JP2010084406A - 軟弱地盤の改良工法及びその方法に使用する軟弱地盤の改良施工装置 - Google Patents

軟弱地盤の改良工法及びその方法に使用する軟弱地盤の改良施工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】軟弱地盤の改良地盤周辺部の地下水の低下を抑制しつつ、効果的に硬質地盤へと改良することができる改良工法及び改良施工装置を提供すること。
【解決手段】改良すべき改良地盤Aと周辺部の地盤Bとを跨るように砂層Cや有機土層Dが存在する軟弱地盤の改良工法において、改良地盤A内に第1の鉛直ドレーン材11を配置し、改良地盤A内に第1の真空ポンプP1からの真空圧を負荷して前記改良地盤A内に隔離された減圧領域を造り出し、間隙水を強制排水して前記改良地盤Aを硬質地盤へと改良するときに、改良地盤周辺部近傍に第2の鉛直ドレーン材101を、改良地盤周辺部の地盤Bに第3の鉛直ドレーン材104を夫々配置し、前記第2の鉛直ドレーン材101内に第2の真空ポンプP2からの真空圧を負荷させ、周辺部近傍からの間隙水を強制排水させ、これを第3の鉛直ドレーン材104へと排水させることで水流Sを形成することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、改良すべき改良地盤と改良地盤周辺部の地盤とを跨るように砂層や有機土層が存在する軟弱地盤の改良に伴う改良地盤周辺部の地下水の低下を抑制しつつ、軟弱地盤を効果的に硬質地盤へと改良することができる軟弱地盤の改良工法及び軟弱地盤の改良施工装置に関する。
従来、軟弱地盤の改良工法としては、改良する軟弱地盤(以下改良地盤という)上面を気密シートで被覆して前記改良地盤中に真空圧を負荷して、前記改良地盤中に改良地盤周辺部と隔離された減圧領域を造り出すと共に、軟弱地盤上に盛土を施して盛土の圧密載荷重を負荷することで、軟弱地盤を硬質地盤へと改良するようにしたものがある。
具体的には、図13に示すように、改良地盤A中に所定の間隔をおいて鉛直ドレーン材1を打設し、次いで、この各鉛直ドレーン材1の上端部1aに接触するように水平ドレーン2を配置し、次いで、この水平ドレーン材2に真空タンク4を介して真空ポンプ5に繋がる集水管3を接続し、さらに改良地盤A上面を前記鉛直ドレーン材1の上端部1a、水平ドレーン材2及び集水管3とともに気密シート6で被覆する。この後、前記集水管3に真空タンク4を介して接続する真空ポンプ5を稼働させるのである。
これにより、真空ポンプ5からの真空圧は、集水管3、水平ドレーン材2および鉛直ドレーン材1を介して改良地盤Aへと伝播し、鉛直ドレーン材1を中心にその周囲の地盤を減圧状態の領域(以下減圧領域という)とする。
真空圧は、減圧領域となった鉛直ドレーン材1周りの地盤から、さらに外側周りの地盤へと伝播してゆき、この結果、鉛直ドレーン材1へと向かう地盤加圧(水圧、土圧)が発生する。
この地盤加圧に従って、鉛直ドレーン材1周囲の地盤に含まれる間隙水は鉛直ドレーン材1に向かって吸い出され、鉛直ドレーン材1、水平ドレーン材2及び集水管3を排水経路として排水され、これに伴って鉛直ドレーン材1周囲の地盤のさらに外側周りの地盤も減圧領域となる。
こうして、鉛直ドレーン材1を中心にしてその周囲の地盤に減圧領域が広がり、やがて改良地盤A全域が減圧領域となり、同時に鉛直ドレーン材1を中心にして圧密、強度増加が進行し、改良地盤A全域の圧密、強度増加が行われることになる。
以上の如くして、硬質地盤へと改良がなされる一方で、気密シート3上に盛土7を施すことにより、該盛土7の圧密載荷重によって改良地盤Aの圧密脱水を行い、前述の圧力差による吸い出しと共働して、改良地盤Aの圧密沈下が促進されるのである(特許文献1参照)。
特許第3270968号掲載公報(請求項1および2、図7参照)
ところが、上述の強制圧密脱水工法では真空圧により改良地盤の地下水を強制排水しているが、改良すべき改良地盤と改良地盤周辺部の地盤とを跨るように透水性の高い砂層や有機土層が存在している場合には、図11中太矢印で示すように、前記砂層や有機土層を通して改良地盤周辺部Bの地下水が改良地盤A側へと流れ込んで地下水位が低下し、この影響により軟弱な周辺地盤も重圧密が促進されて沈下等が誘発される。
