JP2010084752A - 燃料用フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料の流動性の低下時に連通部の閉鎖を解くように機能する弁装置の動作が常時安定的に確保されるようにすると共に、弁装置による連通部の閉鎖が解かれたときに流動性の低下した燃料がこの連通部をできるだけ通過しやすくなるようにする。
【解決手段】内部空間1aを燃料流路Pに連通させて用いられる袋状濾材1に、弁装置Vによって通常は閉鎖された袋内外の連通部2を備えさせると共に、この袋状濾材1の外側からこの連通部2をこの袋状濾材1よりも粗く構成された外側濾材5によって覆わせてなる。
【選択図】図2

Description

この発明は、貯蔵されている、温度変化により流動性を低下させる性質を持った燃料を、吸い出し供給するシステムにおいて、この燃料の濾過をなすために用いられるフィルタの改良に関する。
フューエルポンプによって負圧を作用される袋状のフィルタの外側(一次側/上流側)に目の密な濾材を位置させ、これよりも内側(二次側/下流側)に目の粗い濾材を位置させると共に、目の密な濾材に弁装置により通常は閉鎖される連通部を形成させてなるフィルタ装置がある。(特許文献1参照)
かかるフィルタ装置にあっては、温度変化により燃料の流動性が大きく低下して目の密な濾材に目詰まりを生じさせるようになったときに生じる、フィルタ内外の圧力差によって前記弁装置による連通部の閉鎖を解いて、こうした場合でも燃料を吸い出せるようにしている。
しかるに、かかるフィルタ装置にあっては、弁装置が未濾過の燃料に常時晒されているため、比較的大きい塵芥や塵埃が弁装置内に入り込んでその動作に障害を生じさせるおそれがある。また、弁装置による連通部の閉鎖が解かれたときに、流動性の低下した燃料をこの連通部をできるだけ通過しやすくさせるような手だては講じられていない。
米国特許明細書第6638423号
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種のフィルタにおいて、燃料の流動性の低下時に連通部の閉鎖を解くように機能する弁装置の動作が常時安定的に確保されるようにすると共に、、弁装置による連通部の閉鎖が解かれたときに流動性の低下した燃料がこの連通部をできるだけ通過しやすくなるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、燃料用フィルタを、内部空間を燃料流路に連通させて用いられる袋状濾材に、弁装置によって通常は閉鎖された袋内外の連通部を備えさせると共に、この袋状濾材の外側からこの連通部をこの袋状濾材よりも粗く構成された外側濾材によって覆わせてなるものとした。
袋状濾材の外側から連通部に組み合わされるカバー体を外側濾材として機能するようにしておけば、連通部の備えられた袋状濾材に必要最小の範囲で、外側濾材と同様の機能を持つ部分を適切に備えさせることができる。また、かかる外側濾材は、袋状濾材を内側に納めた袋状をなすように構成させておくことが好ましい。具体的には、前記弁装置は、温度変化により流動性の低下した燃料により袋状濾材に目詰まりが生じたときに、開弁して連通部の閉鎖を解く構成としておく。
通常は燃料は外側濾材をプレフィルタとし、内側濾材をメインフィルタとして、袋状濾材の内部空間を通じて燃料流路へ送られる。温度変化により燃料の流動性が低下した場合、かかる燃料は粗く構成された外側濾材の通過時にこれに切り刻まれるようになって外側濾材の内側に入り込むが、このように入り込んだ燃料により袋状濾材に目詰まりが生じると袋状濾材内は燃料の吸い込みにより負圧であるところこの袋状濾材内外の圧力差が著しく大きくなる。前記のように構成させた燃料用フィルタにあっては、このようになったときに弁装置による連通部の閉鎖を解いて、外側濾材により細かく切り刻まれるようにされて外側濾材の内側に取り込まれた燃料を連通部を通じて燃料流路に送ることができる。
