JP2010083613A - 給紙装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テープを用いた構成を採用した場合であっても、用紙の重送を防止することが可能な給紙装置、およびそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】給紙装置30Bは、用紙を給送する給紙ローラ32と、用紙が給送される給送方向と略直交する方向に延びる幅方向寸法を有しており、給紙ローラ32に対向配置されて給紙ローラ32との間で用紙が通過するニップ部Nを形成し、ニップ部Nにおいて用紙の重送を防止するように構成された分離パッド54と、分離パッド54の幅方向に沿うように、かつ給送方向におけるニップ部Nよりも上流側に位置するように、分離パッド54に貼り付けられたテープ70とを含む。テープ70は、分離パッド54の幅方向における両端部72を露出させた状態で分離パッド54に貼り付けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、用紙を所定の画像形成ユニットに給送する給紙装置、およびそれを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置は、一般的に、用紙に画像形成処理を行う画像形成ユニットと、その画像形成ユニットに用紙を給送する給紙装置とを含む。給紙装置として、用紙の重送を防止することが可能な分離パッド方式のものがしばしば採用される。分離パッド方式の給紙装置は、一般的に、用紙を給送する給紙ローラと、給紙ローラに対向配置されて給紙ローラとの間で用紙が通過するニップ部を形成し、ニップ部において用紙の重送を防止するように構成された分離パッドとを含む(例えば特許文献1)。
このような構成の給紙装置では、給紙ローラによって給送される用紙が、用紙の給送方向におけるニップ部よりも上流側で分離パッドに引っ掛かる場合がある。用紙が引っ掛かってしまうと、紙詰まりが発生する。
用紙の引っ掛かりを防止する手段として、分離パッドにおけるニップ部よりも上流側部分に、該上流側部分の両端部にわたってテープを貼り付けることが考えられる。これにより、用紙を、テープ上を滑らせながら、つまり分離パッドに引っ掛けることなくニップ部に給送することができる。
特開2003−267573号公報
しかしながら、分離パッドにおけるニップ部よりも上流側部分全体をテープで覆う構成を採用しているため、分離パッドの上流側部分における重送防止性能が低下せざるを得ない。そのため、紙間密着力の高い特定の用紙、例えばコート紙が重送されてきた場合、2枚のコート紙の分離を行うことが困難となり、重送を防止することができない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、テープを用いた構成を採用した場合であっても、用紙の重送を防止することが可能な給紙装置、およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る給紙装置は、用紙を所定の処理ユニットに給送する給紙装置であって、用紙を給送する給紙ローラと、前記用紙が給送される給送方向と略直交する方向に延びる幅方向寸法を有しており、前記給紙ローラに対向配置されて前記給紙ローラとの間で前記用紙が通過するニップ部を形成し、前記ニップ部において前記用紙の重送を防止するように構成された分離パッドと、前記分離パッドの幅方向に沿うように、かつ前記給送方向における前記ニップ部よりも上流側に位置するように、前記分離パッドに貼り付けられたテープとを含む。前記テープは、前記分離パッドの幅方向における両端部を露出させた状態で前記分離パッドに貼り付けられている。
本発明に係る給紙装置によれば、分離パッドにおけるニップ部よりも上流側にテープを貼り付けることにより、用紙を滑り易くして、言い換えれば、用紙を分離パッドに引っ掛からないようにしてニップ部に給送することを可能にしつつ、分離パッドの両端部を、テープが貼り付けられていない露出部とすることで、ニップ部の上流側において、分離パッドの重送防止性能を発揮させることが可能である。これにより、紙間密着力の高い特定の用紙、例えばコート紙の重送防止に対応することができる。
本発明の好ましい実施形態では、給紙装置は、さらに、前記分離パッドが載置される上面を有するパッドホルダを含み、前記上面は、前記用紙の前記給送方向において前記分離パッドよりも上流側に位置する上流側部分を有しており、前記テープは、前記分離パッドと、前記上面の前記上流側部分との間にわたって貼り付けられている。
