JP2010085177A - 半導体試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作速度を高速化できるシーケンス制御回路を用いた半導体試験装置を実現すること。
【解決手段】プログラムに記述されたパターン発生命令のシーケンスを制御するシーケンス制御回路を備えた半導体試験装置において、前記シーケンス制御回路は、シーケンス制御命令の一部のデコードをテスト実行直前に行うことを特徴とするもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体試験装置に関し、詳しくは、パターン発生命令のシーケンス制御に関するものである。
図5は、従来の半導体試験装置の構成例を示すブロック図である。図5において、プログラムに記述されたパターン発生命令のシーケンスを制御するシーケンス制御回路100と、パターン発生命令を記憶するインストラクションメモリ200と、加減算などの演算が可能なパターン発生回路300と、被試験IC500の良否を判定する比較器400などで構成されている。
半導体試験装置のプログラムは、ワークステーションなどのコンピュータにより機械語に変換される。変換された機械語は、テスト実行前にハードウェアのインストラクションメモリおよび各種レジスタに転送される。
シーケンス制御回路100は、プログラムに記述された命令に従い、プログラムカウンタ信号aを出力する。インストラクションメモリ200は、メモリアドレスとなるプログラムカウンタ信号aによってアクセスされ、パターン発生命令bを出力する。パターン発生回路300は、このパターン発生命令bに従い被試験IC500に供給する試験パターンcおよび期待パターンdを発生する。比較器400は、パターン発生回路からの期待パターンdと被試験IC500からの出力信号eを比較し、被試験IC500の良否を判定する。
図6は、図5の半導体試験装置におけるプログラム例であり、シーケンス制御命令とパターン発生命令で構成されている。シーケンス制御命令の「NOOP」は、「NOOP」と記述された行を実行し、プログラムカウンタをインクリメントする命令である。「LOOP」は、指定された行から「LOOP」と記述された行までの命令を指定された回数実行するまで、プログラムカウンタをジャンプする命令である。この例の場合は、「6」が指定回数であり、「AA」が行の指定である。「AA」で指定された行が「LOOP」と記述された行と同一であるので、この行を6回実行する。
図7は、図5の半導体試験装置で図6のプログラムを実行したときの動作を説明するタイミングチャートである。インストラクションメモリ200には、アドレス0番地に「X=0」、1番地に「X=X+1」、2番地に「X=0」という命令がコンピュータにより設定される。
被試験IC500の試験が始まると、シーケンス制御回路100は、プログラムに従って、プログラムカウンタ信号aを「0,1,1,1,1,1,1,2」と発生する。インストラクションメモリ200は、プログラムカウンタ信号aを受け取りパターン発生命令bを「X=0」、「X=X+1」、「X=X+1」、「X=X+1」、「X=X+1」、「X=X+1」、「X=X+1」、「X=0」と発生する。パターン発生回路300は、パターン発生命令bを受け取って演算を行い、パターン出力cを「0,1,2,3,4,5,6,0」と発生する。
このようにしてパターン発生回路300が発生したパターンは、被試験IC500に供給される。比較器400は、同様にパターン発生回路300が発生した期待パターンと被試験IC500の出力を比較し、被試験IC500の良否を判定する。
図8は、従来のシーケンス制御回路100の一例を示すブロック図であり、フリップフロップ1とシーケンス制御命令を記憶するインストラクションメモリ2とプログラムカウンタ制御部3とで構成されている。
フリップフロップ1は、プログラムカウンタ信号aを外部に出力するとともにインストラクションメモリ2とプログラムカウンタ制御部3に入力する。インストラクションメモリ2はフリップフロップ1から入力されるプログラムカウンタ信号aによりアクセスされ、シーケンス制御命令fをプログラムカウンタ制御部3に出力する。プログラムカウンタ制御部3はシーケンス制御命令fを解読し、次のプログラムカウンタ信号gを決定してフリップフロップ1に出力する。次の周期でフリップフロップ1が次のプログラムカウンタ信号gを出力する。以下、同様の処理が行われる。
