JP2010085264A - 渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー - Google Patents

渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー Download PDF

Info

Publication number
JP2010085264A
JP2010085264A JP2008255165A JP2008255165A JP2010085264A JP 2010085264 A JP2010085264 A JP 2010085264A JP 2008255165 A JP2008255165 A JP 2008255165A JP 2008255165 A JP2008255165 A JP 2008255165A JP 2010085264 A JP2010085264 A JP 2010085264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eddy current
flaw detection
current flaw
hole
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008255165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5113706B2 (ja
Inventor
Akio Ozaki
明郎 小崎
Masanao Kaneuchi
昌直 金内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Research Institute of Electric Power Industry filed Critical Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority to JP2008255165A priority Critical patent/JP5113706B2/ja
Publication of JP2010085264A publication Critical patent/JP2010085264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5113706B2 publication Critical patent/JP5113706B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】渦電流探傷用コイル両端の嵌合端子同士を容易に嵌め合わせることと安定して結合させ続けることとを可能にする。
【解決手段】検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイル4の両端に、少なくとも一つの貫通孔5fを有する接続具5a’と貫通孔5fに嵌め合わされる少なくとも一つの突起5eを有する接続具5aとからなる一対の接続具を備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサーに関する。さらに詳述すると、本発明は、送電線、電柱間に架設されたメッセンジャーワイヤ、並びに光ファイバー複合架空地線(OPGWとも呼ばれる)用アルミ管などのような空中に架設された線状や管状の検査対象物の劣化状況を渦電流探傷によって定量的に検出するに際し、渦電流探傷センサーに取り付けて用いられる渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、当該ガイドを備える接続具並びに当該接続具を備える渦電流探傷センサーに関する。
磁性体部材を有する線状や管状の検査対象物における磁性体部材の損傷を電磁誘導による渦電流を利用して検出する従来の渦電流探傷センサーとしては、例えば、図8に示すように、可撓性基板102に設けられた複数本の配線103と可撓性基板102の両端部に設けられた接続部と複数本の配線103の両端にそれぞれ接続された接続端子とを有する探傷用検査コイル101と、非磁性体材料を用いて中空円筒状に構成されると共にコイル巻きつけ部106を有し且つ縦に二分割可能とされたコイルボビン105とを有し、コイルボビン105を管状の検査対象物107に装着した後に探傷用検査コイル101をコイルボビン105に巻き付けると共に両接続部を接続具104により接続して渦電流探傷センサーを構成して検査対象物107の磁性体部材の損傷を検出するものがある(特許文献1)。そして、上記構成において、対向する一対の平板として接続具104を構成すると共にそれぞれを可撓性基板102の両端に配設し、一方の接続具104には配線103の一端と接続された雄型の嵌合端子(例えば複数のピン)を設けると共に他方の接続具104には配線103の他端と接続された雌型の嵌合端子(例えば複数の穴)を設け、これら嵌合端子を嵌め合わせることによって探傷用検査コイル101の両端を接続する構造とすることが考えられる。