地下水の排水を原因とする沈下の場合、その影響範囲が時間とともに拡大し、地盤改良の品質保持のため、十分な圧密時間を必要とする強制圧密脱水工法にあっては逆作用となるので、改良地盤外にする影響を出来るだけ少なくする対策が必要とされる。
本発明は、このような技術的課題に鑑みなされたものであり、軟弱地盤の改良に伴う改良地盤周辺部の地下水の低下を抑制しつつ、軟弱地盤を効果的に硬質地盤へと改良することができる軟弱地盤の改良工法及び軟弱地盤の改良施工装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1〜5記載の発明は、改良すべき改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨るように砂層Cや有機土層Dが存在する改良地盤Aを真空圧を利用して硬質地盤へと改良する軟弱地盤の改良工法において、
前記改良地盤A内に第1の鉛直ドレーン材11を配置し、前記第1の鉛直ドレーン材11を通して改良地盤A内に第1の真空ポンプP1からの真空圧を負荷することで前記改良地盤A内に改良地盤周辺部の地盤Bと隔離された減圧領域を造り出し、前記改良地盤A中の間隙水を強制排水することで前記改良地盤Aを硬質地盤へと改良するときに、
前記改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍に第2の鉛直ドレーン材101を配置すると共に、前記改良地盤周辺部の地盤Bに第3の鉛直ドレーン材104を配置し、前記第2の鉛直ドレーン材101内に第2の真空ポンプP2からの真空圧を負荷し、前記第2の鉛直ドレーン材101を通して前記改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍からの間隙水を第3の鉛直ドレーン材104へと排水することで、前記第2の鉛直ドレーン材101から第3の鉛直ドレーン材104を経て前記改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨る砂層Cや有機土層Dへと至る水流Sを形成することを特徴とする軟弱地盤の改良工法をその要旨とするものである。
請求項6〜10記載の発明は、改良すべき改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨るように砂層Cや有機土層Dが存在する改良地盤Aを真空圧を利用して硬質地盤へと改良する軟弱地盤の改良施工装置であって、
改良地盤A内に配置される第1の鉛直ドレーン材11と、
前記第1の鉛直ドレーン材11を通して改良地盤A内に真空圧を負荷する第1の真空ポンプP1とを有し、
さらに、前記改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍に配置される第2の鉛直ドレーン材101と、
前記改良地盤周辺部の地盤Bに配置される第3の鉛直ドレーン材104と、
前記第2の鉛直ドレーン材101内に真空圧を負荷する第2の真空ポンプP2と、
を備えたことを特徴とする軟弱地盤の改良施工装置をその要旨とするものである。
本発明の改良工法及び改良施工装置にあっては、改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍に配置された第2の鉛直ドレーン材101から改良地盤周辺部の地盤Bに配置された第3の鉛直ドレーン材104を経て前記改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨る砂層Cや有機土層Dへと至る水流Sを形成することができる。このため、該水流Sが砂層Cや有機土層Dを通して改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へと流れ込むのを効果的に阻止するので、改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へ流れ込んで周辺地盤の重圧密が促進されて沈下等が誘発される恐れを解消することができる。また、本発明の改良工法及び改良施工装置にあっては、水流Sによって改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へと流れ込むのが効果的に阻止されるので、真空圧を利用した硬質地盤への地盤改良がより効果的に進行することになる。