シーケンス制御回路100は、このような一連の動作を繰り返すことにより、連続したプログラムカウンタ信号aを出力する。
図9は、図8のシーケンス制御回路で図6のプログラムを実行したときの動作を説明するタイミングチャートである。インストラクションメモリ2には、アドレス0番地に「NOOP」、1番地に「LOOP」、2番地に「NOOP」という命令がコンピュータにより設定され、フリップフロップ1には、初期値「0」が設定される。
被試験IC500の試験が始まると、プログラムカウンタ信号aの値「0」によりインストラクションメモリ2の0番地がアクセスされ、シーケンス制御命令fとして「NOOP」命令が出力される。プログラムカウンタ制御部3はこのシーケンス制御命令「NOOP」を解読し、次のプログラムカウンタ信号gとしてプログラムカウンタをインクリメントした値「1」を出力する。フリップフロップ1は次の周期で「1」を出力し、同様の処理が行われる。
シーケンス制御回路100は、このような一連の動作を繰り返すことにより、プログラムカウンタ信号aを「0,1,1,1,1,1,1,2」と発生する。
図10は、シーケンス制御命令に関する他のプログラム例である。シーケンス制御命令の「JUMP」は、「JUMP」と記述された行を実行し、指定された行にプログラムカウンタをジャンプする命令である。この例の場合は「AA」が行の指定であり、「AA」で指定された行がアドレス10番地なので次のプログラムカウンタ信号gに「10」を出力する。
「JPFLG1」は、「JPFLG1」と記述された行を実行し、シーケンス制御回路内部に備えられたPFLG1レジスタの値より次のプログラムカウンタを決定する命令である。PFLG1レジスタの値が「0」の時、プログラムカウンタをインクリメントし、「1」の時指定された行にプログラムカウンタをジャンプする命令である。この例の場合は「BB」が行の指定であり、PFLG1レジスタの値が「0」の時、次のプログラムカウンタ信号gにプログラムカウンタをインクリメントした値「13」を出力する。「1」の時、「BB」で指定された行がアドレス20番地なので、次のプログラムカウンタ信号gに「20」を出力する。
なお、この例では「JPFLG1」について説明したが、実際には複数のPFLGnレジスタに対する複数の「JPFLGn」命令が可能である(n:1,2,・・・・)。
図11は、図8のシーケンス制御回路100におけるプログラムカウンタ制御部3の構成例を示すブロック図であり、ジャンプ制御回路11と、ループカウンタ12と、PFLGnレジスタ13と、加算器14と、セレクタ15とで構成されている。
ジャンプ制御回路11はプログラムカウンタのジャンプを制御するものであり、シーケンス制御命令fをデコードし、セレクタ15に選択信号qを出力する。このジャンプ制御回路11には、ループ回数をカウントするループカウンタ12とPFLGnレジスタ13が接続されている。
セレクタ15の一方の入力端子にはプログラムカウンタ信号aを+1する加算器14の出力が入力され、他方の入力端子にはシーケンス制御命令fに含まれるジャンプアドレスが入力されていて、ジャンプ制御回路11から入力される選択信号qに基づき、+1されたプログラムカウンタ信号とジャンプアドレスのいずれかを次のプログラムカウンタ信号gとして出力する。
セレクタ15は、シーケンス制御命令が「NOOP」の場合には加算器14の出力を選択出力し、シーケンス制御命令が「JUMP」の場合にはシーケンス制御命令fに含まれるジャンプアドレスを選択出力する。
また、シーケンス制御命令が「LOOP」の場合には、ループカウンタ12がループ中であればシーケンス制御命令fに含まれるジャンプアドレスを選択し、ループ終了であれば加算器14の出力を選択する。
さらに、シーケンス制御命令が「JPFLGn」の場合には、PFLGnレジスタ13の値が「1」であればシーケンス制御命令fに含まれるジャンプアドレスを選択し、「0」であれば加算器14の出力を選択する。
特許文献1には、半導体試験装置における従来のシーケンス制御回路の構成が開示されている。
特開2001−282324号公報