この構成によれば、テープは、パッドホルダの上面における給送方向上流側部分と分離パッドとの間にわたって貼り付けられているので、テープを、分離パッドを凹部に保持するためにも用いることができる。
本発明の他の好ましい実施形態では、前記上面の前記上流側部分は、前記給送方向に向かって傾斜する傾斜部として形成されており、前記傾斜部の傾斜角度は、給送されてくる前記用紙が前記分離パッドに案内されるように設定されている。
この構成によれば、前記上流側部分である傾斜部は、テープが貼り付けられている上に、用紙の給送方向に対して傾斜角度が設定されているので、給送されてくる用紙を円滑にニップ部に導くことができる。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記傾斜部と前記分離パッドとの間には、前記傾斜部のほうが前記分離パッドよりも高くなるように段差が形成されている。
この構成によれば、給送されてくる用紙を傾斜部から分離パッドに一層円滑に導くことができる。
本発明の好ましい実施形態では、用紙に画像形成処理を行う画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットに前記用紙を給送する給紙ユニットとを含む画像形成装置において、前記給紙ユニットとして、本発明に係る上記構成の給紙装置が用いられる。
本発明に係る給紙装置および画像形成装置によれば、テープを用いた構成を採用した場合であっても、用紙の重送を防止することが可能である。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を左斜め前方から見た外観斜視図である。図2は、画像形成装置の手差しトレイを引き出した状態を示す外観斜視図である。図3は、画像形成装置の内部構造を示す断面図である。本実施形態では、画像形成装置の一例としてカラープリンタ1を例示する。
カラープリンタ1は、パーソナルコンピュータ(図示せず)等に直接またはLAN経由で接続されるプリンタ本体200(装置本体)と、プリンタ本体200の下方に設けられ、用紙を供給可能に構成された用紙供給部130とを含む。プリンタ本体200の正面側には、フロントカバー23が取り付けられており、このフロントカバー23の上面には、用紙Pの出力条件等を入力操作するための図略の操作パネルが設けられている。この操作パネルには、図略の電源キーやスタートボタン、さらには出力条件を入力するための各種のキー等が設けられている。また、フロントカバー23の前面には、用紙を手差しで給紙するための手差しトレイ40が前方に引き出し可能に取り付けられている。なお、カラープリンタ1は、該カラープリンタ1の動作を制御する制御回路など、一般的なカラープリンタに設けられた他の構成要素も有している。
図3に示すように、プリンタ本体200は、トナーコンテナ900Y、900M、900C、900K、中間転写ユニット92、画像形成ユニット93、露光ユニット94、定着ユニット97、排紙ユニット96、装置本体200の筐体90(本体フレーム)、トップカバー911及びフロントカバー23を含む。
画像形成ユニット93は、イエロー用トナーコンテナ900Y、マゼンタ用トナーコンテナ900M、シアン用トナーコンテナ900C、ブラック用トナーコンテナ900Kと、その下方に配置され、YMCK各色に対応する現像装置10Y、10M、10C、10Kとを有している。
画像形成ユニット93には、それぞれの色のトナー像を担持する感光体ドラム17が各々設けられている。感光体ドラム17としては、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。各感光体ドラム17には、対応したトナーコンテナ900Y、900M、900C、900Kからそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが供給される。なお、本実施形態の画像形成ユニット93は、上記のようにフルカラー画像を形成することができる構成であるが、これに限定されることはなく、白黒画像やフルカラーではないカラー画像を形成する構成のものであってもよい。
感光体ドラム17の周囲には、帯電器16、現像装置10(10Y、10M、10C、10K)、転写ローラ19及びクリーニング装置18等が配置されている。帯電器16は、感光体ドラム17の表面を均一に帯電する。帯電後の感光体ドラム17の表面は、露光ユニット94によって露光され、静電潜像が形成される。現像装置10Y、10M、10C、10Kは、それぞれトナーコンテナ900Y、900M、900C、900Kから供給される各色のトナーを用いて、各々の感光体ドラム17上に形成された静電潜像を現像(可視像化)する。転写ローラ19は、中間転写ベルト921を挟んで感光体ドラム17とニップ部を形成し、感光体ドラム17上のトナー像を中間転写ベルト921上に一次転写する。クリーニング装置18は、トナー像転写後の感光体ドラム17の周面を清掃する。