また、この改良工法及び改良施工装置にあっては、第3の鉛直ドレーン材104にフロート式逆止弁106を配置することもできる。この場合、第3の鉛直ドレーン材104のフロート式逆止弁106が第3の鉛直ドレーン材104内への空気の進入を阻止するので、第2の鉛直ドレーン材101内部の圧力が所定の範囲に維持され、砂層Cや有機土層Dを通して改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へ流れ込むのを阻止する水流Sを確実に維持することができる。
また、この改良工法及び改良施工装置にあっては、第1の真空ポンプP1から第1の鉛直ドレーン材11に至る真空圧の伝播経路と、第2の真空ポンプP2から第2の鉛直ドレーン材101に至る真空圧の伝播経路とを逆止弁21を介して接続することができ、この場合、改良地盤A上に盛土20がなされていて第1の真空ポンプP1が故障しても、第2の真空ポンプP2で引き続き地盤改良を続行できるので、改良停止による盛土のすべりを効果的に防止できる、という効果がある。
以下、本発明の軟弱地盤の改良工法及び改良施工装置を、図面に示した一実施の形態に従って、更に詳しく説明する。尚、本発明の改良施工装置は、本発明の改良工法を説明する過程で同時に説明を行うこととする。本発明の改良工法は、改良すべき改良地盤と改良地盤周辺部の地盤とを跨るように砂層や有機土層が存在する軟弱地盤に真空圧を利用して改良地盤周辺部と隔離された減圧領域を造り出し、前記軟弱地盤中の間隙水を排水することで、前記軟弱地盤を硬質地盤へと改良するものである。
改良地盤中に真空圧を利用して改良地盤周辺部と隔離された減圧領域を造り出す方法としては特に限定されない。例えば本発明者が提案している特許第3270968号掲載公報や特開2003−55951号公報に記載されている改良工法が、従来のサンドマットを用いた従来工法に比べて、より効率的に真空圧を改良地盤中に負荷することができ、より効果的な地盤改良が実現できるという点で好ましい。
図1に示す形態では、特許第3270968号掲載公報に記載の改良工法であり、改良地盤上面を気密シートで被覆して前記改良地盤中に真空圧を負荷することで、前記改良地盤中に改良地盤周辺部と隔離された減圧領域を造り出す方法を採用した。図1に示す形態は、改良地盤A中に上端部を残して所定の間隔をおいて第1の鉛直ドレーン材11を打設することにより、地盤A中に鉛直排水路を造成する工程と、真空ポンプP1と繋がる第1の水平ドレーン材12を第1の鉛直ドレーン上端部11aと接触するように改良地盤A上に水平状に配置する工程と、改良地盤A上を第1の鉛直ドレーン材上端部11aおよび第1の水平ドレーン材12とともに気密シート13で覆う工程と、第1の水平ドレーン12と集水管14及び真空タンク(図示しない)を介して繋がる第1の真空ポンプ15を稼働させて地盤A上面に真空圧の状態を造り出す工程とからなるものである。
地盤中に鉛直排水路を造成する工程は、第1の鉛直ドレーン材11を改良地盤A中に所定の間隔をおいて打設することからなる。第1の鉛直ドレーン材11としては、従来より使用されているドレーン材を用いることができる。その中でもペーパードレーン材は、マンドレルに内挿した状態で改良地盤中に貫入し、ペーパードレーン材を改良地盤に残したままマンドレルを引き上げることで打設することができ、打設作業の容易さ、目詰まりが生じ難く、確実な透水材としての機能をもつことから好ましい。図1及び図2に示す形態では、長尺なプラスチックネットを芯材とし、このネットの表裏に不織布、フェルト、織物、編物などの繊維シートからなるフィルター層を設けた帯状物を採用している。
この第1の鉛直ドレーン材11によれば、改良地盤A中の間隙水及び空気は、プラスチックネット表面に積層した繊維シート側から侵入し、プラスチックネットと繊維シートとの隙間、及び繊維シートの構成繊維相互間を通して移動するようになる。このような構成を有する第1の鉛直ドレーン材11を採用したため、第1の鉛直ドレーン材11は、改良地盤A中の土砂などによって閉塞し難く、間隙水及び空気の第1の鉛直ドレーン材11内部への侵入や該第1の鉛直ドレーン材11の長手方向への移動に支障を来す恐れがない。
