JP2010082325A - 児ケア用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マット上の児に対してX線撮影などを行うときに、加熱器を別の位置に退避させる必要がないか、退避させるとしても、多少退避させるだけでよいだけでなく、マットの上面がほぼ長方形状であっても、このマットの上面全体をほぼ一様またはおよそ一様に加温することができる児ケア用装置を提供する。
【解決手段】反射器24の上側反射板部26の内周面は、ロッド状発熱体23の軸心方向に対してほぼ平行に延在している反射面を構成している。この反射面をほぼ平面状に展開した状態における上記反射面の前後方向における中心に対して、上記軸心方向に直交する方向のうちの平面的に見て児用マット4の中心4a側とは反対側に向う方向の端部である上記反射面の後端が下方に屈曲している第1の角度が、上記反射面の上記中心に対して、上記後端とは反対側の端部である前端が下方に屈曲している第2の角度よりも、大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、未熟児などの児を横たわせるためのマットと、このマットの上面に熱線を放射することができる加熱器とを備えている、閉鎖型保育器兼用の開放型保育器、開放型保育器、児蘇生処置用装置、その他の児ケア用装置に関するものであって、閉鎖型保育器兼用の開放型保育器に適用するのに最適なものである。
特許文献1には、児を横たわせるための平面的に見てほぼ長方形状の児用マットと、このマットの上面に熱線を放射することができる加熱器とを備えている開放型保育器(いわゆる、インファントウォーマ)が開示されている。そして、この特許文献1の開放型保育器としては、ほぼロッド状の発熱体が用いられている第1の例と、ほぼ球状の発熱体が用いられている第2の例とが示されている。
特開2000−354614号公報
特許文献1の上記第1の例の開放型保育器においては、加熱器は、児用マットのほぼ真上に配置されている。そして、加熱器の前後方向の長さは、児用マットの前後方向の長さとほぼ同一であるから、ロッド状発熱体は、児用マットの上面全体をほぼ一様に加温することができる。また、特許文献1の上記第2の例の開放型保育器は、ほぼ球状の発熱体と、この発熱体のほぼ上面側を上方から覆っているほぼ半球面形状の反射板とを備えている。そして、加熱器は、平面的に見て、児用マットの上面の中心から頭側の端部側に十分に位置ずれした位置に配置されているから、マット上の児に対してX線撮影を行うときなどには、加熱器を別の位置に退避させる必要がない。
特開2000−354614号公報
しかし、特許文献1の上記第1の例の開放型保育器においては、マット上の幼児に対してX線撮影を行うときなどには、加熱器を別の位置に退避させる必要がある。したがって、この退避操作が面倒であるとともに、開放型保育器の構造も複雑になり、そして、操作ミスなどによって、加熱器がX線撮影装置などと接触する事故が起きやすいから、両者が損傷する可能性がある。さらに、マット上の児に処置を施す処置者の頭部によって加熱器からの熱線が遮断されるおそれがあるから、加熱器の本来の効能が十分には発揮されない可能性があり、また、処置者の頭部(特に後頭部)が不必要に加熱される可能性もある。
特開2000−354614号公報
そして、特許文献1の上記第2の例の開放型保育器においては、ほぼ球状の発熱体とほぼ半球面状の反射板とを用いて、マットの上面を加温するようにしているから、マットの上面の中心付近の円形部分が主として加温される。しかし、マットは平面的に見てほぼ長方形状であるから、マットの上面の四隅付近は上記中心付近のように加温されることはない。したがって、蘇生処置、その他の各種の治療や処置を幼児に対して施すときに、幼児をマットの上面の中心付近に横たわらせてから行う必要があるから、各種の治療や処置を行うときに制約を受ける可能性がある。
特開2000−354614号公報
本発明は、特許文献1の幼児ケア用装置における上述のような欠点を比較的簡単な構成でもって解決するようにしたものである。
特開2000−354614号公報
本発明は、児を横たわらせるためのマットと、このマットの上面に熱線を放射することができる加熱器とを備え、上記加熱器が、上記マットの上記上面の中心に対して斜め上方にその中心を有するほぼロッド状の発熱体と、このロッド状発熱体をほぼ上方から覆っている上側反射板部を有する反射器とを備え、上記上側反射板部の内周面が、上記ロッド状発熱体の軸心方向に対してほぼ平行に延在している反射面を構成し、この反射面をほぼ平面状に展開した状態における上記反射面の前後方向における中心に対して、上記軸心方向に直交する方向のうちの平面的に見て上記マットの上記中心側とは反対側に向う方向の端部である上記反射面の後端が下方に屈曲している第1の角度が、上記反射面の上記中心に対して、上記後端とは反対側の端部である前端が下方に屈曲している第2の角度よりも、大きいことを特徴とする児ケア用装置に係るものである。この場合、上記マットおよび上記加熱器のそれぞれは、児ケア用装置の共通のフレームに直接または間接的に支持されることができる。
本発明においては、上記第1の角度が、好ましくは、50°〜115°(さらに好ましくは、55°〜100°、最も好ましくは、60°〜95°)の範囲であり、上記第2の角度が、好ましくは、20°〜45°(さらに好ましくは、22.5°〜40°、最も好ましくは、24°〜36°)の範囲であり、上記反射面の上記前端に対して上記反射面の後端が下方に屈曲している第3の角度が、好ましくは、70°〜160°(さらに好ましくは、80°〜140°、最も好ましくは、85°〜130°)の範囲であり、上記第1の角度から上記第2の角度を差し引いた第4の角度が、好ましくは、30°〜70°(さらに好ましくは、35°〜60°、最も好ましくは、36°〜58°)の範囲である。
そして、本発明においては、上記反射面が、上記ロッド状発熱体の上記軸心方向にほぼ沿って長手状に延在しかつほぼ平面形状である多数の反射面部から構成され、これら多数の長手状反射面部が、上記反射面の上記前後方向に互いに隣接して順次配列されているのが好ましい。また、本発明においては、上記ロッド状発熱体の上記中心を通りかつ上記ロッド状発熱体の上記軸心方向とはほぼ直交している水平方向が、平面的に見て、上記マットのほぼ上記中心を通るのも好ましい。