ところで、半導体試験装置の被試験IC500であるメモリの高速化に伴い、効率よく試験を行うためには、シーケンス制御回路100を高速化する必要がある。
しかし、従来のシーケンス制御回路は、1周期の間にインストラクションメモリにアクセスしてプログラムカウンタの制御を行うため、最高動作速度はインストラクションメモリのアクセス時間とプログラムカウンタ制御部の動作速度との合計で決まることになり、動作速度を高速化するためにはこれらの動作速度を向上させなければならないという問題点がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、動作速度を高速化できるシーケンス制御回路を用いた半導体試験装置を実現することにある。
このような問題を解決するため、請求項1記載の発明は、
プログラムに記述されたパターン発生命令のシーケンスを制御するシーケンス制御回路を備えた半導体試験装置において、
前記シーケンス制御回路は、シーケンス制御命令の一部のデコードをテスト実行直前に行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体試験装置において、
前記シーケンス制御命令の一部は、条件分岐命令を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の半導体試験装置において、
前記シーケンス制御回路は、
シーケンス制御命令を記憶するインストラクションメモリと、
このインストラクションメモリから入力されるシーケンス制御命令を解読して次のプログラムカウンタ信号を決定するプログラムカウンタ制御部と、
このプログラムカウンタ制御部のプログラムカウンタ信号を外部に出力するとともに前記インストラクションメモリに入力するフリップフロップと、
前記シーケンス制御命令の一部のデコードをテスト実行直前に行い、その変換出力を前記インストラクションメモリに入力する命令変換部、
とで構成されていることを特徴とする。
これらにより、テスト実行中にシーケンス制御回路デコードしなければならない命令が少なくなり、その分高速化が図れる。
本発明では、プログラムカウンタ制御部でデコードする命令を削減するために、テスト実行の直前までに値が決定されてテスト実行中は値が変更されないPFLGnレジスタの値により動作を選択する条件分岐命令である「JPFLGn」命令に着目する。この「JPFLGn」命令は、テスト実行の直前にPFLGnレジスタの値を確認し、PFLGnレジスタが「0」の場合は「NOOP」命令に変換可能で、「1」の場合は「JUMP」命令に変換可能な命令である。
本発明は、この「JPFLGn」命令の変換をテスト実行前にJPFLG命令変換部により行うことを特徴とするもので、「JPFLGn」命令を「NOOP」または「JUMP」命令に変換することにより、プログラムカウンタ制御部で「JPFLGn」命令をデコードする必要がなくなる。
以下、本発明について図面を参照して説明する。図1は、本発明に基づくシーケンス制御回路の構成例を示すブロック図である。図1において、シーケンス制御回路は、シーケンス制御命令を記憶するインストラクションメモリ22とプログラムカウンタ制御部23とフリップフロップ21とJPFLG命令変換部24で構成されている。
フリップフロップ21は、プログラムカウンタ信号aを外部に出力するとともにインストラクションメモリ22に入力する。
JPFLG命令変換部24は、テスト実行の直前に「JPFLGn」命令を「NOOP」または「JUMP」命令に変換する回路であり、その変換出力はインストラクションメモリ22に入力されている。
インストラクションメモリ22はフリップフロップ1から入力されるプログラムカウンタ信号aによりアクセスされ、シーケンス制御命令fをプログラムカウンタ制御部23に出力する。
プログラムカウンタ制御部23はシーケンス制御命令fを解読し、次のプログラムカウンタ信号gを決定してフリップフロップ21に出力する。次の周期でフリップフロップ21が次のプログラムカウンタ信号gを出力する。以下、同様の処理が行われる。なお、プログラムカウンタ制御部23は、図8に示した従来のシーケンス制御部100のプログラムカウンタ制御部3から「JPFLGn」命令のデコードを削除したものである。