各現像装置10Y、10M、10C、10Kは、筐体20を含み、この筐体20の内部には、磁性キャリアとトナーとを有する2成分現像剤が収納されている。また、筐体20内には、筐体底部近傍に長手方向を軸方向として並列に2本の攪拌ローラ11、12が回転可能に配置されている。
筐体20の内部底面には、現像剤の循環経路が設定されており、攪拌ローラ11、12は前記循環経路内に配設されている。攪拌ローラ11、12の間の軸方向には、筐体底部から立設された図略の仕切り壁が設けられている。この仕切り壁は、前記循環経路を区画するもので、仕切り壁の周囲を周回するように前記循環経路が形成されている。2成分現像剤は、この循環経路を攪拌ローラ11及び12によって攪拌、搬送されながら帯電される。
2成分現像剤は、攪拌ローラ11及び12によって攪拌されつつ筐体20内を循環し、トナーが帯電されると共に、攪拌ローラ11上の2成分現像剤が上側に位置する磁気ローラ14に吸引されて搬送される。吸引された2成分現像剤は磁気ローラ14上に磁気ブラシ(図示せず)を形成し、その磁気ブラシが図略のドクターブレードによって層厚規制され、磁気ローラ14と現像ローラ15との間の電位差で現像ローラ15上にトナー層を形成する。そして、現像ローラ15上のトナー層によって感光体ドラム17上の静電潜像が現像される。
露光ユニット94は、光源やポリゴンミラー、反射ミラー、偏向ミラーなどの各種の光学系機器を有し、画像形成ユニット93の各々に設けられた感光体ドラム17の周面に、画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。
中間転写ユニット92は、中間転写ベルト921、駆動ローラ922、及び従動ローラ923を含む。中間転写ベルト921は、複数の感光体ドラム17からトナー像が重ね塗り状態で一次転写される。このトナー像は、用紙供給部130から供給される用紙に、二次転写部98において二次転写される。駆動ローラ922及び従動ローラ923は、中間転写ベルト921を周回駆動させる。駆動ローラ922及び従動ローラ923は、図略の筐体で回転自在に支持されている。
定着ユニット97は、トナー像が二次転写された用紙上のトナー像に対し、定着処理を施すものであり、熱源が内蔵された定着ローラと、該定着ローラと定着ニップ部を形成する加圧ローラとを含む。定着処理が完了した用紙は、装置本体200の上部に形成された排出ユニット96へ向けて搬送される。
排紙ユニット96は、定着ユニット97から搬送された用紙を、排紙トレイとしてのトップカバー911上に排出する。
用紙供給部130は、プリンタ本体200の筐体90に対して着脱自在に装着される用紙カセット41と、プリンタ本体200のフロントカバー23に対して前方に(図では右方に)引出し可能に装着された手差しトレイ40とを含む。用紙供給部130と二次転写部98との間には、用紙供給部130からの用紙が搬送される給紙搬送路24が設けられている。用紙供給部130は、さらに、用紙を二次転写部98に給送するための給紙装置30を含む。給紙装置30は、ユーザによって手差しトレイ40に載置された用紙を給紙搬送路24を介して二次転写部98に給送するための手差し用給紙装置30Aと、用紙カセット41に貯留されている用紙を給紙搬送路24を介して二次転写部98に給送するためのカセット用給紙装置30Bとからなる。
手差しトレイ40の用紙載置面42に載置された用紙は、手差し用給紙装置30Aを構成する後述の給紙ローラ32および分離パッド54により、用紙が1枚ずつ取り出されて給紙搬送路24へと繰り出され、二次転写部98へ導入される。一方、用紙カセット41の用紙載置面43に載置された用紙は、カセット用給紙装置30Bを構成するピックアップローラ35等の駆動により、用紙が1枚ずつ取り出されて給紙搬送路24へと繰り出され、二次転写部98へ導入される。
以下、手差し用給紙装置30Aについて詳細に説明する。図4は、図3の拡大図であり、手差し用給紙装置30Aを示す。図5は、給紙装置30Aの構成要素であるパッドホルダの斜視図である。給紙装置30Aは、主要な構成要素として、用紙を給送する給紙ローラ32と、給紙ローラ32の周面と接触した状態で前記周面に対向配置されて、給紙ローラ32との間で用紙が通過するニップ部Nを形成する分離パッド54と、分離パッド54を保持するパッドホルダ53と、パッドホルダ53を支持する支持部材52とを含む。