さらに、本発明においては、上記反射面の上記中心に対して上記反射面がこの中心から上記反射面の上記前端に向うにしたがって下方に屈曲している角度の変化の度合いが、上記反射面の上記中心から上記反射面の上記前端に向うにしたがって、段階的および/または連続的に小さくなっており、上記反射面の上記中心に対して上記反射面がこの中心から上記反射面の上記後端に向うにしたがって下方に屈曲している角度の変化の度合いが、途中の箇所までは段階的および/または連続的に大きくなっており、上記途中の箇所からは段階的および/または連続的に小さくなっているのも好ましい。
本発明によれば、児用マットの上面の中心から或る程度位置ずれした位置に加熱器を配置することができるから、マット上の児に対してX線撮影などを行うときに、加熱器を別の位置に退避させる必要がないか、退避させるとしても、多少退避させるだけでよく、さらに、マット上の児に処置を施す処置者の頭部によって加熱器からの熱線が遮蔽されるおそれが少なく、このために、加熱器の本来の効能が十分に発揮されやすく、また、処置者の頭部(特に後頭部)が不必要に加熱されにくい。それでいて、児用マットの上面がほぼ長方形状であっても、このマットの上面全体をほぼ一様またはおよそ一様に加温することができるから、蘇生処置、その他の各種の治療や処置を児に対して施すときに、児をマットの上面のいずれの箇所に横たわらせても、これらの治療や処置を児に対して施すことができる。また、請求項2〜4に係る発明によれば、本発明による上述の効果をさらに確実に奏することができる。
そして、請求項5に係る発明によれば、上側反射面部の反り返りなどによる形状変化が生じにくいから、上側反射面部の内周面によって構成されている反射面の形状変化を生じにくくすることができる。また、請求項6に係る発明によれば、児用マットの上面全体の加温をさらに確実に行うことができる。さらに、請求項7に係る発明によれば、ロッド状発熱体から放射される熱線を反射面で効果的に反射させることができるから、マットの上面全体をほぼ一様またはおよそ一様に加温することを一層確実に行うことができる。
つぎに、本発明を閉鎖型保育器兼用の開放型保育器に適用した一実施例を、「1、保育器全体の概略的な構成」、「2、加熱器の構成」、「3、上側反射板部の構成」、「4、加熱器の作用効果」、「5、変形例」および「6、児ケア用装置としての好ましい構成」に項分けして、図面を参照しつつ説明する。
1、保育器全体の概略的な構成
保育器1は、図1および図2に示すように、平面的に見てほぼ長方形状などの基台2と、この基台2のほぼ外周囲に沿って立設されているほぼ直方体形状などのフード3とを備えている。また、基台2上には、臥床架(図示せず)が配置され、この臥床架上に配置された児用マット4上には、必要に応じて薄いシーツ(図示せず)が敷かれてから、未熟児などの児が横たわらされて診察、処置、保育などを施される。そして、フード3は、全体としてほぼ透明であってよく、右側の壁部5、左側の壁部(図示せず)、頭側の壁部6および脚側の壁部7をそれぞれ備えている。また、右側の壁部5、上記左側の壁部、脚側の壁部7などは、フェンスまたは処置窓を構成しているので、児に対する診察、処置などを任意の方向から行えるようにするために、下方に向って往動することになどよって開放され得るように構成されている。さらに、右側の壁部5、上記後側の壁部などには、前後一対などの手入れ窓8が配置されていてよい。なお、上述のように、右側の壁部5、上記左側の壁部および脚側の壁部7が完全に解放されたときには、保育器1を蘇生処置用装置として用いることができる。
図1および図2に示す基台2は、ほぼ水平方向に延在するフレーム(図示せず)に取り付け支持されている。そして、このフレームは、メイン支柱11に支持されている。また、このメイン支柱11は、それぞれ車輪12付きの例えば4本の腕部を有するベース13に取り付け支持されている。さらに、基台2には、脚側の方向に向って引き出すことができる引き出し14が取り付けられることができる。
図1および図2に示すメイン支柱11に取り付け支持されている上記フレームには、互いに左右対称であってよい左右一対のサブ支柱15が取り付け支持されている。そして、これら左右一対のサブ支柱15は、フード3から頭側の方向に離間した状態でもって頭側の壁部6よりもさらに外方側に配置されている。なお、フード3は、図1および図2に示すように、天面フード16をさらに備えている。そして、これら左右一対のサブ支柱15のうちの例えば右側のサブ支柱15には、天面フード16が取り付け支持されている。また、例えば左側のサブ支柱15には、加熱器17がマット4の中心4aの斜め上方に位置するように取り付け支持されている。
図1および図2に示す天面フード16用のサブ支柱15および加熱器17用のサブ支柱15のそれぞれは、固定支柱21および可動支柱22から成っている。そして、左右一対のサブ支柱15の固定支柱21の下端部は、前記フレームに取り付け支持されている。また、可動支柱22は、従動歯車、駆動用チェーン、駆動歯車、電動モータなどの駆動機構(いずれも図示せず)によって、上下方向に往復駆動(換言すれば、固定支柱21に対して伸縮可能に駆動)されるように構成されている。そして、天面フード16が図1に示すように上昇位置まで移動したときには、保育器1は、開放型保育器として機能する。また、天面フード16が図2に示すように下降位置まで移動したときには、保育器1は、閉鎖型保育器として機能する。そして、この閉鎖型保育器として機能するときには、加熱器17は、その使用状態においては図1に示す場合と同様に上昇位置に留まり、その不使用状態においては図2に示す下降位置まで移動していてよい。
なお、加熱器17の構成およびその取り付け位置については、次項および次々項(すなわち、「2、加熱器の構成」および「3、上側反射板部の構成」の項)において詳細に説明するので、加熱器17の構成およびその取り付け位置についての詳細な説明は、この項では省略する。さらに、加熱器17の構成およびその取り付け位置以外の保育器1の構成は、基本的には周知のものであってもよく、また、加熱器17の構成およびその取り付け位置以外の保育器1の構成の詳細は、本発明の要旨ではないので、その詳細な図示および詳細な説明は、本文においては、省略する。