図2は、JPFLG命令変換部24の具体例を示すブロック図である。JPFLG命令変換部24は、JPFLG命令識別部31とJPFLGカウンタ32とJPFLGデータメモリ33とJPFLGアドレスメモリ34とリードカウンタ35とPFLGnレジスタ36と命令変換部37で構成されている。
JPFLG命令識別部31にはインストラクションメモリ22に書き込まれるデータhとライトイネーブル信号iが入力され、JPFLGメモリライトイネーブル信号kをJPFLGカウンタ32とJPFLGデータメモリ33のWE端子とJPFLGアドレスメモリ34のWE端子に出力する。
JPFLGカウンタ32は、カウント値lをJPFLGデータメモリ33のWadd端子とJPFLGアドレスメモリ34のWadd端子とリードカウンタ35に入力する。
JPFLGデータメモリ33のWdata端子にはインストラクションメモリ22に書き込まれるデータhが入力されてRadd端子にはリードカウンタ35のカウント値qが入力され、JPFLGアドレスメモリ34のWdata端子にはインストラクションメモリ22のライトアドレスjが入力されてRadd端子にはリードカウンタ35のカウント値qが入力される。
命令変換部37にはPFLGnレジスタ36の値mが入力されるとともにJPFLGデータメモリ33のRdata端子からデータnが入力され、インストラクションメモリ変換用ライトデータpを出力する。
JPFLGアドレスメモリ34は、Rdata端子からインストラクションメモリ変換用ライトアドレスoを出力する。
このように構成されるJPFLG命令変換部24の動作を説明する。
コンピュータからインストラクションメモリ22にシーケンス制御命令が転送される場合であって、テスト実行の直前に「JPFLGn」命令を「NOOP」または「JUMP」命令に変換する例について説明する。
JPFLG命令識別部31は、コンピュータからインストラクションメモリ22に転送されるシーケンス制御命令が「JPFLGn」命令であるか否かを識別する。「JPFLGn」命令である場合はJPFLGメモリライトイネーブル信号kをアサートし、「JPFLGn」命令でない場合はJPFLGメモリライトイネーブル信号kをネゲートする。
JPFLGカウンタ32は、初期値を0とし、JPFLGメモリライトイネーブル信号kのアサートによりカウンタをインクリメントする。
JPFLGデータメモリ33は、JPFLGカウンタ32のカウント値lをアドレスとして、JPFLGメモリライトイネーブル信号kのアサートによりインストラクションメモリ22にライトされるデータhをライトする。
JPFLGアドレスメモリ34は、JPFLGカウンタ32のカウント値lをアドレスとして、JPFLGメモリライトイネーブル信号kのアサートによりインストラクションメモリ22のライトアドレスjをライトする。
図3は、コンピュータからインストラクションメモリ22にシーケンス制御命令が転送されるときの動作例を示すタイミングチャートである。
周期t1において、コンピュータから転送されるシーケンス制御命令が「NOOP」なので、JPFLG命令識別部31はJPFLGメモリライトイネーブル信号kをネゲートする。JPFLGデータメモリ33およびJPFLGアドレスメモリ34はライトされず、JPFLGカウンタ32はインクリメントしない。
周期t2において、コンピュータから転送されるシーケンス制御命令が「JPFLG1」なので、JPFLG命令識別部31はJPFLGメモリライトイネーブル信号kをアサートする。JPFLGデータメモリ33はJPFLGカウンタ32のカウント値l「0」をアドレスとしてデータ「JPFLG1」をライトし、JPFLGアドレスメモリ34はJPFLGカウンタ32のカウント値l「0」をアドレスとしてインストラクションメモリ22のアドレス「1」をライトする。JPFLGカウンタ32はインクリメントしカウント値lは「1」となる。
周期t3,4では、コンピュータから転送されるシーケンス制御命令が「NOOP」なので、JPFLG命令識別部31は、JPFLGメモリライトイネーブル信号kをネゲートする。JPFLGデータメモリ33およびJPFLGアドレスメモリ34はライトされず、JPFLGカウンタ32はインクリメントしない。
