JP2010081846A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排出クラッチ(95)を介して入力されるエンジン(68)の駆動力と排出クラッチ(95)を介することなく入力される電動モータ(83)の駆動力とのうち、他方よりも高速回転となった側の駆動力を穀粒排出装置(5a)側へ出力する伝動切換装置(69)を設け、電動モータ(83)の駆動力によって穀粒排出装置(5a)を駆動している状態で該穀粒排出装置(5a)の駆動回転数の低下が検出された場合に、排出クラッチ(95)を自動的に接続する制御装置(111)を設ける。
【選択図】図4
Description
即ち、請求項1記載の発明は、走行装置(2)の上側に機台(3)を設け、該機台(3)の左右一側部に脱穀装置(4)を設け、該機台(3)の左右他側部に穀粒排出装置(5a)を備えた穀粒貯留装置(5)を設け、該穀粒貯留装置(5)の前側にエンジン(68)を備えた原動部(6)を設け、該原動部(6)の前側に操縦部(7)を設け、該操縦部(7)及び脱穀装置(4)の前側に刈取装置(8)を設けたコンバインにおいて、前記エンジン(68)の駆動力によって発電する発電機(101)を設け、該発電機(101)によって発電された電力を蓄電する蓄電池(109)を設け、該蓄電池(109)に蓄電された電力によって駆動する電動モータ(83)を設け、排出クラッチ(95)を介して入力されるエンジン(68)の駆動力と排出クラッチ(95)を介することなく入力される電動モータ(83)の駆動力とのうち、他方よりも高速回転となった側の駆動力を穀粒排出装置(5a)側へ出力する伝動切換装置(69)を設け、電動モータ(83)の駆動力によって穀粒排出装置(5a)を駆動している状態で該穀粒排出装置(5a)の駆動回転数の低下が検出された場合に、排出クラッチ(95)を自動的に接続する制御装置(111)を設けたことを特徴とするコンバインとする。
図1、図2に示すように、コンバインの機体1は、左右のクローラ式の走行装置2の上側に枠組みされた機台3を設け、該機台3の左側部に脱穀装置4を搭載し、該脱穀装置4の右側に穀粒貯留装置5を搭載し、該穀粒貯留装置5の前側に原動部6を搭載し、該原動部6の上部から前方に亘って操縦部7を設け、該操縦部7と前記脱穀装置4との前側に刈取装置8を設けて構成する。
機台3の前後左右の4箇所から下側へ支持脚(図示省略)を延出して設け、この支持脚の下端部に左右の転輪フレーム9,9を取り付ける。該転輪フレーム9,9には、多数の転輪10,10と後端部の緊張輪11,11とを軸支する。そして、機台3の前部に取り付けたミッションケース12によって駆動される左右の駆動スプロケット13,13と、前記転輪10,10と、緊張輪11,11とに亘ってクローラ14,14を巻き掛けて、走行装置2を構成する。尚、前記ミッションケース12には、後述するエンジンの駆動力が、静油圧式無段変速装置を介して入力される構成である。
脱穀装置4は、側部にフィードチェン15を備え、内部に扱胴(図示省略)を回転自在に備えた上側の扱室と、揺動選別棚、唐箕、一番移送螺旋、二番移送螺旋等を備えた下側の選別室とから構成する。該脱穀装置4は、後述するエンジンの駆動力によって駆動する構成である。
前記刈取装置8の構成について説明する。
操縦部7は、機台3の前端部右側に搭載したステップフレーム23の前部から、フロント操作ポスト24を立上げ、該フロント操作ポスト24の機体中央寄りの側の端部から後方へ向けてサイド操作パネル25を設けて構成する。前記フロント操作ポスト24の上部には、中央部にモニターパネル26を備え、該モニターパネル26の右側にハンドレスト27を備え、モニターパネル26の左側にスイッチパネル28を設けて門形に形成した操作装置29を取り付ける。前記ハンドレスト27の前側に、前後方向への傾倒操作によって刈取装置8を昇降させ、左右方向への傾倒操作によってミッションケース12内の左右のサイドクラッチを遮断する操向レバー30を立設する。また、前記サイド操作パネル25には、ミッションケース12に駆動入力する静油圧式無段変速装置を変速操作する主変速レバー31と、ミッションケース12内の副変速装置を変速操作する副変速レバー32と、刈取装置8の駆動を入り切り操作する刈取クラッチレバー33と、脱穀装置4の駆動を入り切り操作する脱穀クラッチレバー34と、上述するエンジンのスロットルを開閉操作するスロットルレバー35を設ける。36は、エンジンを覆うエンジンカバー37の上部に取り付けた座席である。
図3、図4、図8に示すように、穀粒貯留装置5は筐体に形成し、左右の底壁38,39を傾斜させ、該傾斜の谷部に機体前後方向の軸芯回りに回転する底部移送螺旋40を配置する。該底部移送螺旋40の軸の前端部は、穀粒貯留装置5の前壁41に取り付けたベアリング42で回転自在に軸受けし、更に前壁41から前方へ突出させ、該突出端部に従動側係合爪43を備えた従動側回転体43aを固定する。また、該底部移送螺旋40の軸の後端部は、穀粒貯留装置5の後壁44に形成した孔を通して後方へ延出させ、後壁44の後側面に取り付けた前側筒体45の内部に配置する。尚、前記底部移送螺旋40の上側には、貯留された穀粒による圧力を受ける断面へ字状に形成した屋根板(図示省略)を配置する。この屋根板の左右両端部と左右の底壁38,39との隙間から、穀粒が底部移送螺旋40側に流れ込んで搬送される構成である。
次に、原動部6の構成について説明する。
図3、図4に示すように、該エンジンカバー37の内部における前記エンジン68と穀粒貯留装置5との間の空間部に、伝動ギヤケース(伝動切換装置)69を配置する。