2、加熱器の構成
加熱器17は、図3に示すように、ほぼロッド状の発熱体23、反射器24およびフード25から成っている。そして、フード25は、図1および図2に示すように、加熱器用サブ支柱15の可動支柱22の上端部付近に取り付け固定されている。また、ロッド状発熱体23は、セラミックから成る発熱要素をほぼ円筒形状などのほぼ筒状のステンレスパイプに被覆したものや、ニクロム線などの抵抗線のコイルから成る発熱要素をほぼ円筒形状などのほぼ筒状の石英管に収容したものなどであってよい。そして、ロッド状発熱体23は、例えば、直径が約15mmで長さが約180mmであってよい。また、フード25は、耐熱性合成樹脂の成形品などであってよい。
反射器24は、図3および図4に示すように、弦部に相当する下面が開放されているほぼ半角柱形状の上側反射板部26および左右一対の左側および右側反射板部27a、27bから成っていてよい。そして、左側および右側の反射板部27a、27bの上端部には、被取り付け部31がそれぞれ形成されている。また、左側および右側の反射板部27a、27bの下端部には、対流熱がフード25内に流入するのを防止するための上側および下側の帯状突出部32がそれぞれ形成されている。さらに、左側および右側の反射板部27a、27bの間隔は、例えば、約200mmであってよい。
図3に示す左側および右側の反射板部27a、27bの内側面(換言すれば、反射面)は、ほぼ平面形状であってよい。そして、左側および右側の反射板部27a、27bの内側面には、ロッド状発熱体23用のソケット(図示せず)がそれぞれ設けられている。また、これら左右一対のソケットには、ロッド状発熱体23の両端部が給電可能な状態でそれぞれ取り付け固定されている。さらに、左側および右側の反射板部27a、27bは、フード25に収容された状態において、それらの被取り付け部31がフード25に設けられた左側および右側の取り付け部(図示せず)に取り付け固定されている。また、反射器(換言すれば、上側反射板部26ならびに左側および右側反射板部27a、27b)は、アルミニウム製(例えば、純度99%以上のアルミニウム製)であってよく、それらの反射面の熱線反射率は、例えば、約95%またはそれ以上であってよい。
上昇位置にある加熱器17のロッド状発熱体23の中心23aからマット4の上面までの垂直方向における距離L1は、図3に示すように、図示の実施例においては、約850mmである。そして、ロッド状発熱体23の中心23aからマット4の中心4aまでの水平方向における(換言すれば、平面的に見た)距離L2は、図示の実施例においては、約665mmである。なお、マット4の縦方向(換言すれば、頭側から脚側に向う方向)y1の長さL3は、図示の実施例においては、約635mmである。そして、マット4の横方向(換言すれば、左右方向)x1の長さL4は、図示の実施例においては、約375mmである。また、マット4の厚さTは、図示の実施例においては、約20mmである。
ロッド状発熱体23の中心23aは、図示の実施例においては、図3に示すように、平面的に見てマット4の中心4aとは、マット4の縦方向(換言すれば、頭側から脚側に向う方向)y1において互いにほぼ一直線上に配されている。また、ロッド状発熱体23の軸心方向x2は、マット4の横方向x1とはほぼ平行になっている。そして、上側反射板部26の内周面である反射面33(図4参照)は、ロッド状発熱体23の軸心方向x2とはほぼ平行になっている。さらに、上側反射板部26の反射面33の前側部分および後側部分は、ロッド状発熱体23の軸心方向x2とはほぼ直交する水平方向y2に対してほぼ下方に屈曲した状態で延在している。そして、この内周面33は、ロッド状発熱体23のほぼ上面側を上方から覆っている。
3、上側反射板部の構成
上側反射板部26の外周面および内周面は、図4、図5Aおよび図5Bに示すように、弦部に相当する下面が開放されているほぼ半角柱形状に構成されている。なお、このような上側反射板部25は、例えば、鏡面加工したアルミニウム板をプレス加工などにより成形することによって、構成されることができる。また、上側反射板部25の前端部および後端部には、反射面として機能しない前側および後側の屈曲部34a、34bがそれぞれ形成されている。そして、これらの屈曲部34a、34bは、上側反射板部25の外周面側に十分に屈曲されている。
上側反射板部26の内周面から成る反射面33は、図4、図5Aおよび図5Bに示すように、ロッド状発熱体23の軸心方向x2とはほぼ平行な方向にそれぞれ延在している29個の長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oから成っている。そして、これらの長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oのそれぞれは、ほぼ平面形状であって、これらの長手状反射面部の相互の境界には、必要に応じて小さなアールが設けられることができる。
上側反射板部26を展開した状態における反射面33の前後方向における中心38は、長手状反射面部36(具体的には、長手状反射面部36のうちの長手状反射面部37a寄りの部分)に存在している。したがって、以下において、長手状反射面部36を中央の長手状反射面部と称し、長手状反射面部35a〜35mのそれぞれを前側の長手状反射面部と称し、長手状反射面部37a〜37oのそれぞれを後側の長手状反射面部と称する。なお、長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oのそれぞれのおよその幅(換言すれば、ロッド状発熱体23の軸心方向とはほぼ直交する方向の長さ)は、つぎの表1および表2において幅として示されている。そして、前側の長手状反射面部35a〜35mおよび後側の長手状反射面部37a〜37oのそれぞれが中央の長手状反射面部36と成すおよその角度は、つぎの表1および表2において角度として示されている。さらに、表1において、角度差とは、長手状反射面部35a〜35mのそれぞれが1つ後の長手状反射面部35b〜35m、36と成すおよその角度を示している。また、表2において、角度差とは、長手状反射面部37a〜37oのそれぞれが1つ前の長手状反射面部36、37a〜37nと成すおよその角度を示している。なお、表1において、符号とは、前側の長手状反射面部35a〜35mおよび中央の長手状反射面部36のそれぞれの符号を意味している。また、表2において、符号とは、中央の長手状反射面部36および後側の長手状反射面部37a〜37oのそれぞれの符号を意味している。