周期t5では、コンピュータから転送されるシーケンス制御命令が「JPFLG2」なので、JPFLG命令識別部31はJPFLGメモリライトイネーブル信号kをアサートする。JPFLGデータメモリ33はJPFLGカウンタ32のカウント値l「1」をアドレスとしてデータ「JPFLG2」をライトし、JPFLGアドレスメモリ34はJPFLGカウンタ32のカウント値l「1」をアドレスとしてインストラクションメモリ22のアドレス「4」をライトする。JPFLGカウンタ32はインクリメントしカウント値lは「2」となる。
周期t6では、コンピュータから転送されるシーケンス制御命令が「NOOP」なので、JPFLG命令識別部31は、JPFLGメモリライトイネーブル信号kをネゲートする。JPFLGデータメモリ33およびJPFLGアドレスメモリ34はライトされず、JPFLGカウンタ32はインクリメントしない。
周期t7では、コンピュータから転送されるシーケンス制御命令が「JPFLG3」なので、JPFLG命令識別部31は、JPFLGメモリライトイネーブル信号kをアサートする。JPFLGデータメモリ33はJPFLGカウンタ32のカウント値l「2」をアドレスとしてデータ「JPFLG3」をライトし、JPFLGアドレスメモリ34はJPFLGカウンタ32のカウント値l「2」をアドレスとしてインストラクションメモリのアドレス「6」をライトする。JPFLGカウンタ32はインクリメントしカウント値lは「3」となる。
このように、コンピュータからインストラクションメモリ22にシーケンス制御命令が転送されるとき、JPFLG命令変換部24は「JPFLGn」命令であるか否かを識別し、「JPFLGn」命令である場合にはインストラクションメモリ22のアドレスをJPFLGアドレスメモリ34に記憶し、「JPFLGn」命令をJPFLGデータメモリ33に記憶する。
次に、テスト実行の直前に「JPFLGn」命令を「NOOP」または「JUMP」命令に変換する動作について説明する。
リードカウンタ35は、コンピュータからJPFLG命令の変換開始命令(図示せず)を受け取って動作を開始する。リードカウンタ35は、JPFLGカウンタ32のカウント値lから1減算した値を初期値としてダウンカウントを行う。
JPFLGデータメモリ33は、リードカウンタ35のカウント値qをアドレスとしてデータnを出力する。このデータnが記憶した「JPFLGn」命令である。
JPFLGアドレスメモリ34はリードカウンタ35のカウント値qをアドレスとしてデータoを出力する。このデータoがインストラクションメモリ変換用のライトアドレスとなる。
命令変換部37は、「JPFLGn」命令であるJPFLGデータメモリ33のデータnを受け取る。「JPFLGn」命令をデコードし、対応するPFLGnレジスタ36の値mに基づき、「NOOP」命令または「JUMP」命令に変換する。PFLGnレジスタ36が「0」の場合は「NOOP」命令に変換し、「1」の場合は「JUMP」命令に変換する。変換された出力データpがインストラクションメモリ変換用のライトデータとなる。
図4は、図3で記憶したインストラクションメモリ22のアドレスと「JPFLGn」命令を、テスト実行の直前に「NOOP」または「JUMP」命令に変換するときの動作例を示すタイミングチャートである。
周期t1において、リードカウンタ35は、JPFLGカウンタ32のカウント値l「3」から1を減算した値「2」をカウント値qとして出力する。JPFLGデータメモリ33は、リードカウンタ35のカウント値q「2」をアドレスとして、データnとして「JPFLG3」を出力する。命令変換部37は、データnの「JPFLG3」命令を受け取り、PFLG3レジスタ36の値が「1」なので「JUMP」命令に変換する。
JPFLGアドレスメモリ34は、リードカウンタ35のカウント値q「2」をアドレスとして、データoとして「6」を出力する。インストラクションメモリ22は、JPFLGアドレスメモリ34のデータo「6」をアドレスとして、命令変換部37の出力データp「JUMP」をライトする。
周期t2では、リードカウンタ35は、ダウンカウントした値「1」をカウント値qとして出力する。JPFLGデータメモリ33は、リードカウンタ35のカウント値q「1」をアドレスとして、データnとして「JPFLG2」を出力する。命令変換部37は、データnの「JPFLG2」命令を受け取り、PFLG2レジスタ36の値が「0」なので「NOOP」命令に変換する。