この発明にかかる燃料用フィルタにあっては、弁装置は袋状濾材の連通部を閉鎖するように備えられることから、弁装置は比較的大きい塵芥や塵埃に晒されることがなく、その操作は常時安定的に確保される。また、弁装置による連通部の閉鎖が解かれたときに流動性の低下した燃料は、先ず外側濾材をこれに切り刻まれるようにされて通過することから流動性がある程度高められた状態で連通部に至りこの連通部を比較的通過しやすくなる。
フィルタFの平面構成図である。 使用状態を示した断面構成図である。(図1におけるA−A線相当位置での断面構成図) 接続コネクタ3、内蔵パーツ4および雄連通部形成パーツ6の平面構成図である。 図3におけるB−B線断面図である。 接続コネクタ3、内蔵パーツ4および雄連通部形成パーツ6の斜視構成図である。 同要部破断斜視構成図である。 図1〜図6に示されるフィルタFの構成の一部を変更させたフィルタFの使用状態を示した断面構成図である。(図8におけるB−B線相当位置での断面構成図) 同平面構成図である。 同斜視構成図である。 カバー体9を取り外した状態の斜視構成図である。
先ず、図1〜図6に基づいて、この発明を実施するための形態の一つについて説明する。なお、ここで図1はこの発明を適用して構成された燃料の濾過をなす装置、すなわち、フィルタFを上方から見て、図2はこのフィルタFを構成する外側濾材5の下面5eを燃料タンクTの内底面に接しさせたその使用状態を断面にして、図3〜図6はかかるフィルタFを構成する接続コネクタ3、内蔵パーツ4および連通部形成パーツ6をそれぞれ示している。
この実施の形態にかかるフィルタFは、貯蔵されている、温度変化により流動性を低下させる性質を持った燃料を、吸い出し供給するシステムにおいて、この燃料の濾過をなすために用いられるものである。
典型的には、かかるフィルタFは、自動車などの内燃機関に供給される燃料の濾過をなすために用いられる。この場合には、燃料タンクT内にある燃料はフューエルポンプにより吸い出されて燃料流路Pを通じて内燃機関に送られ、フィルタFは典型的には、かかる燃料流路Pの燃料タンクT側の末端あるいは燃料流路Pの途中に備えられて通過する燃料の濾過をなすために用いられる。
図示の例では、かかるフィルタFを、燃料タンクT内に位置される燃料流路Pを構成する燃料吸い込み口Paを覆うように取り付けられて、燃料タンクTの底側に位置してこの燃料吸い込み口Paに吸い込まれる燃料の濾過をなすインタンク式燃料フィルタ(サクションフィルタなどとも称される。)としている。また、図示の例では、かかるフィルタFは、軽油の流動性が大きく低下しない状況下では軽油の適切な濾過をなすと共に、軽油の流動性が大きく低下した状況下での燃料流路Pへの軽油の流入を妨げない機能を備えたものとなっている。軽油には低温時にワックス結晶が生じ、冬期においてはその流動性が大きく低下してゲル状化する。(ワックス化などと称される。)図示の構造を備えたフィルタFは、このように軽油の流動性が大きく低下して後述するメインフィルタ(袋状濾材)に目詰まりが生じた場合に、かかる軽油の吸い込みを別ルート(連通部)で許容するようになっている。
かかるフィルタFは、メインフィルタとなる袋状濾材1を備えている。そして、この袋状濾材1の内部空間1a、つまり、袋内空間を、燃料流路Pに連通させるように構成されている。