Figure 2010082325
Figure 2010082325
上記表1および表2から、上側反射板部26の反射面33について、つぎの(ア)項〜(エ)項に記載の事項が分かる。
(ア)長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oのそれぞれの幅は、反射面33の前後方向y2における端部(具体的には、後端部)に位置している長手状反射面部37oを除いて、約8.04mm〜約9.88mmであり、前側の長手状反射面部35a〜35mのそれぞれの幅は、反射面33の前端部に位置している反射面部35aを除いて(除かない場合も、同じ)、約8.16mm〜約9.88mmであり、中央の長手状反射面部36の幅は、約8.24mmであり、後側の長手状反射面部37a〜37oのそれぞれの幅は、反射面33の後端部に位置している反射面部37oを除いて、約8.04mm〜約8.72mmであること、
(イ)反射面33の前端部に位置している前側の長手状反射面部35aが中央の長手状反射面部36(換言すれば、中心38)に対して下方に屈曲している角度は、約30°であり、反射面33の後端部に位置している後側の長手状反射面部37oが中央の長手状反射面部36(換言すれば、中心38)に対して下方に屈曲している角度は、約76°であり、上記前側長手状反射面部35aが上記後側長手状反射面部37oに対して下方に屈曲している角度は、約106°であること、
(ウ)13個の前側長手状反射面部35a〜35mのそれぞれが1つ後の長手状反射面部35b〜35m、36と成す角度は、反射面33の前端部(換言すれば、長手状反射面部35a)から後端部(換言すれば、長手状反射面部35m)まで、約1°〜約5°の範囲で次第に大きくなっていること、および
(エ)15個の後側長手状反射面部37a〜37oのそれぞれが1つ前の長手状反射面部36、37a〜37nと成す角度は、前端部(換言すれば、長手状反射面部37a)から途中(換言すれば、長手状反射面部37d)までは、約6°〜約9°の範囲で次第に大きくなっており、途中(換言すれば、長手状反射面部37d)から後端部(換言すれば、長手状反射面部37o)までは、約1°〜約9°の範囲で次第に小さくなっていること。
なお、上記(エ)項に記載した途中の長手状反射面部37dの幅方向における中心39は、上側反射板部26をほぼ平板状(換言すれば、反射面33をほぼ平面状)に展開した状態においては、反射面33の中心38から約29.03mm後方で反射面33の後端から約92.03mm前方に位置している。換言すれば、反射面33は、その後端から反射面33の前後方向y2における全長の約38%の長さだけ前方でかつその前端から反射面33の前後方向y2における全長の約62%の長さだけ後方に位置している箇所付近において、上記前後方向y2に沿って内側に屈曲している度合が最大になっている。
反射面33とロッド状発熱体23との相互の位置関係を図4、図5Aおよび図5Bを参照して記載すると、つぎの(オ)項〜(シ)項に記載のとおりである。
(オ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の前端(換言すれば、前側の長手状反射面部35aの前端)との間の距離L5(図5A参照)は、約129mmであり、この直線L5が前側の長手状反射面部35aの前端(換言すれば、反射面33の前端)と成す角度θ1は、約25°であること、
(カ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の後端(換言すれば、後側の長手状反射面部37oの後端)との間の距離L6(図5B参照)は、約79mmであり、この直線L6が後側の長手状反射面部37oの後端(換言すれば、反射面33の後端)と成す角度θ2は、約30°であること、
(キ)上記角度θ2から上記角度θ1を差し引いた角度(換言すれば、θ2−θ1)は、約5°であること、
(ク)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の前後方向y2における中心38との間の距離L7(図5Aおよび図5B参照)は、約34mmであり、この直線L7が上記中心38において反射面33(具体的には、中央の長手状反射面部36)と成す角度θ3は、約55°であること、
(ケ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33との最短距離L8(図5B参照)は、約24mmであり、この直線L8がこの最短距離の地点42において反射面33(具体的には、後側の長手状反射面部37d)と成す角度θ4は、約90°であること、
(コ)上記直線L7と上記直線L8とが成す角度θ5は、約60°であること、
(サ)反射面33の前端と後端との前後方向y2における間隔は、約199mmであること、および
(シ)反射面33の最大深さ(換言すれば、反射面33の前端と後端とを結ぶ平面から反射面33の最深部(図示の実施例においては、長手状反射面部37bと長手状反射面部37cとの境界付近)に向って立ち上げた垂線の長さ)は、約68mmであること。
なお、上記(ケ)項に記載した最短距離の地点42(図5B参照)は、前記(エ)項に記載した途中の長手状反射面部37dの中心39(換言すれば、反射面33のうちの前後方向に沿って内側に屈曲している度合が最大になる箇所)付近に存在している。
4、加熱器の作用効果