特開2004−333330号
しかしながら、上記構造の場合には、特許文献1の渦電流探傷センサーは、一対の接続具104同士を嵌め合わせる際には一方の接続具104の雄型の嵌合端子と他方の接続具104の雌型の嵌合端子とを嵌め合わせなければならないが、嵌合端子は接続具104内に格納されているので双方を直接目視しながら位置合わせをすることが困難であり、測定操作に手間がかかると共に、嵌合端子同士の位置が合っていないにも拘わらず接続具104同士を嵌め合わせようとして嵌合端子が損傷してしまうことがあるという問題がある。
また、上記構成の場合には、特許文献1の渦電流探傷センサーは、探傷用検査コイル101の取り付けと取り外しとに伴って両端の接続具104同士の嵌め合わせと取り外しとを測定操作毎に行う必要があり、センサーを用いた測定操作を繰り返し行って接続具104同士の着脱を繰り返すことによって嵌合端子が摩耗などして嵌合端子同士の噛み合わせの力が弱まってしまい、嵌合端子同士の噛み合わせがぐらついて出力信号にノイズが入ったり、嵌合端子同士の噛み合わせが外れて測定不能になったりするので、損傷の検出の信頼性が高いとは言い難いという問題がある。
また、渦電流探傷センサーにおいて、コイル101と接続具104とが一体に構成されて分離することができない構造の場合には、コイル101と接続具104とのどちらか一方のみが劣化したり損傷したりして検出能力の低下や検出不能などの不具合が生じた場合にはコイル101及び接続具104の両方を交換しなければならないので、経済的でないという問題がある。
そこで、本発明は、渦電流探傷用コイル両端の接続具の位置合わせを確実に行って一方の接続具の雄型の嵌合端子と他方の接続具の雌型の嵌合端子とを容易に嵌め合わせることを可能にすると共にコイル両端の嵌合端子がたとえ摩耗しても嵌合端子同士を安定して結合させ続けることを可能にする渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサーを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1記載の渦電流探傷用コイルの接続具のガイドは、検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイルの両端に取り付けられる一対の接続具のうちの一方の接続具に設けられた少なくとも一つの貫通孔と他方の接続具に設けられて貫通孔に嵌め合わされる少なくとも一つの突起とからなるようにしている。
また、請求項2記載の渦電流探傷用コイルの接続具は、検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイルの両端に取り付けられる一対の接続具であって、少なくとも一つの貫通孔を有する接続具と、貫通孔に嵌め合わされる少なくとも一つの突起を有する接続具とからなるようにしている。
さらに、請求項4記載の渦電流探傷センサーは、検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイルの両端に、少なくとも一つの貫通孔を有する接続具と貫通孔に嵌め合わされる少なくとも一つの突起を有する接続具とからなる一対の接続具を備えるようにしている。
この渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具、渦電流探傷センサーによると、一対の接続具同士を嵌め合わせる際には一方の接続具に設けられて直接目視することができる貫通孔に他方の接続具に設けられて直接目視することができる突起を嵌め合わせるようにすることによって嵌合端子同士の位置が合わせられて嵌め合わされる。
さらに、この渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具、渦電流探傷センサーによると、センサーを用いた測定操作を繰り返して行う際に渦電流探傷用コイルの取り付けと取り外しとに伴って両端の接続具同士の嵌め合わせと取り外しとを繰り返すことによって嵌合端子が摩耗などして噛み合わせの力が弱まってしまったとしても、一方の接続具の貫通孔に他方の接続具の突起を嵌め合わせることによって一対の接続具が嵌め合わされたまま固定される。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の渦電流探傷用コイルの接続具において、渦電流探傷用コイルの両端が接続具に対して着脱自在に取り付けられているようにしている。この場合には、渦電流探傷用コイルと接続具とのどちらか一方のみが劣化したり損傷したりして検出能力の低下や検出不能などの不具合が生じた場合には当該劣化や損傷に該当する部品のみを交換することができる。