この第1の鉛直ドレーン材11を改良地盤A中に上端部11aを残して所定の間隔をおいて打設することで、改良地盤A中には所定の間隔をおいて鉛直状の鉛直排水路が造成されることになり、各排水路間の改良地盤中に含まれる間隙水及び空気は、図1中矢印で示すように第1の鉛直ドレーン材11よりなる鉛直排水路を通して改良地盤A上面へと吸い上げられ、第1の鉛直ドレーン材上端部11aより排出されるようになる。
次に、第1の真空ポンプP1と繋がる第1の水平ドレーン材12を配置する。図1及び2に示すように、第1の鉛直ドレーン材上端部11aは地盤Aの上面に突出している。この突出部分に帯状の第1の水平ドレーン材12を接触するように平行状に配置するのである。第1の水平ドレーン材12は、間隙水及び空気が該第1の水平ドレーン材12の長手方向へと移動できる通路としての機能を持つものであり、図示の例では、第1の鉛直ドレーン材11と同じく、長尺なプラスチックネットを芯材とし、このネットの表裏に不織布、フェルト、織物、編物などの繊維シートからなるフィルター層を設けた帯状物を採用している。
第1の水平ドレーン材12によれば、第1の鉛直ドレーン材11をとおして吸い上げられた間隙水及び空気は、プラスチックネット表面に積層した繊維シート側から侵入し、プラスチックネットと繊維シートとの隙間、及び繊維シートの構成繊維相互間を通して移動するようになる。このような構成を有する第1の水平ドレーン材12を採用したため、第1の水平ドレーン材12が改良地盤A中の砂や土砂などによって閉塞してしまい、間隙水及び空気が第1の水平ドレーン材12内部への侵入が困難となったり、同じく地盤中の砂や土砂などによって通路が閉塞して水及び空気が該通水材の長手方向へ移動できなかったりすることが少ない。
この第1の水平ドレーン材12の一端側には真空タンク(図示しない)を介して第1の真空ポンプP1が連結されている。そして、図1に示すように、第1の真空ポンプP1からの真空圧が、真空タンク(図示しない)を介して第1の水平ドレーン材12、第1の水平ドレーン材12と繋がる第1の鉛直ドレーン材11へと伝播されるようになっている。
次いで、図1及び図2に示すように、改良地盤A上を前記第1の鉛直ドレーン材11の上端部11a及び第1の水平ドレーン材12とともに気密シート13で覆うのである。気密シート13としては、厚手の合成樹脂シートなど気密性を有するものであれば特に限定されないが、図示の例では、不織布、フェルト、織物、編物などの繊維シート表面に合成樹脂フィルムをラミネートして、シート強度を高めたものを採用した。この気密シート13で改良地盤A上を覆い、この状態で第1の真空ポンプP1を作動させると、真空ポンプP1からの真空圧が、真空タンク(図示しない)を介して第1の水平ドレーン材12、第1の水平ドレーン材12と繋がる第1の鉛直ドレーン材11へと確実に伝播され、改良地盤A中の第1の鉛直ドレーン材11周囲は負圧状態となり、地盤A中における間隙水圧との間に差が生じるようになる。
そしてこの圧力差によって、改良地盤A中の間隙水と空気は、図1中矢印で示したように、第1の鉛直ドレーン材11を通じて改良地盤A表面へと吸い出され、第1の鉛直ドレーン材11の上端部11aと接触する第1の水平ドレーン材12を通って改良地盤A外へと排出され、改良地盤Aの圧密脱水が効果的に進行し、軟弱地盤が硬質地盤へと改良されることになる。
また、図1及び図2に示す形態では、特開2003−55951号公報に示すように、地盤改良に際して、真空圧を負荷して改良地盤中に減圧領域を造り出すことにより、改良地盤内から吸い出された間隙水を前記真空圧の伝播経路とは別の排水経路を通じて排出する方法を採用している。
具体的には、図1及び図2に示すように、改良地盤A中に所定の間隔をおいて設置した各第1の鉛直ドレーン材11に第1の水平ドレーン材12を介して繋がる集水管14下側の改良地盤A内に改良地盤外へと通じる排水タンク16を配置して、前記集水管14に集水された間隙水を前記排水タンク16へと排水するのである。