図6には、ロッド状発熱体23の中心23aからマット4の上面に向って放射される熱線41をこのロッド状発熱体23の軸心方向y2から見た状態が示されている。この場合、熱線41のうちの、ロッド状発熱体23の中心23aからマット4の上面に向って直接放射される直射熱線41aは、一点鎖線で示されている。また、熱線41のうちの、ロッド状発熱体23の中心23aから放射された後に上側反射板部26の反射面33によって反射されてからマット4の上面に向って放射される反射熱線41bは、実線で示されている。さらに、図7は、上記直射熱線41aのみを示す図6と同様の図である。また、図8は、上記反射熱線41bのみを示す図6と同様の図である。
図6において、熱線41の束がマット4の上面の頭側の端部4bと成す角度θ6は、約66°である。そして、熱線41の束がマット4の上面の中心4aと成す角度θ7は、約55°である。また、熱線41の束がマット4の上面の脚側の端部4cと成す角度θ8は、約44°である。さらに、ロッド状発熱体23の中心23aからマット4の上面の頭側の端部4bまでの距離は、約100cmである。これに対し、ロッド状発熱体23の中心23aからマット4の上面の脚側の端部4cまでの距離は、約130cmである。このために、上記直射熱線41aは、図7に示すように、マット4の上面の頭側の端部4b付近においては放射距離が比較的短くて入射角も比較的小さく、同上の中心4aにおいては放射距離および入射角がそれぞれ中位で、同上の脚側の端部4cにおいては放射距離が比較的長くて入射角も比較的大きくなっている。そこで、図3および図4に示すように反射器24の構成などを工夫することによって、上記反射熱線41bは、図8に示すように、マット4の上面の頭側の端部4b付近においては少なく放射され、同上の中心4aにおいては多少多く放射され、同上の脚側の端部4cにおいてはかなり多く放射されるようにしている。したがって、図6に示すマット4の上面は、ロッド状発熱体23の軸心方向x2とはほぼ直交する水平方向y2において、頭側の端部4bから中心4aを経て脚側の端部4cに至るまでほぼ一様またはおよそ一様に加熱される。
図9には、ロッド状発熱体23の中心23aならびに左右一対の左側および右側の端部付近からマット4の上面に向って放射される熱線41をこのロッド状発熱体23の軸心方向x2とは直交する水平方向y2から見た正面図が示されている。この場合にも、熱線41のうちの、ロッド状発熱体23からマット4の上面に向って直接放射される直射熱線41aは、一点鎖線で示されている。また、熱線41のうちの、ロッド状発熱体23から放射された後に上側反射板部26の反射面33によって反射されてからマット4の上面に向って放射される反射熱線41bは、実線で示されている。さらに、図10は、上記直射熱線41aのみを示す図9と同様の図である。また、図11は、上記反射熱線41bのみを示す図9と同様の図である。
図9において、ロッド状発熱体23の中心23aとマット4の上面の中心4aとは、このロッド状発熱体23の軸心方向x2とは直交する垂直方向において、ほぼ一直線上に配されている。また、マット4の幅方向x1の長さL4が約375mmであるのに対し、ロッド状発熱体23の軸心方向x2の長さは約180mmであるから、前者L4に対する後者の比は、約48%である。このために、熱線41の直射熱線41aおよび反射熱線41bは、マット4の上面の幅方向x1においてほぼ一様またはおよそ一様に放射される。したがって、図9に示すマット4の上面は、ロッド状発熱体23のほぼ軸心方向x2において、左側の端部から右側の端部に至るまでほぼ一様またはおよそ一様に加熱される。
上述のとおりであるから、天面フード16が図1に示すように上昇しているときには、ロッド状発熱体23からの熱線41(換言すれば、直射熱線41aと反射熱線41bとの合計)が、マット4のほぼ長方形状の上面全体をほぼ一様またはおよそ一様に加温することができる。具体的には、マット4のほぼ長方形状の上面(換言すれば、熱線放射領域)のうちのどの箇所で測定しても、設定温度と熱線放射領域との温度差は、1℃程度であった。したがって、処置者は、マット4の上面上のいずれの箇所に児を位置させても、蘇生処置、その他の各種の治療や処置を児に対して施すことができる。そして、天面フード16が図2に示すように下降して、天面フード16を含むフード3がマット4の上面に閉鎖空間を形成するときには、図1に示す上昇位置に留まっている加熱器17のロッド状発熱体23への供給電力が、図1に示す天面フード16の上昇時に較べて、例えば、約1/5に低減される。このために、閉鎖型保育器として機能している保育器1のフード3(特に天面フード16)の内側面における露結が防止されるとともに、上記閉鎖空間が適温に保持される。また、閉鎖型保育器として機能している保育器1の加熱器17が図2に示す下降位置まで移動して不使用状態になると、ロッド状発熱体23への給電が自動的に中断される。
さらに、図示の実施例においては、図3に示すように、加熱器17は、平面的に見て、マット4の頭側の端部4bからマットの縦方向y1における外側に十分離れた位置に配置されている。具体的には、ロッド状発熱体23の中心23aは、平面的に見て、頭側の端部4bからマット4の縦方向y1における外側にL2−(1/2)・L3(すなわち、約347.5mm)離れた位置に配置されている。したがって、天面フード16の昇降時に加熱器17が邪魔になるおそれがない。また、マット4上の幼児に対してX線撮影などを行うときにも、加熱器17を別の位置に退避させる必要がない。さらに、マット上の児に処置を施す処置者の頭部によって加熱器からの熱線が遮蔽されるおそれがほとんどなく、このために、加熱器の本来の効能が十分に発揮されやすく、また、処置者の頭部(特に後頭部)が不必要に加熱されるおそれもほとんどない。
5、変形例
以上において、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて、例えば、つぎの(ア)項〜(エ)項に記載するように、各種の変更および修正を施すことが可能である。
(ア)図示の実施例においては、本発明を閉鎖型保育器兼用の開放型保育器1に適用した。しかし、本発明は、開放型保育器(いわゆる、インファントウォーマ)、幼児蘇生処置用装置、その他の幼児ケア用装置にも適用することができる。