図示の例では、袋状濾材1は、燃料流路Pへの接続コネクタ3を介して、その内部空間1aを燃料流路Pに連通させるように構成されている。図示の例では、かかる接続コネクタ3は、筒一端に外鍔3aを備えた筒状をなすように構成されている。図示の例では、袋状濾材1内には、第一短寸筒状体4aと第二短寸筒状体4cとを連接骨体4fによっていずれも筒軸を上下方向に沿わせるようにして連接させてなる内蔵パーツ4が納められている。この第一短寸筒状体4aは筒上端と筒下端を共に開放させている。そして、図示の例では、接続コネクタ3の外鍔3aと内蔵パーツ4の第一短寸筒状体4aの筒上端との間に、袋状濾材1と後述する外側濾材5とを挟み込ませた状態からこの外鍔3aと筒上端とを溶着などにより固着させることで、袋状濾材1に接続コネクタ3を接続させている。
より具体的には、図示の例では、袋状濾材1は、細長く構成させたシート状濾材1bを、長さ方向略中程の位置で二つ折りにすると共に、折り辺1c以外の三辺に熱シール1dを施すことで形成されている。(図1)内蔵パーツ4はこのシート状濾材1bを二つ折りにする過程で折り辺1cを挟んだ上面1eと下面1fとの間に、この上面1eにおける折り辺1c側に形成された第一貫通孔1gに第一短寸筒状体4aの筒内空間を連通させるようにして納められる。後述する外側濾材5も、細長く構成させたシート状濾材5aを、長さ方向略中程の位置で二つ折りにすると共に、折り辺5b以外の三辺に熱シール5cを施すことで形成されている。内蔵パーツ4を内蔵されると共に後述する連通部形成パーツ6を付設さる袋状濾材1は、この外側濾材5を構成するシート状濾材1bを二つ折りにする過程で折り辺5bを挟んだ上面5dと下面5eとの間に、この上面5dに形成された貫通孔5fにその第一貫通孔1gを連通させるようにして納められる。このように袋状濾材1を納めた外側濾材5に対してその貫通孔5fの孔縁に接続コネクタ3の外鍔3aを密着させるようにして前記固着をなすことにより、フィルタFが形成されている。内蔵パーツ4の第一短寸筒状体4aの筒下端には、その筒軸を巡る向きにおいて隣り合う間隔形成突起4bとの間に間隔を開けて複数の間隔形成突起4bが形成されており、この筒下端の直下位置にある袋状濾材1の一部が負圧によりこの第一短寸筒状体4aの筒下端に張り付いて袋状濾材1の全体が濾過に寄与しなくなる事態の防止が図られている。
袋状濾材1にはまた、前記燃料流路Pとの連通箇所と別の箇所に、袋内外の連通部2が形成されている。かかる連通部2は、温度変化により流動性の低下した燃料により袋状濾材1に目詰まりが生じたときに限って、この流動性の低下した燃料を袋状濾材1内に流入させるように構成されている。また、この連通部2は、袋状濾材1よりも粗く構成された外側濾材5によって外側から覆われている。
図示の例では、外側濾材5は袋状濾材1を袋内部に納める袋状をなすように構成されており、これにより前記連通部2を外側濾材5によって覆っている。すなわち、図示の例では、燃料は外側濾材5を通過した後、袋状濾材1を通過するようになっており、外側濾材5がプレフィルタとしての役割を果たすようになっている。また、かかる外側濾材5は、ゲル状化した軽油によって目詰まりを生じさせない粗さを持つように構成されている。すなわち、外側濾材5における微細な燃料の通過孔の孔径または平均孔径は、袋状濾材1の同通過孔の孔径または平均孔径よりも大きく、かつ、ゲル状化した軽油によって目詰まりを生じさせない大きさにしてある。かかる外側濾材5と袋状濾材1を共にメッシュ材とした場合、外側濾材5の通過孔の孔径は170〜500μmの範囲とするのが好ましく、袋状濾材1の通過孔の孔径は20〜150μmの範囲とするのが好ましい。かかる袋状濾材1および外側濾材5は押し出しメッシュ材、織物メッシュ材、不織布などにより構成させることができる。
また、図示の例では、前記連通部2は、袋状濾材1を構成するシート状濾材1bの上面であって、前記第一貫通孔1gよりも前記折り辺1cから離れた箇所に形成された第二貫通孔1hを利用して構成されている。図示の例では、かかる連通部2は、前記第二短寸筒状体4cと、連通部形成パーツ6と、弁体7と、この弁体7の付勢手段8とからなる弁装置Vによって通常は閉鎖されている。