本発明の渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具、渦電流探傷センサーによれば、一対の接続具同士を嵌め合わせる際には直接目視することができる貫通孔に突起を嵌め合わせることによって嵌合端子同士の位置が合わせられて嵌め合わされるので、嵌合端子同士の適確な位置合わせと確実な嵌め合わせとを容易にして測定操作の手間を軽減することが可能であると共に、嵌合端子同士の位置合わせを適確に行って嵌合端子の損傷の防止を図ることが可能である。
さらに、本発明によれば、嵌合端子が摩耗などして噛み合わせの力が弱まってしまったとしても一方の接続具の貫通孔に他方の接続具の突起を嵌め合わせることによって一対の接続具が嵌め合わされたまま固定されるので、嵌合端子同士の安定した結合を維持することが可能であり、出力信号へのノイズの混入や測定不能を回避することができ、損傷の検出の信頼性の向上を図ることが可能である。
また、本発明によれば、渦電流探傷用コイルと接続具とのどちらか一方のみを交換することができるので、装置の整備コストを抑制することが可能である。
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図1から図7に、本発明の渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサーの実施形態の一例を示す。
この渦電流探傷センサー2は、貫通孔3aを有する円筒状のボビン3と該ボビン3に巻き回される渦電流探傷用コイル4とを有し、さらに、ボビン3の貫通孔3aに渦電流探傷センサー用治具1を備えるものである。
そして、渦電流探傷センサー用治具1は、非導電性材料によって形成され、渦電流探傷センサー2のボビン3の貫通孔3aに嵌められる本体部1aと、ボビン3の貫通孔3aの径よりも大きな外径に形成され本体部1aの軸方向両側端部の周縁に設けられたフランジ部1cとを有すると共に、本体部1aの軸心位置に検査対象物を摺動可能に保持する部分を底部1bとする検査対象物位置固定凹部1dが設けられている。
渦電流探傷センサー用治具1は、例えばポリアセタール等の合成樹脂などの非導電性材料によって形成される。
また、本実施形態の渦電流探傷センサー用治具1は、本体部1aに該当する円柱の軸方向両端にフランジ部1cに該当する円板を取り付け、円柱と両端の円板との軸方向の全体に亘って円柱の軸心位置を頂点とする扇形を断面とする部分を切り取ると共に検査対象物を円柱の軸心位置に摺動可能に保持する部分であるU形溝を切り取った形状に形成される。
これにより、本実施形態では、U形溝と扇形断面の切り欠き部分とで検査対象物位置固定凹部1dが構成され、U形溝の部分が検査対象物位置固定凹部1dの底部1bに該当する。また、本体部1aの軸方向両側端部の周縁にフランジ部1cが形成される。
また、本実施形態では、上述の構成により、検査対象物位置固定凹部1dの開口部の幅が底部1bの幅(即ちU形溝の幅)よりも広くなっている。
本体部1aの外径は渦電流探傷センサー用治具1を取り付ける渦電流探傷センサー2のボビン3の貫通孔3aの直径よりも僅かに小さくなるように調整される。
検査対象物位置固定凹部1dの底部1bの大きさ(具体的にはU形溝としての幅)は線状・管状の検査対象物の外径よりも僅かに大きくなるように調整される。
なお、底部1bの周囲に設けられている貫通孔1e(本実施形態では三つ)は、渦電流探傷センサー用治具1の重量を軽減すると共に、空中架線での測定に際して渦電流探傷センサー2の着脱時における地上への落下防止のための吊紐を通すために設けられているものであり、当該貫通孔1eの数や大きさは適宜調整され得るものであると共に場合によっては設けられなくても良い。
本実施形態の渦電流探傷センサー2は、大きくは、ボビン3と渦電流探傷用コイル4と当該渦電流探傷用コイル4の両端に配設される接続端子固定部材5とからなる。
ボビン3は、貫通孔3aを有する円筒状に形成される。ボビン3は例えばポリアセタール等の合成樹脂などの非導電性材料によって形成される。また、ボビン3は、軸方向の中央付近において、周壁に、周方向に一回りする環状の溝3cを有する。そして、ボビン3の溝3cの両側に、即ちボビン3の軸方向両側端部に、フランジ部3bが形成される。
ボビン3は、軸心を通る平面によって軸方向に二分割され、貫通孔3a内に検査対象物を挟み込んで装着されるように構成される。
このため、ボビン3の軸方向両側のフランジ部3bのそれぞれに蝶番3dが設けられ、ボビン3の二分割された部分同士が連結されると共にボビン3が開閉可能に構成される。
また、接続端子固定部材5を固定するために平坦な面に形成された取付部3eが、ボビン3のフランジ部3bの蝶番3dを設けた位置と対向する箇所に設けられる。
渦電流探傷用コイル4は、帯状の絶縁性コイル(以下、単に入出力コイルと呼ぶ)4aと、入出力コイル4aの両端に取り付けられた矩形の接続端子基板4bとから構成される。そして、入出力コイル4aの配線の一端は入出力コイル4aの一方の接続端子基板4bの端子に電気的に接続し、配線の他端は入出力コイル4aの他方の接続端子基板4bの端子に電気的に接続する。