(イ)図示の実施例においては、平面的に見て、加熱器17(換言すれば、フード25および/または反射器24および/またはロッド状発熱体23)が図3および図6〜図8に示すようにマット4の上面の頭側の端部4bからマット4の縦方向y1における外側の箇所に配置されている。しかし、開放型保育器などの場合には、加熱器17(特に、反射器24および/またはロッド状発熱体23)が、平面的に見て、部分的または全体的にマット4の上面の箇所に配置されていてもよい。そして、この場合には、加熱器17全体を、例えばロッド状発熱体23の軸心方向を回動中心として、図4における時計方向に多少回動させた状態で可動支柱22に取り付け固定すればよい。
(ウ)図示の実施例においては、ロッド状発熱体23の中心23aを通りかつロッド状発熱体23の軸心方向x2とはほぼ直交する水平方向y2が、平面的に見て、マット4の中心4aを通るマット4の縦方向とほぼ一致している。しかし、ロッド状発熱体23の中心23aを通るロッド状発熱体23の軸心方向x2とは直交する水平方向y2が、平面的に見て、マット4の中心4aを通るマット4の縦方向y1にほぼ一致している必要は必ずしもなく、上記縦方向y1に対して時計方向または反時計方向に多少角度ずれした状態になるように交差していてもよいし、上記縦方向y1に対してほぼ平行な状態になるように左側または右側に多少位置ずれしていてもよいし、上記角度ずれと上記位置ずれとの両方の状態になっていてもよい。そして、上記縦方向y1に対して交差している場合には、ロッド状発熱体23の中心23aを通るロッド状発熱体23の軸心方向x2とは直交する水平方向y2が、平面的に見て、マット4のほぼ中心4aを通るのが好ましい。
(エ)図示の実施例においては、上側反射板部26の反射面33全体が、図4、図5Aおよび図5Bに示すように、多数のほぼ平面形状の長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oから構成されているために、反射面33は、その前端から後端まで、ロッド状発熱体23の上面側をほぼ取り囲むように階段的に屈曲している。しかし、本発明においては、上側反射板部26の反射面33全体が、ほぼ平面形状の長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oから構成されている必要は必ずしもなく、部分的または全体的に弯曲面を含んでいてもよい。そして、この場合、上記弯曲面は、長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oに部分的または全体的にほぼ沿った包絡面形状であってよい。ただし、ほぼ平面形状の長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oは、上記湾曲面に較べて、反り返りなどによる形状変化を生じにくいので、一般的には、上記ほぼ平面形状の長手状反射面部の方が上記湾曲面よりも好ましい。
6、幼児ケア用装置としての好ましい構成
本発明は、図面に示すように閉鎖型保育器兼用の開放型保育器1に適用し得るだけでなく、上記5(ア)項に記載したように、開放型保育器、幼児蘇生処置用装置、その他の幼児ケア用装置にも適用することができる。そして、本発明を幼児ケア用装置に適用する場合における好ましい構成を列挙すれば、実用性の観点から見て一般的に、つぎの(ア)項〜(ミ)項に記載のとおりである。なお、本発明が適用される幼児ケア用装置は、これらの(ア)項〜(ミ)項に記載した構成のうちのいずれか複数の構成または全部の構成を備えているのが好ましい。
(ア)ロッド状発熱体23の直径は、7.5〜30mm(さらに好ましくは、10〜22.5mm、最も好ましくは、12〜19mm)の範囲であること、
(イ)ロッド状発熱体23の長さは、90〜360mm(さらに好ましくは、120〜270mm、最も好ましくは、145〜225mm)の範囲であること、
(ウ)反射器25の左側の反射板部27aと右側の反射板部27bとの相互の間隔は、ロード状発熱体23の長さよりも多少長くして、100〜400mm(さらに好ましくは、130〜300mm、最も好ましくは、160〜250mm)の範囲であること、
(エ)加熱器17が上昇位置(換言すれば、熱線放射位置)にあるときのロッド状発熱体23の中心23aからマット4の上面までの垂直方向における距離L1(図3参照)は、570〜1270mm(さらに好ましくは、640〜1130mm、最も好ましくは、680〜1060mm)の範囲であること、
(オ)加熱器17が熱線放射位置にあるときのロッド状発熱体23の中心23aからマット4の中心4aまでの平面的に見た距離L2(図3参照)は、440〜1000mm(さらに好ましくは、500〜880mm、最も好ましくは、530〜830mm)の範囲であること、
(カ)マット4の縦方向y1の長さL3は、420〜960mm(さらに好ましくは、480〜840mm、最も好ましくは、500〜800mm)の範囲であること、
(キ)マット4の横方向x1の長さL4は、250〜560mm(さらに好ましくは、280〜500mm、最も好ましくは、300〜470mm)の範囲であること、
(ク)反射器25の上側反射板部26の反射面33は、ロッド状発熱体23の軸心方向x2とはほぼ平行な方向に延在している多数のほぼ平面形状の長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oから成り、これらの長手状反射面部の個数は、18〜44個(さらに好ましくは、21〜39個、最も好ましくは、24〜36個)の範囲であること、
(ケ)上記(ク)項に記載した多数の長手状反射面部35a〜35m、36、37a〜37oのそれぞれの幅は、上記反射面33の前後方向y2における端部に位置している長手状反射面部(図示の実施例においては、長手状反射面部35a、37o)を除いて、5.4〜14.8mm(さらに好ましくは、6.0〜13.2mm、最も好ましくは、6.4〜12.4mm)の範囲であること、
(コ)上側反射板部26の反射面33をほぼ平面状に展開した状態における反射面33の前後方向y2における中心38に対して、反射面33の前端が下方に屈曲している角度は、20°〜45°(さらに好ましくは、22.5°〜40°、最も好ましくは、24°〜36°)の範囲であること、