この場合、図1及び図2に示すように、集水管14と排水タンク16とは、重力を利用して水と空気とを分離するセパレータ18を介して接続し、このセパレータ18によって前記集水管14内の間隙水を前記排水タンク16へと導水するようにするのが望ましい。また、排水タンク16内には排水ポンプ17を内蔵させ、前記排水タンク16内の間隙水を改良地盤A外に繋がる排水管19を通じて改良地盤A外へと強制的に排出することにより、より効率的な排水が可能となる。尚、図1に示すように、排水管19からの間隙水は後述する第2の鉛直ドレーン材101から第2の水平ドレーン材102、集水管103を通じて第3の鉛直ドレーン材104上端部に造られた溝105内に排水するようにしても良い。
また、図1及び図2に示すように、地盤改良に際しては、軟弱地盤A上に盛土20を施して盛土荷重を負荷することもできる。盛土20は気密シート13上に施す。これにより、該盛土20の圧密載荷重によって改良地盤Aの圧密脱水がより効率よく行われ、圧力差による吸い出しと共働して、改良地盤Aの圧密沈下が促進されることになる。
本発明の改良工法は、上述した軟弱地盤の硬質地盤への改良と同時に改良地盤周辺対策が行われるようになっている。すなわち本発明の改良工法は、上述の方法、装置によって改良地盤Aを硬質地盤へと改良するときに、改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍から改良地盤周辺部の地盤B、改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨る砂層Cや有機土層Dへと至る水流Sを形成して、砂層Cや有機土層Dを通して改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へと流れ込むのを阻止するものである。
すなわち、図1及び図2に示すように、改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍に第2の鉛直ドレーン材101を配置すると共に、前記改良地盤周辺部の地盤Bに第3の鉛直ドレーン材104を配置し、前記第2の鉛直ドレーン材101内に第2の真空ポンプP2からの真空圧を負荷し、前記第2の鉛直ドレーン材101を通して前記改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍からの間隙水を第3の鉛直ドレーン材104へと排水することで、前記第2の鉛直ドレーン材101から第3の鉛直ドレーン材104を経て前記改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとに跨る砂層Cや有機土層Dへと至る水流Sを形成するのである。
第2の鉛直ドレーン材101は鉛直排水路として機能するものであり、第3の鉛直ドレーン材104は、鉛直給水路として機能するものである。これらは、通水経路として機能するものであれば特に限定されないが、図示の例では、第1の鉛直ドレーン材11と同じく、長尺なプラスチックネットを芯材とし、このネットの表裏に不織布、フェルト、織物、編物などの繊維シートからなるフィルター層を設けた帯状物を採用している。これら第2の鉛直ドレーン材101及び第3の鉛直ドレーン材104は、第1の鉛直ドレーン材11と同様にマンドレルなどを用いて打設することができる。
第2の鉛直ドレーン材101は、図1及び図2に示すように、改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍、つまり改良地盤Aの改良地盤周辺部との境界部分に破線状となるように上端部101aを残して所定の間隔をおいて打設され、改良地盤A中内の該改良地盤周辺部近傍には所定の間隔をおいて鉛直状の鉛直排水路が造成されることになる。
次に、第2の真空ポンプP2と繋がる第2の水平ドレーン材102を配置する。図1及び2に示すように、第2の鉛直ドレーン材101の上端部101aは改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍上面に突出している。この突出部分に帯状の第2の水平ドレーン材102を接触するように平行状に配置するのである。第2の水平ドレーン材102は、第2の鉛直ドレーン材101から吸い上げられた改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍の間隙水及び空気を該第2の水平ドレーン材102の長手方向へと移動できる通路としての機能を持つものであり、図示の例では、第2の鉛直ドレーン材101と同じく、長尺なプラスチックネットを芯材とし、このネットの表裏に不織布、フェルト、織物、編物などの繊維シートからなるフィルター層を設けた帯状物を採用している。