ここで、入出力コイル4aは接続端子基板4bに対して着脱自在に接続される。具体的には例えば、接続端子基板4bを、長手方向に端子が設けられた平板と該平板に重ね合わせるもう一枚の平板とで構成すると共に、この一対の平板が対向配置されると共に開閉可能なように長手方向の一辺が接続された構造とする。そして、重ね合わされている一方の平板を開いて他方の平板に設けられた端子と入出力コイル4aの配線の端部とを合わせた状態で平板を閉じ合わせて二枚の平板の間に入出力コイル4aの端部を挟み込んで固定する。
このように、入出力コイル4aを接続端子基板4bに対して着脱自在に接続することにより、入出力コイル4aが劣化したり損傷したりして検出能力の低下や検出不能などの不具合が生じた場合に、入出力コイル4aのみを交換し他の部品・部材はそのまま継続して使用することが可能になる。これにより、装置の整備コストを抑制することができる。
接続端子固定部材5は、測定を行うために渦電流探傷センサー2が組み立てられた状態において対向する一対の固定板5a及び5a’(以下においては、適宜、第一の固定板5a,第二の固定板5a’とも呼ぶ)と、第一の固定板5aの両端部寄りの位置に取り付けられた取付部材5bと、各固定板5a,5a’のほぼ中央位置に固定板5a,5a’を貫通した状態で固定されると共に相手方になる固定板5a,5a’に取り付けられたものと嵌め合わされて電気的に接続されることと取り外されることとが自在の入出力端子5cと、第一の固定板5aの中央上端に設けられて入出力端子5cと電気的に接続される電源・信号用コネクタ5dと、第一の固定板5aに取り付けられたガイドピン5e並びに第二の固定板5a’に設けられたガイドピン貫通孔5fとから構成される。
軸方向に二分割されたうちの一方のボビン3のフランジ部3bに形成された平坦面である取付部3eに取付部材5bが取り付けられてボビン3の外周面に対して第一の固定板5aが直立した状態で接続端子固定部材5がボビン3に対して固定される。本実施形態では、取付部材5bは、取付部3eに螺子によって取り付けられると共に、第一の固定板5aを螺子によって固定して支持する。なお、他方の(即ち第二の)固定板5a’は、各固定板5a,5a’に取り付けられた入出力端子5c同士が嵌め合わされることによって、取付部材5bに支持される第一の固定板5aに対して対向して固定される。
渦電流探傷用コイル4の入出力コイル4aは、ボビン3の溝3c部分に巻き回されると共に、両端の接続端子基板4bの端子が接続端子固定部材5の入出力端子5cに嵌め合わされて入出力端子5cと電気的に接続される。
電源・信号用コネクタ5dは、図示していない電源及び信号処理装置からのケーブルを接続するための端子である。そして、電源・信号用コネクタ5dは入出力端子5cと電気的に接続される。
ガイドピン5eは、本実施形態では、一対の固定板5a,5a’のうち取付部材5bに支持される固定板5aに取り付けられる。そして、他方の固定板5a’にガイドピン貫通孔5fが設けられる。
本実施形態では、二本のガイドピン5eが、固定板5aの対角線位置付近に、入出力端子5cを挟む位置関係で設けられる。また、本実施形態では、ガイドピン5eは、固定板5aを貫通して取り付けられ、ガイドピン5eの中間の凸部とナットとによって固定板5aを挟んで固定される。
ガイドピン貫通孔5fは、ガイドピン5eを差し込んで固定するための孔である。このため、ガイドピン貫通孔5fは、ガイドピン5eを摺動させて差し込ませることができると共に一旦差し込まれたガイドピン5eをぐらつくことなく且つ簡単には抜けない程度に締め付けて固定することができる大きさに調整される。ガイドピン貫通孔5fは、各固定板5a,5a’に取り付けられた入出力端子5c同士を嵌め合わせ位置にした状態におけるガイドピン5eの位置に合わせて設けられる。
以上より、本実施形態においては、固定板5a及び5a’と各固定板5a,5a’に取り付けられた入出力端子5cとによって検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイル4の両端に取り付けられる一対の接続具が構成される。そして、第二の固定板5a’に設けられたガイドピン貫通孔5fと第一の固定板5aに設けられてガイドピン貫通孔5fに嵌め合わされる突起としてのガイドピン5eとによって渦電流探傷用コイル4の接続具のガイド機構が構成される。すなわち、本実施形態の渦電流探傷センサー2は、検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイル4の両端に、ガイドピン貫通孔5fを有する第二の固定板5a’とガイドピン貫通孔5fに嵌め合わされる突起としてのガイドピン5eを有する第一の固定板5aとを含む一対の接続具を備えるものである。