給紙ローラ32は、矢印Xで示す方向から、つまり手差しトレイ40の用紙載置面42から、用紙を一枚ずつニップ部Nに案内し、次に、矢印Yで示す方向に、つまりニップ部Nから用紙搬送路24に向けて給送することが可能に構成されている。本実施形態では、矢印Xおよび矢印Yは、用紙の給送方向を示しており、ニップ部Nから見て、用紙がニップ部Nに給送されてくる側を給送方向上流側とし、用紙がニップ部Nを通過した後の側を給送方向下流側とする。給紙ローラ32の材料としては、例えばEPDM(Ethylene propylene diene terpolymer)が採用される。
分離パッド54は、ゴムや柔軟な弾性樹脂材料等のエラストマーから形成され、用紙の給送方向と略直交する方向に延びる幅方向寸法を有する略矩形状のパッドであって、ニップ部Nにおいて給紙ローラ32によって手差しトレイ40から給送される用紙を挟み込むことにより、用紙の重送を防止するものである。具体的には、分離パッド54は、ニップ部Nにおいて用紙が給紙ローラ32と分離パッド54との間に挟持された状態で用紙に対して適度の摩擦力を付与するように構成されている。また、分離パッド54の材料の選択は、分離パッド54と用紙との間に作用する摩擦力が、給紙ローラ32と用紙との間に作用する摩擦力よりも小さくなるよう行われている。用紙と給紙ローラ32との間の摩擦係数をμ1とし、用紙と分離パッド54との間の摩擦係数をμ2とし、重ねられた用紙間の摩擦係数をμ3とすると、
μ1>μ2>μ3
の関係となるように設定されている。このように設定することにより、ニップ部Nに用紙が重送されてきた場合において、摩擦係数の差に従って給紙ローラ32に接触している用紙が、給紙ローラ32の回転によって他の用紙から分離される。これにより、用紙の重送が防止される。
パッドホルダ53は、用紙の給送方向と略直交する方向に延びる幅方向寸法を有する平板部56と、平板部56の下面から下方に突出する脚部58と、平板部56から給送方向上流側に向かって傾斜する傾斜部57とを一体に有する。平板部56の幅方向寸法は、分離パッド54の幅方向寸法より大きく設定されており、平板部56の上面には、分離パッド54が収容可能な寸法を有する凹部60が形成されている。分離パッド54を、幅方向に圧縮弾性変形させつつ、凹部60に収容すると、分離パッド54は、分離パッド54自身の弾性力によって凹部60から抜け止めされる。分離パッド54が凹部60に収容された状態では、分離パッド54の表面は凹部60の縁部から所定の高さだけ突出する。
傾斜部57は、用紙の給送方向において分離パッド54よりも上流側に位置する部分であり、その上部には、給送方向上流側から給送されてくる用紙が分離パッド54に案内されるように設定された傾斜角度をもつ案内部59が形成されている。案内部59は、給送されてくる用紙が案内部59に摺接して案内部59上を滑ることにより、用紙を分離パッド54に案内する。案内部59の傾斜角度は、傾斜部57の他の部分の傾斜角度よりも大きく設定されている。案内部59と分離パッド54との間には、案内部59のほうが分離パッド54の前記表面よりも高くなるような段差が形成されている。
パッドホルダ53を支持する支持部材52は、その両側壁に、パッドホルダ53の脚部58が挿入可能に形成された切り欠き(スリット)62を有している。支持部材52には、前記側壁間にばね55(図3)が取り付けられている。このばね55の作用により、パッドホルダ53の脚部58が切り欠き62に沿って略上下方向に移動可能とされ、パッドホルダ53の上面に保持された分離パッド54が給紙ローラの周面に付勢される。
上記のように構成された給紙装置30Aでは、手差しトレイ40からの用紙は、分離パッド54の前記表面から見て給送角度αでパッドホルダ53の案内部59に向けて給送され、案内部59に摺接して案内部59上を滑ることによって分離パッド54に向けて給送される。本実施形態では、分離パッド54から案内部59が形成された傾斜部57にかけて、つまり用紙が通る給送路上に、テープ70が貼り付けられている。なお、給送角度αは、約40°に設定されている。
テープ70は、具体的には、分離パッド54の幅方向に沿うように、かつ給送方向におけるニップ部Nよりも上流側に位置するように、分離パッド54に貼り付けられていると共に、分離パッド54から、案内部59を超えて傾斜部57の前面にかけて貼り付けられている。一方、分離パッド54の幅方向における両端部72には、テープ70が貼り付けられておらず、両端部72は露出している。