(サ)上記(コ)項に記載した中心38に対して反射面33がこの中心38から前端に向うにしたがって下方に屈曲している角度の変化の度合は、上記中心38から反射面33の前端に向うにしたがって、段階的および/または連続的に小さくなっていること、
(シ)上記(コ)項に記載した中心38から反射面33の前端までの間に互いに隣接する少なくとも2個のほぼ平面形状の長手状反射面部35a〜35mが含まれているとき(反射面33のうちの上記中心38から前側がほぼ平面形状の長手状反射面部のみの場合を含む。)には、上記長手状反射面部がその前後に隣接する長方状反射面部とそれぞれ成す角度は、0.5°〜7.5°(好ましくは、0.75°〜6.75°、最も好ましくは、0.8°〜6°)の範囲であること、
(ス)上記(コ)項に記載した中心38に対して反射面33の後端が下方に屈曲している角度は、50°〜115°(さらに好ましくは、55°〜100°、最も好ましくは、60°〜95°)の範囲であること、
(セ)上記(コ)項に記載した中心38に対して反射面33がこの中心38から後端に向うにしたがって下方に屈曲している角度の変化の度合は、途中の箇所(具体的には、長手状反射面部37d)までは段階的および/または連続的に大きくなっており、上記途中の箇所からは段階的および/または連続的に小さくなっていること、
(ソ)上記(コ)項に記載した中心38から反射面33の後端までの間に互いに隣接する少なくとも2個のほぼ平面形状の長手状反射面部37a〜37oが含まれているとき(反射面33のうちの上記中心38から後側がほぼ平面形状の長手反射面部のみの場合を含む。)には、上記長手状反射面部がその前後に隣接する長方状反射面部とそれぞれ成す角度は、0.5°〜13.5°(好ましくは、0.7°〜12°、最も好ましくは、0.8°〜11.5°)の範囲であること、
(タ)上記途中の箇所は、反射面33をほぼ平面状に展開した状態における反射面33の前後方向y2における全長のうちの、反射面33の後端から28〜50%(さらに好ましくは、30〜47.5%、最も好ましくは、32〜45%)の範囲(換言すれば、上記全長をL9(図示せず)としたときに、反射面33の後端から0.28L9〜0.50L9の範囲、さらに好ましくは、0.3L9〜0.475L9の範囲、最も好ましくは、0.32L9〜0.45L9の範囲)であること、
(チ)反射面33の前端に対して反射面33の後端が下方に屈曲している角度は、70°〜160°(さらに好ましくは、80°〜140°、最も好ましくは、85°〜130°)の範囲であること、
(ツ)上記(ス)項に記載の角度から上記(コ)項に記載の角度を差し引いた角度は、30°〜70°(さらに好ましくは、35°〜60°、最も好ましくは、36°〜58°)の範囲であること、
(テ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の前端との間の距離L5(図5A参照)は、86〜190mm(さらに好ましくは、96〜172mm、最も好ましくは、104〜160mm)の範囲であること、
(ト)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の前端とを平面的に見て前後方向y2に結ぶ線分L5が反射面33の前端と成す角度θ1(図5A参照)は、16°〜38°(さらに好ましくは、18°〜34°、最も好ましくは、20°〜30°)の範囲であること、
(ナ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の後端との間の距離L6(図5B参照)は、52〜120mm(さらに好ましくは、60〜106mm、最も好ましくは、64〜98mm)の範囲であること、
(ニ)ロッド状発熱体23の中心の23aと反射面33の後端とを平面的に見て前後方向y2に結ぶ線分L6が反射面33の後端と成す角度θ2(図5B参照)は、20°〜45°(さらに好ましくは、22.5°〜40°、最も好ましくは、24°〜36°)の範囲であること、
(ヌ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の前後方向y2における中心38との間の距離L7(図5Aおよび図5B参照)は、22〜55mm(さらに好ましくは、25〜45mm、最も好ましくは、27.5〜42mm)の範囲であること、
(ネ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33の前後方向y2における中心38とを結ぶ線分L7が上記中心38において反射面33と成す角度θ3は、36°〜82°(さらに好ましくは、42°〜72°、最も好ましくは、44°〜68°)の範囲であること、
(ノ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33との最短距離L8(図5B参照)は、16〜36mm(さらに好ましくは、18〜32mm、最も好ましくは、19〜30mm)の範囲であること、
(ハ)ロッド状発熱体23の中心23aと反射面33とを最短で結ぶ線分L8がこの最短距離の地点42において反射面33と成す角度θ4(図5B参照)は、60°〜135°(さらに好ましくは、68°〜120°、最も好ましくは、72°〜110°)の範囲であること、
(ヒ)上記(ヌ)項に記載の線分L7と上記(ノ)項に記載の線分L8とが成す角度θ5は、40°〜90°(さらに好ましくは、45°〜75°、最も好ましくは50°〜70°)の範囲であること、
(フ)上記(ニ)項に記載の角度θ2から上記(ト)項に記載の角度θ1を差し引いた角度(換言すれば、θ2−θ1)は、3.3°〜7.5°(さらに好ましくは、3.75°〜6.67°、最も好ましくは、4°〜6.25°)の範囲であること、
(ヘ)上記5(ウ)項に記載のように、ロッド状発熱体23の中心23aが平面的に見てマット4の中心4aに対してマット4の横方向x1に位置ずれしているときの位置ずれの間隔は、0〜300mm(さらに好ましくは、0〜265mm、最も好ましくは、0〜250mm)であること、
(ホ)上記5(ウ)項に記載のように、ロッド状発熱体23の軸心方向x2と直交する方向y2が平面的に見て角度ずれしているときの角度ずれの大きさは、0°〜30°(さらに好ましくは、0°〜20°、最も好ましくは、0°〜10°)の範囲であること、