ガイドピン5eとガイドピン貫通孔5fとを備えるようにすることにより、直接目視することができるガイドピン5eをガイドピン貫通孔5fに差し込むことによって位置合わせがなされる一対の固定板5a,5a’のそれぞれに取り付けられた入出力端子5c同士を嵌め合わせることになるので、入出力端子5cの嵌合端子を直接目視することができなくても嵌合端子同士の位置合わせと嵌め合わせとを確実且つ容易に行うことができる。さらに、ガイドピン5eとガイドピン貫通孔5fとを備えるようにすることにより、測定操作を繰り返して行う際に入出力端子5c同士の嵌め合わせと取り外しとを繰り返すことによって嵌合端子が摩耗などして噛み合わせの力が弱まっても、ガイドピン5eをガイドピン貫通孔5fに差し込んで嵌め合わせることによって一対の固定板5a,5a’を嵌め合わせたまま安定して固定することができるので、嵌め合わされた入出力端子5c(並びに嵌合端子)がぐらついて出力信号にノイズが入ってしまうことや嵌合端子同士の噛み合わせが外れて測定不能になってしまうことなどを防いで安定した状態で測定を行うことができる。
また、本実施形態においては、渦電流探傷用コイル4の入出力コイル4aが接続端子基板4bに対して着脱自在であるよう構成されることによって、渦電流探傷用コイル4の両端が各固定板5a,5a’に対して着脱自在に取り付けられるようにしている。
本実施形態の渦電流探傷センサー用治具1は、ボビン3の貫通孔3aに嵌められて用いられる。具体的には、嵌め合わされている入出力端子5cを一旦取り外してボビン3の溝3cに巻き回されている入出力コイル4aをほどくと共にボビン3を開いた状態で(図5(A))、貫通孔3aの軸心の方向と検査対象物位置固定凹部1dの底部1bの軸方向とを合わせて貫通孔3aに渦電流探傷センサー用治具1の本体部1aを嵌め合わせる(図5(B))。なお、図5においては、渦電流探傷用コイル4、並びに、第二の固定板5a’は図示していない。
そして、渦電流探傷センサー用治具1の検査対象物位置固定凹部1dの開口部から進入させて底部1bに線状・管状の検査対象物を嵌め合わせる。
その後、ボビン3を閉じてからボビン3の溝3cに入出力コイル4aを巻き回し、ガイドピン5eとガイドピン貫通孔5fとによって一対の固定板5a,5a’の位置合わせをしながら入出力端子5c同士を嵌め合わせ、検査対象物の損傷検出のための測定を開始する。ここで、渦電流探傷センサー用治具1のフランジ部1cはボビン3の貫通孔3aの径よりも大きな外径を有するので、線状・管状の検査対象物の損傷検出の測定の際に渦電流探傷センサー2を検査対象物に沿わせて移動させても渦電流探傷センサー用治具1がボビン3の貫通孔3aから外れてしまうことがない。
以上の構成を有する渦電流探傷用コイルの接続具のガイド、当該ガイドを有する接続具、並びに当該接続具を有する渦電流探傷センサーによれば、嵌合端子同士の適確な位置合わせと確実な嵌め合わせとを容易にして測定操作の手間を軽減することが可能であると共に、嵌合端子同士の位置合わせを適確に行って嵌合端子の損傷の防止を図ることが可能である。さらに、嵌合端子同士の安定した結合を維持することが可能であり、出力信号へのノイズの混入や測定不能を回避することができ、損傷の検出の信頼性の向上を図ることが可能である。
また、以上の構成を有する渦電流探傷センサー用治具1によれば、測定中常に検査対象物の位置を渦電流探傷用コイル4の中心位置に固定することができる。このため、検査対象物の腐食などによる劣化状況を定量的に高い精度で検出することが可能であり、渦電流探傷センサー2による損傷の検出の信頼性の向上を図ることができる。また、検査対象物の外径が様々であっても単一の渦電流探傷センサー2を用いて検査対象物の劣化状況を定量的に高い精度で検出することができる。このため、検査対象物の外径が様々であってもボビン3の貫通孔3aに嵌め合わせる治具1のみを準備すれば良いのでセンサー製作のコストを抑制することができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本実施形態では、一対の固定板5a,5a’のうち取付部材5bに支持される固定板5aにガイドピン5eが取り付けられると共に他方の固定板5a’にガイドピン貫通孔5fが設けられるようにしているが、これに限られるものではなく、取付部材5bに支持される固定板5aにガイドピン貫通孔5fが設けられると共に他方の固定板5a’にガイドピン5eが取り付けられるようにしても良いし、或いは、各固定板5a,5a’にガイドピン5eが取り付けられると共にガイドピン貫通孔5fが設けられるようにしても良い。
また、本実施形態では、ガイドピン5eは二本取り付けられるようにしているが、ガイドピン5eの本数はこれに限られるものではなく、ガイドピン5eの本数は一本でも良いし、三本以上でも良い。また、ガイドピン貫通孔5fの個数も、ガイドピン5eの本数に合わせて、一個でも良いし三個以上でも良い。