より具体的には、図示の例では、内蔵パーツ4の第二短寸筒状体4cの筒上端が前記第二貫通孔1hの直下位置に位置されるようになっている。この第二短寸筒状体4cは筒上端を開放させると共に、筒下端には中央に通液孔4eを備えた底板4dが形成されている。また、連通部形成パーツ6は、前記連通部2となる円形の弁口6aを備えると共に、その下部にこの弁口6aとの間に間隔を開けてこの弁口6aを巡る周回状突部6bを有している。この周回状突部6bの外径は第二短寸筒状体4cの内径よりもやや大きくなるように構成されている。そして、図示の例では、袋状濾材1に納められている内蔵パーツ4の第二短寸筒状体4cに第二貫通孔1hを通じて連通部形成パーツ6の周回状突部6bを、この連通部形成パーツ6の下部と第二短寸筒状体4cの底板4dとの間に、前記弁体7とこの弁体7を上方に向けて常時付勢する付勢手段8とを納めてはめ込むことで、この弁体7によって前記弁口6a、つまり連通部2を通常は閉鎖させるようにしている。図示の例では、弁体7は筒上端を閉塞させると共に、筒両端間の寸法を連通部形成パーツ6の下部と第二短寸筒状体4cの底板4dとの間の寸法よりも小さくし、かつ、外径を周回状突部6bの内径よりもやや小さくした短寸筒状をなすように構成されている。また、付勢手段8はバネ上端をこの弁体7の筒上端の内面に当接させバネ下端を第二短寸筒状体4cの底板4dに当接させた圧縮コイルバネ8aにより構成させている。
通常は燃料は外側濾材5をプレフィルタFとし、袋状濾材1をメインフィルタFとして、袋状濾材1の内部空間1aを通じて燃料流路Pへ送られる。温度変化により燃料の流動性が低下した場合、かかる燃料は粗く構成された外側濾材5の通過時にこれに切り刻まれるようになって外側濾材5の内側に入り込むが、このように入り込んだ燃料により袋状濾材1に目詰まりが生じると袋状濾材1内は燃料の吸い込みにより負圧であるところこの袋状濾材1内外の圧力差が著しく大きくなる。前記のように構成させた燃料用フィルタFにあっては、このようになったときに弁装置Vによる連通部2の閉鎖を解いて、(つまり開弁させて、)外側濾材5により細かく切り刻まれるようにされて外側濾材5の内側に取り込まれた燃料を連通部2を通じて燃料流路Pに送ることができる。弁装置Vは、袋状濾材1に備えられていることから、弁装置Vは比較的大きい塵芥や塵埃に晒されることがなく、その動作は常時安定的に確保される。
図示の例では、前記目詰まりによる圧力差が、弁体7を付勢する付勢手段8としての圧縮コイルバネ8aの付勢力に勝ったときに、弁体7が下方に移動して連通部2としての弁口6aが開放されるようになっている。
次いで、図7〜図10に基づいて、この発明を実施するための形態の他の一つについて説明する。この図7〜図10に示される燃料用フィルタFは、図1〜図6に示される燃料用フィルタFの外側濾材5に代えて、この外側濾材5と同様に機能するカバー体9を備える点で図1〜図6に示される燃料用フィルタFと異なっている。また、内蔵パーツ4と接続コネクタ3とを一体化させている点で図1〜図6に示される燃料用フィルタFと異なっている。その余の点ではこの図7〜図10に示される燃料用フィルタFは、図1〜図6に示される燃料用フィルタと実質的に同一である。(この実質的に同一の構成部分については、図7〜図10に図1〜図6で用いた符号と同じ符号を付す。)