コントローラ(制御装置)111に対して、その入力側に、エンジン駆動式排出スイッチ112と、モータ駆動式排出スイッチ113と、駆動源自動切換式排出スイッチ114と、蓄電池109と、出力軸84の回転数を検出する出力回転数検出センサ122を接続する。該蓄電池109には、充電器115と発電調整機116とを介して発電機101を接続する。また、コントローラ111に対して、その出力側には、前記排出クラッチ95の作動用の電動モータ96と、モータ駆動回路117と、セルモータ駆動回路123と、モニター121と、エンジン停止回路126とを接続する。該モータ駆動回路117に駆動用電動モータ83を接続し、モータ駆動回路117を介して駆動用電動モータ83を駆動する構成とする。また、前記セルモータ駆動回路123にセルモータ124を接続し、セルモータ駆動回路123を介してセルモータ124を駆動する構成とする。この構成により、エンジン68によって発電機101を駆動すると、発電機101によって発電される発電電力の電圧と電流量と周波数とがエンジン回転数の変動によって変化するが、これらを発電調整機116によって適正範囲に調整してから、充電器115によって蓄電池109に充電することができる。また、コントローラ111には、その入力側に接続された蓄電池109の電圧を検出する電圧検出手段を備えている。
また、駆動用電動モータ83の駆動力によって排出作業が行われている際に、出力回転数検出センサ122によって、伝動ギヤケース69の出力軸84の回転数が設定された回転数域から外れて低下したことが検出された場合には、コントローラ111から電動モータ96へ出力がなされ、排出クラッチ95が入り作動すると共に、この排出クラッチ95の入り作動がモニター121にグラフィック表示される。これによって、エンジン68の駆動力で入力プーリ70が回転し、第1入力軸71から第1ワンウェイクラッチ73を介して第1出力ギヤ74が駆動され、これに噛み合う入力ギヤ87が駆動される。駆動用電動モータ83は駆動を続けており、駆動用電動モータ83によって駆動される第2出力ギヤ80の回転数と、エンジン68の駆動力で駆動される第1出力ギヤ74とが一致しなくても、第1ワンウェイクラッチ73または第2ワンウェイクラッチ79が空転するため、駆動用電動モータ83の駆動力とエンジン68の駆動力とがぶつかることはない。従って、穀粒排出作業開始時の多大な駆動負荷または蓄電池109の電圧低下によって駆動用電動モータ83の出力回転が低下した場合に、エンジン68の駆動力によって伝動ギヤケース69の出力軸84の駆動をアシストすることとなる。このアシストにより、出力軸84の回転数が設定された回転数域内に維持されるように、電動モータ96への出力によって排出クラッチ95の接続作動または遮断作動を制御する構成とする。尚、上記モニター121の表示により、排出クラッチ(95)が自動的に接続されたことを操縦者が認識でき、蓄電池(109)のチェック等の対策を早期に行うことにより、穀粒排出作業の能率を維持し、収穫作業全体の能率を高めることができる。
3 機台
4 脱穀装置
5 穀粒貯留装置
5a 穀粒排出装置
6 原動部
7 操縦部
8 刈取装置
68 エンジン
69 伝動ギヤケース(伝動切換装置)
83 駆動用電動モータ(電動モータ)
95 排出クラッチ
101 発電機
109 蓄電池
111 コントローラ(制御装置)
121 モニター
Claims (2)
- 走行装置(2)の上側に機台(3)を設け、該機台(3)の左右一側部に脱穀装置(4)を設け、該機台(3)の左右他側部に穀粒排出装置(5a)を備えた穀粒貯留装置(5)を設け、該穀粒貯留装置(5)の前側にエンジン(68)を備えた原動部(6)を設け、該原動部(6)の前側に操縦部(7)を設け、該操縦部(7)及び脱穀装置(4)の前側に刈取装置(8)を設けたコンバインにおいて、前記エンジン(68)の駆動力によって発電する発電機(101)を設け、該発電機(101)によって発電された電力を蓄電する蓄電池(109)を設け、該蓄電池(109)に蓄電された電力によって駆動する電動モータ(83)を設け、排出クラッチ(95)を介して入力されるエンジン(68)の駆動力と排出クラッチ(95)を介することなく入力される電動モータ(83)の駆動力とのうち、他方よりも高速回転となった側の駆動力を穀粒排出装置(5a)側へ出力する伝動切換装置(69)を設け、電動モータ(83)の駆動力によって穀粒排出装置(5a)を駆動している状態で該穀粒排出装置(5a)の駆動回転数の低下が検出された場合に、排出クラッチ(95)を自動的に接続する制御装置(111)を設けたことを特徴とするコンバイン。
- 前記電動モータ(83)の駆動力によって穀粒排出装置(5a)を駆動している状態で該穀粒排出装置(5a)の駆動回転数の低下が検出された場合に、排出クラッチ(95)を自動的に接続すると共にモニター(121)にこの排出クラッチ(95)の自動接続状態を表示する制御装置(111)を設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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JP2015077089A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 株式会社クボタ | シリーズハイブリッドコンバイン |
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2008
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