(マ)反射面33の前端と後端との前後方向y2における間隔は、130〜300mm(さらに好ましくは、150〜265mm、最も好ましくは、160〜250mm)の範囲であること、および
(ミ)反射面33の最大深さは、45〜100mm(さらに好ましくは、50〜90mm、最も好ましくは、55〜85mm)の範囲であること。
本発明を閉鎖型保育器兼用の開放型保育器に適用した一実施例における保育器の、開放型の状態での右側面図である。(実施例1) 図1に示す保育器の閉鎖型の状態での図1と同様の右側面図である。(実施例1) 図1に示す保育器における加熱器とマットとの位置関係を示す概略的な斜視図である。(実施例1) 図3に示す加熱器の上側反射板部およびロッド状発熱体の拡大縦断面図である。(実施例1) 上側反射板部の後側の長手状反射面部を省略して拡大した図4と同様の縦断図である。(実施例1) 上側反射板部の前側の長手状反射面部を省略して拡大した図4と同様の縦断面図である。(実施例1) 図1に示す保育器において加熱器からマットに向って放射される熱線を概略的に示す右側面図である。(実施例1) 図1に示す保育器においてロッド状発熱体からマットに向って直接放射される直射熱線のみを概略的に示す図6と同様の右側面図である。(実施例1) 図1に示す保育器においてロッド状発熱体から放射された後に上側反射板部によって反射されてからマットに向って放射される反射熱線のみを概略的に示す図6と同様の右側面図である。(実施例1) 図6と同様の状態を概略的に示す正面図である。(実施例1) 図7と同様の状態を概略的に示す正面図である。(実施例1) 図8と同様の状態を概略的に示す正面図である。(実施例1)
符号の説明
1 閉鎖型保育器兼用の開放型保育器(幼児ケア用装置)
2 基台(フレーム)
4 幼児用マット
4a 幼児用マットの中心
17 加熱器
23 ロッド状発熱体
23a ロッド状発熱体の中心
24 反射器
26 上側反射板部
33 反射面
35a〜35m 前側の長手状反射面部
36 中央の長手状反射面部
37a〜37o 後側の長手状反射面部
38 反射面の中心
x2 ロッド状発熱体の軸心方向
y2 反射面の前後方向(水平方向)

Claims (7)

  1. 児を横たわらせるためのマットと、
    このマットの上面に熱線を放射することができる加熱器とを備え、
    上記加熱器は、上記マットの上記上面の中心に対して斜め上方にその中心を有するほぼロッド状の発熱体と、このロッド状発熱体をほぼ上方から覆っている上側反射板部を有する反射器とを備え、
    上記上側反射板部の内周面は、上記ロッド状発熱体の軸心方向に対してほぼ平行に延在している反射面を構成し、
    この反射面をほぼ平面状に展開した状態における上記反射面の前後方向における中心に対して、上記軸心方向に直交する方向のうちの平面的に見て上記マットの上記中心側とは反対側に向う方向の端部である上記反射面の後端が下方に屈曲している第1の角度が、上記反射面の上記中心に対して、上記後端とは反対側の端部である前端が下方に屈曲している第2の角度よりも、大きいことを特徴とする児ケア用装置。
  2. 上記第1の角度が、50°〜115°の範囲であり、
    上記第2の角度が、20°〜45°の範囲であり、
    上記反射面の上記前端に対して上記反射面の後端が下方に屈曲している第3の角度が、70°〜160°の範囲であり、
    上記第1の角度から上記第2の角度を差し引いた第4の角度が、30°〜70°の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の児ケア用装置。
  3. 上記第1の角度が、55°〜100°の範囲であり、
    上記第2の角度が、22.5°〜40°の範囲であり、
    上記反射面の上記前端に対して上記反射面の後端が下方に屈曲している第3の角度が、80°〜140°の範囲であり、
    上記第1の角度から上記第2の角度を差し引いた第4の角度が、35°〜60°の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の児ケア用装置。
  4. 上記第1角度が、60°〜95°の範囲であり、
    上記第2の角度が、24°〜36°の範囲であり、
    上記反射面の上記前端に対して上記反射面の後端が下方に屈曲している第3の角度が、85°〜130°の範囲であり、
    上記第1の角度から上記第2の角度を差し引いた第4の角度が、36°〜58°の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の児ケア用装置。
  5. 上記反射面が、上記ロッド状発熱体の上記軸心方向にほぼ沿って長手状に延在しかつほぼ平面形状である多数の反射面部から構成され、
    これら多数の長手状反射面部が、上記反射面の上記前後方向に互いに隣接して順次配列されていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の児ケア用装置。
  6. 上記ロッド状発熱体の上記中心を通りかつ上記ロッド状発熱体の上記軸心方向とはほぼ直交している水平方向が、平面的に見て、上記マットのほぼ上記中心を通ることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の児ケア用装置。
  7. 上記反射面の上記中心に対して上記反射面がこの中心から上記反射面の上記前端に向うにしたがって下方に屈曲している角度の変化の度合いは、上記反射面の上記中心から上記反射面の上記前端に向うにしたがって、段階的および/または連続的に小さくなっており、
    上記反射面の上記中心に対して上記反射面がこの中心から上記反射面の上記後端に向うにしたがって下方に屈曲している角度の変化の度合いは、途中の箇所までは段階的および/または連続的に大きくなっており、上記途中の箇所からは段階的および/または連続的に小さくなっていることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1つに記載の児ケア用装置。
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