第2の水平ドレーン材102によれば、第2の鉛直ドレーン材101を通して吸い上げられた間隙水及び空気は、プラスチックネット表面に積層した繊維シート側から侵入し、プラスチックネットと繊維シートとの隙間、及び繊維シートの構成繊維相互間を通して移動するようになる。このような構成を有する第2の水平ドレーン材102を採用したため、第2の水平ドレーン材102が改良地盤A中の砂や土砂などによって閉塞してしまい、間隙水及び空気が第2の水平ドレーン材102内部への侵入が困難となったり、同じく地盤中の砂や土砂などによって通路が閉塞して水及び空気が該通水材の長手方向へ移動できなかったりすることが少ない。
この第2の水平ドレーン材102の一端側には真空タンク(図示しない)を介して第2の真空ポンプP2が連結されている。そして、図1に示すように、第2の真空ポンプP2からの真空圧が、真空タンク(図示しない)を介して第2の水平ドレーン材102、第2の水平ドレーン材102と繋がる第2の鉛直ドレーン材101へと伝播されるようになっている。
次いで、図1及び図2に示すように、改良地盤A上を第2の鉛直ドレーン材101の上端部101a及び第2の水平ドレーン材102とともに気密シート13で覆うのである。尚、図示の場合、気密シート13は、第2の鉛直ドレーン材101の上端部101a及び第2の水平ドレーン材102だけではなく、前述の第1の鉛直ドレーン材11の上端部11a及び第1の水平ドレーン材12も被覆するようにした。
この気密シート13で改良地盤A上を覆い、この状態で第2の真空ポンプP2を作動させると、真空ポンプP2からの真空圧が、真空タンク(図示しない)を介して第2の水平ドレーン材102、第2の水平ドレーン材102と繋がる第2の鉛直ドレーン材101へと確実に伝播され、改良地盤A中の第2の鉛直ドレーン材101周囲は負圧状態となり、改良地盤Aの周辺部分における間隙水圧との間に差が生じ、この圧力差によって、改良地盤Aの周辺部分における間隙水と空気は、第2の鉛直ドレーン材101を通じて改良地盤A表面へと吸い出される。
第2の鉛直ドレーン材101から第2の水平ドレーン材102を介して吸い出された間隙水は、集水管103を通じて第3の鉛直ドレーン材104へと排水される。第3の鉛直ドレーン104は、図1及び図2に示すように、改良地盤Aの周辺部分に打設された第2の鉛直ドレーン材101からなる破鉛直排水路に対応するように、改良地盤周辺部の地盤Bに線状となるように所定の間隔をおいて打設され、改良地盤周辺部の地盤B内に所定の間隔をおいて鉛直状の鉛直給水路が造成されることになる。
第3の鉛直ドレーン104の上端部には各第3の鉛直ドレーン104上端部を繋ぐ溝105が造られ、この溝105に第2の水平ドレーン材102に繋がる集水管103の先端が配されており、第2の鉛直ドレーン材101からの間隙水は、第2の水平ドレーン材102、集水管103を通じて溝104へと排水され、この溝104を通じて間隙水が第3の鉛直ドレーン材104に給水されるようになっている。
第3の鉛直ドレーン材104に給水された間隙水は、鉛直給水路である第3の鉛直ドレーン104内を流下する過程で、周辺地盤Bの中間層や下部層に存在し、改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとに跨る透水性の高い砂層Cや有機土層Dに流れ込み、これら砂層Cや有機土層Dを通じて再び、鉛直排水路である第2の鉛直ドレーン101へと流れ、ここに第2の鉛直ドレーン材101から第3の鉛直ドレーン材104を経て前記改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨る砂層Cや有機土層Dへと至る水流Sが形成される。