かかるカバー体9は、袋状濾材1の外側から連通部2に組み合わされるようになっている。図示の例では、かかるカバー体9は、連通部形成パーツ6の外郭形状に倣った枠部9aを備える。連通部形成パーツ6の外郭形状は平面視で円形状をなし、従ってこの枠部9aもこれに倣った円形状をなすように構成されている。かかる枠部9aの枠内空間9bは、円形状をなすこの枠部9aの円の中心9eで直角に交わる二つの桟体9da、9daと、この二つの桟体9da、9daの一方に平行に枠部9aの対向箇所間に架設される複数の桟体9d、9d…と、前記二つの桟体9da、9daの他方に平行に枠部9aの対向箇所間に架設される複数の桟体9d、9d…とにより構成される格子状体9cにより覆われている。そして、この例では、カバー体9の枠部9aの内側に連通部形成パーツ6をはめ入れてカバー体9と連通部2とを組み合わせるようになっている。そして、このように組み合わされるカバー体9の格子状体9cによって袋状濾材1の外側から連通部2が覆われるようになっている。すなわち、図示の例では、かかるカバー体9の格子状体9cが図1〜図6に示される例における外側濾材5として機能するようになっている。このようなカバー体9によれば、連通部2の備えられた袋状濾材1に必要最小の範囲で、外側濾材5と同様の機能を持つ部分を適切に備えさせることができる。
また、図示の例では、かかるカバー体9は、接続コネクタ3に外嵌めされる短寸筒状体10に連接されている。かかる短寸筒状体10は、筒下端10bから筒上端10aに向かうに連れて次第に内径を小さくするように構成されている。また、カバー体9とこの短寸筒状体10とは、カバー体9の枠部9aの一辺と短寸筒状体10の筒下端10bとを連接片11で連接させることで一体化されている。一方、この例では、接続コネクタ3の上下端間に周回凸部3bが形成されており、短寸筒状体10の筒上端10aの内径がこの周回凸部3b位置での接続コネクタ3の外径よりもやや小さくなるようにしてある。これによりこの例では、短寸筒状体10の内側に接続コネクタ3をその上端側から入れ込ませる過程で、周回凸部3bにより短寸筒状体10の筒上端10aの内径を一旦撓み広げさせてこの周回凸部3bの下方へ筒上端10aを入り込ませた後のこの筒上端10aの撓み戻しにより、接続コネクタ3にワンタッチで短寸筒状体10を固定させ、このように固定される短寸筒状体10を介して連通部2上にカバー体9を安定的に位置づけできるようになっている。また、袋状濾材1の第一貫通孔1gの孔縁をこのように取り付けられる短寸筒状体10と接続コネクタ3と一体化された内蔵パーツ4との間で内外から挟み付けるようになっている。図示の例では、短寸筒状体10にはその筒上端10aにおいて開放して筒下端10b側に向かう割溝10cが形成されており、前記撓み変形がスムースになされるようになっている。典型的には、かかるカバー体9及び短寸筒状体10は、合成樹脂材料よりなる成型品として構成される。
P 燃料流路
V 弁装置
1 袋状濾材
1a 内部空間
2 連通部
5 外側濾材

Claims (4)

  1. 内部空間を燃料流路に連通させて用いられる袋状濾材に、弁装置によって通常は閉鎖された袋内外の連通部を備えさせると共に、この袋状濾材の外側からこの連通部をこの袋状濾材よりも粗く構成された外側濾材によって覆わせてなることを特徴とする燃料用フィルタ。
  2. 外側濾材が、袋状濾材を内側に納めた袋状をなすように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料用フィルタ。
  3. 袋状濾材の外側から連通部に組み合わされるカバー体が外側濾材として機能するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の燃料用フィルタ。
  4. 弁装置が、温度変化により流動性の低下した燃料により袋状濾材に目詰まりが生じたときに、開弁して連通部の閉鎖を解く構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料用フィルタ。
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