分離パッド54の幅方向寸法は、約33.6mmに設定されており、一方、分離パッド54におけるテープ70が貼り付けられていない各端部72の幅方向寸法Gは、約1.8mmに設定されている。また、テープ70の給送方向における寸法Wは、約3.0mmに設定されている。また、テープ70は、ニップ部Nと接触しないように貼り付けられており、テープ70とニップ部Nとの距離は約5.0mmに設定されている。
以上説明した構成の給紙装置30Aによれば、分離パッド54におけるニップ部Nよりも上流側にテープ70が貼り付けられているので、給送されてくる用紙を滑りやすくして、言い換えれば、用紙を分離パッド54に引っ掛からないようにしてニップ部Nに給送することを可能としながら、分離パッド54の幅方向両端部72を露出部とすることで、ニップ部Nの上流側において、分離パッド54の重送防止性能を発揮させることが可能である。これにより、紙間密着力の高い特定の用紙、例えばコート紙の重送防止に対応することができる。
また、テープ70は、分離パッド54と傾斜部57とにわたって貼り付けられているので、テープ70を、分離パッド54を凹部60に保持するためにも用いることができる。
さらに、傾斜部57にもテープ70が貼り付けられており、傾斜部57の傾斜角度は、給送されてくる用紙が分離パッド54に案内されるように設定されているので、給送角度αが約40°に設定されている場合であっても、給送されてくる用紙を円滑にニップ部Nに導くことができる。
さらに、傾斜部57と分離パッド54との間には段差が形成されているので、給送されてくる用紙を傾斜部57から分離パッド54に一層円滑に導くことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を左斜め前方から見た外観斜視図である。 画像形成装置の手差しトレイを引き出した状態を示す外観斜視図である。 画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 図4は、図3の拡大図であり、手差し用給紙装置を示す。 手差し用給紙装置の構成要素であるパッドホルダの斜視図である。
符号の説明
1 カラープリンタ(画像形成装置)
30 給紙装置
30A 手差し用給紙装置
30B カセット用給紙装置
32 給紙ローラ
40 手差しトレイ
41 用紙カセット
52 支持部材
53 パッドホルダ
54 分離パッド
55 ばね
56 平板部
57 傾斜部
58 脚部
59 案内部
60 凹部
62 切り欠き
70 テープ
72 分離パッド端部
90 筐体(本体フレーム)
130 用紙供給部
200 プリンタ本体
N ニップ部

Claims (5)

  1. 用紙を所定の処理ユニットに給送する給紙装置であって、
    用紙を給送する給紙ローラと、
    前記用紙が給送される給送方向と略直交する方向に延びる幅方向寸法を有しており、前記給紙ローラに対向配置されて前記給紙ローラとの間で前記用紙が通過するニップ部を形成し、前記ニップ部において前記用紙の重送を防止するように構成された分離パッドと、
    前記分離パッドの幅方向に沿うように、かつ前記給送方向における前記ニップ部よりも上流側に位置するように、前記分離パッドに貼り付けられたテープと、
    を備え、
    前記テープは、前記分離パッドの幅方向における両端部を露出させた状態で前記分離パッドに貼り付けられている給紙装置。
  2. 請求項1に記載の給紙装置において、さらに、前記分離パッドが載置される上面を有するパッドホルダを備え、
    前記上面は、前記用紙の前記給送方向において前記分離パッドよりも上流側に位置する上流側部分を有しており、
    前記テープは、前記分離パッドと、前記上面の前記上流側部分との間にわたって貼り付けられている給紙装置。
  3. 請求項2に記載の給紙装置において、前記上面の前記上流側部分は、前記給送方向に向かって傾斜する傾斜部として形成されており、
    前記傾斜部の傾斜角度は、給送されてくる前記用紙が前記分離パッドに案内されるように設定されている給紙装置。
  4. 請求項3に記載の給紙装置において、前記傾斜部と前記分離パッドとの間には、前記傾斜部のほうが前記分離パッドよりも高くなるように段差が形成されている給紙装置。
  5. 用紙に画像形成処理を行う画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットに前記用紙を給送する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の給紙ユニットと、
    を備えた画像形成装置。
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