JPFLGアドレスメモリ34は、リードカウンタ35のカウント値q「1」をアドレスとして、データoとして「4」を出力する。インストラクションメモリ22は、JPFLGアドレスメモリ34のデータo「4」をアドレスとして、命令変換部37の出力データpの「NOOP」をライトする。
周期t3では、リードカウンタ35は、ダウンカウントした値「0」をカウント値qとして出力する。JPFLGデータメモリ33は、リードカウンタ35のカウント値q「0」をアドレスとして、データnとして「JPFLG1」を出力する。命令変換部37は、データnの「JPFLG1」命令を受け取り、PFLG1レジスタ36の値が「1」なので「JUMP」命令に変換する。
JPFLGアドレスメモリ34は、リードカウンタ35のカウント値q「0」をアドレスとして、データoとして「1」を出力する。インストラクションメモリ22は、JPFLGアドレスメモリ34のデータo「1」をアドレスとして、命令変換部37の出力データpの「JUMP」をライトする。
なお、上記実施例では、ハードウェアにより「JPFLGn」命令とインストラクションメモリのアドレスを記憶し、PFLGnレジスタの値によって「NOOP」命令または「JUMP」命令に変換する方式としているが、ソフトウェアで「JPFLGn」命令とインストラクションメモリのアドレスを記憶し、PFLGnレジスタの値によって「NOOP」命令または「JUMP」命令に変換する方式としてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、テスト実行中にシーケンス制御回路でデコードすべき命令が少なくなり、デコード回路が縮小できることから動作速度が向上し、半導体試験装置の高速化が図れる。
本発明に基づくシーケンス制御回路の構成例を示すブロック図である。 図1のJPFLG命令変換部24の具体例を示すブロック図である。 図1の動作例を示すタイミングチャートである。 図1の動作例を示すタイミングチャートである。 従来の半導体試験装置の構成例を示すブロック図である。 図5の半導体試験装置におけるプログラム例である。 図5の動作例を示すタイミングチャートである。 従来のシーケンス制御回路100の一例を示すブロック図である。 図8の動作例を示すタイミングチャートである。 シーケンス制御命令に関する他のプログラム例である。 図8のシーケンス制御回路100におけるプログラムカウンタ制御部3の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
21 フリップフロップ
22 インストラクションメモリ
23 プログラムカウンタ制御部
24 JPFLG命令変換部

Claims (3)

  1. プログラムに記述されたパターン発生命令のシーケンスを制御するシーケンス制御回路を備えた半導体試験装置において、
    前記シーケンス制御回路は、シーケンス制御命令の一部のデコードをテスト実行直前に行うことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記シーケンス制御命令の一部は、条件分岐命令を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記シーケンス制御回路は、
    シーケンス制御命令を記憶するインストラクションメモリと、
    このインストラクションメモリから入力されるシーケンス制御命令を解読して次のプログラムカウンタ信号を決定するプログラムカウンタ制御部と、
    このプログラムカウンタ制御部のプログラムカウンタ信号を外部に出力するとともに前記インストラクションメモリに入力するフリップフロップと、
    前記シーケンス制御命令の一部のデコードをテスト実行直前に行い、その変換出力を前記インストラクションメモリに入力する命令変換部、
    とで構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の半導体試験装置。
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