この水流Sが、砂層Cや有機土層Dを通して改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へと流れ込むのを効果的に阻止するので、改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へ流れ込んで周辺地盤の重圧密が促進されて沈下等が誘発される恐れを解消することができるのである。この水流Sによって改良地盤周辺部の地盤B中の地下水が改良地盤A側へと流れ込むのが効果的に阻止されるので、真空圧を利用した硬質地盤への地盤改良はより効果的に進行することになる。
尚、第3の鉛直ドレーン材104からなる鉛直給水路は、周辺地盤Bの種類によっては、必ずしも改良地盤Aを取り囲むように所定間隔に造成する必要はなく、周辺地盤Bの地下水が地盤改良に伴って強制排水される恐れがある部分にのみ集中的に造成することもできる。
尚、第3の鉛直ドレーン材104からなる鉛直給水路は、改良地盤Aから可能な限り離して造成するのが望ましい。具体的には改良地盤Aから10〜20m以上離して造成するとよい。
第2の鉛直ドレーン材101から排水される間隙水量が減少し、溝104内の間隙水位がO近くまで低下すると、第3の鉛直ドレーン材104には、空気が入り込み可能性がある。第3の鉛直ドレーン材104内に空気が入り込むと、その空気は上述の水流Sに乗って第2の鉛直ドレーン材101内へと運ばれることになる。そうすると、入り込んだ空気によって第2の鉛直ドレーン材101内の圧力が変化し、真空圧による間隙水の排水効率が低下し、水流Sが消滅する恐れが生じる。
このような不具合を解消するため、図示の例では、第3の鉛直ドレーン材104にフロート式逆止弁106を配置している。第2の鉛直ドレーン材101から排水される間隙水量が減少し、溝104内の間隙水位がO近くまで低下すると、間隙水位低下に伴ってフロート式逆止弁106が第3の鉛直ドレーン材104を閉塞し、空気の第3の鉛直ドレーン材104への進入を阻止するので、これにより、第2の鉛直ドレーン材101内部の圧力が所定の範囲に維持されるようにすることができる。
また、図示の例では、第1の真空ポンプP1から第1の鉛直ドレーン材11に至る真空圧の伝播経路(具体的には集水管14)と、第2の真空ポンプP2から第2の鉛直ドレーン材101に至る真空圧の伝播経路(具体的には集水管103)とが連結管22によって連結され、この連結管22には逆止弁21が配置されている。このような形態とすることで、例えば改良地盤A上に盛土20がなされていて第1の真空ポンプP1が故障しても、集水管14側の真空圧の低下に伴って逆止弁21が開き、第2の真空ポンプP2からの真空圧が連結管22、集水管14を通して地盤改良側で伝播するようになるので、引き続き地盤改良を続行することができ、改良停止による盛土のすべりを効果的に防止することができる。
尚、上記実施の形態に示した例は、単なる説明例に過ぎず、例えば改良地盤周辺部Bの地盤の種類により、鉛直供給路の造成ラインを改良地盤周辺部Bの周りに二重、三重に設けるなど、特許請求の範囲の欄に記載された範囲内で自由に変更することができる。
本発明の改良施工装置を示した断面模式図。 同じく図1の平面模式図。 従来の改良工法の適用例を示した模式図。
符号の説明
11、101、104 ・・・鉛直ドレーン材
12、102 ・・・水平ドレーン材
13 ・・・気密シート
P1、P2 ・・・真空ポンプ
102・・・止水材
107、107a、107b・・・止水壁
105・・・溝
A ・・・改良地盤
B ・・・改良地盤周辺部
C ・・・透水性の高い砂層
D ・・・有機土層

Claims (10)

  1. 改良すべき改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨るように砂層Cや有機土層Dが存在する改良地盤Aを真空圧を利用して硬質地盤へと改良する軟弱地盤の改良工法において、
    前記改良地盤A内に第1の鉛直ドレーン材11を配置し、前記第1の鉛直ドレーン材11を通して改良地盤A内に第1の真空ポンプP1からの真空圧を負荷することで前記改良地盤A内に改良地盤周辺部の地盤Bと隔離された減圧領域を造り出し、前記改良地盤A中の間隙水を強制排水することで前記改良地盤Aを硬質地盤へと改良するときに、