また、本実施形態では固定板5aのガイドピン5eと固定板5a’のガイドピン貫通孔5fとによって構成される本発明のガイド構造並びに当該ガイド構造を有する接続具は、検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイル4の両端に取り付けて用いることによって所望の効果を発揮するものであり、本発明のガイド構造並びに接続具を適用することが可能な渦電流探傷センサーは本実施形態において詳細に説明した渦電流探傷センサー2に限られるものではない。したがって、当然に、本発明の適用対象が渦電流探傷センサー用治具1を備えている渦電流探傷センサーに限られるものでもない。
また、本実施形態では、渦電流探傷センサー2のボビン3が軸心を通る平面によって軸方向に二分割されて開閉可能に構成されているので渦電流探傷センサー用治具1は本体部1aとフランジ部1cとが一体のものとして構成されるものであって構わないが、渦電流探傷センサー2のボビン3が開閉可能でない場合でもボビン3に渦電流探傷センサー用治具1を取り付けることができるように渦電流探傷センサー用治具1の本体部1aと本体部1aの軸方向両側端部のフランジ部1cの少なくとも一方とが着脱自在に分割されるようにしたり、または、本体部1aが軸心と直角の平面によって着脱自在に分割されるようにしたりしても良い。
また、本実施形態では、渦電流探傷センサー用治具1の検査対象物位置固定凹部1dの開口部を除く本体部1aの軸方向両側端部の周縁の全体に亘ってフランジ部1cが設けられるようにしているが、これに限られるものではなく、フランジ部1cは本体部1aの軸方向両側端部のそれぞれの周縁の少なくとも一部に設けられていれば良い。端部周縁のたとえ一部であってもフランジ部1cとして突起していれば、測定の際に渦電流探傷センサー2を線状・管状の検査対象物に沿ってボビン3の貫通孔3aの軸心方向に移動させても渦電流探傷センサー用治具1が貫通孔3aから外れてしまうことはない。
また、本実施形態では、検査対象物位置固定凹部1dは本体部1aの軸心位置に検査対象物を摺動可能に保持する底部1bと本体部1aの軸心位置を頂点とする扇形とを合わせた形状であって検査対象物位置固定凹部1dの底部1bから開口部まで凹部の幅が連続的に徐々に拡がる形状で設けられているが(図6(A))、これに限られるものではなく、開口部の幅が底部1bの幅と同じであって検査対象物位置固定凹部1dの幅が変化せず全体としてU形溝であるようにしても良いし(図6(B))、底部1bから開口部まで段階的に凹部の幅が拡がるようにしても良い(図6(C))。なお、検査対象物が実際に供用中の架線等ではなくて試験片である場合には、検査対象物を摺動可能に保持する構造としては凹部ではなくて試験片の外径に合わせた貫通孔であっても良い。
また、本実施形態では、ボビン3と渦電流探傷センサー用治具1とを別体のものとして構成すると共に貫通孔3aに渦電流探傷センサー用治具1の本体部1aを嵌め合わせるようにしているが、これに限られず、渦電流探傷センサー用治具とボビンの一部とを一体のものとして構成するようにしても良い。具体的には、図7に示すように、軸方向に二分割されたボビンのうち接続端子固定部材5が取り付けられていない方のボビン(ボビンとして機能するものの一部)と渦電流探傷センサー用治具とを一体のものとして渦電流探傷センサー用治具1’を構成するようにしても良い。この場合は、接続端子固定部材5が取り付けられているボビン3’に対して渦電流探傷センサー用治具1’を蝶番3dによって回転可能に連結したり取り外したりできるように構成する。また、この場合は、本体部1aの軸方向両側端部にフランジ部を設ける必要はない。そして、この構成の場合も上述の実施形態の渦電流探傷センサー用治具1と同様に、検査対象物の位置を渦電流探傷用コイル4の中心位置に固定することができるので検査対象物の劣化状況を高い精度で検出することが可能であると共に、検査対象物の外径が様々であっても治具のみを準備すれば良いのでセンサー製作のコストを抑制することができる。
また、本実施形態では、検査対象物を本体部1aの軸心位置に摺動可能に保持するように底部1bが設けられているが、これに限られるものではなく、検査対象物を本体部1aの概ね軸心位置に保持するように底部1bは設けられていれば良い。厳密に本体部1aの軸心位置でなくても軸心近辺の位置であって一定の位置に検査対象物を位置決めすることによって高い精度で測定することができる。
また、渦電流探傷センサー用治具1は、貫通孔を有する円筒状のボビンと該ボビンに巻き回される渦電流探傷用コイルとを少なくとも有する渦電流探傷センサーに取り付けて用いることによって所望の効果を発揮するものであり、渦電流探傷センサー用治具1を適用することが可能な渦電流探傷センサーは本実施形態において詳細に説明した渦電流探傷センサー2に限られるものではない。
