に示す回路から第2のツェナーダイオード25を省いた構成とし、第2のリレーコイル22に24Vの電圧が加わるようにすればよい。このような構成の場合、第2のリレーRL2のコイル定格電圧が第1のリレーRL1のコイル定格電圧よりも高いことから、第1のリレー接点19を、第2のリレー接点20が動作する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で動作させることができる。ただし、確実性の観点からは、上記のように、第1のリレーコイル21に電圧が印加されるときの内部電源電圧の範囲が、第2のリレーコイル22に電圧が印加されるときの内部電源電圧の範囲よりも低電圧側にシフトしていることが好ましい。更に、第1のリレーコイル21に電圧が印加される内部電源電圧の範囲と、第2のリレーコイル22に電圧が印加される内部電源電圧の範囲とを分離することが、より好ましい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明のトリップ回路は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態のトリップ回路を示すブロック図。 電圧上昇時の各部の電圧変化を示す図。 電圧下降時の各部の電圧変化を示す図。 特許文献1に記載の遮断器のトリップ回路部分を示すブロック図。 リレーを用いて構成されたトリップ回路を示すブロック図。 図5に示すトリップ回路における電圧上昇時の各部の電圧変化を示す図。
符号の説明
12:ブレーカ
15:トリップコイル
16:操作スイッチ
17:負荷
18:DC電源装置
19、20:リレー接点
21、22:リレーコイル
23:抵抗
24、25:ツェナーダイオード
RL1、RL2:リレー

Claims (6)

  1. 負荷に供給する負荷電源を遮断するブレーカをトリップさせるトリップ回路において、
    内部電源の高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間に直列に接続された前記ブレーカのトリップコイル、b接点の第1のリレー、及び、a接点の第2のリレーと、
    前記内部電源の高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間に直列に接続された操作スイッチ、及び、前記第1のリレーのリレーコイルと、
    前記内部電源の高電位側電源ラインと低電位側電源ラインとの間に接続された前記第2のリレーのリレーコイルと、
    前記第1のリレーを、前記第2のリレーが状態変化する内部電源電圧よりも低い内部電源電圧で状態変化させる誤動作防止回路とを含むブレーカのトリップ回路。
  2. 前記誤動作防止回路が、前記第1のリレーのリレーコイルの両端の電圧を、前記高電位側電源ラインと前記低電位側電源ラインとの間の電位差よりも低い所定の電圧にクランプするクランプ回路を含む、請求項1に記載のトリップ回路。
  3. 前記クランプ回路は、前記第1のリレーのリレーコイルの両端に並列に接続された定電圧素子を含む、請求項2に記載のトリップ回路。
  4. 前記誤動作防止回路が、前記第2のリレーのリレーコイルの両端の電圧を、前記高電位側電源ラインと前記低電位側電源ラインとの間の電位差から所定の電圧分だけ減じた電圧にする減圧回路を更に含む、請求項2又は3に記載のトリップ回路。
  5. 前記減圧回路は、前記第2のリレーのリレーコイルと前記低電位側電源ラインとの間に直列に挿入された定電圧素子を含む、請求項4に記載のトリップ回路。
  6. 前記第1及び第2のリレーのコイル定格電圧は、それぞれ前記内部電源電圧の半分の電圧であり、前記クランプ回路は、前記第1のリレーのリレーコイルの両端を、前記内部電源電圧の半分の電圧にクランプし、前記減圧回路は、前記第2のリレーのリレーコイルの両端の電圧を、前記内部電源電圧から前記内部電源電圧の半分の電圧を減じた電圧にする、請求項4又は5に記載のトリップ回路。
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