    前記改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍に第2の鉛直ドレーン材101を配置すると共に、前記改良地盤周辺部の地盤Bに第3の鉛直ドレーン材104を配置し、前記第2の鉛直ドレーン材101内に第2の真空ポンプP2からの真空圧を負荷し、前記第2の鉛直ドレーン材101を通して前記改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍からの間隙水を第3の鉛直ドレーン材104へと排水することで、前記第2の鉛直ドレーン材101から第3の鉛直ドレーン材104を経て前記改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨る砂層Cや有機土層Dへと至る水流Sを形成することを特徴とする軟弱地盤の改良工法。
  2. 第1の鉛直ドレーン材上端部11aと接触するように第1の真空ポンプP1と繋がる第1の水平ドレーン材12を改良地盤A上に水平状に配置すると共に、第2の鉛直ドレーン材上端部101aと接触するように第2の真空ポンプP2と繋がる第2の水平ドレーン材102を改良地盤A上に水平状に配置することを特徴とする請求項1記載の軟弱地盤の改良工法。
  3. 改良地盤A上面を第1及び第2の鉛直ドレーン材上端部11a、101a並びに第1及び第2の水平ドレーン材12、102とともに気密シート13で覆うことを特徴とする請求項2記載の軟弱地盤の改良工法。
  4. 第3の鉛直ドレーン材104にフロート式逆止弁106を配置して、第2の鉛直ドレーン材101内部の圧力が所定の範囲に維持されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の軟弱地盤の改良工法。
  5. 第1の真空ポンプP1から第1の鉛直ドレーン材11に至る真空圧の伝播経路と、第2の真空ポンプP2から第2の鉛直ドレーン材101に至る真空圧の伝播経路とを逆止弁21を介して接続したことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の軟弱地盤の改良工法。
  6. 改良すべき改良地盤Aと改良地盤周辺部の地盤Bとを跨るように砂層Cや有機土層Dが存在する改良地盤Aを真空圧を利用して硬質地盤へと改良する軟弱地盤の改良施工装置であって、
    改良地盤A内に配置される第1の鉛直ドレーン材11と、
    前記第1の鉛直ドレーン材11を通して改良地盤A内に真空圧を負荷する第1の真空ポンプP1とを有し、
    さらに、前記改良地盤A内の該改良地盤周辺部近傍に配置される第2の鉛直ドレーン材101と、
    前記改良地盤周辺部の地盤Bに配置される第3の鉛直ドレーン材104と、
    前記第2の鉛直ドレーン材101内に真空圧を負荷する第2の真空ポンプP2と、
    を備えたことを特徴とする軟弱地盤の改良施工装置。
  7. 第1の鉛直ドレーン材上端部11aと接触するように第1の真空ポンプP1と繋がる第1の水平ドレーン材12を改良地盤A上に水平状に配置すると共に、第2の鉛直ドレーン材上端部101aと接触するように第2の真空ポンプP2と繋がる第2の水平ドレーン材102を改良地盤A上に水平状に配置したことを特徴とする請求項6記載の軟弱地盤の改良施工装置。
  8. 改良地盤A上面を第1及び第2の鉛直ドレーン材上端部11a、101a並びに第1及び第2の水平ドレーン材12、102とともに気密シート13で被覆したことを特徴とする請求項7記載の軟弱地盤の改良施工装置。
  9. 第3の鉛直ドレーン材104にフロート式逆止弁106を配置して、第2の鉛直ドレーン材101内部の圧力が所定の範囲に維持されるようにしたことを特徴とする請求項6記載の軟弱地盤の改良施工装置。
  10. 第1の真空ポンプP1から第1の鉛直ドレーン材11に至る真空圧の伝播経路と、第2の真空ポンプP2から第2の鉛直ドレーン材101に至る真空圧の伝播経路とを逆止弁21を介して接続したことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の軟弱地盤の改良施工装置。
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