渦電流探傷用コイルの接続具を装着した状態の渦電流探傷センサーの縦断面図である。 渦電流探傷用コイルの接続具を装着した状態の渦電流探傷センサーの側面図である。 渦電流探傷用コイルの接続具を装着した状態の渦電流探傷センサーの底面図である。 実施形態の渦電流探傷センサー用治具を示す斜視図である。 実施形態の渦電流探傷センサー用治具の渦電流探傷センサーへの取り付けを説明する図である。(A)は渦電流探傷センサーのボビンを開いた状態の図である。(B)はボビンの貫通孔に渦電流探傷センサー用治具の本体部を嵌め合わせた状態の図である。 渦電流探傷センサー用治具の検査対象物位置固定凹部の形状を説明する図である。(A)は検査対象物位置固定凹部の幅が開口部に向かって連続的に徐々に拡がる形状の場合の図である。(B)は検査対象物位置固定凹部の幅が変化しない形状の場合の図である。(C)は検査対象物位置固定凹部の幅が開口部に向かって段階的に拡がる形状の場合の図である。 ボビンの一部と渦電流探傷センサー用治具とを一体のものとして構成した場合の渦電流探傷センサー用治具を示す図である。 従来の渦電流探傷センサーを示す図である。
符号の説明
1 渦電流探傷センサー用治具
1a 本体部
1b 底部
1c フランジ部
1d 検査対象物位置固定凹部
1e 貫通孔
2 渦電流探傷センサー
3 ボビン
3a 貫通孔
3b フランジ部
3c 溝
3d 蝶番
3e 取付部
4 渦電流探傷用コイル
4a 入出力コイル
4b 接続端子基板
5 接続端子固定部材
5a 固定板(第一の固定板)
5a’固定板(第二の固定板)
5b 取付部材
5c 入出力端子
5d 電源・信号用コネクタ
5e ガイドピン
5f ガイドピン貫通孔

Claims (4)

  1. 検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイルの両端に取り付けられる一対の接続具のうちの一方の接続具に設けられた少なくとも一つの貫通孔と他方の接続具に設けられて前記貫通孔に嵌め合わされる少なくとも一つの突起とからなることを特徴とする渦電流探傷用コイルの接続具のガイド。
  2. 検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイルの両端に取り付けられる一対の接続具であって、少なくとも一つの貫通孔を有する接続具と、前記貫通孔に嵌め合わされる少なくとも一つの突起を有する接続具とからなることを特徴とする渦電流探傷用コイルの接続具。
  3. 前記渦電流探傷用コイルの両端が前記接続具に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の渦電流探傷用コイルの接続具。
  4. 検査対象物に巻き回される帯状の渦電流探傷用コイルの両端に、少なくとも一つの貫通孔を有する接続具と前記貫通孔に嵌め合わされる少なくとも一つの突起を有する接続具とからなる一対の接続具を備えることを特徴とする渦電流探傷センサー。
JP2008255165A 2008-09-30 2008-09-30 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー Expired - Fee Related JP5113706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255165A JP5113706B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255165A JP5113706B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010085264A true JP2010085264A (ja) 2010-04-15
JP5113706B2 JP5113706B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=42249359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008255165A Expired - Fee Related JP5113706B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5113706B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230500A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6369486U (ja) * 1986-10-24 1988-05-10
JPH0451779U (ja) * 1990-09-07 1992-04-30
JP2000199755A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンクリ―トポ―ル内の鉄筋破断検知装置及び方法
JP2001183346A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Tokyo Gas Co Ltd 漏洩磁束探傷検査用コイル素子および漏洩磁束探傷検査用コイルならびに漏洩磁束探傷検査装置
JP3247666B2 (ja) * 1998-07-03 2002-01-21 東京瓦斯株式会社 探傷検査用コイル素子および探傷検査用コイル
JP2002042980A (ja) * 2000-07-19 2002-02-08 Fuji Photo Film Co Ltd コネクタ装置
JP2004333330A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Tokyo Gas Co Ltd 渦流探傷センサ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6369486U (ja) * 1986-10-24 1988-05-10
JPH0451779U (ja) * 1990-09-07 1992-04-30
JP3247666B2 (ja) * 1998-07-03 2002-01-21 東京瓦斯株式会社 探傷検査用コイル素子および探傷検査用コイル
JP2000199755A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンクリ―トポ―ル内の鉄筋破断検知装置及び方法
JP2001183346A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Tokyo Gas Co Ltd 漏洩磁束探傷検査用コイル素子および漏洩磁束探傷検査用コイルならびに漏洩磁束探傷検査装置
JP2002042980A (ja) * 2000-07-19 2002-02-08 Fuji Photo Film Co Ltd コネクタ装置
JP2004333330A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Tokyo Gas Co Ltd 渦流探傷センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230500A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー

Also Published As

Publication number Publication date
JP5113706B2 (ja) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI407083B (zh) 電磁流量計
JP6805986B2 (ja) 磁性体の検査装置
KR101192286B1 (ko) 와이어로프 결함 탐지장치
US8091183B2 (en) Wire grip
US20220003712A1 (en) Magnetic body inspection device and magnetic body inspection system
KR102267719B1 (ko) 배관 검사장치
JP2014222172A (ja) 内部欠陥測定装置
JP4576289B2 (ja) キャリブレーション装置
JP7239057B2 (ja) ワイヤロープ検査装置およびワイヤロープ検査システム
CN108318575B (zh) 一种交流电磁场的管柱检测探头及检测系统
JP5113706B2 (ja) 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー
WO2019146742A1 (ja) ワイヤロープ探傷装置の出力確認装置
JP7081446B2 (ja) 磁性体検査装置および磁性体検査システム
JP5113665B2 (ja) 渦電流探傷センサー用治具並びに渦電流探傷センサー
CN107870199B (zh) 检查工具
WO2022054315A1 (ja) ワイヤロープ検査装置およびワイヤロープ検査システム
KR101686329B1 (ko) 케이블 검사 장치 및 다채널 케이블 검사 장치
KR101564026B1 (ko) 계측타겟 고정 지그
JP5225911B2 (ja) 渦電流探傷用コイルの接続具並びに渦電流探傷センサー
US9039297B2 (en) Fixing device for optical fiber detection
JP4683904B2 (ja) コアユニット
JP6990615B2 (ja) 硬さ測定装置
JP4673041B2 (ja) 計測器用変流器
JP7351394B1 (ja) ロープテスタ用検査装置
KR20180055409A (ko) 변류기 장착용 홀더

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees